JP2848713B2 - パネル用バックライト - Google Patents

パネル用バックライト

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JP2848713B2
JP2848713B2 JP3067698A JP6769891A JP2848713B2 JP 2848713 B2 JP2848713 B2 JP 2848713B2 JP 3067698 A JP3067698 A JP 3067698A JP 6769891 A JP6769891 A JP 6769891A JP 2848713 B2 JP2848713 B2 JP 2848713B2
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直喜 吉田
啓二 鹿島
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過型又は、半透過型
パネルを背面より照射するパネル用バックライトに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、ラップトップ型又は、ブック型の
ワ−ドプロセッサ−やコンピュ−タ等の表示装置とし
て、薄型でしかも見易いバックライト機構を有する液晶
表示装置が用いられている。このようなバックライトに
は、図1に示すように透光性の導光板の一端部に、蛍光
管のような線状光源を併設するエッジライト方式がよく
用いられる。このエッジライト方式の場合、図2に示す
ように、導光板の一方の広い面にこの導光板材料よりも
屈折率が大きい光拡散物質を部分的に被覆し、その面の
ほぼ全面を光拡散反射板で覆うように配置されたものが
多い。この光拡散反射板で覆うことは、反射板での光拡
散効果を有効に活用するためである。
【0003】この光拡散反射板の表面は、通常光拡散性
を持つ材料で被覆されている。光拡散性を持つ材料は、
アルミニゥム板の表面を粗面化して光拡散性を持たした
もの、又は、光拡散性を持つ塗料等を塗布した光拡散板
等である。近時、バックライトがバッテリー駆動される
ようになり消費電力−輝度変換効率のより一層の向上が
望まれるようになると共に、更に輝度の高いバックライ
トが要求されるようになってきた。このような状況下
で、従来の光拡散性を持つ塗料等を塗布した光拡散板
は、塗布面の膜厚が10〜20μmと比較的薄く、必ず
しも充分にこのような要求に応じられなくなっているの
が現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点につき種々の検討を行った結果、エッジライト方式の
バックライトにおいて、発光面全体に高輝度が得られる
パネル用バックライトを提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、導光板上
の光拡散物質を被覆した一方の広い面に相対して配置す
る光拡散反射板の表面、及び/又は線状光源を覆う反射
板の光源に相対する面にある程度の厚さを持つように、
高い光拡散反射率を持つ材料を塗布したものを用いたパ
ネル用バックライトが上記目的に適うものであることを
見出だし本発明を完成した。即ち本発明は、透光性材料
からなる導光板の少なくとも一側面端部に、これに近接
して線状光源を有し、前記導光板の一方の広い面に該導
光板材料よりも屈折率が大きい光拡散物質を、導光板面
上において線状光源側の一側面端部からの距離が大とな
るに従って被覆の割合を増加させるように被覆し、その
面に相対して光拡散反射板を配したパネル用バックライ
トに於いて、前記線状光源を覆う反射板の光源に相対す
る面及び/又は前記光拡散反射板の表面に、高い光拡散
反射率を持つ材料を30μm以上塗布したものを用いた
パネル用バックライトに関するものである。
【0006】次に本発明を図面に基づいて更に詳述す
る。
【0007】図1は、本発明の一実施態様の斜視図であ
り、図2は、同断面図である。図中1は導光板であり、
光を効率よく通過させる物質であればよく、石英、ガラ
ス、透光性の天然又は合成樹脂、例えばアクリル系樹脂
等である。2は光拡散板で、導光板面より出光した光を
散乱させて通過させるものである。本発明では1枚又は
複数枚の光拡散板を用いる。
【0008】導光板に施す光散乱物質6は、導光板の材
質に比較して高屈折率を持ち、かつ拡散反射率が大きい
顔料を含んだ塗料、印刷インキ等が好ましい。これらを
スクリ−ン印刷等の方法で導光板面上にドット状に印刷
する。光拡散反射板3は、アルミニウム、薄板鋼等の材
質からなり、光散乱物質を被覆した導光板の面のほぼ全
面を覆うように配置する。
【0009】4は線状光源で、導光板の端面に光が入光
するための間隙(スリット)を有するアルミニウム等の
金属板等で構成された反射板5で周囲を覆われ、導光板
の一端面部に近接してその中心軸が導光板の端面とほぼ
平行となるように設置される。この線状光源4は、蛍光
管、タングステン白熱管、オプティカルロッド、LED
を配列した物等があるが、蛍光管が好ましい。
【0010】本発明では、前記した、線状光源を覆う反
射板5の内面、即ち光源と相対する面及び/又は光拡散
反射板3の導光板と相対する表面に、高い光拡散反射率
を持つ材料を或る厚みの範囲で塗布したことが特徴であ
る。ここで用いる高い光拡散反射率を持つ材料は通常用
いられる白色の塗料例えばチタンホワイトを用いた塗料
で、好ましくは密着性のある高分子材料例えばアクリル
系樹脂をこれと用いた塗料である。
【0011】前記材料のこれら表面への塗布するさいの
膜厚は、通常30μm以上、好ましくは30〜150μ
mの範囲である。前記膜厚が30μmより薄いと光拡散
効果が充分でなく、高い輝度が得られない。又、必要以
上に厚くすることも、塗布作業が困難となるばかりでな
くそれなりの効果が得られない。前記塗布の方法は、通
常の方法でよいか、特に厚い膜厚を得る方法の一っであ
る粉体塗装方法が好ましい。
【0012】本発明の導光板に施す光拡散物質は、好ま
しくはドット状即ち点状形成するものであるが、このド
ットの形状は特に制限されるものでなく、円形、角形、
交差線で形成されたいづれでもよい。これらは導光板上
に仮想される一定の間隔を持った直交線の交点(グリッ
ド)上に施されるが、直交線の間隔は0.5〜3mm更
に好ましくは0.8〜2mmの間で導光板の厚さに応じ
て適宜選択される。
【0013】更に、前記光拡散物質の被覆状態は、導光
板面上の線状光源部近傍で被覆の割合が1%〜50%
で、光源から線状光源を近接させた一側面端部の被覆点
から始めて被覆の割合が順次大となるように被覆する。
被覆の割合の大きい部分での被覆の割合は20〜100
%である。又、本発明の好ましい態様として、線状光源
部の反対側の導光板端部近傍に於いては前記被覆の割合
が、それまでの割合と同等あるいは減少するか又は前記
被覆の割合が同等かその増加率がそれまでの増加率より
小となる部分を持つように被覆することである。
【0014】上記した被覆の割合が同等となるかあるい
は減少するか又は前記被覆の割合が同等かその増加率が
それまでの増加率より小となる部分は、線状光源部の反
対側の導光板端部近傍であるが、線状光源部側から導光
板端部面までの長さの、導光板端部面側のほぼ2/10
以下となるの地点から、導光板端部面部までの部分が目
安となる。尚、ここで言う被覆の割合(被覆率)とは、
導光板面の単位面積当たりに施した光散乱物質の被覆面
積の割合を言う。
【0015】本発明の主要部は、このような構成からな
り、パネル、特に液晶パネルのバックライトとして使用
される。本発明では、更に以下に示すような構成とする
ことが好ましい。
【0016】
【発明の効果】本発明は比較的小型で、輝度分布が均一
で充分な輝度を得られ、消費電力−輝度変換効率が大な
バックライトとして使用できる。
【0017】
【実施例】実施例1 次に実施例で本発明を更に詳述する。図1に示すような
厚さ2mmの長方形導光板(225mm×127mm)
の短手の端部に、その端部長より7mm長い直径4.8
mmの太さの冷陰極管(ハリソン電機株式会社製径4.
8mmφノ−マル管)を配置し、その管の外周を2mm
のスリットを持つ筒型アルミ光反射器で覆い、スリット
から出光した光が導光板の端部から導光板に入光するよ
うに配置した。筒型アルミ光反射器の内面はアクリル樹
脂を添着剤として用いたチタンホワイトを粉体塗装方法
で下表に示した各厚さに塗装したものを用いた。
【0018】一方、導光板面上に被覆する光拡散物質
は、円形のドットパタ−ンをスクリ−ン印刷したもので
あり、スクリ−ン版下は、下記の条件で作成して用い
た。光拡散物質の被覆率は光源部近傍で6%、光源部の
反対側の部分の近傍で80%、その中間ではこれらの比
率が光源部側から徐々に増加するように作図して用い
た。又光拡散反射板はアルミニウム板を用いた。
【0019】冷陰極管に、インバ−タより30KHzの
交番電圧をかけて一定電流で駆動させたときの面輝度
を、輝度計(トプコンBM−8)により測定した。筒型
アルミ光反射器の内面の塗布厚さと輝度との関係を次表
に示した。
【0020】 塗装厚さ(μm) 40 60 70 80 輝度 (nit) 260 274 280 282 実施例2 実施例1において、筒型アルミ光反射器の内面塗布をお
こなわず、光拡散反射板の表面を実施例1と同様に下表
に示した各厚さに塗装したものを用いた以外は実施例1
と同様に試験した。結果を次表に示した。
【0021】 塗装厚さ(μm) 40 60 70 80 輝度 (nit) 262 276 283 285 実施例3 実施例1において、光拡散反射板の表面を実施例1と同
様に下表に示した各厚さに塗装したものを用いた以外は
実施例1と同様に試験した。結果を次表に示した 。 塗装厚さ(μm) 40 60 70 80 輝度 (nit) 280 292 300 303 比較例筒型アルミ光反射器の内面及び、光拡散反射板の
表面を下表に示した各厚さに塗装したものを用いた以外
は実施例1と同様に試験した。結果を次表に示した。
【0022】 塗装厚さ(μm) 10 20 輝度 (nit) 210 220
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様のバックライトの斜視図
【図2】本発明の一実施態様のバックライトの断面図
【符号の説明】
1:導光板 2:光拡散板 3:光拡散反射板 4:線状光源 5:反射器 6:光散乱物質

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性材料からなる導光板の少なくとも一
    側面端部に、これに近接して線状光源を有し、前記導光
    板の一方の広い面に該導光板材料よりも屈折率が大きい
    光拡散物質を、導光板面上において線状光源側の一側面
    端部からの距離が大となるに従って被覆の割合を増加さ
    せるように被覆し、その面に相対して光拡散反射板を配
    したパネル用バックライトに於いて、前記線状光源を覆
    う反射板の光源に相対する面及び/又は前記光拡散反射
    板の表面に、高い光拡散反射率を持つチタンホワイトを
    主成分とする白色の塗料を30μm以上の厚さで塗布し
    たものを用いたパネル用バックライト。
  2. 【請求項2】線状光源を覆う反射板の光源に相対する面
    及び/又は光拡散反射板の表面に高い光拡散反射率を持
    チタンホワイトを主成分とする白色の塗料を30〜1
    50μmの厚さで塗布したものを用いた請求項1記載の
    パネル用バックライト。
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