JP2820737B2 - 男性不能症の治療用物質 - Google Patents
男性不能症の治療用物質Info
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- JP2820737B2 JP2820737B2 JP1261250A JP26125089A JP2820737B2 JP 2820737 B2 JP2820737 B2 JP 2820737B2 JP 1261250 A JP1261250 A JP 1261250A JP 26125089 A JP26125089 A JP 26125089A JP 2820737 B2 JP2820737 B2 JP 2820737B2
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- penile
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/495—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P13/00—Drugs for disorders of the urinary system
- A61P13/02—Drugs for disorders of the urinary system of urine or of the urinary tract, e.g. urine acidifiers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61P15/00—Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は2−〔3−〔4−(3−クロロフェニル)−
1−ピペラジニル〕プロピル〕−4,5−ジエチル−1,2,4
−トリアゾール−3−オンまたはその薬学的に許容でき
る酸付加塩を用いる薬物生物作用体治療法に関する。
1−ピペラジニル〕プロピル〕−4,5−ジエチル−1,2,4
−トリアゾール−3−オンまたはその薬学的に許容でき
る酸付加塩を用いる薬物生物作用体治療法に関する。
発明の背景 本発明の方法に使用される薬理学物質は2−〔3−
〔4−(3−クロロフェニル)−1−ピペラジニル〕プ
ロピル〕−4,5−ジエチル−1,2,4−トリアゾール−3−
オンであり、それはまたエトピリドンとして知られてい
る〔「USAN・アンド・USP・ディクショナリー・オブ・
ドラグ・ネームズ(USAN and USP Dictionary of Drug
Names)」、1988年版;グリフィス(M.C.Griffith)
編、U.S.ファルマコペイアル・コンベンションInc.(U.
S.Pharmacopeial Convention,Inc.).マク・プリンテ
ィング社(Mack Printing Co.,Easton,PA)217頁〕。
〔4−(3−クロロフェニル)−1−ピペラジニル〕プ
ロピル〕−4,5−ジエチル−1,2,4−トリアゾール−3−
オンであり、それはまたエトピリドンとして知られてい
る〔「USAN・アンド・USP・ディクショナリー・オブ・
ドラグ・ネームズ(USAN and USP Dictionary of Drug
Names)」、1988年版;グリフィス(M.C.Griffith)
編、U.S.ファルマコペイアル・コンベンションInc.(U.
S.Pharmacopeial Convention,Inc.).マク・プリンテ
ィング社(Mack Printing Co.,Easton,PA)217頁〕。
エトペリドンは血圧低下及び鎮痛性活性を有するとし
て〔パラゾ(Palazzo);U.S.3,857,845〕及びパーキン
ソン症候群及び振戦を特徴とする他の錐体外路症候群に
使用されるとして〔シルベストリニ(Silvertrini);U.
S.4,132,791;U.S.4,162,318〕開示された。エトペリド
ンの薬理学はリシアニ(Lisciani)ほか、アルツナイミ
ッテル・フォルシュング/ドラグ・リサーチ(Aruznei
m.Forsch/Drug Research)(1978)28(II)、pp.417〜
423、により広く詳記されている。
て〔パラゾ(Palazzo);U.S.3,857,845〕及びパーキン
ソン症候群及び振戦を特徴とする他の錐体外路症候群に
使用されるとして〔シルベストリニ(Silvertrini);U.
S.4,132,791;U.S.4,162,318〕開示された。エトペリド
ンの薬理学はリシアニ(Lisciani)ほか、アルツナイミ
ッテル・フォルシュング/ドラグ・リサーチ(Aruznei
m.Forsch/Drug Research)(1978)28(II)、pp.417〜
423、により広く詳記されている。
本発明において計画される使用法に関し、抗うつ薬、
2−〔3−〔4−(3−クロロフェニル)−1−ピペラ
ジニル〕プロピル〕−1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕ピ
リジン−3(2H)−オン(またはトラゾドンとして知ら
れている)およびその塩が男性不能症の治療に有用であ
ると開示された〔ギャンブル(Gamble)ほか、U.S.4,68
7,771および係属出願USSN 070,851〕。陰茎勃起を起こ
させるための一定の血管抗張薬および(または)アドレ
ナリン遮断因子の直接陰茎注射もまた開始された〔ラト
レ(Latorre),U.S.4,127,118〕。現在、ヨヒンビンが
不能症の治療における可能な用法について研究されてい
る。
2−〔3−〔4−(3−クロロフェニル)−1−ピペラ
ジニル〕プロピル〕−1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕ピ
リジン−3(2H)−オン(またはトラゾドンとして知ら
れている)およびその塩が男性不能症の治療に有用であ
ると開示された〔ギャンブル(Gamble)ほか、U.S.4,68
7,771および係属出願USSN 070,851〕。陰茎勃起を起こ
させるための一定の血管抗張薬および(または)アドレ
ナリン遮断因子の直接陰茎注射もまた開始された〔ラト
レ(Latorre),U.S.4,127,118〕。現在、ヨヒンビンが
不能症の治療における可能な用法について研究されてい
る。
男性不能症は満足な性交のために十分硬い陰茎勃起の
達成および(または)維持における困難に関する性機能
不全である。現在男性不能症は社会、心理学および医療
意義の広範囲な問題である。今日多くの不能症の潜在的
原因並びに示唆された治療法が存在する。これらは男性
不能症および一般に男性性機能不全に関する多くの入手
可能な文献総説に記載された。不能症は心因性または身
体的原因に起因するものと考えられている一方、ジュリ
アトリクス(Geriatrics)(1980年12月)、79〜83頁中
のマーチン(L.M.Martin)による総説は不能症の品質的
原因が現在信じられている以上に一層一般的であること
を強調している。勃起機構に関係する内分泌、脈管、神
経学または解剖学系を損なう状態が不能症を生ずる原因
となる。殊に関係づけられる不能症の種々の原因は:糖
尿病、根治骨盤外科、末梢脈管疾患、高血圧症および動
脈の硬化、薬物の副作用、並びにホルモン失調である。
達成および(または)維持における困難に関する性機能
不全である。現在男性不能症は社会、心理学および医療
意義の広範囲な問題である。今日多くの不能症の潜在的
原因並びに示唆された治療法が存在する。これらは男性
不能症および一般に男性性機能不全に関する多くの入手
可能な文献総説に記載された。不能症は心因性または身
体的原因に起因するものと考えられている一方、ジュリ
アトリクス(Geriatrics)(1980年12月)、79〜83頁中
のマーチン(L.M.Martin)による総説は不能症の品質的
原因が現在信じられている以上に一層一般的であること
を強調している。勃起機構に関係する内分泌、脈管、神
経学または解剖学系を損なう状態が不能症を生ずる原因
となる。殊に関係づけられる不能症の種々の原因は:糖
尿病、根治骨盤外科、末梢脈管疾患、高血圧症および動
脈の硬化、薬物の副作用、並びにホルモン失調である。
不能症の治療に関し、クディッシュ(H.G.Kudish)は
ポストグラジュエート・メディシン(Postgraduate Med
icine),Vol.74/4(1983年10月)、233/240頁中に、不
能症に対する療法を2範疇:外科および非外科、内にあ
るとして列挙している。外科の範疇には陰茎補てつ装置
の移植;陰茎の動脈の血管再生;陰茎から排液する静脈
の結紮/切除およびペイロニーのプラックの切開または
切除が含まれる。非外科の範疇には性療法、内分泌療
法、薬理療法、および電気刺激が含まれる。非外科療法
は有効であるときに選択される治療法である。これらの
中で、多くの場合における好ましい治療は、有効であれ
ば経口薬理療法であろう。残念ながら、不能症の治療に
おける経口薬理物質の使用はほとんど成功していなかっ
た。これは男性不能症治療に使用出来る広く容認された
経口薬理治療のないことにより証明される。逸話である
けれども、この目的に使用される種々の物質、組成物、
および配合物に関する報告は豊富である。
ポストグラジュエート・メディシン(Postgraduate Med
icine),Vol.74/4(1983年10月)、233/240頁中に、不
能症に対する療法を2範疇:外科および非外科、内にあ
るとして列挙している。外科の範疇には陰茎補てつ装置
の移植;陰茎の動脈の血管再生;陰茎から排液する静脈
の結紮/切除およびペイロニーのプラックの切開または
切除が含まれる。非外科の範疇には性療法、内分泌療
法、薬理療法、および電気刺激が含まれる。非外科療法
は有効であるときに選択される治療法である。これらの
中で、多くの場合における好ましい治療は、有効であれ
ば経口薬理療法であろう。残念ながら、不能症の治療に
おける経口薬理物質の使用はほとんど成功していなかっ
た。これは男性不能症治療に使用出来る広く容認された
経口薬理治療のないことにより証明される。逸話である
けれども、この目的に使用される種々の物質、組成物、
および配合物に関する報告は豊富である。
現在の技術状態を考えると、エトペリドンが弱体化し
た陰茎勃起機能をもつ男性における不能症の治療に有用
であることを教示または示唆するものは従来技術中に存
在しない。
た陰茎勃起機能をもつ男性における不能症の治療に有用
であることを教示または示唆するものは従来技術中に存
在しない。
概要および詳細な説明 勃起不能症はマスターズほか(Masters and Johnso
n)〔マスターズほか(W.H.Msters,V.E.Johnson);ヒ
ト性機能不全(Human Saxual Inadequacy)、リトル・
ブラウン・アンド・カンパニー(Little,Brown and Com
pany,Boston),1970,p.157〕により「良好な性交結合の
達成に十分な質の勃起の達成または維持の不能」と定義
された。勃起不能症が純粋な心因性から完全な身体機能
不全までの範囲内の種々の根元的原因から生ずるもので
あるので、すべての場合に有効な単一治療条件を期待す
ることは非現実的であろう。現在の医療実施において、
不能症は根元的な1つまたはそれ以上の原因を究明し、
次いでそれを、治療可能なときに治療される。しかし、
非回復性不能症の場合、陰茎プロテーゼ移植が最も有利
かつ統計的に成功する治療と考えられる。不能症の心因
性原因に体し、根元的状態は精神薬理物質および(また
は)行動療法で治療される。若干の場合に男性不能症の
根元的原因は確信して確認することができない。
n)〔マスターズほか(W.H.Msters,V.E.Johnson);ヒ
ト性機能不全(Human Saxual Inadequacy)、リトル・
ブラウン・アンド・カンパニー(Little,Brown and Com
pany,Boston),1970,p.157〕により「良好な性交結合の
達成に十分な質の勃起の達成または維持の不能」と定義
された。勃起不能症が純粋な心因性から完全な身体機能
不全までの範囲内の種々の根元的原因から生ずるもので
あるので、すべての場合に有効な単一治療条件を期待す
ることは非現実的であろう。現在の医療実施において、
不能症は根元的な1つまたはそれ以上の原因を究明し、
次いでそれを、治療可能なときに治療される。しかし、
非回復性不能症の場合、陰茎プロテーゼ移植が最も有利
かつ統計的に成功する治療と考えられる。不能症の心因
性原因に体し、根元的状態は精神薬理物質および(また
は)行動療法で治療される。若干の場合に男性不能症の
根元的原因は確信して確認することができない。
従って、本発明の目的は、不能症の根元的原因がこの
種の薬理学的処置を行なうことができる区分の不能症男
性に有効な男性勃起を生成させることである。
種の薬理学的処置を行なうことができる区分の不能症男
性に有効な男性勃起を生成させることである。
本発明の方法は男性不能症の治療に向けられる。この
方法は本質的に、そのような治療の必要な男性哺乳動物
に対するエトペリドンまたはその薬学的に許容できる酸
付加塩の投与を包含する。陰茎勃起の誘発におけるエト
ペリドンの有効性は生体内動物モデル中で決定した。エ
トペリドン塩酸塩の海綿体間(intercavenosal)注射は
0.25〜4mgの用量で試験動物に硬い勃起を誘発し、勃起
効果の持続が用量依存性を示した。エトペリドン誘発長
時間陰茎勃起は容易にフェニレフリンの海綿体内注射ま
たは灌注により弛緩状態をもたらすことができる。
方法は本質的に、そのような治療の必要な男性哺乳動物
に対するエトペリドンまたはその薬学的に許容できる酸
付加塩の投与を包含する。陰茎勃起の誘発におけるエト
ペリドンの有効性は生体内動物モデル中で決定した。エ
トペリドン塩酸塩の海綿体間(intercavenosal)注射は
0.25〜4mgの用量で試験動物に硬い勃起を誘発し、勃起
効果の持続が用量依存性を示した。エトペリドン誘発長
時間陰茎勃起は容易にフェニレフリンの海綿体内注射ま
たは灌注により弛緩状態をもたらすことができる。
本発明によるエトペリドンの投与は非経口、経口また
は直腸経路により行なうことができる。エトペリドンの
経口投与は多くの患者に対して有効であり又無害である
好ましい投与経路であるが、非経口法の投与、陰茎中へ
の直接注射、が本発明の方法を実施する最も好ましい投
与経路である。エトペリドンの経口投与で不確定な陰茎
勃起応答および(または)潜在的副作用を経験するであ
ろう一定の患者に対しては、陰茎自体中への薬物の直接
投与が男性不能症の治療における有用な選択となる。
は直腸経路により行なうことができる。エトペリドンの
経口投与は多くの患者に対して有効であり又無害である
好ましい投与経路であるが、非経口法の投与、陰茎中へ
の直接注射、が本発明の方法を実施する最も好ましい投
与経路である。エトペリドンの経口投与で不確定な陰茎
勃起応答および(または)潜在的副作用を経験するであ
ろう一定の患者に対しては、陰茎自体中への薬物の直接
投与が男性不能症の治療における有用な選択となる。
本方法における使用に対し、約50〜400mg毎日のエト
ペリドン塩酸塩の経口投与が好ましい用法であると予想
される。投薬調整は各個人においてみられる応答により
行なうべきである。エトペリドンを若干の食物と同時に
与え、50mg毎日の水準で開始することが推奨される。好
ましくは薬物は就床時にとるべきである。次いで薬物
を、許容されれば3〜7日毎に50mg増分で増加すること
ができる。全投薬量が増すにつれ薬物を分割で投与する
ことができる。300mgを越えないエトペリドンを一回量
として与えるべきである。不能症に対してエトペリドン
で治療される男性患者は治療の用量決定期間の間主治医
により注意深くモニターされるべきである。投薬量は個
々の患者に対して適合させるべきであるので、薬50mg毎
日の用量を就床時に投与して開始し、次いで所望応答が
観察されるまで、または患者が副作用を示すまで3〜7
日毎に各投薬時に50mgを増加することが示唆される。分
割量における日量の投与を若干の場合に推奨することが
できる。副作用例えばめまい、嗜眠状態あるいは長時間
または不適当な陰茎勃起の出現が主治医または保険専門
医に対する中止または、投与エトペリドンの量の低下が
適当であることの指標として役立つ。
ペリドン塩酸塩の経口投与が好ましい用法であると予想
される。投薬調整は各個人においてみられる応答により
行なうべきである。エトペリドンを若干の食物と同時に
与え、50mg毎日の水準で開始することが推奨される。好
ましくは薬物は就床時にとるべきである。次いで薬物
を、許容されれば3〜7日毎に50mg増分で増加すること
ができる。全投薬量が増すにつれ薬物を分割で投与する
ことができる。300mgを越えないエトペリドンを一回量
として与えるべきである。不能症に対してエトペリドン
で治療される男性患者は治療の用量決定期間の間主治医
により注意深くモニターされるべきである。投薬量は個
々の患者に対して適合させるべきであるので、薬50mg毎
日の用量を就床時に投与して開始し、次いで所望応答が
観察されるまで、または患者が副作用を示すまで3〜7
日毎に各投薬時に50mgを増加することが示唆される。分
割量における日量の投与を若干の場合に推奨することが
できる。副作用例えばめまい、嗜眠状態あるいは長時間
または不適当な陰茎勃起の出現が主治医または保険専門
医に対する中止または、投与エトペリドンの量の低下が
適当であることの指標として役立つ。
エトペリドンの直接陰茎投与は薬物物質の陰茎の勃起
組織、海綿体中への、陰茎の勃起が達成および(また
は)強化され、この生じた勃起が満足な時間の間維持さ
れるよう導入することを包含する。陰茎勃起組織中への
エトペリドンの直接導入は好ましくは注射によるけれど
も、皮下または経皮投与技術もまた意図される。陰茎注
射が複数でありうることもまた理解すべきである。エト
ペリドンの直接陰茎投与の場合、経口経路の投与量より
も低い用量を使用することは云うまでもない。本発明の
直接陰茎投与観点の目的に対し、約1〜10mg、好ましく
は2〜8mgエトペリドンの用量水準が推奨用量水準であ
る。
組織、海綿体中への、陰茎の勃起が達成および(また
は)強化され、この生じた勃起が満足な時間の間維持さ
れるよう導入することを包含する。陰茎勃起組織中への
エトペリドンの直接導入は好ましくは注射によるけれど
も、皮下または経皮投与技術もまた意図される。陰茎注
射が複数でありうることもまた理解すべきである。エト
ペリドンの直接陰茎投与の場合、経口経路の投与量より
も低い用量を使用することは云うまでもない。本発明の
直接陰茎投与観点の目的に対し、約1〜10mg、好ましく
は2〜8mgエトペリドンの用量水準が推奨用量水準であ
る。
実 験 ラビットモデル:陰茎勃起誘発 ニュージーランドシロウサギを無菌食塩水との1:1溶
液中のペントバルビタールナトリウムの静脈内注射によ
り麻酔させた。包皮に背面切開を行ない陰茎亀頭並びに
左右のコルプス(corporal)体を露出させた。21ゲージ
バタフライ針を、エトペリドン塩酸塩の注射のためおよ
びコルプス体の食塩水灌注のため1コルプス体中へ挿入
した。第2の21ゲージバタフライを対側コルプス体中へ
導入し、オンラインコルプス体圧の記録のためにヘパリ
ン化食塩水充填圧力管を経て圧力変換器に連結した。20
ゲージアンギオカテーテルを全身性動脈血圧の記録のた
めに1頚動脈中に配置した。
液中のペントバルビタールナトリウムの静脈内注射によ
り麻酔させた。包皮に背面切開を行ない陰茎亀頭並びに
左右のコルプス(corporal)体を露出させた。21ゲージ
バタフライ針を、エトペリドン塩酸塩の注射のためおよ
びコルプス体の食塩水灌注のため1コルプス体中へ挿入
した。第2の21ゲージバタフライを対側コルプス体中へ
導入し、オンラインコルプス体圧の記録のためにヘパリ
ン化食塩水充填圧力管を経て圧力変換器に連結した。20
ゲージアンギオカテーテルを全身性動脈血圧の記録のた
めに1頚動脈中に配置した。
エトペリドン塩酸塩は、種々の濃度に対して投与容積
が一貫して0.5mlであるように調製した。この容積はウ
サギ中の海綿体の全容積の約20〜30%である。
が一貫して0.5mlであるように調製した。この容積はウ
サギ中の海綿体の全容積の約20〜30%である。
コルプス体圧の増加を記録し、全身性動脈血圧と比較
した。硬い勃起はコルプス体圧力が平均全身性拡張期血
圧の10%に等しいかまたはそれ以内の圧力値で平衡した
ときに存在すると考察された。
した。硬い勃起はコルプス体圧力が平均全身性拡張期血
圧の10%に等しいかまたはそれ以内の圧力値で平衡した
ときに存在すると考察された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レスリー エイ リブレット アメリカ合衆国 コネチカット州 06417 キリングワース チェスナット ヒル ロード 145 (56)参考文献 特開 昭53−3535(JP,A) 特開 昭49−93381(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 249/12 A61K 31/495 CA
Claims (5)
- 【請求項1】エトペリドン又はその薬学的に許容される
酸付加塩の非毒性治療有効量を含む、男性不能症の治療
組成物。 - 【請求項2】エトペリドン塩酸塩を含み、経口投与用製
剤である、請求項1記載の治療組成物。 - 【請求項3】エトペリドン塩酸塩を含み、陰茎投与用製
剤である、請求項1記載の治療組成物。 - 【請求項4】エトペリドン塩酸塩を含み、陰茎勃起組織
への注射製剤である、請求項3記載の治療組成物。 - 【請求項5】エトペリドン塩酸塩を約2〜8mg含む、請
求項3記載の治療組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US254346 | 1988-10-06 | ||
US07/254,346 US4931445A (en) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | Agents for treatment of male impotence |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02180828A JPH02180828A (ja) | 1990-07-13 |
JP2820737B2 true JP2820737B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=22963939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1261250A Expired - Fee Related JP2820737B2 (ja) | 1988-10-06 | 1989-10-05 | 男性不能症の治療用物質 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4931445A (ja) |
EP (1) | EP0362847A3 (ja) |
JP (1) | JP2820737B2 (ja) |
KR (1) | KR0130829B1 (ja) |
CA (1) | CA1338555C (ja) |
IL (1) | IL91865A (ja) |
ZA (1) | ZA897580B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4117249C2 (de) * | 1991-05-27 | 1998-05-14 | Christian Dr Stief | Linsidomin zur Behandlung erektiler Dysfunktionen |
BR9203277A (pt) * | 1992-08-21 | 1994-03-01 | Cesar Roberto Dias Nahoum | Utilizaccao de drogas eretogenicas e respectivas metodologias de aplicacao |
US5773457A (en) * | 1995-02-15 | 1998-06-30 | Cesar Roberto Dias Nahoum | Compositions |
US5333621A (en) * | 1993-05-28 | 1994-08-02 | Eric Denzer | Condom with transdermal vasodilator |
US6007836A (en) * | 1993-05-28 | 1999-12-28 | Vericade, Inc. | Transdermal vasodilator |
US5594032A (en) * | 1994-11-10 | 1997-01-14 | Gonzalez-Cadavid; Nestor F. | Amelioration of human erectile dysfunction by treatment with iNOS, inducers of iNOS or iNOS cDNA |
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US6451807B1 (en) | 1999-04-30 | 2002-09-17 | Lilly Icos, Llc. | Methods of treating sexual dysfunction in an individual suffering from a retinal disease, class 1 congestive heart failure, or myocardial infarction using a PDE5 inhibitor |
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