JP2821607B2 - 粒数計数装置 - Google Patents
粒数計数装置Info
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- JP2821607B2 JP2821607B2 JP1032679A JP3267989A JP2821607B2 JP 2821607 B2 JP2821607 B2 JP 2821607B2 JP 1032679 A JP1032679 A JP 1032679A JP 3267989 A JP3267989 A JP 3267989A JP 2821607 B2 JP2821607 B2 JP 2821607B2
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は粒体の粒数を連続的に計数する粒体計数装置
に関する。
に関する。
(従来技術) 穀物や化学品あるいは薬剤などの粒体を扱う分野では
粒体の数(粒数)を計数して品質を管理する手法が取ら
れている。
粒体の数(粒数)を計数して品質を管理する手法が取ら
れている。
従来粒数を計数する方法としては、一定容積中の粒体
数を直接目視により計数する原始的な方法や粒体による
光の遮断を利用して計数する方法が知られている。これ
らの方法はいずれも一定量の粒体について粒数をカウン
トするバッチ式カウント法であるが、流量測定や品質管
理などの目的からは連続的に流れる粒体の粒数を計数す
ることが必要であり、連続的な計数方法はほとんど知ら
れていない。
数を直接目視により計数する原始的な方法や粒体による
光の遮断を利用して計数する方法が知られている。これ
らの方法はいずれも一定量の粒体について粒数をカウン
トするバッチ式カウント法であるが、流量測定や品質管
理などの目的からは連続的に流れる粒体の粒数を計数す
ることが必要であり、連続的な計数方法はほとんど知ら
れていない。
本発明者らは物体の位置の変化すなわち変位を光学的
に検出して電気信号として出力させることのできる変位
センサが知られていることに着目し、この変位センサを
用いて粒体の粒数を連続的に計数することを考えた。
に検出して電気信号として出力させることのできる変位
センサが知られていることに着目し、この変位センサを
用いて粒体の粒数を連続的に計数することを考えた。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、粒体
の粒数を連続的に計数することを目的とし、この目的を
達成するために、粒体に対向して相対的に移動する位置
関係で光学変位センサを設け、粒体の表面位置の変化を
その表面に当てた光の反射光の変化として検出し、変位
センサの出力を微分し、微分出力に基づいて粒体を計数
するように構成した。
の粒数を連続的に計数することを目的とし、この目的を
達成するために、粒体に対向して相対的に移動する位置
関係で光学変位センサを設け、粒体の表面位置の変化を
その表面に当てた光の反射光の変化として検出し、変位
センサの出力を微分し、微分出力に基づいて粒体を計数
するように構成した。
(実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による粒体計数装置を用いて小麦粒の
粒数を計数する場合の概略線図である。
粒数を計数する場合の概略線図である。
図において、1は小麦粒を入れたホッパー、2はホッ
パー1に連続したガラス管で、その下端には流出口3が
設けられている。ガラス管2に近接して光学式変位セン
サ4が設けられており、この変位センサ4からの出力は
カウンタユニット5で処理されて小麦の粒数として表示
器6に表示される。変位センサ4は小麦粒の流れに光を
当てその反射光を利用する光学式のものであるから、小
麦粒の流路の一部に設けたガラス窓に対向させて設けて
もよい。
パー1に連続したガラス管で、その下端には流出口3が
設けられている。ガラス管2に近接して光学式変位セン
サ4が設けられており、この変位センサ4からの出力は
カウンタユニット5で処理されて小麦の粒数として表示
器6に表示される。変位センサ4は小麦粒の流れに光を
当てその反射光を利用する光学式のものであるから、小
麦粒の流路の一部に設けたガラス窓に対向させて設けて
もよい。
ここで本発明で用いる光学式変位センサの原理を簡単
に説明すると、変位センサ4は第2図に概略構成を示し
たように駆動回路4により駆動される発光素子としての
発光ダイオード42の光を送光レンズ43を通して細く絞り
対象物である小麦粒Kに照射すると、小麦粒Kにより拡
散されその反射光は受光レンズ44により光位置検出素子
45上にスポットとして結像する。小麦粒Kが移動して小
麦粒Kまでの距離が変化すると、スポットの結像位置が
移動し、その移動量は小麦粒の変位にほぼ比例する。光
位置検出素子45からはスポットの位置に応じた電気信号
(2つの電流値)が出力するので、この電気信号を増幅
器46により増幅して出力する。その後後述するカウンタ
ユニット5の演算回路により演算することにより小麦粒
の反射率とは無関係な変位出力が得られる。
に説明すると、変位センサ4は第2図に概略構成を示し
たように駆動回路4により駆動される発光素子としての
発光ダイオード42の光を送光レンズ43を通して細く絞り
対象物である小麦粒Kに照射すると、小麦粒Kにより拡
散されその反射光は受光レンズ44により光位置検出素子
45上にスポットとして結像する。小麦粒Kが移動して小
麦粒Kまでの距離が変化すると、スポットの結像位置が
移動し、その移動量は小麦粒の変位にほぼ比例する。光
位置検出素子45からはスポットの位置に応じた電気信号
(2つの電流値)が出力するので、この電気信号を増幅
器46により増幅して出力する。その後後述するカウンタ
ユニット5の演算回路により演算することにより小麦粒
の反射率とは無関係な変位出力が得られる。
カウンタユニット5の回路構成を説明すると、51は変
位センサ4の出力を微分する微分回路、52は微分された
信号を適当な閾値で2値化する2値化回路、53は2値化
されたパルス信号をカウントするパルスカウンタであ
る。
位センサ4の出力を微分する微分回路、52は微分された
信号を適当な閾値で2値化する2値化回路、53は2値化
されたパルス信号をカウントするパルスカウンタであ
る。
移動する小麦粒に対して変位センサ4からは第3図
(イ)に示すような信号が出力する。小麦粒が移動する
場合、1つの小麦粒Kに注目すると、その周囲の小麦粒
との相対的位置関係は急激には変化しないので、小麦粒
の移動による距離の変化を変位センサ4からの発光が小
麦粒の表面に当って反射する反射光の変化としてとらえ
ることができ、変位センサ4の出力が極大となる点が小
麦粒の頂点となると考えられる。微分回路51によりセン
サ出力信号を微分すると第3図(ロ)に示すように極大
点が検出できる。この微分出力を2値化回路52において
適当な閾値により2値化すると第3図(ハ)に示すよう
な小麦粒の数に応じたパルス信号が得られる。パルスカ
ウンタ53によりパルス数をカウントすることによりセン
サ部を通過した小麦の粒数がわかる。カウンタユニット
5から得られる小麦粒の粒数は表示器6にデジタル的に
表示される。カウンタユニット5における粒数表示はた
とえば10秒当りの平均通過粒数とすることができ、毎秒
3.5個のような表示となる。
(イ)に示すような信号が出力する。小麦粒が移動する
場合、1つの小麦粒Kに注目すると、その周囲の小麦粒
との相対的位置関係は急激には変化しないので、小麦粒
の移動による距離の変化を変位センサ4からの発光が小
麦粒の表面に当って反射する反射光の変化としてとらえ
ることができ、変位センサ4の出力が極大となる点が小
麦粒の頂点となると考えられる。微分回路51によりセン
サ出力信号を微分すると第3図(ロ)に示すように極大
点が検出できる。この微分出力を2値化回路52において
適当な閾値により2値化すると第3図(ハ)に示すよう
な小麦粒の数に応じたパルス信号が得られる。パルスカ
ウンタ53によりパルス数をカウントすることによりセン
サ部を通過した小麦の粒数がわかる。カウンタユニット
5から得られる小麦粒の粒数は表示器6にデジタル的に
表示される。カウンタユニット5における粒数表示はた
とえば10秒当りの平均通過粒数とすることができ、毎秒
3.5個のような表示となる。
上記実施例は小麦粒の粒数を計数するカウンタである
が、粒数のカウント値を時間と組合せることにより単位
時間当りの通過粒数を求めれば粒体の流速の測定が可能
となる。また、粒体が通過する断面積がわかっていれば
粒子の通過速度すなわち流速から流量を求めることもで
きる。
が、粒数のカウント値を時間と組合せることにより単位
時間当りの通過粒数を求めれば粒体の流速の測定が可能
となる。また、粒体が通過する断面積がわかっていれば
粒子の通過速度すなわち流速から流量を求めることもで
きる。
また粒体を2回路に分割するときに各分割後の回路の
粒数/時間を比較して正確な分割を行わせるセンサとし
ても使用できる。
粒数/時間を比較して正確な分割を行わせるセンサとし
ても使用できる。
さらに、上記実施例では変位センサが固定し、粒数を
計数すべき粒体が移動する例であるが、静止する粒体に
対しては変位センサを移動させることにより同様に粒数
の計数または移動速度の測定ができる。
計数すべき粒体が移動する例であるが、静止する粒体に
対しては変位センサを移動させることにより同様に粒数
の計数または移動速度の測定ができる。
また上記実施例における微分回路の出力を記録チャー
トに記録することにより、そのチャートの山または谷の
数を目視により数えることにより粒数を知ることもでき
る。
トに記録することにより、そのチャートの山または谷の
数を目視により数えることにより粒数を知ることもでき
る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明においては、粒体に対向
して相対的に移動する位置関係で光学変位センサを設
け、粒体の表面位置の変化をその表面に当てた光の反射
光の変化として検出し、変位センサの出力を微分し、微
分出力に基づいて粒体を計数するように構成したので、
移動する粒体および静止する粒体のいずれでも粒数を容
易に連続的に計数できる。
して相対的に移動する位置関係で光学変位センサを設
け、粒体の表面位置の変化をその表面に当てた光の反射
光の変化として検出し、変位センサの出力を微分し、微
分出力に基づいて粒体を計数するように構成したので、
移動する粒体および静止する粒体のいずれでも粒数を容
易に連続的に計数できる。
第1図は本発明による粒数計数装置を小麦粒の計数に用
いたシステムの概略線図、第2図は本発明による粒数計
数装置の概略構成図、第3図は本発明による粒数計数の
各部における信号波形図である。 1……ホッパー、2……ガラス管、3……流出口、 4……光学式変位センサ、42……発光ダイオード、 45……光位置検出素子、5……カウンタユニット、 6……表示器
いたシステムの概略線図、第2図は本発明による粒数計
数装置の概略構成図、第3図は本発明による粒数計数の
各部における信号波形図である。 1……ホッパー、2……ガラス管、3……流出口、 4……光学式変位センサ、42……発光ダイオード、 45……光位置検出素子、5……カウンタユニット、 6……表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06M 7/00 301 G06M 7/00 311 G06M 11/00 G01N 15/14 G01F 13/00 341
Claims (1)
- 【請求項1】通路中を隙間なく充満した状態で移動して
くる粒体群の粒数を計数する粒数計数装置において、前
記粒体に対向して配置され該粒体との相対的移動による
粒体の表面位置の変化を該表面に当てた光の反射光の変
化として検出する光学的変位センサと、該変位センサの
出力を微分する微分回路と、該微分回路の出力を所定の
閾値で2値化してパルス信号を出力する2値化回路と、
該2値化回路の出力のパルス信号のパルス数をカウント
することによって前記粒体群の粒数を計数するカウンタ
とを有することを特徴とする粒数計数装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1032679A JP2821607B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 粒数計数装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1032679A JP2821607B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 粒数計数装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02212743A JPH02212743A (ja) | 1990-08-23 |
JP2821607B2 true JP2821607B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=12365559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1032679A Expired - Fee Related JP2821607B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 粒数計数装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2821607B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3754400B2 (ja) * | 2002-06-27 | 2006-03-08 | 株式会社松井製作所 | 粉粒体の計量装置 |
EP1530031A1 (en) | 2002-07-05 | 2005-05-11 | Matsui MFG.CO.,LTD. | Powder and granular material metering device |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62279485A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-04 | Rion Co Ltd | 光散乱式粒子計数器 |
JPS6341992A (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-23 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 連結移動するコツプの計数装置 |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1032679A patent/JP2821607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02212743A (ja) | 1990-08-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |