JP2834969B2 - カップ式自動販売機の氷供給装置 - Google Patents

カップ式自動販売機の氷供給装置

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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイスコーヒー等のカ
ップ飲料に砕氷(チップアイス)を供給するいわゆるカ
ップ式の自動販売機の氷供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カップ式の自動販売機の氷供給装
置は、例えば、実願昭62−199855号公報に示さ
れるように、チップアイスを製造するオーガー式製氷機
で構成される。この製氷機は、製氷機本体と貯氷庫とが
一体に構成されており、製造したチップアイスを所定量
貯氷庫内に溜めておき、所定の位置まで移送されてきた
カップに対し、アイスゲートを開放動作させて貯氷庫の
氷排出口を開放し、チップアイスを氷シュータを介して
カップ内に落下させることにより、チップアイスの供給
を行っている。この場合、従来の氷供給装置は、アイス
ゲートを一定時間開放動作させることにより、チップア
イスの供給量を制御するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この製氷機
の貯氷庫内に貯蔵されているチップアイスは、氷塊防止
のために常時攪伴されている。このため、チップアイス
は、製氷初期にあっては角張って流動性の低いものとな
っており、逆に貯氷時間が経過するとともに角が取られ
た流動性の高いものとなる。したがって、商品の販売が
連続しているか否かで、供給するチップアイスの流動性
が変化し、チップアイスの供給量がまちまちになって、
商品の品質も極めて不安定になる。
【0004】このような問題を解消するものとして、氷
シュータなどのチップアイスの供給経路にフォトセンサ
を設け、チップアイスの通過量を検出し、その検出量を
フィードバックしてアイスゲートの開閉を制御する方法
が考えられる。
【0005】しかし、貯氷庫内においては、チップアイ
スの流動性が異なるばかりでなく、製氷直後に比して製
氷後半日または数日間貯氷されたチップアイスでは、チ
ップアイスの表面に多くの水滴が付着するようになる。
また、悪い水質、例えば、不純物が多く溶解している水
の場合にも、多くの水滴が付着するようになる。このよ
うなチップアイスを供給すると、付着していた水滴が、
チップアイスの落下時に、フォトセンサの発光面または
受光面に付着し、この通過量を検出するフォトセンサ
は、その機能が一時的に著しく低下し、チップアイスが
通過していないにも拘らず通過したと誤検出する。この
ため、カップに所定の氷量よりも非常に少ない量のチッ
プアイスしか供給されない状態が想定される。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、必要最低限の氷量の供給を保証することが
できるカップ式自動販売機の氷供給装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明に係るカップ式自動販売機の氷供給装置は、氷を
貯蔵する貯氷部の氷排出口を開閉するアイスゲートと、
氷の供給経路に設けられ氷排出口から落とし込まれる氷
の通過量を検出するセンサと、センサの検出信号に基づ
いてアイスゲートを開放動作させて氷の供給量を制御す
る制御部とを備え、制御部は、アイスゲートの最低開放
時間を保証する制御回路を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るカップ式自動販売機の氷供給装置
によれば、アイスゲートを開放して貯氷部の氷を氷排出
口から落とし込むと、氷の通過量が供給経路に設けられ
たセンサにより検出され、その検出信号に基づいてアイ
スゲートが閉塞されて氷の供給量が制御される。この氷
の落とし込まれる際、制御回路は、センサの検出信号に
基づいてアイスゲートを開閉して必要量の氷をカップに
供給するように制御する。一方、例えば、水滴の付着等
によりセンサが誤検出してアイスゲートを開放する時間
が最低開放時間より短くなった場合には、制御回路は、
少なくとも最低開放時間だけはアイスゲートを開放する
ように制御する。したがって、カップに供給される氷量
の最低量が保証される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るカップ式自動
販売機の氷供給装置について図面を用いて詳細に説明す
る。図1は、自動販売機内の調理部の装置構成を表して
おり、この調理部は、カップ1を供給するカップ供給装
置2と、ヒータを内蔵した湯タンク3と、原料供給装置
としての砂糖キャニスタ4、クリームキャニスタ5およ
びコーヒーキャニスタ6と、ミキシングボール7と、製
氷装置8とで構成されている。
【0010】カップ供給装置2は、カップ1を多数スト
ックしておくものであり、販売動作の開始に伴い、最下
部のカップ1を図1中矢印のように所定のセット位置に
送出する(実際には落とし込む)。
【0011】湯タンク3は、内部に図示しないヒータを
備え、ミキシングボール7に上部から湯を供給するもの
であり、上部には湯弁11が取り付けられ、この湯弁1
1から延びる給湯管12によりミキシングボール7と接
続されている。
【0012】砂糖キャニスタ4、クリームキャニスタ5
およびコーヒーキャニスタ6は、それぞれ、砂糖、クリ
ームおよびインスタントコーヒーをストックしておくも
のであり、その前下端部には、各粉末原料を所定量供給
するための排出バルブを内部に備えた排出口5a,6
a,7aがそれぞれ設けられている。一方、各排出口4
a,5a,6aの下方には粉末シュータ13が配設され
ており、各排出口4a,5a,6aから落とし込まれた
粉末は、このシュータ13によりミキシングボール7に
導かれる。
【0013】ミキシングボール7は、砂糖キャニスタ
4、クリームキャニスタ5およびコーヒーキャニスタ6
の各排出口4a,5a,6aから落とし込まれた粉末
と、給湯管12を介して湯タンク3から落とし込まれた
湯とを、その湯の水勢により混合するもので、その底部
には、セット位置にあるカップ1に混合液(飲料)をそ
そぎ込むための飲料供給管14が接続されている。
【0014】製氷装置8は、いわゆるオーガー式のもの
であり、製氷機9、冷却装置15および給水装置10か
ら構成されている。この製氷装置8は、給水装置10か
ら製氷機9に給水された水を、製氷機9と冷却装置14
の間を冷媒管21を介して循環する冷媒によって冷却す
ることにより製氷を行っている。
【0015】ここで、給水装置10は、図外の水タンク
から給水管22を介して供給された水を貯水するシスタ
ーン23、給水管22を開閉するための給水電磁弁2
4、シスターン23内の水位を検出するフロート25、
フロートの上下によりON/OFFされるマイクロスイ
ッチ26および製氷機9に水を供給する製氷用給水管2
7から構成されている。そして、このシスターン23に
は給水管22より製氷用水が供給されるとともに、フロ
ート25およびマイクロスイッチ26により給水電磁弁
24が制御され、常に一定水位の製氷用水がシスターン
23内に貯溜され、かつ製氷用水が製氷機9に適宜供給
される。
【0016】製氷機9は、製氷用給水管27が接続され
た冷却シリンダー31、冷却シリンダーの上側に設けら
れた貯氷庫(貯氷部)32、および冷却シリンダー31
の脇に設けられたモータ33で構成されている。冷却シ
リンダー31の内部には、同心的に図示しない回転刃
(オーガー)が挿入されており、モータ33によりオー
ガーが回転され、冷却シリンダー31の内面に生成され
た氷層を上方に掻き上げることによって、その氷層を圧
縮してチップアイスが生成される。生成されたチップア
イスは、上端の貯氷庫32内まで押し上げられ、ここで
所定量貯氷される。そして、貯氷庫32内のチップアイ
スは、この貯氷庫32内に設けられた図示しない攪伴機
により攪伴されるようになっている。
【0017】一方、この貯氷庫32の下部側面には、チ
ップアイスを排出するための氷排出口35が設けられて
おり、この氷排出口35を覆うようにカバー34が設け
られている。カバー34内には、アイスゲートが設けら
れ、氷排出口35はアイスゲート36によって開閉され
る。なお、このアイスゲート36の開閉は、マイクロコ
ンピュータによって構成される制御装置(制御部)40
によって制御される。また、そのカバー34の下部は絞
り込まれており、この絞り込み部分に連ねて、カップ1
にチップアイスを供給するための、氷シュータ37が接
続されている。更に、その絞り込み部分には、センサ3
8が設置されている。
【0018】センサ38は、図2(a)に示すように発
光部38aおよび受光部38bの対からなる二組の光セ
ンサを相互に逆向きに配設して構成されている。発光部
38aおよび受光部38bは、制御装置にそれぞれ接続
され、氷シュータ37内へ落下するチップアイスが、そ
の各組の発光部38aと受光部38Bの間を横切ること
によって生ずるそれぞれの出力電圧の変化を、チップア
イス通過信号として制御装置40に出力する。
【0019】なお、センサ38のフォトダイオード(発
光部)の発する光は、拡散光となってしまうので、本実
施例のようにフォトセンサを2組用いて逆向きに配置す
ることで、フォトセンサ(受光部)の誤検出を防止する
ことができる。すなわち、図2(b)のように二組のフ
ォトセンサを互いに同じ向きに配置すると、発光部Aと
受光部Bとの光路間をチップアイスが通過したときに、
受光部Bは、発光部Cの発する光を受光してしまい、チ
ップアイスを検出できなくなる。このため、本実施例の
ように、配設することが好ましく、この場合、互いの発
光部38aの発する光は、対応する受光部38b以外の
他の受光部に入力されないので、センサ38の誤検出が
防止され、正確なチップアイスの通過量が検出される。
【0020】以上に説明した制御装置40、貯氷庫3
2、カバー34、氷シュータ37およびセンサ38は、
本発明に係る氷供給装置を構成する。
【0021】次に、この制御装置40の電気回路につい
て図3を参照して説明する。同図に示す符号41は、ア
イスゲート36の開閉を制御する制御部(制御回路)で
あり、その入力部には、基準量排出テストスイッチ42
およびデータ入力部43が接続されており、その出力部
には、氷量計量部44、ORゲート35の一方の入力部
35aおよびアイスゲート36の開閉を駆動するアイス
ゲート開閉駆動部46が接続されている。
【0022】また、氷量計量部の入力部には、センサ3
8が接続されるとともに、その出力部は、ORゲート4
5の他方の入力部45bに接続されている。そして、こ
のORゲート45の出力部45cは、アイスゲート開閉
駆動部46の入力部に接続されている。
【0023】次に、本実施例の自動販売機の制御動作を
説明する。顧客により硬貨あるいは紙幣が投入され、例
えば、アイスコーヒーが選択されたものとすると、その
場合に最適なチップアイスの供給量は、例えば100g
であり、制御部41には供給量100gのデータが記憶
される。次に、自動販売機は販売動作を開始し、前述の
ようにカップ供給装置2からはセット位置にカップ1が
送出される。そして、前記各キャニスタ4,5,6から
は、所定量の砂糖、クリーム、コーヒーの各原料粉末が
排出され、粉末シュータ13よりミキシングボール7内
に供給される。更に、湯タンク3の湯弁11が開き、給
湯管12を介してミキシングボール7に湯が供給され
る。ミキシングボール7ではこれらが攪伴され、それに
よって生成されたコーヒー(飲料)は飲料供給管14に
よりカップ1に供給される。
【0024】一方、制御装置40は、アイスゲート36
の開放動作により氷排出口35を開き、製氷機9の貯氷
庫32からチップアイスの排出を開始するように制御す
る。排出されたチップアイスは、センサ38部分を通過
した後、氷シュータ37内に落下し、その下端開口より
カップ1内に供給されるが、センサ38は前述のように
チップアイスの通過量を検出し、チップアイス通過信号
を出力する。そして、このチップアイス通過信号に基づ
いて、制御装置40は、アイスゲート36を閉塞するタ
イミングを制御する。
【0025】ここで、この制御装置40によるチップア
イスの供給量制御動作について詳述する。最初に、排出
するチップアイスの量を設定するための基準となる氷量
基準データについて説明すると、基準量排出テストスイ
ッチ42をONすると、アイスゲート36が一定時間開
放されて所定量のチップアイスが氷排出口35から排出
される。そして、この排出したチップアイスの氷量を秤
で計量し、その計量値をデータ入力部43を介して制御
部41に入力することにより、アイスゲート36を開放
する単位時間当たりに排出される氷量が氷量基準データ
として制御部41に予め記憶される。
【0026】一方、制御部41は、販売される商品に適
した氷量を氷量データとして記憶しており、商品選択信
号が制御部41に入力されると、その商品に対応した氷
量データを読み出して氷量計量部44に出力するととも
に、その氷量データおよび氷量基準データに基づいて、
その商品に対応したアイスゲート36の開放設定時間を
決定する。具体的には、制御部41は、氷量データを氷
量基準データで除算し、その除算値を開放設定時間とす
る。そして、その際に、制御部41は、必要最低限の氷
量を保証するために、例えば、0.8の係数をその決定
した開放設定時間に乗算し、その乗算値を最低開放時間
とし、その最低開放時間の間だけ、ORゲート45の入
力部45aに最低開放保証信号(ハイ信号)を出力する
とともに、開放設定時間に、例えば、1.2の係数を乗
算して最長開放時間を決定し、その最長開放時間の間だ
け、アイスゲート開閉駆動部46の入力部に最長開放信
号(ハイ信号)を出力する。
【0027】一方、氷量計量部44は、センサ38のア
イスチップ通過信号と、制御部41からの氷量データと
からアイスゲート36を開放する時間を決定する。具体
的には、氷量計量部44は、センサ38から出力される
2つのチップアイス通過信号の論理和の信号を図示しな
い内蔵コンパレータにより波形整形することによりパル
ス信号を生成する。そして、氷量計量部44は、内蔵す
る基準パルス発生器から出力される基準パルスと、生成
したパルス信号とをANDゲートに入力させ、パルス信
号のパルス幅時間内の基準パルスの数をカウンタでカウ
ント(積分)する。そして、氷量計量部44は、排出さ
れた氷量をその積分値により検出し、氷量データにより
設定された氷量(100g)が排出されるまでアイスゲ
ート36を開放するように、その出力部から開放信号
(ハイ信号)をアイスゲート開閉駆動部46に出力す
る。なお、前述した積分値と実際に排出された氷量との
相関関係は、予め実験等により求めておき、氷量計量部
44に記憶されている。
【0028】ORゲート45は、氷量計量部44から出
力される開放信号と、制御部41から出力される最低開
放保証信号との論理和からなるアイスゲート開放信号を
生成し、その信号をアイスゲート開閉駆動部46に出力
する。
【0029】ここで、ORゲート45の入力信号につい
て図4を用いて詳述する。同図に示す上段は、氷量計量
部44が出力する開放信号を示し、下段は、制御部41
が出力する最低開放保証信号を示す。これによると、氷
量計量部44は、約3秒間開放信号を出力し、制御部4
1は、2.4秒間最低開放保証信号を出力している。こ
れは、前述した例における氷量(100g)のチップア
イスが排出されるためのアイスゲート36の設定開放時
間が3秒であり、排出されたチップアイスの単位時間当
たりの放出量が大きかったため、制御装置40のフィー
ドバック制御動作により開放信号が3秒よりも短縮され
たためである。一方、最低開放保証信号は、設定開放時
間(3秒)に0.8を乗算した時間(2.4秒)であっ
て、この時間長は固定時間のため、常に一定の時間長を
有している。そして、この両信号はORゲート45で加
算されてアイスゲート開閉駆動部46にアイスゲート開
放信号として出力される。
【0030】アイスゲート開閉駆動部46は、制御部4
1から出力された最長開放信号と、ORゲート45から
出力されたアイスゲート開放信号との論理積からソレノ
イド駆動信号を生成し、その信号が出力される間だけア
イスゲート36を開放する(アイスゲート36のソレノ
イドを駆動させる)。つまり、アイスゲート開閉駆動部
46はアイスゲートを開放する時間を、最長でも、最長
開放信号により決定される時間に制限する一方、最短で
も、最低開放保証信号および開放信号のいずれか時間的
に長い方の信号により決定される時間だけ保証すること
になる。
【0031】以上のように、本実施例によれば、アイス
ゲート開閉駆動部46は、少なくとも2.4秒間はアイ
スゲート36を開放するように駆動させるため、センサ
38が水滴の付着等で計量中にセンサ機能が低下するな
ど、その機能を正しく維持できない結果、氷量計量部4
4が正規な時間(約3秒)の開放信号を出力しない場合
でも、この最低開放保証信号の出力される時間(2.4
秒)に対応した氷量(約80g)のチップアイスの排出
を保証することができる。一方、センサ38が正常に動
作して正規にチップアイスの通過量を検出する場合に
は、アイスゲート36の開放が開放信号により制御さ
れ、正確な氷量のチップアイスをカップ1に供給するこ
とができる。更に、センサ38が実際に通過したチップ
アイスの氷量よりも少なく検出して必要量よりもチップ
アイスをより多く放出するように制御しようとした場合
でも、アイスゲートの開放される最大限の時間が最長開
放信号により制限され、この結果カップに供給される氷
量の上限(この例では、約120g)が定まることにな
る。このため、供給されるチップアイスの氷量は、上述
した例では、約80gから約120gの範囲内になり、
販売される商品の品質を均一化することができる。
【0032】なお、落下中のチップアイスの通過量を検
出する場合、チップアイスの落下速度の変動が精度を支
配する要因の1つになる。したがって、落下速度の変化
が少ない所にセンサ38を配置するのが好ましい。つま
り、氷排出口35から遠くの場所にセンサ38を配設す
ると、チップアイスは、氷シュータ37に接触して、そ
の速度が不安定になる。このため、本実施例の氷供給装
置は、センサ38を氷排出口35の近くに配設してい
る。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、氷供給装置1は、コーヒーの販売
をする自動販売機に限定されず、本発明の範囲内におい
てその用途を適宜変更することが可能である。
【0034】また、最低開放時間の設定方法は、実施例
に示したような開放設定時間に所定の係数を乗算する方
法に限定されず、所定の固定時間だけ常にアイスゲート
36を開放するような方法であってもよい。
【0035】更に、本実施例においては、フォトセンサ
を使用した氷供給装置について説明したが、センサは、
水滴が付着して性能の劣化を生じるようなもの全てに適
用がある。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の氷供給装置によれ
ば、必要最低限の氷量の供給を保証することができ、商
品の品質の均一化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る氷供給装置を含む調理部の斜視図
である。
【図2】センサの配設図である。
【図3】本発明に係る氷供給装置の制御装置の電気回路
を示す図である。
【図4】最低開放保証信号を説明する図である。
【符号の説明】
1 カップ 8 製氷装置 35 氷排出口 36 アイスゲート 38 センサ 40 制御装置 41 制御部 44 氷量計量部 45 ORゲート 46 アイスゲート開閉駆動部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷を貯蔵する貯氷部の氷排出口を開閉す
    るアイスゲートと、氷の供給経路に設けられ前記氷排出
    口から落とし込まれる氷の通過量を検出するセンサと、
    当該センサの検出信号に基づいて前記アイスゲートを開
    放動作させて前記氷の供給量を制御する制御部とを備
    え、当該制御部は、前記アイスゲートの最低開放時間を
    保証する制御回路を有することを特徴とするカップ式自
    動販売機の氷供給装置。
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