JPH04290184A - 手書き文書作成装置 - Google Patents
手書き文書作成装置Info
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- JPH04290184A JPH04290184A JP3054851A JP5485191A JPH04290184A JP H04290184 A JPH04290184 A JP H04290184A JP 3054851 A JP3054851 A JP 3054851A JP 5485191 A JP5485191 A JP 5485191A JP H04290184 A JPH04290184 A JP H04290184A
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 35
- 239000000284 extract Substances 0.000 abstract description 2
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 1
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- Character Discrimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手書きのイメージ情報か
ら文字を認識する文字認識手段を備えた文書作成装置に
関し、特に、表示、または印字に必要な文字サイズ情報
をキーボード等の入力手段からの特定の指定を用いず、
入力された手書きイメージからこの文字サイズ情報を自
動的に設定する機能を備えた手書き文書作成装置に関す
る。
ら文字を認識する文字認識手段を備えた文書作成装置に
関し、特に、表示、または印字に必要な文字サイズ情報
をキーボード等の入力手段からの特定の指定を用いず、
入力された手書きイメージからこの文字サイズ情報を自
動的に設定する機能を備えた手書き文書作成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ワープロ、パソコン、電子手帳、
電子ノート等のキーボードを用いた文書作成装置におい
ては、表示、または印字に必要な文字の大きさ、文字の
角数等の文字サイズ情報は、オペレーターのキー入力に
よって設定していた。例えば、文字入力の際にカーソル
サイズ設定等、文字サイズ情報設定機能を用い、1文字
単位、あるいは数文字単位の設定を行うか、キーボード
の特定のキーを押すことにより、そのキーに連動してい
る画面上のカーソル移動を用いて、文字サイズ情報を設
定する文字集合を特定し、特定した文字集合全体の文字
サイズ情報を設定するか、またはページ単位、印刷文字
単位等、特定の文字集合全体の文字サイズ情報を設定す
るのが一般的である。
電子ノート等のキーボードを用いた文書作成装置におい
ては、表示、または印字に必要な文字の大きさ、文字の
角数等の文字サイズ情報は、オペレーターのキー入力に
よって設定していた。例えば、文字入力の際にカーソル
サイズ設定等、文字サイズ情報設定機能を用い、1文字
単位、あるいは数文字単位の設定を行うか、キーボード
の特定のキーを押すことにより、そのキーに連動してい
る画面上のカーソル移動を用いて、文字サイズ情報を設
定する文字集合を特定し、特定した文字集合全体の文字
サイズ情報を設定するか、またはページ単位、印刷文字
単位等、特定の文字集合全体の文字サイズ情報を設定す
るのが一般的である。
【0003】一方、手書きのイメージ情報から文字を認
識する文字認識手段を備えた文書作成装置においても、
前記キーボードを用いた文書作成装置と同様に、文字入
力以前に文字サイズ情報をメニュー等の文字サイズ選択
手段を用いて設定し、その設定後に文字入力を行うか、
または文字入力後の編集、あるいは印刷の際に、文字サ
イズ情報を設定する必要があった。
識する文字認識手段を備えた文書作成装置においても、
前記キーボードを用いた文書作成装置と同様に、文字入
力以前に文字サイズ情報をメニュー等の文字サイズ選択
手段を用いて設定し、その設定後に文字入力を行うか、
または文字入力後の編集、あるいは印刷の際に、文字サ
イズ情報を設定する必要があった。
【0004】このように、入力時に手書き文字の大きさ
を自由に書き分けられるはずの手書き文書作成装置であ
りながら、その表示文字(印字文字)の大きさを決定す
るために、オペレータが所定のキー操作、あるいはメニ
ュー指定操作を行わなければならないのは、不合理であ
り、オペレータの負担増大を招くものであった。
を自由に書き分けられるはずの手書き文書作成装置であ
りながら、その表示文字(印字文字)の大きさを決定す
るために、オペレータが所定のキー操作、あるいはメニ
ュー指定操作を行わなければならないのは、不合理であ
り、オペレータの負担増大を招くものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の実情
を考慮してなされたものであり、文字サイズ情報設定の
ための操作を無くしてオペレータの負担の軽減をはかる
手書き文書作成装置を提供するものである。
を考慮してなされたものであり、文字サイズ情報設定の
ための操作を無くしてオペレータの負担の軽減をはかる
手書き文書作成装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の手書き文書作成
装置は、手書きのイメージ情報を入力する入力手段と、
前記手書き入力されたイメージ情報から文字を認識する
認識手段と、前記イメージ情報から入力文字の大きさを
示す付属情報を抽出する抽出手段と、前記付属情報から
表示または印字に必要な文字サイズ情報を決定する決定
手段と、前記認識手段での認識結果である文字コード、
及び前記決定手段により決定された文字サイズ情報を記
憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている該文
字のサイズ情報と共に、該文字コードを表示手段、また
は印字手段に出力する出力手段を備えたものである。
装置は、手書きのイメージ情報を入力する入力手段と、
前記手書き入力されたイメージ情報から文字を認識する
認識手段と、前記イメージ情報から入力文字の大きさを
示す付属情報を抽出する抽出手段と、前記付属情報から
表示または印字に必要な文字サイズ情報を決定する決定
手段と、前記認識手段での認識結果である文字コード、
及び前記決定手段により決定された文字サイズ情報を記
憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている該文
字のサイズ情報と共に、該文字コードを表示手段、また
は印字手段に出力する出力手段を備えたものである。
【0007】また、本発明の手書き文書作成方法は、手
書きのイメージ情報を入力する入力処理と、前記手書き
入力されたイメージ情報から文字を認識する認識処理と
、前記イメージ情報から入力文字の大きさを示す付属情
報を抽出する抽出処理と、前記抽出処理より得られた特
定の文字の集合単位の大きさ情報から、該集合単位の大
きさの基準となる値を抽出し、その値に基づき該集合全
体の文字サイズ情報を決定する処理と、前記認識処理に
より認識された該文字の文字コードと前記文字サイズ情
報決定処理により得られた該文字サイズ情報を記憶する
記憶処理と、前記記憶処理により記憶された該文字サイ
ズ情報と共に、該文字コードを前記表示手段、または前
記印字手段に出力する処理を行うものである。
書きのイメージ情報を入力する入力処理と、前記手書き
入力されたイメージ情報から文字を認識する認識処理と
、前記イメージ情報から入力文字の大きさを示す付属情
報を抽出する抽出処理と、前記抽出処理より得られた特
定の文字の集合単位の大きさ情報から、該集合単位の大
きさの基準となる値を抽出し、その値に基づき該集合全
体の文字サイズ情報を決定する処理と、前記認識処理に
より認識された該文字の文字コードと前記文字サイズ情
報決定処理により得られた該文字サイズ情報を記憶する
記憶処理と、前記記憶処理により記憶された該文字サイ
ズ情報と共に、該文字コードを前記表示手段、または前
記印字手段に出力する処理を行うものである。
【0008】更に、本発明の手書き文書作成方法は、手
書きのイメージ情報を入力する入力処理と、前記手書き
入力されたイメージ情報から文字を認識する認識処理と
、前記イメージ情報から入力文字の大きさを示す付属情
報を抽出する抽出処理と、前記抽出処理より得られた特
定の文字の集合単位の大きさ情報から、該集合単位の大
きさの基準となる値を抽出し、その抽出した値から、文
字の大きさに対応したしきい値を設定し、該集合に含ま
れる文字を個々に前記しきい値と比較することにより、
該文字ごとに文字サイズ情報を決定する処理と、前記認
識処理により認識された該文字の文字コードと前記文字
サイズ情報決定処理により得られた該文字サイズ情報を
記憶する記憶処理と、前記記憶処理により記憶された該
文字サイズ情報と共に、該文字コードを前記表示手段、
または前記印字手段に出力する処理を行うものである。
書きのイメージ情報を入力する入力処理と、前記手書き
入力されたイメージ情報から文字を認識する認識処理と
、前記イメージ情報から入力文字の大きさを示す付属情
報を抽出する抽出処理と、前記抽出処理より得られた特
定の文字の集合単位の大きさ情報から、該集合単位の大
きさの基準となる値を抽出し、その抽出した値から、文
字の大きさに対応したしきい値を設定し、該集合に含ま
れる文字を個々に前記しきい値と比較することにより、
該文字ごとに文字サイズ情報を決定する処理と、前記認
識処理により認識された該文字の文字コードと前記文字
サイズ情報決定処理により得られた該文字サイズ情報を
記憶する記憶処理と、前記記憶処理により記憶された該
文字サイズ情報と共に、該文字コードを前記表示手段、
または前記印字手段に出力する処理を行うものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、入力された手書きイメージ情
報から文字を認識し、その文字コードを記憶する。一方
その手書きイメージ情報から文字の大きさを示す付属情
報を抽出し、その抽出した付属情報から表示、または印
字に必要な文字サイズ情報を決定し、その決定された文
字サイズ情報を記憶する。しかる後、その記憶されてい
る文字サイズ情報を用いて、記憶されている文字コード
の文字を表示、あるいは印字する。
報から文字を認識し、その文字コードを記憶する。一方
その手書きイメージ情報から文字の大きさを示す付属情
報を抽出し、その抽出した付属情報から表示、または印
字に必要な文字サイズ情報を決定し、その決定された文
字サイズ情報を記憶する。しかる後、その記憶されてい
る文字サイズ情報を用いて、記憶されている文字コード
の文字を表示、あるいは印字する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の手書き文書作成装置の機能構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【0011】同図において、手書き文字はデジタイザ等
の入力部1に書き込み入力され、その入力文字のイメー
ジ情報が送出される。文字認識部2は、入力部1で得ら
れた手書きイメージ情報から文字を認識し、その文字コ
ード(例えばシフトJISコード等)を文字データ記憶
部5に送出する。一方、付属情報抽出部3は、入力部1
で得られた手書きイメージ情報から文字の大きさを示す
付属情報を抽出し、その付属情報を文字サイズ情報決定
部4に送出する。文字サイズ情報決定部4は、その付属
情報から表示、または印字に必要な文字サイズ情報を決
定し、その決定された文字サイズ情報を文字データ記憶
部5に送出する。文字データ記憶部5は、入力された文
字コード、及び文字サイズ情報を関係づけて記憶する。 しかる後、その記憶されている文字コードと共に、この
文字コードと関係づけられて記憶されている文字サイズ
情報を出力部6を介して、表示部7または印字部8に出
力する。即ち得られた文字コードの文字をその文字に対
応する文字サイズ情報で表示部7で表示、または印字部
8で印字する。
の入力部1に書き込み入力され、その入力文字のイメー
ジ情報が送出される。文字認識部2は、入力部1で得ら
れた手書きイメージ情報から文字を認識し、その文字コ
ード(例えばシフトJISコード等)を文字データ記憶
部5に送出する。一方、付属情報抽出部3は、入力部1
で得られた手書きイメージ情報から文字の大きさを示す
付属情報を抽出し、その付属情報を文字サイズ情報決定
部4に送出する。文字サイズ情報決定部4は、その付属
情報から表示、または印字に必要な文字サイズ情報を決
定し、その決定された文字サイズ情報を文字データ記憶
部5に送出する。文字データ記憶部5は、入力された文
字コード、及び文字サイズ情報を関係づけて記憶する。 しかる後、その記憶されている文字コードと共に、この
文字コードと関係づけられて記憶されている文字サイズ
情報を出力部6を介して、表示部7または印字部8に出
力する。即ち得られた文字コードの文字をその文字に対
応する文字サイズ情報で表示部7で表示、または印字部
8で印字する。
【0012】図2に本発明の手書き文書作成装置のシス
テム構成を示す。
テム構成を示す。
【0013】同図において、表示一体型タブレット9は
図1の入力部1、及び表示部7に対応し、入力ペン先の
アップ/ダウン情報、及びx、y座標を検出し、I/O
10を介して、データの受け渡しをしている。プロセッ
サ13は図1の文字認識部2に対応する文字認識専用プ
ロセッサである。CPU11は、図1の付属情報抽出部
3、文字サイズ情報決定部4に相当する機能、及び装置
全体を制御する中央処理部である。ROM12はCPU
11とプロセッサ13の処理プログラム(図5、図6に
示すフローチャートに従ったプログラム等)を格納して
いる。RAM14は図1の文字データ記憶部5に対応し
、さらにROM12に格納されている各種プログラムの
ワークエリア(一時待避エリア)として用いられる。 プリンタ16は図1の印字部8に対応し、I/O15を
介して文字データを受け取り、文字の印字を行う。この
I/O15とI/O10とが図1の出力部6に相当して
いる。17はバスラインであり、上述の各要素間のメモ
リーアドレスやデータ転送等を行う。
図1の入力部1、及び表示部7に対応し、入力ペン先の
アップ/ダウン情報、及びx、y座標を検出し、I/O
10を介して、データの受け渡しをしている。プロセッ
サ13は図1の文字認識部2に対応する文字認識専用プ
ロセッサである。CPU11は、図1の付属情報抽出部
3、文字サイズ情報決定部4に相当する機能、及び装置
全体を制御する中央処理部である。ROM12はCPU
11とプロセッサ13の処理プログラム(図5、図6に
示すフローチャートに従ったプログラム等)を格納して
いる。RAM14は図1の文字データ記憶部5に対応し
、さらにROM12に格納されている各種プログラムの
ワークエリア(一時待避エリア)として用いられる。 プリンタ16は図1の印字部8に対応し、I/O15を
介して文字データを受け取り、文字の印字を行う。この
I/O15とI/O10とが図1の出力部6に相当して
いる。17はバスラインであり、上述の各要素間のメモ
リーアドレスやデータ転送等を行う。
【0014】図3に本発明の手書き文書作成装置の一連
の処理動作に伴う表示例を示す。
の処理動作に伴う表示例を示す。
【0015】同図(a)は、図7のタブレット7に手書
きで、「あ」が筆記された状態である。(b)は、(a
)の筆記データから文字コード、及び文字サイズ情報を
特定し、その文字コードをその文字サイズ情報で同タブ
レット7に出力した状態である。(c)は、(b)の状
態に「い」を追加筆記した状態であり、その認識結果で
ある文字コードをその文字の文字サイズ情報で出力した
状態である。(e)は、このようにして、「う」、「え
」、「お」という文字を(d)の状態に追加筆記した場
合であり、その時の文字データ記憶部5[図2のRAM
12]での記憶状態を図4に示している。さらに同図で
は、これら文字入力に続いて入力された句点「、」が表
示されている。
きで、「あ」が筆記された状態である。(b)は、(a
)の筆記データから文字コード、及び文字サイズ情報を
特定し、その文字コードをその文字サイズ情報で同タブ
レット7に出力した状態である。(c)は、(b)の状
態に「い」を追加筆記した状態であり、その認識結果で
ある文字コードをその文字の文字サイズ情報で出力した
状態である。(e)は、このようにして、「う」、「え
」、「お」という文字を(d)の状態に追加筆記した場
合であり、その時の文字データ記憶部5[図2のRAM
12]での記憶状態を図4に示している。さらに同図で
は、これら文字入力に続いて入力された句点「、」が表
示されている。
【0016】この実施例の手書き文書作成装置に於ては
、上述の如く、文区切りを示す句読点が手書き入力され
た時に、それまでの手書き入力文字の表示、あるいは印
字サイズを設定し直すところに特徴がある。
、上述の如く、文区切りを示す句読点が手書き入力され
た時に、それまでの手書き入力文字の表示、あるいは印
字サイズを設定し直すところに特徴がある。
【0017】即ち、「、」を文区切りとして判定したな
ら、これまでに入力された「あ」、「い」、「う」、「
え」、「お」のそれまでの文字サイズ情報[図4参照]
から文字サイズ情報決定部4が、新たに、表示あるいは
印字のための文字サイズ情報を決定する。このようにし
て決定され文字データ記憶部5に格納された文字サイズ
情報を用いて、これら「あ」〜「、」を再表示した状態
を同図(f)に示している。例えば、文字サイズ情報決
定部4での文字サイズ決定手法が平均値を採用するもの
である時、図4の場合は、各文字の縦のサイズ値がそれ
ぞれ、32、8、16、8、16であるから、その平均
値は16となり、その横のサイズ値がそれぞれ16、8
、16、32、8であるから、その平均値は16となる
。従って、再設定された文字サイズの縦/横は、16/
16であり、同図(f)にこの平均値サイズでの文字表
示がなされている。
ら、これまでに入力された「あ」、「い」、「う」、「
え」、「お」のそれまでの文字サイズ情報[図4参照]
から文字サイズ情報決定部4が、新たに、表示あるいは
印字のための文字サイズ情報を決定する。このようにし
て決定され文字データ記憶部5に格納された文字サイズ
情報を用いて、これら「あ」〜「、」を再表示した状態
を同図(f)に示している。例えば、文字サイズ情報決
定部4での文字サイズ決定手法が平均値を採用するもの
である時、図4の場合は、各文字の縦のサイズ値がそれ
ぞれ、32、8、16、8、16であるから、その平均
値は16となり、その横のサイズ値がそれぞれ16、8
、16、32、8であるから、その平均値は16となる
。従って、再設定された文字サイズの縦/横は、16/
16であり、同図(f)にこの平均値サイズでの文字表
示がなされている。
【0018】以上に述べた図3の具体的表示例に示した
様に、手書き入力文字の表示、あるいは印字サイズの再
設定処理の動作につき、図5、及び図6のフローを用い
て以下に詳述する。
様に、手書き入力文字の表示、あるいは印字サイズの再
設定処理の動作につき、図5、及び図6のフローを用い
て以下に詳述する。
【0019】図5において、ステップS1で図1の入力
部1に相当する図2のタブレット9に手書き入力された
イメージデータ(図3(a)の「あ」等)に対し、ステ
ップS2で文字区切りを判定し、文字区切りが判定でき
たら、ステップS3で図1の文字認識部2[図2のプロ
セッサ13]で文字認識を行い、ステップS4で図1の
文字サイズ情報決定部4[図2のCPU11]が文字サ
イズ情報判定を行い、ステップS5で図1の文字データ
記憶部5に相当する図2のRAM14にその結果である
文字コード、文字サイズ情報を記憶し、再び文字入力状
態に戻るようになっており、この処理を繰り返すことに
より文書作成を行う。
部1に相当する図2のタブレット9に手書き入力された
イメージデータ(図3(a)の「あ」等)に対し、ステ
ップS2で文字区切りを判定し、文字区切りが判定でき
たら、ステップS3で図1の文字認識部2[図2のプロ
セッサ13]で文字認識を行い、ステップS4で図1の
文字サイズ情報決定部4[図2のCPU11]が文字サ
イズ情報判定を行い、ステップS5で図1の文字データ
記憶部5に相当する図2のRAM14にその結果である
文字コード、文字サイズ情報を記憶し、再び文字入力状
態に戻るようになっており、この処理を繰り返すことに
より文書作成を行う。
【0020】図6のフローは、本実施例が最も特徴とす
るステップS4の文字サイズ情報判定処理を示している
。同図において、ステップS6〜S8は、図1の付属情
報抽出部3[図2のCPU11]で、入力された文字イ
メージから文字の大きさを抽出する処理である。ステッ
プS9は、図5のステップS3の結果から、文の区切り
か否かを判定し、文の区切り[図3(e)の「、」等]
なら、この文の区切り以前に入力された文字集合[図3
(e)の「あいうえお」等]の文字の大きさの平均の大
きさを図1の文字サイズ情報決定部4[図2のCPU1
1]で計算し、その平均の大きさでその文字集合を再表
示する[図3(f)等]。
るステップS4の文字サイズ情報判定処理を示している
。同図において、ステップS6〜S8は、図1の付属情
報抽出部3[図2のCPU11]で、入力された文字イ
メージから文字の大きさを抽出する処理である。ステッ
プS9は、図5のステップS3の結果から、文の区切り
か否かを判定し、文の区切り[図3(e)の「、」等]
なら、この文の区切り以前に入力された文字集合[図3
(e)の「あいうえお」等]の文字の大きさの平均の大
きさを図1の文字サイズ情報決定部4[図2のCPU1
1]で計算し、その平均の大きさでその文字集合を再表
示する[図3(f)等]。
【0021】また、文の区切りでないならステップS6
〜S8で抽出した文字の大きさでその文字を図1の出力
部6を介して、表示部7に相当するタブレット9に表示
する[図3(b)の「あ」等]。
〜S8で抽出した文字の大きさでその文字を図1の出力
部6を介して、表示部7に相当するタブレット9に表示
する[図3(b)の「あ」等]。
【0022】この例では、文字サイズ情報を決定する手
段として、文の区切り単位の文字集合の平均の文字サイ
ズ情報を用いているが、このような文の区切り単位に限
らず、行単位、文単位で処理を行うこともできる。その
際、ステップS9で行の区切りの判定として入力文字数
、入力文字位置等の情報を用いて行い、文の区切りの判
定として読点「。」の検出等を用いて行う方法がある。 また、特定文字集合単位ごとに文字サイズ情報を再設定
する場合、この例のようにステップS10で、文字集合
の平均を計算し、その値で再設定する以外にその文字集
合の文字サイズの最大値、あるいは最小値を求め、その
値で文字サイズ情報を再設定することも可能である。
段として、文の区切り単位の文字集合の平均の文字サイ
ズ情報を用いているが、このような文の区切り単位に限
らず、行単位、文単位で処理を行うこともできる。その
際、ステップS9で行の区切りの判定として入力文字数
、入力文字位置等の情報を用いて行い、文の区切りの判
定として読点「。」の検出等を用いて行う方法がある。 また、特定文字集合単位ごとに文字サイズ情報を再設定
する場合、この例のようにステップS10で、文字集合
の平均を計算し、その値で再設定する以外にその文字集
合の文字サイズの最大値、あるいは最小値を求め、その
値で文字サイズ情報を再設定することも可能である。
【0023】また、上述の如く、ステップ10で、特定
文字集合単位の平均、あるいは最大、最小の文字サイズ
をそのまま、その集合単位の文字サイズとして用いる方
法以外にも、例えば図7に示すような文字サイズを量子
化するためのしきい値と、文字の角数とを対応づけてい
るテーブルを用いて、その集合単位の文字サイズからそ
の集合単位の角数を再設定する事ができる。同図の例で
は、Mは特定文字集合単位の平均の文字サイズの文字に
於ける縦と横の平均値、Vはその文字集合の最大サイズ
の文字に於ける縦と横の平均値であり、M<(1/3)
Vの時1/4角、(1/3)V≦M<(2/3)Vの時
半角、(2/3)V≦M<(4/3)Vの時全角、(4
/3)V≦Mの時倍角と判定する。その結果に基づいて
文字サイズ情報を再設定する。また、同じテーブルを用
いて、その文字集合に含まれる文字ごとに、文字サイズ
を判別し、その文字サイズに対応する角数にそれぞれの
文字の文字サイズ情報を再設定することも可能である。
文字集合単位の平均、あるいは最大、最小の文字サイズ
をそのまま、その集合単位の文字サイズとして用いる方
法以外にも、例えば図7に示すような文字サイズを量子
化するためのしきい値と、文字の角数とを対応づけてい
るテーブルを用いて、その集合単位の文字サイズからそ
の集合単位の角数を再設定する事ができる。同図の例で
は、Mは特定文字集合単位の平均の文字サイズの文字に
於ける縦と横の平均値、Vはその文字集合の最大サイズ
の文字に於ける縦と横の平均値であり、M<(1/3)
Vの時1/4角、(1/3)V≦M<(2/3)Vの時
半角、(2/3)V≦M<(4/3)Vの時全角、(4
/3)V≦Mの時倍角と判定する。その結果に基づいて
文字サイズ情報を再設定する。また、同じテーブルを用
いて、その文字集合に含まれる文字ごとに、文字サイズ
を判別し、その文字サイズに対応する角数にそれぞれの
文字の文字サイズ情報を再設定することも可能である。
【0024】また、図8に示すように、文字サイズを量
子化するためのしきい値と、表示、あるいは印字の際の
文字の大きさとを対応づけているテーブルを用いて、そ
の集合単位の文字サイズからその集合単位の文字の大き
さを再設定する事ができる。同図の例では、Mは特定文
字集合単位の平均の文字サイズの文字に於ける縦と横の
平均値、Vはその文字集合の最大サイズの文字に於ける
縦と横の平均値であり、M<(1/3)Vの時16ドッ
ト、(1/3)V≦M<(2/3)Vの時24ドット、
(2/3)V≦M<(4/3)Vの時32ドット、(4
/3)V≦Mの時48ドット、と判定する。その結果に
基づいて、文字サイズ情報を再設定する。また、同じテ
ーブルを用いて、その文字集合に含まれる文字ごとに、
文字サイズを判別し、その文字サイズに対応する文字の
大きさにそれぞれの文字の文字サイズ情報を再設定する
ことも可能である。
子化するためのしきい値と、表示、あるいは印字の際の
文字の大きさとを対応づけているテーブルを用いて、そ
の集合単位の文字サイズからその集合単位の文字の大き
さを再設定する事ができる。同図の例では、Mは特定文
字集合単位の平均の文字サイズの文字に於ける縦と横の
平均値、Vはその文字集合の最大サイズの文字に於ける
縦と横の平均値であり、M<(1/3)Vの時16ドッ
ト、(1/3)V≦M<(2/3)Vの時24ドット、
(2/3)V≦M<(4/3)Vの時32ドット、(4
/3)V≦Mの時48ドット、と判定する。その結果に
基づいて、文字サイズ情報を再設定する。また、同じテ
ーブルを用いて、その文字集合に含まれる文字ごとに、
文字サイズを判別し、その文字サイズに対応する文字の
大きさにそれぞれの文字の文字サイズ情報を再設定する
ことも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、複雑なキー操作やメニ
ュー指定操作なしに、文字サイズ情報を自動的に、抽出
、設定できるのでオペレータの負担は著しく軽減される
。
ュー指定操作なしに、文字サイズ情報を自動的に、抽出
、設定できるのでオペレータの負担は著しく軽減される
。
【図1】本発明の文書作成装置の機能構成を示すブロッ
ク図
ク図
【図2】本発明装置の一実施例のシステム構成図
【図3
】本発明装置の処理動作に伴う表示状態を示す図
】本発明装置の処理動作に伴う表示状態を示す図
【図4
】本発明装置のデータ記憶部での文字コード列の記憶状
態を示す図
】本発明装置のデータ記憶部での文字コード列の記憶状
態を示す図
【図5】本発明装置の処理動作を示すフロー図
【図6】
本発明装置処理に於ける文字サイズ情報決定のためのフ
ロー図
本発明装置処理に於ける文字サイズ情報決定のためのフ
ロー図
【図7】本発明装置に於ける文字の角数設定のための文
字サイズのしきい値と文字の角数との対応を示す図
字サイズのしきい値と文字の角数との対応を示す図
【図
8】本発明装置に於ける文字の大きさ設定のための文字
サイズのしきい値と文字の大きさとの対応を示す図
8】本発明装置に於ける文字の大きさ設定のための文字
サイズのしきい値と文字の大きさとの対応を示す図
1 入力部
2 文字認識部
3 付属情報抽出部
4 文字サイズ情報決定部
5 文字データ記憶部
6 出力部
7 表示部
8 印字部
Claims (5)
- 【請求項1】 手書きのイメージ情報を入力する入力
手段と、前記手書き入力されたイメージ情報から文字を
認識する認識手段と、前記イメージ情報から入力文字の
大きさを示す付属情報を抽出する抽出手段と、前記付属
情報から表示または印字に必要な文字サイズ情報を決定
する決定手段と、前記認識手段での認識結果である文字
コード、及び前記決定手段により決定された文字サイズ
情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されて
いる該文字のサイズ情報と共に、該文字コードを表示手
段、または印字手段に出力する出力手段を備えた手書き
文書作成装置。 - 【請求項2】 請求項1の決定手段は、請求項1の抽
出手段で抽出した行単位、文単位、あるいは、文の区切
り単位等の特定の文字の集合単位の大きさ情報から、該
集合単位の文字の大きさの平均値、最大値、あるいは最
小値を基準値として抽出し、その基準値に基づき該集合
全体の文字サイズ情報を決定することを特徴とした請求
項1記載の手書き文書作成装置。 - 【請求項3】 請求項1の決定手段は、請求項1の抽
出手段で抽出した行単位、文単位、あるいは、文の区切
り単位等の特定の文字の集合単位の大きさ情報から、該
集合単位の文字の大きさの平均値、最大値、あるいは最
小値を基準値として抽出し、その基準値から、文字の大
きさに対応したしきい値を設定し、該集合に含まれる文
字を個々に前記しきい値と比較することにより、各文字
ごとに文字サイズ情報を設定することを特徴とした請求
項1記載の手書き文書作成装置。 - 【請求項4】 手書きのイメージ情報を入力する入力
処理と、前記手書き入力されたイメージ情報から文字を
認識する認識処理と、前記イメージ情報から入力文字の
大きさを示す付属情報を抽出する抽出処理と、前記抽出
処理より得られた特定の文字の集合単位の大きさ情報か
ら、該集合単位の大きさの基準となる値を抽出し、その
値に基づき該集合全体の文字サイズ情報を決定する処理
と、前記認識処理により認識された該文字の文字コード
と前記文字サイズ情報決定処理により得られた該文字サ
イズ情報を記憶する記憶処理と、前記記憶処理により記
憶された該文字サイズ情報と共に、該文字コードを前記
表示手段、または前記印字手段に出力する処理とからな
る手書き文書作成方法。 - 【請求項5】 手書きのイメージ情報を入力する入力
処理と、前記手書き入力されたイメージ情報から文字を
認識する認識処理と、前記イメージ情報から入力文字の
大きさを示す付属情報を抽出する抽出処理と、前記抽出
処理より得られた特定の文字の集合単位の大きさ情報か
ら、該集合単位の大きさの基準となる値を抽出し、その
抽出した値から、文字の大きさに対応したしきい値を設
定し、該集合に含まれる文字を個々に前記しきい値と比
較することにより、該文字ごとに文字サイズ情報を決定
する処理と、前記認識処理により認識された該文字の文
字コードと前記文字サイズ情報決定処理により得られた
該文字サイズ情報を記憶する記憶処理と、前記記憶処理
により記憶された該文字サイズ情報と共に、該文字コー
ドを前記表示手段、または前記印字手段に出力する処理
とからなる手書き文書作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054851A JPH04290184A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 手書き文書作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054851A JPH04290184A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 手書き文書作成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04290184A true JPH04290184A (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12982101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3054851A Pending JPH04290184A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 手書き文書作成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04290184A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5513278A (en) * | 1993-05-27 | 1996-04-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Handwritten character size determination apparatus based on character entry area |
| EP1538549A1 (en) * | 2003-12-03 | 2005-06-08 | Microsoft Corporation | Scaled text replacement of digital ink |
| US6986106B2 (en) | 2002-05-13 | 2006-01-10 | Microsoft Corporation | Correction widget |
| US7137076B2 (en) | 2002-07-30 | 2006-11-14 | Microsoft Corporation | Correcting recognition results associated with user input |
| US7506271B2 (en) | 2003-12-15 | 2009-03-17 | Microsoft Corporation | Multi-modal handwriting recognition correction |
| JP2014081893A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Sharp Corp | 表示装置、表示方法、および表示プログラム |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3054851A patent/JPH04290184A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5513278A (en) * | 1993-05-27 | 1996-04-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Handwritten character size determination apparatus based on character entry area |
| US6986106B2 (en) | 2002-05-13 | 2006-01-10 | Microsoft Corporation | Correction widget |
| US7263657B2 (en) | 2002-05-13 | 2007-08-28 | Microsoft Corporation | Correction widget |
| US7562296B2 (en) | 2002-05-13 | 2009-07-14 | Microsoft Corporation | Correction widget |
| US7137076B2 (en) | 2002-07-30 | 2006-11-14 | Microsoft Corporation | Correcting recognition results associated with user input |
| EP1538549A1 (en) * | 2003-12-03 | 2005-06-08 | Microsoft Corporation | Scaled text replacement of digital ink |
| US7848573B2 (en) | 2003-12-03 | 2010-12-07 | Microsoft Corporation | Scaled text replacement of ink |
| US7506271B2 (en) | 2003-12-15 | 2009-03-17 | Microsoft Corporation | Multi-modal handwriting recognition correction |
| JP2014081893A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Sharp Corp | 表示装置、表示方法、および表示プログラム |
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