JP2835161B2 - 高速増殖炉 - Google Patents

高速増殖炉

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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば液体金属ナトリウム(以下ナトリウ
ムと称す)を冷却材として使用する高速増殖炉に関す
る。
(従来の技術) 第3図は、従来の高速増殖炉の一例を示すもので、ガ
ードベッセル1に囲まれた原子炉容器2内には、炉心3
が格納されており、この炉心3の上部には、炉心上部機
構4および回転プラグ5が配設されている。
炉心上部機構4内には、炉心3を制御するための制御
棒6および炉心3の温度を測定するための集合体出口温
度計7がそれぞれ設けられており、また炉心3は、炉心
支持構造物8によって原子炉容器2に支持されている。
冷却材であるナトリウムは、炉心3を流出して中間熱
交換器一次入口9に流入し、中間熱交換器一次出口10か
ら流出するようになっており、中間熱交換器では、二次
ナトリウムが二次入口11から流入し下降管12を下降し、
下降管窓13から流出して二次出口14から排出するように
なっている。そしてこの間に、一次ナトリウムと二次ナ
トリウムとが熱交換を行なうようになっている。
中間熱交換器一次出口10から流出したナトリウムは、
ポンプ15で吸込まれて炉内配管16を通り、さらに高圧プ
レナム17に流入して炉心3に戻るようになっている。
なお、従来の高速増殖炉では、炉心3を構成する燃料
を、1年に1回交換する必要があるため、燃料交換用の
キャスク18が設置されている。
第4図は、第3図に示す高速増殖炉をさらに単純化し
た従来の高速増殖炉を示すもので、ガードベッセル21で
囲まれた原子炉容器22の上端部には、原子炉容器上部構
造23が配設されており、この原子炉容器上部構造23から
は、原子炉容器22の中央部に配される吊り胴24が吊下げ
られ、この吊り胴24の外周部には、アニュラス部25が形
成されている。
吊り胴24の内部には、第4図に示すように、下端側か
ら、電磁ポンプ26、流量混合装置27、炉心28、および中
間熱交換器29がそれぞれ組付けられており、一次ナトリ
ウムは、炉心28から流出して中間熱交換器一次入口30か
ら中間熱交換器29内に流入し、中間熱交換器一次出口31
から流出するようになっている。そして、流出した一次
ナトリウムはアニュラス部25を下降し、電磁ポンプ26か
ら流量混合装置27を通って炉心28に流入するようになっ
ている。
中間熱交換器29の上部には、二次入口32に接続される
入口プレナム33および二次出口34に接続される出口プレ
ナル35がそれぞれ設けられており、これら両プレナム3
3、35は、U字状をなす伝熱管36で接続されている。そ
して、二次入口32から入口プレナム33に流入した二次ナ
トリウムは、伝熱管36を通って出口プレナム35に到る間
に一次ナトリウムと熱交換し、二次出口34から送出され
るようになっている。
一方、原子炉容器22の外周部には、反射体37および反
射体37を昇降駆動する駆動機構38が設置されており、反
射体37は、運転開始時には炉心28の下端に対向していて
炉心28下端の炉心燃料を燃焼させ、その後徐々に上昇し
て順次上方の炉心燃料を燃焼させるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 第4図に示す従来の高速増殖炉は、第3図に示す従来
の高速増殖炉に比較して構造が単純であるが、反射体37
が原子炉容器22の外部に設置されているため、原子炉容
器22の照射量が多くなり、運転方法、原子炉容器22の材
料選定の上で、選択の幅が狭いという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたもので、
原子炉容器の照射量を低減し、原子炉容器の信頼性を向
上させることができる高速増殖炉を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成する手段として、原子炉容
器と、この原子炉容器の上端部に設置された原子炉容器
上部構造と、この原子炉容器上部構造から原子炉容器の
中心部に吊下げられて外周部にアニュラス部を構成する
吊り胴と、この吊り胴に取付けられた炉心と、吊り胴に
取付けられて炉心の上方に位置する中間熱交換器と、原
子炉容器の内側に配置された反射体と、この反射体を昇
降駆動して炉心を制御する駆動機構とをそれぞれ設ける
ようにしたことを特徴とする。
(作 用) 本発明に係る高速増殖炉においては、反射体が原子炉
容器の内側に配置され、原子炉容器内で昇降駆動され
る。このため、従来の高速増殖炉に比較して原子炉容器
の中性子照射量を大幅に低減でき、原子炉容器の信頼性
を向上させることが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を第1図を参照して説明す
る。
第1図は本発明に係る高速増殖炉の一例を示すもの
で、図中、符号21はガードベッセルであり、このガード
ベッセル21で囲まれた原子炉容器22の上端部には、原子
炉容器上部構造23が配設され、この原子炉容器上部構造
23からは、原子炉容器22の中央部に配される吊り胴24が
吊下げられている。そして、この吊り胴24の外周部に
は、アニュラス部25が形成されるようになっている。
吊り胴24の内部には、下端側から、電磁ポンプ26、流
量混合装置27、炉心28、および中間熱交換器29がそれぞ
れ組付けられており、一次ナトリウムは、炉心28から流
出して中間熱交換器一次入口30から中間熱交換器29内に
流入し、中間熱交換器一次出口31から流出するようにな
っている。そして、流出した一次ナトリウムはアニュラ
ス部25を下降し、電磁ポンプ26から流量混合装置27を通
って炉心28に流入するようになっている。
中間熱交換器29の上部には、二次入口32に接続される
入口プレナム33および二次出口34に接続される出口プレ
ナム35がそれぞれ設けられており、これら両プレナム3
3、35は、U字状をなす伝熱管36に相互に接続されてい
る。そして、二次入口32から入口プレナム33に流入した
二次ナトリウムは、伝熱管36を通って出口プレナム35に
到る間に一次ナトリウムと熱交換を行ない、二次出口34
から送出されるようになっている。
一方、原子炉容器22の内周側には、反射体47が配置さ
れており、この反射体47は、下端部に反射体落下抑制機
構49を有する駆動機構48を介し、原子炉容器上部構造23
上の駆動モータ50により昇降駆動されるようになってい
る。そして、反射体47は、運転開始時には炉心28の下端
に対向していて炉心28下端の炉心燃料を燃焼させ、その
後徐々に上昇して順次上方の炉心燃料を燃焼させるよう
になっている。
次に、本実施例の作用について説明する。
一次ナトリウムは、炉熱交換器一次出口31から流出す
る。そして、流出したナトリウムは、アニュラス部25を
下降し、電磁ポンアンプ26により吸引されて、流量混合
装置27を通り炉心28に流入する。
一方、二次ナトリウムは、二次入口32から入口プレナ
ム33に流入し、伝熱管36を通って出口プレナム35に導か
れ、二次出口34から送出する。そして、その二次ナトリ
ウムは、伝熱管36を通る間に一次ナトリウムと熱交換す
る。
ところで、反射体47は、運転開始時には炉心28の下端
に対向しており、炉心28は、その下端の炉心燃料から燃
焼が行なわれる。その後反射体47は、駆動モータ50の駆
動により駆動機構48にそって徐々に上昇し、上方の炉心
燃料が順次燃焼する。炉心28が最も燃焼が激しいときに
漏洩する中性子は、反射体47により反射され、原子炉容
器22の照射量は緩和される。
このように炉心28の制御を炉心28の外から行なうこと
ができるため、炉心28の上部に中間熱交換器29を配置す
ることができる。このため、原子炉容器22は著しくコン
パクト化され、例えば5万KWeの出力規膜で、原子炉容
器22の直径を2m程度にすることができる。
また、反射体47が原子炉容器22の内側に配されている
ので、原子炉容器22の中性子照射量が低減し、信頼性を
向上することができる。
第2図は、本発明の第2実施例を示すもので、反射体
47が配置される原子炉容器22の内周部の構造を変更した
ものである。
すなわち、原子炉容器22の内周部には、原子炉容器内
筒51が設置されており、この原子炉容器内筒51の内周側
にはナトリウム52が、また原子炉容器内筒51の外周側に
はカバーガス53が充填されている。そして、反射体47、
駆動機構48および反射体落下抑制機構49は、原子炉容器
内筒51の外周側に配設されている。
なお、その他の点については、前記第1実施例と同一
構成となっており、作用も同一である。
このように構成することにより、反射体47はカバーガ
ス53中を移動し、ナトリウム52中の駆動部がなくなるの
で、駆動部の信頼性をより向上させることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、反射体を原子炉容器の
内側に配置しているので、原子炉容器の中性子照射量を
低減させ、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る高速増殖炉を示す断
面図、第2図は本発明の第2実施例に係る高速増殖炉を
示す断面図、第3図は従来の高速増殖炉の一例を示す断
面図、第4図は第3図の高速増殖炉をより単純化した従
来の高速増殖炉を示す断面図である。 22……原子炉容器、23……原子炉容器上部構造、24……
吊り胴、25……アニュラス部、28……炉心、29……中間
熱交換器、47……反射体、48……駆動機構、50……駆動
モータ、51……原子炉容器内筒。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉容器と、この原子炉容器の上端部に
    設置された原子炉容器上部構造と、この原子炉容器上部
    構造から原子炉容器の中心部に吊下げられて外周部にア
    ニュラス部を構成する吊り胴と、この吊り胴に取付けら
    れた炉心と、前記吊り胴に取付けられて炉心の上方に位
    置する中間熱交換器と、前記原子炉容器の内側に配置さ
    れた反射体と、この反射体を昇降駆動して前記炉心を制
    御する駆動機構とを具備することを特徴とする高速増殖
    炉。
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