JP2822285B2 - ガスケットおよび窓枠 - Google Patents

ガスケットおよび窓枠

Info

Publication number
JP2822285B2
JP2822285B2 JP34987391A JP34987391A JP2822285B2 JP 2822285 B2 JP2822285 B2 JP 2822285B2 JP 34987391 A JP34987391 A JP 34987391A JP 34987391 A JP34987391 A JP 34987391A JP 2822285 B2 JP2822285 B2 JP 2822285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
gaskets
plate
window frame
rectangular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP34987391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05156872A (ja
Inventor
彰 棚谷
知士 藤本
信之 河崎
重弘 国友
拓一 前田
三朗 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd, Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP34987391A priority Critical patent/JP2822285B2/ja
Publication of JPH05156872A publication Critical patent/JPH05156872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2822285B2 publication Critical patent/JP2822285B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスケットおよび窓枠に
関し、特に、ビルや天窓装置等の建物の窓構築に最適な
ガスケットおよびこのガスケットにより形成した窓枠に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の事務用ビル、学校の講堂や体育館
等の建物では、外壁面や屋根に、視界面を形成するため
に、また、明かりを屋内に採り入れるためにガラスや合
成樹脂製の板体(採光板)が、多数枚、平面状に組み込
まれて窓あるいは天窓を構築している。従来、窓や天窓
等において採光板を平面状に取り付けるには、アルミ引
抜材等の金属材からなる長尺な型枠材を使用していた
が、金属製型枠材は高価であること、雨水や塵埃等の屋
内への侵入を防止するために複数の部材から形成され、
組立作業が困難であり作業高所からの転落の危険性をと
もなう等の理由から、近年では金属製型枠材に代えてゴ
ム製のガスケットが採光板を支持する窓枠材として使用
されている。
【0003】ゴム製のガスケットには使用目的や使用箇
所に応じて種々の形状、構造のものがあるが、図9に示
すガスケットが最も基本的な形状である。このガスケッ
トaは、横断面を方形状とした、ゴムのような弾性材か
らなる長尺な棒状体の長さ方向両側に、一対の挟持片
b、cを上下対称形状に形成し、各挟持片b、c間を嵌
合溝dとしたものである。
【0004】また、屋内側において建物桁材や窓支持桁
材等に容易かつ強固に連結可能なものとして、図10に
示すガスケットaを、本願出願人等は平成2年7月26
日に特願平2−198764号として提供している。こ
のガスケットaは、上記ガスケットaの下面長さ方向に
そって係止部材eを一体に連設したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各ガスケットaに
おいて、両側の嵌合溝d内にはガラスや合成樹脂等から
なる採光板fの端部が密に嵌め込まれる。採光板fの嵌
め込みに際しては、屋外側に面する挟持片bを外方向へ
湾曲させ、嵌合溝dの開口面を拡開させた状態とし、採
光板fの嵌め込みを容易にしている。
【0006】図9、図10に示すガスケットaは、挟持
片b間の平面部長さ方向内に固定溝gを形成し、この固
定溝g内にジッパーhを着脱自在とするとともに密に嵌
合可能としたジッパー型のガスケットである。採光板f
の嵌め込みに際しては、ジッパーhを取り外し、挟持片
b間に中空部を形成して挟持片bを外方向へ折り曲げる
ようにしていた。しかし、ガスケットaの素材であるゴ
ム質は、硬度が70〜80度と高いものであるため、挟
持片b間に中空部を形成したとしても挟持片bを折り曲
げ、この状態を維持して採光板fを嵌め込むのは大変な
作業であった。特に、ジッパーhを有しない、挟持片
b、b間の平面部を中実体としたガスケットの場合、挟
持片bを外方向へ折り曲げるのは更に困難なものであっ
た。
【0007】ガスケットaは、単体の方形体(正方形、
長方形)に形成して窓枠とし、複数の方形体を縦横に連
結して窓構築面を形成するか、複数の方形体を一体成型
により形成してユニット化し、複数のユニットを連結し
て窓構築面を形成するようにしていた。従って、嵌合溝
dは方形体内に面することになるので、四辺の嵌合溝d
内に採光板fを嵌め込み、固定するのは容易な作業では
ない。例えば、1000〜2000mmの大きさの採光
板fを方形窓枠内に嵌め込む場合、3人の作業員が一日
がかりで2〜3枚しか施工できず、きわめて作業能率の
悪いものであった。
【0008】また、採光面fと挟持片Bの両平面H間に
は、図9に示すように、約1cmの段差が形成される。
方形体からなる窓枠を垂直状態とした場合には特に問題
を生じないが、図11に示す屋根や屋上等に設置する天
窓装置iのように採光面jを東や南に向けて傾斜面とす
ることがある。全体の窓枠は方形体であるから、枠体に
は傾斜採光面jとは直交状態に配設されるものがある。
【0009】降雨の際、雨は採光面j上を連続して流出
するが、雨が降りやんだ後、図12に示す如く、採光板
fと、この採光面fの傾斜面とは直交するガスケットa
の挟持片b間には雨水kが溜まる。ここに塵埃が付着
し、雨水が蒸発すると、塵埃は採光面fに固着した状態
となり、屋内側から見ると塵埃の汚れが目につくもので
あり、固着した塵埃は取りにくいものであった。
【0010】本発明は、上記する従来のガスケットの種
々の問題点に鑑み、一部は採光板を嵌め込み、一部は載
置することにより採光板の固定を可能としたガスケット
を提供することを目的とする。また、本発明は、採光板
の嵌め込み、固定作業を容易なものとした窓枠を提供す
ることを目的とする。更に、本発明は、採光面に平坦面
を形成することにより、雨水の滞留や塵埃の付着をなく
すようにした窓枠を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、横断面方形状とし、ゴムのような弾性材
からなる長尺棒状体の長さ方向両側に、一対の挟持片
4、5を形成し、挟持片4、5間を嵌合溝6とした採光
板の嵌め込み型ガスケット2と、ゴムのような弾性材か
らなる偏平板状とした長尺体8の片側面を載置面9と
し、この載置面9の長さ方向中央全長に、突き合わせ突
起部4を一体に形成した採光板の載置型ガスケット3と
からなり、両ガスケット2、3は、挟持片5の上面と載
置面9とを同一水平面に位置させて直交状に連結したこ
とを特徴としている。
【0012】本発明は、所定の間隔で配設した平行な2
本のガスケット2と、このガスケット2に対し直交状に
配設し、所定の間隔を有する平行な2本のガスケット3
とを方形枠状に連結して窓枠としたことを特徴としてい
る。また、本発明は、ガスケット2とガスケット3とに
より複数の方形状枠体を一体成型により形成してユニッ
ト化したことを特徴としている。更に、本発明は、ガス
ケット2、3と同じ構造としたガスケット18、19の
長さ方向下面に、係止段部23を有する係止部材24、
29をそれぞれ一体に連設し、ガスケット18、19を
直交状に連結したことを特徴としている。更にまた本発
明は、ガスケット18、19を方形枠状に組み合わせて
窓枠とし、ガスケット18、19を一体成型により多数
の方形枠体をユニット化し、窓枠としたことを特徴とし
ている。
【0013】
【実施例】以下、図面に従って、本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明に係るガスケットの一実施例
を示し、同図においてガスケット本体1は、視界面や採
光面を形成するガラスや合成樹脂等からなる後記する採
光板の端部を嵌め込み、固定する嵌め込み型のガスケッ
ト2と、採光板の端部を載置して固定する載置型のガス
ケット3とから成る。
【0014】嵌め込み型ガスケット2は、横断面を方形
状とした、ゴムのような弾性材からなる長尺な棒状体の
長さ方向両側に、一対の挟持片4、5を上下対称形状に
形成し、各挟持片4、5間を嵌合溝6とした形状を有
し、これは従来の基本的なガスケットの形状と同じであ
る。尚、ガスケット2にはジッパー7を設けてあるが、
ジッパー型ガスケットに限定されるものではなく、ジッ
パーを有しないガスケットでも使用可能である。
【0015】載置型のガスケット3は、ゴムのような弾
性材からなる偏平板状とした長尺体8の片側面(図面に
おいては上面)を載置面9とし、この載置面9の長さ方
向中央全長に、採光板の突き合わせ突起部10を一体に
形成したものである。
【0016】両ガスケット2、3は直交状態で一体的に
連結されるが、通常は、図1のようにガスケット2の長
さ方向側面に対してガスケット3を交叉状にして連結す
る。この時、挟持片5と長尺体8とが一体化され、図2
に示すように、ガスケット2の挟持片5の上面と、ガス
ケット3の載置面8とは同一水平面に位置している。従
って、ガスケット2の嵌合溝6内に採光板の端部を嵌め
込み、ガスケット3の載置面9上に採光板の端部を載せ
た時、採光板の下面と挟持片5および載置面9間には隙
間が生じることがなく、採光板は安定して支持される。
ガスケット2、3は、それぞれ別体に製作し、両者の直
交連結部を、例えば接着剤を使用して一体に固着する。
あるいはガスケット2、3を一体成型により製作し、ガ
スケット2、3相互を直交状態に連結する。
【0017】ガスケット本体1は上記の構成であり、ガ
スケット2、3は方形の枠体に形成して窓枠とする。枠
体11は、図4に示すように、所定の間隔で配設した平
行な2本のガスケット2と、2本のガスケット2に対し
て直交状に配設した、所定の間隔を有する2本のガスケ
ット3とを方形(方形体の形状は正方形、長方形いずれ
であってもよい)に組合せて形成する。この枠体11
は、窓構築面の大きさに合わせて多数を縦横に連結し、
総合的な窓枠を形成する。両ガスケット2、3は、長尺
材を所定の長さに切断して方形体に連結するか、あらか
じめ所定の長さに製作したものを組合せ、方形体に連結
する。
【0018】採光板12は、枠体11内に嵌め込み、固
定されるが、左右両側のガスケット2に対しては従来と
同様、採光板11の端部を挟持片4、5間の嵌合溝6内
に嵌めて密に固定する。また、上下両側のガスケット3
間では、採光板12の端部は、突起部10を中心にして
片側の載置面9上に載せて固定する。ガスケット3と採
光板12とは図5に示す手段によって固定される。即
ち、隣接する採光板12の端部を長尺体8の載置面9上
に載せる。この時、各採光板12の端面と突き合わせ突
起部10間には所定巾の隙間を形成し、隙間内にコーキ
ング材13を充填して密閉する。
【0019】符合14は、ガスケット3にそって長尺な
金属製の被覆板であり、コーキング材13上に配設し、
被覆板14の長さ方向両側を隣接する採光板12の端部
上にそれぞれ載せる。その後、被覆板14の長さ方向に
そった複数箇所に螺挿したビスあるいはネジ等の止着具
15を、突起部10を通してガスケット3内にネジ込
む。このようにしてガスケット3と隣接する採光板12
の端部間は、コーキング材13と被覆板14により密封
状態となり、止着具15により結合部全体が固定状態と
なる。
【0020】ガスケット3は硬質であるが、適度の弾性
を有するので、被覆板14をガスケット3に固着するこ
とにより、被覆板14の金属弾性が作用することとあい
まって、採光板12はガスケット3の載置面9に圧接さ
れ、採光板12とガスケット3とは密着した固定状態と
なる。尚、図2に点線で示すように、突起部10の上面
を長さ方向にそってV字状の断面形状としておけば、上
方から挿し込まれる止着具15の先端は、両側の傾斜面
にそってネジ込み方向が中央に案内され、止着具15は
常にガスケット3の縦中心位置に螺挿される。
【0021】前記のように枠体11は、全体の窓枠を形
成するよう複数体を縦横に順次連設し、各枠体11内に
採光板12を固定するが、図6に示すように、あらかじ
め多数の枠体を一体成型により連設、形成してユニット
化し、大型の枠体16としてもよい。この場合、長尺と
した2本以上のガスケット2を所定の間隔毎に平行に配
設し、各ガスケット2間にガスケット3を所定の間隔で
直交状に配設、固定すればよい。
【0022】この大型の枠体16は、採光板12を各枠
体内に嵌め込んだ後に建物の窓構築面に組み込むか、枠
体16を建物の窓構築面に組み込んだ後、個々の枠体内
に採光板12を嵌め込み、固定すればよい。尚、大型の
枠体16にも成型大きさに限度があり、窓構築面の大き
さに合わせ、複数の枠体16を縦横に連設して全体の窓
枠を構築するようにしてもよい。
【0023】上記の枠体11、16は、挟持片4、4側
を屋外に面するようにして建物の窓構築面に設置、固定
され、適宜の手段によって屋内の建物桁材や窓支持桁材
等に連結して保持される。尚、上記の説明では、ガスケ
ット2に対してガスケット3を直交状態に連結した場合
であるが、これに限定されるものではなく、ガスケット
3に対してガスケット2を直交状態に連結するようにし
てもよい。
【0024】図6は本発明ガスケットの他の実施例を示
すものである。本実施例におけるガスケット本体17
は、前記実施例のガスケット本体1と同様、採光板の嵌
め込み型ガスケット18と、採光板の載置型ガスケット
19とにより形成されている。
【0025】嵌め込み型ガスケット18は、横断面を方
形状とした、ゴムのような弾性材からなる長尺な棒状体
の長さ方向両側に、一対の挟持片20、21を上下対称
形状に形成し、各挟持片20、21間を嵌合溝22とし
た形状を有する。そして、挟持片21の下面長さ方向に
は、係止段部23を有する係止部材24を一体に連設し
たものであり、挟持片21と係止段部23間には外方向
に開放したコ字状の係止凹部25が形成される。尚、ガ
スケット18はジッパー型を示してあるが、ジッパーの
ないガスケットであってもよい。
【0026】載置型ガスケット19は、ゴムのような弾
性材からなる偏平板状とした長尺体26の片側面(図面
においては上面)を載置面27とし、この載置面27の
長さ方向中央全長に、採光板12の突き合わせ突起部2
8を一体に形成する。そして、長尺体26の下面長さ方
向には、ガスケット18と同じ構造の係止部材29を一
体に連設する。
【0027】本実施例に基づくガスケット18、19
も、前記実施例の場合と同様、図8に示すように、ガス
ケット18の挟持片21上面と、ガスケット19の載置
面27とは同一水平面に位置し、また、係止部材24と
係止部材29の係止段部23相互も同一水平面に位置す
るようになっている。
【0028】また、ガスケット18、19も、前記実施
例の場合と同じく、直交状態に連結して単体の枠体を形
成するか、多数の枠体を一体成型により製作し、窓枠全
体を形成する。ガスケット18、19の使用状態、連結
状態は、前記実施例のガスケット2、3の場合と全く同
じと理解することができる。
【0029】本実施例によるガスケット本体17は、本
発明が従来技術として示す特願平2−198764号の
場合のように、図示しない連結部材と係止部材24、2
9とを連結することにより、屋内側の建物桁材や窓支持
桁材に容易かつ強固に連結可能となる。
【0030】上記各実施例では、採光板12を嵌め込
み、固定する場合について説明したが、板体としては採
光板12に限定されるものではない。採光板12に代え
て公知の外壁板を嵌め込み、壁面を形成するようにして
もよい。また、採光体と外壁板とを組み合わせて嵌め込
むようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、ガスケ
ット本体1は、長尺体両側の挟持片4、5間に採光板1
2の嵌合溝6を形成した嵌め込み型ガスケット2と、長
さ方向中央の突起部10両側を採光板12の載置面9と
した載置型ガスケット3とにより形成したので、方形状
採光板12は両側端部をそれぞれ対応する嵌合溝6内に
嵌め込むだけでよく、嵌め込み面が2箇所に限定される
ので採光体12の嵌め込み、作業を容易に行うことがで
きる。
【0032】また、採光板12の他の両側は、ガスケッ
ト3の載置面9上に載せ、コーキング材13や被覆板1
4等で密閉処理し、固定可能としたので、ガスケット3
と採光板12との固定作業が容易となる。
【0033】ガスケット2、3は、方形枠体に連結する
ことにより窓枠を形成することができ、嵌合溝6内への
採光板12の取付けを容易に行うことができるので、窓
枠内への採光板12の固定が簡単となる。単体の窓枠体
は、複数を縦横に連設することにより総合的な窓構築面
を構築することができる。また、複数の枠体を一体成型
してユニット化することにより、複数の枠体の形成作業
が容易であり、全体的な窓構築面の形成が更に容易なの
もとなる。
【0034】対称に配設したガスケット2の嵌合溝6間
を一定とし、また、ガスケット3の載置面9中央に突き
合わせ突起部10を設け、隣接する採光板12の突き合
わせ距離は、突起部10を介して常に一定なものとして
ので、ガスケット1を所定の大きさの方形枠体に形成す
れば、枠体の大きさに合わせて採光板12を方形体に形
成することができ、窓枠や採光板等の全体を規格化する
ことができる。これによって材料に無駄を生ずることが
なく、窓構築作業を簡単に短時間で施工することが可能
となる。
【0035】係止部材24、29を有するガスケット本
体17の場合、連結部材を介することにより屋内の建物
桁材や窓支持桁材等に連結、固定することができ、方形
状窓枠と建物との連結を容易かつ強固に行うことができ
る。
【0036】ガスケット3、19に採光板12を固定し
た時、採光板12の上面と、被覆板14の頂面間の段差
は小さいので、ガスケット3、19を、例えば天窓装置
の傾斜採光面に対し直交状態に配設した時、雨水の流れ
がよく、雨が降りやんだ後でも雨水は被覆板14の上面
にそって流れ去る。従って、採光板12と被覆板14間
に雨水が溜まることがなく、塵埃も固着せず、採光面を
美麗に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ガスケットの一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明ガスケットを分離した状態の正面図であ
る。
【図3】本発明ガスケットに採光板を取付けた状態の正
面図である。
【図4】ガスケットを単体の枠体に形成した窓枠の正面
図である。
【図5】ガスケットと採光板との連結要部を示す断面図
である。
【図6】多数の枠体を一体成型してユニット化した窓枠
の正面図である。
【図7】本発明ガスッケトの他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図8】図7に示すガスケットに採光板を取付けた状態
の正面図である。
【図9】従来のガスッケトの一例を示す正面図である。
【図10】従来のガスッケトの他の例を示す正面図であ
る。
【図11】従来のガスケットを使用した天窓装置の斜視
図である。
【図12】天窓装置における要部の断面図である。
【符号の説明】
1 ガスケット本体 2 ガスケット 3 ガスケット 4 挟持片 5 挟持片 6 嵌合溝 7 ジッパー 8 長尺体 9 載置面 10 突起部 11 枠体 12 採光板 13 コーキング材 14 被覆板 15 止着具 16 大型枠体 17 ガスケット本体 18 ガスケット 19 ガスケット 20 挟持片 21 挟持片 22 嵌合溝 23 係止段部 24 係止部材 25 係止凹部 26 長尺体 27 載置面 28 突起部 29 係止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 知士 広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内 (72)発明者 河崎 信之 広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内 (72)発明者 国友 重弘 千葉県佐倉市中志津7丁目4番14号 (72)発明者 前田 拓一 神奈川県横浜市緑区市ケ尾町1153−6− 503 (72)発明者 川端 三朗 千葉県君津郡袖ケ浦町蔵波台6−31−22 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04D 3/06 - 3/14 E06B 3/62

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面方形状とし、ゴムのような弾性材
    からなる長尺棒状体の長さ方向両側に、一対の挟持片
    4、5を形成し、挟持片4、5間を嵌合溝6とした採光
    板の嵌め込み型ガスケット2と、ゴムのような弾性材か
    らなる偏平板状とした長尺体8の片側面を載置面9と
    し、この載置面9の長さ方向中央全長に、突き合わせ突
    起部4を一体に形成した採光板の載置型ガスケット3と
    からなり、両ガスケット2、3は、挟持片5の上面と載
    置面9とを同一水平面に位置させて直交状に連結して成
    ることを特徴とするガスケット。
  2. 【請求項2】 所定の間隔で配設した平行な2本のガス
    ケット2と、このガスケット2に対し直交状に配設し、
    所定の間隔を有する平行な2本のガスケット3とを方形
    枠状に連結して成ることを特徴とする請求項1に記載の
    ガスケットを用いた窓枠。
  3. 【請求項3】 ガスケット2とガスケット3とにより複
    数の方形状枠体を一体成型により形成してユニット化し
    て成ることを特徴とする請求項1に記載のガスケットを
    用いた窓枠。
  4. 【請求項4】 横断面方形状とし、ゴムのような弾性材
    からなる長尺棒状体の長さ方向両側に、一対の挟持片2
    0、21を形成し、挟持片20、21間を嵌合溝22と
    し、挟持片21の下面長さ方向に、係止段部23を有す
    る係止部材24を一体に連設した採光板の嵌め込み型ガ
    スケット18と、ゴムのような弾性材からなる偏平板状
    とした長尺体26の片側面を載置面27とし、この載置
    面27の長さ方向中央全長に、突き合わせ突起部28を
    一体に形成した、長尺体26の下面長さ方向に、係止段
    部を有する係止部材29を一体に連設した採光板の載置
    型ガスケット19とからなり、両ガスケット18、19
    は、挟持片21の上面と載置面27とを同一水平面と
    し、かつ係止部材24、29相互の係止段部23を同一
    水平面に位置させて直交状に連結して成ることを特徴と
    するガスケット。
  5. 【請求項5】 所定の間隔で配設した平行な2本のガス
    ケット18と、このガスケット18に対し直交状に配設
    し、所定の間隔を有する平行な2本のガスケット19と
    を方形枠状に連結して成ることを特徴とする請求項4に
    記載のガスケットを用いた窓枠。
  6. 【請求項6】 ガスケット18とガスケット19とによ
    り複数の方形状枠体を一体成型により形成してユニット
    化して成ることを特徴とする請求項4に記載のガスケッ
    トを用いた窓枠。
JP34987391A 1991-12-10 1991-12-10 ガスケットおよび窓枠 Expired - Lifetime JP2822285B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34987391A JP2822285B2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 ガスケットおよび窓枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34987391A JP2822285B2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 ガスケットおよび窓枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05156872A JPH05156872A (ja) 1993-06-22
JP2822285B2 true JP2822285B2 (ja) 1998-11-11

Family

ID=18406693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34987391A Expired - Lifetime JP2822285B2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 ガスケットおよび窓枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2822285B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05156872A (ja) 1993-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4124960B2 (ja) 改良された、柱の丸い被覆装置
US6393777B1 (en) Window brackets
US4483122A (en) Replacement panel and method of installing same in a curtainwall
US4650702A (en) Structural interface and weatherseal for structurally bonded glazing
US4164105A (en) Frame structure
US4221091A (en) Window insulation system
US5010704A (en) Glass block construction assembly
US4823533A (en) Structural cladding apparatus
JP2822285B2 (ja) ガスケットおよび窓枠
JP3894931B2 (ja) 太陽電池パネルの取付架台
WO2014149760A1 (en) Skylight and method of fabricating the same
JPH05149059A (ja) ガスケツトおよび窓枠
JPS639715Y2 (ja)
JPH031586Y2 (ja)
JPS5926008Y2 (ja) カ−テンウオ−ル
JPH11152846A (ja) 天井構造
JPH0240648Y2 (ja)
JPH0248613Y2 (ja)
US3559360A (en) Skylight mounting assembly of extruded aluminum sections
JPH0544403Y2 (ja)
JPH0347099Y2 (ja)
JP2566394Y2 (ja) 出窓の建屋取付け装置
JPH0516344Y2 (ja)
JPS6328271Y2 (ja)
JPS6346611Y2 (ja)