JP2828609B2 - 臨床検査分析装置 - Google Patents
臨床検査分析装置Info
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Description
り、特に、検査ミスなどに起因して異常性が高い検査結
果データ(測定値)と適正な検査結果データとを差別す
るチェック機能を有する臨床検査分析装置に関する。
者の被検査試料)について血液検査などの生化学的検査
を行い、その生化学的検査の検査結果データをデータベ
ースなどに蓄積し、検査結果を評価する際に、検査ミス
などに起因して異常性が高い検査結果データと適正な検
査結果データとを差別するチェック機能を有するものが
知られている。
つの検査項目について、以前に行った検査結果データ
(前回値)がデータベース内に蓄積されている場合に
は、今回の検査結果と前回値との差あるいは比を計算
し、この差あるいは比が予め設定されている許容範囲
(測定値変化の適否チェック基準値)を越えている場合
には、検査結果データの異常性が高いとして警報を発
し、臨床検査分析装置の利用者に注意を促す。
も、予め設定されている許容上限値および許容下限値
(測定値の過大・過小の適否チェック基準値)との比較
チェックを行い、上限値を越える場合あるいは下限値を
下回る場合には、検査結果データの異常性が高いとして
同様に警報を発し、当該臨床検査分析装置の利用者に注
意を促す。
な適否チェック基準値は何れも一義的に固定設定されて
いる。
従来臨床検査分析装置にあっては、異常性が高い検査結
果データの抜き出しを必ずしも的確に行うことができ
ず、異常性が高い検査結果データを適正な検査結果デー
タと判別したり、これとは反対に適正な検査結果データ
を異常性が高い検査結果データと判別することがある。
ータベースに蓄積されている検査結果データに基づい
て、各種の統計的な考察を行ったところ、つぎのような
ことが判明した。
総蛋白)について、前回検査を行った日から今回の検査
日までの経過日数(検査インターバル)に対する検査件
数の分布を示す分布特性図である。この分布特性図より
次のことが読み取れる。
8週間目の検査件数が非常に多い。
的多い。
査経過日数が1週間以内の場合には、被検者(患者)は
集中的な治療を行っている期間であり、検査経過日数が
4週間目、8週間目は、その後の定期的な検診であろう
ことが推察できる。
前回の測定値と今回の測定値との相関を示す分布特性図
である。この検査項目における測定値の病理上(生理
上)の正常範囲は6〜8.3であり、図19(a)は検
査経過日数が3、4日(データ件数:2342件)の場
合、図19(b)は検査経過日数が7日(データ件数:
1605件)の場合、図19(c)は検査経過日数が2
8日(データ件数:2021件)の場合、図19(d)
は検査経過日数が56日(データ件数:956件)の場
合を各々示している。
される。
値の前回値と今回値との相関が弱く、偏差が大きいこ
と、ならびに集中的な治療下であることから、今回値と
前回値との差のチェックを行うときには、そのチェック
の許容範囲を広くする等、適否チェック基準値を緩く
し、検査異常(検査プロセス上の異常)ではないのに、
検査異常と判断される件数を抑制すべきである。
前回値と今回値との相関が強く、偏差が小さいこと、な
らびに定期的な検診であることから、今回値と前回値と
の差のチェックを行うときには、そのチェックの許容範
囲を狭くする等、適否チェック基準値を厳しくし、検査
結果に検査プロセス上の異常が認められるのに、適正で
あると判断される件数を抑制すべきである。
常ゾーンより高い場合には治療により今回値が前回値よ
り低下する度合いが大きく、前回値が病理上の正常ゾー
ンより低い場合には治療により今回値が前回値より上昇
する度合いが大きいと考えられるから、前回値が病理上
の正常ゾーンより高い場合や低い場合には、測定値が病
理上の正常ゾーンに入って場合よりも、今回値と前回値
との差の適否チェック基準値を大きく設定すべきであ
る。
置では、前回値や前回の検査日からの経過日数等を考慮
に入れずに適否チェック基準値を設定しているから、そ
のチェックのヒット率を向上させることができず、検査
結果の信頼性が低いという問題点がある。
されたものであり、被検者の検査履歴や検査項目毎の測
定値の傾向を適否チェックの評価判断に反映させ、検査
のヒット率を向上させて信憑性の高い測定値をもって信
頼性の高い検査結果を得ることができる臨床検査分析装
置を提供することを目的とする。
に、本発明の請求項1に係る臨床検査分析装置は、検体
の各検査項目毎の測定値を被検者の識別情報および検査
日と共に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
ている同一被検者の前回の検査日よりの経過日数に応じ
て、又は経過日数および測定値に応じて測定値の適否チ
ェック基準値を設定する適否チェック基準設定手段と、
前記適否チェック基準設定手段により設定される適否チ
ェック基準値に基づき今回の測定値の適否を評価する評
価手段とを有している。
装置は、請求項1に記載の臨床検査分析装置において、
前記チェック基準値が、許容される測定値の上限値と下
限値であることを特徴としている。
装置は、請求項1に記載の臨床検査分析装置において、
前記チェック基準値が、今回値の前回値に対する差また
は比について、許容し得る限界値であることを特徴とし
ている。
装置は、請求項3に記載の臨床検査分析装置において、
前記適否チェック基準設定手段は、測定値が病理上の正
常値範囲以外である場合の限界値と、測定値が病理上の
正常値範囲である場合の限界値とを個別に設定すること
を特徴としている。
装置は、請求項4に記載の臨床検査分析装置において、
前記適否チェック基準設定手段は、同一検査項目の同一
経過日数のものにおける全測定値について同一測定値毎
あるいは所定測定値幅毎に、前回の測定値と今回の測定
値との度数分布データあるいは散布データを取得し、こ
の度数分布データあるいは散布データより同一測定値毎
あるいは所定測定値幅毎に前記限界値を設定することを
特徴としている。
装置は、請求項5に記載の臨床検査分析装置において、
前記適否チェック基準設定手段は、前記度数分布データ
より同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に最大度数値
あるいは度数総和値を算出し、その最大度数値あるいは
度数総和値に対して所定比率を満たす最少の度数値の測
定値差または比をもって前記限界値を設定することを特
徴としている。
装置は、請求項5に記載の臨床検査分析装置において、
前記適否チェック基準設定手段は、前記度数分布データ
より同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に最大度数値
あるいは度数総和値を算出し、その度数分布における分
布外縁からの分布度数の総和が前記最大度数値あるいは
度数総和値に対して所定比率を満たす最少の度数値の測
定値差または比をもって前記限界値を設定することを特
徴としている。
装置は、請求項5に記載の臨床検査分析装置において、
前記適否チェック基準設定手段は、前記度数分布データ
を同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に正規分布化
し、正規分布化された度数分布データの最大度数値ある
いは度数総和値に対して所定比率を満たす最少の度数値
の測定値差または比をもって前記限界値を設定すること
を特徴としている。
装置は、請求項5に記載の臨床検査分析装置において、
前記適否チェック基準設定手段は、前記度数分布データ
を同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に正規分布化
し、その正規分布化における分布外縁からの分布度数の
総和が正規分布化された度数分布データの最大度数値あ
るいは度数総和値に対して所定比率を満たす最少の度数
値の測定値差または比をもって前記限界値を設定するこ
とを特徴としている。
析装置は、請求項1〜4の何れかに記載の臨床検査分析
装置において、前記基準設定手段は、検査項目毎に前回
の検査日よりの経過日数と測定値の少なくとも何れか一
方よりチェック基準値を導く推論ルールを格納した知識
ベースと、前記知識ベースに格納されている推論ルール
に従って推論制御により前記チェック基準値を設定する
推論部とを有していることを特徴としている。
析装置は、請求項1〜10の何れかに記載の臨床検査分
析装置において、前記記憶手段は各被検者の診療履歴情
報を保有し、前記基準設定手段は前記記憶手段に格納さ
れた診療履歴情報を考慮して前記チェック基準値を設定
することを特徴としている。
析装置は、請求項1〜11の何れかに記載の臨床検査分
析装置において、前記基準設定手段は他の検査項目との
相関関係を考慮して前記チェック基準値を設定すること
を特徴としている。
析装置は、請求項1〜12の何れかに記載の臨床検査分
析装置において、前記評価手段より評価結果を示す情報
を与えられ、今回の測定値が前記チェック基準値を外れ
た場合には警報を出力する出力手段を有することを特徴
としている。
析装置は、請求項1〜13の何れかに記載の臨床検査分
析装置において、前記評価手段は今回の測定値が前記チ
ェック基準値を外れた場合には、その理由を示す情報を
出力することを特徴としている。
は、検体の各検査項目の測定値が被検者の識別情報およ
び測定日と共に記憶手段に記憶され、チェック基準設定
手段が前記記憶手段に記憶されている同一被検者の前回
の検査日よりの経過日数に応じて測定値の適否チェック
基準値を設定する。または、同一被検者の前回の検査日
よりの経過日数および測定値に応じて測定値の適否チェ
ック基準値を設定する。評価手段は、適否チェック基準
設定手段により設定された適否チェック基準値に基づき
今回の測定値の適否を評価する。これにより検査項目毎
の検査結果データの傾向を評価判断に反映させることが
できる。
では、前記チェック基準値が、許容される測定値の上限
値と下限値、即ち単項目チェックの限界値であり、この
単項目チェックの限界値の設定に関して検査項目毎の検
査結果データの傾向が反映する。
では、前記チェック基準値が、今回値の前回値に対する
差または比について、許容し得る限界値、即ちデルタチ
ェックの限界値であり、このデルタチェックの限界値の
設定に関して検査項目毎の検査結果データの傾向が反映
する。
では、測定値が病理上の正常値範囲以外である場合のデ
ルタチェックの限界値と、病理上の正常値範囲である場
合の限界値とで個別に設定される。これによりデルタチ
ェックの限界値の設定に関して検査項目毎の検査結果デ
ータの傾向が反映する。
では、同一検査項目の同一経過日数のものにおける全測
定値について同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に、
前回の測定値と今回の測定値との度数分布データあるい
は散布データを取得することが行われ、この度数分布デ
ータあるいは散布データより同一測定値毎あるいは所定
測定値幅毎にデルタチェックの限界値が設定される。こ
れによりデルタチェックの限界値の設定に関して検査項
目毎の検査結果データの傾向が統計学的に的確に反映す
る。
では、上述の度数分布データより同一測定値毎あるいは
所定測定値幅毎に最大度数値あるいは度数総和値を算出
することが行われ、その最大度数値あるいは度数総和値
に対して所定比率を満たす最少の度数値の測定値差また
は比をもってデルタチェックの限界値が自動設定され
る。これによりデルタチェックの限界値の設定に関して
検査項目毎の検査結果データの傾向が統計学的に的確に
反映し、また学習が行われる。
装置では、上述の度数分布データより同一測定値毎ある
いは所定測定値幅毎に最大度数値あるいは度数総和値を
算出することが行われ、その度数分布における分布外縁
からの分布度数の総和が前記最大度数値あるいは度数総
和値に対して所定比率を満たす最少の度数値の測定値差
または比をもってデルタチェックの限界値が自動設定さ
れる。これによりデルタチェックの限界値の設定に関し
て検査項目毎の検査結果データの傾向が統計学的に的確
に反映し、また学習が行われる。
では、上述の度数分布データを同一測定値毎あるいは所
定測定値幅毎に正規分布化し、正規分布化された度数分
布データの最大度数値あるいは度数総和値に対して所定
比率を満たす最少の度数値の測定値差または比をもって
デルタチェックの限界値が設定される。これによりデル
タチェックの限界値の設定に関して検査項目毎の検査結
果データの傾向が統計学的に的確に反映し、また学習が
行われる。
では、上述の度数分布データを同一測定値毎あるいは所
定測定値幅毎に正規分布化し、その正規分布化における
分布外縁からの分布度数の総和が正規分布化された度数
分布データの最大度数値あるいは度数総和値に対して所
定比率を満たす最少の度数値の測定値差または比をもっ
てデルタチェックの限界値が設定される。これによりデ
ルタチェックの限界値の設定に関して検査項目毎の検査
結果データの傾向が統計学的に的確に反映し、また学習
が行われる。
置では、知識ベースが検査項目毎に前回の検査日よりの
経過日数と測定値の少なくとも何れか一方よりチェック
基準値を導く推論ルールを格納しており、この知識ベー
スに格納されている推論ルールに従って推論部が前向き
推論等による推論制御によりチェック基準値を自動設定
する。これにより検査項目毎の検査結果データの傾向を
評価判断に反映させることができる。
析装置では、記憶手段が各検査項目の測定値を被検者の
識別情報および測定日と共に記憶していることに加えて
各被検者の診療履歴情報を保有しており、基準設定手段
は記憶手段に格納された診療履歴情報も考慮してチェッ
ク基準値を設定する。これにより、検査項目毎の検査結
果データの傾向に加えて被検者の診療履歴をも評価判断
に反映させることができる。
置では、基準設定手段は他の検査項目との相関関係を考
慮してチェック基準値を設定する。これにより、他の検
査項目との相関関係を考慮した統計学的なチェックにつ
いても、経過日数、測定値およびまたは被検者の診療履
歴情報に基づいてチェック基準値が設定され、このチェ
ック基準値に基づいて今回の測定値の評価が行われるか
ら、検査項目毎の検査結果データの傾向や被検者の診療
履歴を評価判断に反映させることができる。
置では、今回の測定値がチェック基準値を外れた場合に
は出力手段が警報を出力する。これにより、臨床検査分
析装置の利用者は、今回の測定値がチェック基準値を外
れたことを確実に知ることができる。
置では、今回の測定値がチェック基準値を外れた場合に
は、その理由を示す情報を出力する。これにより、臨床
検査分析装置の利用者は、今回の測定値がチェック基準
値を外れた理由を的確に知ることができる。
ついて詳細に説明する。
実施例を示している。臨床検査分析装置は、データ入力
部101と、データベース記憶手段102と、正常値記
憶部105と、適否チェック基準設定手段としての単項
目限界値設定部111およびデルタチェック限界値設定
部112と、評価手段としての単項目チェック部113
およびデルタチェック部114と、ディプレイ115
と、プリンタ116と、検査結果の履歴を蓄積保持する
ログファイル記憶部117とを有している。
よる検体の各検査項目毎の測定値を、オンラインあるい
オフラインで、被検者の識別情報および検査日と共にす
る入力する。
液検査装置を想定し、検査項目としては、TP(総蛋
白)、ALB(アルブミン)、Na(ナトリウム)、K
(カリウム)、Cl(塩素)、Ca(カルシウム)、B
UN(尿素窒素)、クレアチニン、GLU(グルコー
ス)、Amy(アミラーゼ)、GOT(グルタミン酸−
オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)、GPT(グルタミ
ン酸−ピルビン酸トランスアミナーゼ)、T−BIL
(総ビリルビン)、Alp(アルカリ性ホスファター
ゼ)、CK(クレアチンキナーゼ)、LDH(乳酸デヒ
ドロゲナーゼ)等が挙げられる。
力部101に入力された検体の各検査項目毎の測定値を
被検者の識別情報および検査日と共にデータベースファ
イルに記憶する。
ス記憶手段102に記憶されている同一被検者の前回の
検査日より経過日数を計算し、その経過日数に応じて許
容される測定値の上限値と下限値、即ち単項目限界値を
各検査項目毎に設定するものであり、各検査項目毎に経
過日数を検索キーとする単項目限界値設定テーブルを有
している。
値設定テーブル例を示している。この単項目限界値設定
テーブルでは、TPの上限値は経過日数に拘らず一定で
あるが、TPの下限値は経過日数が多いほどTPの病理
上(生理上)の正常時の下限値、例えば6.0に近い値
になっている。
ータベース記憶手段102に記憶されている同一被検者
の前回の検査日より経過日数を計算し、その経過日数と
測定値とに応じて許容される測定値の変化量(今回値の
前回値に対する差または比)、即ちデルタチェック限界
値を各検査項目毎に設定するものであり、各検査項目毎
に経過日数と前回値とを検索キーとするデルタチェック
限界値設定テーブルを有している。
ック限界値設定テーブル例を示している。このデルタチ
ェック限界値設定テーブルでは、前回値が、病理上の正
常範囲より高い場合、即ち高値である場合と、病理上の
正常範囲内である場合と、病理上の正常範囲より低い場
合、即ち低値である場合の3ケースに分け、更に高値で
ある場合には、前回の検査日よりの経過日数に応じて各
々デルタチェックの上昇限界と下降限界を設定してい
る。
限界より大きいのは、前回値が病理上の正常ゾーンより
高い場合には治療により今回値が前回値より低下する度
合いが大きいと云うTPの検査結果データの傾向を反映
させたものであり、また経過日数が多い方が下降限界、
上昇限界とも小さいのは、治療後で、今回値が前回値よ
り低下する度合いが小さくなると云うTPの検査結果デ
ータの傾向を反映させたものである。また低値である場
合、上降限界が下昇限界より大きいのは、前回値が病理
上の正常ゾーンより低い場合には治療により今回値が前
回値より上昇する度合いが大きいと云うTPの検査結果
データの傾向を反映させたものである。なお、この場合
も経過日数に応じて下降限界、上昇限界が変えられても
よい。
理上(生理上)の正常値(正常ゾーン)を記憶してい
る。TPの病理上(生理上)の正常値は、例えば下限値
を6.0、上限値を8.3に設定される。
設定部111が設定した単項目限界値(上限値,下限
値)を与えられ、データ入力部101に入力された今回
の測定値が上限値より大きいか否かの判別と、今回の測
定値が下限値より小さいか否かの判別とを行い、今回の
測定値が上限値より大きいか、あるいは今回の測定値が
下限値より小さい場合には、今回の測定値がチェック基
準値より外れたとして、警告を、その理由を示す情報、
即ちエラーメッセージと共に、ディプレイ115とプリ
ンタ116とに出力する。
ク限界値設定部112よりデルタチェック限界値(上昇
限界値,下降限界値)を与えられ、データ入力部101
に入力された今回の測定値とデータベース記憶手段10
2に格納されている前回測定値との差(今回値−前回
値)が上昇限界値あるいは下降限界値以内であるか否か
を判別し、限界値以上であれば、今回の測定値がチェッ
ク基準値より外れたとして、警告を、その理由を示す情
報、即ちエラーメッセージと共に、ディプレイ115と
プリンタ116とに出力する。
−前回値の差値が正符号である場合には、上昇変化であ
るから、その差値が上昇限界値以内であるか否の判別を
行い、これに対し今回値−前回値の差値が負符号である
場合には、減少変化であるから、その差値が下降限界値
以内であるか否の判別を行う。
を、図3に示すフローチャートを参照して詳細に説明す
る。
をデータ入力部101より取得する。次にステップS4
02では、今回の測定値に付加されている検体ID等の
情報に基づき、データベース記憶手段102格納されて
いるデータベースファイルより同一被検者の前回値を検
索する。
値がない場合には(ステップS403否定)、ステップ
S404に進んで、従来と同様の単項目チェックを行
い、ステップS413で、チェック結果を画面表示、印
刷、ファイル出力する。
被検者の前回値がある場合には(ステップS403肯
定)、ステップS405に進んで、データベースファイ
ルから前回の検査日および前回の測定値を取得する。
日からの経過日数を算出する。
ファイルより取得した前回の測定値を、正常値記憶部1
05に書き込まれている正常範囲と照合し、前回の測定
値が『高値』、『正常』、または『低値』の何れである
かを判別する。
テップS407での前回の測定値の判別結果に基づいて
既設定のチェック基準値(単項目限界値,デルタチェッ
ク限界値)を変更するか否かを判断する。
10で、上述の単項目限界値設定テーブルおよびデルタ
チェック限界値設定テーブルに基づいて、単項目限界
値、デルタチェック限界値を変更する。これに対し、変
更が不要である場合には、ステップS409で、既設定
のチェック基準値を維持し、デフォルト値を設定する。
(上限値,下限値)に基づいて、今回の測定値について
単項目チェックを行う。
ク限界値(上昇限界値,下降限界値)に基づいて、今回
の測定値についてデルタチェックを行う。
ェック結果をディスプレイ115に画面表示し、チェッ
クリストをプリンタ116によって印刷し、これらの情
報を履歴情報としてログファイル117に出力する。
けるディスプレイ115上の画面表示例を示している。
検査項目TPについてデルタチェック用のチェック基準
値(デルタ限界値)を逸脱している旨を記号『*』で表
し、警報を発している。
結果値を表示し、検査項目TPについて、結果値『5.
8』の表示領域を赤色とする等の手段で識別表示するこ
とによって、デルタチェック用のチェック基準値(デル
タ限界値)を逸脱している旨を表し、警報を発してい
る。なお、表示方法については、これら両者を併用して
もよく、また他の方法で識別表示したり、理由メッセー
ジ、理由コードを付加表示するようにしてもよい。
て印刷されるチェックリストの出力例を示している。同
図は異常値リストであり、受付日、受付番号、検査項目
の項目名、結果値、前回値、経過日数、デルタチェック
用のチェック基準値(デルタ限界値)およびチェックに
引っ掛かった事由を出力している。チェックに引っ掛か
った事由としては、検査項目Kについては、単項目チェ
ック用のチェック基準値(上限値)を逸脱している旨が
示され、検査項目TPについては、デルタチェック用の
チェック基準値(上昇限界)を逸脱している旨が示され
ている。
床検査分析装置によるチェックが有効であることを検査
項目TPについて説明する。
ェック限界値が一義的に1.2と設定されていた場合を
仮定する。前回値が4.0で、今回値が5.3の場合
(デルタ上昇値=1.3)、従来では、デルタ上昇値が
デルタチェック限界値を越えているため、何らかの警告
が発せられる。
正常範囲の下限値以下の低値であり、デルタチェック用
のチェック基準値(デルタ上昇限界)が1.3と設定さ
れるため、チェックはパスとなる。
(経過日数4日)の場合(デルタ下降値=1.9)、従
来では、デルタ下降値がデルタチェック限界を越えてい
るため、何らかの警告が発せられる。
正常範囲の上限値以上の高値であり、デルタチェック用
のチェック基準値(デルタ下降限界)が2.4と設定変
更されるため、チェックはパスとなる。
おける変化としては比較的ありふれた例である。従っ
て、上記具体的な数値例に示すように無用の警告を抑制
することができる。
タチェック限界値が1.5と設定されていた場合を仮定
する。前回値が6.5で、今回値が8.0の場合(デル
タ上昇値=1.5)、従来では、デルタ上昇値がデルタ
チェックのチェック基準値を満たしており、チェックは
パスとなる。
正常範囲内であり、デルタチェック用のチェック基準値
(デルタ上昇限界)が1.2に設定されるため、デルタ
チェック限界を越え、何らかの警告が発せられることと
なる。
変化としては、比較的まれな例であり、何らかの検査過
誤を疑うのが相応しい場合である。従ってこの場合、上
記具体的な数値例(本実施例)のように警告を発するべ
きである。
分析装置では、前回の測定日および今回の測定日から経
過日数を算出し、この経過日数と前回値に基づいて単項
目チェックおよびデルタチェックにおけるチェック基準
値を設定し、このチェック基準値に基づいて今回値を評
価するので、検査項目毎の検査結果データの傾向を評価
判断に反映させることができ、結果として、検査のヒッ
ト率を向上させ、より信頼性の高い検査結果を得ること
ができる。
段105のデータベースファイルには、前回検査日およ
び前回測定値が保持されることとしたが、このデータベ
ースファイルには各被検者の診療履歴情報も書き込まれ
てよく、診療履歴情報をも考慮してチェック基準値を設
定するようにしてもよい。
より、検査項目毎の検査結果データの傾向に加えて被検
者の診療履歴をも評価判断に反映させることができ、検
査のヒット率をより一層向上させ、より信頼性の高い検
査結果を得ることができる。
ルタチェック限界値設定部112の他の実施例を示して
いる。デルタチェック限界値設定部112は、同一検査
項目の同一経過日数のものにおける全測定値について同
一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に、前回の測定値と
今回の測定値との度数分布データあるいは散布データを
作成する度数分布・散布データ作成部120と、度数分
布・散布データ作成部120により作成された度数分布
データを度数分布表(図7(a)、(b)、図8
(c)、(d)参照)として画面表示、あるいは散布デ
ータを散布図(図19(a)〜(d)参照)として画面
表示するための画面表示処理を行う画面表示処理部12
1と、キーボード、マウス等による入力手段122より
領域指定の信号を入力して測定値毎あるいは所定測定値
幅毎に限界値を設定する限界値設定部123とを有して
いる。
8(c)、(d)に示されているよな度数分布表、ある
いは図19(a)〜(d)に示されているような散布図
がディスプレイ115に画面表示され、ユーザはその画
面表示を見ながら、キーボード、マウス等による入力手
段122より平面的に領域指定を行うことで、その領域
指定に応じて限界値設定部123がデルタチェック限界
値を自動設定する。
あるいは散布データに基づいて統計学的にデルタチェッ
クの限界値の設定を適切に行うことができ、このデルタ
チェックの限界値の設定に関して検査項目毎の検査結果
データの傾向が統計学的に的確に反映する。この結果と
して、検査のヒット率を向上でき、より信頼性の高い検
査結果を得ることができる。
図19の(a)〜(d)に対応している。
界値を設定する場合には、デルタチェック限界値の平滑
化が行われてよい。
ェック限界値を設定する手順を、図9(d)〜(f)は
度数分布図よりデルタチェック限界値を設定する手順を
各々解図的に示している。
とエラー領域とが領域指定され、測定値がパス領域に入
っているか否かによりデルタチェックを行うこともでき
る。
hと下降限界値図側の境界線flは関数指定ににより設
定することもできる。
デルタチェック限界値設定部112の他の実施例を示し
ている。デルタチェック限界値設定部112は、同一検
査項目の同一経過日数のものにおける全測定値について
同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に、前回の測定値
と今回の測定値との度数分布データを作成する度数分布
データ作成部130と、度数分布データより同一測定値
毎あるいは所定測定値幅毎に最大度数値あるいは度数総
和値を算出する最大度数・度数総和値算出部131と、
比率設定器132より比率を与えられ、最大度数値ある
いは度数総和値に対して設定比率を満たす最少の度数値
の測定値差をもって限界値を自動設定する限界値設定部
133とを有している。
30により度数分布データが作成され、最大度数・度数
総和値算出部131が度数分布データより同一測定値毎
あるいは所定測定値幅毎に最大度数値あるいは度数総和
値を算出する。
した最大度数値あるいは度数総和値に対して比率設定器
132により設定された所定比率を満たす最少の度数値
の測定値差をもって限界値設定部133がデルタチェッ
クの限界値を自動設定する。
値の設定要領を解図的に示している。
に関して検査項目毎の検査結果データの傾向が統計学的
に的確に反映し、また学習が行われ、結果として、検査
のヒット率を向上でき、より信頼性の高い検査結果を得
ることができる。
るような度数分布表で表され、一例として、前回値が
6.0〜6.5(表示値6.0)の限界値を設定する場
合、この測定値幅域における最大度数値は163であ
り、限界値設定を最大度数値の10%とすると、最大度
数値に対して所定比率10%(適合値16.3)を満た
す最少の度数値の測定値は、下限側が19で示される度
数値のものとなり、上限側が26で示される度数値のも
のとなり、今回値−前回値よりデルタチェックの下降限
界値と上限限界値はともに1に設定される。
ているような度数分布表で表され、一例として前回値が
6.0〜6.5(表示値6.0)の限界値を設定する場
合、この測定値幅域における度数総和値は406であ
り、限界値設定を度数総和値の5%(適合値20.3)
とすると、度数総和値に対して所定比率5%を満たす最
少の度数値の測定値は、下限側が度数値89で示される
度数値のものとなり、今回値−前回値よりデルタチェッ
クの下降限界値は0.5に設定される。
定データの個数が増えるほど、より的確にデルタチェッ
ク限界値が設定される。
して、図6に示されている実施例と同様に、度数分布表
が画面表示されてもよい。
タチェック限界値を設定する場合には、デルタチェック
限界値の平滑化が行われてよく、デルタチェックのパス
領域とエラー領域とが領域指定されることで、測定値が
パス領域に入っているか否かによりデルタチェックを行
うこともできる。
デルタチェック限界値設定部112の他の実施例を示し
ている。デルタチェック限界値設定部112は、同一検
査項目の同一経過日数のものにおける全測定値について
同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に、前回の測定値
と今回の測定値との度数分布データを作成する度数分布
データ作成部140と、度数分布データより同一測定値
毎あるいは所定測定値幅毎に最大度数値あるいは度数総
和値を算出する最大度数・度数総和値算出部141と、
度数分布における分布外縁からの分布度数の総和(はず
れ値)を算出するはずれ値算出部142と、比率設定器
143より比率を与えられ、最大度数値あるいは度数総
和値に対して設定比率を満たす最少のはずれ値に適合す
る度数値の測定値差をもって限界値を自動設定する限界
値設定部144とを有している。
40により度数分布データが作成され、最大度数・度数
総和値算出部141が度数分布データより同一測定値毎
あるいは所定測定値幅毎に最大度数値あるいは度数総和
値を算出し、またはずれ値算出部142がその度数分布
における分布外縁からの分布度数の総和を算出する。は
ずれ値算出部142による総和算出は、図7(b)に示
されている度数分布表で、前回値が5.5〜6.5(代
表値6.0)について云えば、下限側は、1,19,8
9の順に総和演算を行う。
度数総和値に対して比率設定器132により設定された
所定比率を満たす最少の度数値の測定値差をもって限界
値設定部133がデルタチェックの限界値を自動設定す
る。デルタチェックの限界値が自動設定される。
タチェックの限界値の設定に関して検査項目毎の検査結
果データの傾向が統計学的に的確に反映し、また学習が
行われ、結果として、検査のヒット率を向上でき、より
信頼性の高い検査結果を得ることができる。
数分布データをそのまま使用してデルタチェックの限界
値を設定したが、度数分布データを度数分布データ作成
部140にて正規分布化し、その正規分布化された度数
分布データの最大度数値あるいは度数総和値に対して所
定比率を満たす最少の度数値の測定値差をもってデルタ
チェック限界値を設定することも、また正規分布化にお
ける分布外縁からの分布度数の総和が正規分布化された
度数分布データの最大度数値あるいは度数総和値に対し
て所定比率を満たす最少の度数値の測定値差をもってデ
ルタチェック限界値を設定することもできる。
の設定に関して検査項目毎の検査結果データの傾向が統
計学的に的確に反映し、また学習が行われ、結果とし
て、検査のヒット率を向上でき、より信頼性の高い検査
結果を得ることができる。
値を設定する以外に、今回値の階級別にデルタチェック
限界値を同等に設定することもできる。
らデルタチェック限界値を同等に設定することが可能で
あり、この場合には、度数値が散布密度と置き換えられ
ればよく、このデルタチェック限界値設定においては、
度数分布データと散布データとは均等物であるとして取
り扱われてよい。また度数分布データと散布データとは
同一意味を保って相互に変換可能である。
実施例を示している。尚、図13に於いて、図1に対応
する部分は図1に付した符号と同一の符号により示され
ている。この臨床検査分析装置は、検査項目毎に経過日
数と測定値の少なくとも何れか一方からチェック基準値
を導く推論ルールを文書ファイル形式で格納する知識ベ
ース用記憶部506と、検査項目毎にデータベース記憶
手段102内に記憶されている同一被検者の前回の測定
日および測定値に基づいて適用する推論ルールを選択
し、所定の推論制御によってチェック基準値を設定する
推論部514とを有している。推論部514は、前回の
測定日および今回の測定日から経過日数を算出し、この
経過日数と前回の測定値に基づいて適用する推論ルール
を選択し、このワーキングメモリ513を使用して、例
えば前向き推論等の推論制御によってチェック基準値を
設定する。
るif−then形式で書かれたチェック基準値設定の
ための推論ルールは、ルールコンパイラ511でコンパ
イルされ、推論部514に与えられる。
Pについての単項目管理基準設定ルールが図14(a)
に、検査項目TPについてのデルタチェック設定ルール
が図14(b)に各々示されている。
は、図1に示されている実施例のものとほぼ同様である
から、その説明は省略する。
は、図4に示されているような画面表示が行われ、チェ
ック基準値を逸脱している場合には、その項目について
何らかのキー入力、カーソル設定、あるいはその項目を
マウスでクリックすることにより、図15に示されてい
るような理由ウィンドウが表示される。
によって印刷されるチェックリストの出力例を示してい
る。このチェックリストには実施例1と同様の項目に加
えて、チェックに引っ掛かった事由に対応して参照ルー
ルが記載される。
一の設定値と比較した結果によって判断され、特別にそ
の結果に至った理由を提示することはなかった。これに
対して本実施例では、何故その結果に至ったかの理由を
提示することが可能である。特に、本実施例のように知
識ルールに基づく推論によってチェックの実行制御を行
う場合には、その根拠を採用した推論ルールを示すこと
により、何故その結果に至ったかの理由を分かり易く提
示することができる。
分析装置では、前回の測定日および今回の測定日から経
過日数を算出し、この経過日数と測定値に基づいて適用
する推論ルールを選択し、例えば前向き推論等の推論制
御によってチェック基準値を設定するので、検査項目毎
の検査結果データの傾向を評価判断に反映させることが
でき、結果として、検査のヒット率を向上させ、より信
頼性の高い検査結果を得ることができる。
は、前回検査日および前回測定値が保持されることとし
たが、これに限らず各被検者の診療履歴情報を保持する
ようにし、また知識ベース用記憶部506に格納する推
論ルールも、検査項目毎に各被検者の診療履歴情報、経
過日数および測定値からチェック基準値を導くものと
し、推論部514により診療履歴情報をも考慮してチェ
ック基準値を設定するようにしてもよい。このように付
加情報をさらに加えることにより、検査項目毎の検査結
果データの傾向に加えて被検者の診療履歴をも評価判断
に反映させることができ、検査のヒット率をより向上さ
せ、より信頼性の高い検査結果を得ることができる。
に用いられる手法には、上述の実施例で示したような単
項目チェックやデルタチェックの他に、多重統計学的手
法を用いた統計学チェックがある。ここにいう統計学チ
ェックとは、複数の検査項目間の相関関係を利用して行
うチェックをいう。
の測定値を知れば他項目の測定値を予測することができ
る。極端な場合、相関が非常に高いならば、一方の測定
は行う必要がないと云える。しかし、異常の検出という
立場からは、この冗長さを利用し、複数項目間の関係を
調べ、それが特定の関係から大きく外れるならば、異常
を疑うことになる。
め、所定の範囲内にあるかどうかを調べることが一般に
行われている。また、複数項目(2〜6程度)の前回値
との差を用いて、統計学、特に多変量解析を行うことに
より、検体取り違えを検出することも知られている。
ク基準値を、他の検査項目との相関関係を考慮して設定
または導出するようにする。これにより、他の検査項目
との相関関係を考慮した統計学的なチェックについて
も、経過日数、測定値およびまたは被検者の診療履歴情
報に基づいてチェック基準値を設定し、このチェック基
準値に基づいて今回の測定値を評価することとなり、検
査項目毎の検査結果データの傾向や診療履歴を評価判断
に反映させてより的確な検査結果を得ることができる。
前回値との差による以外に、この両者の比によりチェッ
ク基準値の設定が行われてもよく、この場合には対数目
盛が使用されればよい。
LANに組み込んだシステム構成図を示している。図1
7において、本実施例を実現するシステムは、ハードデ
ィスク203を備えたサーバー機201と、第1端末2
02−1、第2端末202−2、第3端末202−3お
よび第4端末202−4とによるLAN(Local Area
Network )を構築して実現されている。
共に記憶する記憶手段は、ハードディスク203および
サーバー機201によるデータベースシステムで実現さ
れている。つまりサーバー機201は、LANおよびデ
ータベースシステムを管理する。
査項目について測定する測定手段としての生化学検査装
置204が接続されており、第4端末202−4は、こ
の生化学検査装置204による検査を制御すると共に、
検査結果データを加工処理する。
の検査結果を、当該第1端末202−1のみならず院内
の各診療室等に配置されたFAXによる院内FAX網2
06に対しても出力できるように、FAXアダプタ20
5を介して接続されている。
に係る臨床検査分析装置によれば、検体の各検査項目の
測定値が被検者の識別情報および測定日と共に記憶手段
に記憶され、チェック基準設定手段が前記記憶手段に記
憶されている同一被検者の前回の検査日よりの経過日数
に応じて、又は同一被検者の前回の検査日よりの経過日
数および測定値に応じて測定値の適否チェック基準値を
設定する。評価手段は、適否チェック基準設定手段によ
り設定された適否チェック基準値に基づき今回の測定値
の適否を評価する。
傾向を評価判断に反映させることができ、結果として、
検査のヒット率を向上でき、より信頼性の高い検査結果
を得ることができる。
ら経過日数を算出し、この経過日数に基づいて単項目チ
ェック等のチェック基準値を設定し、チェック基準値に
基づいて今回の測定値を評価すれば、検査項目毎の検査
結果データの傾向を評価判断に反映させることができ、
結果として、検査のヒット率を向上させ、より信頼性の
高い検査結果を得ることができる。
では、前記チェック基準値が、許容される測定値の上限
値と下限値、即ち単項目チェックの限界値であり、この
単項目チェックの限界値の設定に関して検査項目毎の検
査結果データの傾向が反映し、結果として、検査のヒッ
ト率を向上でき、より信頼性の高い検査結果を得ること
ができる。
では、前記チェック基準値が、今回値の前回値に対する
差または比について、許容し得る限界値、即ちデルタチ
ェックの限界値であり、このデルタチェックの限界値の
設定に関して検査項目毎の検査結果データの傾向が反映
し、結果として、検査のヒット率を向上でき、より信頼
性の高い検査結果を得ることができる。
では、測定値が病理上の正常値範囲以外である場合のデ
ルタチェックの限界値が、病理上の正常値範囲である場
合の限界値より大きく設定されるから、デルタチェック
の限界値の設定に関して検査項目毎の検査結果データの
傾向が反映し、結果として、検査のヒット率を向上で
き、より信頼性の高い検査結果を得ることができる。
では、同一検査項目の同一経過日数のものにおける全測
定値について同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に、
前回の測定値と今回の測定値との度数分布データあるい
は散布データを取得することが行われ、この度数分布デ
ータあるいは散布データより同一測定値毎あるいは所定
測定値幅毎にデルタチェックの限界値が設定されるか
ら、デルタチェックの限界値の設定に関して検査項目毎
の検査結果データの傾向が統計学的に的確に反映し、結
果として、検査のヒット率を向上でき、より信頼性の高
い検査結果を得ることができる。
では、上述の度数分布データより同一測定値毎あるいは
所定測定値幅毎に最大度数値あるいは度数総和値を算出
することが行われ、その最大度数値あるいは度数総和値
に対して所定比率を満たす最少の度数値の測定値差また
は比をもってデルタチェックの限界値が自動設定される
から、デルタチェックの限界値の設定に関して検査項目
毎の検査結果データの傾向が統計学的に的確に反映し、
また学習が行われ、結果として、検査のヒット率を向上
でき、より信頼性の高い検査結果を得ることができる。
装置では、上述の度数分布データより同一測定値毎ある
いは所定測定値幅毎に最大度数値あるいは度数総和値を
算出することが行われ、その度数分布における分布外縁
からの分布度数の総和が前記最大度数値あるいは度数総
和値に対して所定比率を満たす最少の度数値の測定値差
または比をもってデルタチェックの限界値が自動設定さ
れるから、デルタチェックの限界値の設定に関して検査
項目毎の検査結果データの傾向が統計学的に的確に反映
し、また学習が行われ、結果として、検査のヒット率を
向上でき、より信頼性の高い検査結果を得ることができ
る。
では、上述の度数分布データを同一測定値毎あるいは所
定測定値幅毎に正規分布化し、正規分布化された度数分
布データの最大度数値あるいは度数総和値に対して所定
比率を満たす最少の度数値の測定値差または比をもって
デルタチェックの限界値が設定されるから、デルタチェ
ックの限界値の設定に関して検査項目毎の検査結果デー
タの傾向が統計学的に的確に反映し、また学習が行わ
れ、結果として、検査のヒット率を向上でき、より信頼
性の高い検査結果を得ることができる。
では、上述の度数分布データを同一測定値毎あるいは所
定測定値幅毎に正規分布化し、その正規分布化における
分布外縁からの分布度数の総和が正規分布化された度数
分布データの最大度数値あるいは度数総和値に対して所
定比率を満たす最少の度数値の測定値差または比をもっ
てデルタチェックの限界値が設定されるから、デルタチ
ェックの限界値の設定に関して検査項目毎の検査結果デ
ータの傾向が統計学的に的確に反映し、また学習が行わ
れ、結果として、検査のヒット率を向上でき、より信頼
性の高い検査結果を得ることができる。
置では、知識ベースが検査項目毎に前回の検査日よりの
経過日数と測定値の少なくとも何れか一方よりチェック
基準値を導く推論ルールを格納しており、この知識ベー
スに格納されている推論ルールに従って推論部が前向き
推論等による推論制御によりチェック基準値を自動設定
するから、検査項目毎の検査結果データの傾向を評価判
断に反映させることができ、結果として、検査のヒット
率を向上でき、より信頼性の高い検査結果を得ることが
できる。
析装置では、記憶手段が各検査項目の測定値を被検者の
識別情報および測定日と共に記憶していることに加えて
各被検者の診療履歴情報を保有しており、基準設定手段
は記憶手段に格納された診療履歴情報も考慮してチェッ
ク基準値を設定するから、検査項目毎の検査結果データ
の傾向に加えて被検者の診療履歴をも評価判断に反映さ
せることができ、検査のヒット率をより向上させ、より
信頼性の高い検査結果を得ることができる。
置では、基準設定手段は他の検査項目との相関関係を考
慮してチェック基準値を設定する。これにより、他の検
査項目との相関関係を考慮した統計学的なチェックにつ
いても、経過日数、測定値およびまたは被検者の診療履
歴情報に基づいてチェック基準値が設定され、このチェ
ック基準値に基づいて今回の測定値の評価が行われるか
ら、検査項目毎の検査結果データの傾向や診療履歴を評
価判断に反映させて、より的確な検査結果を得ることが
できる。
置では、今回の測定値がチェック基準値を外れた場合に
は出力手段が警報を出力するから、臨床検査分析装置の
利用者は、今回の測定値がチェック基準値を外れたこと
を確実に知ることができ、使い勝手のよい、ユーザフレ
ンドリなインタフェースが実現される。
置では、今回の測定値がチェック基準値を外れた場合に
は、その理由を示す情報を出力するから、臨床検査分析
装置の利用者は、今回の測定値がチェック基準値を外れ
た理由を的確に知ることができ、使い勝手のよい、ユー
ザフレンドリなインタフェースが実現される。
す機能構成図である。
設定テーブルを示す説明図、(b)は検査項目TPにつ
いてのデルタチェック限界値設定テーブルを示す説明図
である。
ローチャートである。
例を示す説明図である。
説明図である。
ク限界値設定部の他の実施例を示すブロック線図であ
る。
分布表の例を示す説明図である。
分布表の例を示す説明図である。
界値を設定する手順を、(d)〜(f)は度数分布図よ
りデルタチェック限界値を設定する手順を各々解図的に
示す説明図である。
ック限界値設定部の他の実施例を示すブロック線図であ
る。
タチェック限界値の設定要領を解図的に示す説明図であ
る
ック限界値設定部の他の実施例を示すブロック線図であ
る。
を示す機能構成図である。
るチェック基準値設定用の推論ルール例を示す説明図で
あり、(a)は検査項目TPについての単項目管理基準
設定ルールを、(b)は検査項目TPについてのデルタ
チェック設定ルールを示している。
ある。
す説明図である。
構築例を示すシステム図である。
数の分布特性図(散布図)である。
の測定値との相関を示す分布特性図であり、(a)は経
過日数が3、4日の場合、(b)は経過日数が7日の場
合、(c)は経過日数が28日の場合、(d)は経過日
数が56日の場合を示している。
Claims (14)
- 【請求項1】 検体の各検査項目毎の測定値を被検者の
識別情報および検査日と共に記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている同一被検者の前回の検査
日よりの経過日数に応じて、又は経過日数および測定値
に応じて測定値の適否チェック基準値を設定する適否チ
ェック基準設定手段と、 前記適否チェック基準設定手段により設定される適否チ
ェック基準値に基づき今回の測定値の適否を評価する評
価手段と、 を有することを特徴とする臨床検査分析装置。 - 【請求項2】 前記チェック基準値は、許容される測定
値の上限値と下限値であることを特徴とする請求項1に
記載の臨床検査分析装置。 - 【請求項3】 前記チェック基準値は、今回値の前回値
に対する差または比について、許容し得る限界値である
ことを特徴とする請求項1に記載の臨床検査分析装置。 - 【請求項4】 前記適否チェック基準設定手段は、測定
値が病理上の正常値範囲以外である場合の限界値と、測
定値が病理上の正常値範囲である場合の限界値とを個別
に設定することを特徴とする請求項3に記載の臨床検査
分析装置。 - 【請求項5】 前記適否チェック基準設定手段は、同一
検査項目の同一経過日数のものにおける全測定値につい
て同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に、前回の測定
値と今回の測定値との度数分布データあるいは散布デー
タを取得し、この度数分布データあるいは散布データよ
り同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎に前記限界値を
設定することを特徴とする請求項4に記載の臨床検査分
析装置。 - 【請求項6】 前記適否チェック基準設定手段は、前記
度数分布データより同一測定値毎あるいは所定測定値幅
毎に最大度数値あるいは度数総和値を算出し、その最大
度数値あるいは度数総和値に対して所定比率を満たす最
少の度数値の測定値差または比をもって前記限界値を設
定することを特徴とする請求項5に記載の臨床検査分析
装置。 - 【請求項7】 前記適否チェック基準設定手段は、前記
度数分布データより同一測定値毎あるいは所定測定値幅
毎に最大度数値あるいは度数総和値を算出し、その度数
分布における分布外縁からの分布度数の総和が前記最大
度数値あるいは度数総和値に対して所定比率を満たす最
少の度数値の測定値差または比をもって前記限界値を設
定することを特徴とする請求項5に記載の臨床検査分析
装置。 - 【請求項8】 前記適否チェック基準設定手段は、前記
度数分布データを同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎
に正規分布化し、正規分布化された度数分布データの最
大度数値あるいは度数総和値に対して所定比率を満たす
最少の度数値の測定値差または比をもって前記限界値を
設定することを特徴とする請求項5に記載の臨床検査分
析装置。 - 【請求項9】 前記適否チェック基準設定手段は、前記
度数分布データを同一測定値毎あるいは所定測定値幅毎
に正規分布化し、その正規分布化における分布外縁から
の分布度数の総和が正規分布化された度数分布データの
最大度数値あるいは度数総和値に対して所定比率を満た
す最少の度数値の測定値差または比をもって前記限界値
を設定することを特徴とする請求項5に記載の臨床検査
分析装置。 - 【請求項10】 前記基準設定手段は、検査項目毎に前
回の検査日よりの経過日数と測定値の少なくとも何れか
一方よりチェック基準値を導く推論ルールを格納した知
識ベースと、前記知識ベースに格納されている推論ルー
ルに従って推論制御により前記チェック基準値を設定す
る推論部とを有していることを特徴とする請求項1〜4
の何れかに記載の臨床検査分析装置。 - 【請求項11】 前記記憶手段は各被検者の診療履歴情
報を保有し、前記基準設定手段は前記記憶手段に格納さ
れた診療履歴情報を考慮して前記チェック基準値を設定
することを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の
臨床検査分析装置。 - 【請求項12】 前記基準設定手段は他の検査項目との
相関関係を考慮して前記チェック基準値を設定すること
を特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の臨床検査
分析装置。 - 【請求項13】 前記評価手段より評価結果を示す情報
を与えられ、今回の測定値が前記チェック基準値を外れ
た場合には警報を出力する出力手段を有することを特徴
とする請求項1〜12の何れかに記載の臨床検査分析装
置。 - 【請求項14】 前記評価手段は今回の測定値が前記チ
ェック基準値を外れた場合には、その理由を示す情報を
出力することを特徴とする請求項1〜13の何れかに記
載の臨床検査分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14904295A JP2828609B2 (ja) | 1994-09-22 | 1995-06-15 | 臨床検査分析装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP6-228404 | 1994-09-22 | ||
JP14904295A JP2828609B2 (ja) | 1994-09-22 | 1995-06-15 | 臨床検査分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08147396A JPH08147396A (ja) | 1996-06-07 |
JP2828609B2 true JP2828609B2 (ja) | 1998-11-25 |
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ID=26479052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP14904295A Expired - Lifetime JP2828609B2 (ja) | 1994-09-22 | 1995-06-15 | 臨床検査分析装置 |
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