JP2849002B2 - 手書き文字認識装置 - Google Patents

手書き文字認識装置

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JP2849002B2
JP2849002B2 JP4162949A JP16294992A JP2849002B2 JP 2849002 B2 JP2849002 B2 JP 2849002B2 JP 4162949 A JP4162949 A JP 4162949A JP 16294992 A JP16294992 A JP 16294992A JP 2849002 B2 JP2849002 B2 JP 2849002B2
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斉志 広瀬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータやワード
プロセッサなどの情報処理装置の入力手段として用いら
れ、操作者が入力面上に描く手書き文字を認識して文字
コードとして出力する手書き文字認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワードプロセッサなどの
情報処理装置における文字入力は、一般的に、キーボー
ド操作によって行われているが、キーボード操作の場
合、キーの配列を覚えたり、ある程度の熟練が必要であ
るので、苦手意識を持つ人が多い。このようなことか
ら、タブレットやデジタイザなどの座標入力装置にペン
形状の筆記具で文字を直接書くことによって、その手書
き文字の形状および筆順(手書き文字パターン)を認識
し、対応する活字文字(文字コード)として入力させる
ことができる手書き文字認識装置が普及しつつある。
【0003】このような手書き文字認識装置は、一般的
な活字文字の形状および筆順に基づいて作成された標準
文字パターンとこれに対応する活字文字コードとを格納
する文字認識辞書を備え、タブレットなどから入力され
た手書き文字パターンと前記標準文字パターンとを照合
し、一致した標準文字パターンに対応する活字文字コー
ドを、認識結果として出力する。
【0004】手書き文字を入力する場合、ユーザ各個人
によって手書き文字の形状や筆順などに癖があり、文字
認識辞書に格納された標準文字パターンと照合するだけ
では正確な認識ができない場合がある。また、このよう
な個人差に対処するため、文字認識辞書中の標準文字パ
ターンの数を増加した場合には、照合時間が長くなり、
システム全体の作業能率を低下させてしまう。
【0005】したがって、このような問題に対処するた
め、前記手書き文字認識装置を用いて文字入力を行う各
ユーザ毎に、各ユーザ独特の手書き文字(ユーザ文
字)、すなわち、そのユーザに特有な筆順や形状などを
表すユーザ文字パターンを予め登録し、これをユーザ辞
書として格納しておく。このユーザ辞書と、ある程度の
範囲内で、個人差による手書き文字パターンのばらつき
に対応することのできる文字認識辞書とを併用すること
によって、より速く、より正確に手書き入力された文字
を認識することができる。
【0006】一般的に、特定の手書き文字認識装置、あ
るいは、特定のコンピュータシステムに用いられる手書
き文字認識装置を使用するユーザの数は限られているの
で、ユーザに即したユーザ辞書を用いることによって、
手書き文字の認識精度を高めることができる。また、こ
のようなユーザ辞書は、漢字などで画数の多い文字や、
高い頻度で使用される文字などに対応させて、簡略化さ
れた形状や記号を、ユーザ文字として登録することがで
きる。
【0007】従来、手書き文字認識装置にユーザ文字と
して、たとえば異なる筆順の文字、あるいは続け字、略
字などを登録する場合、ユーザに登録すべきユーザ文字
を2回記入させ、1回目に記入されたユーザ文字と、2
回目に記入されたユーザ文字とを照合して、2つのユー
ザ文字の手書き文字パターンが同じであれば登録を行
い、異なっていれば文字が異なることを表示してユーザ
に示し、登録を行わないという登録方法をとっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来から用いられてい
る手書き文字認識装置においては、ユーザ文字登録後、
登録したユーザ文字パターンを表示する機能がないため
に、過去に登録したユーザ文字パターンを参照すること
ができない。このため、ユーザが、ユーザ自身の登録し
たユーザ文字パターンを忘れてしまった場合には、ある
文字の文字パターンは、一旦入力してそれが正しく認識
されるまで、ユーザ登録されているのかどうかが判断で
きない。このようなことから、様々な不都合が生じてい
る。
【0009】ユーザ文字登録後、登録したユーザ文字を
入力しても認識されない場合、ユーザはユーザ自身がど
のような筆順で、どのような形状の文字を登録したかを
忘れてしまっていることが多い。また、登録したユーザ
文字を参照できないので、入力したユーザ文字が認識さ
れない理由、たとえば、入力したユーザ文字と登録され
ているユーザ文字とが、筆順や形状などの特徴につい
て、どのように相異しているかなどの確認をすることが
できない。
【0010】このような場合には、ユーザは、いろいろ
な書き方で入力し直して、装置が認識できるユーザ文字
を探すか、あるいは入力したユーザ文字を改めて登録す
るかしなければならず、手間がかかり不便である。
【0011】また、特定の一の活字文字に対して、複数
のユーザ文字パターンが登録されている場合、その中の
幾つかを削除しようとしたとき、登録されているユーザ
文字パターンを確認することができないので、削除すべ
き文字パターンと登録を継続すべき文字パターンとの区
別がつかない。このため、前記特定の一の活字文字に関
して、登録してある全てのユーザ文字パターンを削除
し、あらためて、必要とするユーザ文字パターンを登録
し直さなければならず、手間がかかり不便である。
【0012】さらに、ユーザ文字登録においては、1つ
の文字に対して当該文字の形状とは異なる簡単な文字や
記号、たとえば、図14(a)に示すように、「広」、
「機」、「鬱」、「凸」、「議」という文字に対して参
照符60〜64で示されるユーザ文字をそれぞれ対応さ
せて登録することができる。このような登録方法は、画
数の多い文字や、頻繁に使用される文字に対してよく用
いられる。しかしながら、登録したユーザ文字の数が増
えてくると、既に特定の活字文字に対応して登録されて
いるユーザ文字の形状と前記特定の活字文字とは異なる
活字文字に対応して新しく登録するユーザ文字の形状と
を区別して登録することが困難になってくる。
【0013】たとえば、図14(b)に示すように、
「器」という文字に対して参照符65で示されるユーザ
文字を登録しようとする場合に、参照符65で示される
ユーザ文字は、図14(a)に示すように、既に「機」
という文字に対応して登録されているということが起こ
る可能性がある。
【0014】手書き文字認識装置におけるユーザ文字登
録では、1つの活字文字に対して、複数のユーザ文字パ
ターンを対応させることはできるが、1つのユーザ文字
パターンに複数の活字文字を対応させて記憶し、その中
からさらにユーザに所望の活字文字を選択させるという
入力手順は、一般には行われていない。したがって、前
記のような簡略化された文字や記号をユーザ文字パター
ンとして使用する場合は、予め各活字文字との対応が明
確であるようにユーザ文字パターンを設定しなければな
らず、使用できるユーザ文字パターンが限定され、不便
である。
【0015】本発明の目的は、前記課題を解消し、使い
勝手のよい手書き文字認識装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定める入
力面を備え、ペン形状の筆記手段を用いて前記入力面上
に描かれた文字を表す筆記情報を出力する文字入力手段
と、前記文字入力手段からの筆記情報に基づいて、入力
された文字の認識を行い、認識結果として文字コードを
出力する文字認識手段と、前記文字入力手段の出力に基
づいて、描かれた文字を表示するとともに、前記文字認
識手段の出力に基づいて、文字コードに対応する活字文
字を表示する表示手段とを備える手書き文字認識装置に
おいて、前記文字認識手段は、操作者によって登録され
た登録文字を表す登録文字情報と、対応する文字コード
とを記憶する登録文字記憶手段と、登録モードでは、前
記文字入力手段から入力される筆記情報に基づいて、登
録文字情報を作成し、登録文字情報と文字コードとを前
記登録文字記憶手段に記憶し、表示モードでは、前記登
録文字記憶手段に記憶された文字コードと登録文字情報
とを読出して表示手段に表示する登録手段とを含むこと
を特徴とする手書き文字認識装置である。
【0017】
【作用】本発明に従えば、手書き文字認識装置は、操作
者によって登録された登録文字を表す登録文字情報と、
対応する文字コードとを記憶する登録文字記憶手段を備
え、登録手段は、登録モードでは、文字入力手段から入
力される筆記情報に基づいて登録文字情報を作成し、登
録文字情報と文字コードとを前記登録文字記憶手段に記
憶するとともに、登録した文字コードと登録文字情報と
を表示手段に表示する。前記登録手段は、表示モードで
は、前記登録文字記憶手段に記憶された文字コードと登
録文字情報とを読出して表示手段に表示する。
【0018】これによって、操作者が、過去に登録した
登録文字について、形状、筆順などの文字の特徴を忘れ
てしまった場合においても、随時、登録文字情報および
文字コードを表示して参照できる。したがって、文字入
力手段から入力した文字が文字認識手段によって正しく
認識されないような場合、前記の登録文字情報および文
字コードを参照することによって、認識されなかった文
字が登録されているかどうかを確認することができる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である手書き文字
認識装置13の構成を簡略化して示すブロック図であ
る。手書き文字認識装置13は、ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータなどの情報処理装置に文字情報を
入力する際に用いられる。文字情報とは、文字毎に個別
にされているJISコードなどの文字コードを意味す
る。
【0020】入力部1から入力された文字は、制御部2
に与えられる。制御部2は入力された文字をそのまま表
示部3に表示するとともに、文字認識部12にも与え
る。文字認識部12は、後述する手順に従って文字認識
処理を実行し、認識結果として文字コードを制御部2に
出力する。
【0021】制御部2は、文字認識部12から与えられ
る文字コードをメモリ10に記憶させるとともに、複数
の文字データを記憶している文字データ記憶部11か
ら、該文字コードに対応して記憶されている文字データ
を読出して表示部3に表示する。文字データとは、予め
定める大きさ、たとえば16×16ドットのフォントデ
ータであり、表示部3への活字文字表示に用いられる。
【0022】メモリ10のROMには、この手書き文字
認識装置13全体の動作を制御するプログラムが格納さ
れており、RAMには入力部1から入力された手書き文
字に対応する文字コードが格納される。
【0023】入力部1は、タブレットやデジタイザなど
の座標入力装置から成る。図2は、入力部1におけるタ
ブレットの構造を簡単に示す図である。図2に示すよう
に、タブレットは、非導電性透明板70をはさんでx軸
方向、y軸方向にそれぞれ等間隔で並ぶ電極66,67
が形成された透明板68,72が配置されており、ある
一定時間間隔で各々x軸方向、y軸方向に電圧が順次与
えられる。ある時刻には電極66iに電圧が与えられて
いるが、T秒後には、電極66jに電圧が与えられてい
る。y軸方向についても同様である。
【0024】図2(b)は、図2(a)を切断面線I−
Iから見た断面図である。図2(b)に示すように、入
力用ペン73は、ペン先76がタブレット表面を押圧す
ることによって、ペン先76が引っ込み、ペン先の他方
端に設けられた導電性部材77が他方端後方の端子75
を導通させる。
【0025】ペン73には、ペン軸内先端部分に、ペン
電極74が設けられており、ペン73が位置するタブレ
ット内の電極69,71に電圧が与えられると、透明板
68をはさんでコンデンサを構成し、電荷が発生する。
この電荷は、スイッチ75が導通時にはスイッチ75を
介して電流として検出され、タブレット電極69,71
に与えられた電圧との時間的対応から、タブレット上の
ペン73のx座標、y座標が検出される。
【0026】ユーザが文字などを記入するために、ペン
形状の筆記手段である入力用ペン(以下、単に「ペン」
という)が入力面に接触している間は、ペンオン状態で
あるという情報と、ペンの位置を示す座標値とを筆記情
報として制御部2に出力する。また、文字の切れ目など
でペンが入力面から離れると、ペンオフ状態であること
を筆記情報として制御部2に出力する。
【0027】制御部2は、メモリ10のROMからプロ
グラムを読出し、このプログラムに従って判断を行い、
信号の流れを制御する。制御部2は、ペンオン状態の
間、入力部1からの筆記情報を保持し、ペンオフ状態の
筆記情報を検出すると、ストローク(文字の一画)が入
力されたことを後述する特徴抽出部4に指示し、ストロ
ークデータを特徴抽出部4に与える。これと同時に、制
御部2は、ストロークの始端、終端、屈曲点を検出し、
それらを表示用ストロークデータとして後述するユーザ
文字登録部9に与える。
【0028】図3は、本実施例で使用される表示装置の
一例を示す図である。表示部3は、図3(a)に示すよ
うに、前記入力部1の下部全面に設けられ、図3(b)
に示すように、手書き文字を入力する入力領域81を枠
で囲って指定したり、「登録」や「取消」などの予め定
められた動作をユーザに選択させるために、入力領域を
ボタン部分80の形状に表示して枠内に動作内容を表示
する。ユーザが、この表示されたボタン部分80をペン
73で指示すると、入力部1からボタン部分80に表示
された内容の動作を選択したというデータが入力され
る。また文字入力領域では、文字入力中、ペン73の動
きに合わせてペン73の描く軌跡を忠実に表示していく
ので、ユーザは、紙面上に鉛筆などで文字を書くような
感覚で文字を入力することができる。
【0029】文字認識部12は、ストローク特徴抽出部
4、認識部5、文字認識辞書部6、ユーザ文字辞書部
7、ユーザ文字パターンバッファ8およびユーザ文字登
録部9を含んで構成されている。
【0030】ストローク特徴抽出部4は、制御部2から
与えられるストロークデータから、文字認識に必要な特
徴として、予め定められたアルゴリズム(手順)によっ
て選ばれたストローク上の特徴的な複数の座標点(本実
施例では17点)、たとえば、屈曲点や始端などの点の
座標値などを抽出し、認識部5およびユーザ文字登録部
9に出力する。
【0031】認識部5は、制御部2からの指示に基づい
て、ストローク特徴抽出部4から得た入力文字パターン
に関する特徴に基づいて、入力文字パターンがどの活字
文字に対応するのかを判断し、文字コードを制御部2に
出力する。
【0032】文字認識辞書部6は、一般的な活字文字の
形状および筆順を基準として作成された標準文字パター
ンと、これに対応するJISコードなどの活字文字コー
ドとを格納しているメモリである。
【0033】ユーザ文字辞書部7は、ユーザに特有な筆
順や形状などを表すユーザ文字パターンと、これに対応
する活字文字コードとを格納しているメモリである。
【0034】ユーザ文字パターンバッファ8は、制御部
2から与えられた表示用ユーザ文字パターンを格納して
いるメモリである。
【0035】ユーザ文字登録部9は、ユーザ文字登録時
にはストローク特徴抽出部4から出力される認識用ユー
ザ文字パターンと、それに対応する文字コードと、表示
用ユーザ文字パターンが格納されているユーザ文字パタ
ーンバッファ8のアドレスとを保持し、これらのデータ
のユーザ文字辞書部7への登録を行う。また、登録され
たユーザ文字パターンを表示するときには、ユーザ文字
辞書部7から文字コードと対応するユーザ文字バッファ
8のアドレスとを読出し、読出したアドレスに対応する
表示用ユーザ文字パターンとともに、制御部2に出力す
る。
【0036】図4は、入力された文字のストロークデー
タを座標値の集合として抽出する場合の座標値抽出の一
例を示す図である。図4(a)は、入力部1における一
ストロークのペンオン状態の筆記情報を抽出する方法の
一例を簡略化して示す図である。一ストロークのペンオ
ン状態の筆記情報は、ペンオン状態を表すデータと、ペ
ンの位置を表す座標値のデータとから成る。筆記情報と
なるペンオン状態の座標値は、一般に、ペンオン状態の
期間、ペンの移動に伴って、一定の時間間隔で座標上の
ペンの位置の座標値を検出することによって得られる。
【0037】入力部1は、たとえば、ペンオン状態にな
った瞬間の点P1をストロークの始端とし、その座標値
を検出してペンオン状態の筆記情報として制御部2に出
力する。ペンオン状態となった瞬間から、一定時間T秒
をおいて、ペンオン状態かどうかを判断し、ペンオン状
態ならペンの位置P2の座標値を検出し、ペンオン状態
の筆記情報として制御部2に出力する。このとき、ペン
オフ状態であれば、ペンオフ状態の筆記情報を制御部2
に出力する。
【0038】このようにして、ペンオフ状態が検出され
るまで、一定時間間隔T秒で、ペンの座標位置を検出
し、ペンオン状態の筆記情報として制御部2に送る動作
を繰返す。図4(a)では、入力装置に「て」という文
字を入力した場合、このストローク上で点P1,P2,
…,Pi,…,Pmの座標値が、筆記情報として制御部
2に送られたということを表している。
【0039】図4(b)は、ストローク特徴抽出部4に
おいて、入力部1で座標値を検出された点P1〜Pmの
中から、文字として認識するためのストロークの特徴を
最もよく表す点として点Q1,Q2,…,Qi,…,Q
17の17点が選び出された一例を示す図である。点Q
1〜Q17は、ストロークの始端、終端、屈曲点などを
表す点であり、これらの点に関する座標値などのデータ
が、文字認識の照合に用いられる。屈曲点は、曲線上の
点であり、たとえば点Pi,Qjなどのように、この点
の両側で各点を結ぶ線分が鋭角をなす尖点などを含む。
この文字認識のために選ばれる点の数は、認識プログラ
ムに応じて、任意に設定される。
【0040】図4(c)は、制御部2が表示用に特徴を
抽出する一例を示す図である。図4(c)に示されるよ
うに表示用ストロークデータは、直線的部分については
間隔をあけて座標値データをとり、曲線的部分について
は、間隔をつめて座標値をとる。表示されるユーザ文字
パターンは、これらの点R1,R2,…,Rh,…,R
nを順次、線分で結んだものである。これらの点R1〜
Rnの数は、ストロークの形状によって異なるが、点R
1〜Rnは前述の点P1〜Pmのうちから選ばれる。
【0041】図5は、ユーザ文字辞書部7に格納されて
いる認識用ユーザ文字データの構成を簡略化して示す図
である。図5(a)に示される認識用ユーザ文字データ
は、登録順に従って付された登録番号15と、この認識
用ユーザ文字データに対応する表示用ユーザ文字データ
が格納されているユーザ文字パターンバッファ8内のア
ドレス16と、この認識用ユーザ文字データに対応する
文字コード17と、認識用ユーザ文字パターンに関する
認識用特徴データ14と、このデータの終わりを示すエ
ンドコード19とから成る。
【0042】図5(b)は、認識用特徴データ14を構
成するストロークデータ18の構成を簡略化して示す図
である。このストロークデータ18は、ストローク特徴
抽出部4で、認識用に文字としての形状の特徴を最もよ
く示す点として抽出されたユーザ文字のストローク上の
17点の座標値20,21から成る。この座標値が示す
17点は、たとえば、ストロークの始端、終端、屈曲点
などである。この17点のストロークデータは、1画の
文字については1つであるが、複数の画数を有するユー
ザ文字については、その画数だけ存在し、1ストローク
分のデータの末尾に区切コード22を有する。また、そ
の他の認識用特徴データ14として、ストローク特徴デ
ータ18の並び方が筆順を表している。
【0043】図6は、ユーザ文字パターンバッファ8に
格納されている表示用ユーザ文字データの構成を簡略化
して示す図である。図6(a)に示される表示用ユーザ
文字データは、登録順に従って付された登録番号23
と、この表示用ユーザ文字パターンに関する表示用特徴
データ24と、この表示用ユーザ文字データの終わりを
示すエンドコード26とから成る。
【0044】図6(b)は、表示用特徴データ24を構
成するストロークデータ25の構成を簡略化して示す図
である。このストロークデータ25は、制御部2で表示
用文字パターンとしてストロークの始端、終端、屈曲点
などのストロークの特徴を表す点の座標値27,28を
抽出したものである。これらの点の数nは、ストローク
が直線的であればその部分では少なく、また、曲線部が
あれば、その部分は多く設定され、図5(b)に示すよ
うな認識用ストロークデータ18のように一定の数では
ない。この表示用ストロークデータ25もまた、認識用
ストロークデータ18と同じく、対応する文字の画数だ
け存在し、1ストローク分のデータの末尾に区切コード
29を有する。また、その他の表示用特徴データ24と
して、表示用ストロークデータ25の並び方が筆順を表
している。
【0045】一般に、手書き文字認識装置13の入力部
1でユーザが手書き文字入力を開始すると、入力部1で
は、ペンオン状態の筆記情報を制御部2に送り、制御部
2はこの間の座標データを保持する。ペンオフ状態にな
ると、制御部2は、1ストローク分のストロークデータ
をストローク特徴抽出部4に出力し、また、表示に必要
なストロークの始端、終端、屈曲点を検出する。ストロ
ーク特徴抽出部4では、認識に必要な特徴として、1ス
トロークにつき17個の点Q1〜Q17の座標値から成
る認識用特徴データ14を抽出する。このデータは、認
識部5内のバッファに保持される。
【0046】1文字分の入力が終了すると、認識部5
は、文字認識辞書部6とユーザ文字辞書部7から画数の
等しい標準文字パターンを読出し、前記のように入力文
字から抽出された認識用特徴データ14と、標準文字パ
ターンとを照合して各標準文字パターンとの類似度を算
出し、照合対象となった標準文字パターンに対応する文
字コードを類似度の大きい順に候補として並べ、最も類
似するものを表示する。ここで、手書き文字認識装置1
3の認識が正しいかどうか、ユーザに入力を促し、正し
くない旨の入力があった場合には、次候補の中からユー
ザに選択させる。図7および図8は、ユーザ文字登録に
おける動作を説明するフローチャートである。図7はユ
ーザ文字パターンを新しく登録するときの手順の一例を
示し、図8では、すでに登録されているユーザ文字パタ
ーンを参照あるいは取消すときの手順の一例を示してい
る。図9は、ユーザ文字登録を行う場合の画面表示の一
例を示す図である。
【0047】ユーザが画面に表示されているボタン部分
をペンで指示するなどの方法で、ユーザ文字登録を指定
した場合、まずステップn1で図9(a)に示す登録モ
ード画面を表示し、ステップn2でユーザ文字登録に関
してこれから行う作業、たとえば、登録ユーザ文字パタ
ーンを表示する表示モード、新規ユーザ文字パターンを
登録する登録モード、過去に登録したユーザ文字パター
ンを取消す取消モード、あるいは、直前の状態に戻る終
了モードなどのモードを前述の画面表示ボタン32a〜
32eを用いてユーザに選択させる。
【0048】ユーザが登録モードを選択した場合、ステ
ップn3に移り、入力画面の入力領域30をクリアす
る。ステップn4では、ペンオン状態を検出して次のス
テップに移るが、登録モードを選択してからまだ書始め
ていない段階では、そのまま待機状態とするため、ステ
ップn4に戻る。ペンオン状態を検出すると、次のステ
ップn5に移る。ステップn5では、入力部1はペンの
座標データを検出すると同時に、ステップn6で表示部
3は、ペンの軌跡を画像として表示する。この様子を図
9(b)の右側枠内34に示す。
【0049】さらにステップn7では、ペンオン状態で
あるか、ペンオフ状態であるかを判断する。ペンオン状
態であれば前記ステップn5,n6を繰返し、ペンオフ
状態を検出すれば、1ストロークの入力を終了したと判
断し、次のステップn8へ移る。
【0050】ステップn8では、ペンオン状態でステッ
プn5を繰返して制御部2に保持されたストロークデー
タが、ストローク特徴抽出部4に出力されて、前述の特
徴抽出が行われる。ステップn9では、制御部2におい
てストロークの始端、終端、屈曲点が検出される。
【0051】次のステップn10では、1文字分の入力
が終了したかどうかをユーザに質問し、ユーザの入力を
待つ。1文字分の入力が終了していないときには、ステ
ップn4に戻り、ストロークの入力を繰返す。また、1
文字分の入力が終了したことをユーザが入力すれば、次
のステップn11に移る。
【0052】ステップn11では、ストローク特徴抽出
部4で抽出された認識用特徴データ14がユーザ文字辞
書部7に登録される。ステップn12では、表示用特徴
データ24がユーザ文字パターンバッファ8に格納され
る。また、表示用特徴データ24が格納されたユーザ文
字パターンバッファ8のアドレス16が、前記の認識用
特徴データ14とともに、ユーザ文字辞書部7に書込ま
れる。
【0053】ステップn13では、前記ステップn3〜
n12を経て登録されたユーザ文字パターンに対応して
文字コードを入力するよう、表示31,33でユーザに
要求する。この様子を図9(b)に示す。ステップn1
4でユーザが文字コードを入力すると、制御部2はこの
文字コードをメモリ10のRAMに書込み、ステップn
15で文字データ記憶部11から文字コードに対応する
活字文字パターンを読出し、表示部3に表示する。図9
(c)35に、これを示す。
【0054】ステップn16では、制御部2は、ユーザ
文字辞書部7からユーザ文字パターンバッファ8のアド
レスを読出し、ステップn17で表示用ユーザ文字パタ
ーンを読出して、ステップn18で表示部3にこのユー
ザ文字パターンを表示する。図9(d)36に、この様
子を示す。ここで表示される表示用ユーザ文字パターン
は、1ストロークにつき、そのストロークの形状によっ
て異なる数の座標点、図4(c)において、点R1〜R
nで表される各ストローク上の点をストローク毎に線分
で結んだ形状で表示される。以上で、一文字のユーザ文
字登録が終了し、ステップn2に戻る。
【0055】図10は、登録された認識用ユーザ文字パ
ターンがユーザ文字辞書部8に格納されている様子を視
覚的に示した図である。各認識用ユーザ文字パターン
は、図10(a)に示されるように、登録順に格納さ
れ、登録番号40を付され、認識ユーザ文字パターンに
対応する文字コード41およびこれ以外にこれに対応し
たユーザ文字パターンバッファ8内に格納されている表
示用ユーザ文字パターンのアドレスを有する。図10
(a)に示されるユーザ文字辞書中に、新たに参照符4
6で示されるユーザ文字パターンを「議」という活字文
字に対応してユーザ文字登録した場合、図10(b)に
示されるように、新しいデータは登録番号、対応する文
字コード、表示用ユーザ文字パターンのユーザ文字パタ
ーンバッファ8内のアドレスとともに追加され、格納さ
れる。
【0056】続いて、図8を参照して既に登録されてい
るユーザ文字パターンを参照する場合を説明する。ユー
ザに、画面上に表示されているボタン部分32をペンで
指示させるなどの方法でユーザ文字登録のモードを選択
させる。これによって、図7に示すステップn1に入
り、図9(a)に示すような画面を表示する。ここで、
ユーザが「表示」と画面上に表示されたボタンをペンで
指示すると、図8のステップn21に移る。
【0057】まず、ステップn21で制御部2は、ユー
ザ文字登録部9に表示用ユーザ文字パターンのデータを
要求する。ステップn22ではユーザ文字登録部9は、
ユーザ文字辞書部7から文字コード17と対応するユー
ザ文字パターンバッファ8のアドレス16とを読出し、
制御部2に送る。ステップn23では、制御部2は、ユ
ーザ文字パターンバッファ8から、表示用ユーザ文字パ
ターンを読出す。ステップn24では、制御部2は、文
字データ記憶部11から文字コード17に対応する活字
文字パターンを読出す。
【0058】ステップn25でユーザ文字パターンおよ
び登録番号、活字文字パターンを表示する表示領域をク
リアする。さらに、ステップn26において、制御部2
は表示部3に1文字分の登録番号、文字コードに対応す
る活字文字、ユーザ文字パターンを表示する。
【0059】次に、ステップn27で、ユーザにさらに
表示するかどうかを入力させ、ユーザが「次文字」を指
示すると、ステップn25に戻り、表示領域をクリア
し、ステップn26で次文字分のユーザ文字登録データ
を表示する。ステップn27でユーザが「終了」を指示
すると、図7のステップn2に戻る。
【0060】図11、図12および図13は、登録ユー
ザ文字パターンの表示方法の一例を示す図である。図1
1は、ユーザ文字辞書部7に登録されているユーザ文字
パターンを、登録順に1文字ずつ表示する表示方法を示
す図である。1画面にユーザ登録文字パターン1文字分
に関する全てのデータが表示される。図11(a)は、
前記の方法で表示した場合、最初に表示される画面であ
る。図11(a)の画面には、まず最初に、登録番号1
を付された図12(b)で参照符42で示されるユーザ
文字パターンが、「広」という活字文字に対応して登録
されていることが表されている。図11(b)は、図1
1(a)の画面が表示されているとき、「次文字」と表
示されたボタン50aを指示することによって、参照符
43で示される文字に関する表示に移ったことを示して
いる。図14内で参照符61で示されるユーザ文字パタ
ーンは、登録番号2としてユーザ文字登録され、「機」
という活字文字に対応していることを示している。
【0061】図12は、1表示画面内に、文字コードに
対応する活字文字52を登録順に5文字表示し、それと
ともにカーソル位置を表す記号53と、カーソルで指定
された活字文字に対応して登録されたユーザ文字パター
ンを1つ表示する方法を示す図である。図12(a)は
ステップn2で「表示」が指示されてから最初に表示さ
れる表示画面である。カーソル位置は、初期値1を与え
られている。図12(b)は、図12(a)の表示が表
示されているとき、カーソルを移動し、「鬱」という活
字文字に対応するユーザ文字パターンを表示させた際の
表示画面である。この画面下部に表示された「次頁」と
いうボタン54を指示した場合、ユーザ文字が登録され
ていれば、次のユーザ文字パターン5文字分について活
字文字を表示する。この場合、活字文字に付記される番
号55は、登録番号であってもよいし、1から5までの
番号であってもよい。
【0062】図13は、ユーザ文字辞書部7に登録され
ているユーザ文字パターンを、登録順に3文字分ずつ、
文字コードに対応する活字文字とともに表示する方法の
一例を示す図である。前記図11および図12と同様
に、図13(a)は、ステップn2で「表示」を指示さ
れたとき最初に表示する画面で、ユーザ文字辞書部7に
格納されているユーザ文字登録データの最初から3文字
に関するデータ、すなわち、活字文字「広」に対応して
登録された登録番号1の図10(b)で参照符42で示
されるユーザ文字パターンと、活字文字「機」に対応し
て登録された登録番号2の図10(b)で参照符43で
示されるユーザ文字パターンと、活字文字「鬱」に対応
して登録された登録番号3の図10(b)で参照符44
で示されるユーザ文字パターンが表示されている。
【0063】この画面上で「次頁」と表示されたボタン
56をペンで指示すると、図13(b)の画面が表示さ
れる。この場合、次頁に表示されるデータは登録番号4
〜6のデータであるが、この段階で登録されているのは
登録番号5までであるので、登録番号6を表示する領域
57には表示枠や数字などを表示しないよう処理を行
う。
【0064】次にユーザ文字パターンを取消す場合を説
明する。図7のステップn2で取消モードを選択する
と、図8のステップn31に移る。ステップn31〜n
36は、登録されているユーザ文字パターンを表示する
ためのステップn21〜n26と同様であり、登録され
ているユーザ文字パターンを、登録番号1のデータから
順次表示して、その中からユーザに取消を行うべき文字
を選択させる手順の一例を示す。
【0065】ステップn31〜n34で読出してきた表
示用ユーザ文字パターンデータを、ステップn35〜n
37で取消希望の文字が見付かるまで順次表示してゆ
き、取消を希望する文字が表示画面内に見付かれば、ス
テップn38でユーザに選択させる。さらに、ステップ
n39で、その前のステップn38で指定したユーザ文
字パターンデータを取消してもよいかどうかを確認さ
せ、「YES」ならば、ステップn40で、たとえば、
ユーザ文字辞書部7内の該当データに取消マークを付す
るなどの取消処理を行う。
【0066】ステップn39で「NO」の入力があった
場合には、複数のユーザ文字パターンを連続して取消す
ことができるように、ステップn37に戻り、次文字あ
るいは前文字の表示を行うことができるようにする。
【0067】ステップn37に戻った段階で、取消すべ
きユーザ文字パターンがなければ、ステップn37で、
ユーザは、「終了」の表示ボタンを指示し、ステップn
2に戻る。ステップn2で、ユーザが、ユーザ文字登録
に関して行う作業がなければ、「終了」の表示ボタンを
指示することによって、登録モードを終了し、前行程の
ステップに戻る。
【0068】以上のように本実施例によれば、手書き文
字認識装置13に対してユーザ登録が行われたユーザ文
字パターンに関して、参照する必要が生じた場合には、
ユーザ文字パターンバッファ8から表示用ユーザ文字パ
ターンを読出して、表示部3に表示させることができ
る。
【0069】これによって、ユーザは過去にどのような
ユーザ文字パターンを何という文字に対応させて登録し
たのかを確認することができ、たとえば、正しい認識結
果が得られない場合に、ユーザ文字登録が行われていな
い文字パターンであれば、登録を行うことによって対処
することができるし、また、既に登録されている文字パ
ターンであれば、入力した文字形状と登録されている文
字パターンとに大きな相異がないか、筆順は間違ってい
ないかなどを調べることによって、正しく認識されるよ
うな文字を探すことができる。
【0070】また、この1活字文字に対して、複数のユ
ーザ文字パターンが登録されており、その中の幾つかの
ユーザ文字パターンを削除しようとする場合、登録され
ているユーザ文字パターンを参照しながら削除処理を行
うことができるので、削除すべきユーザ文字パターンと
登録を継続すべきユーザ文字パターンとの区別が容易に
でき、選択的に削除処理を行うことができる。
【0071】さらに、1つの文字に対して、その活字文
字とは全く形状の異なる簡単な文字や記号を登録する場
合、このような簡単な文字や記号には簡略化されていれ
ばいるほど対応する活字文字を連想させるような情報が
少ないことが多い。したがって登録したユーザ文字パタ
ーンの数が増えてくると、過去に登録した活字文字とユ
ーザ文字パターンとの対応関係があやふやになりがちで
あり、新しく登録しようとするユーザ文字パターンが既
に他の活字文字に対応して登録されていたりすることが
起こりがちである。このような場合には、過去に登録さ
れている簡略化されたユーザ文字パターンとは明らかに
異なる形状を持つユーザ文字パターンを探さなければな
らない。このような場合でも、過去に登録されているユ
ーザ文字パターンを参照することによって、過去に使用
されていないユーザ文字パターンを見付けることが容易
にできる。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作者
が、過去に登録した登録文字について、形状、筆順など
の文字の特徴を忘れてしまった場合においても、随時、
登録文字情報および文字コードを参照できる。したがっ
て、文字入力手段から入力した文字が正しく認識されな
いような場合、前記の登録文字情報および文字コードを
参照することによって、認識されなかった文字が登録さ
れているかどうかを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である手書き文字認識装置1
3の構成を簡略化して示すブロック図である。
【図2】本実施例で使用する入力部1の一例を簡単に示
す図である。
【図3】本実施例で使用する表示部3の一例を簡単に示
す図である。
【図4】入力された文字のストロークデータを座標値の
集合として抽出する場合の座標値抽出の一例を示す図で
ある。
【図5】ユーザ文字辞書部7に格納されている認識用ユ
ーザ文字データの構成を簡略化して示す図である。
【図6】ユーザ文字パターンバッファ8に格納されてい
る表示用ユーザ文字データの構成を簡略化して示す図で
ある。
【図7】ユーザ文字パターンを新しく登録するときの動
作を説明するフローチャートである。
【図8】既に登録されているユーザ文字パターンを参照
あるいは取消すときの動作を説明するフローチャートで
ある。
【図9】ユーザ文字登録を行う場合の画面表示の一例を
示す図である。
【図10】ユーザ文字登録された認識用ユーザ文字パタ
ーンがユーザ文字辞書部8に格納されている様子を視覚
的に示した図である。
【図11】登録ユーザ文字パターンの種々の表示画面お
よび表示方法の一例を示す図である。
【図12】登録ユーザ文字パターンの種々の表示画面お
よび表示方法のその他の例を示す図である。
【図13】登録ユーザ文字パターンの種々の表示画面お
よび表示方法のその他の例を示す図である。
【図14】活字で表現できないユーザ文字パターンを参
照符を用いて本文中に引用するための図である。
【符号の説明】
13 手書き文字認識装置 1 入力部 2 制御部 3 表示部 4 ストローク特徴抽出部 5 認識部 6 文字認識辞書部 7 ユーザ文字辞書部 8 ユーザ文字パターンバッファ 9 ユーザ文字登録部 10 メモリ 11 文字データ記憶部 12 文字認識部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定める入力面を備え、ペン形状の筆
    記手段を用いて前記入力面上に描かれた文字を表す筆記
    情報を出力する文字入力手段と、 前記文字入力手段からの筆記情報に基づいて、入力され
    た文字の認識を行い、認識結果として文字コードを出力
    する文字認識手段と、 前記文字入力手段の出力に基づいて、描かれた文字を表
    示するとともに、前記文字認識手段の出力に基づいて、
    文字コードに対応する活字文字を表示する表示手段とを
    備える手書き文字認識装置において、 前記文字認識手段は、 操作者によって登録された登録文字を表す登録文字情報
    と、対応する文字コードとを記憶する登録文字記憶手段
    と、 登録モードでは、前記文字入力手段から入力される筆記
    情報に基づいて、登録文字情報を作成し、登録文字情報
    と文字コードとを前記登録文字記憶手段に記憶し、表示
    モードでは、前記登録文字記憶手段に記憶された文字コ
    ードと登録文字情報とを読出して表示手段に表示する登
    録手段とを含むことを特徴とする手書き文字認識装置。
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