JP2825695B2 - 液体サイクロンを用いる精製方法 - Google Patents
液体サイクロンを用いる精製方法Info
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Description
ルベンゼンの酸化生成物をメチルエステル化し、得られ
た粗テレフタル酸ジメチルを精製し、不純物の少ないテ
レフタル酸ジメチルを得る際の精製方法に関するもので
あり、同様に例えば2,6―ジアルキルナフタレンを出
発原料とした不純物の少ない2,6―ナフタレンジカル
ボン酸ジメチルを得る際の精製方法に関するものであ
る。
並んで、繊維あるいはビデオフィルムなどのプラスチッ
クとなるポリエステル製造原料として、工業的に極めて
有用な化合物である。同様に2,6―ナフタレンジカル
ボン酸ジメチルも、それを原料としたポリエステル繊維
あるいはポリエステルプラスチックスは、そのヤング率
が大きく、ガスバリヤ性が優れている点で、最近その用
途が拡大している。
メチル並びに2,6―ナフタレンジカルボン酸ジメチル
を効率よく製造できれば、その工業的価値は極めて大き
い。本発明方法は、充分に精製されたテレフタル酸ジメ
チル並びに2,6―ナフタレンジカルボン酸ジメチルの
製造効率を向上させるべく、液体サイクロンを用いたこ
れらの精製方法に関するものである。
化生成物をメチルエステル化し、得られた粗テレフタル
酸ジメチルをメタノールを用いて再結晶化、母液の分
離、メタノールによる洗浄精製を繰り返し、繊維あるい
はプラスチック用ポリエステル製造原料の不純物の少な
いテレフタル酸ジメチルを得る方法にあっては、テレフ
タル酸ジメチルの結晶とその洗浄メタノール母液を分離
する手段として、一般に遠心分離機が用いられている。
この種の遠心分離機は、分離を目的とするスラリー液に
高速回転を加えて、固体と液体とを分離するものである
が、多大な電力を消費する。また、回転部分のシールに
工夫を要する複雑な機械であるため、その設備自体が複
雑であるとともに、その機能を保持するために多大な補
修・点検を要する。
洗浄用メタノールを撹拌混合し、テレフタル酸ジメチル
結晶に付着している不純物を洗浄する装置としては、撹
拌機を付属した大型の洗浄槽を用いるのが一般的であ
る。このスラリー混合用の撹拌機は清澄液の撹拌と異な
り多大な電力を要し、またこの種の洗浄槽は多くの計装
設備が付属され設備自体が複雑になるとともに、機能を
保持するために多大な補修・点検を要し、煩瑣である。
の洗浄槽共に重量の大きな回転体が付属しているため、
大がかりな基礎を要し、設置場所も大きな空間を占め
る。
の場合も、上記の問題点に関しては、テレフタル酸ジメ
チルと全く同様である。
各工程の運転費用の軽減と生産効率の改善を図るべく、
プロセスの根本的な改良が課題である。
課題を解決し、設備投資の大きい、電力使用量の多い、
しかも設備維持費用の大きい遠心分離機及び撹拌機付き
の洗浄槽を必要としないものであって、設備投資、電力
使用量、設備維持費用そして設置空間ともに小さい液体
サイクロンとラインミキサーとを組み合わせ、分離洗浄
効率を高めた精製方法を提供することを目的とする。
ジカルボン酸ジアルキルエステルを溶媒を用いて再結晶
化、母液の分離、溶媒による洗浄精製を繰り返し、不純
物の少ない芳香族ジカルボン酸ジアルキルエステルを得
る方法において、液体サイクロンとラインミキサーとを
組み合わせた分離洗浄装置を、該液体サイクロンの固体
濃縮液出口の下流に位置するようにラインサミキーを配
したことを特徴とする芳香族ジカルボン酸ジアルキルエ
ステルの精製方法である。
をメチルエステル化し、得られた粗テレフタル酸ジメチ
ルをメタノールを用いて再結晶化、母液の分離、メタノ
ールによる洗浄精製を繰り返し、不純物の少ないテレフ
タル酸ジメチルを得る方法において、液体サイクロン
と、該液体サイクロンのテレフタル酸ジメチル結晶濃縮
液出口の下流を取付けたラインミキサーを組み合わせた
分離洗浄装置を用いることを特徴とする精製方法であ
る。
ベンゼンを例えば2,6―ジメチルナフタレンに代え
て、テレフタル酸ジメチルを2,6―ナフタレンジカル
ボン酸ジメチルとするとき、溶媒をメタノール及び/ま
たはキシレンとすることを態様とする液体サイクロンを
用いた粗2,6―ナフタレンジカルボン酸ジメチルの精
製方法に代えることができる。
ーとを組合せた分離洗浄装置は、複数個直列に配置した
分離洗浄装置であるのが好ましい。即ち、液体サイクロ
ンとラインミキサーとを直列に配置する個数が多ければ
多いほど、精製効率が高まり、本発明方法の効果は増大
する。
m以上800mm以下のものが好ましい。一般に液体サ
イクロンの胴体直径は、分離すべき固体の最小粒子径と
固液比重差、そして分離すべき液体の粘度によって一義
的に決定する。芳香族ジカルボン酸ジアルキルエステル
結晶と例えばメタノールやキシレンを再結晶及び洗浄溶
媒とした場合は、その胴体直径が50mm以上800m
m以下のものが好ましい。加えて、胴体直径が50mm
未満のものはスラリー処理量が制限され、スラリー処理
量を増加しようとする場合は、多系列並列にする必要が
あり、処理量当たりの設備投資が増加する。一方、胴体
直径が800mmを超えるものは、液体サイクロンの分
離効率を保つために液体サイクロンへのスラリー液の供
給線速度を大きく採る必要があり、処理量当たりの供給
ポンプの電力使用量が増加する。即ち、胴体直径が50
mm以上800mm以下のものが設備効率上も最も好ま
しい。
濃縮液出口ノズル、即ち、下部ノズルの下流に取り付け
られる。このラインミキサーは、液体サイクロン下部ノ
ズルの出側に付着成長し閉塞トラブルの原因となる芳香
族ジカルボン酸ジアルキルエステル固形付着物を除去す
るためのものであり、複数個の閉塞防止用溶媒注入ノズ
ルが設けられている。更に、芳香族ジカルボン酸ジアル
キルエステル結晶と洗浄溶媒が良く混合するための複数
個の混合用溶媒注入ノズルが付属しているラインミキサ
ーである。しかも、液体サイクロン下部ノズル先端を、
ラインミキサーに付属した閉塞防止用溶媒注入ノズルか
ら注入される溶媒が容易に洗浄できる位置にセットされ
ているラインミキサーである。
ましく、その中心垂直線が液体サイクロンの中心垂直線
と一致するようにセットされる。その内径は液体サイク
ロンの胴体径の0.2倍以上のものが好ましい。また、
その円筒長はその内径の2.0倍以上が好ましい。これ
は、ラインミキサー内の動圧変動を小さくし、液体サイ
クロンの分離性能に影響を与えないようにするためであ
る。
ズルの出口先端は、液体サイクロン下部ノズル先端より
も上部に位置し、液体サイクロン下部ノズルの中心垂直
線に向かって均等に溶媒が注入されるようにセットされ
るのが好ましい。加えて、ラインミキサーの複数個の閉
塞防止用溶媒注入ノズルから、溶媒は連続的にまたは間
欠的に、溶媒注入量がそれぞれ同一量となるように、毎
秒0.2m以上の線速度で注入されるのが好ましい。こ
れは液体サイクロン下部ノズル先端の固形付着物を効率
的に除去するためである。
媒注入ノズルの出口先端は、液体サイクロン下部ノズル
先端よりも下部にセットされるのが好ましい。加えて、
混合用溶媒は、複数個の混合用溶媒注入ノズルから、そ
れぞれ同一注入量となるように、連続的に、毎秒0.2
m以上の線速度で、液体サイクロン内の固液流動回転方
向とは逆方向に旋回流を与えるように注入される状態が
好ましい。これは、ラインミキサー内での固液混合効率
を高めるためである。
法について本発明内容を詳述するが、粗2,6―ナフタ
レンジカルボン酸ジメチルの精製方法についても、溶媒
メタノールがメタノール及び/またはキシレンである以
外は、その数値・内容は実質的に同等である。
そのままでは繊維あるいはプラスチック用のポリエステ
ル原料としては使用できないものであって、例えばパラ
アルキルベンゼンの酸化生成物をメチルエステル化した
ものを、蒸留あるいは他の方法でテレフタル酸ジメチル
の濃度を50重量%以上に高めたものである。ジメチル
テレフタレートの濃度が50重量%未満の粗テレフタル
酸ジメチルは、本発明方法の液体サイクロンで、テレフ
タル酸ジメチルの結晶を再結晶化あるいは洗浄メタノー
ル母液から分離する際に、分離効率が悪く好ましくはな
い。
ジメチル以外の不純物濃度が10重量%以下であれば良
い。テレフタル酸ジメチル以外の不純物濃度が10%を
超える場合は、本発明方法の液体サイクロンで、テレフ
タル酸ジメチルの結晶をメタノール母液から分離する
際、分離効率が悪く好ましくはない。
テレフタル酸ジメチルのメタノールスラリー中の固体濃
度は、5重量%以上40重量%以下であることが好まし
い。その固体濃度が5重量%未満であれば、メタノール
循環量が増え電力使用量が増加し好ましくない。その固
体濃度が40重量%を超える場合は、そのスラリーの輸
送及び固液分離の際に、送液配管内での沈降閉塞や液体
サイクロンの各ノズルでの閉塞などの運転トラブルが発
生し易くなり好ましくない。
メタノール注入ノズルから、メタノールは連続的にまた
は間欠的に注入される。一方、このラインミキサーの混
合用メタノール注入ノズルから混合用メタノールは、連
続的に毎秒0.2m以上の線速度で、液体サイクロン内
の固液流動回転方向とは逆方向に旋回流を与えるように
注入される。これは、ラインミキサー内での固液混合効
率を高めるためである。
キサーは、放熱を防止するため保温用ジャケットを付属
するか、あるいは保温箱に格納することが好ましい。こ
れは、その精製装置内で結晶が析出することから発生す
る性能低下やノズル閉塞等のトラブルを防止するためで
ある。
とラインミキサーとを組合わせたものを複数個直列に配
置したものであるが、例えば、粗テレフタル酸ジメチル
の精製方法の場合、例えば図1の如く示すことができ
る。
を組み合わせたものを、図では3個直列に配置したもの
である。11から供給された粗テレフタル酸ジメチルの
メタノールスラリーは液体サイクロン1によって固体濃
縮液と母液メタノールとに分離され、不純物が除かれ
る。その固体濃縮液はラインミキサー1で洗浄メタノー
ルと混合され、12から液体サイクロン2に供給され
る。ここで再び固体濃縮液と母液メタノールとに分離さ
れ、更に不純物が除かれる。その固体濃縮液はラインミ
キサー2で洗浄メタノールと混合され、13から液体サ
イクロン3に供給される。ここで三たび固体濃縮液と母
液メタノールとに分離され、更に不純物が除かれる。そ
の固体濃縮液はラインミキサー3で洗浄メタノールと混
合され、次工程に送液処理され精製テレフタル酸ジメチ
ルとして仕上げられる。ここで各ラインミキサーに供給
される洗浄メタノールはテレフタル酸ジメチルの流れと
カウンターフローにするのが好ましく、例えば、図1の
如く液体サイクロン3のオーバーフロー母液メタノール
はラインミキサー1で洗浄メタノールとして使用され
る。
注入ノズルであり、15は混合用メタノール注入ノズル
である。
ルを溶媒を用いて再結晶化、母液の分離、溶媒による洗
浄精製を繰り返し、不純物の少ない芳香族ジカルボン酸
ジアルキルエステルを得る方法において、遠心分離機と
撹拌機付きの洗浄槽を用いた場合に比べて、本発明方法
の場合は、液体サイクロンとラインミキサーとを直列多
段に組合わせることによって、精製効率が大幅に向上す
る。
ものがなく、設備も簡素化されるため、電力使用量は1
/8乃至1/5に低下し、設備費も1/10乃至1/7
に低下する。さらに、設置空間も1/20乃至1/10
に削減できるため、建設空間の余裕のないプロセスの建
設も容易に可能となる。
施例及び比較例中の不純物除去率(精製効率)は、下記
の式で計算した。
部ノズルの下流にラインミキサーをセットした胴体径2
00mmの液体サイクロンを3個直列に配置し、放熱が
ないように40℃に保温した分離洗浄精製装置の液体サ
イクロン1に、テレフタル酸ジメチル30.0重量%、
不純物合計3.0重量%、メタノール67.0重量%で
ある組成の粗テレフタル酸ジメチルのメタノールスラリ
ー液を毎分300kgの速度で連続的に供給した。
サー3に、それぞれ毎分150リットルの速度で閉塞防
止用メタノールと混合用メタノールを併せて供給した。
ラインミキサー1には、液体サイクロン3のオーバーフ
ロー母液メタノールを循環供給した。
キサー3から毎分237kgの速度で得られたテレフタ
ル酸ジメチルのメタノールスラリー液の組成を分析した
結果、テレフタル酸ジメチル32.0重量%、不純物合
計500重量ppm、メタノール67.9重量%であっ
た。この場合の数1で計算した不純物除去率は98.6
8%であった。
年間トラブルなしに連続運転ができた。
(回転速度1000ppm)と撹拌機付きの10立方メ
ートルの洗浄槽を、交互に2個直列に配置し、実施例1
と同じ組成の粗テレフタル酸ジメチルのメタノールスラ
リー液を毎分300kgの速度で、1番目の遠心分離機
に連続的に供給した。ここで分離した固体濃縮液を、1
番目の撹拌機付きの洗浄槽に送り、毎分160リットル
の速度で供給した洗浄用メタノールと混合撹拌した後、
2番目の遠心分離機に連続的に供給した。さらに、ここ
で分離した固体濃縮液を、2番目の撹拌洗浄槽に送り毎
分160リットルの速度で供給したメタノールと混合撹
拌した。その2番目の撹拌洗浄槽から毎分238kgの
速度で得られたテレフタル酸ジメチルのメタノールスラ
リー液組成を分析した結果、テレフタル酸ジメチル3
3.0重量%、不純物合計922重量ppm、メタノー
ル66.9重量%であった。この場合の数1で計算した
不純物除去率は97.56%であった。
比較を表1に示した。
各液体サイクロン下部ノズルの下流にラインミキサーを
セットした胴体径150mmの液体サイクロンを3個直
列に配置し、放熱がないように50℃に保温した分離洗
浄精製装置の液体サイクロン1に、2,6―ナフタレン
ジカルボン酸ジメチル15.0重量%、不純物合計3.
1重量%、メタノール81.9重量%である組成の粗
2,6―ナフタレンジカルボン酸ジメチルのメタノール
スラリー液を毎分200kgの速度で連続的に供給し
た。
サー3に、それぞれ毎分150リットルの速度で閉塞防
止用メタノールと混合用メタノールを併せて供給した。
ラインミキサー1には、液体サイクロン3のオーバーフ
ロー母液メタノールを循環供給した。
キサー3から毎分161kgの速度で得られた2,6―
ナフタレンジカルボン酸ジメチルのメタノールスラリー
液の組成を分析した結果、2,6―ナフタレンジカルボ
ン酸ジメチル15.7重量%、不純物合計1320重量
ppm、メタノール84.4重量%であった。この場合
の数1で計算した不純物除去率は96.57%であっ
た。
ール型遠心分離機(回転速度1000ppm)と撹拌機
付きの10立方メートルの洗浄槽を、交互に2個直列に
配置し、実施例2と同じ組成の粗2,6―ナフタレンジ
カルボン酸ジメチルのメタノールスラリー液を毎分20
0kgの速度で、1番目の遠心分離機に連続的に供給し
た。ここで分離した固体濃縮液を、1番目の撹拌機付き
の洗浄槽に送り、毎分160リットルの速度で供給した
洗浄用メタノールと混合撹拌した後、2番目の遠心分離
機に連続的に供給した。さらに、ここで分離した固体濃
縮液を、2番目の撹拌洗浄槽に送り毎分160リットル
の速度で供給したメタノールと混合撹拌した。その2番
目の撹拌洗浄槽から毎分163kgの速度で得られた
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルのメタノール
スラリー液組成を分析した結果、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸ジメチル16.0重量%、不純物合計205
0重量ppm、メタノール83.8重量%であった。こ
の場合の数1で計算した不純物除去率は94.61%で
あった。
の比較を表2に示した。
た以外は全く同様な条件で2,6―ナフタレンジカルボ
ン酸ジメチルを精製することができた。
として3個づつ組合わせた配置を示す工程概略図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】粗芳香族ジカルボン酸ジアルキルエステル
を溶媒を用いての再結晶化、母液の分離、溶媒による洗
浄精製を繰り返し、不純物の少ない芳香族ジカルボン酸
ジアルキルエステルを得る方法において、液体サイクロ
ンとラインミキサーとを組み合わせた分離洗浄装置を、
該液体サイクロンの固体濃縮液出口の下流に位置するよ
うに該ラインミキサーを配したことを特徴とする芳香族
ジカルボン酸ジアルキルエステルの精製方法。 - 【請求項2】液体サイクロンとラインミキサーとを複数
個直列に配置し、芳香族ジカルボン酸ジアルキルエステ
ルを精製する請求項1に記載の精製方法。 - 【請求項3】液体サイクロンは、その胴体直径が50m
m乃至800mmの範囲である請求項1又は2に記載の
精製方法。 - 【請求項4】ラインミキサーは、液体サイクロンの固体
濃縮液出口ノズルの周辺に付着する芳香族ジカルボン酸
ジアルキルエステルの固形付着物を除去するための閉塞
防止用溶媒注入ノズルと、芳香族ジカルボン酸ジアルキ
ルエステル結晶に洗浄用溶媒を混合するための溶媒混合
ノズルとを、それぞれ設けてなる芳香族ジカルボン酸ジ
メチルエステルを精製する請求項1又は2に記載の精製
方法。 - 【請求項5】芳香族ジカルボン酸ジメチルエステルがテ
レフタル酸ジメチルエステルであり、溶媒がメタノール
である請求項1乃至4のいずれかに記載の精製方法。 - 【請求項6】芳香族ジカルボン酸ジアルキルエステルが
2,6―ナフタレンジカルボン酸ジメチルエステルであ
り、溶媒がメタノール及び/又はキシレンである請求項
1乃至4のいずれかに記載の精製方法。
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JP33453791A JP2825695B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 液体サイクロンを用いる精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP33453791A JP2825695B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 液体サイクロンを用いる精製方法 |
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JPH05140044A JPH05140044A (ja) | 1993-06-08 |
JP2825695B2 true JP2825695B2 (ja) | 1998-11-18 |
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KR102349078B1 (ko) * | 2017-09-25 | 2022-01-07 | 주식회사 엘지화학 | 폴리카보네이트 수지의 제조방법 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP33453791A patent/JP2825695B2/ja not_active Expired - Fee Related
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