JP2832955B2 - 情報カード - Google Patents

情報カード

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JP2832955B2
JP2832955B2 JP63246203A JP24620388A JP2832955B2 JP 2832955 B2 JP2832955 B2 JP 2832955B2 JP 63246203 A JP63246203 A JP 63246203A JP 24620388 A JP24620388 A JP 24620388A JP 2832955 B2 JP2832955 B2 JP 2832955B2
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【発明の詳細な説明】 A産業上の利用分野 本発明は情報カードに関し、特に電源消費効率を高め
ることができるようしたものである。
B発明の概要 本発明は、情報メモリを有する情報カードにおいて、
情報カードに情報検索信号が到来していないときには情
報メモリのデータ読出動作をさせないようにしたことに
より、この分情報カード電源の電源利用効率を一段と高
めることができる。
C従来の技術 従来情報カードとして、例えば2.45〔GHz〕のマイク
ロ波を搬送波とする情報検索信号を例えば1/2波長ダイ
ポールアンテナで構成されたアンテナに照射すると共
に、当該アンテナの反射率を情報メモリに格納された情
報データに応じて変更制御することにより、当該アンテ
ナの反射波でなる情報読取信号搬送波の位相又は振幅の
変化に基づいて情報データを読み取るようにした構成の
ものが提案されている(特願昭63−6292号)。
この種の情報カード読取装置に適用される情報カード
は、情報メモリに格納されている情報データを維持する
と同時に当該情報データを読み出すために例えばバツテ
リでなる情報カード電源を搭載している。
D発明が解決しようとする問題点 ところがこの種の情報カードにおいて用いることがで
きる情報カード電源としては、情報カードそれ自体の形
状によつて制限を受けるため、大容量のバツテリを適用
することができない問題があるのに対して、情報検索信
号が照射されたときには直ちに情報メモリに格納されて
いる情報データを読み出すことができるようにする必要
があり、従来はかかる要求の下に情報メモリを読出動作
させるための動作クロツク信号を発生するクロツク発振
回路を情報カードに搭載してこれを常時発振動作させて
おく必要があると考えられていた。
従つて情報カードに対して情報検索信号が照射されて
いない状態にあるときでも常にクロツク発振回路による
情報メモリの読出動作を続けさせるようになされている
ために情報カード電源が不必要に消費される問題があつ
た。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、常時は
情報メモリを読出動作させない状態に設定しておき、情
報カードに情報検索信号が照射されたときに直ちに応動
するように構成することにより、情報カード電源の利用
効率を一段と高めることができるようにした情報カード
を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、搬送
波によつて搬送される情報検索信号W1をアンテナ手段11
によつて受信し、アンテナ手段11の反射特性を情報メモ
リ手段13に格納された情報データの読出しに応じて変更
制御し、反射波を変調する反射型の情報カード4におい
て、アンテナ手段11により受信した情報検索信号W1の電
界強度に対応する直流レベルを有する検出信号S3を得、
検出信号S3が所定のスレシヨルドレベルを超えたか又は
超えていないかに応じて第1又は第2の論理レベルを有
する動作指令信号S4を発生する動作指令検出手段17と、
動作指令信号S4が第1の論理レベルになつたときに動作
するクロツク発振手段18、21と、クロツク発振手段18、
21が動作して、クロツク信号S5が与えられることにより
データを読み出す情報メモリ手段13とを具え、動作指令
信号S4が第2の論理レベルにあるときは、情報メモリ手
段13は情報データの読出しを禁止し、情報カードの電源
出力VBを消費しないようにする。
F作用 情報検索信号W1が到来していないときには動作指令信
号S4が発生しない状態になることにより情報メモリ13は
その読出動作を禁止される。
従つて情報メモリ13が読出動作をしない分、電源利用
効率を高めることができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1実施例 第1図において、1は全体として情報カード読取装置
を示し、情報読取装置2から送信アンテナ3を介して2.
45〔GHz〕のマイクロ波を搬送波とする情報検索信号W1
を例えばICカードでなる情報カード4に照射すると共
に、その反射波でなる情報読取信号W2を受信アンテナ5
を介して情報読取装置2に取り込むことができるように
なされている。
情報カード4は1/2波長ダイポールアンテナでなるア
ンテナ11を有し、その給電点P1及びP2間に例えば電界効
果型トランジスタ(FET)でなるインピーダンス可変回
路12が接続されている。
インピーダンス可変回路12の制御入力端には、情報メ
モリ13に格納されている情報データが出力情報データ信
号S1として読み出され、出力情報データ信号S1が論理
「H」又は「L」レベルになつたときインピーダンス可
変回路12はアンテナ11の反射特性を変更することにより
その反射波でなる情報読取信号W2として振幅変調波を
得、これにより受信アンテナ5の情報検索信号W1からの
直接波との合成受信出力に含まれる搬送波成分の位相
を、情報読取信号W2の振幅変化(従つて出力情報データ
信号S1の論理レベルの変化)に応じて変更制御するよう
になされている。
かくして情報読取装置2は、情報読取信号W2の位相変
化に基づいて出力情報データ信号S1のデータを読み取る
ことができる。
アンテナ11の一方の給電点P1はアースされ、他端の給
電点P2に得られる受信信号S2がダイオード14及びコンデ
ンサ15をアースとの間に直列に接続してなる半波整流回
路構成の動作指令受信回路16に接続され、かくしてイン
ピーダンス可変回路12がアンテナ11の反射特性を制御し
ている状態において受信信号S2を動作指令検出回路16に
取り込むことにより、情報検索信号W1の電界強度に対応
する直流レベルを有する検出信号S3をシユミツトトリガ
回路構成の動作指令信号形成回路17に入力し、これによ
り検出信号S3のレベルが所定のスレシヨルドレベル以上
になつたとき、動作指令信号形成回路17から動作指令信
号S4をクロツク発振回路18に送出するようになされてい
る。
クロツク発振回路18は、例えばCR発振器、水晶発振
器、セラミツク発振器等で構成され、その発振出力でな
る動作クロツク信号S5によつて情報メモリ13を動作させ
ることにより、当該情報メモリ13に予め格納されている
情報データを読み出して出力情報データ信号S1として送
出する。
ここで情報カード4は例えばマンガン電池でなる情報
カード電源19を有し、当該電源出力VBを情報メモリ13に
供給することにより情報メモリ13に格納されている情報
データを保持し得るようになされていると共に、電源出
力VBをクロツク発振回路18に供給することにより、動作
指令検出回路16から動作指令信号S4が与えられたときに
限つてクロツク発振回路18を発振動作させることにより
情報メモリ13に対する動作クロツク信号S5を発生する。
第1図の構成において、第2図の時点t1以前の期間で
示すように、情報検索信号W1の電界強度が弱いために、
検出信号S3(第2図(A))が動作指令信号形成回路17
のスレシヨルド電圧VSHより低い状態においては動作指
令信号S4(第2図(B))が論理「L」レベルにあるこ
とにより、クロツク発振回路18は発振動作をしない状態
にある。
従つて動作クロツク信号S5(第2図(C))が情報メ
モリ(13)に供給されないことにより、情報メモリ13の
読出動作を禁止する状態になる。
これに対して時点t1以後の期間において情報検索信号
W1の電界強度が強くなつて、検出信号S3の信号レベルが
動作指令信号形成回路17のスレシヨルドレベルVSHを超
えると(第2図(A)、動作指令信号S4が論理「H」レ
ベルに立ち上がることにより(第2図(B))、クロツ
ク発振回路18が発振動作を開始する。
このときクロツク発振回路18から情報メモリ13に動作
クロツク信号S5(第2図(C))が与えられることによ
り、情報メモリ13が読出動作を開始し、かくして情報メ
モリ13に予め格納されている情報データが出力情報デー
タ信号S1としてインピーダンス可変回路12に送出され
る。
第1図の構成によれば、情報検索信号W1が情報カード
4に照射されるとこれを動作指令検出回路16が自動的に
検出してクロツク発振回路18を発振動作状態に制御する
のに対して、情報検索信号W1が照射されない状態におい
てはクロツク発振回路18を非動作状態のまま維持させ
る。
従つて情報カード4は情報読取装置2が情報データを
読み取る必要があるときに限つて情報カード電源19から
クロツク発振回路18の発振動作及び情報メモリ13の情報
読出動作に必要な電源VBを供給されるのに対して、それ
以外の状態においては情報カード電源19の電源出力を消
費しないようにでき、その分電源の利用効率を高めるこ
とができる。
(G2)第2実施例 第3図は本発明の第2実施例を示し、第1図との対応
部分に同一符号を付して示すように、クロツク発振回路
18の動作クロツク信号S5をアンドゲート回路21を介して
情報メモリ13に供給するようになれていると共に、動作
指令検出回路16の動作指令信号S4をアンドゲート回路21
に開制御信号として与えるようになされている。
第3図の構成において、クロツク発振回路18は常時発
振動作をして動作クロツク信号S5を送出する状態にあ
る。
これに対してアンドゲート回路21は、情報カード4に
情報検索信号W1が照射されない状態にあるとき、動作指
令信号S4が論理「L」レベルにあることにより動作クロ
ツク信号S5を情報メモリ13に供給しない状態になる。従
つてこの状態においては情報メモリ13は情報データの読
出動作をしない状態を維持する。
これに対して情報カード4に情報検索信号W1が照射さ
れると、これを動作指令検出回路16が検出して動作指令
信号S4を論理「H」レベルに立ち上げることによりアン
ドゲート回路21が開動作し、これにより動作クロツク信
号S5を情報メモリ13に供給する状態になる。
このとき情報メモリ13は情報データを読み出す動作を
開始して出力情報データ信号S1によつてインピーダンス
可変回路12を制御する状態になる。
第3図の構成によれば、情報検索信号W1が情報カード
4に照射されない状態にあるときには情報メモリ13の読
出動作をさせないようにしたことにより、この分情報カ
ード電源19の電源出力を不必要に消費させないようにし
得、その結果情報カード電源19の電源利用効率を高める
ことができる。
(G3)他の実施例 (1) 上述においては、情報カードとしてICカードを
用いた実施例を述べたが、情報カードとしては、これに
限らず、例えば貨物用のタグ、入出門用の認識票、電車
の定期券などのカード形状のものや、カード形状以外の
形状のものを用いた場合にも広く適用し得る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、アンテナ手段の受信信
号に基づく検出信号の信号レベルの変化に応動して、情
報カードの情報メモリ手段に格納されている情報データ
を読み出す必要がないとき、当該情報メモリの情報読出
動作をさせないように制御したことにより、この分情報
カードに内蔵されている電源手段の出力の利用効率を一
段と高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による情報カード読取装置の一実施例を
示すブロツク図、第2図はその動作の説明に供する信号
波形図、第3図は本発明の第2実施例を示すブロツク図
である。 1……情報カード読取装置、2……情報読取装置、4…
…情報カード、11……アンテナ、13……情報メモリ、16
……動作指令検出回路、18……クロツク発振回路、19…
…情報カード電源。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送波によつて搬送される情報検索信号を
    アンテナ手段によつて受信し、上記アンテナ手段の反射
    特性を情報メモリ手段に格納された情報データの読出し
    に応じて変更制御し、反射波を変調する反射型の情報カ
    ードにおいて、 上記アンテナ手段により受信した上記情報検索信号の電
    界強度に対応する直流レベルを有する検出信号を得、上
    記検出信号が所定のスレシヨルドレベルを超えたか又は
    超えていないかに応じて第1又は第2の論理レベルを有
    する動作指令信号を発生する動作指令検出手段と、 上記動作指令信号が上記第1の論理レベルになつたとき
    に動作するクロツク発振手段と、 上記クロツク発振手段が動作して、クロツク信号が与え
    られることにより情報データを読み出す情報メモリ手段
    と を具え、上記動作指令信号が上記第2の論理レベルにあ
    るときは、上記情報メモリ手段は上記情報データの読出
    しを禁止し、情報カードの電源出力を消費しないように
    なしていることを特徴とする情報カード。
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