JP2848338B2 - インテリジェントネットワークの輻輳制御システム - Google Patents

インテリジェントネットワークの輻輳制御システム

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JP2848338B2 JP17353996A JP17353996A JP2848338B2 JP 2848338 B2 JP2848338 B2 JP 2848338B2 JP 17353996 A JP17353996 A JP 17353996A JP 17353996 A JP17353996 A JP 17353996A JP 2848338 B2 JP2848338 B2 JP 2848338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子交換機とコンピ
ュータとから構成されるインテリジェントネットワーク
システムで生じる輻輳を制御するためのインテリジェン
トネットワークの輻輳制御システムに係わり、特に1つ
のコンピュータに対して複数の電子交換機が接続される
場合に好適なインテリジェントネットワークの輻輳制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】呼を受けてこれに対して交換接続動作を
行う電子交換機とこれに対してサービス制御を行うコン
ピュータとから構成されるインテリジェントネットワー
クシステムでは、電子交換機(SSP:Service Switch
ing Point )がサービス要求メッセージを一時期に大量
にコンピュータ(SCP:Service Control Point )に
送出すると、コンピュータ側の負荷が増大する。そこ
で、このサービス要求メッセージの送出に対する規制指
示をコンピュータから電子交換機に送出するようにした
インテリジェントネットワークの輻輳制御システムが従
来から提案されている。
【0003】この従来の輻輳制御システムでは、コンピ
ュータから電子交換機に対して一定の条件を含んだ規制
指示を送出すると、電子交換機側ではギャッピング方式
でサービス要求メッセージの送出を規制するようにして
いる。すなわち、ある一定期間(ギャップ)、全面的に
電子交換機からコンピュータへのメッセージ送出が規制
されて、その規制終了後に初めて電子交換機が受け付け
た呼についてのみ、コンピュータへのサービス要求メッ
セージの送出が許容される。この後、次のギャップ制御
が同様に行われる。
【0004】ところが、このような輻輳制御システムで
は、ギャップの最適値の決定が困難であるという問題が
あった。また、1台のコンピュータが複数の電子交換機
に対してサービス制御を行っているような場合には、こ
れらの電子交換機がコンピュータに送出するサービス要
求メッセージの数にばらつきのあることが多い。このよ
うな場合には、これらに対して一様の規制を行うと、予
期した規制効果を得ることができない場合があった。
【0005】そこで、特開平7−212463号公報で
は、1台のコンピュータが複数の電子交換機に対してサ
ービス制御を行っているような状況下で、これらの電子
交換機がコンピュータに送出するサービス要求メッセー
ジの数にばらつきがあっても、規制効果を十分得ること
ができる輻輳制御システムを提案している。この輻輳制
御システムでは、コンピュータに対するサービス要求メ
ッセージが大量に発生すると、コンピュータはサービス
要求メッセージの受信数に応じて規制指示メッセージを
電子交換機に送出するようにしている。電子交換機側で
は、この規制指示メッセージに従って、コンピュータに
送出するサービス要求メッセージを減少させる等の規制
を行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この提案されたインテ
リジェントネットワークの輻輳制御システムでは、コン
ピュータに対してサービス要求メッセージを送出する電
子交換機の数が多いと、コンピュータ側から電子交換機
に送出する規制指示メッセージの数もこれに応じて多く
なる。この結果、規制指示メッセージの送出についての
コンピュータおよびコンピュータと電子交換機間の回線
の負荷が高くなってしまうという問題があった。
【0007】そこで本発明の目的は、コンピュータに対
してサービス要求メッセージを送出する電子交換機の数
が多い場合でもコンピュータ側の負荷を抑えることので
きるインテリジェントネットワークの輻輳制御システム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)各電子交換機が要求するサービス要求の発生
率を計数する計数手段と、(ロ)この発生率が許容値を
越えたかどうかを周期的に判別する許容値判別手段と、
(ハ)サービス要求の送出を各電子交換機ごとに規制す
るための規制指示メッセージの送出に関してこれら電子
交換機ごとに重み付けを行うための重み付けデータを記
憶した重み付けデータ記憶手段と、(ニ)許容値判別手
段が許容値を越えたと判別した周期で、重み付けデータ
記憶手段に記憶された重み付けに応じて規制指示メッセ
ージを送出する先の電子交換機を選択する規制指示メッ
セージ送出先電子交換機選択手段と、(ホ)この規制指
示メッセージ送出先電子交換機選択手段によって選択し
た電子交換機に対して規制指示メッセージを送出する規
制指示メッセージ選択送出手段とをインテリジェントネ
ットワークの輻輳制御システムに具備させる。
【0009】すなわち請求項1記載の発明では、計数手
段で各電子交換機が要求するサービス要求の発生率を計
数し、これを許容値と比較することで、これらの電子交
換機がサービス要求メッセージを送出するのを規制する
かどうかの判別を周期的に行うようにしている。そし
て、規制を行う場合には、重み付けデータ記憶手段に記
憶した各電子交換機ごとの重み付けに応じて規制指示メ
ッセージの送出を行う電子交換機を選択し、規制指示メ
ッセージ選択送出手段によって規制指示メッセージの送
出を行わせるようにしている。これにより、規制指示メ
ッセージを実質的に間引いた形でそれぞれの電子交換機
に送出することが可能になり、規制指示メッセージの送
出についてのサービス制御側(コンピュータおよびコン
ピュータと電子交換機間の回線)の負荷を軽減すること
が可能になる。
【0010】請求項2記載の発明では、(イ)各電子交
換機が要求するサービス要求の全体数を周期的に計数す
る受信メッセージ計数手段と、(ロ)この受信メッセー
ジ計数手段の計数した数が予め設定した許容値を越えた
かどうかを周期的に判別する許容値判別手段と、(ハ)
サービス要求の送出を各電子交換機ごとに規制するため
の規制指示メッセージの送出に関してこれら電子交換機
ごとに重み付けを行うための重み付けデータを記憶した
重み付けデータ記憶手段と、(ニ)各電子交換機ごとに
規制指示メッセージの未送出の時間を記憶する規制指示
未送出時間記憶手段と、(ホ)許容値判別手段が許容値
を越えたと判別した周期で、重み付けデータ記憶手段に
記憶された各電子交換機ごとの重み付けおよび規制指示
未送出時間記憶手段に記憶されたこれらの電子交換機ご
との規制指示メッセージが送出されていない時間の長短
に応じて規制指示メッセージを送出する先の電子交換機
を選択する規制指示メッセージ送出先電子交換機選択手
段と、(ヘ)この規制指示メッセージ送出先電子交換機
選択手段によって選択した電子交換機に対して規制指示
メッセージを送出する規制指示メッセージ選択送出手段
とをインテリジェントネットワークの輻輳制御システム
に具備させる。
【0011】すなわち請求項2記載の発明では、受信メ
ッセージ計数手段で各電子交換機が要求するサービス要
求の全体数を計数し、これを許容値と比較することで、
これらの電子交換機がサービス要求メッセージを送出す
るのを規制するかどうかの判別を周期的に行うようにし
ている。そして、規制を行う場合には、重み付けデータ
記憶手段に記憶した各電子交換機ごとの重み付けおよび
規制指示未送出時間記憶手段に記憶されたこれらの電子
交換機ごとの規制指示メッセージが送出されていない時
間の長短に応じて規制指示メッセージの送出を行う電子
交換機を選択し、規制指示メッセージ選択送出手段によ
って規制指示メッセージの送出を行わせるようにしてい
る。これにより、規制指示メッセージを実質的に間引い
た形でそれぞれの電子交換機に送出することが可能にな
り、規制指示メッセージの送出についてのサービス制御
側(コンピュータおよびコンピュータと電子交換機間の
回線)の負荷を軽減することが可能になる。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のインテリジェントネットワークの輻輳制
御システムで重み付けデータ記憶手段は、各電子交換機
の規模に応じた重み付けを行うことを特徴としている。
電子交換機の規模が大きい程、サービス要求メッセージ
の数も多く、通常の場合には規制指示メッセージによる
規制をより多くする必要があるからである。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のインテリジェントネットワークの輻輳制
御システムで規制指示メッセージ送出先電子交換機選択
手段は、各電子交換機に対する規制指示メッセージの送
出していない周期の回数をtとし、それぞれの電子交換
機の規模を表わした重みが正の整数Pで表わされ“1”
が最強の重みであるとき、回数tに数値“2”を加えた
数値が整数Pよりも大きくなった電子交換機に対して規
制指示メッセージを送出するように選択を行うことを特
徴としている。規制指示メッセージを送出した電子交換
機に対しては、回数tが“0”にリセットされることは
もちろんである。
【0014】
【発明の実施の形態】
【0015】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例におけるインテリ
ジェントネットワークの輻輳制御システムの構成を表わ
したものである。このシステムは、コンピュータ(SC
P)11と複数の電子交換機(SSP)121 、1
2 、……12N から構成されている。これら第1〜第
Nの電子交換機121 、122 、……12N は規制実行
部13を備えている。
【0017】図2は、規制実行部の周辺を表わしたもの
である。規制実行部13は、加入者21および入トラン
ク22を収容し、交換網を介して図1に示したコンピュ
ータ11に接続されている。このような規制実行部13
は、電子交換機の他の部分と共通した、あるいはこれと
は独立した図示しないCPU(中央処理装置)と、この
CPUの実行するプログラムを格納する磁気ディスク等
の記憶媒体と、通信制御を行うための通信制御部によっ
て構成することができる。規制実行部13は図1に示し
た電子交換機11に対してサービス要求メッセージ15
を出力すると共に、コンピュータ11からは所定の条件
下で規制指示メッセージ16を入力するようになってい
る。
【0018】一方、図1に示したコンピュータ11は、
サービスを実行するためのサービス制御部31と、輻輳
の制御を行う輻輳制御部32とを有している。サービス
制御部31は、従来のこの種のコンピュータと同様のサ
ービスを実行するのでその詳細な説明は省略する。輻輳
制御部32は、サービス制御部31と共にサービス要求
メッセージ15を受信してその受信メッセージの計数を
行う受信メッセージ計数部41を有している。単位周期
内に計数された受信メッセージ計数部41の計数値42
は、許容値記憶部43で記憶された許容値44と、SS
P規模記憶部45の記憶した各電子交換機(SSP)1
1 、122 、……12N の規模に応じた重み付け情報
46と、規制指示未送出時間記憶部47の出力する各電
子交換機121 、122 、……12N の規制指示未送出
時間情報48と共に、規制要否判定部49に入力される
ようになっている。周期設定部51は、この規制要否判
定部49と規制の指示を行う規制指示部52に対して、
それぞれの判定および指示が行われる周期を表わした周
期情報53を出力するようになっている。規制要否判定
部49は周期情報53で指示された周期で規制の要否を
判定し、各電子交換機121 、122 、……12N のう
ちその周期で規制指示メッセージ16を送出すべきもの
に対してこれを送出するようになっている。
【0019】図3は、SSP規模記憶部の記憶内容の一
例を表わしたものである。SSP規模記憶部45は、図
1に示した第1〜第Nの電子交換機(SSP)121
12 2 、……12N それぞれの規模を“1”以上の整数
で記憶している。ここで規模“1”が最も重み付けの強
いことを表わしており、一般に規模“P”は規模“1”
に対して1/Pの重みを有している。本実施例では、第
2および第Nの電子交換機122 、12N が最も強い重
み付けとなっている。
【0020】図4は、規制指示未送出時間記憶部の記憶
内容の一例を表わしたものである。規制指示未送出時間
記憶部47には、図1に示した第1〜第Nの電子交換機
(SSP)121 、122 、……12N それぞれに対し
て、規制指示を出さなかった回数“t”が記憶されるよ
うになっている。本実施例のインテリジェントネットワ
ークの輻輳制御システムでは、この回数“t”に定数
“2”を加えた値が、図1に示したSSP規模記憶部4
5に記憶されたその電子交換機12の規模“P”よりも
大きくなったとき、その周期にその電子交換機12に対
して規制指示メッセージ16を送出するようになってい
る。送出を行ったその電子交換機12の規制指示を出さ
なかった回数“t”は、この時点で“0”にクリアされ
る。
【0021】なお、図3に示したSSP規模記憶部45
および図4に示した規制指示未送出時間記憶部47は、
それぞれ図1に示したコンピュータ11内の図示しない
RAM等の記憶領域を割り当てることができる。また、
コンピュータ11は当然ながら次に説明する制御動作を
実現するためのプログラムを格納する記憶領域を有して
おり、図示しないCPU(中央処理装置)がこのプログ
ラムに応じて動作し輻輳制御システムを機能させるよう
になっている。
【0022】図5は、コンピュータ側の規制要否判定部
の制御の様子を表わしたものである。規制要否判定部4
9は、周期設定部51から周期情報53が送られてくる
たびに(ステップS101;Y)、サービス要求メッセ
ージ15が許容値記憶部43に記憶された許容値44を
越えたかどうかを判別する(ステップS102)。そし
て、許容値44以内であれば(N)、特にコンピュータ
11の負担となることはないので、規制指示メッセージ
16を発行することなく処理を終了させて(リター
ン)、次の周期に備えることになる。
【0023】これに対して、ステップS102で周期内
に許容値44を越える数の受信メッセージが到来してい
ると判別されたときには、数値“n”が“1”に初期化
されて(ステップS103)、まず第1の電子交換機1
1 に規制指示メッセージ16を送出すべきかとうかの
判別が行われる(ステップS104)。前記したように
この判別は、“t+2”が重み付け“P”よりも大きく
なっているかどうかによって行われる。図3および図4
に示した例では、“t”が“1”であり、これに数値
“2”を加えた数は重み付け“2”よりも大きい。した
がって、第1の電子交換機121 に対して規制指示メッ
セージ16を送出すべきとの判別が行われる(Y)。こ
の場合、規制要否判定部49は規制指示部52に対して
第1の電子交換機121 に規制指示メッセージ16を送
出するように指示することになる(ステップS10
5)。この後、数値“n”を“1”だけカウントアップ
する(ステップS106)。
【0024】第1の電子交換機121 に対して規制指示
メッセージ16を送出する必要がないと判別された場合
には、ステップS105の処理が行われることなく、直
ちにステップS106の処理が行われる。このようにし
てステップS106で数値“n”が“1”だけ加算され
たら、加算後の数値“n”が“N”よりも大きくなった
かどうかの判別が行われる(ステップS107)。大き
くなっていない場合には(N)、第1〜第Nの電子交換
機121 、122 、……12N のすべてについて規制指
示メッセージ16の送出の要否判別が終了していないの
で、ステップS104に戻って次の電子交換機12(こ
の場合には第2の電子交換機122 )について同様の判
別が行われる。本実施例では第2の電子交換機122
規模“P”は規模“1”となっており、最も強いので、
許容値44を越える数の受信メッセージが到来した周期
では必ず規制指示メッセージ16送出のための要求が出
されることになる。
【0025】このようにして第Nの電子交換機12N
で同様の判別処理が繰り返される。第Nの電子交換機1
N についての処理が行われたら(ステップS107;
Y)、すべての処理が終了し(リターン)、次の周期が
到来するまでコンピュータ11は待機状態となることに
なる(ステップS101)。
【0026】第1〜第Nの電子交換機121 、122
……12N では、このようにして間引かれた形でコンピ
ュータ11から送られてくる規制指示メッセージ16を
受信したら、これに応じてサービス要求メッセージ15
の送出の割合を抑制することになる。
【0027】なお、実施例ではコンピュータ11のSS
P規模記憶部45に各電子交換機121 、122 、……
12N の規模に応じた重み付けを記憶することにした
が、これ以外の重み付けデータを記憶するようにしても
よい。例えばその電子交換機の重要度を加味した重み付
けがそれである。また、重み付けは使用時間帯等に応じ
て適宜変更するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項4
記載の発明によれば、サービス制御側(コンピュータ)
による規制指示メッセージの送出の回数を減少させるこ
とができ、送出に要する負担を軽減することができるの
で、そのCPUをサービス制御部の呼処理動作により効
果的に割り当てることができる。
【0029】また、請求項1および請求項2記載の発明
では、重み付けデータ記憶手段が配置されているので、
このデータを各電子交換機の実情に合わせてアレンジす
ることができ、単純に規制指示メッセージを送出してい
た従来のインテリジェントネットワークの輻輳制御シス
テムに比べて、規制指示メッセージによるそれぞれの電
子交換機のサービス要求メッセージの抑制割合を人為的
に変化させ、サービスの実質的な均衡を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるインテリジェントネ
ットワークの輻輳制御システムのシステム構成図であ
る。
【図2】規制実行部とその周辺を表わしたブロック図で
ある。
【図3】SSP規模記憶部の記憶内容の一例を表わした
説明図である。
【図4】規制指示未送出時間記憶部の記憶内容の一例を
表わした説明図である。
【図5】コンピュータ側の規制要否判定部の制御の様子
を表わした流れ図である。
【符号の説明】
11 コンピュータ(SCP) 12 電子交換機(SSP) 13 規制実行部 15 サービス要求メッセージ 16 規制指示メッセージ 31 サービス制御部 32 輻輳制御部 41 受信メッセージ計数部 43 許容値記憶部 45 SSP規模記憶部 47 規制指示未送出時間記憶部 49 規制要否判定部 51 周期設定部 52 規制指示部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各電子交換機が要求するサービス要求の
    発生率を計数する計数手段と、 この発生率が許容値を越えたかどうかを周期的に判別す
    る許容値判別手段と、 サービス要求の送出を前記各電子交換機ごとに規制する
    ための規制指示メッセージの送出に関してこれら電子交
    換機ごとに重み付けを行うための重み付けデータを記憶
    した重み付けデータ記憶手段と、 前記許容値判別手段が許容値を越えたと判別した周期
    で、重み付けデータ記憶手段に記憶された重み付けに応
    じて規制指示メッセージを送出する先の電子交換機を選
    択する規制指示メッセージ送出先電子交換機選択手段
    と、 この規制指示メッセージ送出先電子交換機選択手段によ
    って選択した電子交換機に対して規制指示メッセージを
    送出する規制指示メッセージ選択送出手段とを具備する
    ことを特徴とするインテリジェントネットワークの輻輳
    制御システム。
  2. 【請求項2】 各電子交換機が要求するサービス要求の
    全体数を周期的に計数する受信メッセージ計数手段と、 この受信メッセージ計数手段の計数した数が予め設定し
    た許容値を越えたかどうかを周期的に判別する許容値判
    別手段と、 サービス要求の送出を前記各電子交換機ごとに規制する
    ための規制指示メッセージの送出に関してこれら電子交
    換機ごとに重み付けを行うための重み付けデータを記憶
    した重み付けデータ記憶手段と、 前記各電子交換機ごとに規制指示メッセージの未送出の
    時間を記憶する規制指示未送出時間記憶手段と、 前記許容値判別手段が許容値を越えたと判別した周期
    で、重み付けデータ記憶手段に記憶された各電子交換機
    ごとの重み付けおよび規制指示未送出時間記憶手段に記
    憶されたこれらの電子交換機ごとの規制指示メッセージ
    が送出されていない時間の長短に応じて規制指示メッセ
    ージを送出する先の電子交換機を選択する規制指示メッ
    セージ送出先電子交換機選択手段と、 この規制指示メッセージ送出先電子交換機選択手段によ
    って選択した電子交換機に対して規制指示メッセージを
    送出する規制指示メッセージ選択送出手段とを具備する
    ことを特徴とするインテリジェントネットワークの輻輳
    制御システム。
  3. 【請求項3】 前記重み付けデータ記憶手段は、各電子
    交換機の規模に応じた重み付けを行うことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のインテリジェントネット
    ワークの輻輳制御システム。
  4. 【請求項4】 前記規制指示メッセージ送出先電子交換
    機選択手段は、各電子交換機に対する規制指示メッセー
    ジの送出していない周期の回数をtとし、それぞれの電
    子交換機の規模を表わした重みが正の整数Pで表わされ
    “1”が最強の重みであるとき、回数tに数値“2”を
    加えた数値が整数Pよりも大きくなった電子交換機に対
    して規制指示メッセージを送出するように選択を行うこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のインテリ
    ジェントネットワークの輻輳制御システム。
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