JP2839688B2 - 機密保護方法 - Google Patents

機密保護方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ICカードなどに記憶された顧客リストなど
の各種機密情報の不正使用者による読取の防止に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の方法は、特開昭62−109170号公報に記載のよう
に、ICカードのような電子カードに記憶するデータ中の
秘密にしたいデータを暗号化して記憶することにより、
パスワードとの併用により機密を保護し、紛失,盗難等
による他人の悪用を防止する方法があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、パスワードやパスワード規定方法あ
るいは暗号化規則を知りうる者が不正使用する場合への
配慮がされておらず、ICカードなどに記憶された機密情
報漏洩の問題があった。
本発明の目的は、ICカードなどに記憶された機密情報
の不正使用者による参照,漏洩を防止し、かつ機密情報
の保持を行うことにある。
本発明の他の目的は、ICカードなどに記憶された顧客
リストのような機密情報に関し、顧客のプライバシー情
報の盗用,漏洩を防止することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、顧客リストなどの機密情
報を記憶するICカード上に該情報の参照履歴を取得する
プログラムを保持し、ICカードの利用者がこの情報を参
照する都度、参照履歴を取得してICカード上に記録し、
情報管理者が参照状況をチェックできるようにしたもの
である。
上記他の目的を達成するために、ICカード上には、機
密情報の一部分のみを記録し、残りの部分は別媒体に記
憶する。
〔作用〕
ICカード内に機密情報を格納し、このICカードが利用
者に貸与される。ICカード内の機密情報が参照されるご
とにICカード内の参照履歴が記録される。ICカードが利
用者から情報管理者に返却されたとき、情報管理者はこ
の参照履歴を確認することによって参照状況をチェック
することができ、機密情報の漏洩が起こらないよう厳格
な管理をすることができる。
また機密情報をICカードと別の媒体とに分けて格納す
ることにより、情報の漏洩の危険性を少なくするととも
にICカード上の記憶量の低減を図る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す渉外情報支援システ
ムの構成図であり、第2図はその要部であるワークステ
ーション,ICカードリーダ,ICカードリーダライタおよび
ICカードのブロック構成図である。
第1図において、1は金融機関の営業店などに設置さ
れ顧客情報などを格納し営業店でのセールス支援を行う
ワークステーション、2は営業店などの渉外職員が顧客
先に携帯し、ICカードに記憶された顧客情報や相談処理
・取引処理プログラムを使用して顧客先での情報照会,
相談・取引処理を行う携帯用ICカードリーダ、3は営業
店などに設置されたICカードリーダライタ、4および5
はワークステーションと各ICカードリーダを接続する同
軸ケーブル等の伝送路を示している。
第2図において、ワークステーション1は、処理部1
1,インタフェース装置12,外部記憶装置(ファイル)13,
キーボード14および表示装置(ディスプレイ)15から構
成される。このうち上記処理部11は、全体制御部111,伝
送データ送受部112,ファイル処理部113,入力制御部114
および、表示処理部115から構成される。携帯用ICカー
ドリーダ2は、処理部21,インタフェース装置22,データ
メモリ23,ICカード読取装置24,キーボード25および表示
装置(ディスプレイ)26から構成される。このうち上記
処理部21は、全体制御部211,伝送データ送受部212,メモ
リ入出力処理部213,ICカード入出力制御部214,入力制御
部215および表示処理部216から構成される。以下このよ
うにICカード読取装置24を備えた電子装置をICカードリ
ーダ2と呼ぶことにする。ICカードリーダライタ3は、
処理部31,インタフェース装置32,データメモリ33,ICカ
ード読取書込装置34,キーボード35および表示装置(デ
ィスプレイ)36から構成される。このうち上記処理部31
は、全体制御部311,伝送データ送受部312,メモリ入出力
処理部313,ICカード入出力制御部314,入力制御部315お
よび表示処理部316から構成される。ICカード6は、処
理部61,データ入出力端子62,データメモリ63,履歴デー
タメモリ64から構成される。このうち上記処理部61は、
全体制御部611,データ入出力端子制御部612,メモリ入出
力処理部613,履歴データ処理部614から構成される。
第3図は、本発明の顧客情報の照会処理およびその参
照履歴取得のための処理フローチャートであり、第4図
は第3図の顧客情報照会において参照されるICカードお
よびICカードリーダライタのメモリに記憶された顧客情
報データを示すものである。
第4図は機密情報をICカード6とICカードリーダ2と
に分散してもつ場合の例を示すものである。第4図
(a)はICカード6またはICカードリーダ2内に格納さ
れる機密情報の一部分である。第4図(b)は同じ情報
IDをもつレコードについてICカードリーダ2またはICカ
ード6内に格納される機密情報の残りの部分である。
今、営業店において職員が渉外活動のための準備を行
うものとする。営業店ワークステーション1において、
ファイル13について訪問顧客の情報を検索する(ステッ
プ101)。検索情報の一部分をインタフェース装置4を
介して携帯用ICカードリーダ2へ送信する(ステップ10
2)。携帯用ICカードリーダ2は受信した顧客情報をデ
ータメモリ23に記憶する(ステップ103)。ワークステ
ーション1において、ステップ101の検索情報の一部を
インタフェース装置5を介してICカードリーダライタ3
へ送信する(ステップ104)。ICカードリーダライタ3
は受信した顧客情報をICカード読取装置34を介して、IC
カード6のデータメモリ63に記憶する(ステップ10
5)。ICカード6の利用者である渉外職員は伝送路4を
切り離した上記携帯用ICカードリーダ2を携帯し、訪問
先に赴き、顧客先で上記ICカード6をICカードリーダ2
に差込み、ICカードの顧客情報を読込む(ステップ10
6)。渉外職員はICカードリーダ2のキーボード25より
職員ID番号および検索すべき顧客の顧客ID番号を入力す
る(ステップ107)。ICカードリーダ2は入力された職
員IDが正当かどうかをチェックする(ステップ108)。
正当ならばICカードリーダ2のデータメモリ23上の該顧
客の顧客情報とその顧客情報IDを検索し、該顧客情報ID
をキーとしてICカード6に記憶された該顧客の顧客情報
を検索する。検索すべき情報がある場合には、ICカード
上の履歴データ処理部614により、参照者,参照日時,
回数などの参照履歴情報が作成され、履歴データメモリ
64に記録される(ステップ109)。ICカードリーダ2内
のデータメモリ23およびICカード6から検索した顧客情
報を結合して、ICカードリーダ2のディスプレイ26に表
示する(ステップ110)。営業店管理者は渉外職員が持
帰ったICカード6を営業店のICカードリーダライタ3に
差込み、顧客ごとの参照履歴情報を読込む(ステップ11
1)。ICカードリーダライタ3に読込まれた参照履歴情
報を伝送路5を介してワークステーション1へ送信する
(ステップ112)。営業店の情報管理者はワークステー
ション1のディスプレイ15に参照履歴情報を表示する等
により、内容を確認する(ステップ113)。履歴情報が
異常であれば、それは機密情報の漏洩の疑いがある。確
認後、ワークステーション1を介してICカード上の顧客
情報を消去する(ステップ114,115)。なおICカード内
の履歴情報はクリアしてもよいし、クリアせずに累積す
るような運用でもよい。
上記実施例によれば、顧客の機密情報,プライバシー
情報を持歩く金融機関などの渉外行員が顧客情報参照の
際、顧客情報を記憶したICカード上の履歴取得プログラ
ムにより履歴情報を取得することにより、機密情報の厳
格な管理が期待できる。また顧客情報の記憶に際し、氏
名,住所,電話番号など顧客を特定できる情報と顧客の
取引残高情報を別媒体に記憶することにより、情報の盗
用,漏洩の危険性を少なくし、ICカードの記憶量の低減
が期待できる。
なお上記実施例に対し、本発明の主旨に沿ったもので
あれば色々の変形ができる。たとえばワークステーショ
ン1の代りに汎用のコンピュータでもよいし、ワークス
テーション1内の顧客情報の検索をICカードリーダライ
タ3またはこれに代わる端末装置から行ってもよい。ま
た必要な機密情報をICカード6内にすべて格納できるな
らばICカードリーダ2のデータメモリ23内に格納する必
要が必ずしもないことはいうまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、企業における製品情報や顧客情報を
携帯端末にまたはICカードのような電子カードに記憶し
て、企業外や顧客先で該情報を照合する渉外情報支援シ
ステムにおいて、該携帯端末で読取できるICカード上に
該情報の参照履歴を取得する履歴情報取得プログラムを
保持し、該情報が参照の都度、参照履歴をICカード上に
記憶することにより、不正な携帯端末での読取防止など
機密情報の厳格な管理が期待できる。また顧客,製品な
どを特定できる顧客名,住所,電話番号,製品名,工場
名などの固有情報を取引残高情報,生産・販売量情報と
を携帯端末とICカードのような電子カードに分けて記憶
することにより、機密情報,プライバシー情報の盗用,
漏洩の危険性を減らし、かつICカードのような電子カー
ドの記憶量の低減が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す渉外情報支援システム
の構成図、第2図はその要部であるワークステーショ
ン,ICカードリーダ,ICカードリーダライタおよびICカー
ドのブロック構成図、第3図は本発明の一実施例である
顧客情報の照合処理およびその参照履歴取得のための処
理フローチャート、第4図は第3図の顧客情報照会にお
いて参照されるICカードおよびICカードリーダのメモリ
に記憶する顧客情報データ例を示す図である。 1……ワークステーション、 2……携帯用ICカードリーダ、 3……ICカードリーダライタ、 6……ICカード、 64……履歴データメモリ、 614……履歴データ処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂入 茂 大阪府茨木市丑寅1丁目1番88号 日立 マクセル株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−139690(JP,A) 特開 昭61−296486(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 19/00 G06K 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカード内に利用者により参照される機密
    情報の一部分を格納し、前記ICカード内に保持される情
    報を読み出すためのICカードリーダを有する電子装置の
    記憶手段中に前記機密情報の残りの部分を格納し、前記
    ICカードの利用者が認証されたとき、前記ICカード内お
    よび前記電子装置内に保持された前記機密情報の参照を
    許可することを特徴とする機密保護方法。
  2. 【請求項2】前記機密情報が参照される都度、当該参照
    の履歴を前記ICカード内の記憶手段に記憶することを特
    徴とする請求項1記載の機密保護方法。
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