JP2836236B2 - シングルレバー式湯水混合栓 - Google Patents

シングルレバー式湯水混合栓

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JP2836236B2 JP28637990A JP28637990A JP2836236B2 JP 2836236 B2 JP2836236 B2 JP 2836236B2 JP 28637990 A JP28637990 A JP 28637990A JP 28637990 A JP28637990 A JP 28637990A JP 2836236 B2 JP2836236 B2 JP 2836236B2
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修 筒井
久人 原賀
欽也 有田
順治 田中
好信 内村
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスピンドルが進退摺動又は回動摺動して流量
調整、温度調整を行なうシングルレバー式湯水混合栓に
関するものである。
(従来技術) 従来、此種の湯水混合栓として実開昭58−11178号公
報のものが知られている。
この先行技術は第6図に示すように、スピンドル4
を、進退摺動可能且回動摺動可能に挿設するシリンダ壁
12に、湯室1、水室2に連通する連絡湯孔3a、連絡水孔
3bと、流出路18に連通する湯流出孔3c、水流出孔3dとを
夫々相対向して開設し、シリンダ壁12内周面と密接する
止水弁10を残してスピンドル4に削設した削設部13に仕
切壁14を突設させ、その仕切壁14を筒体15で被覆してそ
の筒体15と仕切壁14とで囲まれた部分に、前記連絡湯孔
3a、湯流出孔3cとを連通する湯側流路16及び前記連絡水
孔3b、水流出孔3dとを連通する水側流路17を夫々形成
し、スピンドル4を直線方向に進退させることで先端の
止水弁10による連絡湯孔3a、連絡水孔3bの開閉及び通水
面積の増減を行ない、スピンドル4の回動で、連絡湯孔
3a、連絡水孔3bの前記湯側流路16始端、水側流路17始端
との合孔面積及び湯流出孔3c、水流出孔3dの前記湯側流
路16後端、水側流路17後端との合孔面積を夫々反比例的
に変化させて温度調整する構成である。
(発明が解決しようとする課題) 先行技術の場合、シリンダ壁12に開設した連絡湯孔3
a、連絡水孔3bを、シリンダ壁12内周面を摺動する止水
弁10で閉口して止水する構造になっている。
しかし、度重なるスピンドル4の摺動によってパッキ
ン18が摩耗し、止水機能が早急に低下してしまう。
本発明は従来事情に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、摺動しない流量調整兼用止水弁で止水する
ことで、パッキン部に摩耗が生じないようにして、水漏
れのない安定した止水状態を持続することができるシン
グルレバー式湯水混合栓を提供することにある。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為に講じた技術的手段は、スピン
ドルを進退摺動可能且つ回動摺動可能に収容する筒状壁
開放端に弁シートを形成し、回動摺動時に湯室、水室と
の連絡湯孔、連絡水孔に対して合孔面積を反比例的に変
化するスピンドルのその通湯孔、通水孔を、弁シートに
連通させ、弁シートに着座する流量調整兼用止水弁を、
弁シートに連通する下流室に配置し且つスピンドルと一
体化したことを要旨とする。更に、スピンドルが、弁シ
ート側を開放する筒状に形成され且つ弁シートの弁孔面
積と同等面積の受圧面をその弁シートと対向して有して
いれば、より有効である。
(作 用) (1)請求項1. スピンドルの回動摺動で、湯室と水室に開設してある
連絡湯孔、連絡水孔に対するスピンドルの通湯孔、通水
孔の合孔面積を反比例的に変化させて温度調整し、スピ
ンドルの進退摺動によって弁シートに対向面が、離間又
は着座する流量調整兼用止水弁で、流量調整又は止水す
る。
(2)請求項2. 流量調整兼用止水弁と、スピンドルとにかかる水圧を
相殺する。
(発明の効果) 本発明は以上のように、構成したので、下記の利点が
ある。
請求項1について 流量調整兼用止水弁を、スピンドルが摺動する筒状壁
開放端の弁シートに連通する下流室に配置し、スピンド
ルの後退で弁シートにその対向面が着座する構造にして
いる為その止水弁のパッキン部に摺動による摩耗が生じ
ることがなく、パッキン部に長期の使用によって多少の
へたりが生じても、そのパッキン部を止水弁と弁シート
とで挾持された状態から更に強制的に押し付けることが
できるので、漏水することはない。従って、長期に亘っ
て水漏れのない安定した止水状態を約束できる。
請求項2について 摺動しない流量調整兼用止水弁で止水する構造であり
ながら、その止水弁とスピンドルとにかかる水圧とが相
殺される構成にして、流量調整兼用止水弁が水圧の影響
を受けないようにしている為、レバーの操作力を有効に
閉弁力として繁栄でき確実な止水が行える。
(実施例) 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図中Aはシングルレバー式湯水混合栓であり、この混
合栓Aは給湯源に連絡する給湯管5、給水源に連絡する
給水管6に各々連通する湯室1、水室2を、筒状壁3を
介して連設すると共に、その筒状壁3の下端には吐出管
8に連通する下流室7を連設してなり、前記下流室7上
端には、弁シート9を垂下している。
筒状壁3は湯室1、水室2と相対向する部分に連絡湯
孔3a、連絡水孔3bを夫々開設している。
スピンドル4は上記弁シート9側の端部を開放した筒
状に形成され、上記筒状壁3内に進退摺動可能及び回動
摺動可能に挿設してなり、周面にはその摺動時の水密性
を保つ環状パッキン4c及びパッキン4gが夫々設けられて
いる。
また、このスピンドル4は、回動摺動時に、連絡湯孔
3a、連絡水孔3bに対して合孔面積を反比例的に変化する
位置に通湯孔4a、通水孔4bを開設すると共に、前記下流
室7に配置する流量調整兼用止水弁10を下端に一体的に
備えている。
上記環状パッキン4cは吐水時に漏水を防ぐ為に設けら
れており、更にパッキン4gはスピンドル4の通湯孔4a、
通水孔4bの孔縁回りにリング状に固着してなり、スピン
ドル4の通湯孔4a又は通水孔4bが、筒状壁3の連結湯孔
3a又は連結水孔3bに完全に一致して湯又は水のみを吐水
する際にその湯と水とが混じり合わないようにする為に
設けてあり、全開及び全閉時に上記湯又は水がスピンド
ル4の摺動部分に回り込まないようにその径を設定して
いる。
また、前記スピンドル4には弁シート9と略同径状の
受圧面4dを形成し、この受圧面4dによって、流量調整兼
用止水弁10にかかる湯室1、水室2内の水圧を相殺して
スピンドル4の上下摺動をよりスムーズに行なえるよう
にしている。
流量調整兼用止水弁10は、前記スピンドル4の内部に
形成しあいだを通水路4e′とする交差壁4e中央から一体
に連結軸4fを垂設し、その連結軸4f下端部位に取付けて
ある。
また、流量調整兼用止水弁10は、弁シート9との対向
面、即ち上面に環状のパッキン部10aを有してなり、ス
ピンドル4の進行、後退でパッキン部10aが弁シート9
に離間、着座して流量調整又は止水するようになってい
る。
尚、上記止水弁は、スピンドル4に対して回動自在に
取付けられており、パッキン部10aが弁シート9に着座
している際にスピンドル4と共回りしないようにしてパ
ッキン部10aの摩耗を防いでいる。
而して、本実施例ではスピンドル4上端に連結したレ
バーハンドル11を回動操作してスピンドル4を回動摺動
すると、連絡湯孔3a、連絡水孔3bに対する通湯孔4a、通
水孔4bの合孔面積が反比例的に変化して温度調整し、レ
バーハンドル11の上下の傾動操作でスピンドル4が進退
することで、弁シート9の通水面積が変化して流量調整
し且つ流量調整兼用止水弁10の、その弁シート9との対
向面のパッキン部10aが弁シート9に密接して止水す
る。
また、レバーハンドル11を傾動させてスピンドル4を
後退させる止水時には流量調整兼用止水弁10と、スピン
ドル4とにかかる水圧が相殺される為、スピンドル4自
体の重量及び摺動時の摩擦力に抗する程度の軽い力でス
ピンドル4を後退させれば良く、操作簡単でその止水も
確実である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明シングルレバー式湯水混合栓の実施例を示
し、第1図は正面図で一部切欠して示す、第2図は横断
平面図、第3図は正面図で一部切欠し、湯のみを供給し
ている場合を示す。第4図は第3図の横断平面図、第5
図は止水状態を示す正面図で一部切欠する、第6図は斜
視図で一部切欠して示す、第7図は従来例の縦断面図で
ある。 尚図中、 A:シングルレバー式湯水混合栓 1:湯室、2:水室 3a:連絡湯孔、3b:連絡水孔 4:スピンドル、9:弁シート 4a:通湯孔、4b:通水孔 10:流量調整兼用止水弁 7:下流室、4d:受圧面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 順治 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 内村 好信 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 実開 平55−144269(JP,U) 実開 昭58−11178(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 11/085 F16K 11/078

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯室と水室との連絡湯孔、連絡水孔を有す
    る筒状壁内にスピンドルを進退摺動可能且つ回動摺動可
    能に設け、そのスピンドルの操作で流量調整、温度調整
    を行なうシングルレバー式湯水混合栓であって、前記筒
    状壁開放端に弁シートを形成し、回動摺動時に前記連絡
    湯孔、連絡水孔に対して合孔面積を反比例的に変化する
    スピンドルのその通湯孔、通水孔を、弁シートに連通さ
    せ、弁シートに着座する流量調整兼用止水弁を、弁シー
    トに連通する下流室に配置し且つスピンドルと一体化し
    たことを特徴とするシングルレバー式湯水混合栓。
  2. 【請求項2】上記スピンドルが、弁シート側を開放する
    筒状に形成され且つ弁シートの弁孔面積と同等面積の受
    圧面をその弁シートと対向して有していることを特徴と
    する請求項1記載のシングルレバー式湯水混合栓。
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JP2012001274A (ja) * 2010-05-17 2012-01-05 Shizuo Oguchi ウオーターサーバー用湯冷混合栓
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