JP2828718B2 - インクジエツトプリンタの印字制御装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジエツトプリンタの印字制御装置に係
り、特に印字データの設定、選択及び更新処理に関す
る。

〔従来の技術〕

生産工場のFA化に伴つて生産ラインで扱う製品への情
報（製造年月日や時刻或いは製造ロツト番号など）の印
字をイングジエツトプリンタで行うようになりつつあ
る。インクジエツトプリンタは、印字情報を電気信号で
多様に変えることができるので、多品種少量生産の生産
ラインの情報印字装置として好都合である。

然も、頻繁な印字情報の変更を簡単に行うことができ
るように、特開昭60−217178号公報や特開昭61−237654
号公報に開示されたような印字制御装置が提案されてい
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、これらの従来の印字制御装置は、複数
の製品に対してそれぞれ特有の印字データ（印字文字な
ど）、印字文字寸法、書き出し位置などの印字情報を設
定し、これらのうちのいずれか１つを選択して印字処理
を行っているだけで、設定されている印字データを自動
的に更新することができず、多品種少量生産ラインに必
ずしも十分適応していなかった。

従って本発明の目的は、複数の製品に対する印字情報
を予め設定しおいてこれを選択的に使用するようにした
インクジェットプリンタの印字制御装置において、設定
されている印字データを自動的にかつ容易に更新できる
ようにすることにある。

〔課題を解決するための手段〕

この目的を達成するために本発明は、印字文字または
記号を示す印字データと該印字データの更新特性を示す
少なくともカウントスタート情報及びカウントダウン情
報を含む印字データ更新情報とを有する印字情報セット
を複数セット記憶するための印字情報セット記憶手段
と、 前記印字情報セット記憶手段に記憶する前記印字デー
タ及び印字データ更新情報を入力する印字情報セット入
力手段と、 前記印字データを印字データ更新情報に従って更新す
る印字データ更新手段と、 所定個数の印字対象製品に対する印字動作が終了した
とき更新基準信号を発生し該更新基準信号を前記印字デ
ータ更新手段に与える更新基準信号発生手段と、 前記印字情報セットの１つを選択する印字情報セット
選択手段と、選択された印字情報セットの印字データを
読出してインクジェットプリンタ本体に与える印字情報
発生手段と、 を備え、 前記印字データ更新手段は、所定個数の印字対象製品
に対する印字動作が終了したとき、前記更新基準信号発
生手段から与えられる更新基準信号に従って前記印字情
報セット記憶手段に記憶されている印字情報セットをチ
ェックし、更新に該当する印字データをその印字データ
更新情報に従って更新する更新処理を行うようにしたこ
とを特徴とする。

〔作用〕

インクジェットプリンタ本体による印字に使用する印
字情報を、印字すべき製品毎に予めセットにして印字情
報セット記憶手段に記憶しておき、印字対象製品に応じ
てその１つを選択して発生するようにしたものにおい
て、所定個数の印字対象製品に対する印字動作が終了し
たとき更新基準信号を発生し、更新に該当する印字デー
タを印字情報セット記憶手段に記憶させておいた印字デ
ータ更新情報に従って更新するので、印字データを自動
的にかつ容易に更新して多品種少量生産ラインのインク
ジェットプリンタに良好に適応させることができる。

〔実施例〕

以下、本発明になるインクジエツトプリンタの印字制
御装置の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は生産ライン上の製品に情報を印字する情報印
字システムのブロツク図である。

インクジエツトプリンタ本体100は、印字ヘツド部と
制御部と備える。印字ヘツド部は、コンベアライン210
で搬送される製品220の印字表面に向けてインク粒子101
を噴出するノズル102と、該ノズル102から噴出するイン
ク粒子101を印字すべき文字ドツトパターンに応じた帯
電信号で帯電する帯電電極103と、高圧電源104に接続さ
れて偏向電界を発生し該偏向電界中を飛行するインク粒
子101をその帯電量に応じて偏向する偏向電極105,106
と、印字に使用しないインク粒子101を捕獲するガター1
07とを備える。前記偏向電極105,106による前記インク
粒子偏向方向は、前記コンベアライン210による製品搬
送方向に対して直角方向であり、この偏向と搬送によつ
て印字表面の所定の位置に付着させたインク粒子101が
形成するドツトマトリクスで表現する情報を印字する。

制御部は、マイクロコンピユータとプログラムを主体
にして構成した主制御部111と、各種データ入力スイツ
チ部と表示部を備えた操作入力部112と、外部制御機器2
30や外部切替えスイツチ240と信号の授受を行う外部装
置インターフエース部113と、印字すべき文字ドツトパ
ターンに応じた前記帯電信号を発生して前記帯電電極10
3に与える文字信号発生回路114と、前記コンベアライン
210で搬送される製品220に感応するセンサ115からの信
号を処理して印字対象製品220が到来したことを知らせ
る検知信号を発生する被印字物検知回路116と、時刻或
いは年月日印字データを生成するための時間基準信号を
１分間隔で発生するカレンダ回路117と、印字文字また
は記号を示す印字データ及び該印字データの更新特性を
示す印字データ更新情報等を含む印字情報セツトをキー
ワードを索引として複数セツト記憶する印字情報セツト
記憶エリアを備えたランダムアクセスメモリ（RAM）118
と、これらの間を接続するバスライン119と、前記RAM11
8に記憶した印字情報セツトを電源遮断時にも維持する
電池120とを備える。

そして前記主制御部111は、前記操作入力部112または
外部制御機器230からキーワードと共に入力された印字
情報セツトを、該キーワードを索引として選択的に抽出
できるように、前記RAM118に記憶し、前記カレンダ回路
117から入力される時間基準信号或いは１つの印字対象
製品220に対する情報印字完了毎に前記各印字情報セツ
トの各印字データをそれぞれの印字データ更新情報を参
照して更新処理し、前記操作入力部112または外部制御
機器230或いは外部切替えスイツチ240から入力されたキ
ーワードに従つて該当する印字情報セツトを前記RAM118
の印字情報セツト記憶エリアから選択してそのワークエ
リアに移し、前記被印字物検知回路116から検知信号が
入力される度にその印字データを前記文字信号発生回路
114を介して文字ドツトパターンに展開して前記帯電電
極103に帯電信号を与える印字制御処理を実行する。

第２図は前記RAM118に記憶した複数の印字情報セツト
の内容を示している。この実施例の印字情報セツトは、
文字或いは記号を表現する文字ドツトパターンを展開処
理するためのドツトマトリクスの種類情報（ドツトマト
リクス数情報）、印字データを印字する印字文字列段数
情報、印字データを更新処理するための更新特性情報で
ある印字データ更新情報及び印字する文字を示す印字デ
ータを備えており、その１つのセツトをキーワードを索
引として選択して使用できるようにしている。

次に、第３図〜第６図を参照して前記印字情報セツト
の内容を具体的に説明する。

第３図（ア）〜（ウ）はドツトマトリクスの種類を示
しており、（ア）は縦７ドツト、横７ドツトで構成する
桝目に左詰めで縦７ドツト、横５ドツトの文字ドツトパ
ターンを配置し、横２ドツトを文字間スペースとして使
用ものであり、（イ）は縦７ドツト、横13ドツトで構成
する桝目に左詰めで縦７ドツト、横９ドツトの文字ドツ
トパターンを配置し、横４ドツトを文字間スペースとし
て使用ものであり、（ウ）は縦16ドツト、横16ドツトで
構成する桝目に左詰めで縦16ドツト、横12ドツトの文字
ドツトパターンを配置し、横４ドツトを文字間スペース
として使用ものである。なお、桝目は説明のために表示
したもので実際には印字されない。

第４図（ア）〜（ウ）は印字文字列を示している。
（ア）は印字文字列が１段の場合、（イ）は印字文字列
が２段の場合、（ウ）は印字文字列が３段の場合であ
り、これらの印字文字列は１つの印字ヘツド部によつて
１度に印字される。この実施例では、各段につき10桁の
文字列を印字できるように構成してある。各段の枠組み
は印字文字列の配列位置を示したもので、実際には印字
されない。

第５図（ア）〜（ウ）は印字データ更新情報記憶フオ
ーマツトと印字データ更新情報を示している。印字デー
タ更新情報は各段の印字データ毎に設けられる。この実
施例では、印字データ更新情報として、カウントスター
ト情報と、カウントエンド情報と、ジヤンプスタート情
報と、ジヤンプエンド情報と、更新数情報と、項目NO.
情報と、時間カウント有無情報とを備えている。

項目NO.情報は何段目の印字データを更新するための
更新情報であるかを示している。

時間カウント有無情報は印字データを更新する基準情
報を示しており、“0"は前記時間基準信号のカウント処
理を行わずに印字した製品の個数をカウント処理する印
字データ更新特性であることを示し、“1"は前記時間基
準信号をカウントして印字データを更新処理することを
示す。

更新数情報は、時間基準信号または製品の個数を何個
カウントする毎に印字データを更新するかを示す情報で
ある。

カウントスタート情報は、前記カウント処理により更
新する印字データの各桁毎の初期値であり、カウントエ
ンド情報はその上限値である。

ジヤンプスタート情報とジヤンプエンド情報は、印字
データの更新値を循環させるときの初期値と上限値の情
報であり、印字データを更新して該上限値に達するとそ
の次は該初期値に戻すための情報である。

第５図（ア）の印字データ更新情報記憶フオーマツト
に設定されている印字データ更新情報は、項目NO.情報
が“01"で第１段の印字文字列の印字データの更新情報
であることを示している。時間カウント有無情報は“0"
で製品個数をカウントして印字データを更新処理するこ
とを示している。更新数情報は“0010"で10個の製品に
印字したことをカウントする毎に印字データを更新する
基準情報を発生することを示しいてる。カウントスター
ト情報は“000"、カウントエンド情報は“999"で１の位
が“9"まで更新されると次は10の位が“1"になつて１の
位が“0"に戻るように印字データを更新し、“999"まで
更新すると次は“0"に戻ることを示している。この印字
データの更新は下位３桁であつて上位７桁は更新しない
桁であることを示している。

第５図（イ）の印字データ更新情報記憶フオーマツト
に設定されている印字データ更新情報は、項目NO.情報
が“02"で第２段の印字文字列の印字データの更新情報
であることを示している。時間カウント有無情報は“0"
で製品個数をカウントして印字データを更新処理するこ
とを示している。更新数情報は“0015"で15個の製品に
印字したことをカウントする毎に印字データを更新する
基準情報を発生することを示しいてる。カウントスター
ト情報は“AAA"、カウントエンド情報は“ZZZ"で１の位
が“Z"まで更新されると次は10の位が“A"になつて１の
位が“A"に戻るように印字データを更新し、“ZZZ"まで
更新すると次は“A"に戻ることを示している。この印字
データの更新は下位３桁であつて上位７桁は更新しない
桁であることを示している。

第５図（ウ）の印字データ更新情報記憶フオーマツト
に設定されている印字データ更新情報は、項目NO.情報
が“01"で第１段の印字文字列の印字データの更新情報
であることを示している。時間カウント有無情報は“1"
で時間基準信号をカウントして印字データを更新処理す
ることを示している。更新数情報は“0001"で１分毎に
印字データを更新することを示している。カウントスタ
ート情報は“00 00"、カウントエンド情報は“29 59"
である。この印字データ更新フオーマツトには、ジヤン
プスタート情報に“00 00"が設定され、ジヤンプエン
ド情報に“23 59"が設定されている。この情報は、印
字データがカウントスタートからカウントエンドに向け
て更新されるときに、“23 59"に到達すると次は“00
00"に戻ることを示している。すなわち、24時間制の
時刻印字を１分刻みで行うための印字データ更新情報の
設定例である。

第６図は印字データの内容を示している。この実施例
は、30桁分の印字データを10桁ずつ３段に印字するよう
に３項目に分けて管理する例である。第６図（ア）では
項目NO.01に５桁の印字データが設定されており、第６
図（イ）では項目NO.01,02にそれぞれ５桁の印字データ
が設定されており、第６図（ウ）では項目NO.01,02,03
にそれぞれ５桁の印字データが設定されている。

次に、印字情報セツトの設定（登録）、選択、印字及
び印字データ更新について説明する。

主制御部111は、第７図に示すように印字情報セツト
登録処理800、印字情報セツト選択処理900、印字及び印
字個数に基づく印字データ更新処理1000及び時間基準信
号に基づく印字データ更新処理1100を実行する。これら
の処理は、前記操作入力部112、外部制御機器230または
外部切替えスイツチ240及び前記カレンダ回路117からの
入力信号によつて開始する。

先ず、印字情報セツト登録処理800の詳細を第８図を
参照して説明する。設定情報入力は操作入力部112また
は外部制御機器230から行う。初めに、キーワード入力
処理801を行う。キーワードはオペレータが任意の形態
で入力する。この実施例では、第２図に示すように、
“01",“02",“03",“04"……を使用している。次に、
ドツトマトリクス種類入力処理802を行う。使用可能な
ドツトマトリクスの種類（範囲）は、前記文字信号発生
回路114が備える文字ドツトパターンや帯電信号発生特
性によつて制限され、予め定められた範囲内で設定す
る。次に、印字段数入力処理803を行う。この実施例の
最多印字段数は３段である。次に、印字データ更新情報
入力処理804を行う。この印字データ更新情報は、第５
図に示したように、各段の印字データ毎に設定する。次
に、印字データ入力処理805を行う。印字データは、第
６図に示したように、各段毎に設定する。次に、これら
の印字情報セツトをRAM118の印字情報セツト記憶エリア
に記憶（登録）する処理806を行う。第８図の実施例
は、１つの印字情報セツト毎に登録するようにしてある
が、複数の印字情報セツトを纏めて登録するようにする
こともできる。このような各印字情報セツトの登録処理
は、該インクジエツトプリンタにより印字を行うコンベ
アラインの稼働前に行い、稼働中はその登録済み印字情
報セツトを選択して使用できるようにして生産効率を向
上させる。

次に、印字情報セツト選択処理900の詳細を第９図を
参照して説明する。選択情報（キーワード）入力は、操
作入力部112、外部制御機器230または外部切替えスイツ
チ240から行う。先ず、選択すべき印字情報セツトに付
したキーワードの入力処理901を行う。次に、このキー
ワードを索引としてRAM118の印字情報セツト記憶エリア
から該当する印字情報セツトを検索する処理902を行
う。次に、該当する印字情報セツトをRAM118のワークエ
リアに移し、印字処理のための準備処理903を行う。

次に、印字処理1000の詳細を第10図を参照して説明す
る。各印字対象製品220への印字は、被印字物検知回路1
16からの検知信号に基づいて行われる。先ず、印字対象
製品220が印字ヘツド部と対向する位置に到来したかど
うかのチエツク処理1001を行う。印字対象製品が印字ヘ
ツド部の位置に到来すると、印字情報セツトを参照して
印字データに対応した文字ドツトパターンに従つた帯電
信号を発生するように文字信号発生回路114を制御する
処理1002を行う。次に、該印字対象製品220に対する全
ての印字データの印字が完了したかどうかのチエツク処
理1003を行い、完了していなければ処理1002に戻り、完
了していれば該印字情報セツトの印字データをその印字
データ更新情報を参照して更新する印字データ更新処理
1004を行い、印字終了かどうかのチエツク処理1005を行
い、終了でなければ処理1001に戻る。この印字データ更
新処理1004は、印字した製品の個数情報に基づく印字デ
ータ更新である。

次に、時間基準信号に基づく印字データ更新処理1100
の詳細を第11図を参照して説明する。該印字データ更新
処理1100は、カレンダ回路117からの入力信号による割
込み処理として行われる。時間基準信号により印字デー
タ更新処理が開始されると、印字に使用中の印字情報セ
ツトにおける印字データ更新情報の時間カウント有無情
報のチエツク処理1001を行い、“1"が設定されている場
合には更新特性設定情報に従つた更新処理1102を行う。
次に、印字に使用していない印字情報セツト記憶エリア
の全ての印字情報セツトの印字データ更新情報の時間カ
ウント有無情報のチエツクを行い、“1"が設定されてい
る印字情報セツトについてはそれぞれの更新特性設定値
に従つた更新処理1103を行い、該印字データ更新処理を
終了する。この印字データ更新処理1100は、現在印字に
使用していない印字情報セツトの印字データ（時刻印字
データ）も含めて更新するので、その後に新たな印字情
報セツトが選択使用されても該印字情報セツトの時刻印
字データは直ちに使用できるように最適状態に維持され
ており、選択時に時刻合せ作業が不要である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、インクジェットプリン
タ本体による印字に使用する、印字データと該印字デー
タの更新特性を示す少なくともカウントスタート情報及
びカウントダウン情報を含む印字データ更新情報とを有
する印字情報セットを、印字すべき製品毎に予めセット
にして印字情報セット記憶手段に記憶しておき、印字対
象製品に応じてその１つを選択して印字処理すると共
に、所定個数の印字対象製品に対する印字動作が終了し
たとき更新基準信号発生手段で発生する更新基準信号を
印字データ更新手段に与え、該更新基準信号に従って印
字情報セット記憶手段に記憶されている印字情報セット
をチェックし、更新に該当する印字データを該印字デー
タの更新特性を示す少なくともカウントスタート情報及
びカウントダウン情報を含む印字データ更新情報に従っ
て更新する更新処理を行うようにしたので、印字情報セ
ット記憶手段に少なくともカウントスタート情報及びカ
ウントダウン情報を含む印字データ更新情報を予め記憶
させておくだけで、所定個数の印字対象製品に対する印
字動作が終了したとき発生する更新基準信号により、印
字データをその印字データ更新情報に従って自動的にか
つ容易に更新することができ、多品種少量生産ラインの
インクジェットプリンタに良好に適応させることができ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は生産ラ
イン上の製品に情報を印字する情報印字システムのブロ
ツク図、第２図はRAMに記憶した複数の印字情報セツト
の構成図である。第３図〜第６図は印字情報セツトを詳
細に説明するもので、第３図（ア）〜（ウ）はドツトマ
トリクスの構成図、第４図（ア）〜（ウ）は印字文字
列、第５図（ア）〜（ウ）は印字データ更新情報記憶フ
オーマツトと印字データ更新情報、第６図（ア）〜
（ウ）は印字データをそれぞれ示す説明図である。第７
図〜第11図は主制御部が実行する制御処理を説明するも
ので、第７図はメイン処理フローチヤート、第８図は印
字情報セツトの登録処理フローチヤート、第９図は印字
情報セツト選択処理フローチヤート、第10図は印字処理
フローチヤート、第11図は時間基準信号に基づく印字デ
ータ更新処理フローチヤートである。 100……インクジエツトプリンタ本体、 102……ノズル、103……帯電電極、111……主制御部、1
12……操作入力部、114……文字信号発生回路、115……
センサ、116……被印字物検知回路、117……カレンダ回
路、118……RAM、210……コンベアライン、220……印字
対象製品。

フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) B41J 5/30 B41J 29/38 B41J 2/07 G06P 3/12

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】印字文字または記号を示す印字データと該
   印字データの更新特性を示す少なくともカウントスター
   ト情報及びカウントダウン情報を含む印字データ更新情
   報とを有する印字情報セットを複数セット記憶するため
   の印字情報セット記憶手段と、 前記印字情報セット記憶手段に記憶する前記印字データ
   及び印字データ更新情報を入力する印字情報セット入力
   手段と、 前記印字データを印字データ更新情報に従って更新する
   印字データ更新手段と、 所定個数の印字対象製品に対する印字動作が終了したと
   き更新基準信号を発生し該更新基準信号を前記印字デー
   タ更新手段に与える更新基準信号発生手段と、 前記印字情報セットの１つを選択する印字情報セット選
   択手段と、 選択された印字情報セットの印字データを読出してイン
   クジェットプリンタ本体に与える印字情報発生手段と、 を備え、 前記印字データ更新手段は、所定個数の印字対象製品に
   対する印字動作が終了したとき、前記更新基準信号発生
   手段から与えられる更新基準信号に従って前記印字情報
   セット記憶手段に記憶されている印字情報セットをチェ
   ックし、更新に該当する印字データをその印字データ更
   新情報に従って更新する更新処理を行うようにしたこと
   を特徴とするインクジェットプリンタの印字制御装置。