JP2838618B2 - 刈払機用刈紐 - Google Patents
刈払機用刈紐Info
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- JP2838618B2 JP2838618B2 JP4018157A JP1815792A JP2838618B2 JP 2838618 B2 JP2838618 B2 JP 2838618B2 JP 4018157 A JP4018157 A JP 4018157A JP 1815792 A JP1815792 A JP 1815792A JP 2838618 B2 JP2838618 B2 JP 2838618B2
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- Japan
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- cord
- bundle
- cut
- cutting
- brush
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D34/00—Mowers; Mowing apparatus of harvesters
- A01D34/01—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
- A01D34/412—Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
- A01D34/416—Flexible line cutters
- A01D34/4168—Constructional details of the flexible lines
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、刈払機用刈紐に係
り、詳しくは環境保護に適する刈払機用刈紐に関するも
のである。
り、詳しくは環境保護に適する刈払機用刈紐に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の刈払機用刈紐は、ナイロン等の人
工繊維から作られている。(例:特開昭61−1703
10号公報及び特開昭63−59812号公報)
工繊維から作られている。(例:特開昭61−1703
10号公報及び特開昭63−59812号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】刈払機用刈紐は、草刈
りの際、先端側においてちぎれたり、切断されたりする
ことがあるが、従来の刈紐では、ちぎれて地面等に放置
されたままとなった刈紐の断片が、腐食せず、芝や草花
の間等に半永久的に残り、環境破壊の1つになってい
る。また、小鳥等の小動物が、ちぎれた刈紐の断片をえ
さと間違えて飲み込み、窒息死してしまうことも時々あ
る。
りの際、先端側においてちぎれたり、切断されたりする
ことがあるが、従来の刈紐では、ちぎれて地面等に放置
されたままとなった刈紐の断片が、腐食せず、芝や草花
の間等に半永久的に残り、環境破壊の1つになってい
る。また、小鳥等の小動物が、ちぎれた刈紐の断片をえ
さと間違えて飲み込み、窒息死してしまうことも時々あ
る。
【0004】請求項1の発明の目的は、ちぎれた断片に
因る環境破壊を防止することができる刈払機用刈紐を提
供することである。請求項2の発明の目的は、さらに、
草刈り時の切断性及び強度性を向上された刈払機用刈紐
を提供することである。
因る環境破壊を防止することができる刈払機用刈紐を提
供することである。請求項2の発明の目的は、さらに、
草刈り時の切断性及び強度性を向上された刈払機用刈紐
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明を、実施例に対
応する図面の符号を使用して説明する。請求項1の刈払
機(10)用刈刃(24)を構成する束体(30)は、
自然分解可能な天然繊維(26)のみから成る。
応する図面の符号を使用して説明する。請求項1の刈払
機(10)用刈刃(24)を構成する束体(30)は、
自然分解可能な天然繊維(26)のみから成る。
【0006】請求項2の刈払機(10)用刈紐(24)は、さら
に、束体(30)を被覆するように束体(30)に塗布される自
然分解可能な天然接着剤(28)を有している。
に、束体(30)を被覆するように束体(30)に塗布される自
然分解可能な天然接着剤(28)を有している。
【0007】
【作用】請求項1の刈払機(10)用刈紐(24)において、使
用に伴ってちぎれたり、切断され、放置状態となった束
体(30)の断片は、雨等にされされつつ、微生物や紫外線
等により分解され、土に吸収されたり、混じったりす
る。
用に伴ってちぎれたり、切断され、放置状態となった束
体(30)の断片は、雨等にされされつつ、微生物や紫外線
等により分解され、土に吸収されたり、混じったりす
る。
【0008】請求項2の刈払機(10)用刈紐(24)におい
て、使用に伴ってちぎれたり、切断され、放置状態とな
った刈紐(24)の天然接着剤(28)は、それが被覆している
束体(30)とともに、雨等にされされつつ、微生物や紫外
線等により分解され、土に吸収されたり、混じったりす
る。天然接着剤(28)は、液状の状態で天然繊維(26)の束
体(30)に塗布されて、乾燥して、天然繊維(26)を相互に
固着状態にする。また、乾燥後は滑らかな表面を維持し
つつ、束体(30)を被覆する。
て、使用に伴ってちぎれたり、切断され、放置状態とな
った刈紐(24)の天然接着剤(28)は、それが被覆している
束体(30)とともに、雨等にされされつつ、微生物や紫外
線等により分解され、土に吸収されたり、混じったりす
る。天然接着剤(28)は、液状の状態で天然繊維(26)の束
体(30)に塗布されて、乾燥して、天然繊維(26)を相互に
固着状態にする。また、乾燥後は滑らかな表面を維持し
つつ、束体(30)を被覆する。
【0009】
【実施例】以下、この発明を図面の実施例について説明
する。図5は刈払機10の概略的な全体図である。パイプ
12の上端には、動力部14が取付けられ、ハンドル16は、
動力部14に近いパイプ12の個所に固定され、上方へ張り
出している。ギヤケース18はパイプ12の下端部に取付け
られ、回転ヘッド20は、ギヤケース18から下方へ突出す
る駆動軸22に固定され、駆動軸22と一体的に回転する。
2本の刈紐24は、駆動軸22の周部の互いに正反対の個所
から外方へ延びている。
する。図5は刈払機10の概略的な全体図である。パイプ
12の上端には、動力部14が取付けられ、ハンドル16は、
動力部14に近いパイプ12の個所に固定され、上方へ張り
出している。ギヤケース18はパイプ12の下端部に取付け
られ、回転ヘッド20は、ギヤケース18から下方へ突出す
る駆動軸22に固定され、駆動軸22と一体的に回転する。
2本の刈紐24は、駆動軸22の周部の互いに正反対の個所
から外方へ延びている。
【0010】図1及び図2はそれぞれ刈紐24の詳細な側
面図及び横断面図である。刈紐24は、綿糸や麻糸等の植
物繊維26を撚り合わせた束体30から成っている。束体30
は、使用に伴って、先端側からちぎれたり、切断される
が、ちぎれたりして地面等に放置される刈紐24の断片
は、天然接着剤28から成る束体30から構成されているの
で、天然接着剤28は、雨等にされされつつ、微生物や紫
外線等により分解され、土に吸収されたり、混じったり
する。
面図及び横断面図である。刈紐24は、綿糸や麻糸等の植
物繊維26を撚り合わせた束体30から成っている。束体30
は、使用に伴って、先端側からちぎれたり、切断される
が、ちぎれたりして地面等に放置される刈紐24の断片
は、天然接着剤28から成る束体30から構成されているの
で、天然接着剤28は、雨等にされされつつ、微生物や紫
外線等により分解され、土に吸収されたり、混じったり
する。
【0011】図3及び図4はそれぞれ天然接着剤28を有
する刈紐24の詳細な側面図及び横断面図である。この刈
紐24では、図1及び図2の刈紐24に対して、にかわ等の
天然接着剤28が、液状状態で束体30に塗布され、乾燥さ
れる。乾燥後の天然接着剤28は、植物繊維26を相互に固
着し、かつ刈紐24の表面を滑らかなものにする。天然接
着剤28の接着機能による植物繊維26の相互の固着の結
果、刈紐24の強度が増大する。また、天然接着剤28によ
る刈紐24の表面処理により草刈り時の刈紐24の切断性が
向上する。ちぎれたりして地面等に放置される刈紐24に
おいて、天然接着剤28は、束体30の植物繊維26ととも
に、微生物や紫外線等により分解され、土に吸収された
り、混じったりする。
する刈紐24の詳細な側面図及び横断面図である。この刈
紐24では、図1及び図2の刈紐24に対して、にかわ等の
天然接着剤28が、液状状態で束体30に塗布され、乾燥さ
れる。乾燥後の天然接着剤28は、植物繊維26を相互に固
着し、かつ刈紐24の表面を滑らかなものにする。天然接
着剤28の接着機能による植物繊維26の相互の固着の結
果、刈紐24の強度が増大する。また、天然接着剤28によ
る刈紐24の表面処理により草刈り時の刈紐24の切断性が
向上する。ちぎれたりして地面等に放置される刈紐24に
おいて、天然接着剤28は、束体30の植物繊維26ととも
に、微生物や紫外線等により分解され、土に吸収された
り、混じったりする。
【0012】図示の実施例では、植物繊維26が使用され
ているが、羊毛等、自然分解可能な動物繊維を植物繊維
26の代わりに使用することも可能である。
ているが、羊毛等、自然分解可能な動物繊維を植物繊維
26の代わりに使用することも可能である。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明では、刈払機用刈刃を構
成する束体が、従来の合成繊維に代えて、自然分解可能
な天然繊維のみから成るので、ちぎれて放置されたまま
となっても、速やかに分解し、環境を破壊するのを防止
することができる。
成する束体が、従来の合成繊維に代えて、自然分解可能
な天然繊維のみから成るので、ちぎれて放置されたまま
となっても、速やかに分解し、環境を破壊するのを防止
することができる。
【0014】請求項2の発明では、束体に塗布されて被
覆する天然接着剤も自然分解可能であるので、ちぎれて
放置されたままとなった刈紐の断片は、束体とともに、
速やかに分解し、環境を破壊するのを防止することがで
きる。また、天然接着剤は、天然繊維を相互に固着し
て、刈紐の強度を高めるとともに、刈紐の表面を滑らか
にして、草刈り時の刈紐の切断性を向上させる。
覆する天然接着剤も自然分解可能であるので、ちぎれて
放置されたままとなった刈紐の断片は、束体とともに、
速やかに分解し、環境を破壊するのを防止することがで
きる。また、天然接着剤は、天然繊維を相互に固着し
て、刈紐の強度を高めるとともに、刈紐の表面を滑らか
にして、草刈り時の刈紐の切断性を向上させる。
【図1】刈紐の詳細な側面図である。
【図2】刈紐の詳細な横断面図である。
【図3】天然接着剤を有する刈紐の詳細な側面図であ
る。
る。
【図4】天然接着剤を有する刈紐の詳細な横断面図であ
る。
る。
【図5】刈払機の概略的な全体図である。
10 刈払機 24 刈紐 26 植物繊維(天然繊維) 28 天然接着剤 30 束体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 34/00 - 34/86
Claims (2)
- 【請求項1】 刈払機用刈刃(24)を構成する束体
(30)が、自然分解可能な天然繊維(26)のみから
成ることを特徴とする刈払機用刈紐。 - 【請求項2】 前記束体(30)を被覆するように前記
束体(30)に塗布される自然分解可能な天然接着剤
(28)を有していることを特徴とする請求項1記載の
刈払機用刈紐。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4018157A JP2838618B2 (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | 刈払機用刈紐 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4018157A JP2838618B2 (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | 刈払機用刈紐 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328821A JPH05328821A (ja) | 1993-12-14 |
JP2838618B2 true JP2838618B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=11963779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4018157A Expired - Fee Related JP2838618B2 (ja) | 1992-01-06 | 1992-01-06 | 刈払機用刈紐 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2838618B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2766324B1 (fr) * | 1997-07-23 | 1999-10-22 | Speed France | Fil de coupe a degradabilite amelioree pour debroussailleuses et taille-bordures |
KR100976093B1 (ko) * | 2008-05-26 | 2010-08-16 | 김정규 | 예초기용 커터 |
ITTO20110927A1 (it) * | 2011-10-17 | 2013-04-18 | Colplast S R L | Filo per tagliaerba comprendente un materiale polimerico biodegradabile e relativo materiale polimerico biodegradabile |
EP4298885A1 (de) * | 2022-06-30 | 2024-01-03 | Fabian Hubschmid | Biologisch abbaubarer mähfaden |
CN116043552B (zh) * | 2023-04-03 | 2023-06-20 | 江苏苏美达新材料科技发展有限公司 | 一种可全生物降解的打草绳及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0591240U (ja) * | 1991-10-15 | 1993-12-14 | 富士ロビン株式会社 | 刈払機用コードカッタ |
-
1992
- 1992-01-06 JP JP4018157A patent/JP2838618B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05328821A (ja) | 1993-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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