JP2849593B2 - 軌道運動作用クランプ - Google Patents
軌道運動作用クランプInfo
- Publication number
- JP2849593B2 JP2849593B2 JP61109346A JP10934686A JP2849593B2 JP 2849593 B2 JP2849593 B2 JP 2849593B2 JP 61109346 A JP61109346 A JP 61109346A JP 10934686 A JP10934686 A JP 10934686A JP 2849593 B2 JP2849593 B2 JP 2849593B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- clamp
- shaped
- tightening
- tightening member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B1/00—Vices
- B25B1/06—Arrangements for positively actuating jaws
- B25B1/08—Arrangements for positively actuating jaws using cams
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q3/00—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
- B23Q3/02—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine for mounting on a work-table, tool-slide, or analogous part
- B23Q3/06—Work-clamping means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/44—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms
- B23Q1/50—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/54—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism two rotating pairs only
- B23Q1/5468—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism two rotating pairs only a single rotating pair followed parallelly by a single rotating pair
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B11/00—Work holders not covered by any preceding group in the subclass, e.g. magnetic work holders, vacuum work holders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B5/00—Clamps
- B25B5/06—Arrangements for positively actuating jaws
- B25B5/08—Arrangements for positively actuating jaws using cams
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B5/00—Clamps
- B25B5/16—Details, e.g. jaws, jaw attachments
- B25B5/163—Jaws or jaw attachments
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、加工物などを確実に保持するための急速作
動式小型クランプの改良、及びその一特定態様として、
その製作費が低廉でかつ加工段階の加工物の取付が容易
でかつ迅速な低い輪郭をもつ締付ができる新規かつ効果
的な軌道運動的作用クランプに関する。 当業者においては極めて多数の形式のクランプが従来
から知られ、それらのものは、対称物を所定位置に圧着
または保持し、同時にそれら対称物が或る方法で処理さ
れる運動を実施するためのスクリューねじ、くさび及び
／またはカムのような機構を利用している。例えば、工
作機械作業に関して、種々の形状及び嵩の加工物にまち
まちに作用するように設計された多くの種類の勤力工具
が用いられ、経済上で、実質的に可成りの数のそのよう
な加工物が、もしそれらの加工物が比較的小型である場
合には、一緒に集合されて加工物群として加工され、ま
た当然のことながら加工物を確実に保持するのに、どの
ような強力な締付け作用を用いる場合でも加工作業を妨
げたり過度に遅延させないこと、また、加工物を迅速に
かつ容易に締付け及び解放できることがしばしば必要と
する。加工される加工物の締付棒部材を押接するのにス
クリューねじを用いるシステムが米国特許4,526,354に
開示されているが、この装置では、棒部材は加工物の全
長に亘って延びかつ締付け解放に便利なように複数のば
ねを使用している。米国特許4,208,045においては、工
作機械に保持圧力を加えるのにくさび作用が利用されて
いるが、この装置は複雑かつ嵩が大きく、かつ多数の小
型部品を保持するのに用いるには不便である。米国特許
2,788,688のカム作用式クランプに関しては、ベンチバ
イスにレバー操作式カムを使用し、また米国特許2,430,
613では所定位置にねじ式に固定される偏心くさびブロ
ックの役目を果たすカムが用いられ、また米国特許4,15
7,819及び4,477,064にはそれぞれ一対の、反対方向にら
旋運動するクランプ及び偏心的に旋回するディスクが示
され、これらは共に不慮の弛緩に抗するのにくさび作用
を依存している。 本発明は、高さが低くかつサイズが小さくしかも機械
などに締付けかつ保持されかつ機械などに妨げられずに
接近でき、かつ高い費用を伴わずしかも使用者の技倆を
要せずに実施できる装置を改良することを目的とする。
一好適実施例において、加工のために取付けられるプラ
テン上に多数の加工物の各所定位置に普通のナット及び
ボルトに類似した或る程度の簡単さと正確さをもつ特種
の２部品から成る調節式クランプを有する。各クランプ
のボルト形部分はプラテンの協働するねじ穴内に螺合す
るねじ山をもつ下方端を有し、かつ軌道運動的なカム作
用運動するようにまわりに浅いナット形部分がソケット
状に形成された偏心的に偏位された上方端をもつ。上記
の目的を果たすために、２部品組み合わせ体のナット形
部分は、ボルト形部分の偏心的に偏位された上方端の軸
線まわりで相対角運動するための密接に嵌り合い、かつ
その横方向周縁は「平坦」な、または何か他の好適な締
付け面をあらわすように形状づけられ、前記締付け面は
隣接する加工物の側部と係合し、それにより加工物の回
転を抑止する。その代りに、ボルト形部分が例えばその
上方端の受け入れ六角ソケット内に嵌め込まれたアレン
（Allen）レンチを用いて回転されると、角度的に抑止
されたナット形カム部分が軌道運動を行ない、その締付
け面はわずかに角半回転で偏心的偏位量に等しい量だけ
横方向に移動するであろう。そのような軌道運動的に誘
起された横方向への運動は、プラテン上の他の固定位置
決め手段と協働して、加工物上に強い締付け作用を与え
るのに十分な効果をもち、かつ、ひとたび緊締される
と、この組み合わせ体は反対方向へのレンチ作用によっ
て意図的に解放されるまでは固定状態を保つ。 従って、本発明の１つの目的は、加工物を加工するた
めの新規かつ改良された軌道運動的作用クランプを提供
するにあり、該クランプはその構造が極めて簡単かつ経
済的で、しかも好適に低い形態で信頼性の高い強力な締
付け作用を発揮する。 本発明の他の目的は、角度的に調節可能な軸の偏心的
に偏位された軸受部分まわりで回転されるクランプ部材
の軌道運動的に誘起された運動によって新規な締付け作
用を提供するにある。 新規性をもつと考えられる本発明の諸特徴及び諸態様
は本発明の特許請求の範囲に示されているが、本発明の
好適な実施及びさらに別の目的及び特徴についての詳細
は、図面を参照しての以下の詳細説明によって容易に解
放されるであろう。 各図面について、同一または相当する部品には類似の
参照記号を付記された図のうち、特に第１図から第７図
までにおいて、改良型軌道運動的作用クランプ装置の一
実施例14が示され、該装置はボルト形部分15及びこれと
協働するナット形軌道運動的作用クランプ部材16を含
み、これらは共にクランプのボルト形部分の外ねじ山を
もつ下方端15Aを収容するテーパ穴17Aによって取付プラ
テン17上に組付けられる。図示の浅いクランプ部材16は
18で示すような加工物（第７図）の締付け及び解放を行
なうため軌道運動を実施し、６つの対称側面または「平
坦面」16A〜16Fをもち、これらの面はこのクランプ部材
に六角機械ナットの形態を与える。説明目的として、こ
れらの側面は６面より多くまたは少ない場合もあり、ま
たはこのような平坦側面は別の形状とすることもできる
が、いずれの場合も、それらの側面は或る種の適合する
形状の化合物と係合されなければならず、その場合、そ
れ自身の中心軸線19〜19（第4,5,6及び７図）まわりで
クランプ部材が回転するのを抑止し、それによって協働
するボルト形部材15の偏心的に偏位した上方端15Bの作
用を受けて軌道運動させる。この上方端は本質的に円筒
形周辺15Cをもちその縦方向中心軸線19′−19′は部材1
5のねじ山付き下方端の平行な縦軸線21−21から僅かな
量20（第2,3,5及び６図）だけ横方向に偏位する。円筒
形周辺15Cは浅いナット形クランプ部材16の密接に嵌め
合う内側軸受面16G用のクランプ軸軸受外側面として用
いられ、この内側軸受面は軸線19−19に沿って中心をも
つ円筒形内孔16Hによって形成される。薄い肩部161（第
1,4図）は内孔の底部に形成され、その内径22（第４
図）はクランク軸軸受面15C及び16Gの直径23よりも小さ
いが、部材15のねじ山付き下方端の直径と前記横方向偏
位量20との和よりも僅かに大きい。第６図から明らかな
ように、前記の僅かな超過量は24のような必要なスペー
スを残し、これは部材15の下方端15Aとの引っかかりを
生ぜずに、部材15まわりの軌道運動に適合させる。 協働するクランプ部材16及び15が、内孔16H内に偏心
上方端15Bを当接して十分にはめ合わされるとき、軸線1
9−19と19′−19′は合致し、クランプ部材16は部材15
の中心縦軸線21−21に対して本質的に偏心関係で偏位さ
れ、この偏心関係は、ねじ山付き下方端15Aが取付部材1
7の内ねじ山穴17A内に螺合される。ここで重要なこと
は、ボルト形部材は取付部材のねじ山付き穴内に完全に
緊締されずにほぼ１回転または１回転半だけねじ戻さ
れ、それによりナット形クランプ部材16は引っかかって
プラテン17と不動になることはない。当該実施例におい
て、ボルト形部材の上方端15Bは普通形状の六角ソケッ
トをもち、その中に普通のアレンレンチ24A（第７図）
が挿入されて部材15を回転して部材16の軌道運動的締付
け作用を行なわせる。ほぼ1/4回転することによって16A
（第５図）のようなクランプ平坦部の１つが距離24だけ
横方向に移動し、これはボルト形偏心部分15Bが軸線21
まわりに矢印26の方向に1/4回転されるとき部材16の時
計方向への非回転軌道運動的移動量をあらわす破線25で
示される前述の偏位量20とほぼ同じである。この量の２
倍に相当する最大横方向軌道運動的移動量は、ボルト形
部材15を完全に半回転するだけで得られる。第７図は、
このクランプ組立体が取付部材17上に載置された加工物
18を固定する方法を示し、クランプ平坦部または面16A
は、少くとも１の固定された機械的停止面17Bと係合さ
れて確実に該停止面と当接保持される。加工物の装置へ
の締付け及び解放は、単に挿入したレンチ24Aを部分回
転させるだけで迅速に実施でき、クランプ組立体は著る
しく高さが浅いので、加工物と係合しまたはその上を通
る場合にも工作機械が邪魔になったりそれと干渉するこ
とを避ける。経済的な自動加工装置によくあるような、
かつ小型で背の低い急速締付け及び解放作用によって特
別な利点をあらわす小型多重加工物加工装置が第８図に
示され、この場合、各クランプは既述の形式のもので、
かつ数個の加工物27が停止ピン28によってさらに位置決
めされている。 偏心的に変位された上方端15Bをもつボルト形部材15
の組立用の１つの便利な低費用の実施方法は、外部にね
じ山を設けた下方軸部と同様にその丸形頭部内に有用な
六角形ナットを既に有する熱処理鋼で造られたような市
販されているボタン形丸頭スクリューを特別に加工する
ことを含む。このようなスクリューの頭部は最初は第２
図及び第３図の破線29によって示されるような輪郭をも
ち、かつこの発明用として、所望の偏心円筒形軸受面15
Cを越えて横方向に延びる材料は加工によって簡単に除
去される。ナット形クランプ部材16は真鍮のような幾分
低い硬さの材料を用いることが好適で、かつ従って加工
物を傷つけたり高価な工具を不注意に破損するおそれが
少なく、その製作にも比較的簡単な加工を必要とするの
みである。 或る使用目的に対しては、この取外し式締付け装置は
それ自身取付プラテンのねじ山付き内孔とはめ合わされ
ずに特殊の取付要素を有効に具備する。そのような配置
を第９図に示し、ここにおいて、既述形式のボルト形部
材15及びナット形クランプ部材16が、倒立「Ｔ」形の溝
穴31をもつ既知の形式のテーブルであるＴ−溝穴付きテ
ーブル30の加工物取付部と組み合わされる。対応する形
状の溝穴31内に適合する組み合わされたＴ形ナット部材
32がクランプ部材をテーブル上に取付けるのに用いら
れ、このナット部材は止めねじ32Aを有し、これを締付
けることによってナット部材を緊締かつ固定位置に押圧
する。ナット部材をテーブル上の所望位置に配置かつ固
定した状態で、次に軌道運動的クランプ部材16が協働す
る部材15を介してレンチを用いて調節されて加工物18を
迅速に締付けまたは解放する。 第10図はボルト形クランプ部材15の別の変形例32を示
し、この部材は既述の図に示された六角ソケット付きキ
ャップとは異なる溝穴付き偏心キャップ132Bをもち、溝
穴132Dはねじ回しを受入れるためのものである。これ
は、普通形式または例えばフィリップスクリューに代え
て使用することもできる。 第11図に示す構造において、ボルト部材33は同様に類
似の部材15であるが、第１〜3,5及び６図に見られるも
のとは異なる偏心偏位された六角ソケット付き上方端ま
たはキャップ33Bをもち、かつ偏心軸線20−20まわりの
回転面ではあるがその周縁33Cは円筒形ではなく下向き
にテーパをもつ截頭円錐形状をもつ。これにより、部材
16と類似で１つまたは複数の周縁「平坦部」または他の
加工物係合用側面（第11図には不図示）をもつ協働する
ナット形クランプ部材34に、環状肩部16I（第１図）の
ような任意の下方保持肩部などを形成させる必要を無く
す。その代りに、「クランク軸」外側軸受面33Cと密接
に適合するその内側軸受面は図示のように対応するテー
パ面を形成することが必要であるのみで、ひとたびボル
トのねじ山付き端部33Aが適切な取付板、Ｔ形ナットな
どの中に係合されれば、不慮に外れたりするおそれなく
保持される。既述の組立体の場合のような、一杯に締付
けることは避けられる。 第12図は、ナット形クランプ部材35を示し、この部材
は特殊目的に適合するように変更され、例えば１つの面
はアングル型ブラケット部分35Aの一部分でありかつ他
の面35Bは半径方向に短い距離にあってかつ下向き傾斜
をもち、この傾斜は取付部材17上に薄い加工物を保持す
る場合に助けとなる。特別な要求に応ずるための別の加
工物係合面を別のクランプ部材36と共に第13図に示し、
この部材は一般には部材16と類似するが、異なるところ
は切り込み36B及びセレーション状の粗面36C及び凹曲面
36Dを含むことにある。第12図及び第13図のクランプ部
材の種々の加工物係合態様のそれぞれは勿論、単独でま
たは反復し、あるいは組み合わせて用いられる。 プラスチックあるいは既述以外の金属も使用目的に適
合するように、一方または両方のクランプ部材のいずれ
かに対して代替できる。好適構造は、既述された保持用
肩部またはテーパ対テーパはめ合いのような手段によっ
て、ボルト形及びナット形クランプ部材間を連結する機
構を含むが、或る場合には、ナット形クランプ部材を協
働するねじ山付きボルト形部材を完全にはねじ戻さず
に、別の形状またはサイズのものから取外し可能及び交
換可能にさせ、磁気引力またはスナップ嵌め手段によっ
てナット形部材を取付部材に及び／またはボルト形部材
に保持して、例えば構成中に望ましくない分離を避ける
ことが好ましい。勿論、バイス式、チャック式または他
の配列形式で加工物を固定するのに複数のクランプ組立
体が使用できる。付加的な部品の使用は一般に好ましく
はないが、必要な偏心偏位が別の対称型ボルトの上方端
に偏心的にキー止めされた別個の部品によって提供され
た組立体を用いて同様な作用結果が認められる。ボルト
形部材は、或る場合には、ひとたび締付け作用が生じれ
ば、所定位置に固定される。ゆえに、この明細書におい
て既述かつ図示された特定の実施方法及び実施例は本発
明の開示のために用いられたものでそれに限定するもの
ではなく、かつ本発明の広義の態様及び特許請求の範囲
に記載の本発明の要旨ならび範囲から逸脱することな
く、種々の変更、組み合わせ及び代替態様が当業者によ
って実施されることが理解されるであろう。
動式小型クランプの改良、及びその一特定態様として、
その製作費が低廉でかつ加工段階の加工物の取付が容易
でかつ迅速な低い輪郭をもつ締付ができる新規かつ効果
的な軌道運動的作用クランプに関する。 当業者においては極めて多数の形式のクランプが従来
から知られ、それらのものは、対称物を所定位置に圧着
または保持し、同時にそれら対称物が或る方法で処理さ
れる運動を実施するためのスクリューねじ、くさび及び
／またはカムのような機構を利用している。例えば、工
作機械作業に関して、種々の形状及び嵩の加工物にまち
まちに作用するように設計された多くの種類の勤力工具
が用いられ、経済上で、実質的に可成りの数のそのよう
な加工物が、もしそれらの加工物が比較的小型である場
合には、一緒に集合されて加工物群として加工され、ま
た当然のことながら加工物を確実に保持するのに、どの
ような強力な締付け作用を用いる場合でも加工作業を妨
げたり過度に遅延させないこと、また、加工物を迅速に
かつ容易に締付け及び解放できることがしばしば必要と
する。加工される加工物の締付棒部材を押接するのにス
クリューねじを用いるシステムが米国特許4,526,354に
開示されているが、この装置では、棒部材は加工物の全
長に亘って延びかつ締付け解放に便利なように複数のば
ねを使用している。米国特許4,208,045においては、工
作機械に保持圧力を加えるのにくさび作用が利用されて
いるが、この装置は複雑かつ嵩が大きく、かつ多数の小
型部品を保持するのに用いるには不便である。米国特許
2,788,688のカム作用式クランプに関しては、ベンチバ
イスにレバー操作式カムを使用し、また米国特許2,430,
613では所定位置にねじ式に固定される偏心くさびブロ
ックの役目を果たすカムが用いられ、また米国特許4,15
7,819及び4,477,064にはそれぞれ一対の、反対方向にら
旋運動するクランプ及び偏心的に旋回するディスクが示
され、これらは共に不慮の弛緩に抗するのにくさび作用
を依存している。 本発明は、高さが低くかつサイズが小さくしかも機械
などに締付けかつ保持されかつ機械などに妨げられずに
接近でき、かつ高い費用を伴わずしかも使用者の技倆を
要せずに実施できる装置を改良することを目的とする。
一好適実施例において、加工のために取付けられるプラ
テン上に多数の加工物の各所定位置に普通のナット及び
ボルトに類似した或る程度の簡単さと正確さをもつ特種
の２部品から成る調節式クランプを有する。各クランプ
のボルト形部分はプラテンの協働するねじ穴内に螺合す
るねじ山をもつ下方端を有し、かつ軌道運動的なカム作
用運動するようにまわりに浅いナット形部分がソケット
状に形成された偏心的に偏位された上方端をもつ。上記
の目的を果たすために、２部品組み合わせ体のナット形
部分は、ボルト形部分の偏心的に偏位された上方端の軸
線まわりで相対角運動するための密接に嵌り合い、かつ
その横方向周縁は「平坦」な、または何か他の好適な締
付け面をあらわすように形状づけられ、前記締付け面は
隣接する加工物の側部と係合し、それにより加工物の回
転を抑止する。その代りに、ボルト形部分が例えばその
上方端の受け入れ六角ソケット内に嵌め込まれたアレン
（Allen）レンチを用いて回転されると、角度的に抑止
されたナット形カム部分が軌道運動を行ない、その締付
け面はわずかに角半回転で偏心的偏位量に等しい量だけ
横方向に移動するであろう。そのような軌道運動的に誘
起された横方向への運動は、プラテン上の他の固定位置
決め手段と協働して、加工物上に強い締付け作用を与え
るのに十分な効果をもち、かつ、ひとたび緊締される
と、この組み合わせ体は反対方向へのレンチ作用によっ
て意図的に解放されるまでは固定状態を保つ。 従って、本発明の１つの目的は、加工物を加工するた
めの新規かつ改良された軌道運動的作用クランプを提供
するにあり、該クランプはその構造が極めて簡単かつ経
済的で、しかも好適に低い形態で信頼性の高い強力な締
付け作用を発揮する。 本発明の他の目的は、角度的に調節可能な軸の偏心的
に偏位された軸受部分まわりで回転されるクランプ部材
の軌道運動的に誘起された運動によって新規な締付け作
用を提供するにある。 新規性をもつと考えられる本発明の諸特徴及び諸態様
は本発明の特許請求の範囲に示されているが、本発明の
好適な実施及びさらに別の目的及び特徴についての詳細
は、図面を参照しての以下の詳細説明によって容易に解
放されるであろう。 各図面について、同一または相当する部品には類似の
参照記号を付記された図のうち、特に第１図から第７図
までにおいて、改良型軌道運動的作用クランプ装置の一
実施例14が示され、該装置はボルト形部分15及びこれと
協働するナット形軌道運動的作用クランプ部材16を含
み、これらは共にクランプのボルト形部分の外ねじ山を
もつ下方端15Aを収容するテーパ穴17Aによって取付プラ
テン17上に組付けられる。図示の浅いクランプ部材16は
18で示すような加工物（第７図）の締付け及び解放を行
なうため軌道運動を実施し、６つの対称側面または「平
坦面」16A〜16Fをもち、これらの面はこのクランプ部材
に六角機械ナットの形態を与える。説明目的として、こ
れらの側面は６面より多くまたは少ない場合もあり、ま
たはこのような平坦側面は別の形状とすることもできる
が、いずれの場合も、それらの側面は或る種の適合する
形状の化合物と係合されなければならず、その場合、そ
れ自身の中心軸線19〜19（第4,5,6及び７図）まわりで
クランプ部材が回転するのを抑止し、それによって協働
するボルト形部材15の偏心的に偏位した上方端15Bの作
用を受けて軌道運動させる。この上方端は本質的に円筒
形周辺15Cをもちその縦方向中心軸線19′−19′は部材1
5のねじ山付き下方端の平行な縦軸線21−21から僅かな
量20（第2,3,5及び６図）だけ横方向に偏位する。円筒
形周辺15Cは浅いナット形クランプ部材16の密接に嵌め
合う内側軸受面16G用のクランプ軸軸受外側面として用
いられ、この内側軸受面は軸線19−19に沿って中心をも
つ円筒形内孔16Hによって形成される。薄い肩部161（第
1,4図）は内孔の底部に形成され、その内径22（第４
図）はクランク軸軸受面15C及び16Gの直径23よりも小さ
いが、部材15のねじ山付き下方端の直径と前記横方向偏
位量20との和よりも僅かに大きい。第６図から明らかな
ように、前記の僅かな超過量は24のような必要なスペー
スを残し、これは部材15の下方端15Aとの引っかかりを
生ぜずに、部材15まわりの軌道運動に適合させる。 協働するクランプ部材16及び15が、内孔16H内に偏心
上方端15Bを当接して十分にはめ合わされるとき、軸線1
9−19と19′−19′は合致し、クランプ部材16は部材15
の中心縦軸線21−21に対して本質的に偏心関係で偏位さ
れ、この偏心関係は、ねじ山付き下方端15Aが取付部材1
7の内ねじ山穴17A内に螺合される。ここで重要なこと
は、ボルト形部材は取付部材のねじ山付き穴内に完全に
緊締されずにほぼ１回転または１回転半だけねじ戻さ
れ、それによりナット形クランプ部材16は引っかかって
プラテン17と不動になることはない。当該実施例におい
て、ボルト形部材の上方端15Bは普通形状の六角ソケッ
トをもち、その中に普通のアレンレンチ24A（第７図）
が挿入されて部材15を回転して部材16の軌道運動的締付
け作用を行なわせる。ほぼ1/4回転することによって16A
（第５図）のようなクランプ平坦部の１つが距離24だけ
横方向に移動し、これはボルト形偏心部分15Bが軸線21
まわりに矢印26の方向に1/4回転されるとき部材16の時
計方向への非回転軌道運動的移動量をあらわす破線25で
示される前述の偏位量20とほぼ同じである。この量の２
倍に相当する最大横方向軌道運動的移動量は、ボルト形
部材15を完全に半回転するだけで得られる。第７図は、
このクランプ組立体が取付部材17上に載置された加工物
18を固定する方法を示し、クランプ平坦部または面16A
は、少くとも１の固定された機械的停止面17Bと係合さ
れて確実に該停止面と当接保持される。加工物の装置へ
の締付け及び解放は、単に挿入したレンチ24Aを部分回
転させるだけで迅速に実施でき、クランプ組立体は著る
しく高さが浅いので、加工物と係合しまたはその上を通
る場合にも工作機械が邪魔になったりそれと干渉するこ
とを避ける。経済的な自動加工装置によくあるような、
かつ小型で背の低い急速締付け及び解放作用によって特
別な利点をあらわす小型多重加工物加工装置が第８図に
示され、この場合、各クランプは既述の形式のもので、
かつ数個の加工物27が停止ピン28によってさらに位置決
めされている。 偏心的に変位された上方端15Bをもつボルト形部材15
の組立用の１つの便利な低費用の実施方法は、外部にね
じ山を設けた下方軸部と同様にその丸形頭部内に有用な
六角形ナットを既に有する熱処理鋼で造られたような市
販されているボタン形丸頭スクリューを特別に加工する
ことを含む。このようなスクリューの頭部は最初は第２
図及び第３図の破線29によって示されるような輪郭をも
ち、かつこの発明用として、所望の偏心円筒形軸受面15
Cを越えて横方向に延びる材料は加工によって簡単に除
去される。ナット形クランプ部材16は真鍮のような幾分
低い硬さの材料を用いることが好適で、かつ従って加工
物を傷つけたり高価な工具を不注意に破損するおそれが
少なく、その製作にも比較的簡単な加工を必要とするの
みである。 或る使用目的に対しては、この取外し式締付け装置は
それ自身取付プラテンのねじ山付き内孔とはめ合わされ
ずに特殊の取付要素を有効に具備する。そのような配置
を第９図に示し、ここにおいて、既述形式のボルト形部
材15及びナット形クランプ部材16が、倒立「Ｔ」形の溝
穴31をもつ既知の形式のテーブルであるＴ−溝穴付きテ
ーブル30の加工物取付部と組み合わされる。対応する形
状の溝穴31内に適合する組み合わされたＴ形ナット部材
32がクランプ部材をテーブル上に取付けるのに用いら
れ、このナット部材は止めねじ32Aを有し、これを締付
けることによってナット部材を緊締かつ固定位置に押圧
する。ナット部材をテーブル上の所望位置に配置かつ固
定した状態で、次に軌道運動的クランプ部材16が協働す
る部材15を介してレンチを用いて調節されて加工物18を
迅速に締付けまたは解放する。 第10図はボルト形クランプ部材15の別の変形例32を示
し、この部材は既述の図に示された六角ソケット付きキ
ャップとは異なる溝穴付き偏心キャップ132Bをもち、溝
穴132Dはねじ回しを受入れるためのものである。これ
は、普通形式または例えばフィリップスクリューに代え
て使用することもできる。 第11図に示す構造において、ボルト部材33は同様に類
似の部材15であるが、第１〜3,5及び６図に見られるも
のとは異なる偏心偏位された六角ソケット付き上方端ま
たはキャップ33Bをもち、かつ偏心軸線20−20まわりの
回転面ではあるがその周縁33Cは円筒形ではなく下向き
にテーパをもつ截頭円錐形状をもつ。これにより、部材
16と類似で１つまたは複数の周縁「平坦部」または他の
加工物係合用側面（第11図には不図示）をもつ協働する
ナット形クランプ部材34に、環状肩部16I（第１図）の
ような任意の下方保持肩部などを形成させる必要を無く
す。その代りに、「クランク軸」外側軸受面33Cと密接
に適合するその内側軸受面は図示のように対応するテー
パ面を形成することが必要であるのみで、ひとたびボル
トのねじ山付き端部33Aが適切な取付板、Ｔ形ナットな
どの中に係合されれば、不慮に外れたりするおそれなく
保持される。既述の組立体の場合のような、一杯に締付
けることは避けられる。 第12図は、ナット形クランプ部材35を示し、この部材
は特殊目的に適合するように変更され、例えば１つの面
はアングル型ブラケット部分35Aの一部分でありかつ他
の面35Bは半径方向に短い距離にあってかつ下向き傾斜
をもち、この傾斜は取付部材17上に薄い加工物を保持す
る場合に助けとなる。特別な要求に応ずるための別の加
工物係合面を別のクランプ部材36と共に第13図に示し、
この部材は一般には部材16と類似するが、異なるところ
は切り込み36B及びセレーション状の粗面36C及び凹曲面
36Dを含むことにある。第12図及び第13図のクランプ部
材の種々の加工物係合態様のそれぞれは勿論、単独でま
たは反復し、あるいは組み合わせて用いられる。 プラスチックあるいは既述以外の金属も使用目的に適
合するように、一方または両方のクランプ部材のいずれ
かに対して代替できる。好適構造は、既述された保持用
肩部またはテーパ対テーパはめ合いのような手段によっ
て、ボルト形及びナット形クランプ部材間を連結する機
構を含むが、或る場合には、ナット形クランプ部材を協
働するねじ山付きボルト形部材を完全にはねじ戻さず
に、別の形状またはサイズのものから取外し可能及び交
換可能にさせ、磁気引力またはスナップ嵌め手段によっ
てナット形部材を取付部材に及び／またはボルト形部材
に保持して、例えば構成中に望ましくない分離を避ける
ことが好ましい。勿論、バイス式、チャック式または他
の配列形式で加工物を固定するのに複数のクランプ組立
体が使用できる。付加的な部品の使用は一般に好ましく
はないが、必要な偏心偏位が別の対称型ボルトの上方端
に偏心的にキー止めされた別個の部品によって提供され
た組立体を用いて同様な作用結果が認められる。ボルト
形部材は、或る場合には、ひとたび締付け作用が生じれ
ば、所定位置に固定される。ゆえに、この明細書におい
て既述かつ図示された特定の実施方法及び実施例は本発
明の開示のために用いられたものでそれに限定するもの
ではなく、かつ本発明の広義の態様及び特許請求の範囲
に記載の本発明の要旨ならび範囲から逸脱することな
く、種々の変更、組み合わせ及び代替態様が当業者によ
って実施されることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
第１〜２図は本願発明の１実施例を示す斜視図および平
面図，第３〜４図は他の実施例を示す正面図および断面
図，第５〜６図は他の実施例を示す平面図，第７図は本
願発明の使用例を示す一部断面斜視図，第８図は本願発
明の他の使用例を示す一部断面斜視図，第９図は本願発
明の他の実施例を示す一部断面斜視図，第10図は本願発
明の他の実施例を示す正面図，第11〜12図は本願発明の
他の実施例を示す一部断面正面図，第13図は本願発明の
他の実施例を示す平面図である。 14……クランプ装置、15……ボルト形部材、15A……下
方端、15B……上方端、15C……軸受面、15D……六角ソ
ケット、16……ナット形部材、16A……平坦部、16B……
平坦部、16C……平坦部、16D……平坦部、16E……平坦
部、16F……平坦部、16G……軸受面、16H……内孔、16I
……肩部、17……取付プラテン、17A……内ねじ穴、17B
……停止面、18……加工物、19……軸線、19′……中心
縦軸線、20……偏位量、21……軸線、22……内径、23…
…クランク軸直径、24……スペース,24A……アレンレン
チ、25……移動輪郭、26……矢印、27……加工物、28…
…止めピン、29……原始輪郭、30……テーブル、31……
溝穴、32……ナット部材、32A……止めねじ、132……ボ
ルト形部材、132B……キャップ、132D……溝穴、33……
ボルト部材、33A……ボルトねじ山端、33B……上方端、
33C……周縁、34……ナット形クランプ部材、34A……内
側軸受面、35……ナット形クランプ部材、35A……アン
グル型ブラケット部分、35B……傾斜面部分、36……ク
ランプ部材、36B……切り込み、36C……粗面、36D……
凹曲面。
面図，第３〜４図は他の実施例を示す正面図および断面
図，第５〜６図は他の実施例を示す平面図，第７図は本
願発明の使用例を示す一部断面斜視図，第８図は本願発
明の他の使用例を示す一部断面斜視図，第９図は本願発
明の他の実施例を示す一部断面斜視図，第10図は本願発
明の他の実施例を示す正面図，第11〜12図は本願発明の
他の実施例を示す一部断面正面図，第13図は本願発明の
他の実施例を示す平面図である。 14……クランプ装置、15……ボルト形部材、15A……下
方端、15B……上方端、15C……軸受面、15D……六角ソ
ケット、16……ナット形部材、16A……平坦部、16B……
平坦部、16C……平坦部、16D……平坦部、16E……平坦
部、16F……平坦部、16G……軸受面、16H……内孔、16I
……肩部、17……取付プラテン、17A……内ねじ穴、17B
……停止面、18……加工物、19……軸線、19′……中心
縦軸線、20……偏位量、21……軸線、22……内径、23…
…クランク軸直径、24……スペース,24A……アレンレン
チ、25……移動輪郭、26……矢印、27……加工物、28…
…止めピン、29……原始輪郭、30……テーブル、31……
溝穴、32……ナット部材、32A……止めねじ、132……ボ
ルト形部材、132B……キャップ、132D……溝穴、33……
ボルト部材、33A……ボルトねじ山端、33B……上方端、
33C……周縁、34……ナット形クランプ部材、34A……内
側軸受面、35……ナット形クランプ部材、35A……アン
グル型ブラケット部分、35B……傾斜面部分、36……ク
ランプ部材、36B……切り込み、36C……粗面、36D……
凹曲面。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭59−81029（ＪＰ，Ａ)
実開 昭58−173404（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭49−44979（ＪＰ，Ｕ)
実公 昭37−13919（ＪＰ，Ｙ１)
米国特許1685899（ＵＳ，Ａ)
米国特許1102814（ＵＳ，Ａ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．軸線まわりで角度的に可動でありかつ前記軸線まわ
りで角度的に調節されるように取付部材に支持された下
方部分を有しかつ前記軸線に対して偏心的に横方向へ偏
位した中心を持つ外周軸受面を有する偏心部分をその上
方に持つ第１締付部材、及び前記外周軸受面まわりに密
接に嵌め合わされた内周軸受面を持ちかつさらに前記軸
受面から横方向に偏位された少なくとも１つの外側の加
工物係合面を持つ第２締付部材を含み、 前記第一締付部材は、前記軸線に対して偏心的に偏位さ
れた中心と同心の回転面がほぼ截頭円錐形でかつ前記軸
線に沿って下向きに大直径部から小直径部へテーパする
少なくとも１つの前記周縁面を含み、 前記第１締付部材の前記下方部分は、前記軸線まわりの
その向きを角度的に調節する装置をさらに含み、それは
工作機械の取り付け溝穴内を滑動可能に大きさと形状が
決められる滑動部材に対して角度的に調節可能であり、
前記滑動部材は前記溝穴内においてその位置を固定する
固定装置を含み、 それによって、前記第２締付部材が前記軸線まわりに軌
道運動されてその前記外側の加工物係合面を前記軸線に
対し移動して第１締付部材の向きを角度的に調節する前
記装置によって前記第１締付部材を前記軸線まわりに１
回転半を超えない量だけ角度的に調節することによって
隣接の加工物を係合及び解放する軌道運動作用クラン
プ。 ２．化合物と前記第２締付部材の前記外側の加工物係合
面間の最大距離が、前記軸線と前記第１締付部材の前記
外周軸受面の中心間の横方向偏位量の２倍を超えず、か
つ少なくとも１つの前記周縁面が前記軸線に対して偏心
的に偏位された前記中心と同心の回転面を含む特許請求
の範囲第１項記載の軌道運動的作用クランプ。 ３．前記周縁面が共に回転面を含み、前記第１締付部材
の前記下方部分がその前記偏心部分と一体に形成され、
かつ前記加工物係合面が前記軸線に対してほぼ横方向
に、かつ間隔を保って延びるほぼ平坦面を含む特許請求
の範囲第２項記載の軌道運動的作用クランプ。 ４．前記回転面がほぼ截頭円錐形でかつ前記軸線に沿っ
て下向きに大直径部から小直径部へテーパし、それによ
り、前記第２締付部材が、前記第１及び第２締付部材が
合体嵌め合わされかつ前記第１締付部材が取付部材に支
持されたとき、前記第２締付部材が前記第１締付部材か
ら分離するのを防止される特許請求の範囲第３項記載の
軌道運動的作用クランプ。 ５．前記第１締付部材の前記下方部分が、取付部材の内
ねじ山部分を持つ開口内に支持されるための外ねじ山部
分であり、かつ前記下方部分が前記第１締付部材の前記
偏心部分と一体に形成されかつ該部分よりも小さい直径
を持つ特許請求の範囲第２項記載の軌道運動的作用クラ
ンプ。 ６．前記第１締付部材の角度方向を角度的に調節する前
記部材が、前記偏心部分の上方露出端に形状凹部を含
み、前記凹部が前記軸線まわりで回転トルクを前記第１
締付部材に与える分離可能な工具の協動的に形状づけら
れた端部を受け入れるように形状づけられる特許請求の
範囲第５項記載の軌道運動的作用クランプ。 ７．前記凹部がアレン（Allen）レンチを受け入れるよ
うに形状づけられた六角ソケットを含む特許請求の範囲
第６項記載の軌道運動的作用クランプ。 ８．前記第１締付部材が六角ソケット付きボタン形丸頭
スクリューを含み、該スクリュー材料が丸頭部分から前
記偏心部分を形成するように除去される特許請求の範囲
第７項記載の軌道運動的作用クランプ。 ９．前記第１締付部材の前記下方部分が、Ｔ形溝穴付き
工作機械の形態の取付部材のＴ形溝穴内を滑動可能でか
つ溝穴と固定されるＴ形ナットに対して固定されかつ該
Ｔ形ナットに対し前記軸線まわりに角度的に調節可能で
ある特許請求の範囲第２項記載の軌道運動的作用クラン
プ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US83809286A | 1986-03-10 | 1986-03-10 | |
| US838092 | 1986-03-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62215107A JPS62215107A (ja) | 1987-09-21 |
| JP2849593B2 true JP2849593B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=25276238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61109346A Expired - Lifetime JP2849593B2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-05-13 | 軌道運動作用クランプ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0236537B1 (ja) |
| JP (1) | JP2849593B2 (ja) |
| KR (1) | KR870008657A (ja) |
| DE (1) | DE3683759D1 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2620363B1 (fr) * | 1987-09-15 | 1994-08-12 | Carossino Freres | Ensemble de bridage de pieces a usiner |
| CH686294A5 (de) * | 1988-08-11 | 1996-02-29 | Buchter Formenbau Ag | Schnellspann-Einrichtung. |
| DE4305260A1 (de) * | 1993-02-20 | 1994-08-25 | Haeberle Gerhard Fa | Werkstückspannvorrichtung |
| IT1268004B1 (it) * | 1994-02-02 | 1997-02-20 | Giuseppe Lambertini | Dispositivo per il bloccaggio di un pezzo su un piano d'appoggio, quale una tavola di macchina operatrice. |
| US8905822B2 (en) * | 2011-10-07 | 2014-12-09 | Black & Decker Inc. | Clamp nut |
| CN103962985A (zh) * | 2014-05-27 | 2014-08-06 | 中国电子科技集团公司第四十三研究所 | 偏心式快速夹紧工装及工件夹持方法 |
| US9475172B2 (en) | 2014-07-15 | 2016-10-25 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Adjustable guard for power tool |
| CN109318139B (zh) * | 2018-10-16 | 2024-04-02 | 广东开放大学（广东理工职业学院） | 一种用于加工分体式光学零件的加工夹具 |
| CN109605250B (zh) * | 2019-02-14 | 2023-09-01 | 深圳市杰普特光电股份有限公司 | 中心定位机构及设备 |
| CN116276182B (zh) * | 2023-05-22 | 2023-07-21 | 常州浩铭机械制造有限公司 | 一种端盖内涨式车削夹具 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1102814A (en) | 1912-12-17 | 1914-07-07 | Gabriel Streit | Scythe. |
| US1685899A (en) | 1923-10-04 | 1928-10-02 | Kearney & Trecker Corp | Clamping device |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2430613A (en) * | 1945-03-15 | 1947-11-11 | Robert W Hodge | Work holding means |
| DE1132060B (de) * | 1958-03-22 | 1962-06-20 | Westinger & Altenburger | Vorrichtung zum Festklemmen eines Geraetes |
| JPS5225585Y2 (ja) * | 1972-07-28 | 1977-06-10 | ||
| US4139188A (en) * | 1978-03-06 | 1979-02-13 | Aram Avedian | Machine vise |
| US4472917A (en) * | 1981-09-24 | 1984-09-25 | Henry Lindsay Limited | Fixing device for mounting a plate on the flange of a beam |
| JPS5981029A (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-10 | Aioi Seiki Kk | 工作機械のワ−ク固定盤 |
| JPS58173404U (ja) * | 1983-04-07 | 1983-11-19 | 鈴木鉄工株式会社 | バイトホルダ |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP61109346A patent/JP2849593B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-28 KR KR1019860004173A patent/KR870008657A/ko not_active Application Discontinuation
- 1986-06-11 DE DE8686107962T patent/DE3683759D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-06-11 EP EP86107962A patent/EP0236537B1/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1102814A (en) | 1912-12-17 | 1914-07-07 | Gabriel Streit | Scythe. |
| US1685899A (en) | 1923-10-04 | 1928-10-02 | Kearney & Trecker Corp | Clamping device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62215107A (ja) | 1987-09-21 |
| EP0236537B1 (en) | 1992-01-29 |
| KR870008657A (ko) | 1987-10-19 |
| DE3683759D1 (de) | 1992-03-12 |
| EP0236537A1 (en) | 1987-09-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4805888A (en) | Orbital-action clamps | |
| JP2849593B2 (ja) | 軌道運動作用クランプ | |
| US5234205A (en) | Quick die change clamp | |
| US4620695A (en) | Power clamping apparatus | |
| US4784554A (en) | T-bolt assembly | |
| CA1246357A (en) | Different taper stud remover/installer | |
| US5893551A (en) | Vise with fully machinable jaws | |
| US4781507A (en) | Quick acting threaded fastener assembly | |
| US4736935A (en) | Vice | |
| US6938891B2 (en) | Quick position clamp and vise | |
| US4049253A (en) | Toe clamp | |
| US5310299A (en) | Sliding clamp | |
| US4840529A (en) | Adjustment lock | |
| EP0666144B1 (en) | Device for blocking a piece on a support plane like a table for operating machines | |
| US4139188A (en) | Machine vise | |
| JPS614607A (ja) | チヤツクの爪および爪装着部 | |
| US5518440A (en) | Power tool flange lock | |
| US6726193B1 (en) | Quick position clamp and vise | |
| US5641257A (en) | Sliding clamp | |
| US3429351A (en) | Lock screw construction | |
| JPH09141607A (ja) | ルータコレットアセンブリ | |
| US4856386A (en) | Socket assembly for multiple size wrenching surfaces | |
| US5312154A (en) | Apparatus for holding down workpieces to be machined | |
| US4967625A (en) | Adjustable jaw socket | |
| US5718421A (en) | Orbital hold-down clamp |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |