JP2822299B2 - データ分配装置 - Google Patents

データ分配装置

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JP2822299B2
JP2822299B2 JP4887993A JP4887993A JP2822299B2 JP 2822299 B2 JP2822299 B2 JP 2822299B2 JP 4887993 A JP4887993 A JP 4887993A JP 4887993 A JP4887993 A JP 4887993A JP 2822299 B2 JP2822299 B2 JP 2822299B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの分配装置に係
り、特に分散処理システムのインテリジェントネットワ
ークにおける各種サービスデータの制御手段を検索し、
サービス実行手順に従ってサービス制御を行うサービス
制御局内の複数のデータ管理装置へのサービスデータの
分配を行うデータ分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のインテリジェントネット
ワークの網構成を示す。同図に示すシステムは、サービ
ス制御局1、サービス管理局3、交換機4、加入者端末
5から構成される。
【0003】サービス制御局1は、複数のデータ管理装
置121 、122 、…、12n を有するデータ分配装置
11を有する。インテリジェントネットワークにおいて
は、各種サービス(例えば、フリーダイヤルやダイヤル
2 )は、サービス制御局1内のデータ管理装置121
〜12n に配置されるサービスデータにより記述された
サービス手順に基づいて実行される。
【0004】交換機4は各種サービスの要求を加入者端
末5から受信し、サービス要求信号をサービス制御局1
に送出する。サービス制御局1では、データ管理装置1
1〜12n に配置されている各種サービスデータのう
ち、サービス制御手順を記述したサービスデータを検索
し、検索されたサービスデータに記述されているサービ
ス実行手順に従ったサービス制御信号を交換機4に返送
する。
【0005】これにより交換機4は、サービス制御局1
から受信したサービス制御信号に基づいて制御を行うこ
とにより、加入者端末5に各種サービスを実現する。
【0006】新規サービスの追加・変更を行う場合に
は、サービス管理局3において、サービスデータを定義
し、定義したサービスデータをサービス制御局1のデー
タ分配装置11を介してデータ管理装置121 〜12n
の1つに配置する。複数存在するデータ管理装置121
〜12n にサービスデータを配置するには、サービス制
御局1のデータ分配装置11にサービスデータ配置先の
データ管理装置を決定する機能を設ける必要がある。
【0007】従来、サービスデータ配置先のデータ管理
装置を決定する方法として、データ分配装置11内に巡
回的にサービスデータ配置先のデータ管理装置を決定す
るためのデータ配置先決定部を設け、データ配置先決定
部によりサービスデータをデータ管理装置に配置する方
法が用いられている。
【0008】図8は従来のデータ分配装置のブロック構
成図である。同図において、データ分配装置11は、サ
ービス管理局3からのサービスデータを受信するサービ
スデータ受信部111、サービスデータ受信部111で
受信したサービスデータを保存するサービスデータ一時
保存部112、データ配置先決定手段を有するデータ配
置先決定部114、及びデータ管理装置121 〜12n
のいずれかにサービスデータを送出するサービスデータ
送出部115により構成される。
【0009】図9は従来のサービスデータ受信部がサー
ビス管理局から受信したサービスデータの一例である。
同図に示すサービス管理局3から受信したサービスデー
タは、データ管理装置121 〜12n のいずれかにおい
て動作可能となるフリーダイヤル、ダイヤルQ2 サービ
ス等の制御手順、サービス条件を示すプログラム、プロ
グラムが利用するデータの実態と、及びその先頭にデー
タの実態を識別するためのサービスデータ識別子により
構成される。
【0010】データ分配装置11のサービスデータ受信
部111は、サービス管理局3からサービスデータを受
信し、サービスデータをサービスデータ一時保持部11
2に蓄積すると共に、データ配置先決定部114にサー
ビスデータを受信したことを通知する。データ配置先決
定部114は巡回的にサービスデータ配置先のデータ管
理装置を決定し、決定したデータ管理装置の識別子をサ
ービスデータ送出部115に出力する。サービスデータ
配置先のデータ管理装置の識別子を通知されたサービス
データ送出部115は、サービスデータ一時保存部11
2において、保存されているサービスデータを引出し、
受信したデータ管理装置の識別子が示すデータ管理装置
に対してサービスデータを送出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、サービスデータ配置先のデータ管
理装置を巡回的に選択するという画一的な方法が用いら
れているために、サービスデータは各データ管理装置に
均一な個数で配置される。このため、データ管理装置内
で処理されるサービスデータは各々その使用頻度や、サ
ービスを実行するために必要な資源量が異なる。
【0012】従って、画一的な方法でサービスデータの
配置先のデータ管理装置を選択すると、データ管理装置
のCPUの使用率等の資源量に不均等が生じ、結果とし
てCPU使用率が大きいデータ管理装置に配置されてい
るサービスデータに対してのサービス要求があった場合
には、各データ管理装置における同時実行可能なサービ
スの実行数及び、サービス要求信号受信からサービス制
御信号を送出するまでの時間に遅延が生じる等のサービ
ス品質の低下を招くことがある。
【0013】更に、従来技術は、サービスデータ配置先
のデータ管理装置の決定を単一のデータ配置先決定部に
おいて処理を実行していたために、複数のサービスデー
タをデータ管理装置に配置する場合には、サービスデー
タ配置先のデータ管理装置を決定する処理に要する処理
時間が増大するという問題がある。
【0014】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
上記従来の問題点を解決し、サービスの利用属性に応じ
て配送先データ管理装置決定方法を選択でき、サービス
制御信号を送出するまでの時間の短縮等によりサービス
品質の向上を図り、さらに、サービスデータ配置先のデ
ータ管理装置を決定する処理に要する時間を短縮できる
データ分配装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
を示す。本発明は、インテリジェントネットワークサー
ビスの制御手順やサービス条件を定めているサービスデ
ータを受信するサービスデータ受信手段と、該サービス
データの内容に従ってサービスを実行する複数のデータ
管理装置のうち、1つのデータ管理装置に対してサービ
スデータを送出するサービスデータ送出手段とを含むデ
ータ分配装置において、サービスデータに利用属性を示
す利用属性情報が付与されたサービスデータを受信し
該利用属性情報の内容に従って該サービスデータの配置
先を決定するための複数のデータ配置先決定手段の中か
ら1つを選択するデータ配置先決定方法選択手段と、デ
ータ配置先決定方法選択手段は、選択されたデータ配置
先決定手段に起動信号を送出して起動し、予め定められ
た個別の方法によりサービスデータ送出先のデータ管理
装置を決定し、決定されたデータ管理装置を送出先と
してサービスデータ送出手段に通知する複数のデータ配
置先決定手段とを含む。
【0016】
【作用】本発明は、サービスデータ中に利用属性を示す
情報を付加し、その情報に基づいて複数のデータ配置先
決定手段から最適なものを選択し、選択されたデータ配
置先決定手段により各々のデータの配置先として最適な
データ管理装置を決定することにより、最大同時走行数
が規定数以上のサービスや、サービス自体にピークがあ
り、ピーク時の同時走行数が規定数以上のサービスを記
述するサービスデータ等をそれらの稼働状態に見合った
データ管理装置に配置することができる。
【0017】さらに、データ配置先決定手段を複数配置
することにより、複数のサービスデータをデータ管理装
置に配置する場合には、複数のデータ配置先決定手段を
用いて複数のサービスデータのデータ管理装置を決定す
る処理を行うことにより、サービスデータのデータ管理
装置を決定する処理に要する処理時間を短縮することが
できる。
【0018】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。
【0019】図1は本発明の一実施例のインテリジェン
トネットワークの網構成図である。同図において、図7
と同一構成部分には同一符号を付す。同図に示す網は、
サービス制御局1、外部保守運用局2、サービス管理局
3、交換機網4、及び加入者端末5により構成される。
【0020】サービス制御局1は内部にデータ分配装置
11と複数のデータ管理装置121〜12n を有し、外
部の交換機網4と通信手段により接続される。サービス
制御局1は加入者端末5より交換機4を介して送出され
る各種の通信サービス(例えば、フリーダイヤルやダイ
ヤルQ2 )の制御要求によってサービスの制御手順や制
御上で必要なデータであるサービスデータが格納されて
いるデータ管理装置を選択し、選択されたデータ管理装
置はサービスデータによってサービスの制御を実行す
る。
【0021】サービス制御局1のデータ分配装置11
は、データ配置先決定方法選択部と複数のデータ配置決
定部を有する(以下に示すように、データ配置先決定部
は外部(外部保守運用局2)に存在してもよい)。
【0022】図1において、サービス制御局1内にn台
のデータ管理装置121 〜12n が配備されているが、
nは2以上であればよい。
【0023】外部保守運用局2は、サービス制御局1と
通信手段により接続され、サービス制御局1全体や、内
部の各種装置に対する各種の運転操作を指示する。外部
保守運用局2のデータ分配装置21は、データ配置先決
定手段を有するデータ分配装置である。なお、図1では
外部保守運用局2内にデータ分配装置21が配備されて
いるが、これは、サービス制御局1内であっても良く、
サービス制御局1内のデータ分配装置11が有するデー
タ配置先決定方法選択部から選択可能なデータ配置先決
定手段が複数であればよい。
【0024】サービス管理局3は、サービスデータを定
義し、サービスの利用属性情報をサービスデータに付与
してサービス制御局に対して転送する。
【0025】交換機網4は、通信手段によってサービス
制御局1と接続されており、交換機網4からはサービス
制御にサービス要求信号を送出し、サービス制御局1か
らサービス制御信号を受信する。
【0026】加入者端末5は交換機網4に接続されてお
り、サービス要求信号を送出し、交換機網4を介してサ
ービスデータが供給される。
【0027】図2は本発明の一実施例のデータ分配装置
におけるブロック構成図である。サービス制御局1のデ
ータ分配装置11は、サービスデータ受信部111、サ
ービスデータ一時保存部112、データ配置先決定方法
選択部113、複数のデータ配置先決定手段を有するデ
ータ配置先決定部114、サービスデータ送出部115
より構成される。なお、データ配置先決定部114は前
述したように複数に分割された外部のデータ分配装置
(外部保守運用局2)に配備されていてもよい。
【0028】以下にデータ分配装置11の各構成につい
て説明を行う。
【0029】サービスデータ受信部111は、サービス
管理局3から利用属性情報が付与されたサービスデータ
(利用属性情報付サービスデータ)を受信し、この利用
属性情報付サービスデータをサービスデータ一時保存部
112に格納する。更に、サービスデータ受信部111
は、データ配置先決定方法選択部113に対して利用属
性情報付サービスデータに付与されている利用属性情報
を出力する。
【0030】利用属性情報付サービスデータをサービス
データ受信部111から受信したサービスデータ一時保
存部112は、そのサービスデータを保存し、サービス
データ送出部115からの要求があると、サービスデー
タ送出部115に対して、保存されているサービスデー
タを送出する。
【0031】利用属性情報を受信したデータ配置先決定
方法選択部113は、サービスデータに付与されている
利用属性情報内に記述されている内容を以下に示すよう
な予め定められた方法により選択し、データ配置先決定
部114内に複数存在するデータ配置先決定手段#1〜
#nの内1つを選択し、選択したデータ配置先決定手段
に対してデータ配置先決定処理の開始指示と利用属性情
報を出力する。
【0032】図3は、本発明の一実施例のサービスデー
タの一例を示す。サービスデータDは利用属性情報D1
とサービスデータD2及び各サービスデータ毎に一意に
設定されるサービスデータ識別子D3により構成され
る。利用属性情報D1は本発明のキーとなる情報であ
り、サービスデータ識別子、ピーク性の有無、サービス
提供開始日、サービス開始時刻、サービス提供終了日、
サービス終了時刻、最大同時走行数及び、想定平均同時
走行数により構成される。
【0033】また、上記のデータ以外にもサービスの性
質によって規定可能な項目を示しても構わない。更に、
サービスによってはこれらの項目をすべて規定すること
が不可能な場合もあり、その場合には設定なしを示す情
報を設定する。
【0034】なお、ピーク性の有無とは、特定の曜日や
特定の時刻、あるいは特定の日にのみ一定以上のサービ
スの需要が一定の時間幅の中で発生し、他の曜日、時
刻、日には殆ど又は全く需要が存在しないようなサービ
スの特性を示す。同時走行数とは、同一のデータ管理装
置内で同時に存在する一つのサービスデータから生成さ
れるタスクの数を示す。最大同時走行数とは、それぞれ
のサービスデータに規定されている同時走行数の最大値
を、また、平均同時走行数とは過去の事例等から予想し
たサービスデータの平均的な同時走行数を示す。
【0035】サービスデータD2はデータ管理装置にお
いて、動作可能となるフリーダイヤルサービスやダイヤ
ルQ2 サービス等のサービス制御手順や、サービス条件
を示すプログラムまたは、プログラムが利用するデータ
の実態及びその識別子である。但し、サービス条件及び
サービス手順とは、サービスを実現するために定義され
た時刻/曜日/発信地域等の条件で実行される交換機4
の接続手順を記述したものである。
【0036】データ配置先決定方法選択部113におけ
るデータ配置先決定手段の選択方法の一例を以下に示
す。
【0037】図4は本発明の一実施例のデータ配置先の
決定手段の選択方法の一例を示すフローチャートであ
る。
【0038】(データ配置先決定手段の選択方法の例) ステップ1)まず、データ配置先決定方法選択部113
は、サービスデータに付加されている利用属性情報D1
に含まれるピーク性有無情報を読み取る。 ステップ2)ピーク性有無情報より、当該サービスデー
タDに設定されている利用形態のピーク性の有無を判定
する。 ステップ3)ステップ2においてピーク性有りの場合
は、ここでは例としてデータ配置先決定部内のデータ配
置先決定手段#AをサービスデータDの配置先決定手段
として選択して終了する。 ステップ4)ステップ2においてピーク性無しの場合
は、更に、利用属性情報D1に含まれる最大同時走行数
情報を読み取る。 ステップ5)最大同時走行数情報とデータ配置先決定手
段内に予め定められた値と比較する。 ステップ6)ステップ5において所定の値より最大同時
走行数情報が大きい場合にはデータ配置先決定手段#B
をサービスデータの配置先決定手段として選択して終了
する。 ステップ7)ステップ5において、所定の値より最大同
時走行数情報が小さい場合には、データ配置先決定手段
#Cをサービスデータの配置先決定手段として選択して
終了する。
【0039】データ配置先決定処理の開始指示と利用属
性情報を受信したデータ配置先決定部114内の各デー
タ配置先決定手段は以下に示すような予め定められた方
法により、サービスデータの配置先となるデータ管理装
置を1つ決定する。また、データ配置先決定部114は
データ分配装置11と接続されている全てのデータ管理
装置121 〜12n の識別子を管理し、内部のデータ配
置先決定手段#1〜#nによって配置先として決定した
データ管理装置の識別子をサービスデータ送出部115
に出力する。
【0040】また、外部保守運用局2のデータ分配装置
21は通信手段によってサービス制御局1内のデータ配
置先決定方法選択部113を有するデータ分配装置11
と接続されている。データ分配装置21はデータ配置先
決定手段を有し、そのデータ配置先決定手段によって、
処理負荷や処理時間が大きいデータ配置先決定手段によ
ってその他のデータ配置先決定手段やデータ分配装置全
体の処理を圧迫しないように制御する。
【0041】以下にデータ配置先決定部114のデータ
配置先決定手段によるサービスデータが配置されるデー
タ管理装置を決定する方法の例を示す。
【0042】なお、以下に示すデータ配置先決定手段
は、 必要に応じてデータ配置先決定手段から参照可能な各
データ管理装置のCPU使用率等の稼働状態情報: 必要に応じてデータ配置先決定手段から参照可能な予
め定めれた日数分の同時刻における各データ管理装置の
稼働状態情報の平均値である平均稼働状態情報等を用い
て決定する。
【0043】まず、配置先決定方法の第1の例として、
データ配置先決定方法選択部113が、データ配置先決
定部114のデータ配置先決定手段#Aを選択した場合
について述べる。このデータ配置決定手段#Aは、他の
配置先決定方法と比較して実行時間がかかることが予想
されるため、サービス制御局1のデータ分配装置11に
は配置せず、外部保守用局2内に配置されるデータ分配
装置21に配備し、サービス制御局1内のデータ分配装
置21の処理負荷が増加することを防止する。
【0044】図5は本発明の一実施例の配置先決定方法
の第1の例としてデータ配置決定手段#Aを説明するた
めのフローチャートである。ステップ10)データ配置
先決定手段によってサービスデータの配置先として決定
可能な複数のデータ管理装置121 〜12n を予め定め
ておく。ステップ11)配置先として決定可能と定めら
れている各データ管理装置121〜12n の利用属性情
報でピーク発生時刻として設定されている時刻における
CPU使用率の平均値(平均稼働状態情報の値)を比較
する。ステップ12)CPU使用率の平均値が最小の値
を示すデータ管理装置をサービスデータ配置先として決
定する。
【0045】次に、配置先決定方法の第2の例として、
データ配置先決定方法選択部113が上記図4のデータ
配置先決定手段#Bを選択した場合、各データ管理装置
の各時刻のCPU使用率の一日分の平均値を求め、全デ
ータ管理装置の中で平均値が最小となるデータ管理装置
をサービスデータの配置先として決定する。
【0046】次に、配置決定方法の第3の例として、デ
ータ配置先決定方法選択部113が上記図4のデータ配
置先決定手段#Cを選択した場合、全データ管理装置の
CPU使用率(稼働状態情報)を参照し、全データ管理
装置の中で最小であるデータ管理装置をサービスデータ
の配置先として決定する。
【0047】次に、配置先決定方法の第4の例として、
データ配置先決定方法選択部113が上記図4のデータ
配置先決定手段#Cを選択した場合、巡回的にサービス
データの配置先を決定する。
【0048】上記データ配置先決定手段の例において
は、CPU使用率を稼働状態情報及び平均稼働状態情報
としていたが、この他にCPU使用率以外のデータ管理
装置の資源使用率や内部のタスク数などの値を使用して
もよい。
【0049】サービスデータ送出部115は、データ配
置先決定部114内のデータ配置先決定手段からサービ
スデータの配置先として決定したデータ管理装置121
〜12n の識別子を受信する。これによりサービスデー
タ送出部115は、サービスデータ一時保存部112に
保存されているサービスデータを引出し、データ配置先
決定部114から受信したデータ識別子が示すデータ管
理装置に対してサービスデータを送出する。
【0050】サービスデータ送出部115からサービス
データを受信したデータ管理装置(121 〜12n のい
ずれか)はこれを格納する。
【0051】図6は本発明の一実施例のサービスデータ
をデータ管理装置へ配置する動作を示すフローチャート
である。
【0052】ステップ101)データ分配装置11のサ
ービスデータ受信部111はサービスデータD2に利用
属性情報D1が付与されているサービスデータDを受信
する。
【0053】ステップ102)サービスデータ受信部1
11は利用属性情報D1とサービスデータD2を分離
し、サービスデータD2はサービスデータ一時保存11
2へ転送される。
【0054】ステップ103)サービスデータ一時保存
部112は、サービスデータ受信部111より受信した
サービスデータを格納し、以下ステップ112でサービ
スデータ送出部115より読み出されるまで記憶する。
【0055】ステップ104)サービスデータ受信部1
11は、ステップ102にてサービスデータDから分離
した利用属性情報D1をデータ配置先決定方法選択部1
13へ転送する。
【0056】ステップ105)データ配置先決定方法選
択部113は、サービスデータ受信部111より利用属
性情報D1を受信する。
【0057】ステップ106)データ配置先決定方法選
択部113は、受信した利用属性情報D1より、前述し
たデータ配置先決定手段の選択方法によってデータ配置
先決定部114の中の1つのデータ配置先決定手段(#
1〜#nのいずれか)を選択する。
【0058】ステップ107)データ配置先決定方法選
択部113は、ステップ106において、選択したデー
タ配置先決定部114のデータ配置先決定手段を起動す
るための起動信号と利用属性情報D1をデータ配置先決
定手段に対して送出する。なお、選択したデータ配置先
決定手段が外部保守運用局2に配備されているデータ分
配装置21である場合は、データ配置先決定方法選択部
113は外部保守運用局2に対して起動信号及び利用属
性情報を送出する。
【0059】ステップ108)データ配置先決定部11
4は、データ配置先決定方法選択部113より起動信号
を受信する。
【0060】ステップ109)データ配置先決定部11
4は、前述したサービスデータの配置先決定方法により
サービスデータの配置先データ管理装置121 〜12n
を決定する。
【0061】ステップ110)データ配置先決定部11
4は、ステップ109で決定したデータ管理装置121
〜12n のうち1つのデータ管理装置の識別子をサービ
スデータ送出部115に送出する。
【0062】ステップ111)サービスデータ送出部1
15は、データ配置先決定部114よりサービスデータ
の配置先として決定されたデータ管理装置121 〜12
n のうち1つの識別子を受信する。
【0063】ステップ112)サービスデータ送出部1
15は、ステップ103において、サービスデータ一時
保存部112にて保存されていたサービスデータを読み
出して、ステップ111で受信したデータ管理装置の識
別子が示すデータ管理装置121 〜12n へ送出する。
【0064】ステップ113)サービスデータ送出部1
15により受信したサービスデータを内部に格納し、サ
ービスデータによるサービス制御を可能とするための処
理を開始する。
【0065】このように、サービスデータに利用属性情
報を付加してサービスデータが入力されると、利用属性
情報の内容に基づいて複数あるデータ配置先決定手段の
中から1つのデータ配置先決定手段を選択し、当該デー
タ配置先決定手段によりサービスデータの配置先データ
管理装置を決定する。サービスデータの配送先となった
データ管理装置は、サービスデータ一時保存部112か
らサービスデータ送出部115を介してサービスデータ
が供給される。
【0066】さらに、データ配置先決定手段により処理
付加や処理時間が大きくなる場合は、データ分配装置を
外部に設定し、外部からデータ管理装置を決定すること
によりデータ分配装置全体の処理を圧迫しないようにす
ることも可能である。
【0067】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、サービ
スの利用属性に応じて、サービスの利用属性毎に定めら
れているサービスデータの配置先データ管理装置決定方
法が選択可能となる。
【0068】これにより、各データ管理装置の使用資源
量が極端に不均一になることを防止し、各データ管理装
置における同時実行可能なサービスの実行数及びサービ
ス要求信号受信からサービス制御信号を送出するまでの
遅延時間等のサービス品質を一定以上に維持することが
可能となる。
【0069】更に、非常に多くの処理時間や資源を必要
とするデータ配置先決定手段を物理的に異なるデータ分
配装置内に配置可能なため、他のデータ配置先決定手段
によるサービスデータの配置先データの管理装置の決定
処理に与える影響が無くなり、複数のサービスデータを
データ管理装置に配置する場合には、サービスデータ配
置先のデータ管理装置を決定する処理に要する処理時間
が増大することを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインテリジェントネットワ
ークの網構成図である。
【図2】本発明の一実施例のデータ分配装置におけるブ
ロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例のサービスデータの一例を示
す図である。
【図4】本発明の一実施例のデータ配置先の決定手段の
選択方法の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例のデータ配置決定手段を説明
するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例のサービスデータをデータ管
理装置へ配置する動作を示すフローチャートである。
【図7】従来のインテリジェントネットワークの網構成
図である。
【図8】従来のデータ分配装置のブロック構成図であ
る。
【図9】従来のサービスデータ受信部がサービス管理局
から受信したサービスデータの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 サービス制御局 2 外部保守運用局 3 サービス管理局 4 交換機網 5 加入者端末 11,21 データ分配装置 111 サービスデータ受信部 112 サービスデータ一時保存部 113 データ配置先決定方法選択部 114 データ配置先決定部 115 サービスデータ送出部 121 〜12n データ管理装置 D サービスデータ D1 利用者属性情報 D2 サービスデータ D3 サービスデータ識別子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐竹 康文 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−360448(JP,A) 特開 平4−217151(JP,A) 特開 平4−369142(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/42 - 3/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インテリジェントネットワークサービス
    の制御手順やサービス条件を定めているサービスデータ
    を受信するサービスデータ受信手段と、該サービスデー
    タの内容に従ってサービスを実行する複数のデータ管理
    装置のうち、1つのデータ管理装置に対してサービスデ
    ータを送出するサービスデータ送出手段とを含むデータ
    分配装置において、前記サービスデータに利用属性を示す利用属性情報が付
    与されたサービスデータを受信し 、該利用属性情報の内
    容に従って該サービスデータの配置先を決定するための
    複数のデータ配置先決定手段の中から1つを選択するデ
    ータ配置先決定方法選択手段と、前記 データ配置先決定方法選択手段は、選択されたデー
    タ配置先決定手段に起動信号を送出して起動し、予め定
    められた個別の方法によりサービスデータ送出先のデー
    タ管理装置を決定し、決定されたデータ管理装置を
    出先として前記サービスデータ送出手段に通知する複数
    のデータ配置先決定手段とを含むことを特徴とするデー
    タ分配装置。
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