JP2846855B2 - 学習装置 - Google Patents

学習装置

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JP2846855B2
JP2846855B2 JP18963096A JP18963096A JP2846855B2 JP 2846855 B2 JP2846855 B2 JP 2846855B2 JP 18963096 A JP18963096 A JP 18963096A JP 18963096 A JP18963096 A JP 18963096A JP 2846855 B2 JP2846855 B2 JP 2846855B2
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dimensionally
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孝久 安東
実 高橋
誠 菊本
美保 星野
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単語の暗記を行
なう学習装置に関する。
【0002】
【従来の技術】英単語の暗記を行なう学習装置として、
家、自動車等の複数の対象画像を表示し、マウス等の入
力装置によって任意の対象画像を指定すると、その対象
図形に対応する英単語が表示されたり、その対象図形に
対応する英単語が音声出力されたりするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、単語の記
憶効果が向上する学習装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の学習装
置は、立体表示装置、複数の対象図形画像が立体表示装
置に2次元的に表示されている状態において、これらの
対象図形画像のうちから、自動的に任意の対象図形画像
を選択する手段、ならびに選択された対象図形画像を立
体表示装置に3次元的に表示するとともに、その対象図
形画像に対応する単語を音声出力する手段を備えている
ものである。
【0005】この発明の第2の学習装置は、立体表示装
置、複数の対象図形画像が立体表示装置に2次元的に表
示されている状態において、これらの対象図形画像のう
ちから、自動的に任意の対象画像を選択する手段、なら
びに選択された対象図形画像に対応する単語を立体表示
装置に3次元的に表示する手段を備えているものであ
る。選択された対象図形画像に対応する単語を音声出力
する手段を設けることが好ましい。
【0006】この発明の第3の学習装置は、立体表示装
置、複数の対象単語画像が立体表示装置に2次元的に表
示されている状態において、これらの対象単語画像のう
ちから、自動的に任意の対象単語画像を選択する手段、
ならびに選択された対象単語画像を立体表示装置に3次
元的に表示するとともに、その対象単語画像に対応する
単語を音声出力する手段を備えているものである。
【0007】この発明の第4の学習装置は、立体表示装
置、複数の対象単語画像が立体表示装置に2次元的に表
示されている状態において、これらの対象単語画像のう
ちから、自動的に任意の対象単語画像を選択する手段、
ならびに選択された対象単語画像に対応する物体図形を
立体表示装置に3次元的に表示する手段を備えているも
のである。選択された対象単語画像に対応する単語を音
声出力する手段を設けることが好ましい。
【0008】この発明の第5の学習装置は、立体表示装
置、複数の対象図形画像が立体表示装置に2次元的に表
示されている状態において、これらの対象図形画像のう
ちから、手動で任意の対象図形画像を選択させるための
手段、ならびに選択された対象図形画像を立体表示装置
に3次元的に表示するとともに、その対象図形画像に対
応する単語を音声出力する手段を備えているものであ
る。各対象図形画像ごとの選択履歴回数に応じて、選択
された対象図形画像を立体表示する際の視差量を制御す
る手段を設けることが好ましい。
【0009】この発明の第6の学習装置は、立体表示装
置、複数の対象図形画像が立体表示装置に2次元的に表
示されている状態において、これらの対象図形画像のう
ちから、手動で任意の対象図形画像を選択させるための
手段、ならびに選択された対象図形画像に対応する単語
を立体表示装置に3次元的に表示する手段を備えている
ものである。各対象図形画像ごとの選択履歴回数に応じ
て、選択された対象図形画像に対応する単語を立体表示
する際の視差量を制御する手段を設けることが好まし
い。また、選択された対象図形画像に対応する単語を音
声出力する手段を設けることが好ましい。
【0010】この発明の第7の学習装置は、立体表示装
置、複数の対象単語画像が立体表示装置に2次元的に表
示されている状態において、これらの対象単語画像のう
ちから、手動で任意の対象単語画像を選択させるための
手段、ならびに選択された対象単語画像を立体表示装置
に3次元的に表示するとともに、その対象単語画像に対
応する単語を音声出力する手段を備えているものであ
る。各対象単語画像ごとの選択履歴回数に応じて、選択
された対象単語画像を立体表示する際の視差量を制御す
る手段を設けることが好ましい。
【0011】この発明の第8の学習装置は、立体表示装
置、複数の対象単語画像が立体表示装置に2次元的に表
示されている状態において、これらの対象単語画像のう
ちから、手動で任意の対象単語画像を選択させるための
手段、ならびに選択された対象単語画像に対応する物体
図形を立体表示装置に3次元的に表示する手段を備えて
いるものである。各対象単語画像ごとの選択履歴回数に
応じて、選択された対象単語画像に対応する物体図形を
立体表示する際の視差量を制御する手段を設けることが
好ましい。また、選択された対象単語画像に対応する単
語を音声出力する手段を設けることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を英単語学習装置
に適用した場合の実施の形態について説明する。
【0013】図1は、英単語学習装置の構成を示してい
る。
【0014】画像データ記憶メディア11には、家、自
動車等の各種の対象画像、各対象画像に対応する英単語
の画像等が記憶されている。
【0015】画像データ記憶メディア11からの映像信
号(2次元映像信号)の読み出しは、読み出し手段12
によって行なわれる。読み出し手段12によって読み出
された映像信号は画像メモリ13に一時的に記憶され
る。画像メモリ13に記憶された映像信号は、表示制御
手段14を介して、ディスプレイ15に供給され、ディ
スプレイ15に表示される。
【0016】ディスプレイ15としては、各種の立体デ
ィスプレイが用いられる。表示制御手段14は、2次元
映像信号を3次元映像信号に変換する機能を有してい
る。2次元映像信号を3次元映像に変換する手段として
は、たとえば、2次元映像信号から水平位相が互いに異
なる左目用映像信号と右目用映像信号とを生成するもの
が用いられる。また、この例では、2次元映像信号を3
次元映像信号に変換する際に、左目用映像と右目用映像
との視差量をも変化させる機能を有している。
【0017】音声データ記憶メディア21には、各種対
象画像に対応する英単語の音声データが記憶されてい
る。
【0018】音声データ記憶メディア21からの音声デ
ータの読み出しは、読み出し手段22によって行なわれ
る。読み出し手段22によって読み出された音声データ
は、音声再生処理部23を介してヘッドフォン24に供
給される。
【0019】上記読み出し手段12、画像メモリ13、
表示制御手段14および読み出し手段22は、CPU1
によって制御される。CPU1は、そのプログラム等を
記憶するROM2および必要なデータを記憶するRAM
3を備えている。
【0020】また、この学習装置は、ディスプレイ15
上に表示されている対象画像を指定するためのタッチペ
ン31を備えている。タッチペン31は、入力手段32
を介してCPU1に接続されている。
【0021】学習装置による学習モードには、対象画像
が自動的に選択される自動選択モードと、対象画像をタ
ッチペン31で選択する手動選択モードとがある。
【0022】自動選択モードには、自動的に選択された
対象画像を立体表示する自動選択第1モードと、自動的
に選択された対象画像に対応する英単語を立体表示する
自動選択第2モードとがある。
【0023】手動選択モードには、タッチペン31によ
って選択された対象画像を立体表示する手動選択第1モ
ードと、タッチペン31によって選択された対象画像に
対応する英単語を立体表示する手動選択第2モードとが
ある。手動選択第1モードまたは手動選択第2モードが
選択されている場合には、視差量制御モードとして、第
1視差量制御モードと、第2視差量制御モードとを選択
することができるようになっている。
【0024】第1視差量制御モードが設定されている場
合には、タッチペン31によって指定された回数が多い
対象画像ほど、その対象画像またはその対象画像に対応
する英単語を立体表示する際の飛び出し量が大きくされ
る。第2視差量制御モードが設定されている場合には、
タッチペン31によって指定された回数が多い対象画像
ほど、その対象画像またはその対象画像に対応する英単
語を立体表示する際の飛び出し量が小さくされる。
【0025】なお、いずれの選択モードにおいても、選
択された対象画像に対応する英単語が音声出力される。
【0026】図2は、自動選択第1モードによる表示画
像例を示している。
【0027】自動選択第1モードが設定されている場合
には、ディスプレイ15に2次元的に表示されている対
象画像のうちの1つが自動的に選択される。図2に示す
ように、自動車の対象画像が自動的に選択されると、自
動車の対象画像が前方に飛び出して見えるように、自動
車の対象画像が立体表示される。
【0028】図3は、自動選択第2モードによる表示画
像例を示している。
【0029】自動選択第2モードが設定されている場合
には、ディスプレイ15に2次元的に表示されている対
象画像のうちの1つが自動的に選択される。図3に示す
ように、自動車の対象画像が自動的に選択されると、自
動車の対象画像に対応する英単語”CAR”の文字画像
が前方に飛び出して見えるように、英単語”CAR”が
立体表示される。
【0030】図4は、手動選択第1モードによる表示画
像例を示している。
【0031】手動選択第1モードが設定されている場合
には、ディスプレイ15に2次元的に表示されている対
象画像のうちの1つがタッチペン31によって選択され
る。図4に示すように、自動車の対象画像がタッチペン
31によって選択されると、自動車の対象画像が前方に
飛び出して見えるように、自動車の対象画像が立体表示
される。
【0032】図5は、手動選択第2モードによる表示画
像例を示している。
【0033】手動選択第2モードが設定されている場合
には、ディスプレイ15に2次元的に表示されている対
象画像のうちの1つがタッチペン31によって選択され
る。図5に示すように、自動車の対象画像がタッチペン
31によって選択されると、自動車の対象画像に対応す
る英単語”CAR”の文字画像が前方に飛び出して見え
るように、英単語”CAR”が立体表示される。
【0034】図6は、画像データ記録メディア11に格
納されているデータテーブルを示している。
【0035】画像データ記録メディア11には、対象画
像番号M(P)毎に、入力判定領域R(P)、アクセス
回数N(P)、対象画像データDA(P)、対象画像デ
ータを3次元表示する際の基準視差量θA(P)、英単
語画像データDB(P)および英単語画像データを3次
元表示する際の基準視差量θB(P)が格納されてい
る。
【0036】入力判定領域R(P)とは、タッチペン3
1によってどの対象画像が指定されたかを判定するため
の領域であり、タッチペン31による入力位置が含まれ
ている入力判定領域に対応する対象画像が、タッチペン
31によって指定されたと判定される。アクセス回数N
(P)とは、タッチペン31によって対応する対象画像
が指定された回数をいう。
【0037】図7は、自動選択第1モードが選択されて
いる場合の、立体表示処理手順を示している。
【0038】図2の左側に示すように、複数の対象画像
がディスプレイに2次元的に表示されると、ポインタ値
Pが初期値1に設定される(ステップ1)。
【0039】次に、ポインタ値Pの設定値に応じた画像
番号M(P)に対応する対象画像データDA(P)が読
み出し手段12によって読み出され、読み出された対象
画像データDA(P)から、対応する標準視差量θA
(P)を有する左映像と右映像とが表示制御手段14に
よって生成され、ディスプレイに立体表示される(ステ
ップ2)。つまり、ポインタ値Pによって指定された対
象画像が立体的に表示される。この際、ポインタ値Pに
よって指定された対象画像に対応する英単語がヘッドフ
ォン24に音声出力される。対象画像が立体的に表示さ
れると、その印象が強く残る。したがって、立体的に表
示された対象画像に対応する英単語の音声も記憶に残り
易くなる。
【0040】一定時間が経過すると(ステップ3でYE
S)、上記立体表示を終了し、ポインタ値Pの更新処理
が行なわれる(ステップ4)。ポインタ値Pの更新処理
では、ポインタ値Pの設定値が1だけインクリメントさ
れる。ポインタ値Pの更新処理において、ポインタ値P
の取りうる値のうちから、任意の値をランダム的に発生
させるようにしてもよい。
【0041】ポインタ値Pが更新されると、ステップ2
に戻り、ステップ2以降の処理が繰り返される。
【0042】図8は、自動選択第2モードが選択されて
いる場合の、立体表示処理手順を示している。
【0043】図3の左側に示すように、複数の対象画像
がディスプレイに2次元的に表示されると、ポインタ値
Pが初期値1に設定される(ステップ11)。
【0044】次に、ポインタ値Pの設定値に応じた画像
番号M(P)に対応する英単語画像データDB(P)が
読み出し手段12によって読み出され、読み出された英
単語画像データDB(P)から、対応する標準視差量θ
B(P)を有する左映像と右映像とが表示制御手段14
によって生成され、ディスプレイに立体表示される(ス
テップ12)。つまり、ポインタ値Pによって指定され
た対象画像に対応する英単語が立体的に表示される。こ
の際、ポインタ値Pによって指定された対象画像に対応
する英単語がヘッドフォン24に音声出力される。対象
画像が立体的に表示されると、その印象が強く残る。し
たがって、立体的に表示された英単語画像が記憶に残り
易くなる。
【0045】一定時間が経過すると(ステップ13でY
ES)、上記立体表示を終了し、ポインタ値Pの更新処
理が行なわれる(ステップ14)。ポインタ値Pの更新
処理では、ポインタ値Pの設定値が1だけインクリメン
トされる。ポインタ値Pの更新処理において、ポインタ
値Pの取りうる値のうちから、任意の値をランダム的に
発生させるようにしてもよい。
【0046】ポインタ値Pが更新されると、ステップ1
2に戻り、ステップ12以降の処理が繰り返される。
【0047】図9は、手動選択第1モードが選択されて
いる場合の、立体表示処理手順を示している。ここで
は、視差量制御モードとして、第1視差量制御モードが
設定されてとする。
【0048】図4の左側に示すように、複数の対象画像
がディスプレイに2次元的に表示されると、ポインタ値
Pが初期値1に設定される(ステップ31)。
【0049】次に、ポインタ値Pの設定値に応じた画像
番号M(P)に対応する対象画像データDA(P)が読
み出し手段12によって読み出され、読み出された対象
画像データDA(P)から、対応する標準視差量θA
(P)を有する左映像と右映像とが表示制御手段14に
よって生成され、ディスプレイに立体表示される(ステ
ップ32)。つまり、ポインタ値Pによって指定された
対象画像が立体的に表示される。この際、ポインタ値P
によって指定された対象画像に対応する英単語がヘッド
フォン24に音声出力される。
【0050】この状態において、タッチペン31による
指定入力があると(ステップ33でYES)、上記立体
表示を終了し、入力座標(x,y)が取得される(ステ
ップ34)。
【0051】次に、入力判定領域探索用変数jが0に設
定される(ステップ35)。そして、変数jが1だけイ
ンクリメントされる(ステップ36)。そして、入力座
標(x,y)が、現在設定されている変数jに対応する
入力判定領域R(j)に含まれているか否かが判定され
る(ステップ37)。入力座標(x,y)が、入力判定
領域R(j)に含まれていない場合には、ステップ36
に戻って変数jがインクリメントされた後、現在設定さ
れている変数jに対応する入力判定領域R(j)に含ま
れているか否かが判定される。
【0052】ステップ37において、入力座標(x,
y)が、現在設定されている変数jに対応する入力判定
領域R(j)に含まれていると判定された場合には、ポ
インタ値Pが現在設定されている変数jに設定される
(ステップ38)。
【0053】ポインタ値Pに対応するアクセス回数N
(P)が画像データ記録メディア11から読み出され、
その値を1だけインクリメントした値がアクセス回数α
とされるとともに、画像データ記録メディア11内のア
クセス回数N(P)がαの値になるように更新される
(ステップ39)。
【0054】次に、ポインタ値Pに対応する基準視差量
θA(P)およびαに基づいて、タッチペン31によっ
て指定された対象画像を3次元表示する際の視差量θA
(P)が次式1によって算出される(ステップ40)。
【0055】
【数1】
【0056】数式1において、kは、予め設定された視
差変化量である。したがって、視差量は、タッチペン3
1による指定回数が多くなるほど、大きい値となる。
【0057】そして、ステップ32に戻る。ステップ3
2では、ステップ38で設定されたポインタ値P(j)
に対応する対象画像データDA(P)から、ステップ4
0で算出された視差量を有する左映像と右映像とが生成
され、ディスプレイ15に立体表示される。したがっ
て、タッチペン31によって指定された回数が多い対象
画像ほど、飛び出し量が大きくなるような立体対象画像
が得られる。この際、ポインタ値Pによって指定された
対象画像に対応する英単語がヘッドフォン24に音声出
力される。
【0058】なお、第2視差量制御モードが設定されて
いる場合には、タッチペン31によって指定された回数
が多い対象画像ほど、飛び出し量が小さくなるような立
体対象画像が得られる。
【0059】学習者は、対象画像の指定回数が多いもの
ほど、その対象画像に対応する英単語を記憶しにくい単
語であると考える場合には、視差量制御モードとして第
1視差量制御モードを設定すればよい。この理由は、対
象画像の飛び出し量を大きくするほど、その対象画像に
対する印象が強く、その対象画像に対応する英単語の音
声が記憶に残り易いと考えられる。そこで、タッチペン
31によって指定された回数が多いものほど、その対象
画像に対応する英単語を記憶しにくい単語であると考え
る場合には、タッチペン31によって指定された回数が
多い対象画像ほど、その対象画像を立体表示する際の飛
び出し量を大きくした方がよいからである。
【0060】また、学習者は、対象画像の指定回数が多
いものほど、その対象画像に対応する英単語の記憶度が
高くなると考える場合には、視差量制御モードとして第
2視差量制御モードを設定すればよい。この理由は、対
象画像の飛び出し量を大きくするほど、その対象画像に
対する印象が強く、その対象画像に対応する英単語の音
声が記憶に残り易いと考えられる。そこで、タッチペン
31によって指定された回数が多いものほど、その対象
画像に対応する英単語の記憶度が高くなると考える場合
には、タッチペン31によって指定された回数が少ない
対象画像ほど、その対象画像を立体表示する際の飛び出
し量を大きくした方がよいからである。
【0061】図10は、手動選択第2モードが選択され
ている場合の、立体表示処理手順を示している。ここで
は、視差量制御モードとして、第1視差量制御モードが
設定されてとする。
【0062】図5の左側に示すように、複数の対象画像
がディスプレイに2次元的に表示されると、ポインタ値
Pが初期値1に設定される(ステップ51)。
【0063】次に、ポインタ値Pの設定値に応じた画像
番号M(P)に対応する英単語画像データDB(P)が
読み出し手段12によって読み出され、読み出された英
単語画像データDB(P)から、対応する標準視差量θ
B(P)を有する左映像と右映像とが表示制御手段14
によって生成され、ディスプレイに立体表示される(ス
テップ52)。つまり、ポインタ値Pによって指定され
た対象画像に対応する英単語画像が立体的に表示され
る。この際、ポインタ値Pによって指定された対象画像
に対応する英単語がヘッドフォン24に音声出力され
る。
【0064】この状態において、タッチペン31による
指定入力があると(ステップ53でYES)、上記立体
表示を終了し、入力座標(x,y)が取得される(ステ
ップ54)。
【0065】次に、入力判定領域探索用変数jが0に設
定される(ステップ55)。そして、変数jが1だけイ
ンクリメントされる(ステップ56)。そして、入力座
標(x,y)が、現在設定されている変数jに対応する
入力判定領域R(j)に含まれているか否かが判定され
る(ステップ57)。入力座標(x,y)が、入力判定
領域R(j)に含まれていない場合には、ステップ56
に戻って変数jがインクリメントされた後、現在設定さ
れている変数jに対応する入力判定領域R(j)に含ま
れているか否かが判定される。
【0066】ステップ57において、入力座標(x,
y)が、現在設定されている変数jに対応する入力判定
領域R(j)に含まれていると判定された場合には、ポ
インタ値Pが現在設定されている変数jに設定される
(ステップ58)。
【0067】ポインタ値Pに対応するアクセス回数N
(P)が画像データ記録メディア11から読み出され、
その値を1だけインクリメントした値がアクセス回数α
とされるとともに、画像データ記録メディア11内のア
クセス回数N(P)がαの値になるように更新される
(ステップ59)。
【0068】次に、ポインタ値Pに対応する基準視差量
θB(P)およびαに基づいて、タッチペン31によっ
て指定された対象画像に対応する英単語画像を3次元表
示する際の視差量θB(P)が次式2によって算出され
る(ステップ60)。
【0069】
【数2】
【0070】数式2において、kは、予め設定された視
差変化量である。したがって、視差量は、タッチペン3
1による指定回数が多くなるほど、大きい値となる。
【0071】そして、ステップ52に戻る。ステップ5
2では、ステップ58で設定されたポインタ値P(j)
に対応する英単語画像データDB(P)から、ステップ
60で算出された視差量視差量θB(P)を有する左映
像と右映像とが生成され、ディスプレイ15に立体表示
される。したがって、タッチペン31によって指定され
た回数が多い対象画像ほど、飛び出し量が大きくなるよ
うな立体英単語画像が得られる。この際、ポインタ値P
によって指定された対象画像に対応する英単語がヘッド
フォン24に音声出力される。
【0072】なお、第2視差量制御モードが設定されて
いる場合には、タッチペン31によって指定された回数
が多い対象画像ほど、飛び出し量が小さくなるような立
体英単語画像が得られる。
【0073】学習者は、対象画像の指定回数が多いもの
ほど、その対象画像に対応する英単語を記憶しにくい単
語であると考える場合には、視差量制御モードとして第
1視差量制御モードを設定すればよい。この理由は、対
象画像に対応する英単語画像の飛び出し量を大きくする
ほど、その英単語画像に対する印象が強く、その英単語
画像が記憶に残り易いと考えられる。そこで、タッチペ
ン31によって指定された回数が多いものほど、その対
象画像に対応する英単語を記憶しにくい単語であると考
える場合には、タッチペン31によって指定された回数
が多い対象画像ほど、その対象画像に対応する英単語を
立体表示する際の飛び出し量を大きくした方がよいから
である。
【0074】また、学習者は、対象画像の指定回数が多
いものほど、その対象画像に対応する英単語の記憶度が
高くなると考える場合には、視差量制御モードとして第
2視差量制御モードを設定すればよい。この理由は、対
象画像に対応する英単語画像の飛び出し量を大きくする
ほど、その英単語画像に対する印象が強く、その英単語
画像が記憶に残り易いと考えられる。そこで、タッチペ
ン31によって指定された回数が多いものほど、その対
象画像に対応する英単語の記憶度が高くなると考える場
合には、タッチペン31によって指定された回数が少な
い対象画像ほど、その対象画像に対応する英単語を立体
表示する際の飛び出し量を大きくした方がよいからであ
る。
【0075】なお、対象画像に対応する英単語の代わり
に、対象画像に対応する日本単語等の英語以外の単語を
用いてもよい。
【0076】また、複数種類の英単語画像を2次元的に
表示しておき、選択された英単語画像を立体表示した
り、選択された英単語画像に対応する車、家等の物体図
形を立体表示したりするようにしてもよい。
【0077】また、図形画像または英単語画像を立体表
示する際に、立体画像をより強調させるために、立体画
像を回転させたり、立体画像を揺動させたり、立体画像
の輝度を変化させたり、立体画像の色を変化させたり、
視差量を変化させながら立体表示したりしてもよい。
【0078】
【発明の効果】この発明によれば、単語の記憶効果が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】英単語学習装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】自動選択第1モードによる表示画像例を示す模
式図である。
【図3】自動選択第2モードによる表示画像例を示す模
式図である。
【図4】手動選択第1モードによる表示画像例を示す模
式図である。
【図5】手動選択第2モードによる表示画像例を示す模
式図である。
【図6】データテーブルを示す模式図である。
【図7】自動選択第1モードが選択されている場合の、
立体表示処理手順を示すフローチャートである。
【図8】自動選択第2モードが選択されている場合の、
立体表示処理手順を示すフローチャートである。
【図9】手動選択第1モードが選択されている場合の、
立体表示処理手順を示すフローチャートである。
【図10】手動選択第2モードが選択されている場合
の、立体表示処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 11 画像データ記憶メディア 12 読み出し手段 13 画像メモリ 14 表示制御手段 15 ディスプレイ 21 音声データ記憶メディア 22 読み出し手段 23 音声再生処理部 24 ヘッドフォン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 美保 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−287772(JP,A) 特開 平8−44711(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 5/00 G09B 19/06 G06T 15/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体表示装置、 複数の対象図形画像が立体表示装置に2次元的に表示さ
    れている状態において、これらの対象図形画像のうちか
    ら、自動的に任意の対象図形画像を選択する手段、なら
    びに選択された対象図形画像を立体表示装置に3次元的
    に表示するとともに、その対象図形画像に対応する単語
    を音声出力する手段、 を備えている学習装置。
  2. 【請求項2】 立体表示装置、 複数の対象図形画像が立体表示装置に2次元的に表示さ
    れている状態において、これらの対象図形画像のうちか
    ら、自動的に任意の対象画像を選択する手段、ならびに
    選択された対象図形画像に対応する単語を立体表示装置
    に3次元的に表示する手段、 を備えている学習装置。
  3. 【請求項3】 立体表示装置、 複数の対象単語画像が立体表示装置に2次元的に表示さ
    れている状態において、これらの対象単語画像のうちか
    ら、自動的に任意の対象単語画像を選択する手段、なら
    びに選択された対象単語画像を立体表示装置に3次元的
    に表示するとともに、その対象単語画像に対応する単語
    を音声出力する手段、 を備えている学習装置。
  4. 【請求項4】 立体表示装置、 複数の対象単語画像が立体表示装置に2次元的に表示さ
    れている状態において、これらの対象単語画像のうちか
    ら、自動的に任意の対象単語画像を選択する手段、なら
    びに選択された対象単語画像に対応する物体図形を立体
    表示装置に3次元的に表示する手段、 を備えている学習装置。
  5. 【請求項5】 立体表示装置、 複数の対象図形画像が立体表示装置に2次元的に表示さ
    れている状態において、これらの対象図形画像のうちか
    ら、手動で任意の対象図形画像を選択させるための手
    段、ならびに選択された対象図形画像を立体表示装置に
    3次元的に表示するとともに、その対象図形画像に対応
    する単語を音声出力する手段、 を備えている学習装置。
  6. 【請求項6】 各対象図形画像ごとの選択履歴回数に応
    じて、選択された対象図形画像を立体表示する際の視差
    量を制御する手段を備えている請求項5に記載の学習装
    置。
  7. 【請求項7】 立体表示装置、 複数の対象図形画像が立体表示装置に2次元的に表示さ
    れている状態において、これらの対象図形画像のうちか
    ら、手動で任意の対象図形画像を選択させるための手
    段、ならびに選択された対象図形画像に対応する単語を
    立体表示装置に3次元的に表示する手段、 を備えている学習装置。
  8. 【請求項8】 各対象図形画像ごとの選択履歴回数に応
    じて、選択された対象図形画像に対応する単語を立体表
    示する際の視差量を制御する手段を備えている請求項7
    に記載の学習装置。
  9. 【請求項9】 立体表示装置、 複数の対象単語画像が立体表示装置に2次元的に表示さ
    れている状態において、これらの対象単語画像のうちか
    ら、手動で任意の対象単語画像を選択させるための手
    段、ならびに選択された対象単語画像を立体表示装置に
    3次元的に表示するとともに、その対象単語画像に対応
    する単語を音声出力する手段、 を備えている学習装置。
  10. 【請求項10】 各対象単語画像ごとの選択履歴回数に
    応じて、選択された対象単語画像を立体表示する際の視
    差量を制御する手段を備えている請求項9に記載の学習
    装置。
  11. 【請求項11】 立体表示装置、 複数の対象単語画像が立体表示装置に2次元的に表示さ
    れている状態において、これらの対象単語画像のうちか
    ら、手動で任意の対象単語画像を選択させるための手
    段、ならびに選択された対象単語画像に対応する物体図
    形を立体表示装置に3次元的に表示する手段、 を備えている学習装置。
  12. 【請求項12】 各対象単語画像ごとの選択履歴回数に
    応じて、選択された対象単語画像に対応する物体図形を
    立体表示する際の視差量を制御する手段を備えている請
    求項11に記載の学習装置。
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