JP2845284B2 - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JP2845284B2 JP2086183A JP8618390A JP2845284B2 JP 2845284 B2 JP2845284 B2 JP 2845284B2 JP 2086183 A JP2086183 A JP 2086183A JP 8618390 A JP8618390 A JP 8618390A JP 2845284 B2 JP2845284 B2 JP 2845284B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光源装置等のシステム構成装置の少なくとも
複数を集中制御する制御装置を組込んだ内視鏡システム
に関する。
[従来技術] 近年、医療用分野のみならず工業用分野においても、
内視鏡が広く用いられるようになった。
例えば医療用分野において、内視鏡(スコープ)及び
光源装置を主体で、その他電気メス等の処置具、最近で
はビデオスコープ(電子スコープ)等の為のカメラコン
トロールユニット(又はビデオシステムセンタ)、画像
ファイリングシステム等と共に構成される内視鏡システ
ムとして使用される。
このような特に最近では、多岐にわたる製品(システ
ム構成装置)が絡んで使用されることが多い。
このような状況において、ラック等にこれらの製品を
収納して、狭い内視鏡室にあちらこちらに置かれている
のが現状である。
[発明が解決しようとする問題点] 従来は、各構成装置が独立した状態で使用されるよう
になっているので、ラック等に収納されている状態で、
それぞれを操作しなければならなくなり、ドクタ、ナー
スが操作する場合、操作しにくい位置にあったり、操作
のために動き回る等しなければならず操作する作業が煩
雑になり、検査、治療処置を行うのに適した環境を実現
していなかった。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、操
作性の良い内視鏡システムを提供することを目的とす
る。
[問題点を解決する手段及び作用] 本発明では、単一の筐体内に設けられ各々の機器が操
作部を有する少なくとも操作部の操作状態のデータのバ
ックアップを行う光源装置を含む複数の構成機器と、前
記筐体上に設けられ前記複数の構成機器の集中操作を行
うための集中操作部と、前記筐体内に設けられ前記集中
操作部での操作に基づいて前記複数の構成機器を集中操
作ないしは集中管理すると共に操作部の操作状態のデー
タをバックアップする制御装置とを有するとともに、前
記各構成機器の操作部での操作と前記集中操作部での操
作とは前記構成機器に対して同等の動作を行わせる一
方、電源立上り時には前記制御装置でバックアップされ
た操作部の操作状態のデータによって前記光源装置の操
作部の状態を設定することにより、個々の機器それぞれ
で操作していた場合よりも操作性を向上している。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第10図は本発明の1実施例に係り、第1
図は1実施例の主要部の構成を示すブロック図、第2図
は装置本体の正面図、第3図は装置本体の平面図、第4
図は装置本体の背面図、第5図は装置本体の右側面図、
第6図は装置本体の左側面図、第7図は一部の扉を開い
た状態での装置本体の概略を示す正面図、第8図は装置
本体の概略斜視図、第9図は光源用コネクタ受けと信号
用コネクタ受けの配置関係を示す正面図、第10図は1実
施例の全体図である。
先ず、第1図により1実施例の主要部の概略を説明
し、その後、1実施例のシステムを詳しく説明する。
第1図に示すように1実施例の内視鏡システム1の主
要部は集中操作部を構成するタッチパネル2を設けたラ
ップトップパソコン(コンピュータ)3と、これらタッ
チパネル2及びラップトップパソコン3とそれぞれイン
タフェース8Aを介装したケーブル2a及びケーブル3aで接
続され、このシステム1を構成する構成機器を集中制御
ないしは管理する制御用パソコン(コンピュータ)4
と、この制御用パソコン4とそれぞれインタフェース8
B,8Cを介装したケーブル5a,6aで接続された構成機器と
しての電子スコープ用コントロールユニット(ビデオシ
ステムセンタとも呼び、以下VSCと略記)5、光源装置
6等とから構成される。
上記タッチパネル2は、透明電極で構成され、マトリ
ックス状に配置された多数のスイッチで構成され、スキ
ャン手段でX(水平)方向及びY(垂直)方向にスキャ
ンしてどの部分のスイッチが押されたかの座標を検出で
きるようにしてある。即ち、制御用パソコンがI/Oポー
トからスキャンしており、ラップトップパソコン3の表
示画面に取付けられたこのタッチパネル2のどの部分が
押された(タッチされた)かを検出して、タッチされた
その座標データを取込む。従って、このタッチパネル2
からケーブル2aを介して制御用パソコン4のI/Oポート
に、タッチ検出及び座標データが入力される。そして、
制御用パソコン4は、押された部分のスイッチに応じ
て、ラップトップパソコン3に表示画面を切換えさせる
ためのコマンドをケーブル3aを介して送信する。このケ
ーブル3aは例えばRS−232Cであり、双方向のデータ通信
を行うことができる。
上記ラップトップパソコン3は、制御用パソコン4か
らのコマンドにより、表示画面を切換え(例えばVSC5の
制御モードから光源装置6の制御モードへの切換え)、
または自分の動作モードもそれに合わせて切換える。こ
のラップトップパソコン3は、キーボード7をスキャン
してそれを送信するようなモードに切換えられている時
(例えばデータモードと記す。)は制御用パソコン4の
送信する。そして、制御用パソコン4は、ラップトップ
パソコン3から送られてくるキーボード7の操作による
キーコードをVSC5のキーボードコマンドに対応するもの
(又はVSC5の操作パネルを操作した場合に出力されるコ
マンド)に変換し、VSC5のインタフェース8Bを介してこ
のVSC5に送信する。この送信はケーブル5aで伝送され
る。又、このケーブル5aによって、VSC5の状態検出を行
う。このためポート入出力用のケーブル5aが用いられ
る。
他方のケーブル5bは、シリアル通信用のもので、制御
用パソコン4からVSC5に、このVSC5へデータを入力でき
る様にするためにTTLレベルでの信号を送る。
又、この制御用パソコン4はキーボード7の操作によ
るキーコードを光源装置6のキーボードコマンドに対応
するものに変換して、光源装置6にもインタフェース8C
を介して送信する。この光源装置6の状態も、ケーブル
6aによって、制御用パソコン4で状態検出される。
この1実施例では、例えばVSC5の操作パネルによる操
作に対応した信号は、タッチパネル2及びキーボード7
の操作による信号に基づいて、制御用パソコン4が生成
し、操作パネルのスイッチを電気的に押したのと同等の
動作を行わせることができるようにしてある。つまり、
VSC5の操作パネルの代りにインタフェース8Bが設けら
れ、制御用パソコン4はタッチパネル2を設けたラップ
トップパソコン3の操作に基づいてVSC5の操作パネルを
操作したのと同様の動作制御ないしは動作管理を行う。
同様に、この制御用パソコン4は、光源装置6に対して
も同様の動作制御ないしは動作管理を行なうようにして
ある。つまり、制御用パソコン4は、複数のシステム構
成機器の動作を集中制御ないしは管理する。
尚、この1実施例では、構成機器の操作パネルの入力
線に制御用パソコン4のポート出力を接続し、各構成機
器の内部構成を変更することなく、制御用パソコン4か
らの出力信号で(パネル操作と同等の)制御を行えるよ
うにしている。
この1実施例によれば、内視鏡システム1の構成機器
の数が多くなってもそれらの操作を共通のタッチパネル
2及びキーボード7によって集中操作できる。従って、
構成機器が分散配置されても、操作する部分は一箇所で
操作できるようにすることも可能となり操作し易い装置
を構成できる。(尚、1実施例では、使用頻度の多い主
要な構成機器に対して一箇所で集中操作するようにして
いる。) 又、マンマシーンI/F用にラップトップパソコン3を
使用したので、ソフトのモジュール化ができ、入力用画
面に自由度ができた。
又、マンマシーンI/F用と制御用とで別々のパソコン
を用いたので、それぞれのソフトウェアの開発を独立し
て進めることができる。
次に第2図以降を参照して1実施例のシステム1の構
成を具体的に説明する。
第2図ないし第6図に示すように1実施例の内視鏡シ
ステム1は、内装置本体11(以下、単に本体と略記。)
と、この本体11から延出されたアーム12に移動自在で、
且つ回転自在に取付けられたモニタ13と、この本体11の
上面に回転自在に配設されたラップトップパソコン3
と、この本体11の上面に設けられた円形のトレイ14と、
使用される内視鏡、例えば電子スコープ16(第8図参
照)とから構成され、この本体11にはスコープハンガ15
を着脱自在で装着できるようになっている。第8図に示
すように、トレイ14には内視鏡手技を行う際に使用され
る電子スコープ16とか図示しない処置具等の小物類を載
せられるようにしてある。このトレイ14は、回転自在で
本体11の上面に取付けてある。
上記本体11は、メインの収納部とてぐ円筒形収納部
と、この円筒形収納部に連結され、サブの収納部となる
台形状又は変形4角筒状収納部とからなる。第3図に示
すようにこの変形4角筒状収納部の斜面部には、ベッド
17の一端が臨むように配置できる。
第3図に示すように本体11の円弧面状の正面に対向す
る位置Dが1次側のユーザとなるドクタが操作するのに
適した位置で、この本体11の緩やかな円弧面にされた背
面に対向する位置Nが2次側のユーザとなるナースが操
作するのに適した位置となることを想定して、この本体
11が設計されている。又、サブの収納部で形成される正
面と背面との間はメインの収納部の略2/3以下、又は、
上記サブの収納部の正面と背面との間が50cm以下に設定
してある。
第2図に示すようにこの本体11の正面には、ダクト2
1、フットスイッチ用コネクタ&Pプレートコネクタ&
サービスコンセント22、熱凝固処置具23、スコープ用光
源コネクタ受け25、電子スコープ用信号コネクタ受け2
6、信号コネクタ用ハンガ27、電気メス装置28、ファイ
バスコープに装着されるTVカメラ用コントロールユニッ
ト(以下CCUと記す)29が臨む。
又、第4図に示すように、本体11の背面には映像信号
などを入出力するための入出力端子となるINPUT LINE及
びOUTPUT LINE 30、電気メスパネル28A、熱凝固処置具
パネル23A、POWERスイッチ31、イグニッションスイッチ
32、吸引器スイッチ33、ランプライフメータ34、吸引器
ボトル35、処置具送水タンク36、送水タンク37、簡易洗
浄用ウォータボトル38、口腔内吸引チューブ39が臨む。
又、開閉扉40A,40Bには、吸引器ボトル35,処置具送水タ
ンク36,送水タンク37,簡易洗浄用ウォータボトル38それ
ぞれの近傍壁部にタンク内液量の確認を行なうに必要な
大きさの開口部、35A,36A,37A,38Aが設けられている。
又、第5図に示す右側側面には、扉内側に写真撮影装
置41が収納されている。
又、本体11内部には、正面側の扉の一部を外すと、第
7図に示すように、電気メス装置28、TVカメラ用CCU2
9、電子スコープ用VSC5、制御用パソコン4、光源装置
用電源装置44が収納されている。尚、この左側の熱凝固
処置具23の下側には光源装置6が収納され、その下側に
は冷却装置が収納されている。
第8図に示すように、本体11の上面には、このシステ
ム1の操作部となるラップトップ(タイプの)パソコン
4が回動自在に配置されている。
即ち、この図に示すように、このパソコン3は、前述
のようにその表示画面前側にタッチパネル2が取付けら
れており、本体11内部の制御用パソコン4と電気的に接
続されている。又、このタッチパネル2を操作するため
に、このタッチパネル2を押した場合、液晶を用いた表
示部52が倒れてしまわないように、ラップトップパソコ
ン本体の底部側及び周囲と、表示部52の背面及び周囲等
をプラスチック等のカバー部材で覆うように取付けてあ
る。従って、このカバー部材によって、表示部52はその
表示画面が見易い角度状態に保持されている。
このパソコン3はテーブル54に搭載され、このテーブ
ル54は回転自在である。
つまりこのパソコン3を回転自在に支持する構造にし
てあり、回転することによりドクタが操作できると共
に、ナースも必要に応じて回転して容易に操作すること
ができるようにしてある。
第1図を参照して前述したようにこのラップトップパ
ソコン3及びタッチパネル2は、本体11内の制御用パソ
コン4と接続され、且つ制御用パソコン4はさらに電子
スコープ用VSC5、光源装置6と接続されている。また光
源装置6は、電子スコープの場合と、ファイバスコープ
の場合と、ファイバスコープにテレビカメラが装着され
た場合のいずれのモードにも対応できるようにしてある
(制御用パソコン4を介して、その動作を制御でき
る)。
又、第2図及び第8図から分ように、光源用コネクタ
受け25は、信号用コネクタ受け26の斜め上方の位置とな
るように水平方向に間隔をとって配置してある。上記光
源用コネクタ受け25には、第8図に示す光源用コネクタ
16bが接続され、信号用コネクタ受け26には光源用コネ
クタ16bから延出された接続ケーブル16cの先端の信号用
コネクタ16aが接続できるようになっている。
上記光源用コネクタ受け25と信号用コネクタ受け26と
の配置関係を第9図(a)に拡大して示す。尚、第9図
(b)及び同図(c)は比較のため従来例を示し、同図
(b)では棚61に光源装置62とVSC63とが上下に設置さ
れ、光源用コネクタ受け64と電子スコープ用信号用コネ
クタ受け65との位置関係は上下の垂直線上にある。
又、第9図(c)の従来例では、光源装置62とVSC63
が上下に重ねられている。そして、光源用コネクタ受け
64と信号用コネクタ受け65の位置関係は上下の垂直線上
にある。
一方、この実施例では第9図(a)に示すように、光
源用コネクタ受け25と電子スコープ用信号用コネクタ受
け26の位置関係は斜めになっている。このため、以下の
ような利点(効果)を有する。
スコープ交換の際、従来例では信号用コネクタ受け26
に信号用コネクタ16aを接続しようとした場合、光源用
コネクタ16bから延出された接続ケーブル16cが光源コネ
クタ受け25の近傍にたれ下がり、スコープ16の信号用コ
ネクタ16aを信号用コネクタ受け26に差し込みにくくな
る状況であったが、この実施例では、たれ下がっても信
号用コネクタ受け26近くにならないので、接続の邪魔に
ならず、接続し易くなった。又、接続ケーブル16cが操
作する術者の手に対して邪魔にならない。さらに、ケー
ブル16cにストレスがかかりにくいので、ケーブル16c内
の信号線が断線すること等を防止できる。又、左手で着
脱し易くなった。又、Sコード、サクションチューブに
関しても、スコープにつながる接続ケーブル16cを外し
ても、接続ケーブルが近くにたれ下がることなく、スコ
ープ交換の際に接続ケーブル16cを一番先に外せば、従
来例よりも脱着し易くできる。
第10図は1実施例の全体構成を示す。
第10図において、点線より左側(ベッド17を除き)本
体11内に収納又は取付けられている構成機器を示し、右
側は本体11に接続して使用されるサテライト側の機器を
示す。
前述のようにラップトップパソコン3の液晶パネルに
は透明電極で構成したタッチパネル2が貼着してあり、
このタッチパネル2の各スイッチは制御用パソコン4で
読み込むようにしている。
又、タッチパネル2の裏側のグラフィックは、操作用
のパソコン、つまりラップトップパソコン3が制御用パ
ソコン4からのコマンドを受けて行う。この制御用パソ
コン4は、ラップトップパソコン3から、リクエストを
受けると、全てのスイッチのステータスを送信する。ラ
ップトップパソコン3は、電源立ち上り時に、スイッチ
ステータスを制御用パソコン4にリクエストする。一
方、制御用パソコン4は、ハードディスクを有してお
り、そこにその時々のスイッチのステータスを記憶して
いる。従って、電源投入時にはラップトップパソコン3
の表示画面は電源オフした時のスイッチのステータスに
対応する内容となる。
上記制御用パソコン4は、本体11内部に収納されてし
まうが、本体11は比較的大きい収納スペースがあるの
で、大きなパソコン等のコンピュータを収納できる。一
方、操作用パソコン(コンピュータ)は、あまり大きい
と邪魔になるので、1実施例ではラップトップパソコン
を用いている。(勿論ラップトップに限らず、軽量型等
のパソコン又はコンピュータを用いることができる。) VSC5及び光源装置6は、例えば前面の操作パネルを外
し、そこにインターフェース8B,8Cを設け、制御用パソ
コン4と接続している。
第10図に示すように、VSC5は周辺ビデオ機器として本
体11内部の静止画撮影装置41(又はスチルビデオレコー
ダSVR41a)、外部のVTR71、ビデオプリンタ72と接続可
能であって、これら周辺機器はリモートケーブルを介し
て全てVSC5が制御し、且つこのVSC5は制御用パソコン4
によって制御されるので、制御用パソコン4は間接的に
ビデオ機器を制御する。このようにVSC5により制御する
ことで、制御用プログラムを新たにつくらなくて済むよ
うにしている。
尚、ビデオプリンタ72は、静止画撮影装置41が接続さ
れている時は、この装置41から映像信号を取り込み、SV
R41aが接続されている時は、このSVR41aから取り込むよ
うになっている。
又、本体11内には、TVカメラ用CCU29が内蔵され、マ
ニュアルで切換可能なスイッチ73を介してVTR71を制御
できるようにしてある。
尚、光源装置6及びVSC5は、電源立上り時には、いつ
も同じ状態にしてあり、制御用パソコン4のハードディ
スク内のデータにより、この電源立上り時にバックアッ
プデータのとおりにスイッチを設定する。これは、VSC
5、光源装置6のバッテリバックアップを使用すると、
ノイズ等によって一度制御用パソコン4のステータスと
ずれた場合、永久にずれつづけてしまうのを防止するた
めである。
又、この1実施例では電気メス装置28、熱凝固処置具
(第10図ではHPUと略記)23は制御用パソコン4からの
制御を受けないように設けられ、第2図及び第4図に示
すようにドクタ及びナースが操作するのに適した位置に
それらの各操作パネルを設けてある。
上記電気メス装置28、熱凝固処置具23は、内視鏡検査
ではVSC5又は光源装置6程には頻繁にに使用されるもの
でないので、制御用パソコン4では制御しないで、操作
し易い位置に操作パネルを設けるようにしている。
本体11に収納した熱凝固処置具23、光源装置6、メイ
ンテナンスユニット74の水タンクは、バックライト照明
装置75によって本体11の背面の開閉扉40Bの開口部36A,3
7A,38Aから、水位が一目で分るようにバックライト照明
している。
又、VSC5は、光源装置6にフラッシュ、EEの制御を行
う。この光源装置6は、フラッシュユニット76を用いて
フラッシュ発光可能にしてある。
尚、サクションポンプ77は、吸引器チューブ39を接続
して吸引使用する場合用いられる。
又、VSC5及びCCU29と接続されるモニタ13には、分配
器78を介して、液晶を用いた第1サブモニタ79、第2サ
ブモニタ79′が接続されている。各サブモニタ79,79′
には、OUTPUT端子がないため、2つをカスケードに接続
できないので分配器78を介して接続している。
尚、VSC5は例えばINPUT LINE及びOUTPUT LINE30を介
して画像ファイル装置80と接続可能であり、画像データ
等の送信及び受信を行えるようにしている。
尚、制御用パソコン4、ラップトップパソコン3、静
止画撮影装置41、SVR41a、モニタ13、サブモニタ79,7
9′、分配器78は電源とアイソレーションされている。
上記1実施例によれば、次のような効果がある。
治療処置行為も含めた内視鏡検査に必要とされる機器
は、最低限収納又は用意されており、無駄に動き回る必
要がない。電源も一括管理されており、ビデオ信号等も
ターミナル等を含めて集中管理される。
円筒形収納部、つまり主収納部にはトレイ14が設けら
れ、検査に必要なものを収納でき、且つ行動範囲を少な
くできるように回転自在のトレイ14を回転して手前に検
査に必要なスコープ等をもってくることができる。
又、操作部となるラップトップパソコン3の表示部52
は、この表示機能の他に操作機能も有し、さらにキーボ
ード7もあり、データ入力等も行うことができる。
配管系、吸引器、送水タンク、簡易洗浄装置、洗浄カ
ップ等も全て用意収納されており、洗浄を一括して行う
ことができる。
また、スチル画撮影等も内蔵され、記録もシステム内
でできる。
外部の画像ファイリングシステムとON LINEで結ぶこ
とにより、total system化が可能になる。
又、モニタ13は自由に位置が変えられるように本体11
に取付けてあるので、観察し易い状態に設定できる。
このように1実施例では本体11内に内視鏡検査に必要
とされる機器の殆どを収納又は接続可能にし、且つドク
タが必要とする制御又は操作機能をドクタが操作し易い
位置に配置し、またナースが操作するのに必要とされる
ものもナース側に配置し、且つ使用頻度の多いものは集
中操作部で集中操作できるようにすると共に、その操作
に対する集中制御(管理)手段を設けて集中制御できる
ようにしている。又、集中操作部分を回転可能にして、
ドクタ及びナースのいずれも使用し易い向きに設定する
ことができるようにしている。(尚、集中操作部の表示
部52のみを1次側及び2次側のユーザとしてのドクタ及
びナースが観察しやすい位置に設けても良い。又、集中
操作部を1次側及び2次側のユーザが操作し易い位置に
それぞれ配置するようにしても良い。)又、本体が変形
4角筒状をしているため、ドクタ−ナース間でのスコー
プ、処置具、小物類等の受け渡しが容易に行なえる。
又、外観的にも突起部分を無くしてあるので、ドク
タ、ナースはスムーズに動くことができる。
さらに従来例における各機器から、ケーブル等が床等
をはいずりまわっているために操作しにくいこととか、
分散した各機器を操作しなければならない等の不便等の
多くの欠点を解消している。
尚、第10図では本体11に対して、VTR71、ビデオプリ
ンタ72側がサテライト側となるような構成である。つま
り、本体11を用いて内視鏡検査の際の内視鏡画像データ
等を記録する端末装置のような役割を果たしている。
又、画像ファイル装置80も同様な役割を果たしている。
一方、第11図に示すように例えば画像ファイル装置80
等かなるファイリングシステム81と複数の内視鏡システ
ム1A,1B,1C,…とを双方向の通信回線82で接続して各内
視鏡システム1I(I=A,B,C…)を端末のように、ファ
イリングシステム81を集中管理センタのように機能させ
て内視鏡複合システム83を構成することもできる。
この構成において、ファイリングシステム81は各内視
鏡システム1Iから送られてくる画像データ、患者データ
等を集中管理する。各内視鏡システム1Iは、このファイ
リングシステム81に画像データ等を送ったり、画像デー
タその他の検索を行うこともできる。例えば、他の内視
鏡システム1Iで、内視鏡検査を行った患者に関するデー
タ等を検索することも容易にできるし、類似の症例等を
検索して、検査、治療処置に役立てることもできる。こ
のようなことは、各内視鏡システム1Iがシステム制御装
置として制御用パソコン4で制御/管理してあるので容
易に構築できる。
尚、第10図において、CCU29に対しても、制御用パソ
コン4とVSC5との関係のように構成しても良い。
尚、タッチパネル2の代りにマウス等を用いても良
い。又、これらを併用して使用できるようにしてもよ
い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、光源装置等の内視
鏡検査によく用いられる複数の構成機器の集中操作部
と、その操作に対応して各構成機器の動作を集中制御又
は集中管理する制御装置とを設けてあるので、集中管理
しないで各機器の操作部が分散している場合よりも操作
性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の1実施例に係り、第1図
は1実施例の主要部の構成を示すブロック図、第2図は
装置本体の正面図、第3図は装置本体の平面図、第4図
は装置本体の背面図、第5図は装置本体の右側面図、第
6図は装置本体の左側面図、第7図は一部の扉を開いた
状態で、装置本体の概略を示す正面図、第8図は装置本
体の概略斜視図、第9図は装置本体における光源用コネ
クタ受け部分と信号用コネクタ受け部分を示す正面図、
第10図は1実施例の全体図構成図、第11図は複数の内視
鏡システムを端末として構成した内視鏡複合システムを
示すブロック図である。 1…内視鏡システム、2…タッチパネル 3…ラップトップパソコン 4…制御用パソコン 5…ビデオシステムセンタ(VSC) 6…光源装置、11…装置本体 13…モニタ、23…熱凝固処置具 28…電気メス装置、29…CCU 71…VTR、72…ビデオプリンタ
フロントページの続き (72)発明者 猪俣 研哉 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 浜野 雅彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高見澤 一史 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 正治 秀幸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 合議体 審判長 平井 良憲 審判官 志村 博 審判官 小松 徹三 (56)参考文献 特開 昭61−210315(JP,A) 特開 昭58−32739(JP,A) 特開 昭63−264046(JP,A) 特開 平1−209520(JP,A) 特開 昭63−279269(JP,A) 特開 昭62−192801(JP,A) 特開 昭62−30363(JP,A) 特開 昭61−202597(JP,A) 特開 昭60−129806(JP,A) 実開 昭63−68301(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の筐体内に設けられ各々の機器が操作
    部を有する少なくとも操作部の操作状態のデータのバッ
    クアップを行う光源装置を含む複数の構成機器と、前記
    筐体上に設けられ前記複数の構成機器の集中操作を行う
    ための集中操作部と、前記筐体内に設けられ前記集中操
    作部での操作に基づいて前記複数の構成機器を集中操作
    ないしは集中管理すると共に操作部の操作状態のデータ
    をバックアップする制御装置とを有するとともに、前記
    各構成機器の操作部での操作と前記集中操作部での操作
    とは前記構成機器に対して同等の動作を行わせる一方、
    電源立上り時には前記制御装置でバックアップされた操
    作部の操作状態のデータによって前記光源装置の操作部
    の状態を設定することを特徴とする内視鏡システム。
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