JP2838250B2 - 内面腐食判別装置 - Google Patents

内面腐食判別装置

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JP2838250B2
JP2838250B2 JP5066127A JP6612793A JP2838250B2 JP 2838250 B2 JP2838250 B2 JP 2838250B2 JP 5066127 A JP5066127 A JP 5066127A JP 6612793 A JP6612793 A JP 6612793A JP 2838250 B2 JP2838250 B2 JP 2838250B2
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検査物の内面の腐食
状況を外面から判別するための内面腐食判別装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】鋼管を構造材とする送電線用の鉄塔は、
一般的に普及後20年以上が経過し、近年になって工業
地域等の大気汚染の厳しい地域にある鋼管の腐食が問題
となって来ている。
【0003】鋼管の外面に関しては、目視検査により比
較的容易に腐食状況が判別でき、万一にも腐食が確認さ
れれば、適宜な塗装等によって補修することができる。
しかるに、鋼管の内面の腐食状況の確認は、容易には目
視検査することができない。
【0004】そこで、鋼管の内部に光ファイバースコー
プを挿入して内面の腐食状況の確認がなされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この光ファイバースコ
ープを用いる検査方法にあっては、点検装置自体が高価
である。また、点検装置が大型であり、鉄塔上の検査作
業に対して多大な労力を要するという不具合がある。
【0006】さらに、光ファイバースコープにより得ら
れた鋼管の内面状況から、熟練者の経験と勘に依存して
腐食の進行程度を判別するので、その判別結果が検査作
業員の能力的個人差によってバラツキを生じるという不
具合があった。
【0007】また、鋼管の外面からパルス状の超音波を
内面に向けて送信し、その反射波のレベルと波形から、
内面の腐食状況を判別する技術が提案されている。しか
しながら、その判別には、確実な基準がなく、熟練者の
経験と勘に依存するものであって、判別結果が検査作業
員の能力的個人差によって大きなバラツキを生じるとい
う不具合があった。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、超音波を用いて被検査物の内面の腐食状況を、作
業員の勘等に依存することなしに、正確かつ確実に判別
することのできるようにした内面腐食判別装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の内面腐食判別装置は、パルス状の超音波
を被検査物の外面から内面に向けて送信する超音波送信
手段と、内面で反射された前記超音波の反射波を受信す
る超音波受信手段と、前記超音波受信手段で受信され、
前記外面と内面で繰り返し反射されて複数回の反射波か
らなる波形データを、A/D変換するA/D変換手段
と、A/D変換された波形データを記憶する波形データ
記憶手段と、予め、内面が健全な被検査物を複数回繰り
返して測定して得られた複数個の波形データから、各波
形データ毎に、複数回の反射波の各ピーク値を検出し、
これらのピーク値を対数変換し、これらの対数変換され
たデータから回帰直線を作成し、この回帰直線を表わす
複数個の変数を算出し、さらに複数個の波形データから
それぞれに得られた複数個の変数毎に、平均値と標準偏
差および信頼区間を算出し、それらのデータを記憶する
健全データ演算手段と、内面の状況が不明な被検査物か
ら得られた波形データから、複数回の反射波の各ピーク
値を検出し、これらのピーク値を対数変換し、対数変換
されたデータから回帰直線を作成し、この回帰直線を表
わす複数個の変数を算出し、これらを記憶する被検査デ
ータ演算手段と、各変数毎に、前記健全データ演算手段
に記憶された信頼区間と、前記被検査データ演算手段で
得られた変数とを比較し、前記信頼区間内に前記被検査
データ演算手段で得られた変数が含まれる程度により被
検査物の内面が健全であるか腐食されているかを判別す
る判別手段と、この判別手段による結果を表示する表示
手段と、で構成されている。
【0010】
【作用】外面から内面に向けて送信された超音波が内面
で反射される際に、内面が健全で平滑であれば、反射波
の反射方向は一定であり、受信手段で受信し得る反射波
の強度は大きい。しかし、内面が腐食し平滑でないなら
ば、反射波は拡散し、受信手段で受信し得る反射波の強
度は小さいものとなる。そして、超音波が外面と内面で
繰り返して反射される複数回の反射波の強度は、内面の
腐食状況に応じた減衰率で等比級数で小さくなってゆ
く。このことから、複数回の反射波のピーク値を対数変
換して回帰分析により得られる回帰直線は、内面の腐食
状況により異なったものとなる。
【0011】ここで、内面の健全な被検査物を複数回繰
り返して測定して得られた複数個の波形データからそれ
ぞれ回帰直線を演算して、各回帰直線を表わす複数個の
変数を演算すれば、各変数はそれぞれに正規分布で分散
すると考えられる。
【0012】そこで、内面の状況が不明な被検査物から
得られる反射波から回帰直線を算出して変数を算出し、
これらの変数が健全な被検査物から得られる変数の信頼
区間に含まれる程度により、対象となる被検査物の内面
が健全であるか腐食されているかが、推計学的処理によ
り定量的に判別し得る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を、図1ないし
図8を参照して説明する。図1は、本発明の内面腐食判
別装置の第1の実施例のブロック構造図であり、図2
は、波形データの一例を示す図であり、図3は、波形デ
ータから得られる回帰直線を示す図であり、図4は、予
め内面が健全な被検査物から得られた複数個の回帰直線
を表わす変数の正規分布を示す図であり、図5は、波形
データから回帰直線を表わす変数を算出する動作のフロ
ーチャートであり、図6は、予め内面が健全な被検査物
から得られた複数個の波形データから回帰直線を表わす
変数の正規分布を算出する動作のフローチャートであ
り、図7は、内面の状況が不明な被検査物から得られる
変数と、内面が健全な被検査物から得られた変数の信頼
区間とを比較して、内面の状況が不明な被検査物の内面
が健全であるか腐食しているかを判別する動作のフロー
チャートである。
【0014】まず、本発明の内面腐食判別装置における
内面の腐食状況を判別するための原理につき簡単に説明
する。超音波は極めて指向性が強く、反射面が鏡面のご
とく平滑であれば、反射面における入射角と反射角は等
しい。また、反射面が平滑でなければ、反射面が一様で
ないことから反射波は拡散する。そして、外面10aと
内面10bが平行な被検査物10に対して、パルス状の
超音波を超音波送信手段12により外面10aから内面
10bに向けて垂直に送信すれば、被検査物10内で外
面10aと内面10bによって超音波はそれぞれ反射さ
れ、同一経路を繰り返して往復し、外面10aに設けら
れた超音波受信手段14でその反射波が多数回にわたり
受信される。これらの反射波は、往復の都度一定の割合
で減衰される。この減衰の割合は、反射面としての内面
10bが平滑であるほど減衰が少なく、腐食により平滑
でなくなるほど減衰が大きい。
【0015】そこで、超音波受信手段14で受信される
反射波の強度は、図2にB,B,B,…,B
…で示すごとく、等比級数で減衰され、内面10bの腐
食の度合が大きいほど減衰率も大きくなる。
【0016】したがって、この反射波の強度の減衰率か
ら、内面10bが健全であるか腐食されているかを定量
的に判別することが可能である。
【0017】ここで、最初の反射波の強度をBとし、
2回目の反射波の強度がα−1だけ減衰するとすれば、
n個目の反射波の強度Bは、 B=B・α−(n−1) と示すことができる。そして、上式を対数変換すると、 logB=logB−(n−1)logα と示すことができ、ここでP=logB,E=lo
gαとおけば、 logB=P−(n−1)E である。これらのPとEは定数であるから、logB
はnを変数とした図3のごとき回帰直線として示され
る。
【0018】さらに、この回帰直線logBを表わす
変数として、縦軸との切片Pと横軸との切片Lと直線の
勾配Aおよび三角形POLの面積Sを求めることができ
る。そして、内面10bの状況が不明な被検査物10か
ら得られるこれらの変数P,A,S,Lを、内面10b
が健全な被検査物10に対して得られる変数P,A,
S,Lと比較することで、状況が不明な内面10bにつ
き、健全か腐食しているが判別ができる。
【0019】ところで、内面10bが健全な被検査物1
0に対して得られる変数P,A,S,Lは、測定誤差等
によってバラツキを生じるが、そのバラツキは図4のご
とき正規分布によるものと考えられる。そこで、予め、
内面10bが健全な被検査物10に対して、5〜30回
程度またはそれ以上の回数だけ測定を繰り返して、それ
ぞれの波形データから変数P,A,S,Lを求める。さ
らに、変数毎に、その平均値mと標準偏差σとを求め、
例えば信頼区間としてm±1.96σの上限値および下
限値を求める。
【0020】そして、内面10bの状況が不明な被検査
物10から得られた変数P,A,S,Lが、いずれも信
頼区間内にあれば、内面10bは健全であると判別でき
る。また、被検査物10から得られた変数が、信頼区間
内に含まれなければ、内面10bに腐食が進行している
と判別できる。
【0021】次に、上述した判別するための原理を用い
た本発明の内面腐食判別装置の第1の実施例の構造につ
き説明する。図1において、鉄塔の鋼管等の被検査物1
0の外面10aに、パルス状の超音波を外面10aから
内面10bに向けて垂直に送信する超音波送信手段12
と、内面10bで反射された反射波を受信するための超
音波受信手段14が配設される。これらの超音波送信手
段12と超音波受信手段14とは、分割型探触子として
図示されているが、送受信を単一振動子で行なう垂直型
探触子であっても良い。
【0022】この超音波は、外面10aと内面10bと
でそれぞれ反射されて、反射波が繰り返して超音波受信
手段14に受信される。その受信された複数回の反射波
からなる信号が、検波手段16で整流され、さらにその
大きさに応じてA/D変換手段18でディジタル信号に
変換され、波形データとして波形データ記憶手段20に
記憶される。
【0023】そして、測定前に予め、内面10bが健全
な被検査物10に対して5〜30回程度またはそれ以上
の回数で測定を繰り返して、多数個の波形データの収集
がなされ、これらの波形データが波形データ記憶手段2
0から測定毎にまたはまとめて健全データ演算手段22
に与えられる。この健全データ演算手段22は、後述す
るごとくして、各波形データのピーク値を算出するとと
もに、そのピーク値を対数変換してlogBの回帰直
線を求め、さらにこのlogBの回帰直線を表わす変
数P,A,S,Lを算出する。そして、変数毎に、変数
が正規分布しているものとして、その平均値mと標準偏
差σおよび信頼区間の上限値と下限値が算出され、これ
らのデータが適宜に記憶される。
【0024】また、測定の際に、内面10bの状況が不
明な被検査物10から得られた波形データが波形データ
記憶手段20から被検査データ演算手段24に与えら
れ、logBの回帰直線を表わす変数P,A,S,L
が算出されるとともに適宜に記憶される。
【0025】さらに、判別手段26により、被検査デー
タ演算手段24で算出された変数P,A,S,Lが、健
全データ演算手段22で予め算出された信頼区間内に含
まれるか否かが判別され、その判別結果が表示手段28
によって表示される。
【0026】なお、超音波送信手段12の制御、および
波形データ記憶手段20と健全データ演算手段22と被
検査データ演算手段24と判別手段26は、コンピュー
タ30によりソフト的処理で制御および構成される。
【0027】さらに、図5を参照して波形データから、
logB。の回帰直線を表わす変数P,A,S,Lの算
出につき説明する。この波形データから変数P,A,
S,Lを算出する動作は、健全データ演算手段22およ
び被検査データ演算手段24で、ともに利用される。
【0028】まず、波形データから、複数回の反射波の
各ピーク値を算出する(ステップ)。このピーク値の
算出は、例えば超音波の送信から最初の反射波が受信さ
れるまでの時間から、2回目以後の反射波が受信される
べき時間帯を区分することができる。そこで、最初の反
射波のピーク値を算出した後は、各時間帯区分内の最大
値をピーク値とすれば良い。次に、ステップで算出さ
れた各ピーク値の対数変換を行なう(ステップ)。こ
れらの対数変換された各ピーク値より最小二乗法等によ
り回帰直線を算出する(ステップ)。そして、この回
帰直線を表わす変数P,A,S,Lを算出し(ステップ
)、これらを適宜に記憶し(ステップ)、動作を終
える。
【0029】被検査データ演算手段24にあっては、内
面10bの状況が不明な被検査物10から得られた波形
データを、波形データ記憶手段20から読み出し、図5
に示す動作によって処理して、被検査物10の内面10
bの状況を表わす変数P,A,S,Lを算出する。
【0030】また、健全データ演算手段22にあって
は、上記図5の動作を用いるとともに変数の信頼区間の
上限値と下限値を算出するが、これを図6を参照して説
明する。予め、内面10bが健全であることが明らかな
被検査物10から得られた波形データを、波形データ記
憶手段20から読み出し、図5に示す動作によって変数
P,A,S,Lを算出する(ステップ)。そして、こ
れらの変数P,A,S,Lを適宜に記憶する(ステップ
)。このステップとの動作を5〜30回またはそ
れ以上の所定回数だけ繰り返して、所定個数の変数P,
A,S,Lが記憶されると(ステップ)、各変数毎に
平均値mと標準偏差σおよび信頼区間の上限値と下限値
の算出がなされる(ステップ)。ここで、信頼区間を
95%の信頼性とするならば、上限値はm+1.96σ
であり、下限値はm−1.96σとすれば良い。そし
て、これらの各変数毎の平均値mと標準偏差σおよび信
頼区間の上限値と下限値をそれぞれ記憶し(ステップ
)、動作を終了する。
【0031】判別手段26にあっては、図7に示すごと
く、各変数毎に、健全データ演算手段22で算出した信
頼区間内に、被検査データ演算手段24で算出した変数
が含まれるか否かが比較される(ステップ)。そし
て、全ての変数について被検査データ演算手段24の変
数が、信頼区間内にあるならば(ステップ)、内面1
0bの状況は健全であると判別し(ステップ)、被検
査データ演算手段24の変数のいずれか1つでも信頼区
間に含まれていないならば(ステップ)、内面10b
の状況は腐食されていると判別する(ステップ)。さ
らに、ステップとの判別結果を適宜に記憶する(ス
テップ)。なお、この判別結果は、表示手段28によ
り適宜に表示される。
【0032】図8は、判別手段26における他の判別動
作を示す。まず、各変数毎に健全データ演算手段22で
算出した信頼区間と、被検査データ演算手段24で算出
した変数を比較する(ステップ)。そして、変数が、
信頼区間内であれば“0点”と評価し、信頼区間外で±
3σ以内の範囲では“1点”と評価し、±3σ以上では
“2点”と評価し、これらの得点を加算する(ステップ
)。さらに、この加算値を評価結果として適宜に記憶
する(ステップ)。なお、この評価結果は、表示手段
28により適宜に表示される。
【0033】この図8に示す判別動作にあっては、評価
結果が“0点”であれば、被検査物10の内面10bは
健全であり、評価結果が“1点”であれば内面10bは
黒変部等のごとくやや腐食が始まっており、評価結果が
多きいほど赤サビ等の腐食の程度が進んでいると判断し
得る。
【0034】なお、上記第1の実施例では、波形データ
のピーク値から得られるlogBを示す回帰直線を、
4個の変数P,A,S,Lを用いて表示しているが、こ
れに限られず、2個の変数P,A等から判別手段26で
内面10bの状況を判別するようにしても良い。また、
信頼区間の設定は、上記実施例に限られず、用途等に応
じて適宜に設定すれば良い。さらに、信頼区間を算出す
るための内面10bが健全である波形データの個数は、
多ければ多いほど平均値mおよび標準偏差σが母集団を
正確に示すので、それだけ判別精度が向上する。そし
て、内面10bが健全である被検査物10の波形データ
は、1個の被検査物10を繰り返して測定して複数個の
波形データを得るものに限られず、内面10bが健全で
ある複数個の被検査物10、10…をそれぞれに測定し
て複数個の波形データを得ても良いことは勿論である。
【0035】また、図8に示す判別動作にあっては、信
頼区間に対する変数の評価を異なる重みずけの点数で行
なっても良いことは勿論である。
【0036】上記実施例では内面が健全な被検査物から
得られた波形データに対して、内面の状況が不明な被検
査物から得られた波形データを比較するもので、推計学
(統計学)的には分散の比較を応用したものである。そ
こで、次に推計学的に他の手法である多重相関分析を応
用した本発明の内面腐食判別装置の第2の実施例につき
簡単に説明する。第2の実施例において、第1の実施例
のブロック構造図とほぼ同一であって、図1における健
全データ演算手段22が重回帰式演算手段とその名称と
作用が代わるのみであり、ブロック構造図の図示を省略
する。
【0037】第2の実施例における重回帰式演算手段
は、以下のごとく作用する。予め、内面が健全な被検査
物および内面が腐食されていてその程度が明らかな被検
査物から得られた複数個の波形データから、第1の実施
例と同様にしてそれぞれ回帰直線を算出し、そしてこれ
らの回帰直線をそれぞれに表わす変数P,A,S,Lを
求める。さらに、これらの変数により腐食の程度yを示
す重回帰式を算出して適宜に記憶する。ここで、重回帰
式は、 y=a・P+a・A+a・S+a・L と示され、図9のごとく直線で示される。なお、この重
回帰式の算出において、図9に示すごとく、内面が健全
な被検査物のyよりも、内面の腐食の程度が進んでいる
被検査物ほどその程度に対応させてyが相対的に大きく
なるように設定される。ここで、波形データから得られ
る回帰直線を示す変数P,A,S,Lは、図3から明ら
かなように、内面の腐食の程度が進むほどP,S,Lは
小さくなり、Aは大きくなる。そこで、上記重回帰式に
おいて、回帰係数のaとaとaは負に設定されa
は正に算出設定される。そして、判別手段26によ
り、被検査データ演算手段24で算出された変数P,
A,S,Lが、上記重回帰式に代入されて腐食の程度を
示すyが算出され、算出値が適宜な基準値より大きけれ
ば、内面は腐食されていると判別し、基準値より小さけ
れば、内面は健全であると判別する。
【0038】なお、上記重回帰式の算出において、内面
が健全な被検査物のyよりも、内面の腐食の程度が進ん
でいる被検査物ほどその程度に対応させてyが相対的に
小さくなるように設定されても良く、かかる場合には、
回帰係数のaとaとaは正に設定され、aは負
に設定される。そこで、この重回帰式から算出されるy
が適宜な基準値より小さければ、内面は腐食されている
と判別し、基準値より大きければ、内面は健全であると
判別することができる。
【0039】さらに、推計学的にさらに別の手法である
多変量解析を応用した本発明の内面腐食判別装置の第3
の実施例につき簡単に説明する。第3の実施例にあって
も第2の実施例と同様に、第1の実施例のブロック構造
図とほぼ同一であって、図1における健全データ演算手
段22が判別式演算手段とその名称と作用が代わるのみ
であり、ブロック構造図の図示を省略する。
【0040】第3の実施例における判別式演算手段は、
以下のごとく作用する。予め、内面が健全な被検査物お
よび内面が腐食されていてその程度が明らかな被検査物
から得られた複数個の波形データから、第1の実施例と
同様にしてそれぞれ回帰直線を算出し、そしてこれらの
回帰直線をそれぞれ表わす複数個の変数、例えばA,S
を求める。これらの2個の変数A,Sを散布図により示
せば、図10のごときとなる。さらに、これらの変数か
ら内面が健全であるか腐食されているかを区分する判別
式を算出して適宜に記憶する。ここで、変数をA,Sの
2個とすれば、その判別式は、 F=b・A+b・S+b と示され、図10に示すごとき直線でF=0が表され
る。
【0041】そして、判別手段26により、被検査デー
タ演算手段24で算出された2個の変数A,Sが、上記
判別式に代入されてFが算出され、算出値が>0であれ
ば内面は健全であると判別し、≦0であれば内面は腐食
されていると判別する。または、上記判別式をF=0と
して、AとSの一般方程式に書き改めると、 S=−(b・A+b)/b となる。そこで、被検査データ演算手段24で算出され
た変数Aを上記方程式に代入して算出されたSの値より
被検査データ演算手段24で算出された変数Sの値が大
きければ、内面は健全であると判別し、また上記方程式
にAを代入して算出されたSの値より被検査データ演算
手段24で算出された変数Sの値が小さくまたは一致す
れば、内面は腐食されていると判別する。
【0042】この第3の実施例における上記説明では、
一例として2個の変数を用いて判別式を算出している
が、これに限られず、複数個の変数を用いてこれらの複
数個の変数から内面が健全であるか腐食されているかを
区分する判別式を算出するようにすれば良い。
【0043】なお、本発明の内面腐食判別装置は、予め
内面が健全な被検査物から得られた波形データから算出
した回帰直線を表わす変数、または予め内面が健全な被
検査物から得られた波形データと内面が腐食されていて
その程度が明らかな被検査物から得られた波形データと
から算出した回帰直線を表わす変数を母集団とし、内面
の状況が不明な被検査物から得られる波形データから算
出される回帰直線を表わす変数を試料として、推計学
(統計学)的手法を用いて健全か腐食かを判別すれば良
く、上記実施例に限られるものでない。
【0044】上記推計学的手法による判別に加えて、よ
り判別精度を向上させるように、被検査物の板厚を判別
に加味しても良い。すなわち、超音波の送信から反射波
を受信するまでの時間、または複数回の反射波の周期か
ら、被検査物の板厚を測定してこれを記憶する板厚測定
手段を設ける。ここで、内面の腐食が進行するほど板厚
が減少する。そして、この板厚測定手段により測定され
た板厚が適宜な基準値以下であれば腐食していると判別
し得る。そこで、判別手段26による判別において、板
厚を加味することで、被検査物の内面の状況をより精度
高く判別がなし得る。この板厚を加味する一例として
は、この板厚と内面の腐食の状況にそれぞれ適宜な重み
ずけして加算し、その加算値に応じて腐食の状況を判別
しても良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内面腐食
判別装置は構成されているので、以下のごとき格別な効
果を奏する。
【0046】請求項1記載の内面腐食判別装置にあって
は、被検査物の外面から超音波を内面に向けて送信し、
その反射波から内面の状況を判断するので、従来の光フ
ァイバースコープを用いる装置に比較して、検査が容易
である。そして、予め内面の健全なものから得られる反
射波のピーク値の回帰直線を示す変数と、内面の状況が
不明な被検査物から得られる反射波のピーク値の回帰直
線を示す変数とを、分散の比較により推計学的処理する
ことで、内面が健全であるか否かを定量的に判別するこ
とができ、検査精度が良いという格別な効果を奏する。
【0047】請求項2または3記載の内面腐食判別装置
にあっては、予め内面が健全な被検査物および内面が腐
食されていてその程度が明らかな被検査物から得られた
波形データより算出される重回帰式または判別式に、内
面の状況が不明な被検査物から得られる波形データより
算出される変数を代入することで、多重相関分析または
多変量解析による推計学的処理することで、内面が健全
であるか否かを定量的に判別することができ、請求項1
記載の内面腐食判別装置と同様に、検査精度の優れたも
のである。
【0048】さらに、請求項4記載の内面腐食判別装置
にあっては、腐食の進行により板厚が減少することか
ら、被検査物の板厚を加味して、内面が健全であるか否
かを判別手段で判別することで、検査精度をより一層向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内面腐食判別装置の第1の実施例のブ
ロック構造図である。
【図2】波形データの一例を示す図である。
【図3】波形データから得られる回帰直線を示す図であ
る。
【図4】予め内面が健全な被検査物から得られた複数個
の回帰直線を表わす変数の正規分布を示す図である。
【図5】波形データから回帰直線を表わす変数を算出す
る動作のフローチャートである。
【図6】予め内面が健全な被検査物から得られた複数個
の波形データから回帰直線を表わす変数の正規分布を算
出する動作のフローチャートである。
【図7】内面の状況が不明な被検査物から得られる変数
と、内面が健全な被検査物から得られた変数の信頼区間
とを比較して、内面の状況が不明な被検査物の内面が健
全であるか腐食しているかを判別する動作のフローチャ
ートである。
【図8】内面の状況が不明な被検査物から得られる変数
と、内面が健全な被検査物から得られた変数の信頼区間
とを比較して、内面の状況が不明な被検査物の内面が健
全であるか腐食しているかを判別する他の動作のフロー
チャートである。
【図9】内面が健全な被検査物および内面が腐食されて
いてその程度が明らかな被検査物から得られた複数個の
波形データから、それぞれ回帰直線を算出し、その変数
P,A,S,Lより算出した腐食の程度を示す重回帰式
を示す図である。
【図10】内面が健全な被検査物および内面が腐食され
ていてその程度が明らかな被検査物から得られた複数個
の波形データから、それぞれ回帰直線を算出し、その変
数A,Sの散布図と健全であるか腐食されているか区分
する判別式を示す図である。
【符号の説明】
10 被検査物 10a 外面 10b 内面 12 超音波送信手段 14 超音波受信手段 18 A/D変換手段 20 波形データ記憶手段 22 健全データ演算手段 24 被検査データ演算手段 26 判別手段 28 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−148054(JP,A) 特開 昭63−250562(JP,A) 特開 昭61−96405(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 29/00 - 29/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス状の超音波を被検査物の外面から
    内面に向けて送信する超音波送信手段と、 内面で反射された前記超音波の反射波を受信する超音波
    受信手段と、 前記超音波受信手段で受信され、前記外面と内面で繰り
    返し反射されて複数回の反射波からなる波形データを、
    A/D変換するA/D変換手段と、 A/D変換された前記波形データを記憶する波形データ
    記憶手段と、 予め、内面が健全な被検査物を複数回繰り返して測定し
    て得られた複数個の波形データから、各波形データ毎
    に、複数回の反射波の各ピーク値を検出し、これらのピ
    ーク値を対数変換し、これらの対数変換されたデータか
    ら回帰直線を作成し、この回帰直線を表わす複数個の変
    数を算出し、さらに複数個の波形データからそれぞれに
    得られた複数個の変数毎に、平均値と標準偏差および信
    頼区間を算出し、それらのデータを記憶する健全データ
    演算手段と、 内面の状況が不明な被検査物から得られた波形データか
    ら、複数回の反射波の各ピーク値を検出し、これらのピ
    ーク値を対数変換し、対数変換されたデータから回帰直
    線を作成し、この回帰直線を表わす複数個の変数を算出
    し、これらを記憶する被検査データ演算手段と、 各変数毎に、前記健全データ演算手段に記憶された信頼
    区間と、前記被検査データ演算手段で得られた変数とを
    比較し、前記信頼区間内に前記被検査データ演算手段で
    得られた変数が含まれる程度により被検査物の内面が健
    全であるか腐食されているかを判別する判別手段と、 この判別手段による結果を表示する表示手段と、 からなることを特徴とする内面腐食判別装置。
  2. 【請求項2】 パルス状の超音波を被検査物の外面から
    内面に向けて送信する超音波送信手段と、 内面で反射された前記超音波の反射波を受信する超音波
    受信手段と、 前記超音波受信手段で受信され、前記外面と内面で繰り
    返し反射されて複数回の反射波からなる波形データを、
    A/D変換するA/D変換手段と、 A/D変換された前記波形データを記憶する波形データ
    記憶手段と、 予め、内面が健全である被検査物および内面が腐食され
    ていてその程度が明らかな被検査物から得られた複数個
    の波形データから、各波形データ毎に、複数回の反射波
    の各ピーク値を検出し、これらのピーク値を対数変換
    し、対数変換されたデータから回帰直線を作成し、この
    回帰直線を表わす複数個の変数を算出し、さらにこれら
    の変数により内面の腐食状況を示す重回帰式を算出し、
    これを記憶する重回帰式演算手段と、 内面の状況が不明な被検査物から得られた波形データか
    ら、複数回の反射波の各ピーク値を検出し、これらのピ
    ーク値を対数変換し、対数変換されたデータから回帰直
    線を作成し、この回帰直線を表わす複数個の変数を算出
    し、これらを記憶する被検査データ演算手段と、 前記被検査データ演算手段で得られた変数を前記重回帰
    式演算手段で得られた重回帰式に代入して前記内面の状
    況が不明な被検査物の内面の腐食状況の程度を算出し、
    この腐食状況の程度により被検査物の内面が健全である
    か腐食されているかを判別する判別手段と、 この判別手段による結果を表示する表示手段と、 からなることを特徴とする内面腐食判別装置。
  3. 【請求項3】 パルス状の超音波を被検査物の外面から
    内面に向けて送信する超音波送信手段と、 内面で反射された前記超音波の反射波を受信する超音波
    受信手段と、 前記超音波受信手段で受信され、前記外面と内面で繰り
    返し反射されて複数回の反射波からなる波形データを、
    A/D変換するA/D変換手段と、 A/D変換された前記波形データを記憶する波形データ
    記憶手段と、 予め、内面が健全である被検査物および内面が腐食され
    ていてその程度が明らかな被検査物から得られた複数個
    の波形データから、各波形データ毎に、複数回の反射波
    の各ピーク値を検出し、これらのピーク値を対数変換
    し、対数変換されたデータから回帰直線を作成し、この
    回帰直線を表わす複数の変数を算出し、さらにこれらの
    変数より内面が健全であるか腐食されているかを区分す
    る判別式を算出し、これを記憶する判別式演算手段と、 内面の状況が不明な被検査物から得られた波形データか
    ら、複数回の反射波の各ピーク値を検出し、これらのピ
    ーク値を対数変換し、対数変換されたデータから回帰直
    線を作成し、この回帰直線を表わす複数の変数を算出
    し、これらを記憶する被検査データ演算手段と、 前記被検査データ演算手段で得られた変数を前記判別式
    演算手段で得られた前記判別式に代入して、その算出結
    果より被検査物の内面が健全であるか腐食されているか
    を判別する判別手段と、 この判別手段による結果を表示する表示手段と、 からなることを特徴とする内面腐食判別装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のいずれかの内面
    腐食判別装置において、超音波が送信されてから反射波
    が受信されるまでの時間または複数回の反射波が繰り返
    される周期から被検査物の板厚を測定してこれを記憶す
    る板厚測定手段を設け、前記判別手段において前記測定
    された板厚を判別に加味するようにしたことを特徴とす
    る内面腐食判別装置。
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