JP2827448B2 - コルゲート成形器 - Google Patents

コルゲート成形器

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JP2827448B2 JP11845090A JP11845090A JP2827448B2 JP 2827448 B2 JP2827448 B2 JP 2827448B2 JP 11845090 A JP11845090 A JP 11845090A JP 11845090 A JP11845090 A JP 11845090A JP 2827448 B2 JP2827448 B2 JP 2827448B2
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誠 森田
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Meidensha Corp
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【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、コルゲートの改良と生産効率の向上とを図
ったコルゲート成形器に関する。
B.発明の概要 本発明は、プリプレグ材をプレスで成形したあと加熱
してコルゲートを製造するコルゲート成形器において、 プレスを複数組に分割し、プリプレグ材を挟んで噛み
合ったプレスをプリプレグ材と共に順次加熱させながら
移動させる構成とすることにより、 高さの高いコルゲートを連続的に成形できるように
し、かつ生産効率を向上させたものである。
C.従来の技術 コイルを形成する巻線間に巻きつけて空気流路を形成
したコイルの冷却を促進したりするのに使われるものと
してコルゲートがある。コルゲートはガラスシートにレ
ンジを含ませたシート状のプリプレグ材を波形に成形し
たものである。
現在市場に出でいるコルゲートは、第3図に示すよう
に高さHが極めて小さいコルゲート20と、第4図に示す
ように高さHはある程度ある幅Wと長さの短いコルゲー
ト21とがある。
第3図のように幅Wを大きくするには高さHを小さく
せざるを得ず、第4図のように高さHを大きくするには
幅Wや長さを小さくせざるを得ない。これは、上下一対
のプレスにより成形しかつ加熱する総型加熱によって製
造しており、プレスとプリプレグ材との間の滑りが少な
いために高さHを大きくするとプリプレグ材が引き伸ば
されて剪断され易くなるためである。第3図において、
W=150mm程度である。
このような問題があるため、下プレスを長い一対のプ
レスとして上プレスのみを一山プレスにしたコルゲート
成形器を用い、一山ずつ成形したあと一括して加熱する
ものであり、この場合はプリプレグ材が剪断しにくいこ
とから高さHを自由に変えられるとともに長さと幅もあ
る程度長くすることが可能である。
D.発明が解決しようとする課題 ところが、一括加熱であるため、プリプレグ材の最低
必要加熱時間が約2時間となり、しかも加熱と成形とを
交互に行うために合理的でなく生産効率が悪い。
そこで本発明は、斯かる課題を解決したコルゲート成
形器を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 斯かる目的を達成するたの本発明の構成は、相互に噛
み合う歯を有するとともにプリプレグ材を挟んで波形を
形成する複数組の循環プレスと、循環プレスを一組ずつ
突き合わせることによりプリプレグ材を挟んで相互に噛
み合わせる一対の押圧手段と、相互に噛み合った一組の
循環プレスを夫々同一方向へ案内するとともに加熱手段
を有する一対のガイドベースと、プリプレグ材を介して
噛み合わせた一組の循環プレスを噛み合いを維持した状
態でガイドベース内へ順次送り込む送り込み手段と、一
組の循環プレスが噛み合う噛み合い側からガイドベース
の他端まで送り出された一組の循環プレスを個別に噛み
合い側へ循環移動させる循環手段とで構成されることを
特徴とする。
F.作用 一組の循環プレスが押圧手段の作用によりプリプレグ
材を挟んで噛み合ったあと、送り込み手段によりガイド
ベース内へ送り込まれるという作業が順次に行われ、成
形された各部分はガイドベースを通過する間に一定時間
だけ加熱され続ける。従って連続成形が可能で幅寸法も
制限されない。ガイドベースから出た一組の循環プレス
は循環手段によって循環され、再び成形に使われる。
G.実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
(a)実施例の構成 本発明によるコルゲート成形器の構成を、第1図に基
づいて説明する。
図のように、4つの支持枠6a〜6dが紙面と直角な方向
へ並べて夫々一対ずつ合計8つ取り付けられ、上部の支
持枠6a,6bどうしあるいは下部の支持枠6c,6dどうしを橋
渡しするようにして夫々ガイドベース2a,2bが取り付け
られる。このガイドベース2aの下面凹部の両側とガイド
ベース2bの上面凹部の両側とには、循環プレス1a,1bの
図中の右方から左方へ案内するためのガイド溝10,10が
夫々形成される。
ガイドベース2a,2bの右側,左側にはプリプレグ材7
をロールに巻き付けフープ18と成形後のコルゲート7aを
巻き取る巻取機17とが設けられる。プリプレグ材7は両
面に離型紙を貼りつけた状態でロールに巻かれている。
循環プレス1a,1bはプリプレグ材7を上下から挟んで
プリプレグ材7にひとつ山と谷とを形成するように、上
部の循環プレス1aが右下に歯8を有する一方、下部の循
環プレス1bが左上に歯8を有する。循環プレス1a,1bは
紙面と直角な方向へ長く、その両端には夫々2つのコロ
9が回転自在に設けられ、このコロ9が夫々前記ガイド
溝10内にはいり込む。
ガイドベース2a,2bの右側である噛み合い側には、循
環プレス1a,1bを突き合わせてプリプレグ材7を挟んだ
状態に噛み合わせる押圧手段4,4が設けられる。即ち、
以下のようなっている。支持枠6b,6b間あるいは支持枠6
d,6d間を連結する連結材11を複数本のロッド19が挿通さ
れる。ロッド19の先端には磁石12が設けられ、基端は油
圧シリンダ等の駆動源に連結される。
支持枠6b,6dにおける対向する部分の右側には、噛み
合った一組の循環プレス1a,1bをそのままガイドベース2
a,2b間へ送り込むための送り込み手段として夫々紙面と
直角の方向へ並べて二対の油圧シリンダ5が設けられ
る。
ガイドベース2a,2bの左端へ送り出された一組の循環
プレス1a,1bを右端の噛み合い側へ移動されるため、循
環手段13が設けられる。即ち、以下のようになってい
る。ガイドベース2aの左上から右上へ循環プレス1aが自
重で転がって移動するように、支持枠6a,6b間に傾斜し
た一組の橋14aが設けられ、同様にして支持枠6c,6d間に
も傾斜した1組の橋14bが設けられる。そして、ガイド
ベース2a,2bから送り出された循環プレス1a,1bを橋14a,
14bの位置まで昇降させる昇降手段3が設けられる。昇
降手段3は押圧手段と同様に連結材11に挿通されたロッ
ド19と磁石12と図示しない駆動源とで構成される。
また、磁石12に吸着された循環プレス1a,1bを橋14a,1
4b上へ押し出す押出手段として油圧シリンダ15が一対の
支持枠6a,6cに夫々取り付けられる。
このほか、ガイドベース2a,2b間の間隔を増減させる
ことによりコルゲートの高さをHを調整するための間隔
調整装置16が設けられる。
なお、一組の循環プレスは、プリプレグ材に一つの山
と一つの谷だけでなく2つ以上の山や谷を形成するよう
な形状にしてもよい。
(b)実施例の作用 次に、コルゲート成形器の作用を説明する。
まず、プリプレグ材7の先端を支持枠6b,6dの間まで
引き、図示しない押圧手段により上下のロッド19,19を
交互に駆動させる。すると、磁石12に吸着された循環プ
レス1a,1bが突き合わせられ、プリプレグ材7を挟んだ
状態で相互に噛み合う。これにより、ひとつの山と谷と
からなる波形がプリプレグ材7に形成される。噛み合っ
た状態で上下の油圧シリンダ5,5が作用し、一組の循環
プレス1a,1bはガイドベース2a,2b内へ送り込まれる。ロ
ーラ9がガイド溝10にはいり込むので、一組の循環プレ
ス1a,1bは円滑に左方へ案内される。このような一組の
循環プレス1a,1bが順次に噛み合わせられてガイドベー
ス2a,2bの間へ送り込まれるので、ガイドベース2a,2bの
左橋から一組の循環プレス1a,1bが順次送り出される。
この送り出された循環プレス1a,1bは、昇降手段33によ
り磁石12に吸着させて橋14a,14bまで移動される。その
後、油圧シリンダ15によって押し出されることにより、
橋14a,14b上に載り、自重によって傾斜した橋14a,14b上
を右方へ転がり落ちる。橋14a,14bの右側では、磁石12
が循環プレス1a,1bを吸着した後、押圧手段4により循
環プレス1a,1bが噛み合わせられる。以下、前記の動作
を繰り返す。これにより、循環プレス1a,1bは矢印で示
す経路を循環し、フープ18から供給されるプリプレグ材
7は順次一山,一谷ずつ波形に成形され、巻取機12に巻
き取られる。
ガイドベース2a,2bは、図示しないが加熱手段により
右端から左端へ向かうにつれて温度が高くなる温度勾配
に温度設定されており、一組の循環プレス1a,1bの挟ま
れた状態で移動するコルゲートの各部分は、ベースプレ
ート2a,2bを通過する間に、プリプレグ材7の硬化に必
要な時間だけ加熱される。つまり、一対の循環プレス1
a,1bを送り込むために油圧シリンダ5が動作する時間の
間隔は、加熱時間が確保されるような値に設定される。
コルゲート7aの高さHを大きくしたい場合には、間隔
調整手段16によりガイドベース2a,2bの間隔を小さくす
ればよく、逆に小さくしたい場合には間隔を大きくすれ
ばよい。
H.発明の効果 以上の説明からわかるように、本発明によるコルゲー
ト成形器によれば以下の効果がある。
(a)一組の循環プレスを噛み合わせて順次にガイドベ
ース内へ送り込み、ガイドベース内を移動させるので、
コルゲートの高さを高くしても幅を長くすることが可能
であり、長さも長くすることができる。また、連続成形
が可能であり、省エネルギーが図れる。
(b)成形後にガイドベース内を移動しながらコルゲー
トを加熱するので、無駄がなく生産効率が高い。
(c)循環プレスはプリプレグ材を少しずつ波形に成形
してそのままガイドベース内に送り込まれるので、成形
後のコルゲートからの循環プレスの取り外しがきわめて
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコルゲート成形器の実施例を示す
構成図、第2図〜第3図は従来のコルゲートに係り、第
2図は従来例1のコルゲートの正面図、第3図は従来例
2のコルゲートの正面図である。 1a,1b……循環プレス、2a,2b……ガイドベース、3……
昇降手段、4……押圧手段、5,15……油圧シリンダ、7
……プリプレグ材、7a……コルゲート、8……歯、9…
…コロ、10……ガイド溝、12……磁石、13……循環手
段、14a,14b……橋、16……間隔調整手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に噛み合う歯を有するとともにプリプ
    レグ材を挟んで波形を形成する複数組の循環プレスと、
    循環プレスを一組ずつ突き合わせることによりプリプレ
    グ材を挟んで相互に噛み合わせる一対の押圧手段と、相
    互に噛み合った一組の循環プレスを夫々同一方向へ案内
    するとともに加熱手段を有する一対のガイドベースと、
    プリプレグ材を介して噛み合わせた一組の循環プレスを
    噛み合いを維持した状態でガイドベース内へ順次送り込
    む送り込み手段と、一組の循環プレスが噛み合う噛み合
    い側からガイドベースの他端まで送り出された一組の循
    環プレスを個別に噛み合い側へ循環移動させる循環手段
    とで構成されることを特徴とするコルゲート成形器。
JP11845090A 1990-05-08 1990-05-08 コルゲート成形器 Expired - Lifetime JP2827448B2 (ja)

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