JP2837169B2 - 2本の回転自在シャフト間の相対回転運動抵抗装置 - Google Patents
2本の回転自在シャフト間の相対回転運動抵抗装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は2つの回転可能のシャフト間の相対的回転運
動に抵抗する装置であって、上記シャフトのうちの一方
と共に回転する少なくとも1つの第1の制動手段と、回
転可能のハウジングと共に回転する少なくとも1つの第
2の制動手段を備え、前記シャフトのうちの他方を連動
させるべく協働するよう構成されており、2つの制動手
段は解放位置と接触位置間で調節されるよう構成され
て、2つのシャフト間に相対的回転運動が起こったと
き、前記相対的回転運動に抵抗するために、2つの制動
手段が互いに制動接触をなして成る装置に関するもので
ある。
動に抵抗する装置であって、上記シャフトのうちの一方
と共に回転する少なくとも1つの第1の制動手段と、回
転可能のハウジングと共に回転する少なくとも1つの第
2の制動手段を備え、前記シャフトのうちの他方を連動
させるべく協働するよう構成されており、2つの制動手
段は解放位置と接触位置間で調節されるよう構成され
て、2つのシャフト間に相対的回転運動が起こったと
き、前記相対的回転運動に抵抗するために、2つの制動
手段が互いに制動接触をなして成る装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 2つのシャフトの各々と共に回転するようかつ回転速
度が或る一定差に達したときに掛合するよう配置された
制動ディスクを備えた2つのシャフト間の回転速度差を
検出するためにスリップ制限型差動機を使用することは
既知である。制動ディスクの掛合を達成させるために
は、回転速度差を検出するため及び制動ディスクを機械
的に掛合させるために検出装置が必要とされる。従来装
置では、検出装置は複雑で、機能に問題があった。
度が或る一定差に達したときに掛合するよう配置された
制動ディスクを備えた2つのシャフト間の回転速度差を
検出するためにスリップ制限型差動機を使用することは
既知である。制動ディスクの掛合を達成させるために
は、回転速度差を検出するため及び制動ディスクを機械
的に掛合させるために検出装置が必要とされる。従来装
置では、検出装置は複雑で、機能に問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、構造が簡単であると同時に、2つの
シャフト間の速度差に抵抗し、それによって近代的車輌
に生じる駆動及び牽引力の問題点を解消する有効な装置
を提供することにある。
シャフト間の速度差に抵抗し、それによって近代的車輌
に生じる駆動及び牽引力の問題点を解消する有効な装置
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的は本発明装置によって達成される。この装置
は、一方のシャフトが素子をもち、この素子はシャフト
と共に回転可能でありかつ前記シャフトの長手方向軸線
に対する直角位置から僅かに逸れた傾斜面をもち、更に
前記素子は前記シャフトと関連する制動手段と連結され
ており、前記制動手段は回転素子の運動に追従し、ま
た、前記素子は他方のシャフトに関連する制動手段に対
して軸線方向に僅かに移動可能であり、更に、前記シャ
フトのうちの少なくとも1つに連結されかつそれと共に
回転する装置を備え、前記装置は前記傾斜面に対して変
位可能なピストンを備え、各ピストンは圧力流体を含む
チャンバ内に位置し、更に前記ピストンは、傾斜面がピ
ストンに対して捩じれ移動を生じたとき、傾斜面が少な
くとも1つのピストンを圧力流体の抵抗に抗して圧力チ
ャンバ内に押し込むよう、傾斜面と協働する点に特徴を
有する。かくして、2つのシャフト間の相対的回転運動
の極めて僅かな差によって、回転可能の素子の軸線方向
移動が起こされ、それによって制動手段間の制動掛合が
起こされる。
は、一方のシャフトが素子をもち、この素子はシャフト
と共に回転可能でありかつ前記シャフトの長手方向軸線
に対する直角位置から僅かに逸れた傾斜面をもち、更に
前記素子は前記シャフトと関連する制動手段と連結され
ており、前記制動手段は回転素子の運動に追従し、ま
た、前記素子は他方のシャフトに関連する制動手段に対
して軸線方向に僅かに移動可能であり、更に、前記シャ
フトのうちの少なくとも1つに連結されかつそれと共に
回転する装置を備え、前記装置は前記傾斜面に対して変
位可能なピストンを備え、各ピストンは圧力流体を含む
チャンバ内に位置し、更に前記ピストンは、傾斜面がピ
ストンに対して捩じれ移動を生じたとき、傾斜面が少な
くとも1つのピストンを圧力流体の抵抗に抗して圧力チ
ャンバ内に押し込むよう、傾斜面と協働する点に特徴を
有する。かくして、2つのシャフト間の相対的回転運動
の極めて僅かな差によって、回転可能の素子の軸線方向
移動が起こされ、それによって制動手段間の制動掛合が
起こされる。
(実施例) 第1図には、本発明の装置を備えた慣例の差動機、い
わゆるスリップ制限型差動機を示している。この差動機
は差動機ケーシング4内に回転可能に配置した駆動シャ
フト1、2を備える。差動機ケーシング4内には、夫々
駆動シャフト1、2と一緒に回転するよう固定された差
動機クラウン歯車9、10と、差動機ピニオン歯車6、7
が設けられており、前記ピストン歯車はクラウン歯車
9、10と直角に噛み合うようピニオンシャフト5に回転
可能に取付けられている。この装置は駆動シャフト1、
2が車輌の車輪を駆動するモータ駆動式の車輌では典型
的なものである。第1図には示していないが、この差動
機装置は差動機ハウジングに回転可能に取付けられてい
る。
わゆるスリップ制限型差動機を示している。この差動機
は差動機ケーシング4内に回転可能に配置した駆動シャ
フト1、2を備える。差動機ケーシング4内には、夫々
駆動シャフト1、2と一緒に回転するよう固定された差
動機クラウン歯車9、10と、差動機ピニオン歯車6、7
が設けられており、前記ピストン歯車はクラウン歯車
9、10と直角に噛み合うようピニオンシャフト5に回転
可能に取付けられている。この装置は駆動シャフト1、
2が車輌の車輪を駆動するモータ駆動式の車輌では典型
的なものである。第1図には示していないが、この差動
機装置は差動機ハウジングに回転可能に取付けられてい
る。
第1図を参照すれば、一点鎖線は差動機装置と一緒に
回転するようこの差動機装置に固定された主クラウン歯
車11を示す。主クラウン歯車11を駆動する入側(incomi
ng)ピニオンシャフトと、差動機装置は図示していな
い。中央部分12は開口13内で横向きに僅かに移動可能と
なるよう差動機ケーシング4内に配置されている。前記
開口内では差動機ピニオン歯車6、7がピニオンシャフ
ト5上に配置されている。また、両差動機クラウン歯車
9、10は差動機ケーシング4に対して相対的に横向きに
僅かに移動可能である。差動機クラウン歯車9、10内の
スプライン内で遊動する駆動シャフト1、2がこの移動
を可能ならしめる。更に、差動機ケーシング4の一側に
固定されているのは多数の制動素子14である。制動素子
の各々は回転可能の差動機クラウン歯車9に固定された
相手側の制動素子15をもつ。この差動機クラウン歯車は
出側(outgoing)駆動シャフト1と共に回転する。
回転するようこの差動機装置に固定された主クラウン歯
車11を示す。主クラウン歯車11を駆動する入側(incomi
ng)ピニオンシャフトと、差動機装置は図示していな
い。中央部分12は開口13内で横向きに僅かに移動可能と
なるよう差動機ケーシング4内に配置されている。前記
開口内では差動機ピニオン歯車6、7がピニオンシャフ
ト5上に配置されている。また、両差動機クラウン歯車
9、10は差動機ケーシング4に対して相対的に横向きに
僅かに移動可能である。差動機クラウン歯車9、10内の
スプライン内で遊動する駆動シャフト1、2がこの移動
を可能ならしめる。更に、差動機ケーシング4の一側に
固定されているのは多数の制動素子14である。制動素子
の各々は回転可能の差動機クラウン歯車9に固定された
相手側の制動素子15をもつ。この差動機クラウン歯車は
出側(outgoing)駆動シャフト1と共に回転する。
本発明によれば、差動機クラウン歯車10はその円錐歯
44の反対側に傾斜面16をもつ。前記面16は駆動シャフト
2に対して90度の角度から僅かに変位している。円形の
平らなディスク17は差動機ケーシング4内に配置され
て、面16に当接して自由に動くことができる。
44の反対側に傾斜面16をもつ。前記面16は駆動シャフト
2に対して90度の角度から僅かに変位している。円形の
平らなディスク17は差動機ケーシング4内に配置され
て、面16に当接して自由に動くことができる。
差動機ケーシング4内には、数個の同一ピッチ間隔を
置いてチャンバ18、19、20、21、22、23が配置されてお
り、これらチャンバは第2図に明瞭に示されており、前
記チャンバは可動のピストン24、25を受入れている。各
ピストンチャンバ内はディスク17に対してピストン24、
25を押し付ける圧力流体を受入れるよう設計されてい
る。前記ピストンチャンバに流体を供給するためにピス
トンチャンバ18〜23は夫々入口26、27、28、29、30、31
を備える。入口開口26〜31の各々に取付けられた逆止め
弁41はピストンチャンバに流体を流入させるが、該流体
がそこから逃げ出すのを防止する。第1図に示すよう
に、圧力チャンバ入口26〜31は差動機クラウン歯車10の
管状部分に形成した溝32を経て開口45、46に連通する。
ピストンチャンバ18〜23の各々に連結されるのは夫々出
口34、35、36、37、38、39であり、各出口もまた、放出
される加圧流体がピストン圧力チャンバに再流入しない
よう防止する逆止弁を備える。更に第2図に示す如く、
円形穴42は各出口の開口47を通じてすべての出口34〜39
を連結する。円形孔42は調節可能の弁43を経て非加圧の
オイルパン又は溜部に通じる。1実施例では、調節可能
の調整弁43はピストン48からなり、このピストンは孔49
に密嵌状に摺動掛合するよう配置された円筒形ピストン
をもつと共に、円錐形部分51をもつ。ピストン48の一端
に配置したばね50はピストンを外方に押圧する。孔49中
の開口99はピストンチャンバ18〜23からの加圧流体の流
れを制御する。孔49中のピストン48の位置を変えること
によって、開口99が開く度合いが変えられる。かくし
て、開口99はピストン48の円筒形部分によって閉鎖され
るが、円錐形部分51が開口99上に延在するようピストン
48が外方に調節されると、流れが可能になり、それによ
って加圧流体はピストンチャンバ18〜23から逃げ出すこ
とができる。弁43中のピストン48の位置は図示していな
い径方向孔を経て孔49に供給される加圧流体によって調
整される。この径方向孔は溝32と連通することができ、
そのため調整用に加圧された流体流入を使用する。
置いてチャンバ18、19、20、21、22、23が配置されてお
り、これらチャンバは第2図に明瞭に示されており、前
記チャンバは可動のピストン24、25を受入れている。各
ピストンチャンバ内はディスク17に対してピストン24、
25を押し付ける圧力流体を受入れるよう設計されてい
る。前記ピストンチャンバに流体を供給するためにピス
トンチャンバ18〜23は夫々入口26、27、28、29、30、31
を備える。入口開口26〜31の各々に取付けられた逆止め
弁41はピストンチャンバに流体を流入させるが、該流体
がそこから逃げ出すのを防止する。第1図に示すよう
に、圧力チャンバ入口26〜31は差動機クラウン歯車10の
管状部分に形成した溝32を経て開口45、46に連通する。
ピストンチャンバ18〜23の各々に連結されるのは夫々出
口34、35、36、37、38、39であり、各出口もまた、放出
される加圧流体がピストン圧力チャンバに再流入しない
よう防止する逆止弁を備える。更に第2図に示す如く、
円形穴42は各出口の開口47を通じてすべての出口34〜39
を連結する。円形孔42は調節可能の弁43を経て非加圧の
オイルパン又は溜部に通じる。1実施例では、調節可能
の調整弁43はピストン48からなり、このピストンは孔49
に密嵌状に摺動掛合するよう配置された円筒形ピストン
をもつと共に、円錐形部分51をもつ。ピストン48の一端
に配置したばね50はピストンを外方に押圧する。孔49中
の開口99はピストンチャンバ18〜23からの加圧流体の流
れを制御する。孔49中のピストン48の位置を変えること
によって、開口99が開く度合いが変えられる。かくし
て、開口99はピストン48の円筒形部分によって閉鎖され
るが、円錐形部分51が開口99上に延在するようピストン
48が外方に調節されると、流れが可能になり、それによ
って加圧流体はピストンチャンバ18〜23から逃げ出すこ
とができる。弁43中のピストン48の位置は図示していな
い径方向孔を経て孔49に供給される加圧流体によって調
整される。この径方向孔は溝32と連通することができ、
そのため調整用に加圧された流体流入を使用する。
上記配置によれば、弁43の調節は流体システムの内部
圧力の外で制御されるので、圧力チャンバ18〜23の入口
側の圧力変動は調整弁43の動作には影響しない。入口開
口26〜31は開口45〜46を通じて圧力源に連結され、ピス
トンチャンバ18〜23内に一定圧力をもたらす。運動中ス
リーブ3が差動機ケーシング4と共に回転する限り、圧
力流体は円形の非回転ケーシングを通じて既知の手法で
移送され(図示せず)、前記ケーシングはスリーブ3上
にシールを形成し、従って開口45、46を取り囲む。流体
圧力が低い場合でも、十分な力が生じて、ピストン24を
傾斜面16に対して移動させることができる。
圧力の外で制御されるので、圧力チャンバ18〜23の入口
側の圧力変動は調整弁43の動作には影響しない。入口開
口26〜31は開口45〜46を通じて圧力源に連結され、ピス
トンチャンバ18〜23内に一定圧力をもたらす。運動中ス
リーブ3が差動機ケーシング4と共に回転する限り、圧
力流体は円形の非回転ケーシングを通じて既知の手法で
移送され(図示せず)、前記ケーシングはスリーブ3上
にシールを形成し、従って開口45、46を取り囲む。流体
圧力が低い場合でも、十分な力が生じて、ピストン24を
傾斜面16に対して移動させることができる。
一様な摩擦の平坦な路面を直線に前進運転するような
安定した運転状態では、両シャフト1、2は差動機クラ
ウン歯車10と同じ回転速度で回転し、そのため差動機ク
ラウン歯車10とピストン24、25間に相対的回転運動は起
こらない。この段階で、制動素子14、15は互いに自由回
転して、相対的回転速度の差は生じない。シャフト1、
2間に回転速度差が生じれば、差動機ケーシング4は傾
斜面16に対してシャフト2の回りにピストン24、25の組
と共に回転し、それによってピストン24、25に内向き力
を及ぼす。もし流体圧力が調整弁43のピストン48の位置
に依存して十分に減少すれば、ピストンチャンバ内への
ピストン24、25の移動は圧力チャンバ内の流体圧力の増
大によって抵抗される。
安定した運転状態では、両シャフト1、2は差動機クラ
ウン歯車10と同じ回転速度で回転し、そのため差動機ク
ラウン歯車10とピストン24、25間に相対的回転運動は起
こらない。この段階で、制動素子14、15は互いに自由回
転して、相対的回転速度の差は生じない。シャフト1、
2間に回転速度差が生じれば、差動機ケーシング4は傾
斜面16に対してシャフト2の回りにピストン24、25の組
と共に回転し、それによってピストン24、25に内向き力
を及ぼす。もし流体圧力が調整弁43のピストン48の位置
に依存して十分に減少すれば、ピストンチャンバ内への
ピストン24、25の移動は圧力チャンバ内の流体圧力の増
大によって抵抗される。
入口開口26〜31中の逆止弁41は圧力流体がピストンチ
ャンバ18〜23から逃げ出るのを防止するので、圧力流体
は出口34〜39を経て逃げ出せるに過ぎない。更に、圧力
流体は1つのピストンからもう1つのピストンに逃げ入
ることができない。このもう1つのピストンは調整弁43
が閉鎖されている結果として拡張している。傾斜面16が
ピストン24、25に相対的に回転すると、ピストンは内方
へ押され続ける。もしピストンチャンバ内の流体圧力が
十分高くてピストン24、25の内方移動を阻止するなら
ば、差動機クラウン歯車10はシャフト5に対して横向き
に動き始める。その結果、差動機ピストン歯車6、7も
また、差動機クラウン歯車9及びそれに関連する制動素
子15と共に制動素子14に対して横向きに動かされる。こ
れによって差動機ケーシング4の移動に対する差動機ク
ラウン歯車9の相対的移動の制動が生じる。それ故、差
動機ピニオン歯車6、7は停止し、両出側シャフト1、
2を同じ回転速度にロックする。
ャンバ18〜23から逃げ出るのを防止するので、圧力流体
は出口34〜39を経て逃げ出せるに過ぎない。更に、圧力
流体は1つのピストンからもう1つのピストンに逃げ入
ることができない。このもう1つのピストンは調整弁43
が閉鎖されている結果として拡張している。傾斜面16が
ピストン24、25に相対的に回転すると、ピストンは内方
へ押され続ける。もしピストンチャンバ内の流体圧力が
十分高くてピストン24、25の内方移動を阻止するなら
ば、差動機クラウン歯車10はシャフト5に対して横向き
に動き始める。その結果、差動機ピストン歯車6、7も
また、差動機クラウン歯車9及びそれに関連する制動素
子15と共に制動素子14に対して横向きに動かされる。こ
れによって差動機ケーシング4の移動に対する差動機ク
ラウン歯車9の相対的移動の制動が生じる。それ故、差
動機ピニオン歯車6、7は停止し、両出側シャフト1、
2を同じ回転速度にロックする。
第3図に示す第2実施例では、本発明の装置は2つの
シャフト52、53に適用され、これらのシャフトは差動機
歯車なしで互いに相対的に回転することができる。例え
ば、この装置は4輪駆動車輌の前部駆動車軸と後部駆動
車軸間に配置した調節可能の変速機に使用することがで
きる。両車軸のうちの1つに不都合なけん引力が加わっ
た場合、該装置は回転速度の増大を制動し、非スリップ
(non−slipping)車軸に動力を伝達する。該装置は本
実施例と同じデザインとすることができる。それ故、第
2図に示す構造は第3図に示す装置に同様に使用するこ
とができる。ピストン24、25とピストンチャンバ18〜23
は例えば車輌の前部車軸に連結された駆動シャフト52に
固定されるケーシング内に配置される。他方の駆動シャ
フト53は、ケーシング54内で横向き移動するよう配置さ
れた管状スリーブ55を通して回転可能に配置される。ス
リーブ55の内端にあるスペース57は前記スリーブが横向
きに移動することを可能にしているが、駆動シャフト53
に支持体56の領域を提供している。1組の制動素子14は
ケーシング54及びシャフト52と共に回転するよう固定さ
れている。もう1つの組の制動素子15はシャフト53と共
に回転するよう管状スリーブ55に固定されている。制動
素子の数は伝達される力に応じて変わることができる。
シャフト52、53に適用され、これらのシャフトは差動機
歯車なしで互いに相対的に回転することができる。例え
ば、この装置は4輪駆動車輌の前部駆動車軸と後部駆動
車軸間に配置した調節可能の変速機に使用することがで
きる。両車軸のうちの1つに不都合なけん引力が加わっ
た場合、該装置は回転速度の増大を制動し、非スリップ
(non−slipping)車軸に動力を伝達する。該装置は本
実施例と同じデザインとすることができる。それ故、第
2図に示す構造は第3図に示す装置に同様に使用するこ
とができる。ピストン24、25とピストンチャンバ18〜23
は例えば車輌の前部車軸に連結された駆動シャフト52に
固定されるケーシング内に配置される。他方の駆動シャ
フト53は、ケーシング54内で横向き移動するよう配置さ
れた管状スリーブ55を通して回転可能に配置される。ス
リーブ55の内端にあるスペース57は前記スリーブが横向
きに移動することを可能にしているが、駆動シャフト53
に支持体56の領域を提供している。1組の制動素子14は
ケーシング54及びシャフト52と共に回転するよう固定さ
れている。もう1つの組の制動素子15はシャフト53と共
に回転するよう管状スリーブ55に固定されている。制動
素子の数は伝達される力に応じて変わることができる。
前の実施例に関連して上述した如く、管状スリーブ55
は傾斜面16と平坦な円形ディスク17を含む。安定した運
転状態では、両駆動シャフト52、53は同じ回転速度で回
転し、それによって両方の組の制動素子14、15は互いに
自由に作動する。相対回転速度が変化すると、傾斜面16
はピストン24、25の組に相対的に回転し、それによって
ピストンをピストンチャンバ18〜23内に押し込む。第2
図に示すものと同じ構造を有する調整弁43の選択した設
定に依存して、システム圧力はピストン24、25が内方に
押されないよう阻止する。その結果、ピストン24、25に
相対的な傾斜面16の回転はその代わりに、スリーブ55を
その制動素子15と共に横向き押して、傾斜面54に取付け
られた制動素子14と掛合させ、それによって最も速い回
転シャフトが、他方のシャフトと同じ回転速度に達する
まで減速される。
は傾斜面16と平坦な円形ディスク17を含む。安定した運
転状態では、両駆動シャフト52、53は同じ回転速度で回
転し、それによって両方の組の制動素子14、15は互いに
自由に作動する。相対回転速度が変化すると、傾斜面16
はピストン24、25の組に相対的に回転し、それによって
ピストンをピストンチャンバ18〜23内に押し込む。第2
図に示すものと同じ構造を有する調整弁43の選択した設
定に依存して、システム圧力はピストン24、25が内方に
押されないよう阻止する。その結果、ピストン24、25に
相対的な傾斜面16の回転はその代わりに、スリーブ55を
その制動素子15と共に横向き押して、傾斜面54に取付け
られた制動素子14と掛合させ、それによって最も速い回
転シャフトが、他方のシャフトと同じ回転速度に達する
まで減速される。
本発明を歯車箱差動機に適用する第3実施例が第4図
に示される。この実施例の主な特色は慣例の差動機が本
発明装置に関連して使用されている第1実施例と同じで
ある。第1実施例と同様な手法で、第3実施例は1組の
可動ピストン24、25をもち、前記可動ピストンはシャフ
ト1、2の回りに配置されたピストンチャンバ18、19の
内部に配置される。原則的に、第3実施例の流体システ
ムは第1実施例に関して上述したのと同じものとなすこ
とができる。従って、流体は圧力源から入口60と弁61を
経てピストンチャンバ18、19に供給することができる。
前記ピストンチャンバの各々は追加の逆止弁を備えて、
流体を圧力源から内方のみに流すことができようにす
る。同様に、各ピストンチャンバは円形孔42に行く出口
をもち、前記出口の各々は弁をもち、前記弁は流体をピ
ストンチャンバから外方へ流すが、前記チャンバ内への
流体の流入を阻止する。
に示される。この実施例の主な特色は慣例の差動機が本
発明装置に関連して使用されている第1実施例と同じで
ある。第1実施例と同様な手法で、第3実施例は1組の
可動ピストン24、25をもち、前記可動ピストンはシャフ
ト1、2の回りに配置されたピストンチャンバ18、19の
内部に配置される。原則的に、第3実施例の流体システ
ムは第1実施例に関して上述したのと同じものとなすこ
とができる。従って、流体は圧力源から入口60と弁61を
経てピストンチャンバ18、19に供給することができる。
前記ピストンチャンバの各々は追加の逆止弁を備えて、
流体を圧力源から内方のみに流すことができようにす
る。同様に、各ピストンチャンバは円形孔42に行く出口
をもち、前記出口の各々は弁をもち、前記弁は流体をピ
ストンチャンバから外方へ流すが、前記チャンバ内への
流体の流入を阻止する。
第1と第3の実施例の相違点は、傾斜面65をもつ回転
可能のユニット64が別個の部品として形成されていて、
差動機クラウン歯車には取付けられていないということ
である。ユニット64とシャフト1間のスプライン連結は
これらの素子を一緒に回転させることができる一方で、
これら2つの素子間に相対的な横向き移動を可能ならし
める。制動素子15の第1の組は回転ユニット64に連結さ
れるが、制動素子14のもう1つの組は差動機ケーシング
4に固定される。この構成では、本発明の装置全体は差
動機ケーシングの一側に取付けられる。それ故、ピスト
ン、ピストンチャンバ、及び傾斜面と制動素子をもつ回
転ユニットはすべて差動機の同じ側に取付けられ、それ
によって中央ユニットの横向き移動は必要とされない。
その結果、横向き移動は制動素子を含む回転可能のユニ
ットによってなされるに過ぎない。
可能のユニット64が別個の部品として形成されていて、
差動機クラウン歯車には取付けられていないということ
である。ユニット64とシャフト1間のスプライン連結は
これらの素子を一緒に回転させることができる一方で、
これら2つの素子間に相対的な横向き移動を可能ならし
める。制動素子15の第1の組は回転ユニット64に連結さ
れるが、制動素子14のもう1つの組は差動機ケーシング
4に固定される。この構成では、本発明の装置全体は差
動機ケーシングの一側に取付けられる。それ故、ピスト
ン、ピストンチャンバ、及び傾斜面と制動素子をもつ回
転ユニットはすべて差動機の同じ側に取付けられ、それ
によって中央ユニットの横向き移動は必要とされない。
その結果、横向き移動は制動素子を含む回転可能のユニ
ットによってなされるに過ぎない。
本発明装置の主な機能は両方の場合とも同じである。
則ち、回転可能のユニットと差動機ケーシング間の回転
速度の或る一定の変動が、ピストンがピストンチャンバ
内に押し込まれる前に或る一定の速度までは許される。
この速度に達したとき、回転ユニット64の横向きの移動
がおこり、それによって制動素子が掛合させられ、それ
故2つのシャフト1、2間の回転速度の差が減少させら
れる。
則ち、回転可能のユニットと差動機ケーシング間の回転
速度の或る一定の変動が、ピストンがピストンチャンバ
内に押し込まれる前に或る一定の速度までは許される。
この速度に達したとき、回転ユニット64の横向きの移動
がおこり、それによって制動素子が掛合させられ、それ
故2つのシャフト1、2間の回転速度の差が減少させら
れる。
しかし、上記しかつ図示した本願発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。第1図に示す如く、変速
機ピニオン歯車及びそれらのシャフトを動かす代わり
に、傾斜面が差動機ケーシングを取りまきかつ制動素子
の一部分に連結されたスリーブの一部となし得る如き異
なった装置とすることができ、その組立体全体が回転可
能で、横向き移動可能とされる。また、本発明の装置は
回転速度の変動が抵抗されるべきである如き他の用途に
も使用できる。弁を調整するために、個別の流体が個別
の圧力源と共に使用され得るが、システム全体に同じ流
体を使用することによって、可動ユニットへの流体の移
送と過剰流体の除去に良好な解決策が提供される。制動
素子はディスク形か又はシュー形とすることができると
共に、各制動素子の全数は伝達すべき力に依存して変え
ることができる。調整弁は予調整し、適当な圧力に固定
することができるが、これはピニオン抵抗の調整を妨
げ、装置の順応性を低下させることとなる。
例に限定されるものではない。第1図に示す如く、変速
機ピニオン歯車及びそれらのシャフトを動かす代わり
に、傾斜面が差動機ケーシングを取りまきかつ制動素子
の一部分に連結されたスリーブの一部となし得る如き異
なった装置とすることができ、その組立体全体が回転可
能で、横向き移動可能とされる。また、本発明の装置は
回転速度の変動が抵抗されるべきである如き他の用途に
も使用できる。弁を調整するために、個別の流体が個別
の圧力源と共に使用され得るが、システム全体に同じ流
体を使用することによって、可動ユニットへの流体の移
送と過剰流体の除去に良好な解決策が提供される。制動
素子はディスク形か又はシュー形とすることができると
共に、各制動素子の全数は伝達すべき力に依存して変え
ることができる。調整弁は予調整し、適当な圧力に固定
することができるが、これはピニオン抵抗の調整を妨
げ、装置の順応性を低下させることとなる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の装置の組み付けられた差動装置を示す
部分切欠断面図である。
部分切欠断面図である。
第2図は第1図のII−II線に沿う断面図である。
第3図は本発明の装置の第2の実施例を示す断面図であ
る。
る。
第4図は本発明の装置の第3の実施例を示す断面図であ
る。
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−38226(JP,A) 特開 昭61−175338(JP,A) 実開 昭54−84737(JP,U) 実開 昭62−102052(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 48/30 F16D 25/063 B60K 17/34 B60K 23/08
Claims (11)
- 【請求項1】相対回転運動に抵抗する装置において、 空洞部を画成する回転自在のハウジングを備え、 前記ハウジングの回転軸線に対して前記ハウジング内に
軸線方向に配置されかつ前記空洞部に開口する複数のチ
ャンバを備え、 前記チャンバ内に往復動可能に取付けられかつ前記空洞
部内に突入する複数のピストンを備え、 流体を流体源から前記チャンバに供給するために前記チ
ャンバの各々に関連する入口手段を備え、それによって
前記チャンバの各々内に流体圧力を設定させるよう構成
し、 前記流体を前記チャンバから放出するために前記チャン
バの各々に関連する出口手段を備え、 前記ハウジングの回転軸線に沿って前記ハウジング中に
回転自在に配置された第1と第2のシャフトを備え、 前記第1シャフトと一緒に回転するよう作動連結する第
1制動手段を備え、 前記第2シャフトと一緒に回転するよう作動連結された
第2制動手段を備え、 前記第1シャフトにこれと一緒に回転するよう作動連結
され、かつ前記ハウジングの回転軸線に対して直角方向
から傾斜した面をもちかつ前記複数のピストンと掛合す
るよう配置された回転素子手段を備え、前記回転素子手
段は前記ハウジングの回転軸線に対して軸線方向変位を
なすよう配置され、それによって前記複数のピストンに
対する前記傾斜した面の回転変位が前記チャンバの少な
くとも1つ内の前記流体圧力を増大させ、その結果前記
回転素子手段を軸線方向に変位させ、それによって前記
第1と第2の制動手段間に制動掛合を生ぜしめ、更に、 前記出口手段を通る前記流体の流量を、従って前記回転
素子手段の前記軸線方向変位と前記第1と第2の制動手
段間の前記制動掛合を制御するために前記出口手段と流
体連通関係に配置された流れ制御手段を備えたこと、 を特徴とする装置。 - 【請求項2】前記第1制動手段は前記ハウジングにそれ
と一緒に回転するよう固定連結されていることを特徴と
する請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】前記第1制動手段は前記回転素子手段にそ
れと一緒に回転するよう固定連結されていることを特徴
とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項4】前記流れ制御手段は前記出口手段を通る前
記流体の流量を選択的に制御するための調節可能の弁を
備えたことを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】前記流体を前記チャンバ内に流入させるた
め、及び前記流体が前記入口手段を通して前記チャンバ
から流出しないようになすために前記入口手段の各々と
関連する入口弁手段を更に備えたことを特徴とする請求
項1に記載の装置。 - 【請求項6】前記流体を前記チャンバから流出させるた
め、及び前記流体が前記出口弁手段を通して前記チャン
バ内に流入しないようになすために前記出口手段の各々
と関連する出口弁手段を更に備えたことを特徴とする請
求項1に記載の装置。 - 【請求項7】相対回転運動に抵抗する装置において、 空洞部を画成する回転自在のハウジングを備え、 前記ハウジングの回転軸線に対して前記ハウジング内に
軸線方向に配置されかつ前記空洞部に開口する複数のチ
ャンバを備え、 前記チャンバ内に往復動可能に取付けられかつ前記空洞
部内に突入する複数のピストンを備え、 流体を流体源から前記チャンバに供給するために前記チ
ャンバの各々に関連する入口手段を備え、それによって
前記チャンバの各々内に流体圧力を設定させるよう構成
し、 前記流体を前記チャンバから放出するために前記チャン
バの各々に関連する出口手段を備え、 前記ハウジングの回転軸線に沿って前記ハウジング中に
回転自在に配置された第1と第2のシャフトを備え、 前記第1シャフトと一緒に回転するよう作動連結する第
1制動手段を備え、 前記第2シャフトと一緒に回転するよう作動連結された
第2制動手段を備え、 前記第1シャフトにこれと一緒に回転するよう作動連結
され、かつ前記ハウジングの回転軸線に対して直角方向
から傾斜した面をもちかつ前記複数のピストンと掛合す
るよう配置された回転素子手段を備え、前記回転素子手
段は前記ハウジングの回転軸線に対して軸線方向変位を
なすよう配置され、それによって前記複数のピストンに
対する前記傾斜した面の回転変位が前記チャンバの少な
くとも1つ内の前記流体圧力を増大せしめ、その結果前
記回転素子手段を軸線方向に変位させ、それによって前
記第1と第2の制動手段間に制動掛合を生ぜしめ、更
に、 前記出口手段を通る前記流体の流量を、従って前記回転
素子手段の前記軸線方向変位と前記第1と第2の制動手
段間の前記制動掛合を選択的に制御するための調節自在
の流れ制御手段を備え、前記流れ制御手段の調節は前記
増大した流体圧力とは独立して決定されること、 を特徴とする装置。 - 【請求項8】前記第1制動手段は前記ハウジングにそれ
と一緒に回転するよう固定連結されていることを特徴と
する請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】前記第1制動手段は前記回転素子手段にそ
れと一緒に回転するよう固定連結されていることを特徴
とする請求項7に記載の装置。 - 【請求項10】前記流体を前記チャンバ内に流入させる
ため、及び前記流体が前記入口手段を通して前記チャン
バから流出しないようになすために前記入口手段の各々
と関連する入口弁手段を更に備えたことを特徴とする請
求項7に記載の装置。 - 【請求項11】前記流体を前記チャンバから流出させる
ため、及び前記流体が前記出口弁手段を通して前記チャ
ンバ内に流入しないようになすために前記出口手段の各
々と関連する出口弁手段を更に備えたことを特徴とする
請求項7に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE8702625-8 | 1987-06-24 | ||
SE8702625A SE460551B (sv) | 1987-06-25 | 1987-06-25 | Anordning foer att motverka relativ rotationsroerelse mellan tvaa roterbara axlar |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02504059A JPH02504059A (ja) | 1990-11-22 |
JP2837169B2 true JP2837169B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=20368970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63505746A Expired - Fee Related JP2837169B2 (ja) | 1987-06-24 | 1988-06-27 | 2本の回転自在シャフト間の相対回転運動抵抗装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5087228A (ja) |
EP (1) | EP0368893B1 (ja) |
JP (1) | JP2837169B2 (ja) |
SE (1) | SE460551B (ja) |
WO (1) | WO1988010378A1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1247230B (it) * | 1991-01-21 | 1994-12-12 | Carraro Spa | Meccanismo ad azionamento idraulico per il comando di un innesto per organi rotanti,in particolare per l`innesto del bloccaggio di un differenziale. |
SE470287B (sv) * | 1992-05-19 | 1994-01-10 | Ipumatic Ab | Anordning för momentöverföring mellan två roterbara axlar |
US5320586A (en) * | 1992-12-31 | 1994-06-14 | Dana Corporation | Locking limited slip planetary transfer case |
US5536215A (en) * | 1993-02-10 | 1996-07-16 | Asha Corporation | Hydraulic coupling for vehicle drivetrain |
US5595214A (en) | 1993-02-10 | 1997-01-21 | Asha Corporation | Hydraulic coupling for vehicle drivetrain |
SE501036C2 (sv) * | 1993-03-15 | 1994-10-24 | Ipumatic Ab | Anordning för momentöverföring mellan två roterbara axlar |
SE504642C2 (sv) * | 1995-07-14 | 1997-03-24 | Ipumatic Ab | Anordning för att överföra moment mellan två roterbara axlar |
DE19709523C1 (de) * | 1997-03-10 | 1998-04-09 | Gkn Viscodrive Gmbh | Differentialgetriebe |
US5951426A (en) * | 1998-02-25 | 1999-09-14 | Auburn Gear, Inc. | Hydraulically triggered limited slip differential |
US5989147A (en) * | 1998-02-25 | 1999-11-23 | Auburn Gear, Inc. | Electronically controllable limited slip differential |
US6001040A (en) * | 1998-02-25 | 1999-12-14 | Auburn Gear, Inc. | Hydraulically operated limited slip differential |
US6120408A (en) | 1999-03-08 | 2000-09-19 | Mclaren Automotive Group, Inc. | Limited slip differential with temperature compensating valve |
US6464056B1 (en) | 1999-08-06 | 2002-10-15 | Mclaren Automotive Group, Inc. | Electronically controlled hydraulic coupling |
US6283885B1 (en) | 2000-01-11 | 2001-09-04 | Earl James Irwin | Pressure relief check valve arrangement for differential assembly |
EP1314910A1 (de) | 2001-11-21 | 2003-05-28 | Honeywell International, Inc. | Einrichtung zur Erzeugung einer Drehbewegung |
US6945899B2 (en) * | 2002-03-08 | 2005-09-20 | Gkn Driveline North America, Inc. | Axle module with axle shaft electronic management |
DE10348547B3 (de) * | 2003-10-20 | 2005-08-11 | Gkn Driveline International Gmbh | Differentialkorb mit erhöhter Festigkeit |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB405429A (en) * | 1932-11-15 | 1934-02-08 | Percy Riley | Fluid-actuated clutches |
US2025472A (en) * | 1934-10-05 | 1935-12-24 | Jr Manuel F Perry | Automatic hydraulic clutchtransmission |
US3488980A (en) * | 1968-05-29 | 1970-01-13 | Deere & Co | Torque limiting clutch |
SE344034B (ja) * | 1969-12-19 | 1972-03-27 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | |
JPS5634193Y2 (ja) * | 1974-10-10 | 1981-08-13 | ||
US3987689A (en) * | 1974-12-23 | 1976-10-26 | Borg-Warner Corporation | Speed-sensitive differential mechanism |
FR2434969A1 (fr) * | 1978-08-30 | 1980-03-28 | Bardot Michel | Differentiel a glissement auto-controle |
US4456110A (en) * | 1980-10-11 | 1984-06-26 | Horton Industries, Inc. | Self-contained fan clutch |
US4445400A (en) * | 1981-09-28 | 1984-05-01 | Rockwell International Corporation | Differential speed limiting device |
WO1993013335A1 (en) * | 1982-08-13 | 1993-07-08 | Chambers Robert O | Torque proportioning differential |
DE3636175A1 (de) * | 1986-10-24 | 1988-04-28 | Bayerische Motoren Werke Ag | Sperrbares ausgleichsgetriebe |
US4732052A (en) * | 1987-03-09 | 1988-03-22 | Clark Equipment Company | Limited slip differential |
-
1987
- 1987-06-25 SE SE8702625A patent/SE460551B/sv not_active IP Right Cessation
-
1988
- 1988-06-27 WO PCT/SE1988/000355 patent/WO1988010378A1/en active IP Right Grant
- 1988-06-27 JP JP63505746A patent/JP2837169B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1988-06-27 EP EP88906195A patent/EP0368893B1/en not_active Expired
- 1988-06-27 US US07/438,431 patent/US5087228A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SE8702625D0 (sv) | 1987-06-25 |
EP0368893B1 (en) | 1992-06-24 |
JPH02504059A (ja) | 1990-11-22 |
WO1988010378A1 (en) | 1988-12-29 |
SE8702625L (sv) | 1988-12-25 |
SE460551B (sv) | 1989-10-23 |
EP0368893A1 (en) | 1990-05-23 |
US5087228A (en) | 1992-02-11 |
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---|---|---|---|
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