JP2847240B2 - 買物用かご - Google Patents

買物用かご

Info

Publication number
JP2847240B2
JP2847240B2 JP30480796A JP30480796A JP2847240B2 JP 2847240 B2 JP2847240 B2 JP 2847240B2 JP 30480796 A JP30480796 A JP 30480796A JP 30480796 A JP30480796 A JP 30480796A JP 2847240 B2 JP2847240 B2 JP 2847240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shopping basket
side wall
product
holding portion
bottom wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30480796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10147344A (ja
Inventor
一雄 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUUPAA MEITO KK
Original Assignee
SUUPAA MEITO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUUPAA MEITO KK filed Critical SUUPAA MEITO KK
Priority to JP30480796A priority Critical patent/JP2847240B2/ja
Publication of JPH10147344A publication Critical patent/JPH10147344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2847240B2 publication Critical patent/JP2847240B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーマーケット等
の店内に配備される買物用かごに関し、詳しくは、ドリ
ンクペットボトル等の柱状体商品の横倒れを防止し安定
して収納載置するための保持部が配設された買物用かご
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケット等の店内に配備され
る買物用かごは、一般に図12、図13に示すように、
上方部が拡開して広がるテーパ状に形成された周側壁1
0と、これに連続する底壁20とを有し、また周側壁1
0の開口縁上面には把手取付部50が設けられ、この取
付部50に回動自在に一対の把手51が連結されてい
る。この種のかご200を用いて、ジュースやコーラ等
のドリンクペットッボトル、酒瓶・コーヒー瓶、或いは
箱入りの菓子類その他の柱状体商品Pをかご200内に
立てて収納する場合、これら柱状体商品Pは嵩高くしか
も底面積が狭く安定性に欠けるため、通常かご200内
の隅部に収納する。
【0003】しかしながら、上述のようにかご200は
上方部が広いテーパ状の周側壁10を有する、つまり底
壁20と周側壁10との連接角度が直角より広いため、
図9に示すようにペットボトルP等をかご200内の側
壁10近くに収納したとしても、これらペットボトルP
等の上方部はかご200の側壁10から遠く離れてかご
200の内方に位置することとなり、収納状態において
極めて安定性が悪くかご200のわずかな揺れですぐ倒
れてしまう。また、このような収納状態ではペットボト
ルP等とその外方の周側壁10との間に空間部が発生
し、かかるデットスペースにより商品収納効率が低下す
る。
【0004】一方、デットスペースを無くすためペット
ボトルP等をかご200の周側壁10に接するよう傾け
て収納しても、かご200の底壁20は平坦であり、ま
たこの底壁20とペットボトルP等の底面との接触点は
極小であるため、やはりかご200のわずかな揺れによ
り滑り落ちるようにすぐ倒れてしまい、他種商品の収納
の邪魔になる。
【0005】さらにスーパーのレジ係は、かご200内
に乱雑に倒されて収納されたペットボトルP等を、レジ
計算入力作業の便宜のため改めて立て直して整理整頓し
なければならず、その作業によりレジ作業が煩雑化・遅
延化するという問題も生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みなされたものであり、買物かごが備える形態
を考慮しつつドリンクペットボトルその他の柱状体商品
を、安定的に収納載置しまた商品収納時の買物かご内の
デットスペースを減少させるとともに、自然に整理整頓
ができて商品収納およびレジ処理の効率を高め、しかも
商品の出し入れを妨げる障害物等が無く極めて使い勝手
の良い買物用かごの提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段は、実施例の図面に用いた符
号を用いて説明すると、請求項1の発明にあっては「周
側壁10が上方に向かって拡開する買物用かご100に
おいて、この買物用かご100の底壁20に、収納した
柱状体商品Pの底面に当接して、この柱状体商品Pの側
面の一部又は全部が前記一側壁に接するようにこの柱状
体商品Pを傾斜保持させるための、保持部21を設け
た」ことに特徴を有する。
【0008】これにより、柱状体商品Pの底面は買物用
かご100の低壁20に設けられた保持部21上で買物
用かご100の外方へ傾斜するよう支持されて、柱状体
商品Pが買物用かご100の内方へ傾くのを防止する。
且つ、柱状体商品Pの側面は買物用かご100の側壁1
0と継続して接触し、柱状体商品Pは横滑りに対する摩
擦抵抗力を得て保持される。よって柱状体商品P単独に
おける前後左右方向への揺れが生じ難く、たとえ買物用
かご100が前後左右に揺れても倒れることなく極めて
安定的に収納載置される。また柱状体商品Pは常時買物
用かご100の傾斜した側壁10に接して収納されるの
で、買物用かご100内のデットスペースが減少し、さ
らには柱状体商品Pの収納位置が一定するため、買物用
かご100内での整理整頓が自然に行われる。
【0009】請求項2の発明にあっては、上記請求項1
記載の買物用かご100の保持部21が、その買物用か
ご100の底壁20を傾斜させて成ることに特徴を有す
る。これにより、上記作用に加えて、保持部21が買物
用かご100の底壁20に一体形成され低コストにまた
簡単に形成することができる。さらに、買物用かご10
0の底壁20上面に障害物が発生しない。
【0010】請求項3の発明にあっては、上記請求項1
記載の買物用かご100の商品保持部21が、突起体を
用いて成ることを特徴とする。これにより、上記作用に
加えて、保持部21の設置面積を極めて少なくすること
ができるとともに、保持部21を一体形成する以外、従
来の買物用かご低壁20に別体として形成した突起体を
貼着する等して、容易に保持部21を形成することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る買物用かごの
実施の形態を、便宜上後述する実施例の説明に使用する
符号及び図面を用いて説明する。
【0012】図1乃至図11に示すように、買物用かご
100は、上部に向けて拡開するテーパー状に形成した
周側壁10とこれに連続する底壁20とを有するもので
ある。なお、その周側壁10上面に一対の把手51が設
けられて手に提げて持ち運べるものや、このような把手
51が設けられておらずショッピングカートに載置して
運搬するものなど細分化された用途・種類を問わない。
またこれら買物用かご100等の材質は、合成樹脂材或
いは線鋼材その他如何なるものであっても良く、大き
さ、周壁の模様状貫通溝の有無等も問わない。
【0013】買物用かご100の周側壁10のテーパー
角度は、大であるほど、略同様に傾斜載置されるペット
ッボトルその他の柱状体商品Pの重心は側方へ移動して
その側面部に一層の負荷がかかり、周側壁10との接触
摩擦抵抗力が大となって横滑り・横倒れが有効に防止さ
れる。但しその角度は限定されるものではない。
【0014】買物用かご100の底壁20に設けられる
保持部21は、収納した柱状体商品Pの底面に当接し
て、この柱状体商品Pの側面の一部又は全部が買物用か
ご100の少なくとも一側壁に接するようにこの柱状体
商品Pを傾斜保持させるものすべてが含まれる。その形
状構造は、例えば図1乃至4に示す請求項2の発明に係
る買物用かごの底壁を傾斜させたもの、図8、図9に示
す請求項3の発明に係る突起体をペットッボトルPの底
面幅及び傾斜角度に適合させてその高さを違えて複数個
突設したもの、その他、板体をペットッボトルPの底面
幅に適合させて傾斜固定させたもの、縦断面くの字形の
三角推台を固定したもの等、適宜変更・選択可能であ
る。
【0015】なお、これら保持部21は買物用かご10
0の底壁20に一体成形したものと、別体として形成し
て貼着したものとを問わない。またその材質も合成樹脂
が軽量性・耐久性・製造容易性から好適であるが、これ
に限定されるものではなく例えばゴム材を用いれば滑り
止め効果が付加されて一層好適となる。
【0016】さらにその配置場所は、周側壁10の一側
に沿って、周側すべてに沿って、又は買物用かご100
の四隅部分にのみ、或いはペットッボトルP1本分のス
ペースのみ、又はペットッボトルP3本分のスペースの
み、など何れであっても良く、さらにその設置幅につい
ても、ペットッボトルP等の底面幅と同幅の他、これよ
りも広くても狭くても良く、要するに、収納した柱状体
商品Pの底面に当接して、この柱状体商品Pの側面が買
物用かご100の側壁に接するようにこの柱状体商品P
を傾斜保持させるものであればよい。
【0017】
【実施例】
(実施例1) 図1乃至図4は、本発明の買物用かご1
00の第一の実施例を示すものであり、かご本体はプラ
スチック製であり、底壁20が220mm×330m
m、開口部が276mm×336mm、開口縁の幅が1
2mm、高さが160mmの寸法により形成され、開口
縁上面には把手51の取付部50が一体形成されこれに
プラスチック製の把手51が回動自在に取り付けられて
いる。カートに載置して運搬する買物用かご100の場
合は、例えば底壁20が260mm×350mm、開口
部が320mm×350mm等のように、一回り大きく
形成され、一方把手取付部50や把手51の取付が省か
れる場合もある。なお、低壁の下面には糸じり(脚用リ
ブ)30が設けられている。そして、そのテーパー状の
周側壁10のうち長側壁のみに沿って、底壁20の両側
を斜降させて保持部21が形成されている。なお底壁2
0の中央部を境に屈曲して斜降形成した保持部21とし
ても良い。また言うまでもなくネスティング収納(入れ
子状態の重ね収納)可能に形成されている。この実施例
によれば、ペットッボトルP等の底面が略全面的に保持
部21と当接するため、例えば図8や図10に示す実施
例と比べてペットッボトルPはより安定載置される。
【0018】(実施例2) 図6は、本発明の買物用か
ご100の第二の実施例を示すものであり、テーパー状
の周側壁10のうち長側壁のみに沿って、平坦な底壁2
0の一側に合成樹脂から成る縦断面くの字形のプラスチ
ック製三角部材を貼着して保持部21としたものであ
る。
【0019】(実施例3) 図7は、本発明の買物用か
ご100の第三の実施例を示すものであり、テーパー状
の周側壁10のうち長側壁のみに沿って、底壁20の一
側を斜降形成すると共に、その傾斜面の延長線上にプラ
スチック製突起体を連接してその全体で保持部21とし
たものである。この実施例によれば買物用かご100内
における突起体が極めて小さいものとなる。
【0020】(実施例4) 図8、図9は、本発明の買
物用かご100の第四の実施例を示すものであり、テー
パー状の周側壁10のうち長側壁のみに沿って、平坦な
底壁20の両側対向位置に、ペットッボトルPの底面幅
に対応させた及び側壁10の傾斜角度に合わせて高さを
違えたゴム材からなる突起体を複数個突設したものであ
る。
【0021】(実施例5) 図10、図11は、本発明
の買物用かご100の第五の実施例を示すものであり、
テーパー状の周側壁10のすべてに沿って、平坦な底壁
20の周辺に、ペットッボトルPの底面の一部が当接す
るゴム製突条を設けたものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
あっては、買物用かごの底壁の周側壁の近辺に、収納し
た柱状体商品が側壁に接するようにこの柱状体商品を傾
斜して保持させる保持部を設けたことから、ペットボト
ルその他の柱状体商品を、安定的に収納載置し且つ収納
商品の整理が極めて容易に行える。また商品収納時の買
物かご内のデットスペースを減少させるとともに自然に
整理整頓ができて商品収納およびレジ作業の効率が高ま
る。しかも保持部は商品の出し入れの障害にならないと
いう優れた効果を奏する。
【0023】請求項2の発明にあっては、上記請求項1
記載の買物用かごの保持部が、その買物用かごの底壁を
傾斜させて形成したものであることから、上記効果に加
えて、保持部が買物用かごの底壁に一体形成され低コス
トにまた簡単に形成することができるという優れた効果
を奏する。
【0024】請求項3の発明にあっては、上記請求項1
記載の買物用かご100の商品保持部21が突起体であ
ることから、さらに保持部21の設置面積を極めて少な
くすることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 本発明に係る買物用かごの第一の実施例を
示す平面図である。
【図 2】 図1に示す買物用かごのA−A線断面図で
ある。
【図 3】 図1に示す買物用かごのB−B線断面図で
ある。
【図 4】 図1に示す買物用かごの一部破断側面図で
ある。
【図 5】 本発明に係る買物用かごの第二の実施例を
示す、長側壁方向縦断面図である。
【図 6】 図5の実施例に係る、短側壁方向縦断面図
である。
【図 7】 本発明に係る買物用かごの第三の実施例を
示す短側壁方向縦断面図である。
【図 8】 本発明に係る買物用かごの第四の実施例を
示す要部概念斜視図である。
【図 9】 図8の実施例に係る、短側壁方向の一部破
断拡大側面図である。
【図10】 本発明に係る買物用かごの第五の実施例を
示す要部概念斜視図である。
【図11】 図10の実施例に係る、短側壁方向の一部
破断側面図である。
【図12】 従来の買物用かごの平面図である。
【図13】 図12の従来の買物用かごの短側壁方向一
部破断側面図である。
【符号の説明】
10 周側壁 20 底壁 21 保持部 100 買い物用かご 200 従来の買い物用かご

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周側壁が上方に向かって拡開する買物用
    かごにおいて、この買物用かごの底壁に、収納した柱状
    体商品の底面に当接して、この柱状体商品の側面の一部
    又は全部が前記一側壁に接するようにこの柱状体商品を
    傾斜保持させるための、保持部を設けたことを特徴とす
    る買物用かご。
  2. 【請求項2】 前記保持部は、前記買物用かごの底壁を
    傾斜させて成ることを特徴とする請求項1記載の買物用
    かご。
  3. 【請求項3】 前記保持部は、突起体を用いて成ること
    を特徴とする請求項1記載の買物用かご。
JP30480796A 1996-11-15 1996-11-15 買物用かご Expired - Lifetime JP2847240B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30480796A JP2847240B2 (ja) 1996-11-15 1996-11-15 買物用かご

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30480796A JP2847240B2 (ja) 1996-11-15 1996-11-15 買物用かご

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10147344A JPH10147344A (ja) 1998-06-02
JP2847240B2 true JP2847240B2 (ja) 1999-01-13

Family

ID=17937493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30480796A Expired - Lifetime JP2847240B2 (ja) 1996-11-15 1996-11-15 買物用かご

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2847240B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201726499A (zh) * 2015-12-03 2017-08-01 Panasonic Ip Man Co Ltd 購物籃

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10147344A (ja) 1998-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6435359B1 (en) Beverage display tray
US6186345B1 (en) Stackable shipping case having gravity feed tracks
US6276538B1 (en) Shelf assembly
US6321929B1 (en) Basket with integrally-formed receptacle and method of using same
JPH09511474A (ja) ボトル用嵌め合わせ可能展示枠体
JP5981500B2 (ja) 輸送および化粧箱
JP2005517885A (ja) 物品保持具
US4146139A (en) Baskets and support therefor, for mass merchandising handling and display of goods
JP2847240B2 (ja) 買物用かご
GB2116490A (en) Retail goods trolley
JPH10273054A (ja) 子供用ショッピングカート
JP3212674U (ja) ショッピングカート
JP2001000289A (ja) 商品陳列トレー及び商品陳列具
JPH0521163Y2 (ja)
JPH10157739A (ja) 買物用かご
JP2005034330A (ja) 商品陳列棚
JP2022134168A (ja) 台車
CA1212134A (en) Shopping cart having lower pivoted support rack
JPH08133090A (ja) 容器運搬用台車
JP3044720U (ja) 収納かご
JPS5852046A (ja) ボトルケ−ス
JP2005034329A (ja) 箱形陳列ボックス
JP2002002357A (ja) ホルダ装置
JP2005289392A (ja) 運搬ケース
JPH08318925A (ja) コンテナ