JP2829195B2 - 制御棒駆動機構用解除装置 - Google Patents

制御棒駆動機構用解除装置

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JP2829195B2
JP2829195B2 JP4193905A JP19390592A JP2829195B2 JP 2829195 B2 JP2829195 B2 JP 2829195B2 JP 4193905 A JP4193905 A JP 4193905A JP 19390592 A JP19390592 A JP 19390592A JP 2829195 B2 JP2829195 B2 JP 2829195B2
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JP
Japan
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rod
crd
piston tube
uncouple
release device
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JP4193905A
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慎一 神谷
勝司 吉原
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御棒(以下、CRと記
す)と制御棒駆動機構(以下、CRDと記す)との結合
状態を解除するためのCRD用解除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所の定期検査時にはCRおよ
びCRDの交換、保守点検作業を行うためにCRとCR
Dの結合を解除つまりアンカップリングする必要があ
る。
【0003】従来のCRとCRDの結合状態を図2によ
り説明する。図2において、符号1は原子炉圧力容器を
部分的に示しており、この原子炉圧力容器1の下鏡にC
RDハウジング2が取着され、CRDハウジング2の上
端部にCR案内管3が、下端部にCRD4のピストンチ
ューブ15のフランジ16がボルト17を介して接続されてい
る。CR案内管3内には部分的に下部のみ図示したCR
5が挿入される。
【0004】CR5の下端にはCRソケット6が取付け
られており、このCRソケット6はCRD4のインデッ
クスチューブ7の上端に設けられたスパッド8と嵌合し
カップリングされている。インデックスチューブ7内に
はピストンチューブ9が挿入されており、ピストンチュ
ーブ9の先端にはアンカップルロッド10が接続されてい
る。
【0005】アンカップルロッド10の先端でかつスパッ
ド8内にはロックプラグ11が挿入されている。インデッ
クスチューブ7の下端部にはマグネット12が取付けら
れ、ピストンチューブ9の下端は下部フランジ13を突出
してピストンチューブナット14により締め付けられる。
【0006】ここで、CR5とCRD4はCRソケット
6とスパッド8により嵌合され、ロックプラグ11によっ
て嵌合がロックされてカップリングし、解除されない仕
組みになっている。嵌合のロックを解除する場合にはピ
ストンチューブ9の下端に外部から押上げ力を加えてピ
ストンチューブ9を上昇させ、アンカップルロッド10を
介してロックプラグ11を押上げ嵌合のロックを解除す
る。
【0007】その後、引き抜き圧を加えることによりス
パッド8およびインデックスチューブ7が下降し嵌合が
解除しアンカップリングする。なお、アンカップリング
作業する際にはロックプラグ11を押上げるためにピスト
ンチューブナット15はあらかじめゆるめておくことが必
要である。
【0008】従来、アンカップル作業を行うにあたりC
RD用解除装置として図3に示すアンカップルツール18
を使用し、CRD4の下部にボルト17で取付け、ハンド
ル19を回転させてピストンチューブ9の下端に押上げ力
を加えてピストンチューブ9を上昇させ嵌合のロック解
除を行いアンカップルさせる。
【0009】アンカップル完了によりインデックスチュ
ーブ7内のマグネット12をアンカップルツール18内のリ
ードスイッチ20が検知し、完全にアンカップルされたこ
とをハンドル19近傍のランプ21で表示する仕組みとなっ
ている。
【0010】なお、アンカップルツール18をCRD4の
下部に取付けることにより作業スペースおよび操作上の
スペースを確保する必要があるため、図4に示したよう
にハンガーロッド22に支持されたCRDハウジング支持
金具23を取り外している。
【0011】図4はCRD4を取扱う装置の概念図で、
符号24は原子炉圧力容器を支持するペデスタルで、この
ペデスタル24内のCRDプラットホーム25とCRD4の
支持状態を部分的に示している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンカップルツ
ール18はCRD4のピストンチューブ9に与える押上げ
力の検知機構が設けられていないので、作業者の感覚的
判断に任されている。その結果、CRD4の内部機構に
必要以上の押上げ力を加えCRD4の内部機構の破損を
招くなどの課題がある。
【0013】また、CRD4の下部にアンカップルツー
ル18を取付ける際、取付けスペースおよび操作上のスペ
ースを確保する必要があり、図4に示したようにCRD
ハウジング支持金具23を取外さないとアンカップルツー
ル18の取付けができないので、CRDハウジング支持金
具23の取外しが面倒であり、かつ作業時間を有する課題
がある。
【0014】さらに、CRDプラットホーム25上に作業
員が立って上向きになる位置に操作用ハンドル19が設け
られているので、作業員が上向き姿勢となって作業しな
ければならず、操作性および作業性が悪く、しかも作業
時間が要り放射線被曝量がそれだけ多くなる課題があ
る。
【0015】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、安定した楽な姿勢で作業でき、装置の設置ス
ペースが僅かでよく、作業が容易かつ短縮でき、作業員
の放射線被曝を低減し、CRDの内部機構の破損を未然
に防止できるCRD用解除装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はジャッキ機構
と、このジャッキ機構の上板に接続されたロッド取付け
部材と、このロッド取付け部材と前記上板との間に介在
されたロードセルと、前記ロッド取付け部材に立設され
た伸縮自在のロッドと、このロッドの上部側面に接続さ
れたピストンチューブ取付け座と、前記ロッドの先端部
に取付けられたリードスイッチを有するアンカップル検
知ロッドとを具備したことを特徴とする。
【0017】
【作用】CRDプラットホーム上にジャッキ機構を設置
し、ピストンチューブ取付け座をピストンチューブに当
接する。ロッドは上下の長さが調節できる伸縮自在なた
め、ピストンチューブとの位置合わせが容易にできる。
ハンドルを回してジャッキ機構による押付け力をロッド
を介してピストンチューブに伝達する。押付け荷重をロ
ードセルで検出し表示箱で表示する。ピストンチューブ
を上昇させ、CRとCRDの嵌合のロックを解除、つま
りアンカップリングする。
【0018】このようにしてジャッキ機構をCRDプラ
ットホーム上で操作できるので、安定した楽な姿勢で作
業できる。CRDピストンに加える押付け荷重をロード
セルで検出、監視できるので、CRD内部機構のかじ
り、固着が生じた場合、不要な押付け荷重をCRDへ負
荷することなく、CRD内部機構の破損を防止できる。
【0019】また、ピストンチューブにロッドを当接す
るための必要スペースはCRDハウジング支持金具を取
付けた状態で十分確保できるので、CRD支持金具を取
外すことなく、容易に設置でき、作業時間の短縮および
放射線被曝量の低減を図ることができる。
【0020】
【実施例】図1を参照しながら本発明に係るCRD用解
除装置の一実施例を説明する。なお、図1中、図2から
図4と同一部分または同一機能を有する部分には同一符
号を付している。
【0021】図1において、CRDプラットホーム25上
には本実施例に係る解除装置26のベース27が設置され
る。ベース27にはジャッキ機構28と表示箱29が載置され
ている。ジャッキ機構28は下板30と上板31とが4本のリ
ンク32〜35を介して連結されており、リンク32,34とリ
ンク33,35の枢着部に設けられたねじ棒36をハンドル37
で回すことによって上板31は垂直に上下動するようにな
っている。
【0022】上板31にはロードセル38が載置されてお
り、このロードセル38を覆い被せるようにしてロッド取
付け部材39が上板31にヒンジ的に取付けられている。ロ
ッド取付け部材39にはロッド40が取付けられる。
【0023】このロッド40は下部に中空部41を有する下
部ロッド42と、中空部41に挿入される直径を有する上部
ロッド43とからなっている。下部ロッド42の中空部41内
に上部ロッド43の端末部が挿入され任意の位置でピン44
により固定されて、ロッド40は長さが調節できる伸縮自
在機構となっている。
【0024】上部ロッド43の上部側面にはピストンチュ
ーブ9を押付ける押付け座45が設けられ、この押付け座
45にはアンカップル検知ロッド46が接続されており、ア
ンカップル検知ロッド46にはリードスイッチ47が内蔵さ
れている。
【0025】しかして、上記構成のCRD用解除装置26
において、ベース27にジャッキ機構28を取付け、ハンド
ル37を回すとリンクが立ち上がってロッド40を押上げ
る。ジャッキ機構28の操作による押付け力をロッド40を
介してCRD4のピストンチューブ9に押付け座45で伝
達する。押付け座45の上方のピストンチューブ9に取付
けられたCR5(図2参照)とCRD4の嵌合のロック
解除の有無をマグネット12(図3参照)により動作する
リードスイッチ47を有するアンカップル検知ロッド46お
よびロードセル38で検出する。検出した状態は表示箱29
に表示される。
【0026】次に、本実施例に係る装置の取扱い方法を
説明する。本装置は可搬型に構成されており、アンカッ
プリングしようとするCRD4の真下のCRDプラット
ホーム25上に設置し、上部ロッド43の先端のアンカップ
ル検知ロッド46をCRD4のピストンチューブ9の下端
に挿入して使用する。
【0027】CRD4のピストンチューブナット14はピ
ストンチューブ9から嵌合のロック解除に必要な距離分
ストロークできるようあらかじめゆるめた状態にしてお
く。作業員がハンドル37を回すことによりロードセル3
8、下部ロッド42、上部ロッド43、押付け座45、アンカ
ップル検知ロッド46は上下に移動する。
【0028】ハンドル37を回転し、上記各部材が上方向
に移動するよう操作する。これにより、押付け座45がピ
ストンチューブ9の下端を支持し、ピストンチューブ9
を(ピストンチューブナット14をゆるめておいた分だ
け)押上げることができる。
【0029】ロードセル38はピストンチューブ9を押上
げる際の押付け力を検出する。その押付け荷重値を表示
箱29に表示することにより、必要以上の押付け荷重が加
わった場合警報を発し作業員に知らせることができる。
【0030】また、アンカップル検知ロッド46はリード
スイッチ47を内蔵し、CR5とCRD4が完全に分離し
た際、インデックスチューブ7の下端のマグネット12を
検知し、表示箱29にランプ表示する。
【0031】下部ロッド42と上部ロッド43はピン44によ
り連結されており、ピン44を抜くことにより上部ロッド
43は下部ロッド42に収納することができる。したがっ
て、取外し時はこのピン44を抜き、上部ロッド43を下部
ロッド42内に収納することによりCRD4と分離でき、
また取付時にはその逆となる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、CRDプラットホーム
に設置したジャッキ機構を操作することにより安定した
楽な姿勢でアンカップル作業を行うことができ、操作
性、作業性が向上する。
【0033】また、CRDプラットホーム上に設置さ
れ、CRD下端にロッドを挿入するための必要なスペー
スは僅かで良く、CRDハウジング支持金具を取付けた
ままの状態で装置を容易に設置し、操作することができ
る。したがって、従来のCRDハウジングの取外し作業
が不要となり、作業時間の短縮化が図れ、放射線被曝量
の低減に寄与する。
【0034】さらに、CRDに加わる荷重検知手段を設
けているので、必要以上の押付け荷重がCRDに加わっ
た場合、CRDの内部機構の破損を未然に防止でき、信
頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCRD用解除装置の一実施例を示
す立面図。
【図2】従来のCRとCRDとの結合状態を説明するた
めの縦断面図。
【図3】従来のCRD用解除装置を示す縦断面図。
【図4】従来のCRDを取扱う装置の作業環境を概略的
に示す鳥瞰図。
【符号の説明】
1…原子炉圧力容器、2…CRDハウジング、3…CR
案内管、4…CRD、5…CR、6…CRソケット、7
…インデックスチューブ、8…スパッド、9…ピストン
チューブ、10…アンカップルロッド、11…ロックプラ
グ、12…マグネット、13…下部フランジ、14…ピストン
チューブナット、15…ピストンチューブ、16…フラン
ジ、17…ボルト、18…アンカップルツール、19…ハンド
ル、20…スイッチ、21…ランプ、22…ハンガーロッド、
23…CRDハウジング支持金具、24…ペデスタル、25…
CRDプラットホーム、26…解除装置、27…ベース、28
…ジャッキ機構、29…表示箱、30…下板、31…上板、32
〜35…リンク、36…ねじ棒、37…ハンドル、38…ロード
セル、39…ロッド取付け部材、40…ロッド、41…中空
部、42…下部ロッド、43…上部ロッド、44…ピン、45…
押付け座、46…アンカップル検知ロッド、47…リードス
イッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャッキ機構と、このジャッキ機構の上
    板に接続されたロッド取付け部材と、このロッド取付け
    部材と前記上板との間に介在されたロードセルと、前記
    ロッド取付け部材に立設された伸縮自在のロッドと、こ
    のロッドの上部側面に接続されたピストンチューブ取付
    け座と、前記ロッドの先端部に取付けられたリードスイ
    ッチを有するアンカップル検知ロッドとを具備したこと
    を特徴とする制御棒駆動機構用解除装置。
JP4193905A 1992-07-21 1992-07-21 制御棒駆動機構用解除装置 Expired - Lifetime JP2829195B2 (ja)

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JPH0634781A JPH0634781A (ja) 1994-02-10
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