JP2822380B2 - ディジタル信号記録及び記録再生装置 - Google Patents
ディジタル信号記録及び記録再生装置Info
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- JP2822380B2 JP2822380B2 JP63012232A JP1223288A JP2822380B2 JP 2822380 B2 JP2822380 B2 JP 2822380B2 JP 63012232 A JP63012232 A JP 63012232A JP 1223288 A JP1223288 A JP 1223288A JP 2822380 B2 JP2822380 B2 JP 2822380B2
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、非同期の関係にあるディジタルオーディ
オ信号とビデオ信号とを同一の記録媒体に記録するよう
にしたディジタル信号記録及び記録再生装置に関する。
オ信号とビデオ信号とを同一の記録媒体に記録するよう
にしたディジタル信号記録及び記録再生装置に関する。
この発明では、記録系のロックする周波数(fv1)と
入力ディジタル信号のサンプリング周波数(fa1)とが
非同期のディジタル信号記録装置において、周波数fa1
をk倍(k=1を含む)した周波数と周波数fv1との比
(kfa1/fv1)の値が記録されており、再生時に比の値に
よりPLL回路の分周回路の分周比が制御され、再生系の
ロックする基準信号と分周回路の出力信号とを位相比較
され、位相比較出力により制御されるVCOの出力信号か
ら再生ディジタル信号のサンプリングクロックが形成さ
れることにより、再生時にディジタル信号が不足した
り、余ったりすること防止される。
入力ディジタル信号のサンプリング周波数(fa1)とが
非同期のディジタル信号記録装置において、周波数fa1
をk倍(k=1を含む)した周波数と周波数fv1との比
(kfa1/fv1)の値が記録されており、再生時に比の値に
よりPLL回路の分周回路の分周比が制御され、再生系の
ロックする基準信号と分周回路の出力信号とを位相比較
され、位相比較出力により制御されるVCOの出力信号か
ら再生ディジタル信号のサンプリングクロックが形成さ
れることにより、再生時にディジタル信号が不足した
り、余ったりすること防止される。
ビデオ信号とオーディオPCM信号を共通の記録媒体に
記録する8ミリVTRが知られている。第4図は、8ミリV
TR等の記録再生装置の概略の構成を示している。
記録する8ミリVTRが知られている。第4図は、8ミリV
TR等の記録再生装置の概略の構成を示している。
1で示す入力端子からのカラービデオ信号がビデオ記
録処理回路2及び同期分離回路3に供給される。ビデオ
記録処理回路2では、輝度信号がFM変調されると共に、
搬送色信号が低域信号に変換されて記録ビデオ信号が形
成される。この記録ビデオ信号がスイッチ回路4に供給
される。
録処理回路2及び同期分離回路3に供給される。ビデオ
記録処理回路2では、輝度信号がFM変調されると共に、
搬送色信号が低域信号に変換されて記録ビデオ信号が形
成される。この記録ビデオ信号がスイッチ回路4に供給
される。
5で示す入力端子からのアナログオーディオ信号がA/
D変換器6に供給され、A/D変換器6からのオーディオPC
M信号がオーディオ記録処理回路7に供給される。A/D変
換器6には、水晶発振器8の出力信号を分周回路9で分
周して得られる周波数fa1のサンプリングクロックが供
給される。このサンプリングクロックは、オーディオ記
録処理回路7にも供給されている。オーディオ記録処理
回路7では、オーディオPCM信号のエラー訂正符号化、
ディジタル変調等の処理がなされる。
D変換器6に供給され、A/D変換器6からのオーディオPC
M信号がオーディオ記録処理回路7に供給される。A/D変
換器6には、水晶発振器8の出力信号を分周回路9で分
周して得られる周波数fa1のサンプリングクロックが供
給される。このサンプリングクロックは、オーディオ記
録処理回路7にも供給されている。オーディオ記録処理
回路7では、オーディオPCM信号のエラー訂正符号化、
ディジタル変調等の処理がなされる。
オーディオ記録処理回路7からのオーディオデータが
スイッチ回路4に供給される。スイッチ回路4は、記録
ビデオ信号とオーディオデータを所定のタイミングで選
択し、1チャンネルの記録信号が形成される。この記録
信号が回転ドラム10の一対の回転ヘッドに供給される。
スイッチ回路4に供給される。スイッチ回路4は、記録
ビデオ信号とオーディオデータを所定のタイミングで選
択し、1チャンネルの記録信号が形成される。この記録
信号が回転ドラム10の一対の回転ヘッドに供給される。
回転ドラム10は、ドラムサーボ回路11により制御され
る。ドラムサーボ回路11には、記録時に同期分離回路3
からのフィールド周波数fv1の垂直同期信号がサーボ基
準信号として供給されると共に、回転検出信号が供給さ
れ、回転ドラム10が入力ビデオ信号に対して所定の位相
で且つフレーム周波数で回転される。図示せずも、回転
ドラム10の周面には、斜めに磁気テープが巻きつけら
れ、磁気テープが一定速度で走行される。磁気テープの
例えば180゜の巻きつけ角と対応する区間に記録ビデオ
信号が記録され、約30゜のオーバーラップ区間にオーデ
ィオデータが記録される。
る。ドラムサーボ回路11には、記録時に同期分離回路3
からのフィールド周波数fv1の垂直同期信号がサーボ基
準信号として供給されると共に、回転検出信号が供給さ
れ、回転ドラム10が入力ビデオ信号に対して所定の位相
で且つフレーム周波数で回転される。図示せずも、回転
ドラム10の周面には、斜めに磁気テープが巻きつけら
れ、磁気テープが一定速度で走行される。磁気テープの
例えば180゜の巻きつけ角と対応する区間に記録ビデオ
信号が記録され、約30゜のオーバーラップ区間にオーデ
ィオデータが記録される。
回転ドラム10の回転ヘッドからの再生信号がスイッチ
回路21に供給され、記録ビデオ信号とオーディオデータ
とに分離される。再生時には、分周回路23からの周波数
fv2のサーボ基準信号及び回転検出信号がドラムサーボ
回路11に供給される。分周回路23は、水晶発振器22の出
力信号を分周するものである。
回路21に供給され、記録ビデオ信号とオーディオデータ
とに分離される。再生時には、分周回路23からの周波数
fv2のサーボ基準信号及び回転検出信号がドラムサーボ
回路11に供給される。分周回路23は、水晶発振器22の出
力信号を分周するものである。
スイッチ回路21からの再生ビデオ信号がビデオ再生処
理回路24に供給される。ビデオ再生処理回路24では、FM
復調、周波数変換、Y/C混合等の処理がされ、出力端子2
5に再生ビデオ信号が得られる。スイッチ回路21からの
再生オーディオデータがオーディオ再生処理回路26に供
給される。オーディオ再生処理回路26では、ディジタル
復調、エラー訂正符号の複号等の処理がされる。オーデ
ィオ再生処理回路26からの再生オーディオPCM信号がD/A
変換器27に供給され、出力端子29にアナログオーディオ
信号が取り出される。
理回路24に供給される。ビデオ再生処理回路24では、FM
復調、周波数変換、Y/C混合等の処理がされ、出力端子2
5に再生ビデオ信号が得られる。スイッチ回路21からの
再生オーディオデータがオーディオ再生処理回路26に供
給される。オーディオ再生処理回路26では、ディジタル
復調、エラー訂正符号の複号等の処理がされる。オーデ
ィオ再生処理回路26からの再生オーディオPCM信号がD/A
変換器27に供給され、出力端子29にアナログオーディオ
信号が取り出される。
オーディオ再生処理回路26及びD/A変換器27には、周
波数fa2のサンプリングクロックが分周回路42から供給
される。分周回路42は、水晶発振器41の出力信号を分周
するものである。
波数fa2のサンプリングクロックが分周回路42から供給
される。分周回路42は、水晶発振器41の出力信号を分周
するものである。
従来の8ミリVTRでは、オーディオPCM信号のサンプリ
ング周波数fa1が水平走査周波数の2倍に選定されてお
り、ビデオ信号とオーディオPCM信号とが同期してい
る。しかし、オーディオPCM信号の高品質化のために
は、より高いサンプリング周波数例えば48kHzが好まし
い。また、衛星放送の受信信号は、ビデオ信号とサンプ
リング周波数が48kHzのオーディオPCM信号からなるもの
で、衛星放送のオーディオPCM信号のディジタルダビン
グを行う点でも、サンプリング周波数が48kHzであるこ
とが好ましい。
ング周波数fa1が水平走査周波数の2倍に選定されてお
り、ビデオ信号とオーディオPCM信号とが同期してい
る。しかし、オーディオPCM信号の高品質化のために
は、より高いサンプリング周波数例えば48kHzが好まし
い。また、衛星放送の受信信号は、ビデオ信号とサンプ
リング周波数が48kHzのオーディオPCM信号からなるもの
で、衛星放送のオーディオPCM信号のディジタルダビン
グを行う点でも、サンプリング周波数が48kHzであるこ
とが好ましい。
PAL方式或いはSECAM方式では、フィールド周波数が50
Hzであるので、48kHzのサンプリング周波数と同期する
が、NTSC方式の場合には、フィールド周波数が59.94Hz
のために、48kHzをフィールド周波数が割り切ることが
できず、非同期となってしまう。記録時のビデオの同期
周波数例えばフィールド周波数fv1とオーディオPCM信号
のサンプリング周波数fa1との比を再生時に正確に保て
ないと、再生時にオーディオデータが不足したり、余っ
たりする問題が生じる。
Hzであるので、48kHzのサンプリング周波数と同期する
が、NTSC方式の場合には、フィールド周波数が59.94Hz
のために、48kHzをフィールド周波数が割り切ることが
できず、非同期となってしまう。記録時のビデオの同期
周波数例えばフィールド周波数fv1とオーディオPCM信号
のサンプリング周波数fa1との比を再生時に正確に保て
ないと、再生時にオーディオデータが不足したり、余っ
たりする問題が生じる。
つまり、第4図の記録再生装置において、(fa1:fv1
=fa2:fv2)の関係であれば、問題が生じない。しか
し、(fa1:fv1<fa2:fv2)であると、オーディオデータ
が不足し、(fa1:fv1>fa2:fv2)であると、オーディオ
データが余る。マイクロコンピュータ、テレビジョン方
式変換されたテレビジョン信号等の周波数誤差を持つ信
号を記録したい場合にも、上述と同様の問題が生じる。
=fa2:fv2)の関係であれば、問題が生じない。しか
し、(fa1:fv1<fa2:fv2)であると、オーディオデータ
が不足し、(fa1:fv1>fa2:fv2)であると、オーディオ
データが余る。マイクロコンピュータ、テレビジョン方
式変換されたテレビジョン信号等の周波数誤差を持つ信
号を記録したい場合にも、上述と同様の問題が生じる。
従って、この発明の目的は、非同期の関係にあるビデ
オ信号とオーディオ信号とを支障なく記録再生すること
ができるディジタル信号記録及び記録再生装置を提供す
ることにある。
オ信号とオーディオ信号とを支障なく記録再生すること
ができるディジタル信号記録及び記録再生装置を提供す
ることにある。
この発明では、記録系のロックする周波数(fv1)と
入力ディジタル信号のサンプリング周波数(fa1)とが
非同期のディジタル信号記録再生装置において、 周波数fa1をk倍(k=1を含む)した周波数と周波
数fv1との比(kfa1/fv1)の値が記録されており、 再生時に比の値によりPLL回路の分周回路の分周比が
制御され、再生系のロックする基準信号と分周回路の出
力信号とが位相比較され、位相比較出力により制御され
るVCOの出力信号から再生ディジタル信号のサンプリン
グクロックが形成される。
入力ディジタル信号のサンプリング周波数(fa1)とが
非同期のディジタル信号記録再生装置において、 周波数fa1をk倍(k=1を含む)した周波数と周波
数fv1との比(kfa1/fv1)の値が記録されており、 再生時に比の値によりPLL回路の分周回路の分周比が
制御され、再生系のロックする基準信号と分周回路の出
力信号とが位相比較され、位相比較出力により制御され
るVCOの出力信号から再生ディジタル信号のサンプリン
グクロックが形成される。
記録時に、回転ドラムに対するサーボ基準信号の1周
期当たりの記録オーディオデータのサンプル数が計数さ
れることにより、サーボ基準信号の周波数fv1とサンプ
リングクロックの周波数fa1とのクロック比が検出され
る。このクロック比の値が記録媒体に記録される。
期当たりの記録オーディオデータのサンプル数が計数さ
れることにより、サーボ基準信号の周波数fv1とサンプ
リングクロックの周波数fa1とのクロック比が検出され
る。このクロック比の値が記録媒体に記録される。
再生時には、サンプリングクロックがPLL回路により
形成される。PLL回路の可変分周回路の分周比がクロッ
ク比の値で制御され、従って、サーボ基準信号とサンプ
リングクロックの関係が基準時と同様のものとなり、再
生時にオーディオデータが不足したり、余ったりする問
題を生じない。
形成される。PLL回路の可変分周回路の分周比がクロッ
ク比の値で制御され、従って、サーボ基準信号とサンプ
リングクロックの関係が基準時と同様のものとなり、再
生時にオーディオデータが不足したり、余ったりする問
題を生じない。
以下、この発明の一実施例について図面を参照所定説
明する。第1図は、この発明の適用された回転ヘッド型
VTRの構成を示す。
明する。第1図は、この発明の適用された回転ヘッド型
VTRの構成を示す。
1で示す入力端子からのカラービデオ信号がビデオ記
録処理回路2及び同期分離回路3に供給される。ビデオ
記録処理回路2では、輝度信号がFM変調されると共に、
搬送色信号が低域信号に変換されて記録ビデオ信号が形
成される。この記録ビデオ信号がスイッチ回路4に供給
される。
録処理回路2及び同期分離回路3に供給される。ビデオ
記録処理回路2では、輝度信号がFM変調されると共に、
搬送色信号が低域信号に変換されて記録ビデオ信号が形
成される。この記録ビデオ信号がスイッチ回路4に供給
される。
5で示す入力端子からのアナログオーディオ信号がA/
D変換器6に供給され、A/D変換器6からのオーディオPC
M信号がオーディオ記録処理回路7に供給される。A/D変
換器6には、水晶発振器8の出力信号を分周回路9で分
周して得られる周波数fa1のサンプリングクロックが供
給される。このサンプリングクロックは、オーディオ記
録処理回路7にも供給されている。オーディオ記録処理
回路7では、オーディオPCM信号のエラー訂正符号化、
ディジタル変調等の処理がなされる。
D変換器6に供給され、A/D変換器6からのオーディオPC
M信号がオーディオ記録処理回路7に供給される。A/D変
換器6には、水晶発振器8の出力信号を分周回路9で分
周して得られる周波数fa1のサンプリングクロックが供
給される。このサンプリングクロックは、オーディオ記
録処理回路7にも供給されている。オーディオ記録処理
回路7では、オーディオPCM信号のエラー訂正符号化、
ディジタル変調等の処理がなされる。
オーディオ記録処理回路7からのオーディオデータが
スイッチ回路4に供給される。スイッチ回路4は、記録
ビデオ信号とオーディオデータを所定のタイミングで選
択し、1チャンネルの記録信号が形成される。この記録
信号が回転ドラム10の一対の回転ヘッドに供給される。
スイッチ回路4に供給される。スイッチ回路4は、記録
ビデオ信号とオーディオデータを所定のタイミングで選
択し、1チャンネルの記録信号が形成される。この記録
信号が回転ドラム10の一対の回転ヘッドに供給される。
回転ドラム10は、ドラムサーボ回路11により制御され
る。ドラムサーボ回路11には、記録時に同期分離回路3
からのフィールド周波数fv1の垂直同期信号がサーボ基
準信号として供給されると共に、回転検出信号が供給さ
れ、回転ドラム10が入力ビデオ信号に対して所定の位相
で且つフレーム周波数で回転される。図示せずも、回転
ドラム10の周面には、斜めに磁気テープが巻きつけら
れ、磁気テープが一定速度で走行される。磁気テープの
例えば180゜の巻きつけ角と対応する区間に記録ビデオ
信号が記録され、約30゜のオーバーラップ区間にオーデ
ィオデータが記録される。
る。ドラムサーボ回路11には、記録時に同期分離回路3
からのフィールド周波数fv1の垂直同期信号がサーボ基
準信号として供給されると共に、回転検出信号が供給さ
れ、回転ドラム10が入力ビデオ信号に対して所定の位相
で且つフレーム周波数で回転される。図示せずも、回転
ドラム10の周面には、斜めに磁気テープが巻きつけら
れ、磁気テープが一定速度で走行される。磁気テープの
例えば180゜の巻きつけ角と対応する区間に記録ビデオ
信号が記録され、約30゜のオーバーラップ区間にオーデ
ィオデータが記録される。
上述の周波数fv1のサーボ基準信号と周波数fa1のサン
プリングクロックとがクロック比検出回路12に供給され
る。クロック比検出回路12で検出されたクロック比の値
がオーディオ記録処理回路7に供給され、オーディオデ
ータと共に、記録される。例えば8ミリVTRの場合に
は、オーディオPCM信号と関連するIDコードとして或い
はビデオ記録区間とPCM記録区間の間にクロック比のデ
ータを記録することができる。
プリングクロックとがクロック比検出回路12に供給され
る。クロック比検出回路12で検出されたクロック比の値
がオーディオ記録処理回路7に供給され、オーディオデ
ータと共に、記録される。例えば8ミリVTRの場合に
は、オーディオPCM信号と関連するIDコードとして或い
はビデオ記録区間とPCM記録区間の間にクロック比のデ
ータを記録することができる。
クロック比検出回路12は、第2図に示すように、カウ
ンタ15により構成されている。カウンタ15のゲート入力
として端子13から周波数fv1のサーボ基準信号が供給さ
れ、カウンタ15のクロック入力として端子14から周波数
fa1のサンプリングクロックが供給される。カウンタ15
は、サーボ基準信号の1周期内のサンプリングクロック
の個数を計数し、計数値を出力端子16に発生する。つま
り、カウンタ15の出力は、(fa1/fv1)のクロック比の
値である。この場合、分解能を上げるために、(mfa1/f
v1)(mは大きな値)の値を記録しても良い。
ンタ15により構成されている。カウンタ15のゲート入力
として端子13から周波数fv1のサーボ基準信号が供給さ
れ、カウンタ15のクロック入力として端子14から周波数
fa1のサンプリングクロックが供給される。カウンタ15
は、サーボ基準信号の1周期内のサンプリングクロック
の個数を計数し、計数値を出力端子16に発生する。つま
り、カウンタ15の出力は、(fa1/fv1)のクロック比の
値である。この場合、分解能を上げるために、(mfa1/f
v1)(mは大きな値)の値を記録しても良い。
回転ドラム10の回転ヘッドからの再生信号がスイッチ
回路21に供給され、記録ビデオ信号とオーディオデータ
とに分離される。再生時には、分周回路23からの周波数
fv2のサーボ基準信号及び回転検出信号がドラムサーボ
回路11に供給される。分周回路23は、水晶発振器22の出
力信号を分周するものである。
回路21に供給され、記録ビデオ信号とオーディオデータ
とに分離される。再生時には、分周回路23からの周波数
fv2のサーボ基準信号及び回転検出信号がドラムサーボ
回路11に供給される。分周回路23は、水晶発振器22の出
力信号を分周するものである。
スイッチ回路21からの再生ビデオ信号がビデオ再生処
理回路24に供給される。ビデオ再生処理回路24では、FM
復調、周波数変換、Y/C混合等の処理がされ、出力端子2
5に再生ビデオ信号が得られる。スイッチ回路21からの
再生オーディオデータがオーディオ再生処理回路26に供
給される。オーディオ再生処理回路26では、ディジタル
復調、エラー訂正符号の復号等の処理がされる。オーデ
ィオ再生処理回路26からの再生オーディオPCM信号がD/A
変換器27に供給され、出力端子29にアナログオーディオ
信号が取り出される。
理回路24に供給される。ビデオ再生処理回路24では、FM
復調、周波数変換、Y/C混合等の処理がされ、出力端子2
5に再生ビデオ信号が得られる。スイッチ回路21からの
再生オーディオデータがオーディオ再生処理回路26に供
給される。オーディオ再生処理回路26では、ディジタル
復調、エラー訂正符号の復号等の処理がされる。オーデ
ィオ再生処理回路26からの再生オーディオPCM信号がD/A
変換器27に供給され、出力端子29にアナログオーディオ
信号が取り出される。
オーディオ再生処理回路26及びD/A変換器27には、周
波数fa2のサンプリングクロックがPLL回路29から供給さ
れる。PLL回路29には、分周回路23からの周波数fv2のサ
ーボ基準信号とオーディオ再生処理回路26からのクロッ
ク比データとが供給される。
波数fa2のサンプリングクロックがPLL回路29から供給さ
れる。PLL回路29には、分周回路23からの周波数fv2のサ
ーボ基準信号とオーディオ再生処理回路26からのクロッ
ク比データとが供給される。
PLL回路29は、一例として第3図に示す構成を有して
いる。第3図において、31が位相比較回路であり、位相
比較回路31の一方の入力として端子30から周波数fv2の
サーボ基準信号が供給される。位相比較回路31の出力信
号がローパスフィルタ32を介してVCO33に制御信号とし
て供給される。VCO33の出力信号が再生時のサンプリン
グクロックとして、出力端子34に取り出されると共に、
可変分周回路35に供給される。
いる。第3図において、31が位相比較回路であり、位相
比較回路31の一方の入力として端子30から周波数fv2の
サーボ基準信号が供給される。位相比較回路31の出力信
号がローパスフィルタ32を介してVCO33に制御信号とし
て供給される。VCO33の出力信号が再生時のサンプリン
グクロックとして、出力端子34に取り出されると共に、
可変分周回路35に供給される。
可変分周回路35には、端子36からクロック比の値が供
給される。可変分周回路35は、このクロック比の値と対
応する分周比とされる。可変分周回路35の出力信号が位
相比較回路31の他方の入力として供給される。従って、
VCO33から発生する周波数fa2のサンプリングクロックと
周波数fv2のサーボ基準信号の関係は、記録時と同様の
関係を有するものとなる。従って、再生時にオーディオ
データが不足したり、余ったりする問題を生じない。
給される。可変分周回路35は、このクロック比の値と対
応する分周比とされる。可変分周回路35の出力信号が位
相比較回路31の他方の入力として供給される。従って、
VCO33から発生する周波数fa2のサンプリングクロックと
周波数fv2のサーボ基準信号の関係は、記録時と同様の
関係を有するものとなる。従って、再生時にオーディオ
データが不足したり、余ったりする問題を生じない。
周波数fv1とfa1とは、互いに割り切れないので、クロ
ック比の値には、±1デジットの不確定が生じる。この
ため、再生時のオーディオデータのクロックの変動、つ
まり、ピッチの変化が生じる。この問題を避けるために
は、上述のように、分解能を上げておくことが有効であ
る。また、記録時に、ジッタ或いは垂直周期の変動があ
る場合には、クロック比の値が変動するが、記録時のド
ラムサーボがその変動に十分応答しており、再生系のオ
ーディオデータのバッファがその変動分周を吸収するに
足る容量を持っていれば、PLL回路の応答を遅くする。
つまり、平均値で再生クロックを生成するようにしてお
けば、これらの影響を除去できる。
ック比の値には、±1デジットの不確定が生じる。この
ため、再生時のオーディオデータのクロックの変動、つ
まり、ピッチの変化が生じる。この問題を避けるために
は、上述のように、分解能を上げておくことが有効であ
る。また、記録時に、ジッタ或いは垂直周期の変動があ
る場合には、クロック比の値が変動するが、記録時のド
ラムサーボがその変動に十分応答しており、再生系のオ
ーディオデータのバッファがその変動分周を吸収するに
足る容量を持っていれば、PLL回路の応答を遅くする。
つまり、平均値で再生クロックを生成するようにしてお
けば、これらの影響を除去できる。
尚、サーボ基準信号は、フィールド周波数に限らず、
水平走査周波数或いはサブキャリア周波数であっても良
い。
水平走査周波数或いはサブキャリア周波数であっても良
い。
この発明によれば、非同期の関係にあるビデオ信号と
オーディオPCM信号との記録再生を支障なく行うことが
できる。この発明では、クロック比の値自体を記録して
いるので、クロック比を示す識別信号を記録する場合の
ように、クロック比の種類が限定されることがない。
オーディオPCM信号との記録再生を支障なく行うことが
できる。この発明では、クロック比の値自体を記録して
いるので、クロック比を示す識別信号を記録する場合の
ように、クロック比の種類が限定されることがない。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例におけるクロック比検出回路の一例を
示すブロック図、第3図はこの発明の一実施例における
PLL回路の一例を示すブロック図、第4図はこの発明を
適用することができる記録再生装置のブロック図であ
る。 図面における主要な符号の説明 1:ビデオ信号の入力端子、 5:オーディオ信号の入力端子、 12:クロック比検出回路、29:PLL回路。
の発明の一実施例におけるクロック比検出回路の一例を
示すブロック図、第3図はこの発明の一実施例における
PLL回路の一例を示すブロック図、第4図はこの発明を
適用することができる記録再生装置のブロック図であ
る。 図面における主要な符号の説明 1:ビデオ信号の入力端子、 5:オーディオ信号の入力端子、 12:クロック比検出回路、29:PLL回路。
Claims (2)
- 【請求項1】記録系のロックする周波数(fv1)と入力
ディジタル信号のサンプリング周波数(fa1)とが非同
期のディジタル信号記録装置において、 上記周波数fa1をk倍(k=1を含む)した周波数と上
記周波数fv1との比(kfa1/fv1)の値を記録するように
したことを特徴とするディジタル信号記録装置。 - 【請求項2】記録系のロックする周波数(fv1)と入力
ディジタル信号のサンプリング周波数(fa1)とが非同
期のディジタル信号記録再生装置において、 上記周波数fa1をk倍(k=1を含む)した周波数と上
記周波数fv1との比(kfa1/fv1)の値が記録されてお
り、 再生時に上記比の値によりPLL回路の分周回路の分周比
を制御し、再生系のロックする基準信号と上記分周回路
の出力信号とを位相比較し、上記位相比較出力により制
御されるVCOの出力信号から再生ディジタル信号のサン
プリングクロックを形成するようにしたことを特徴とす
るディジタル信号記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63012232A JP2822380B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | ディジタル信号記録及び記録再生装置 |
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JP63012232A JP2822380B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | ディジタル信号記録及び記録再生装置 |
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JPH01189075A JPH01189075A (ja) | 1989-07-28 |
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1988
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