JP2828529B2 - 発電制御システム - Google Patents

発電制御システム

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JP2828529B2
JP2828529B2 JP25763591A JP25763591A JP2828529B2 JP 2828529 B2 JP2828529 B2 JP 2828529B2 JP 25763591 A JP25763591 A JP 25763591A JP 25763591 A JP25763591 A JP 25763591A JP 2828529 B2 JP2828529 B2 JP 2828529B2
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政克 藤下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力源(例えば内燃機
関)を有する車輛、船舶等の充電系に関し、特に、上記
動力源により駆動されて発電を行う発電制御システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車に搭載され、その内
燃機関によって回転駆動されて発電を行う発電機の制御
は、一般に、いわゆるICレギュレ−タと呼ばれる制御
装置により界磁電流を断続制御することにより行われて
いた。このICレギュレ−タは、発電機の出力により充
電されるバッテリの出力電圧を検出しつつ、これが指定
値以下となれば界磁電流を供給して発電を行い、他方、
所定値以上の場合には界磁電流を遮断して発電を中止す
るものであった。
【0003】また、特開昭60−16195号公報によ
れば、単にバッテリ出力のみならず、エンジン状態や電
気負荷の状態に応じて発電機の発電動作を総合かつ良好
に制御すべく、マイクロコンピュ−タを使用して発電機
の界磁電流を制御する車載発電機の制御装置が知られて
いる。この制御装置では、その第2図に示される電気回
路からも明らかな様に、マイクロコンピュ−タから成る
制御装置は、エアコンやヘッドランプ投入を検出するセ
ンサ等を含む内燃機関の運転パラメ−タを取り込んで車
載エンジンの運転状態または電気負荷状態を検出する。
そして、この検出されたエンジンの運転状態または電気
負荷状態に対応して車載発電機の発電量をすなはち、発
電量を制御するためのレギュレ−タの目標電圧値を切り
替えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術になる
車載発電機の制御装置では、特に後者においては、成る
ほど、エンジンの運転状態や電気負荷状態を取り込んで
総合的に発電動作の制御をするため、より良好な制御が
可能ではあるが、エンジンにとって最適な制御を優先し
て考えている。このため、発電機の発電動作を制御する
方法としては、単にレギュレ−タの目標電圧値を切り替
えるだけであり、内燃機関の動力性能向上や燃費向上の
効果は充分なるものが得られたとしても、これではバッ
テリ−の充電状態や特にバッテリ−の寿命に対する配慮
が充分ではなく、結果としてバッテリ−の寿命を短くし
てしまうという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、上記従来技術における
問題点に鑑み、蓄電手段の状態を考慮して、上記動力源
と発電機を制御する発電制御システムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解消するた
めに、主たる駆動対象を他に有する動力源により駆動さ
せられる発電機の発電電力により充電される蓄電手段と
上記発電機とを制御し、上記発電機を制御するために上
記発電機の界磁電流を制御して、上記発電機の出力電力
を変化させる発電制御システムにおいて、上記蓄電手段
の状態と、動力源の運転状態とに基づいた上記発電機の
制御とを行なう界磁電流制御手段と、上記蓄電手段の放
電電流を検出する手段と、上記蓄電手段の放電状態継続
時間を検出する手段とを有することとしたものである。
【0007】
【作用】主たる駆動対象を他に有する動力源により駆動
させられる発電機の発電電力により充電される蓄電手段
と上記発電機とを制御し、上記発電機を制御するために
上記発電機の界磁電流を制御して、上記発電機の出力電
力を変化させる発電制御システムにおいて、界磁電流制
御手段は、上記蓄電手段の状態と、動力源の運転状態と
に基づいた上記発電機の制御とを行なう。放電電流を検
出する手段は、蓄電手段の放電電流を検出する。放電状
態継続時間を検出する手段は、蓄電手段の放電状態継続
時間を検出する。上記界磁電流制御手段は、上記蓄電手
段の放電電流の検出値と上記蓄電手段の放電状態継続時
間の積が所定の値を超えた時、上記蓄電手段が放電状態
となるような上記発電機の制御を禁止する。こうして、
蓄電手段の寿命悪化要因を常に監視しながら発電電圧を
変化させるものである。
【0008】すなわち、蓄電手段の寿命が悪化する条件
下においてのみ、発電電圧を変化させないので、動力源
の動力性能や燃費の効果は充分確保しつつ、従来通りの
蓄電手段の寿命が確保されることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例になる発電制御シス
テムについて、添付の図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0010】図1は、上記本発明になる発電制御システ
ムの1例を示すもので、この図において、車両に搭載さ
れた内燃機関制御手段8は、内燃機関のパラメ−タ2で
あるクランク軸11の所定の回転角(例えば、1度)毎
に出るパルス出力n、エンジン水温TW、エンジン吸入
空気量QA、スロットル開度θ等を車両状態判別入力と
し、これらの条件からエアコン負荷状態の検出、始動時
の検出、車両の走行状態の検出、電気負荷の検出を行
い、エンジン負荷の状態判別をする。その後、車両状態
に最適となる車両発電機3の発電電圧を設定する。これ
らの処理を内燃機関制御手段8の内部で演算処理し、目
標発電電圧に相当する制御パルスPを界磁電流制御手段
5へ出力する。制御パルスPを受けた界磁電流制御手段
5は、制御パルスPに基づきバッテリ電圧VBが目標発
電電圧となるように制御する。
【0011】まず、図2には、上記本発明になる発電制
御システムの全体構成が示されており、この図におい
て、例えば自動車等、車両に搭載された内燃機関1は、
回転トルクを出力する出力軸、すなわちクランク軸11
を備えている。このクランク軸11には、図示されてい
ないが、プ−リやベルトを介して車載発電機3が機械的
に連結されている。この車載発電機3は、従来の発電機
と同様、外周に界磁巻線31を巻いた回転子と、この回
転子の外周面に対向する様に3相巻線32a,32b,
32cを巻いた固定子とから構成されており、そして、
この回転子は上記内燃機関1のクランク軸に同期して回
転駆動される。また、上記発電機3の3相巻線32a,
32b,32cには、例えば6個のダイオ−ドを直並列
に接続して成る整流回路33が接続され、発電機の3相
交流出力を整流して車載バッテリ4に供給して充電する
様に構成されている。
【0012】上記車載発電機3には、上記車載バッテリ
電圧VBを検出しながら出力電圧を調整する発電制御装
置5が接続されている。
【0013】この発電制御装置5は、界磁巻線31に直
列に接続されたパワートランジスタTR,並列に接続さ
れたダイオードFD,パワートランジスタTRを制御す
る制御回路50から構成される。制御回路50はバッテ
リ4の電圧VBを検出し、内部参照電圧VREF(後
述)と比較し、VBがVREFより大きい時にはパワー
トランジスタTRへ与えるデューティーを小さくし、界
磁電流IFを減じ発電機の出力電圧を低くし発電を抑制
する。VBがVREFより小さい時には逆の動作で発電
を高める。ここで、発電機の外部からの信号PをC端子
により受信し、その信号Pのデューティーにより前記V
REFを可変ならしめ、発電電圧を可変できるように構
成されている。
【0014】また、一般の車両と同様に、上記車両に車
載された内燃機関1は、その回転トルクをトランスミッ
ション2を介して駆動輪6に伝達されている。この内燃
機関1は、上記図2に示す例では、いわゆるMPI(多
気筒燃料噴射)方式の4気筒内燃機関であり、4個のイ
ンジェクタ51とその駆動装置52が設けられ、これら
によって各気筒毎に燃料供給量が制御されている。ま
た、内燃機関1には、各気筒毎に点火プラグ53が取り
付けられ、これらは、例えば点火コイルを内蔵したディ
ストリビュ−タ54から点火気筒順に配電される点火用
高電圧によりスパ−クを発生し、各気筒内に充填圧縮さ
れた混合気を爆発させる。そして、これらインジェクタ
51、点火プラグ53の動作は、内燃機関の制御装置で
ある、いわゆるエンジンコントロ−ルユニット(EC
U)によって制御される。また、上記図2中、上記内燃
機関1に供給する燃料を蓄えるための燃料タンク7の内
部には、燃料を加圧して上記インジェクタ51に供給す
るための燃料ポンプ71が沈設され、この燃料ポンプ7
1の動作も、また、上記ECU8により、燃料ポンプ制
御装置72を介して制御される。
【0015】この様に、内燃機関1の制御を行う上記E
CU8は、図にも示す様に、例えばマイクロコンピュ−
タ等を利用して構成されたものであり、図示の例では、
各種演算を行うためのセントラルプロセッシングユニッ
ト(CPU)81、演算に用いる各種デ−タを一時的に
記憶するためのランダムアクセスメモリ(RAM)82
及びプログラムや必要なデ−タ等を格納・記憶したリ−
ドオンメモリROM83とから構成され、さらに、これ
らとは個別に、いわゆる、入出力混成集積回路(I/O
LSI)84が設けられている。このI/O LSI
84は、上記内燃機関1の制御に必要な各種のパラメ−
タやデ−タを上記マイクロコンピュ−タ内に取り込むた
めのものであり、例えば、バッテリ電圧VB等のアナロ
グ信号については、これをディジタル信号に変換するA
/D変換器等も内蔵している。また、このI/O LS
I84は、上記マイクロコンピュ−タの演算結果に基づ
いて各種のアクチュエ−タを駆動・制御する制御信号を
も発生するように構成されている。
【0016】以上のECU8による制御に必要な内燃機
関1のパラメ−タやデ−タを検出するため、例えば、内
燃機関1に吸入される吸入空気量Qを検出する空気流量
計(例えば、ホットワイヤ式エア−フロ−センサ等)1
01、冷却水の水温TWを検知する水温センサ102、
スロットルバルブの開度θを検出するスロットルセンサ
103、排気ガス中の酸素濃度O2を検出して供給燃料
の空燃比(A/F)を制御するためのO2センサ10
4、内燃機関1の速度あるいは回転角度を検出するため
に上記クランク軸11の所定の回転角(例えば、1度)
毎にパルス出力nを発生するクランク角センサ105、
例えばアクセルペダルの踏角あるいはスロットルバルブ
の開度θから機関1のアイドル運転状態SIを検出する
アイドルスイッチ106、そして、機関1の始動を行う
スタ−タの投入SSを検出するスタ−タスイッチ107
等が設けられている。さらに、上記トランスミッション
2には、ニュ−トラル状態SNにあるか否かを検知する
ためのニュ−トラルスイッチ108が設けられている。
【0017】以上に説明した内燃機関1の各種動作パラ
メ−タやデ−タに加え、上記ECU8には、上記車載バ
ッテリ4のバッテリ電圧VBと、この車載バッテリ4に
接続される、例えばヘッドライトランプ等の電気負荷4
1,41…に供給される負荷電流Ilを検出する電流セ
ンサ42の出力信号と、上記発電機3の界磁巻線31に
供給される界磁電流Ifを検出する電流センサ35の出
力信号とが入力されている。これら電流センサ42,3
5は、例えばホ−ル素子等を利用して構成されたもので
ある。
【0018】加うるに、車載のエアコンディショナのコ
ンプレッサ9を内燃機関1のクランク軸11に断続する
ための電磁クラッチ91の動作を検知する、いわゆるエ
アコン負荷スイッチ92の出力信号Aも、上記ECU8
に入力されており、これによってエアコンの投入を判別
する。
【0019】以上に説明した構成において、まず、発電
制御装置5は、車載バッテリ4の出力電圧VBを検出
し、これを所定の基準値と比較しながら界磁電流If
断続制御し、もって、車載発電機3の発電動作を制御す
る。他方、ECU8は、上記の各種センサ,スイッチ等
から出力される内燃機関1の運転パタメ−タを取り込
み、所定の演算を行った後、この演算結果に基づいて各
種のアクチュエ−タ(上記の例では、供給する燃料を制
御するためのインジェクタ51、気筒内に充填された燃
料を着火爆発させる点火プラグ53、そしてインジェク
タ51に加圧燃料を供給する燃料ポンプ71)を適宜制
御して、内燃機関1の運転動作を制御することは従来技
術と同様である。
【0020】そして、本発明によれば、ECU8は、上
記内燃機関1の動作を制御するのみならず、更には、上
記車載発電機3の発電動作をも制御する様に構成されて
いる。即ち、上記ECU8のI/O LSI84の出力
側ポ−ト(図2中、I/OLSI84右端部)からは制
御パルスPが出力され、発電制御装置5の制御回路50
のC入力端子に入力されている。
【0021】この制御回路50の回路構成が添付の図3
に詳細に示されている。図3は発電機3の制御回路50
の回路ブロックを示すものであり、電圧偏差回路501
およびPWM回路502からなる主制御ループと、C端
子からの制御パルスPを受信し、波形を整形する波形整
形回路503と,デューティー電圧変換回路504と,
VTRF切り換え回路505とから成る。
【0022】更に、L端子を介して充電警告灯506を
駆動する警報回路507を有する。ここで制御パルスP
が入力されると波形整形回路503で整形され、パルス
の波高値VPが一定値(VP)にコントロールされる。
整形されたパルス信号aはデューティー電圧変換回路5
04に伝達され、そのデューティ値に従って直流電圧V
REF1を発生する。VREF切り換え回路505は信
号aの周期を検出し、一定(例えば20mS)以上の周
期である時には出力VREFを内部参照電圧VREF2
(図5のデュ−ティがa%以上、且つb%以下の範囲で
あり、界磁電流を固定値に制御すること)に切り換え、
それ以外の時にはVREF1(図5のデュ−ティが上記
の範囲以外(0〜a%、b〜100%の範囲)で制御す
ること)に切り換える。
【0023】次に図4は、上記ECU8から上記発電制
御装置5の制御回路に出力する制御パルスPを示したも
のである。
【0024】制御パルスPは、内燃機関1の運転状態に
応じてECU8で演算された、発電機の目標発電電圧の
指令値に相当し、発電制御装置5への出力信号である。
その制御パルス値は以下の式で表される。
【0025】 デュ−ティ=Ton/(Ton+Toff) [%] 図5は、内燃機関1の運転状態に応じてECU8で演算
された制御パルスPと車載発電機3の目標発電電圧の関
係を示した一例である。この図において、aをデュ−テ
ィの下限値、bを上限値として定め、デュ−ティをa%
以上、且つb%以下の範囲(この範囲を発電制御機能と
呼ぶ)で出力すれば、発電機の出力電圧がデュ−ティに
対応した目標発電電圧となるように界磁電流の制御を行
う。また、デュ−ティを上記の範囲以外(0〜a%、b
〜100%の範囲。この範囲を界磁電流制御機能と呼
ぶ))で出力すれば、界磁電流制御手段は界磁電流制御
機能の制御を行い、発電機の出力電圧を、バッテリがフ
ル充電電圧以上となる14.4V程度(基準電圧)とな
るように界磁電流を制御する。界磁電流機能では、発電
電圧は一定(14.4V)であり、発電カット状態には
ならない。発電制御機能では、発電電圧を0〜16Vの
範囲内で自由に変えることができる。特に、12V以下
に設定した場合は、発電カット状態とすることができ
る。尚、デュ−ティと目標発電電圧は一義的に求まる比
例関係の特性が得られる構成とする。
【0026】ここで、図6にデューティ電圧変換回路5
04の波形を示す。図6(a)にC端子に入力されるパ
ルス波形を示す。
【0027】図7は波形整形回路503であり、503
a,503bはC−MOSトランスファーゲートにより
構成されるアナログ・スイッチ、503cは基準電圧源
(2.4V)、503dはNOTゲートである。入力c
がHiレベルの時にはアナログ・スイッチ503aが導
通、アナログ・スイッチ503bが遮断状態であり、出
力aは接地される。次に、入力cがLowレベルの時に
はアナログ・スイッチ503bが導通、アナログ・スイ
ッチ503aが遮断状態であり、出力aは2.4Vとな
る。図6(a)の様にc入力がHi/Lowを繰り返す
と、a出力は0V/2.4Vを繰り返す。
【0028】次に、デューティ電圧変換回路504の内
部回路の一例を図8に示す。図8の504a,504b
は抵抗器、504c,504dはコンデンサで構成され
た2次フィルタである。本回路ブロックの入力aに対
し、出力VREF1はDC成分を出力し、図6(b)に
示すような波形となる。 さらに、VREF切換回路5
05の内部回路は図9に示すごとくである。505aは
周波数検出回路であり、入力aのパルス周波数が高い時
(周期が短い)にHi,パルス周波数が低い時にLow
を出力する。505b,505cはC−MOSトランス
ファーゲートにより構成されるアナログ・スイッチ、5
05eは基準電圧源(2.1V)、505dはNOTゲ
ートである。入力aが一定時間以上変化しない、即ち周
波数が低い時にはアナログ・スイッチ505cが導通、
アナログ・スイッチ505bが遮断状態であり、出力V
REFには2.1Vが現れる。次に、入力aにHi/L
ow信号が発生した時にはアナログ・スイッチ505b
が導通、アナログ・スイッチ505cが遮断状態であ
り、出力VREFはVREF1と等しくなる。以上の動
作で得られたVREF信号は図3の電圧偏差回路501
へ伝達される。
【0029】次にECU8の動作について説明する。E
CU8はエンジンの燃料系,点火系を制御すると共に、
発電機3へデューティー信号を送り、発電電圧を制御し
その駆動トルクの最適化を行う。全体フローチャートの
一例を図10に示す。図10のステップ1001で発電
機制御のタスクを開始すると、ステップ1002へ行
く。ここでは、発電電圧を標準の14.4Vに設定す
る。次にステップ1003へ行き、エンジン回転数を測
定する。エンジン回転数が著しく低下した場合(例えば
Ne1=550r/min)、ステップ1004へ移
り、発電電圧を11.2Vに低下させる。このことは実
質的に発電を遮断した状態であり、エンジンにとっては
発電機を回転させるトルクが低減することを意味し、エ
ンジン回転数の低下を抑止することができる。
【0030】一方、発電電圧が低下することにより、バ
ッテリの放電が始まり、ステップ1005ではバッテリ
放電量△AHを計測する。(計測の具体的な方法につい
ては後述する)バッテリ放電量△AHが一定レベルAH
1を越えたときには、過放電領域であると判断し、ステ
ップ1014へジャンプし通常発電モードへ移る。
【0031】さらに、メインループでは、ステップ10
06で燃料カット・リカバー状態であるかを判別し、燃
料カット状態から燃料供給状態へ移行する時にはステッ
プ1007へ移り、発電電圧を11.2Vに下げ、発電
遮断を行う。この時も上記と同様にして、ステップ10
08でバッテリ放電量のチェックを行う。
【0032】ステップ1009ではスロットル開度を検
出し、スロットル開度が一定値(Th1)以上の時に加
速状態であると判断し、発電電圧を12.32Vに低下
させる。ここでもステップ1011でバッテリ放電量の
チェックを行う。
【0033】最後に、ステップ1012では減速状態で
あるかどうかの判断を行う。減速状態である時にはステ
ップ1013へ移り、発電電圧を15.2Vに高める。
【0034】また、一旦通常発電モード1014に入る
と、バッテリ放電量△AHがある程度快復するまで(A
H2<AH1を満足するように定数AH2を設定する)
発電電圧を可変できないようにする。この様に制御を行
なえば、放電深度が10%を割ることはない。
【0035】以上のフローによれば、バッテリの放電量
が一定値(AH1)を越えることが無いので、バッテリ
の寿命劣化を防止することができる。それでは、AH1
をどの様な値に設定すれば良いかについてであるが、図
11に、バッテリの放電深度と寿命の関係を取ったデー
タが有るので、これを基に説明する。
【0036】図11は鉛バッテリの充放電繰り返し寿命
試験において、放電時の放電深度(図11の11a部の
面積=放電電流×放電時間)と寿命指数の関係を示す図
である。一般に放電深度が大きくなれば寿命が低下する
と言う傾向があるが、放電深度10%(図11の点11
b)より小さい領域では寿命は飛躍的に良くなってい
る。そこで、例えば40AH(アンペア・アワー)のバ
ッテリに対しては、 AH1=40×0.1=4AH とすれば、バッテリ寿命の劣化は誘発されないことにな
る。本実施例によれば、発電機の電圧制御を任意に行っ
てもバッテリ劣化を招かないので、車両の電気装置の信
頼性を確保することができる。
【0037】上記の実施例では△AHの検出方法につい
ては詳細に記載されなかったが、次にこの検出方法のい
くつかの実施例について述べる。
【0038】図12に放電電流と時間による放電深度の
検出方法についての1例を示す。バッテリの放電電流と
その累積時間からバッテリ放電量を算出し、バッテリの
放電深度を算出する。そして、算出された放電深度が設
定値以上(例えば10%)となる時間t1となった時点
から発電機の発電制御を禁止する。
【0039】図13は界磁電流と時間による放電深度の
検出方法についての1例を示した図で、例えば放電深度
10%で設定した場合を示した図である。界磁電流If
が界磁電流上限値Ifa以上で(例えば、最大界磁電流
を100%としたとき、Ifaとして98%、Ifとし
て99%の場合がこれに該当する)、かつ放電深度が1
0%以内の場合は、放電カット状態を解除せず、If>
Ifa状態の継続時間tIfが所定値以上になった時に
発電カット状態を解除する。tIfは放電深度10%の
範囲内でかつ発電制御を継続可能であるBの領域内の値
が選ばれる。また、ラインよりも右上Aの領域に達した
場合は発電制御を禁止する。
【0040】図14にVREFとVB(DVB)の差と
時間による放電深度の検出方法についての1例を示す。
DVBが所定値a以上になった時点t1からt2までの
間に変化したDVBの変化量から、単位時間の電圧変化
量((b−a)/(t2−t1))に相当するバッテリ
放電電流に置換し、置換した放電電流累積時間(0〜
b)からバッテリの放電深度を算出する。そして、算出
された放電深度が設定値以上(例えば10%)となる時
間t3となった時点から発電制御を禁止する。
【0041】図15に電気負荷の判別と時間による放電
深度の検出方法についての1例を示す。様々な電気負荷
信号EL(ライト、フォグランプ、リアデフォッガ、ブ
レ−キ、ワイパ、ブロア、ラジエ−タファン、室内灯な
ど)やエアコンのON/OFFにより負荷電流は変化するた
め、(1)では1つの電気負荷信号ELのON/OFF時間
と放電深度の関係を1例として示す。例えば放電深度を
10%に設定した場合、電気負荷ONでは時間tはta
を経過した場合に発電制御を禁止し、電気負荷OFFで
は時間tがtbを経過した時点で発電制御を禁止する。
(2)では複数の電気負荷がONされた場合の関係につ
いて示す。負荷電流の状態は電流センサまたは上記の電
気負荷信号のそれぞれのON/OFFで判定し、負荷電
流値相当を算出する。放電深度を10%に設定した場
合、負荷電流換算したcに対応する時間tcを経過した
時点で制御を禁止する。
【0042】図16に繰返し放電周期確保の必要性と繰
返し放電禁止時間の設定についての1例を示す。(1)
は繰返し放電周期に応じた繰返し放電禁止時間の確保を
した場合を示しており、(a)はバッテリの充放電電流
IVB、(b)はバッテリの放電深度を示す。(a)におい
てバッテリから放電周期時間t1の放電があった場合、
バッテリは放電Aし、充放電電流IVBはマイナスとなる
が、放電禁止時間t2を確保することにより放電Aに相
当するバッテリへの充電Bが行われる。この結果で充放
電収支のバランスが保たれるため(b)に示すバッテリ
放電深度を0%とすることが可能となる。(2)は繰返
し放電周期t1に対し、必要な繰返し放電禁止時間t2
を確保しない場合を示しているが、t1による放電Aの
後、t3の時間(t2〉t3)だけ充電を行うと、この
時点で充放電収支のバランスが保てず(b)に示すバッ
テリ放電深度を0%とすることが不可能となってしま
う。このため、繰返し放電周期に応じた繰返し放電禁止
時間を確保しない(2)の場合は、バッテリ寿命の早期
化、更には発電制御による効果を得ることが出来なくな
る。
【0043】図17に放電電流と放電時間による充電深
度の検出方法のフロ−チャ−トについての1例を示す。
ステップ1701では発電制御の発電カット中の制御で
あるかを判定する。発電カット中であればステップ17
02に移り、バッテリの状態が放電状態であるかを判定
する。もし、放電状態であれば放電状態の継続時間tと
バッテリ放電電流IVBから放電深度△AHを算出し、ス
テップ1704へ移る。ここで、放電深度△AHが放電
深度許容値の10%に達しているかどうかの判定を行
う。もし、10%以下であれば発電カット制御を継続す
る。しかし、10%を超えた場合にはステップ1705
に移り、C端子Dutyを0%として発電カット制御を
禁止する。
【0044】図18に界磁電流と時間による充電深度の
検出方法のフロ−チャ−トについての1例を示す。ステ
ップ1801では発電制御の発電カット中の制御である
かを判定する。発電カット中であればステップ1802
に移り、界磁電流Ifと設定値Ifaを比較し、もし、
If<Ifaであれば発電カット制御を継続するが、I
f>Ifaであればステップ1803へ移り、If>I
fa状態の継続時間tIfを決定し、tIfのカウント
を開始する。ステップ1804にて放電深度10%以内
となる時間tIfとカウント時間tを比較し、tIf≧
tが成立した時点でステップ1805にてC端子Dut
yを0%として発電カット制御を禁止する。
【0045】図19にVREFとVBの差と時間による
充電深度の検出方法のフロ−チャ−トについての1例を
示す。ステップ1901では発電制御の発電カット中の
制御であるかを判定する。発電カット中であればステッ
プ1902に移り、発電電圧指令値VREFとバッテリ
電圧VBの差DVBを算出する。ステップ1903でD
VBが設定値aとの大小を判定し、もし、DVB>aで
あれば、その時の発電カット時間t1をステップ190
4で設定する。ステップ1905で発電カット時間tが
t2となったときには、ステップ1906にてDVBの
値を検出する。そして、ステップ1907で単位時間の
電圧変化量(b−a/t2−t1)に相当するバッテリ
放電電流に置換する。そして、ステップ1908で発電
カット時間tが設定値t3となったときはステップ19
10で放電深度△AHを算出し、ステップ1909で放
電深度許容値10%と比較する。その結果、△AH>1
0%であればステップ1911に移り、C端子Duty
を0%として発電カット制御を禁止する。
【0046】図20に電気負荷の判別と時間による充電
深度の検出方法のフロ−チャ−トについての1例を示
す。ステップ2001では発電制御の発電カット中の制
御であるかを判定する。発電カット中であればステップ
2002に移り電気負荷信号のON/OFF判別をおこなう。
その結果、ステップ2003にてこの電気負荷の場合の
放電カット制御を継続できる時間tc、ステップ200
4で発電カット制御の累積時間tと比較し,t>tcの
場合にはステップ2005でC端子Dutyを0%とし
て発電カット制御を禁止する。
【0047】図21に繰返し放電周期に応じた放電禁止
時間の設定のフロ−チャ−トについての1例を示す。ス
テップ2101では発電制御の発電カット中の制御であ
るかを判定する。発電カット中であればステップ210
2に移り、発電カット時間tが繰返し放電周期t1以上
になったかを判定する。そして、tがt1以上となった
らステップ2103へ移り、発電電圧がフル充電電圧以
上となる電圧にVREFを設定する。ステップ2104
で繰返し放電禁止時間t2を確保するまでは発電カット
制御をしないように発電制御する。
【0048】以上の説明からも明らかな様に、本発明に
なる車載発電機の制御システムによれば、バッテリ−の
寿命が悪化する条件を的確に検出・把握することがで
き、この条件下で内燃機関の運転状態に応じた発電電圧
の切り替え制御を行うことが可能になるので、内燃機関
の動力性能や燃費の効果は充分確保しつつ、従来通りの
バッテリ−の寿命が確保されることが可能となる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、蓄電手段の状態を考慮
して、上記動力源と発電機を制御する発電制御システム
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載発電機の発電制御システムの
動作を説明する説明図。
【図2】上記発電制御システムを有する車両の全体構成
を示すブロック図。
【図3】上記発電制御システムの発電制御装置の回路構
成を示す回路ブロック図。
【図4】制御パルスPの説明図。
【図5】制御パルスPと車載発電機の目標発電電圧の関
係の説明図。
【図6】デュ−ティ電圧変換回路の波形図。
【図7】波形整形回路の回路図。
【図8】デュ−ティ電圧変換回路の回路図。
【図9】VREF切換回路の回路図。
【図10】発電制御システムの全体フロ−チャ−ト。
【図11】バッテリの寿命と放電深度の関係の説明図。
【図12】放電深度の検出方法(放電電流と時間による
検出)の説明図。
【図13】放電深度の検出方法(界磁電流制御デュ−テ
ィと時間による検出)の説明図。
【図14】放電深度の検出方法(VREFとVBの差と
時間による検出)の説明図。
【図15】放電深度の検出方法(電気負荷の判別と時間
による検出)の説明図。
【図16】繰返し放電周期確保の必要性と繰返し放電禁
止時間の設定の説明図。
【図17】放電電流と時間による検出のフロ−チャ−
ト。
【図18】界磁電流制御デュ−ティと時間による検出の
フロ−チャ−ト。
【図19】VREFとVBの差と時間による検出のフロ
−チャ−ト。
【図20】電気負荷の判別と時間による検出のフロ−チ
ャ−ト。
【図21】繰返し放電禁止時間の設定のフロ−チャ−
ト。
【符号の説明】 1…内燃機関、3…車載発電機、5…発電制御装置、8
…ECU、11…クランク軸、31…界磁巻線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永瀬 満 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番 地3 日立オートモティブエンジニアリ ング株式会社内 審査官 吉村 伊佐雄 (56)参考文献 特開 昭62−160043(JP,A) 実開 昭59−9142(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02J 7/14 - 7/24

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主たる駆動対象を他に有する動力源により
    駆動させられる発電機の発電電力により充電される蓄電
    手段と上記発電機とを制御し、上記発電機を制御するた
    めに上記発電機の界磁電流を制御して、上記発電機の出
    力電力を変化させる発電制御システムにおいて、 上記蓄電手段の状態と、動力源の運転状態とに基づいた
    上記発電機の制御を行なう界磁電流制御手段と、 上記蓄電手段の放電電流を検出する手段と、 上記蓄電手段の放電状態継続時間を検出する手段と 上記放電電流の検出値に上記放電状態継続時間を掛けて
    放電深度を算出する手段と を有し、 上記界磁電流制御手段は、上記放電深度が所定の値を超
    えた時、上記蓄電手段が放電状態となるような上記発電
    機の制御を禁止することを特徴とする発電制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】主たる駆動対象を他に有する動力源により
    駆動させられる発電機の発電電力により充電される蓄電
    手段と上記発電機とを制御し、上記発電機を制御するた
    めに上記発電機の界磁電流を制御して、上記発電機の出
    力電力を変化させる発電制御システムにおいて、 上記蓄電手段の状態に基づいた上記発電機の制御である
    界磁電流制御モ−ドと、動力源の運転状態に基づいた上
    記発電機の制御である発電制御モ−ドとを行なう界磁電
    流制御手段と、 上記蓄電手段の放電電流を検出する手段と、 上記蓄電手段の放電状態継続時間を検出する手段と 上記放電電流の検出値に上記放電状態継続時間を掛けて
    放電深度を算出する手段と を有し、 上記界磁電流制御手段は、上記発電制御において、上記
    放電深度が所定の値を超えた時、充電カット状態となる
    ような上記発電機の発電制御を禁止することを特徴とす
    る発電制御システム。
  3. 【請求項3】主たる駆動対象を他に有する動力源により
    駆動させられる発電機の発電電力により充電される蓄電
    手段と上記発電機とを制御し、上記発電機を制御するた
    めに上記発電機の界磁電流を制御して、上記発電機の出
    力電力を変化させる発電制御システムにおいて、 上記蓄電手段の状態と、動力源の運転状態とに基づいた
    上記発電機の制御とを行なう界磁電流制御手段と、 上記発電機の界磁電流を検出する手段と、 上記発電機の界磁電流が所定の値を超えた時間を検出す
    る手段とを有し、 上記界磁電流制御手段は、上記発電機の界磁電流が所定
    の値を超えた時間が所定の値を超えた時、上記蓄電手段
    が放電状態となるような上記発電機の制御を禁止するこ
    とを特徴とする発電制御システム。
  4. 【請求項4】主たる駆動対象を他に有する動力源により
    駆動させられる発電機の発電電力により充電される蓄電
    手段と上記発電機とを制御し、上記発電機を制御するた
    めに上記発電機の界磁電流を制御して、上記発電機の出
    力電力を変化させる発電制御システムにおいて、 上記蓄電手段の状態と、動力源の運転状態とに基づいた
    上記発電機の制御とを行なう界磁電流制御手段と、 上記発電機の発電目標電圧と蓄電手段の電圧の差を検出
    する手段と、 上記発電機の発電目標電圧と蓄電手段の電圧の差が所定
    の値以上になり、かつ所定の時間経過したことを検出す
    る手段とを有し、 上記界磁電流制御手段は、上記発電機の発電目標電圧と
    上記蓄電手段の電圧の差が所定の値を超え、かつ所定の
    時間経過した時、上記蓄電手段が放電状態となるような
    上記発電機の制御を禁止することを特徴とする発電制御
    システム。
  5. 【請求項5】主たる駆動対象を他に有する動力源により
    駆動させられる発電機の発電電力により充電される蓄電
    手段と上記発電機とを制御し、上記発電機を制御するた
    めに上記発電機の界磁電流を制御して、上記発電機の出
    力電力を変化させる発電制御システムにおいて、 上記蓄電手段の状態と、動力源の運転状態とに基づいた
    上記発電機の制御とを行なう界磁電流制御手段と、 外部負荷の種類を検出する手段とを有し、 上記界磁電流制御手段は、外部負荷の種類の検出結果に
    応じて所定の時間の間、上記蓄電手段が放電状態となる
    ような上記発電機の制御を行うことを特徴とする発電制
    御システム。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3または4記載の発電制御
    システムにおいて、 上記界磁電流制御手段は、上記蓄電手段が放電状態とな
    る上記発電機の制御を禁止した場合、許可時間が経過
    後、再度上記蓄電手段が放電状態となる上記発電機の制
    御を再開することを特徴とする発電制御システム。
  7. 【請求項7】請求項5記載の発電制御システムにおい
    て、 上記界磁電流制御手段は、外部負荷の種類の検出結果に
    応じて所定の時間の間、上記蓄電手段が放電状態となる
    上記発電機の制御を行った場合、その後放電を禁止し、
    許可時間が経過後、再度上記蓄電手段が放電状態となる
    上記発電機の制御を再開することを特徴とする発電制御
    システム。
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