JP2019034706A - 自動車の日除け - Google Patents

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Abstract

【課題】 特に夏場の日差しが車内に射さないようにするための、取り付け取り外しが簡単な自動車用の日除けを提供したい。
【解決手段】 アルミニウム箔を貼り合わせて成る発泡ポリエチレンのシート状体は、自動車のルーフに載せる天部13と、前後左右のウインドガラスを覆うための前窓部14、後窓部15、左右の側窓部16、摘み部17となる四隅の方形の部分とから成る。また摘み部17にはこれを固定するためのホック雌2およびホック雄20を有する。またこのように構成された日除け1はこれをウインドガラスに固定させるための吸盤3を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、特に夏場の日差しが車内に射さないようにするための、取り付け取り外しが簡単な自動車の日除けに関する。
炎天下に自動車を駐車させておくと、車内がものすごい暑さになっていることが多々ある。車内に熱気が充満しているのみならず、ダッシュボードやハンドルや本革シートなどがまるで火傷をしてしまうのではないかと感じる位に熱くなる。
このようなことを少しでも軽減しようと、フロントウインドガラスや左右のドアのウインドガラスに覆いを付けてみるも殆ど効果がない。太陽電池でファンを回す換気扇をドアのウインドガラスに隙間を開けて付けてみてもまずもって無駄である。自動車に乗り込むに先立ってドアを何度か開閉して熱気を追い出すことが推奨されているが、これも手間の割には気休め程度の効果しかない。
この原因を良く調べてみると、窓から射す日光やアスファルトからの反射によるものであり、屋根が日射で熱くなることによるものであることが分かる。これ等が締め切られた車内を高温の状態にするのである。
従ってこのような問題を体感できる程に軽減することは出来ないだろうか、と言うのがこの発明の課題である。
上記課題の解決に先立ち当発明者は、フロントやリヤーのウインドガラスや左右のドアのウインドガラスに覆いを掛けること、好ましくはルーフ(屋根)にも覆いを掛けることによって直射日光や反射光を遮り、車内に入れないようにするのが最善であるとの結論に至った。なおこの覆いを掛けたり外したりする作業は、誰にでも簡単なものでなくては、この方式を普及させることは難しいであろう。
上記課題は、自動車の少なくともウインドガラス部分を日除けとして覆い得る大きさを有する一枚のシート状体であって、これを自動車のルーフから被せてウインドガラス部分を覆い、自動車の前後左右4角のピラーに相当する部位に生ずる余り布の部分を摘まんで摘み部分を作り箱状体を形成した時に、この摘み部分を止めて前記箱状体の形を維持するための止め具を備えている、自動車の日除けを提供することにより達成される。
この発明の自動車の日除けは一枚のシート状体であるから、収納に便利である。使用時はこれを広げてルーフに被せ、その前後左右の部位でウインドガラス部分を覆い、余り布の部分を摘まんで摘み部分を作り箱状体を形成し、止め具を用いて摘み部分を止めて前記箱状体の形を維持させる。あるいは一枚のシート状体から摘み部分を作り、止め具を用いて摘み部分を止めて箱状体の形を作ってから、自動車のルーフに被せると言う手順が可能となるようにこの発明を構成することが出来る。なお自動車の少なくともウインドガラス部分を日除けとして覆い得るとは、ルーフに付いてはこれを覆うように構成しても良いし覆わないように構成しても良く、また覆う場合であってもこの部位に遮光性を持たせるか否かは自由設計であることを言う。しかしながらより好ましくはルーフ部分にも遮光性を持たせることである。なおガラス部分を覆うシート状体の素材に何を用いるかは設計者の自由である。合成樹脂シート、発泡性の合成樹脂シート、皮革、キルティング、布、ゴム引き布、防水紙等々を任意に採用して良い。これ等のシートの表面に反射加工を施すとなお良い。例えばアルミニウムを蒸着させてその薄膜を形成するのである。
これにより前記箱状体で直射日光や反射光を遮って、車内に入れないようにすることが出来るから、車内の温度上昇を低減することが可能になる。ダッシュボードやハンドルや本革シートなどが焼けるのを防ぐことも出来る。そして自動車に乗り込む際には止め具を外して、箱状体を解消して元の一枚のシート状体に戻せば良いから、この後片付けは簡単である。一枚のシート状体はその素材にもよるが、一般的に丸めたり畳んだりすることが出来る。従ってこの発明の自動車の日除けは誰にでも容易に取り扱うことが出来て、所要の効果を上げ得るものとなっている。
なお自動車のルーフに被せた状態の箱状体と、自動車のルーフとの間の、通気性を良くするための通気口をシート状体に設けるようにすることも好ましい。また自動車のルーフに被せた状態の箱状体と、自動車のルーフとの間に、空気流通のための空間が出来るようにスペーサを設けることも好ましい。あるいは上述したようにルーフを覆う場合であってこの部位に遮光性を持たせない場合に、この部位を例えば通気性の良い網で構成するようにしても良い。なお箱状体を自動車に留めるのにワイパーを利用する構成も可能である。
次に上述した自動車の日除けは、前記シート状体と、このシート状体に後から取り付ける前記止め具と、の組から成るものとすることが出来る。
自動車は車種ごとにルーフや、ルーフ周りのフロントやリヤーのウインドガラスや左右のドアのウインドガラスやピラーなどの形状が異なるため、この発明の自動車の日除けは車種に対応させたものを用意する必要がある。フリーサイズのものも提供することは可能ではあるが、適応車種が少数とならざるを得ず、やはり複数種類のものを用意する必要が出てくる。この問題の解決には請求項2の発明が一つの解となる。すなわち使用者の車種に合わせて使用者に箱状体を作らせるようにするのである。シート状体をルーフに被せ、その前後左右の部位でウインドガラス部分を覆って、余り布の部分を摘まんで摘み部分を作り箱状体を形成し、この摘み部分に後から止め具を取り付けてもらうのである。このようにして使用者の車種に合う箱状体の形を維持させることが出来る。
止め具はホックまたは面ファスナーとすることが出来る。スナップはオス・メスの何れもシート状体を挟み付けるようにして取り付けるものがすでに提供されている。それをこの発明のシート状体に適用するのである。あるいは面ファスナーのオス・メス共に、その裏面に粘着剤と剥離紙とを付着させたものを、シート状体とセットにして提供するのである。この他のファスナー類やT字状のスイベルなどを任意に選択することが可能である。
この止め具は、前記摘み部分の内側のピラーに近い部位に設けるようにすることが出来る。例えばホックであっても面ファスナーであっても、前記摘み部分の内側に設けてあるので、ホックをしたり面ファスナーを付けることで前記摘み部分の摘まんだ状態を保持して、止め具を用いない場合には壊れようとする箱状体を維持することが出来る。
またこの止め具は、前記摘み部分を折った時に摘み部分と前記箱状体とが接触する部位に設けるようにすることが出来る。例えばホックであっても面ファスナーであっても、前記摘み部分を折って箱状体に重ねて、ホックをしたり面ファスナーを付けることで箱状体にした状態を保持して、止め具を用いない場合には壊れようとする箱状体を維持することが出来るのである。
さてこの発明の自動車の日除けは一枚のシート状体であるから、収納に便利であるが、前記シート状体を折り畳んでまたは巻いて手で提げるための持ち手を備えているものとすることによって、更に便利なものとなる。一枚のシート状体は折り畳んだり巻いたりすることによってコンパクトにすることが出来る。そこに持ち手が付いているため、この発明の自動車の日除けを自動車のトランクや後部座席などから取り出す際に持ち手を掴むことが出来て便利である。もちろんガレージなどに持ち込む際にも役立つ。
次に前記箱状体が風で飛ばないようにするための、自動車側に吸着させるための吸盤または磁石を備えているものとすることが出来る。これまで説明した構成でも所期の目的を果たすことは十分に可能なわけであるが、風で飛ばないようにしたいとするのであれば、吸着具例えば吸盤や磁石を備えるようにすることが好ましい。この発明の自動車の日除けを自動車のルーフから被せてウインドガラス部分を覆い、その後に、吸着具が吸盤であるならばウインドガラスに、また吸着具が磁石であるならばピラーやボディーに吸着させるようにすれば良い。なお吸盤や磁石は着脱が容易である。
次に前記箱状体が風で飛ばないようにするための、自動車側に係止させるための鉤部またはペグを備えているものとすることが出来る。箱状体が風で飛ばないようにしたいとするのであれば、係止具例えば鉤部やペグを備えるようにすることが好ましい。鉤部は例えばゴム紐の先に取り付けて、ゴム紐の根元を箱状体に取り付けるようにする。そして鉤部をシャーシなどに掛止するのである。あるいは例えばペグは例えば紐の先に取り付けて、紐の根元を箱状体に取り付けるようにする。そしてペグを車輪の下に差し込むようにするのである。
さてこの発明の自動車の日除けに自動車のナンバーを表すためのネームプレートを備えているものとしても良い。自動車のナンバープレートのナンバーをネームプレートにそのまま書き込むようにするのである。
この箱状体のネームプレートに記されているものが正に自分の自動車であるから、この発明の日除けを取り付けている他者の同様の自動車との見分けが容易であると言う効果がある。さらに不心得者がこの日除けを拝借して、自分の自動車に被せたような場合には、この不心得者の自動車のナンバープレートのナンバーと、日除けのネームプレートに記されたナンバーとがまったく異なっていることが、誰にも一目瞭然となる。
この発明によれば、自動車のルーフからウインドガラス部分に簡単に掛けられて容易に取り外すことが出来る。シート状体から形成した箱状体で直射日光や反射光を遮って車内に入れることが少なくなるため、車内の温度上昇を低減することが出来る。
実施例1を展開して平面視した説明図である。 実施例1を組み立てた説明図である。 実施例1の使用状態を表す説明図である。 実施例2を展開して平面視した説明図である。 実施例3を組み立ててその一角を底面視した説明図である。 実施例4の折り畳み状態の説明図である。 実施例5の使用状態を表す説明図である。 実施例6を展開して平面視した説明図である。
以下では折り紙に於ける山折り線や谷折り線と言った用語を用いている。上述したようなシート状体の素材によっては、折るのではなく、曲げたり、シート状体それ自体の重さで曲がったりすることがある。そのような場合であっても山折りや谷折りと言った用語を用いることにする。
図1乃至図3によりこの実施例を説明する。日除け1は一般的に緩衝材や保冷材や保温材などとして用いられる発泡ポリエチレン(Expanded Poly−Ethylene)にアルミニウム箔を貼り合わせて成る断熱材のシート状体である。またこの日除け1は特定車種向けの製品である。一枚のシート状体には太陽に向ける面であるアルミニウム箔の側に、曲げる方向の目安としての山折り線10、谷折り線11、山折り線12が設けられている。なお後述する摘み部17が形成された状態を保つためのホック雌2とホック雄20とが、シート状体の四隅に形成される方形の部分に取り付けられている。また後々この自動車の両側の側面のウインドガラスを覆う部位となる側窓部16には、この部位をウインドガラスに吸着させて、本日除け1がルーフから外れないようにするための吸盤3を備えている。
図1はこの日除け1を平面視したものであるが、これを特定の自動車のルーフに被せた状態を図3に表す。而してこの状態に至るには、天部13をルーフに載せ上げた後、上述の山折り線10、谷折り線11、山折り線12を目安として曲げ(実際にはシート状体を各ウインドガラスに副わせるようにする)、例えば自動車の左側のウインドガラスに左側となる側窓部16を副わせて、この状態を保たせるべく吸盤3(A)をウインドガラスに吸着させる。次に反対側(右側)のウインドガラスに右側となる側窓部16を副わせて、吸盤3(B)をウインドガラスに吸着させる。次に前窓部14をフロントウインドガラスに副わせ、後窓部15をリヤーウインドガラスに副わせるようにする。なお前窓部14や後窓部15は各々のウインドガラスにぴたりと副うとは限らず、浮く場合がある。
この時にシート状体の四隅の方形の部分は、山折り線12の部分が突出して摘み部17が形成された状態となるので、前窓部14と後窓部15とがウインドガラスに副っている状態を保つことが出来るように、すなわち日除け1がキャップとしてルーフに被っている状態を保つことが出来るように、ホック雌2をホック雄20に掛止させるのである。このことはルーフを上方から見下ろした図2に表れている。
このように日除け1を以てすれば、フロントウインドガラス、リヤーウインドガラス、左右のドアのウインドガラスを簡単に覆うことが出来る。この取り付け作業は極めて容易であり、また取り外しも楽である。日除け1が各々のウインドガラスを覆うと、太陽光は日除け1によって遮られ、室内に入り込む量は隙間からの極僅かなものとなる。
図4によりこの実施例を説明する。日除け4はゴム引き布製のシート状体と、止め具としての面ファスナー雌21や面ファスナー雄22、日除け4が風で飛ばないように自動車側に吸着させるためゴム磁石30と、のセットに成るものである。シート状体は万能ではないもののサイズが近い幾つかの車種に適用し得るように構成されている。
すなわちシート状体の中央部分に自動車のルーフに合わせるための天部目安枠45が、またこの天部目安枠45に続き、フロントウインドガラス、リヤーウインドガラス、左右のドアのウインドガラスを覆う窓部40が設けられており、その外側には各々5本ずつの前案内線41、後案内線42、側案内線43、側案内線44が設けられている。
この自動車の日除けセットの用い方は以下の通りである。天部目安枠45に合わせるようにしてシート状体をルーフに載せ上げると、その周囲は自然と各ウインドガラスに副って垂れ下がるようになる。そこで上述した前案内線41、後案内線42、側案内線43、側案内線44を、ボディーの下のラインに合わせるようにして切断する。ゴム磁石30にはその裏面に図示しない粘着剤と剥離紙とが設けられているので、剥離紙を剥して現われる粘着剤によって、シート状体の裏側(自動車側)の上記切断した辺りに接着させ、これを以て日除け4を自動車に固定する。
続いて、実施例1の場合と同じように、シート状体の四隅の部分には図示しない摘み部が形成された状態となるので、この状態を保つことが出来るように、面ファスナー雌21と面ファスナー雄22とを、図示はしないがその裏面の剥離紙を剥して現われる粘着剤により、実施例1でホック雌2とホック雄20とを設けた位置に接着させる。
なお使用者にこれ等の作業を行わせるのは初回のみである。2度目からは、シート状体をルーフに載せ上げる際に天部目安枠45をルーフに合わせるようにし、左右のドアの側でゴム磁石30のある部位をボディーの下側に吸着させてシート状体を自動車に固定し、シート状体の四隅の部分に摘み部を作って、面ファスナー雌21と面ファスナー雄22とを接着させる作業を行うだけである。
図5によりこの実施例を説明する。日除け5はその殆どの構成を実施例1の日除け1に倣うものであるが、ホック雌23およびホック雄24の取り付け位置で異なるものとなっている。この図は自動車に被せた日除け5の前左側の一角を底面視したものである。
天部53をルーフに載せ上げた後、山折り線50などを目安としてシート状体を各々のウインドガラスに副わせ、前窓部54をフロントウインドガラスに副わせ、側窓部56を左側のドアのウインドガラスに副わせるようにする。
この時に前左側の部分は山折り線52が突出して摘み部57が形成された状態となる。この摘み部57はそのまま側窓部56の方に倒して、例えばホックなどの止め具で側窓部56に固定することも可能であるが、この実施例では摘み部57を外方に突出させるのではなく、内方の側窓部56の内側に入れ込むようにして、摘み部57と側窓部56とを、摘み部57の側に取り付けたホック雌24を側窓部56の側に取り付けたホック雄23に掛止させることにより固定するのである。
図6によりこの実施例を説明する。日除け6はその殆どの構成を実施例1の日除け1に倣うものであるが、シート状体60のフロントウインドガラスに副わせる側の前縁部分にカバー部61を延設し、これに持ち手62を取り付けた点に特徴を有する。
シート状体60を自動車のルーフから取り外した後、シート状体60をファッション柄(図示せず)のある裏面を表側にして、うまく折り畳んでカバー部61で巻き、カバー部61をシート状体60に鎖線で表した面ファスナー63で止めるようにする。
この構成により、日除け6を自動車のトランクや後部座席などから取り出す際に、あるいはガレージなどに持ち込む際に、持ち手62を掴むことが出来て便利になる。なおこのカバー部61に上述のネームプレートを設けるようにしても良い。符号64が指すも鎖線で表した部位がネームプレートである。なおシート状体60はこれを折り畳むのではなく巻くような構成とすることが出来る。
図7によりこの実施例を説明する。日除け7はその殆どの構成を実施例1の日除け1に倣うものであるが、日除け7を自動車に固定するのに、実施例1の吸盤3を用いるのではなく、ペグ31とワイヤー32とを用いている点に特徴を有する。
この図は実施例5の使用状態を左側から側面視して表した説明図であって、日除け7に天部73と前窓部74と後窓部75と側窓部76と摘み部77とが表されている。さらに天部73の裏面に発泡スチロール製の断熱部78が取り付けられている。このスペーサとしての断熱部78によって日除け7が自動車のルーフに直接触れることなく、ルーフから浮くことになる。
天部73を上述した断熱部78を使用してルーフに載せ上げた後、シート状体を各々のウインドガラスに副わせ、前窓部74をフロントウインドガラスに副わせ、後窓部75をリアウインドガラスに副わせ、側窓部76をドアのウインドガラスに副わせ、摘み部77を形成してホック雄20で固定する。この際に側窓部76の下縁部分に取り付けられているワイヤー32を自動車CのタイヤTまで延ばして、ワイヤー32の先のペグ31を使ってタイヤTの下に押し込むようにすると、日除け7の自動車Cへの固定が完了する。なお図示しないが、右側の側窓部にもペグ31とワイヤー32とが取り付けられているので、同様の作業を行うようにする。
なおこの実施例のペグ31とワイヤー32との組以外にも、図示はしないがワイヤーと鉤部との組合せを用いて、鉤部でタイヤハウスの縁部などに掛止して固定するような構成も可能である。
図8によりこの実施例を説明する。日除け8は発泡ポリエチレン(EPE)にアルミニウム箔を貼り合わせて成る断熱材のシート状体である。一枚のシート状体には太陽に向ける面であるアルミニウム箔の側に、曲げる方向の目安としての山折り線80、谷折り線81、山折り線82が設けられている。なお摘み部87が形成された状態を保つためのホック雌2とホック雄20とがシート状体の四隅に形成される方形の部分に取り付けられている。また後々この自動車の両側の側面のウインドガラスを覆う部位となる側窓部86には、この部位をウインドガラスに吸着させて、本日除け8がルーフから外れないようにするための吸盤3を備えている。また自動車のルーフに載る天部83はその中央部分にメッシュ状の通気ネット89が張られており、日除け8内の通気口となっている。なお通気口は単なる丸孔や切れ込みや鎧戸的な構成のものでも良いが、この実施例ではメッシュを採用している。
天部83をルーフに載せ上げた後、上述の山折り線80、谷折り線81、山折り線82を目安として曲げ、前窓部84、後窓部85、側窓部86の各々をウインドガラスに副わせるようにし、この状態を保たせるべく吸盤3(A)、3(B)をウインドガラスに吸着させる。シート状体の四隅の方形の部分は、山折り線82の部分が突出して摘み部87が形成された状態となる。
上記前窓部84と後窓部85とには、使用者が自動車のナンバーを油性の筆記具で書き込むための、白色のネームプレート88が取り付けられている。なおネームプレートのことは実施例4のカバー部61の所でも説明した。
この発明はトラックの運転台に適合するように構成することが出来る。また一人乗り用の電気自動車に適合するようにも構成し得る。なお光センサを車内に設けることで、この発明の日除けと併せて盗難防止装置を構成することも可能である。
1 日除け 10 山折り線 11 谷折り線 12 山折り線
13 天部 14 前窓部 15 後窓部 16 側窓部
17 摘み部
2 ホック雌 20 ホック雄 21 面ファスナー雌 22 面ファスナー雄
23 ホック雌 24 ホック雄
3 吸盤 30 ゴム磁石 31 ペグ 32 ワイヤー
4 日除け 40 窓部 41 前案内線 42 後案内線
43 側案内線 44 側案内線 45 天部目安枠
5 日除け 50 山折り線 52 山折り線 53 天部
54 前窓部 56 側窓部 57 摘み部
6 日除け 60 シート状体 61 カバー部 62 持ち手
63 面ファスナー 64 ネームプレート
7 日除け 73 天部 74 前窓部 75 後窓部
76 側窓部 77 摘み部 78 断熱部
8 日除け 80 山折り線 81 谷折り線 82 山折り線
83 天部 84 前窓部 85 後窓部 86 側窓部
87 摘み部 88 ネームプレート 89 通気ネット

Claims (8)

  1. 自動車の少なくともウインドガラス部分を日除けとして覆い得る大きさを有する一枚のシート状体であって、これを自動車のルーフから被せてウインドガラス部分を覆い、自動車の前後左右の4か所のピラーに相当する部位に生ずる余り布の部分を摘まんで摘み部分を作り箱状体を形成した時に、この摘み部分を止めて前記箱状体の形を維持するための止め具を備えている、自動車の日除け。
  2. 前記シート状体と、このシート状体に後から取り付ける前記止め具と、の組から成る、請求項1に記載の自動車の日除け。
  3. 前記止め具が、前記摘み部分の内側の、ピラーに近い部位に設けられたホックまたは面ファスナーである、請求項1または請求項2に記載の自動車の日除け。
  4. 前記止め具が、前記摘み部分を折った時に、摘み部分と前記箱状体とが接触する部位に設けられたホックまたは面ファスナーである、請求項1または請求項2に記載の自動車の日除け。
  5. 前記シート状体を折り畳んでまたは巻いて手で提げるための持ち手を備えている、請求項1または請求項2に記載の自動車の日除け。
  6. 前記箱状体が風で飛ばないようにするための、自動車側に吸着させるための吸盤または磁石を備えている、請求項1または請求項2に記載の自動車の日除け。
  7. 前記箱状体が風で飛ばないようにするための、自動車側に係止させるための鉤部またはペグを備えている、請求項1または請求項2に記載の自動車の日除け。
  8. 前記箱状体に自動車のナンバーを表すためのネームプレートを備えている、請求項1または請求項2に記載の自動車の日除け。
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