JP2845717B2 - 連続圧延機のルーパーハンチング抑制制御方法 - Google Patents

連続圧延機のルーパーハンチング抑制制御方法

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JP2845717B2
JP2845717B2 JP5074024A JP7402493A JP2845717B2 JP 2845717 B2 JP2845717 B2 JP 2845717B2 JP 5074024 A JP5074024 A JP 5074024A JP 7402493 A JP7402493 A JP 7402493A JP 2845717 B2 JP2845717 B2 JP 2845717B2
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博之 新田
武広 中本
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実 小山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストリップを冷間また
は熱間連続仕上圧延機で圧延する際に、スタンド間張力
を制御するために設置されるルーパーの制御方法におい
て、ルーパー角度制御のハンチングを抑制する連続圧延
機のルーパーハンチング抑制制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の連続圧延機におけるルーパー制御
方法について図を用いて説明をする。図5は、ホットス
トリップミルの仕上圧延機のシステム構成を示す。ワー
クロール1を有する第iスタンド3と、ワークロール2
を有する第i+1スタンド4により圧延されるストリッ
プ5は、第iスタンド3と第i+1スタンド4間に配設
されたルーパー6によって張力を与えられながら圧延さ
れる。ルーパー6は、ルーパー駆動モーター7により駆
動され、第iスタンド3のワークロール1は、圧延機駆
動モーター8により駆動されている。
【0003】このような仕上圧延機の通板時は、ストリ
ップ5の先端が第iスタンド3のワークロール1で圧延
され、次いで第i+1スタンド4のワークロール2に噛
込まれると、第i+1スタンド4に配設されたロードセ
ル9の圧延荷重信号が変化し、ミル噛込み信号発生器1
0からルーパー制御用コントローラ11へ信号が出され
る。この信号に応じてルーパー制御用コントローラ11
は、トルク制御回路12に対してトルク指令を出力す
る。これにより、トルク制御回路12から電流が供給さ
れてルーパー駆動モーター7が始動し、ルーパー6が立
ち上がって、ストリップ5と接触する。
【0004】以後は、ルーパー角度検出器13の信号に
より、ルーパー制御用コントローラ11がトルク制御回
路12を介してルーパー駆動モーター7のトルクを制御
することによって、ストリップ5の張力が所定値となる
ようにするスタンド間張力制御が行われる。同時に、ル
ーパー角度検出器13の信号により、圧延機駆動モータ
ー制御装置14が圧延機駆動モーター8の回転数を制御
して、ルーパー角度が所定値となるようにするルーパー
角度制御が行われる。これにより、ストリップ5のスタ
ンド間張力の一定化と、ルーパー角度の一定化が行わ
れ、ストリップの寸法精度と圧延作業性の向上を図って
いる。
【0005】ここで、ルーパー制御用コントローラ11
は、ルーパー角度検出器13の検出信号により、例えば
図6に示す公知の設定パターンにしたがって、ルーパー
6の出力トルクを制御する。図6に示す設定パターン
は、ルーパー実績角度が高ければルーパー出力トルクを
増加させ、ルーパー実績角度が低ければ、ルーパー出力
トルクを減少させており、これによりスタンド間張力を
一定値に保っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した制御にお
いて、ストリップ噛込み前の圧延機回転設定誤差等の外
乱により、ストリップ5の先端が第i+1スタンド4に
噛込んだ時点での第iスタンド3と第i+1スタンド4
の間のストリップが大きくたるんだ場合、ルーパー6が
ストリップ5を高く押し上げた後、ルーパー6の高さが
上下に振動すなわちハンチングして、過大なルーパー高
さおよびストリップ張力に変動が発生するという問題を
生じる。
【0007】これは、ストリップの寸法精度を悪化させ
て幅不良を生じさせるだけでなく、ストリップの破断事
故が生じたり、ストリップループ過大による2枚噛み等
の事故が発生してロール原単位を低下させる比率が高く
なる。このハンチングが生じる理由を説明すると、例え
ばストリップ噛込み前の圧延機回転設定誤差等のマスフ
ロ外乱によりスタンド間ループ量が増加するとルーパー
角度が上昇する。ルーパー角度が上昇すると、図6に示
す特性によりルーパーの出力トルクが増加し、ルーパー
アームからストリップに与えられる力が増加してストリ
ップが押し上げられ、ルーパー角度がさらに上昇する。
【0008】その結果、ルーパー角度上昇−出力トルク
増加−ルーパー角度上昇が繰り返されてルーパーは大き
く振れ、ルーパー角度はピークまで達する。その後は逆
の現象によりルーパー角度減少−出力トルク減少−ルー
パー角度減少が繰り返されて、ハンチング状態が持続す
ることとなる。発明者らは、圧延サイズ2.0mm×90
0mmのストリップについて、第6ルーパーで図6のスト
リップ張力制御を実施した場合に、ルーパー高さのハン
チング状態が発生することを実験的に確認した。図7
は、このハンチングが生じた場合のルーパー実績角度お
よびスタンド間張力が変化する状態を示す。このような
ハンチングが発生すると、角度と張力の干渉により両者
とも制御精度は著しく劣化する。
【0009】そこで従来は、先行材の圧延実績から、オ
ペレーターがルーパー量の変動を予測してそれを補償す
るように圧延機回転速度を補正することにより、先端噛
込み時のハンチングを防止していた。しかしながら、こ
のようにオペレーターの経験による手動作業は作業性が
悪く、かつ正確さに欠けるという問題がある。一方、制
御的にルーパー角度のハンチングを抑制する方法とし
て、特公昭61−27124号公報や、特開昭61−2
53111号公報には、ルーパー角度制御に入るタイミ
ングを早めて、ルーパー立上げ制御を円滑にする方法が
紹介されている。しかしながら、これらの制御では、制
御が開始した以降でも、ルーパー角度のハンチングはす
ぐには防止されず一定時間持続するため、ハンチング防
止効果は十分ではなかった。
【0010】本発明は、上記従来の欠点を解消すべくな
されたもので、先端噛込み時を含めたストリップ全長の
ルーパー角度制御のハンチングを抑制することができ、
したがって、ストリップの寸法精度の向上を図り、圧延
事故を防止することができる連続圧延機のルーパーハン
チング抑制制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため、張力制御におけるルーパー出力トルクの
設定パターンを、ルーパー角度変化に対し図8に示すよ
うにほぼフラットに設定することを試みた。図9に、こ
の図8の設定を実機に用いた場合の、スタンド間張力お
よびルーパー実績角度の変化を示す。この図9を検討す
るに、従来の図7と比較すると、ハンチングは発生せず
ルーパー角度の変動量も減少しているものの、ルーパー
がストリップと接触する初期において、張力が過大にな
っている。
【0012】この点について検討をすると、ルーパーが
ストリップを支える状態でのトルクのつり合い状態は図
10のように表すことができる。この図10において、
スタンド間のストリップに与えられる張力T(Kg)は
次の〔式1〕により与えられる。 〔式1〕T=I・G/(R(sin(θ+β)−sin
(θ−α))K) ただし、I:ルーパー電流(A)、G:ギア比、K:必
要なモータートルクを出力するための電流換算係数。
【0013】図8の設定パターンでルーパーの出力トル
クを制御した場合に、ストリップに与えられるユニット
テンションを、上記の〔式1〕を利用して、ルーパー角
度に応じて算出した結果は図11に示すようになる。図
11によれば、ルーパーからストリップに与えられる張
力は、ルーパー角度が小さい範囲で急激に増大してい
る。前述の図9において張力が過大になっているのは、
ルーパー実績角度が小さい時であることがこのことから
理解できる。
【0014】以上説明したように、ルーパー出力トルク
の設定パターンをルーパー角度の変化に対し、図8に示
すようにほぼフラットに設定した場合は、ルーパー実績
角度θの大きい範囲では良好な状態を確保できるが、ル
ーパー実績角度θが小さい範囲ではストリップ5に与え
られる張力は過大となることが判明した。また、ストリ
ップ5に与えられる張力が一定になるように、ルーパー
出力トルクの設定を図6に示すようにルーパー実績角度
θに応じて増減する公知の設定パターンにすると、ルー
パー実績角度θの高い領域でルーパー角度のハンチング
を生じることが判明した。
【0015】上記の知見より、図6と図8に示す設定パ
ターンを組み合わせることによりルーパーのハンチング
を起こず、かつストリップの過大張力を防止することが
できる。すなわち、ルーパー出力トルクをルーパーの実
績角度がルーパー設定角度θ1未満では図6の設定パタ
ーンを使用し、ルーパー設定角度θ1 以上では図8の設
定パターンを使用すれば、ストリップに過大な張力を生
じることもなく、先端噛込み時を含めたストリップ全長
においてルーパーのハンチングを防止できる。
【0016】本発明は、以上説明したことから、上流側
の圧延ロールの速度を変更することによりルーパー角度
を所定の値に調整するルーパー角度制御と、ルーパーを
駆動するモーターのトルクを制御することによりストリ
ップの張力を調整するスタンド間張力制御とを行う連続
圧延機のルーパー制御方法において、ルーパーの実績角
度がルーパー設定角度未満の場合は、ルーパーの出力ト
ルクをルーパー実績角度とほぼ比例させて、ルーパーに
よるスタンド間張力がほぼ一定になるように出力トルク
を設定し、ルーパーの実績角度がルーパー設定角度以上
の場合には、ルーパーの出力トルクを、ルーパー実績角
度が設定角度の時のルーパー出力トルクを基準値とし
て、この基準値を起点としてほぼ直線状に連続的に変化
させ、そのルーパー出力トルクが前記基準値の0.8〜
1.2倍の範囲内に収まるように設定するものである。
【0017】
【作用】上記手段によれば、ルーパーの実績角度がルー
パー設定角度未満の場合は、ルーパーによるスタンド間
張力をほぼ一定にするように出力トルクを設定している
ので、ストリップの張力が過大にならない。また、ルー
パーの実績角度がルーパー設定角度以上の場合には、ル
ーパーの出力トルクを、ルーパー実績角度が設定角度の
時のルーパー出力トルクの0.8〜1.2倍の範囲内に
設定しているので、ハンチングの発生の原因となる高い
張力が発生することがなくなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の連続圧延機のルーパーハンチ
ング抑制制御方法を、ホットストリップミルの仕上圧延
機に適用した実施例について、図を用いて説明する。図
1は、本実施例のシステム構成図である。図において、
左側が上流側、右側が下流側を示している。ホットスト
リップミルの仕上圧延機は、ワークロール1を有する第
iスタンド3とワークロール2を有する第i+1スタン
ド4を具備する。ストリップ5は、第iスタンド3と第
i+1スタンド4間に配設されたルーパー6によって張
力を与えながら圧延されている。ルーパー6は、ルーパ
ー駆動モーター7により駆動され、上流側の第iスタン
ド3のワークロール1は、圧延機駆動モーター8により
駆動されている。
【0019】このような仕上圧延機における最初にスト
リップ5を通す通板時には、ストリップ5の先端が第i
スタンド3のワークロール1で圧延され、次いで第i+
1スタンド4のワークロール2に噛込まれると、該第i
+1スタンド4に配設されたロードセル9の圧延荷重信
号が変化し、ミル噛込み信号発生器10からルーパー制
御用コントローラ11へミル噛込み信号が送られる。こ
の信号に応じてルーパー制御用コントローラ11はトル
ク制御回路12に対してトルク指令を出力する。これに
より、トルク制御回路12から電流が供給されてルーパ
ー駆動モーター7が始動し、ルーパー6が立ち上がって
ストリップ5と接触する。
【0020】以後は、ルーパー角度制御とスタンド間張
力制御が行われて、寸法精度と圧延作業性の向上が図ら
れる。ルーパー角度制御は、圧延機駆動モーター8の回
転数の制御により、ルーパー角度を所定値に保持する。
この圧延機駆動モーター8によるルーパー6の角度制御
は、公知の適当な方法により行うことができる。例え
ば、前述の従来例の制御方法を使用してもよいし、テン
ションメーターを使用した制御方法によってもよい。圧
延機駆動モーター8によるルーパー6の角度制御は、本
発明の要旨と直接関係がないので、ここでの詳細な説明
は省略する。
【0021】スタンド間張力制御は、ルーパー角度検出
器13の角度信号に応じてルーパー制御用コントローラ
11がルーパー駆動モーター7の出力トルクを計算し、
ルーパー駆動モーター制御装置12を介してルーパー駆
動モーター7の出力トルクを制御することにより行われ
る。ルーパー制御用コントローラ11は、ルーパー実績
角度θに応じて、ルーパー6の出力トルクを図2のグラ
フに太線で示す設定パターンに従って制御する。なお、
比較のため図2に、前述の図6の公知の設定パターンを
破線で表している。
【0022】図2に示した本実施例のルーパー出力トル
クの設定パターンについて説明をする。ルーパー実績角
度θがルーパー設定角度θ1 (例えば18°)未満の範
囲では、ルーパー出力トルクを図6の公知の設定パター
ンで制御する。これを式であらわすと、次のようにな
る。 〔式2〕I=RT(sin(θ+β)−sin(θ−
α))K)/G ただし、I:ルーパー電流(A)、G:ギア比、K:必
要なモータートルクを出力するための電流換算係数、
α:パスラインとルーパー上流側ストリップのなす角、
β:パスラインとルーパー下流側ストリップのなす角。
【0023】ルーパー実績角度θがルーパー設定角度θ
1 以上の範囲では、ルーパー出力トルクを図8の設定パ
ターンで制御する。これを式で表すと、次のようにな
る。 〔式3〕I= 0.2・RT(sin(θ+β)−sin
(θ−α))K)/G+Kbi ただし、 0.2:ルーパー角度の変化による影響を小さく
するための係数、Kbi:ルーパー角度の変化に影響され
ず一定にするための係数。このような制御を行って図2
に太線で示す設定パターンをルーパー6に出力すれば、
ルーパー実績角度θの小さい範囲でストリップに対して
過大な張力を生じることもなく、また先端噛込み時を含
めたストリップ全長の範囲におけるルーパー6のハンチ
ングを抑制することができる。
【0024】図3および図4に本実施例によるハンチン
グ抑制効果を示す。図3は、図2の設定を実機に用いた
場合の、スタンド間張力およびルーパー実績角度の変化
を示す。図3を前述の図7および図11と比較すると明
らかなように、スタンド間張力の変動が減少し、ルーパ
ー6のハンチングも生じていない。図4は、図2の設定
パターンと図8の設定パターンとをそれぞれ実機に用い
た場合のスタンド間張力をプロットしたものである。図
4によれば、図8の設定パターンで制御したものと比較
して、図2の設定パターンを使用した本実施例の場合
は、ルーパー実績角度θの小さい範囲でスタンド間張力
が小さくなっている。この実験から前述の計算による予
測が正しかったことが理解できる。
【0025】なお、本実施例においては、図2に示す設
定パターンは、前記〔式2〕〔式3〕によるものを使用
しているが、設定パターンはこれに限定されるものでは
ない。例えば、ルーパー設定角度θ1 以上の範囲では、
設定角度θ1 の時のルーパー出力トルクを基準として、
設定パターンが0.8〜1.2の範囲内にあれば、本発
明の所期の効果が得られることが実験により確認されて
いる。また、図2の設定パターンを用いることにより、
ルーパー実績角度θの小さい範囲においてルーパー出力
トルクが減少して、ルーパー実績角度θが低位で安定す
るような場合は、圧延機駆動モーター8を制御するルー
パー角度制御のループ制御ゲインをルーパー低角度時の
み増加させてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、連続圧延機のルーパー
制御方法において、先端噛込み時を含めたストリップ全
長の範囲におけるルーパー角度制御のハンチングを抑制
することができるので、ストリップの寸法精度の向上を
図り、圧延事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成図。
【図2】本発明の実施例の出力トルクの設定パターンを
示すグラフ。
【図3】本発明の実施例のスタンド間張力とルーパー角
度の変化を示すグラフ。
【図4】図2と図8の相違を示すためのグラフ。
【図5】従来例のシステム構成図。
【図6】従来例の出力トルクの設定パターンを示すグラ
フ。
【図7】従来例のスタンド間張力とルーパー角度の変化
を示すグラフ。
【図8】本発明の前提となる出力トルクの設定パターン
を示すグラフ。
【図9】図8の設定パターンを使用した場合のスタンド
間張力とルーパー角度の変化を示すグラフ。
【図10】ルーパー角度とスタンド間張力の関係を説明
するための概略図。
【図11】図8の出力トルクの特性を使用した場合のル
ーパー角度と張力との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1,2…ワークロール 3,4…スタンド 5…ストリップ 6…ルーパー 7,8…モーター 9…ロードセル 10…ミル噛込信号発生器 11…ルーパー制御用コントローラ 12…トルク制御回路 13…角度検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 実 大分県大分市大字西ノ洲1番地 新日本 製鐵株式会社 大分製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭57−1509(JP,A) 特開 昭61−38707(JP,A) 特開 平4−55008(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21B 37/48 - 37/52

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側の圧延ロールの速度を変更するこ
    とによりルーパー角度を所定の値に調整するルーパー角
    度制御と、ルーパーを駆動するモーターのトルクを制御
    することによりストリップの張力を調整するスタンド間
    張力制御とを行う連続圧延機のルーパー制御方法におい
    て、ルーパーの実績角度がルーパー設定角度未満の場合
    は、ルーパーの出力トルクをルーパー実績角度とほぼ比
    例させて、ルーパーによるスタンド間張力がほぼ一定に
    なるように出力トルクを設定し、ルーパーの実績角度が
    ルーパー設定角度以上の場合には、ルーパーの出力トル
    クを、ルーパー実績角度が設定角度の時のルーパー出力
    トルクを基準値として、この基準値を起点としてほぼ直
    線状に連続的に変化させ、そのルーパー出力トルクが前
    記基準値の0.8〜1.2倍の範囲内に収まるように設
    定することを特徴とする連続圧延機のルーパーハンチン
    グ抑制制御方法。
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WO2011013705A1 (ja) 2009-07-31 2011-02-03 日本電気株式会社 監視制御装置及び監視対象装置
JP5776204B2 (ja) * 2011-02-14 2015-09-09 Jfeスチール株式会社 ルーパー制御装置及びルーパー制御方法
CN114951295B (zh) * 2022-05-05 2023-04-07 福建三宝特钢有限公司 一种基于活套控制的切分双高棒轧制系统

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