JP2845262B2 - バンドギャップ加工されたヘテロ接合における光学的に書き込み消去可能な導電パターン - Google Patents

バンドギャップ加工されたヘテロ接合における光学的に書き込み消去可能な導電パターン

Info

Publication number
JP2845262B2
JP2845262B2 JP8063029A JP6302996A JP2845262B2 JP 2845262 B2 JP2845262 B2 JP 2845262B2 JP 8063029 A JP8063029 A JP 8063029A JP 6302996 A JP6302996 A JP 6302996A JP 2845262 B2 JP2845262 B2 JP 2845262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
semiconductor device
center
heterojunction
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8063029A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH098336A (ja
Inventor
ティオ テェニカ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Publication of JPH098336A publication Critical patent/JPH098336A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2845262B2 publication Critical patent/JP2845262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/02Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/12Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by the materials of which they are formed
    • H01L29/26Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by the materials of which they are formed including, apart from doping materials or other impurities, elements provided for in two or more of the groups H01L29/16, H01L29/18, H01L29/20, H01L29/22, H01L29/24, e.g. alloys
    • H01L29/267Semiconductor bodies ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by the materials of which they are formed including, apart from doping materials or other impurities, elements provided for in two or more of the groups H01L29/16, H01L29/18, H01L29/20, H01L29/22, H01L29/24, e.g. alloys in different semiconductor regions, e.g. heterojunctions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/08Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors
    • H01L31/10Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof in which radiation controls flow of current through the device, e.g. photoresistors characterised by potential barriers, e.g. phototransistors
    • H01L31/101Devices sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation
    • H01L31/102Devices sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation characterised by only one potential barrier
    • H01L31/109Devices sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation characterised by only one potential barrier the potential barrier being of the PN heterojunction type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、光エレクトロニクス装置に関
し、特に、不純物イオンが依然として固定されている
間、比較的長い時間光発生キャリアが可動であるような
光誘導の準安定状態を形成することが可能なことによっ
て、ヘテロ接合に与えられるドーピングされた化合物半
導体素子を利用するような装置に関する。
【0002】現在、DXセンターを含むドーピングされ
た半導体化合物で形成される安定した光伝導率を使用し
た光エレクロトニクス装置に対する関心が増えている。
ドナー不純物が、ドナーイオンの周囲の大きな格子緩和
のために、稀薄な水素状態ではなくむしろ高密度の狭い
励起状態を形成しない時、DXセンターは半導体内で形
成される。基底状態において、DXセンターは陰電気を
帯びている。光励起はそれを通常の稀薄なドナーに変え
る。DX基底状態に戻すことを必要とする構造的緩和が
捕獲バリア−ECAPを生じるため、この励起状態は準
安定状態である。とても低い温度で、安定した光伝導率
において、励起光源が除去されたあとでさえ電子濃度は
いつまでも高いままである。さらに、イオン化されたド
ナーセンターによって供給されるクーロン力のために、
これらの自由電子がドナーセンターの近くに閉じ込めら
れたままである。1994年4月8日に出願され、本出
願人に譲渡された米国特許出願第08/225,047
号は、DXセンターに関連した安定した伝導率と反射効
果を利用している様々な光エレクトロニクス装置につい
て述べている。
【0003】しかしながら、不幸にも、現在のところD
Xセンターを現すことで知られている物質における光キ
ャリアの捕獲を防ぐために維持されるべき周辺温度は、
比較的低く、室温操作は実行不可能である。これは、こ
のような装置の有用性を限定してしまう。
【0004】本発明の目的は、光のパターンを照射する
時に、前記特許出願にある実施例によって必要とされて
いる低い温度を必要としない増加した伝導率の安定した
パターンを蓄積する半導体蓄積装置を提供することであ
る。
【0005】特に、本発明は、蓄積手段として、DXセ
ンターを導くことができるドナーがそのうちの一つに適
当にドーピングされている異なった半導体物質の2つの
領域の間の特別なヘテロ接合を含む半導体素子を使用し
ている。光キャリアはヘテロ接合にあって、DXセンタ
ーの本来の位置から空間的に除去される。もし、ヘテロ
接合が大きなバンド偏差を与えるように設計されていれ
ば光キャリアはバリアを通過しなければならず、またあ
るいは、元来のDX位置に戻すために熱的にそれ以上に
励起されなければならないので、後者は再結合に対する
高度なバリアとして機能する。もし、バリアが十分に高
ければ(1eV)、PPCは少なくとも約1年間室温で
持続するのに適している。
【0006】特殊な例として、半導体素子は、ヘテロ接
合を形成するためにガリウムがドーピングされたZnS
eの領域に隣接している絶縁性のGaAsの領域を有す
る。ガリウム原子はセレン化亜鉛にDXセンターを形成
し、光励起によってイオン化される時、自由電子を放出
する。ヘテロ接合から遠くにあるガリウムひ素側では、
ドーピングされていないのでフェルミレベルはバンドギ
ャップの中程の位置にある。ガリウムドーピングされた
セレン化亜鉛側では、これもインターフェースから遠く
にあるが、フェルミレベルは、素子が暗い場所にあると
き、密度の高いDXセンターのレベル上にある。これは
一般的に、DXセンターの部分を減らすいくらかの代償
があるからである。
【0007】光励起において、陰電気を帯びているガリ
ウムイオンは格子緩和を受け、導電バンドに2つの電子
を放出する。もし、照射後セレン化鉛の底より低い位置
に、しかし暗いDXレベルより高い位置に導電バンドが
くるよう配置された場合、これらの光発生電子は利用で
きる最も低いエネルギーレベル、すなわち、2次元電子
ガス(2DEG)の最も低いレベルに位置する。しかし
ながら、光キャリアがセレン化鉛に陽電化ガリウムイオ
ンを置き去りにするので、光キャリアはクーロン相互作
用によって光励起の領域に引き寄せられ、そしてセレン
化鉛の照射領域の下に直接位置する2DEGのこれらの
領域に空間的に閉じ込められる。
【0008】照射例として、ここに示されている類いの
通常の絶縁体蓄積装置には複数の入力端子と出力端子が
設けられていて、選択された入力端子と出力端子に間に
装置を通して導電通路を形成するために光が使用され
る。この導電通路は光が消滅した後でさえ持続する。さ
らに、この導電通路は、例えば熱処理によって望む時に
すぐに消去でき、その熱処理のあとでは、新しい導電通
路が異なった1対の端子に結合するよう形成されること
が可能である。
【0009】図面を参照すると、図1は不純物イオンの
位置の機能としての不純物の全エネルギーを示してい
る。曲線11は、導電バンドあるいは、本発明における
重要な双安定状態の特徴に対するドナー原子の準安定状
態を示している。曲線12は、電子を捕獲し、陰電化し
たドナー原子の安定したDX状態を示している。
【0010】DX状態で捕らえられた電子が図に示され
ているEoptと同じあるいはそれより大きいエネルギ
ーの光量子によってイオン化されている時、光伝導率が
起り、DX状態はイオン化された稀薄なドナーになり、
それは照射にもよるが、本来のドーピング密度までの自
由キャリア密度を作る。温度が熱励起の必要条件より低
い時、捕獲バリアECAP以上の熱励起を必要とする電
子の再捕獲は起らない。半導体容器のDXセンターの通
常のケースでは、捕獲バリア(ECAP)は小さく(約
0.3eV)、励起光源が除去された後キャリア集中度
を高いまま維持するために、DXセンターを示すものと
して現在知られている物質で周囲温度は一般的には10
0K以下の低温で保たれなければならない。
【0011】容器内で室温操作(300K)を達成する
ために、容器物質の本来の捕獲バリアECAPを大き
く、すなわち約1eVにしなければならない。代わり
に、再結合時間はDXセンターから光キャリアを空間的
に除去することによって非常に長くすることができるの
で、光キャリアは本発明に従って再結合のためにバリア
を通して後退しなければならない。この様なバリアは図
2に示されている半導体装置に含まれているヘテロ接合
によって設けられる。
【0012】半導体装置は、エピタキシー的に、一般的
には分子ビームエピタキシー(MBE)によって増加す
る高純度(ドーピングされていない)の絶縁体ガリウム
ひ素の基盤21を含むモノリシック構造20と、ガリウ
ムドーピングされたセレン化鉛の層22を有している。
一般的に、セレン化鉛の層におけるガリウム集中度は、
約1016−1018 atoms/cm-3である。GaH
が水素化した稀薄なドナー状態を、Ga+ が陽電子化イ
オンを、DX- が陰電子化されたDXセンターの基底状
態を示す時、ガリウムは、2GaH→Ga+ +DX-
表されるように、セレン化鉛のDXセンターを形成する
ために機能する。光励起の際、ガリウムイオンは、それ
ぞれのDXセンターの2つの電子が導電バンドへ放出さ
れる格子緩和を受ける。
【0013】DX- +hω→Ga+ +2e- ここで、hωは励起した光子のエネルギーである。遠く
セレン化鉛の領域でもフェルミレベルは水素化された稀
薄ドナーのレベル上にある(図3b参照)。しかし、も
しZnSe層の厚さが消耗幅に一致すれば、光発生電子
は利用可能な最も低い温度を占める傾向にあるので、そ
れら全ての光発生電子24は2DEG(2次元ガス)に
位置する。しかし、それらは層22の光励起の領域に陽
電化ガリウムイオンを置き去りにするので、クーロン相
互作用によって層21の下にある領域に引き寄せられ
る。これは、図示されている光25のパターンによって
示されている非均一照射下におけるヘテロ接合領域23
の断面図を示している図2に示されている。
【0014】図3は、照射前(3A)と後(3B)の両
方の半導体素子の利害関係のある領域におけるフェルミ
レベルに沿ったバンド図を示している。
【0015】図4は、記載されている種類の半導体素子
におけるPPCを使用する光学的に制御されたスイッチ
を示している。これは、一端に複数の入力端子31が設
けられており、また反対側には出力端子32が設けられ
ている記載された種類の半導体素子30を含んでいる。
適当な照射源は、1つあるいはそれ以上の入力端子と出
力端子の間に必要な導電通路を形成するために、それら
の間に選択して照射通路を形成するように作られてい
る。これらの導電通路は、導電通路が消去に利用される
いかなる方法、例えば、ガリウムイオンの空位置に戻る
2DEGから出た光電子の熱励起のような方法で消去さ
れるまで、照射が停止した後でも持続する。
【0016】持続する光伝導率のアニール温度を上げる
のは励起されるガリウムイオンからの励起された光電子
の空間的分離である。光発生電子の再結合が、バリアを
通過するか、あるいは層22のガリウムイオンの空位置
に戻る2DEGから出た熱励起された電子に限られるの
で、光伝導率は高温の時でさえ持続する。
【0017】PPCもまた、光励起の後、電子が一方の
半導体のくぼみに位置し、孔がもう一方にある多重量子
源に見いだせる。しかしながら、このような場合におい
て、電子と孔の両方が可動であり、そして、空間的に変
化する伝導性の持続するパターンを書くことは不可能で
ある。後者の場合、ここに提案されている構成において
であればDXイオンが存在するので、それが可能であ
る。
【0018】ヘテロ接合を形成する物質の選択は、蓄積
されたパターンを消去することが望まれるまで、このよ
うな再結合が小さいままであることを確実にするために
必要である。理論的には、暗い所での高密度のDXレベ
ルは最も低い2DEGレベル以下でなくてはならず、照
射後、最も低い2DEGレベルもまた光電子を捕獲する
ためのドーピングされた半導体の導電バンド以下であ
る。ヘテロ接合を形成する2つの構成が比較的格子調和
することは通常必要なことである。いくつかの例で、格
子調和を容易にするためにヘテロ接合における合成に関
する3つの合成物を使用することは好ましいことであ
る。
【0019】これらの2つの状況はDXセンターの高密
度の部分の結合エネルギーが十分に大きくなければなら
ないことを必要としている。更に、ヘテロ接合を形成す
る2つの物質の仕事関数の相互作用である大きいバンド
偏差は、ヘテロ接合における大きなバリアを形成するた
めに、そして持続する光伝導率に対する双安定状態の効
果のアニール温度を上げるために必要とされる。通常の
室温異常のアニール温度に達するために、約1eVのバ
リアが必要になる。
【0020】この偏差の量に達するために1つの技術
は、例として述べたように、例えばガリウムひ素のよう
なIII−V族の半導体と、例えばセレン化鉛のような、
そのバンドギャップが図3に示されている、より広いハ
ンドギャップII−VI族の半導体の間にヘテロ接合を含む
広いバンドギャップ半導体の使用が含まれている。0.
8eVの状態のバリアはGaAs−ZnSeヘテロ接合
に達している。例えば、R.Nicolini et
al, Phys. Rev. Lett.,Vol
72, Page 294, 1994を参照していた
だきたい。
【0021】室温に近い温度の操作に重要なサイズの偏
差を供給できるその他の結合は、InAs/ZnSe、
InAs/AlGaAs、Ge/AlGaAs、Ge/
CdZnTeとInP/CdSを含んでいる。実際、バ
ンド偏差は、ヘテロ接合の隣の中間に領域における科学
量論からわずかに離れることによって、相当変化する。
例えば、図2に示される実施例において、ヘテロ接合に
おいてバンド偏差を増加するために層22の位置をセレ
ンの多いものにすることは好ましいことである。
【0022】類似している方法で、アクセプターセンタ
ーをドナーセンターの電子にイオン化することによっ
て、孔が位置的に可動になるように作られているAXセ
ンターの現象を利用することが可能である。AXセンタ
ーを形成する物質の1例として、窒素でドーピングされ
たセレン化鉛マグネシウム硫化物があり、それは約3e
Vのバンドギャップを有する。本発明の持続する光導電
性の特性を供給する自由電荷キャリアとして働く電子あ
るいは孔を生ずるDXあるいはAXセンターに分配する
ドナーあるいはアクセプターのいずれかとして機能する
物質を一般的に示すために”有効不純物”と表現するこ
とは便利なことである。そしてまた、このようなセンタ
ーを一般的に双安定状態のセンターとして表すことも便
利なことである。
【0023】記載されている特有の実施例は、本発明の
ほんの幾つかの実行可能な適用を示しているにすぎない
ことが理解されるべきである。その他のさまざまな実施
例が本発明の精神と範囲から離れることなく当業者によ
って工夫され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に重要な基礎現象を説明する上で便利な
DXセンターのエネルギー図である。
【図2】パターン化された光励起に晒されたのちの図2
の種類の半導体素子における電荷分配を示している。
【図3】(a)および(b)は、それぞれ暗及び明状態
における本発明の有用な種類の半導体素子のバンド図で
ある。
【図4】選択された入出力端子の相互連結のためのスイ
ッチを形成するための本発明の使用を示している。
【符号の説明】
20 モノリシック構造 21 層 22 層 23 ヘテロ接合領域 24 光発生電子 25 光 30 半導体素子 31 入力端子 32 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 31/08,31/09 H01L 31/0264 - 31/0304

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の半導体物質よりなるドーピングされ
    ていない第1領域と前記第1領域とヘテロ接合を形成す
    る第2の半導体物質よりなる第2領域とを有する半導体
    素子を含み、前記第2領域はDXセンターを形成するこ
    とが可能なドナー原子を含んでおり、前記2つの領域に
    おける仕事関数は前記ヘテロ接合において少なくとも約
    1eVのバンド偏差を作り、したがって自由電子の再結
    合のためのバリアがDXセンターの光励起によって作ら
    れることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、前
    記第2領域のバンドギャップのDXセンターのレベルと
    前記第2領域の導電バンドの底部との間にある最も低い
    エネルギーレベルで前記ヘテロ接合に隣接した第1領域
    で2次元電子ガスが作られることを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置において、前
    記第1領域がドーピングされていないIII族−V族の化
    合物あるいはIV族の素子であり、前記第2領域がドナー
    原子でドーピングされたII族−VI族の化合物であること
    を特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】第1の半導体物質よりなる第1領域と、前
    記第1領域とヘテロ接合を形成する第2の半導体物質よ
    りなり、DXセンターを形成することが可能なドナー原
    子を含む第2の領域とを含む半導体素子を有し、前記2
    つの領域における仕事関数は前記ヘテロ接合において少
    なくとも約1eVのバンド偏差を作り、したがって自由
    電子の再結合のためのバリアがDXセンターの光励起に
    よって作られ、前記半導体素子は、さらに、複数の入力
    端子と、前記半導体素子上で前記入力端子から離れた複
    数の出力端子とを含み、前記半導体素子に適当に光を照
    射することによって前記入力端子のいずれか一つと前記
    出力端子のいずれか一つとの間に導電通路を形成したこ
    とを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体装置において、前
    記第1領域がガリウムひ素の層で、前記第2領域はガリ
    ウムをドーピングしたセレン化亜鉛の層であることを特
    徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】ヘテロ接合を形成する異なった半導体物質
    の第1および第2領域を有している半導体素子を含み、
    その領域の1つは、ドーピングされていない他方の領域
    の光励起の際に、双安定状のセンターをもたらすことが
    可能な不純物の多い原子をドーピングされていて、2つ
    の領域における仕事関数は、双安定状のセンターの光励
    起によって形成される自由電荷キャリアの再結合に対す
    る大きなバリアを作るために少なくとも約1eVのバン
    ド偏差をヘテロ接合において引き起こすに十分な程度に
    異なっていることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置において、大
    量の不純物の原子がDXセンターを形成するためのドナ
    ーとして機能することを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の半導体装置において、大
    量の不純物の前記原子がAXセンターを形成するための
    アクセプターとして機能することを特徴とする半導体装
    置。
JP8063029A 1995-06-20 1996-03-19 バンドギャップ加工されたヘテロ接合における光学的に書き込み消去可能な導電パターン Expired - Fee Related JP2845262B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/493,181 US5804842A (en) 1995-06-20 1995-06-20 Optically writing erasable conductive patterns at a bandgap-engineered heterojunction
US08/493181 1995-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH098336A JPH098336A (ja) 1997-01-10
JP2845262B2 true JP2845262B2 (ja) 1999-01-13

Family

ID=23959224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8063029A Expired - Fee Related JP2845262B2 (ja) 1995-06-20 1996-03-19 バンドギャップ加工されたヘテロ接合における光学的に書き込み消去可能な導電パターン

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5804842A (ja)
JP (1) JP2845262B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6298180B1 (en) 1999-09-15 2001-10-02 Seng-Tiong Ho Photon transistors
US6473541B1 (en) 1999-09-15 2002-10-29 Seng-Tiong Ho Photon transistors
JP2002148575A (ja) * 2000-11-15 2002-05-22 Mitsubishi Electric Corp 光変調器および光変調器集積型レーザーダイオード

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3745429A (en) * 1971-06-23 1973-07-10 Iwatsu Electric Co Ltd Controllable junction device and radiationgenerating method of utilizing it
US3924150A (en) * 1971-12-28 1975-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Turnable phototransducers
US3927385A (en) * 1972-08-03 1975-12-16 Massachusetts Inst Technology Light emitting diode
JPS62266873A (ja) * 1986-05-15 1987-11-19 Fujitsu Ltd 半導体装置
JPS63114176A (ja) * 1986-10-31 1988-05-19 Fujitsu Ltd 高速電界効果半導体装置
JP2913808B2 (ja) * 1990-09-25 1999-06-28 住友電気工業株式会社 ZnSe青色発光素子の製造方法
JPH04188614A (ja) * 1990-11-19 1992-07-07 Canon Inc 化合物半導体装置及びその製造法
US5404027A (en) * 1991-05-15 1995-04-04 Minnesota Mining & Manufacturing Compay Buried ridge II-VI laser diode
JP2701633B2 (ja) * 1991-12-09 1998-01-21 日本電気株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5804842A (en) 1998-09-08
JPH098336A (ja) 1997-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6236060B1 (en) Light emitting structures in back-end of line silicon technology
US6057559A (en) II-VI laser diodes with short-period strained-layer superlattice quantum wells
US4775881A (en) Semiconductor device for detecting electromagnetic radiation or particles
US20090255580A1 (en) Quantum dot solar cell with quantum dot bandgap gradients
US5319219A (en) Single quantum well II-VI laser diode without cladding
EP0478060B1 (en) An optically switchable device
US5322814A (en) Multiple-quantum-well semiconductor structures with selective electrical contacts and method of fabrication
EP0437936B1 (en) Optical processing using a multilayer heterostructure
Nelson et al. Direct Transition and Exciton Effects in the Photoconductivity of Gallium Phosphide
JP2845262B2 (ja) バンドギャップ加工されたヘテロ接合における光学的に書き込み消去可能な導電パターン
Döhler The physics and applications of nipi doping superlattices
Schubert et al. Realization of the Esaki-Tsu-type doping superlattice
JP2672371B2 (ja) 光通信変調装置
Dimova-Malinovska Application of stain-etched porous silicon in light emitting diodes and solar cells
US4861976A (en) Optical or opto-electronic device having a trapping layer in contact with a semiconductive layer
US4412235A (en) Integrated opto-electronic relay using a semiconductor with persistent photoconductivity and a matrix of such relays
Thio et al. DX centers in II-VI semiconductors and heterojunctions
US5576249A (en) Electrochemically etched multilayer semiconductor structures
Kasap Pn junction devices and light emitting diodes
Shockley et al. SEMICONDUCTOR PHYSICS
Yablonovitch et al. Meaning of the photovoltaic band gap for amorphous semiconductors
US12015105B2 (en) Capacitive control of electrostatic field effect optoelectronic device
JP3494461B2 (ja) 半導体レーザ
Choi et al. AlGaAs/GaAs NpnP depleted optical thyristor using bottom mirror layers
Winogradoff Photoconductivity of CdS‐Type Photoconductors in the Vicinity of the Absorption Edge

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980930

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees