JP2847287B2 - 階段の構造 - Google Patents

階段の構造

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段の各けこみ板
との角部である踏み板上の長手方向(階段の幅方向)に
光ファイバー灯がそれぞれ配置され、かつこれら光ファ
イバー灯が硬質合成樹脂製のカバー部材によりそれぞれ
固定的に抱持されて、光ファイバー灯の光が階段の上下
方向から一列状に目視でき、階段の踏み板を保護すると
ともに、周囲が暗い夜間等においては、各踏段の位置が
目視し得て階段を踏み外すことがない安全性に優れた階
段の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、暗い場所における階段や夜間消灯
する場所における階段の安全対策としては各踏み板に夜
光塗料を塗着したシート部材を接着しているのが一般的
であったが、長期使用によって発光劣化を起こすため安
全対策としては充分ではなく、また、シート部材の粘着
力が弱まって全体的にまたは部分的に剥離してしまう等
の問題点があった。
【0003】そこで、本発明者は、かかる現況に鑑み、
階段の踏面体の上面形状と適合した吸着脱自在なシート
部材と、該シート部材上に積層接着された発泡樹脂クッ
ション部材と、該クッション部材上に接着固定された合
成樹脂製の滑り止め部材と、該滑り止め部材の垂直前縁
部長手方向の凹溝部または水平踏面部長手方向の凹溝部
に嵌め込み固装された光ファイバー結束部材とを含む階
段踏面体のカバー部材を考案し、実用新案登録(登録第
3013114号)を得た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この実用新
案登録第3013114号に係るカバー部材では、光フ
ァイバー結束部材は滑り止め部材の垂直前縁部長手方向
または水平踏面部長手方向の凹溝部に嵌め込まれている
ため、階段の上下方向から各踏段の光ファイバー結束部
材の光を一列状に目視し得ず、また、光ファイバー結束
部材の露出部分が踏まれるために汚れたり、あるいは損
傷したりする等の問題点があった。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、周囲が暗い夜間等
の場合において、階段の上下方向から各踏段個所が一列
状に目視し得て、階段を踏み外すことがなく、特に老人
にとって安全であり、また、光ファイバー灯に対する汚
れや損傷が防止し得て耐久性に優れ、更に踏み板等に対
する着脱が容易であって、交換等も簡易になし得る階段
の構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
は、硬質合成樹脂製のカバー部材と、光ファイバー結束
部材が透明硬質合成樹脂製の保護管に内装されてなる光
ファイバー灯を備え、前記カバー部材は、踏み板に接着
される踏み面部と、該踏み面部と一体にして、かつけこ
み板に接着されるけこみ面部と、前記踏み面部とけこみ
面部との連設部の両端に膨出形成された円弧状ホルダー
部と、該両円弧状ホルダー部間にコ字形に切り込みさ
れ、かつ踏み面部長手方向に切り込み形成の溝状ヒンジ
部を介して開閉可能とされるとともに、窓部と前記円弧
状ホルダー部と同一の円弧状ホルダー部が交互に前記ヒ
ンジ部に沿って膨出形成された開閉ホルダー部とを有
し、前記カバー部材が階段に接着されるとともに、該カ
バー部材におけるけこみ板との角部である踏み板上の長
手方向にして、かつ一端円弧状ホルダー部から開閉ホル
ダー部を通して他端円弧状ホルダー部に前記光ファイバ
ー灯が内装され、該各踏段の光ファイバー灯の光が階段
の上下方向から一列状に目視できるようにされた構成を
特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一例を示す部分的側面図、図2は
図1の2方向から見た一部省略の端面図、図3は図1の
3方向から見た一部省略の端面図、図4は図2および図
3の4−4線に沿った断面図、図5は図2および図3の
5−5線に沿った断面図、図6は図2および図3の6−
6線に沿った断面図で、これら図において、硬質合成樹
脂材による一体成形品としてのカバー部材10は、階段
の踏み板100に接着される踏み面部11と、けこみ板
101に接着されるけこみ面部12と、踏み面部11と
けこみ面部12との連設部の両端に所望の横幅をもって
膨出形成された円弧状ホルダー部13と、該両円弧状ホ
ルダー部13、13間にコ字形に切り込みされ、かつ踏
み面部11の長手方向に切り込み形成の線溝状ヒンジ部
14を介して開閉可能とされるとともに、けこみ面部1
2側においてその共通連設下部16を残して、所望の横
幅をもって等間隔で窓部17と円弧状ホルダー部13と
同一の円弧状ホルダー部18が交互にヒンジ部14に沿
った横幅方向に形成された開閉ホルダー部15を有する
とともに、踏み面部11の上面長手方向と円弧状ホルダ
ー部13、18の一部上面(踏み面部11側)の長手方
向には、所望の間隔で滑り止め突起部19を有してい
る。
【0008】そして、カバー部材10は、その踏み面部
11とけこみ面部12が踏み板100とけこみ板101
にそれぞれ接着剤20を介して接着固定されるととも
に、踏み板100とけこみ板101との角部である踏み
板100上の長手方向(階段の横幅方向)には、一端円
弧状ホルダー部13から開閉ホルダー部15を通して他
端円弧状ホルダー部13に亘って光ファイバー灯21が
内装配置され、かつ光源(図示しない)と配線接続され
ている。光ファイバー灯21は、複数本の光ファイバー
23を結束した光ファイバー結束部材22が透明硬質合
成樹脂製の保護管24に内装されて構成されており、該
光ファイバー灯21が光源(図示しない)の点灯により
発光して、図11に略図的に示されているように、階段
における各踏段個所が上下方向(矢印A、B方向)より
一列状に目視可能となっている。また、光ファイバー灯
21は、カバー部材10における円弧状ホルダー部1
3、18により保護されて汚れや、キズ等損傷の程度が
極めて低く、汚れた場合においては、図8に示されてい
るように、開閉ホルダー部15をヒンジ部14を介して
上方に回動させて開ければ、両端の円弧状ホルダー部1
3により抱持されている光ファイバー灯の部分以外は露
呈するので、簡単に汚れを取ることができ、再び開閉ホ
ルダー部15を元に戻して閉じれば、常時良好な発光状
態を維持することができる。この場合において、開閉ホ
ルダー部15のけこみ面部12に対する止着手段として
は、例えば、図7に示されているように、開閉ホルダー
部15における共通連設下部16の端面適所とこれに接
するコ字形開口部におけるけこみ面部12の端面適所に
埋設固装のマグネット部材25同士の磁着による。
【0009】図9および図10に示されている実施例
は、カバー部材10における踏み面部11とけこみ面部
12にそれぞれ接着剤30を介して吸着脱自在シート部
材26が一体的に接着され、該吸着脱自在シート部材2
6を介して踏み板100とけこみ板101に止着された
場合で、更に説明すると、吸着脱自在シート部材26
は、ポリエステル樹脂、不織布、和紙等の柔軟性、屈撓
性に富むシート状またはフィルム状基材27の片面にア
ンカーコーティングまたはコロナ放電処理が施された
後、該処理表面に粒子が非常に小さい液状ウレタン樹脂
が塗布展延され、次いで、連続気泡状発泡加工手段を介
して液状ウレタン樹脂に熱と空気を加えながら、連続気
泡状の輪をもった発泡加工が施こされて連続微細孔29
を有する吸着盤構造のウレタンフォーム吸着層28が形
成され、次いで、風もしくは熱風等を一切遮断した乾燥
手段中を通して、くずれ、変形等がなく、かつ強い表面
強度のあるウレタンフォーム吸着層28が形成されて吸
着脱自在シート部材26とされたもので、該吸着脱自在
シート部材26によれば、踏み板100上に水膜や油膜
があったとしても、ウレタンフォーム吸着層28の微細
孔29の吸盤作用によって確実に吸着し、外力が加えら
れてもズレることは全くない。
【0010】
【発明の効果】しかして、本発明によれば、夜間等の暗
くなった場合における階段各踏段個所は光ファイバー灯
の発光によって階段の上下方向から一列状に目視し得る
ので、階段を踏み外すことがなくて特に老人にとって安
全であり、また、光ファイバー灯の汚れや損傷等が防止
し得て耐久性に優れるとともに、光ファイバー灯が汚れ
た場合には、カバー部材における開閉ホルダー部を簡単
に開けて汚れを落すことができて常に良好な発光状態を
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す部分的側面図である。
【図2】図1の2方向から見た一部省略の端面図であ
る。
【図3】図1の3方向から見た一部省略の端面図であ
る。
【図4】図2および図3の4−4線に沿った断面図であ
る。
【図5】図2および図3の5−5線に沿った断面図であ
る。
【図6】】図2および図3の6−6線に沿った断面図で
ある。
【図7】カバー部材における開閉ホルダー部とけこみ面
部との止着構造の一例を示す部分的拡大断面図である。
【図8】カバー部材における開閉ホルダー部を開けた状
態を示す断面図である。
【図9】本発明の他例を示す部分的拡大断面図である。
【図10】図9の部分的拡大断面図である。
【図11】光ファイバー灯の配置状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 カバー部材 11 踏み面部 12 けこみ面部 13、18 円弧状ホルダー部 14 ヒンジ部 15 開閉ホルダー部 16 共通連設下部 17 窓部 19 滑り止め突起部 20 接着剤 21 光ファイバー灯 22 光ファイバー結束部材 23 光ファイバー 24 透明硬質合成樹脂製保護管 25 マグネット部材 26 吸着脱自在シート部材 30 接着剤 100 踏み板 101 けこみ板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質合成樹脂製のカバー部材と、光ファ
    イバー結束部材が透明硬質合成樹脂製の保護管に内装さ
    れてなる光ファイバー灯を備え、前記カバー部材は、踏
    み板に接着される踏み面部と、該踏み面部と一体にし
    て、かつけこみ板に接着されるけこみ面部と、前記踏み
    面部とけこみ面部との連設部の両端に膨出形成された円
    弧状ホルダー部と、該両円弧状ホルダー部間にコ字形に
    切り込みされ、かつ踏み面部長手方向に切り込み形成の
    溝状ヒンジ部を介して開閉可能とされるとともに、窓部
    と前記円弧状ホルダー部と同一の円弧状ホルダー部が交
    互に前記ヒンジ部に沿って膨出形成された開閉ホルダー
    部とを有し、前記カバー部材が階段に接着されるととも
    に、該カバー部材におけるけこみ板との角部である踏み
    板上の長手方向にして、かつ一端円弧状ホルダー部から
    開閉ホルダー部を通して他端円弧状ホルダー部に前記光
    ファイバー灯が内装され、該各踏段の光ファイバー灯の
    光が階段の上下方向から一列状に目視できるようにされ
    た構成を特徴とする階段の構造。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材における踏み面部と各円
    弧状ホルダー部の長手方向上面に滑り止め突起部が形成
    されている請求項1の階段の構造。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材における開閉ホルダー部
    とけこみ面部がマグネット部材により止着される請求項
    1の階段の構造。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材は、踏み面部とけこみ面
    部に接着剤を介して接着された吸着脱自在シート部材を
    介して踏み板とけこみ板に止着される請求項1ないし3
    のいずれかの階段の構造。
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