JP2833251B2 - エアフィルタおよびその取り付け方法 - Google Patents

エアフィルタおよびその取り付け方法

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JP2833251B2 JP7158591A JP7158591A JP2833251B2 JP 2833251 B2 JP2833251 B2 JP 2833251B2 JP 7158591 A JP7158591 A JP 7158591A JP 7158591 A JP7158591 A JP 7158591A JP 2833251 B2 JP2833251 B2 JP 2833251B2
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正雄 村田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気清浄機等の機器に
取り付ける薄形で安全な構造のエアフィルタおよびそれ
の取り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に従来のエアフィルタについて説明
する。図7に示すように、空気清浄機23では、送風器
27によりケース24に設けられた吸入口25から取り
込んだ空気中の粉塵をイオナイザ30の鉄等よりなるア
ース電極板31とタングステン線よりなる高圧線32の
間を通すことによって帯電させ、集塵フィルタ28の中
に配置した静電フィルタ材の中でも自体が帯電している
エレクトレット材29を通過させることにより、さえぎ
りやクーロン力によって塵埃を除去し、きれいな空気を
矢印で示す方向の流れで吐出口26より吐出していた。
空気清浄機23は制御部34で制御され、高圧電源33
はアース電極板31と高圧線32間に6KVを印加して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、イオナイザ30と集塵フィルタ28を必
要とするので薄形にするのが難しく、各種の機器への取
り付けが困難でかつ高価になるという問題点イオナイザ
30の高圧線32が吸入口25の近くにあるので人や物
体が触れる危険性があるという問題点を有していた。こ
れら問題点を避けるためにエレクトレット材29のみを
用いた電気式でない集塵フィルタ28を使用する場合
は、帯電粒子が付着すればその部分のエレクトレット材
29の帯電が中和されてしまうのでフィルタとしての寿
命が短くなるという問題点を有していた。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、安全性が高く、安価で、長寿命で、かつ薄形で各
種の機器に取り付け易いエアフィルタおよびその取り付
け方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のエアフィルタは、多数の通気孔を設けた平板
状の高圧電極と、この高圧電極と平行に配設した高圧電
極の通風孔のサイズより小さいサイズの多数の通風孔を
設けた平板状の低圧電極との間に配設した静電フィルタ
材を備えた構成。
【0006】エアフィルタの多数の通風孔を設けた平板
状のケースの内面に高圧電極を備えた構成または、導電
ネットで形成した低圧電極を備えた構成を有している。
【0007】また送風機を備えた機器への取り付けで
は、エアフィルタの高圧電極を送風器の側に配置させる
方法としている。
【0008】
【作用】この構成によって、吸入口から導電性の針金状
のものが入ってきた時に低圧電極に触れる確率を大きく
することとなり、またエアフィルタを取り付けた機器の
外部から高圧電極に直接に触れないこととなる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0010】図1ないし図4に示すように、タングステ
ン,銅,アルミニウム,鉄等からなる線の金網もしくは
ラス板または炭素を含有したポリプロピレン樹脂等から
なる導電ネットで形成される多数の通風孔1を設けた平
板状の高圧電極5がケース3に取り付けられ高圧接点7
に接続されている。そして同種の材料からなり、かつ高
圧電極5の通風孔1より小さいサイズの通風孔2を多数
設けた平板状の低圧電極4がケース3に取り付けられ低
圧接点8に接続されている。6は静電フィルタ材であ
る。高圧電極5の通風孔1のサイズは集塵フィルタの厚
さと同程度の間隔にすれば集塵性能の劣化や寿命の低下
を小さくできる。低圧電極4の側に配置した吸入口から
導電性の針金状のものが入ってきた時に小さいサイズの
通風孔2を設けた低圧電極4に触れる確率を大きくし、
高圧電極5に触れる前に低圧電極4に触れるようにする
ことによって高圧電極5による感電を防止でき安全性を
高めることができる。
【0011】また、イオナイザを用いないので薄形にで
きてプレフィルタ等を取り付けることも容易にできて、
集塵性能の一層の向上と安全性のより向上がはかれると
ともに各種の機器への取り付けが容易にできる。このエ
アフィルタは静電フィルタ材6に外部電界を印加するの
で集塵性能の向上と長寿命化が可能となる。なお、静電
フィルタ材6をプリーツ状に加工したものを用いる場合
には空気の通過面が増加して高集塵性能で、かつ帯電し
た粉塵粒子の電荷を高圧電源により除去できるので長寿
命化が可能となる。
【0012】(実施例2)以下に本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0013】図5に示すように、空気清浄機9は、機器
全体を制御部19により制御され、クロスフローファン
やシロッコファン等の送風機13によりケース10に設
けた吸入口11から吐出口12に矢印で示す方向に通風
される。エアフィルタ14は静電フィルタ材17を高圧
電極15と低圧電極16の間に挟んで高圧電源18と接
続されている。吸入口11の側にアース電位の低圧電極
16が、送風機13の側にDC2.5KVの電位の高圧
電極15が配設されており、送風機13のフレーム部や
ケース10の内側の導電シールド材をアース電位とする
ので高圧電極15がアース電位で取り囲まれた安全性の
高い構造にできる。
【0014】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0015】図6に示すように、導電性材の塗布や蒸着
によって形成した高圧電極21をエアフィルタの多数の
通風孔20を設けた平板状のケース35の内面に貼着
し、高圧接点22を配設した構成にすれば、ケース35
の外部から直接に高圧電極21に接触することがないの
でさらに安全性が高くなる。
【0016】また、炭素を含有したポリプロピレン樹脂
等によりなる安価な導電ネットを用いて低圧電極を形成
すると、任意のサイズの低圧電極を容易に実現できると
ともにケースに接着剤や音波接着で貼着できるので、
構造工数も少なく製造コストも安くなる。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、低圧電極の通風孔を高圧電極の通風孔より
小さくすること、エアフィルタのケースの内面に高圧電
極を配設すること及び低圧電極を安価な材料の導電ネッ
トを用いて形成することにより、安全性が高く、安価
で、長寿命で、かつ薄形で各種の機器に取り付け易い優
れたエアフィルタを実現できるものである。
【0018】また取り付ける機器の送風器の側にエアフ
ィルタの高圧電極が機器の吸込口の側にエアフィルタの
低圧電極が配置されることによって、安全性の高い優れ
たエアフィルタの取り付け方法が実現できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のエアフィルタの要部の
概念を示した断面略図
【図2】同エアフィルタの平面略図
【図3】同エアフィルタの底面略図
【図4】同エアフィルタの側面略図
【図5】本発明の第2の実施例の空気清浄機の要部の概
念を示した略図
【図6】本発明の第3の実施例のエアフィルタの高圧電
極の正面略図
【図7】従来の空気清浄機の要部の概念を示した断面略
【符号の説明】
4 低圧電極 5 高圧電極 6 静電フィルタ材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の通風孔を設けた平板状の高圧電極
    と、前記高圧電極と平行に配設した前記高圧電極の通風
    孔のサイズより小さいサイズの多数の通風孔を設けた平
    板状の低圧電極と、前記高圧電極と前記低圧電極の間に
    配設した静電フィルタ材を備えたエアフィルタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエアフィルタの高圧電極
    を送風器を備えた機器の前記送風器側に配置させる前記
    エアフィルタの取り付け方法。
  3. 【請求項3】 エアフィルタの多数の通風孔を設けた平
    板状のケースの内面に貼着した高圧電極を備えた請求項
    1記載のエアフィルタ。
  4. 【請求項4】 導電ネットで形成した低圧電極を備えた
    請求項1記載のエアフィルタ。
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