JP2820135B2 - バルブ装置及びその制御方法 - Google Patents

バルブ装置及びその制御方法

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JP2820135B2 JP27105096A JP27105096A JP2820135B2 JP 2820135 B2 JP2820135 B2 JP 2820135B2 JP 27105096 A JP27105096 A JP 27105096A JP 27105096 A JP27105096 A JP 27105096A JP 2820135 B2 JP2820135 B2 JP 2820135B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブ装置及びそ
の制御方法に係り、特に半導体製造装置の気相結晶成長
装置に用いて好適であり、流体の混合あるいは切換の制
御を高精度に行うことで、素子の組成界面制御性すなわ
ち素子の特性及び製造精度を向上させることが可能な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体産業やファインケミカルなどの分
野においては、流体、特に気体(ガス)を反応させる際
に、その組成を高精度で制御することがしばしば行われ
る。その際、流量の制御には、質量流量制御器が広く用
いられている。
【0003】しかし、質量流量制御器による制御は、ガ
ス組成を定常的に一定に保つ面では優れているが、ガス
の混合組成をパルス状、ステップ状に切り換えて供給
し、反応させるような系を構成するにあたっては、応答
性(一般に質量流量制御器の応答速度は約1sec 程度)
などの面では不十分である。
【0004】例えば半導体製造装置の気相結晶成長装置
によって、界面での組成変化が急峻な結晶接合を形成し
ようとする場合には、ガス組成を急峻に変化させ、切り
換えることが必要となる。このため、図4に示すような
配管システムが採用される。
【0005】この配管システムでは、原料を混合するメ
インラインaと排気を行うベントラインbとが反応系ラ
インgと排気系ラインhとにそれぞれメイン配管eとベ
ント配管fとによって接続状態に配され、該メインライ
ンaとベントラインbとに、一定の流量に保たれた原料
ガスラインc,dが、原料ガス配管j,j…およびバル
ブ10,10,…を介在状態として接続される。メイン
ラインaとベントラインbとには、それぞれ圧力計5,
6が設置され、自動的にガスの圧力を一定に保つよう制
御する自動圧力制御器7,8が配される。
【0006】この配管システムでは、原料ガスライン
c,dから供給されるガスを、バルブ10,10,…を
組み合わせて制御することにより、メインラインaやベ
ントラインbに合流させ、あるいは切り換えて目的の混
合組成のガスを形成し、反応系ラインgへ導入する。
【0007】ここで、メイン配管eの流量に比べ原料ガ
ス配管jの流量は、例えば毎分数cc程度とされるた
め、特に高精度に制御することが必要となる。
【0008】この場合、そのガス組成制御性能は、バル
ブ10,10…の応答速度、タイミング、及びガスの圧
力という制御条件によって決定される。これらの制御条
件うち、バルブ10,10,…の応答速度は、数十ms
ec程度であるため充分高速な制御が可能であり、タイ
ミングは、電気信号により取られるためそれ以上の制御
性が得られ、ガスの圧力は、圧力計5,6により検出し
たデータによって自動圧力制御器7,8により自動的に
圧力を一定に保つよう制御される。また、特開昭61−
289625号公報に示すように、原料ガスラインのバ
ルブを一体構造にすることでガスの急峻な切換性能を向
上させる方法もある。
【0009】このような技術による方法では メイン配
管eに原料ガスを混合させる際に、バルブ10,10,
…の開閉という機械的移動を必ず伴う必要がある。
【0010】これらの技術では、例えば図5(a)に示
すような構造のバルブ10が採用される。図において、
バルブ10は、ベース11がステンレスなどで形成さ
れ、該ベース11にガスの流路A,B,Cが接続され、
ベース11には、流路Bに接続される流体入口11aと
流路A及び流路Cに接続される流体出口11bとの合流
部分に弁室12と弁座13が配される。弁室12内部に
は、硬質プラスチック等で形成されたバルブヘッド14
が配され、該バルブヘッド14はバルブ駆動シャフト1
5及びベローズ16の先端に取り付けられ、これらバル
ブヘッド14,バルブ駆動シャフト15,ベローズ16
は、外部に設置された駆動機構であるアクチュエータ1
7によって上下駆動可能とされる。ベローズ16は、ベ
ース11とバルブ駆動シャフト15とに溶接等により取
り付けられ、アクチュエー夕17には、例えば空気圧駆
動、電磁駆動などの技術が採用される。
【0011】流路Aから流路Cへ流れるガスに対して、
流路Bから原料ガスの混入を行うには、バルブ10の開
閉により行われる。その際、バルブ10は、図5(a)
に示すように、アクチュエー夕17によりシャフト15
を駆動しバルブヘッド14を下降させることにより、絞
り縮小調整状態または閉塞状態とされる。また、バルブ
10は、図5(b)に示すように、アクチュエータ17
によりシャフト15を駆動しバルブヘッド14を上昇さ
せることにより、絞り拡大調整状態または開放状態とさ
れる。
【0012】上述したような構造のバルブ10を開閉す
る場合、図5(b)に示すように、弁室12の内部にお
いては、バルブヘッド14の上下移動およびベローズ1
6の移動により、バルブヘッド14の移動軌跡にほぼ等
しい容積変動量Dが容積変動として生じ、この容積変動
量Dは数cc程度となる。他に、このような構成におい
て、ダイアフラム構造を有するバルブが用いられる場合
があるが、基本的に駆動シャフトの上下移動を伴い、数
cc程度の容積変動が生じる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この弁室12
内部における容積変動の量は原料ガス配管jのガス量や
メイン配管eのガス量に対して無視できないレベルとな
るため、バルブ10の流量制御性などに大きく影響し、
圧力などの配管内状態に直接影響が及ぶことになる。こ
の配管内状態に生じる影響としては、図3(a)に示す
ように、時刻toにおいて、バルブヘツド14の上昇によ
りバルブ10を開く時、弁室12の容積が瞬間的に容積
変動量Dだけ増加することにより、バルブ10近傍の配
管内に生じるパルス的圧力減少ΔPと、逆に、時刻tc
おいて、バルブへッド14の下降によりバルブ10を閉
める時、弁室12の容積が瞬間的に容積変動量Dだけ減
少することにより、バルブ10近傍の配管内に生じるパ
ルス的圧力増加ΔPとが考えられる。このパルス的圧力
変動ΔPは、数十mTorr程度であり、メイン配管eと原
料ガス配管jの間に圧力差を生じさせ、この圧力差によ
り、原料ガス切換時にメイン配管eから原料ガス配管j
側へガスが吸い込まれたり、逆にメイン配管eに原料ガ
スが所定の流量より多く吐き出され、その結果、図3
(b)に示すように、メイン配管eの原料濃度がバルブ
10の開閉を行っている切換点付近において、所定の濃
度に切り替わるまでの間にδt のタイムラグが生じる恐
れがある。このような現象により、従来のバルブ10で
は原料ガス混合比の高精度制御が困難になり、原料ガス
の混合比が急峻に切り換わらず、その反応によって形成
される結晶などの界面組成の急峻性・制御性が低下し、
目的の性能の素子を形成することが困難になるという事
態が生じる。
【0014】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、以下の目的を達成しようとするものである。 弁室内部の容積変動の減少を図ること。 弁室内部の圧力変動を抑えること。 流体の混合及び切換を急峻に行うことを可能とするこ
と。 流体の流量制御性を向上すること。 バルブの接続されたラインの配管内部における圧力変
動を極力減らすこと。 流体状態の制御を向上させること。
【0015】
【課題を解決するための手段】バルブ装置にあっては、
弁箱と、該弁箱に設けられる流体入口と、流体出口と、
該流体入口と流体出口との間に配される弁室と、該弁室
の内部に配される弁座と、該弁座とともに気密を保持す
る弁体と、該弁体に接続される弁棒と、該弁棒を往復移
動させるアクチュエータとを有し、弁体の移動により生
じる弁室の内部の容積変化を相殺する容積補償手段が弁
室内部に配され、該容積補償手段には、弁室の内部に配
される容積補償ヘッドと、該容積補償ヘッドに接続され
る駆動棒と、該駆動棒を駆動するアクチュエータとが配
され、弁体と容積補償ヘッドとの往復移動によってバル
ブ装置が開閉され、弁体の往復移動と容積補償ヘッドの
往復移動とが、弁室内部の空間容積を所定の状態に保持
するように同期して制御される。弁体の往復移動と容積
補償ヘッドの往復移動とが、弁室内部の空間容積を一定
の状態に保持するように同期して制御される。弁体がベ
ローズにより弁箱に接続され、容積補償ヘッドがベロー
ズにより弁箱に接続され、弁棒の移動軸線と駆動棒の移
動軸線とが、直行状態に配される、弁棒と駆動棒とが同
一のアクチュエータにより駆動され、容積補償ヘッドと
弁体との移動軸線が同軸状態とされ、容積補償ヘッドが
弁体の周囲に配される。流体出口が複数分割状態として
配される。弁棒の移動軸線と駆動棒の移動軸線とが、直
交状態に配される技術が選択される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るバルブ装置及
びその制御方法の第1実施形態を、図面に基づいて説明
する。図1(a)ないし図1(b)において、符号20
はバルブ機構(バルブ)、21は弁箱(ベース)、21
aは流体入口、21bは流体出口、22は弁室、23は
弁座、24は弁体(バルブヘッド)、25は弁棒(バル
ブ駆動シャフト)、26はベローズ、27はアクチュエ
ータ、28は該容積補償手段である。
【0017】図において、バルブ20は、ベース21が
ステンレスなどで形成され、該ベース21にガスの流路
A,B,Cが接続され、ベース21には、流路Bに接続
される流体入口21aと流路A及び流路Cに接続される
流体出口21bとの合流部分に弁室22と弁座23が配
される。弁室22内部には、硬質プラスチック等で形成
されたバルブヘッド24が配され、該バルブヘッド24
はバルブ駆動シャフト25及びベローズ26の先端に取
り付けられ、これらバルブヘッド24,バルブ駆動シャ
フト25,ベローズ26は、外部に設置された駆動機構
であるアクチュエータ27によって上下駆動可能とされ
る。ベローズ26は、ベース21とバルブ駆動シャフト
25とに溶接等により取り付けられ、アクチュエー夕2
7には、例えば空気圧駆動、電磁駆動などの技術が採用
される。
【0018】さらに、バルブ20の開閉を行うバルブヘ
ッド24の近傍に容積補償手段28が配され、該容積補
償手段28には、弁室22の内部に配される容積補償ヘ
ッド28Aと、該容積補償ヘッド28Aに接続されるベ
ローズ28B及び駆動棒28Cと、該駆動棒28Cを駆
動するアクチュエータ28Dとが配され、ベローズ28
Bは、容積補償ヘッド28A,駆動棒28C,ベース2
1とに溶接等によって取り付けられ、アクチュエー夕2
8Dには、例えば空気圧駆動、電磁駆動などの技術が採
用される。バルブ駆動シャフト25の軸線と駆動棒28
Cの軸線とは、互いに直交状態に配される。
【0019】この容積補償ヘッド28Aは、バルブへッ
ド24と同期して駆動される。バルブ20を、開放状態
あるいは絞り拡大調整状態とする場合には、図1(b)
に示すように、アクチュエータ27によりシャフト25
を駆動しバルブヘッド24を上昇させ、同時にアクチュ
エー夕28Dにより駆動棒28Cを駆動し容積補償ヘッ
ド28Aを弁室22内に突出する。その結果、バルブヘ
ッド24の移動により生じた弁室22内の変動容積量D
を、容積補償ヘッド28Aの移動により補って弁室22
内部の容積を一定の状態に保持する。また、バルブ20
を、閉塞状態または絞り縮小調整状態とする場合には、
図1(a)に示すように、アクチュエータ27によりシ
ャフト25を駆動しバルブヘッド24を下降させ、同時
にアクチュエー夕28Dにより駆動棒28Cを駆動し容
積補償ヘッド28Aを弁室22内から待避させることに
より、減少した弁室22内の変動容積量Dを補って弁室
22内部の容積を一定の状態に保持する。
【0020】このバルブ20の開閉により、例えば流路
Aから流路Cへ流れるガスに対して、流路Bからガスの
混入が行われ、その際、バルブ20の弁室22の容積が
一定に保持されるため、図6(a)に示すように、時刻
toにおいてバルブヘツド24の上昇によりバルブ20を
開く時、及び、時刻tcにおいてバルブへッド24の下降
によりバルブ20を閉める時、バルブ20近傍の配管内
にパルス的圧力変動を生じることなく、その結果、図6
(b)に示すように、流路Cから流れる混合ガス濃度
を、バルブ20の開閉を行っている切換点付近において
瞬間的に所定の濃度に切り替えることができる。
【0021】以下、本発明に係るバルブ装置及びその制
御方法の第2実施形態を、図面に基づいて説明する。図
2(a)ないし図2(b)において、符号30はバルブ
機構(バルブ)、31は弁箱(ベース)、31aは流体
入口、31bは流体出口、32は弁室、33は弁座、3
4は弁体(バルブヘッド)、35は弁棒(バルブ駆動シ
ャフト)、36はベローズ、37はアクチュエータ、3
8は容積補償手段である。
【0022】図において、バルブ30は、ベース31が
ステンレスなどで形成され、該ベース31にガスの流路
A,B,Cが接続され、ベース31には、流路Bに接続
される流体入口31aと流路A及び流路Cに接続される
流体出口31bとの合流部分に弁室32と弁座33が配
される。弁室32内部には、硬質プラスチック等で形成
されたバルブヘッド34が配され、該バルブヘッド34
はバルブ駆動シャフト35及びベローズ36の先端に取
り付けられ、これらバルブヘッド34,バルブ駆動シャ
フト35,ベローズ36は、外部に設置された駆動機構
であるアクチュエータ37によって上下駆動可能とされ
る。ベローズ36は、ベース31とバルブ駆動シャフト
35とに溶接等により取り付けられ、アクチュエー夕3
7には、例えば空気圧駆動、電磁駆動などの技術が採用
される。
【0023】さらに、バルブ30の開閉を行うバルブヘ
ッド34の近傍に容積補償手段38が配され、該容積補
償手段38には、弁室32の内部に位置しバルブヘッド
34の外周部に円管状に配される容積補償ヘッド38A
と、該容積補償ヘッド38Aに接続されるベローズ38
B及び駆動棒38Cとが配され、ベローズ38Bは、容
積補償ヘッド38A,駆動棒38C,ベース31とに溶
接等によって取り付けられ、容積補償ヘッド38Aは、
駆動棒38Cとともにアクチュエー夕37によって駆動
される。駆動棒38Cの軸線とバルブ駆動シャフト35
の軸線とは、互いに平行状態にかつ同軸に配される。
【0024】この第2実施形態では、容積補償ヘッド3
8Aがバルブへッド34と同期して駆動され、バルブ3
0の開閉は第1実施形態と同様に行われる。その際、容
積補償へッド38Aがバルブヘッド34の外周部に円管
状に配置され、バルブヘッド34と容積補償ヘッド38
Aとが近接位置とされることで、更に圧力への影響を押
さえることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明のバルブ装置及びその制御方法に
よれば、以下の効果を奏する。 (1)弁室の弁体近傍に容積補償手段を配したので、弁
室内部の容積変動及び該容積変動によって生じる圧力変
動を減少することができる。 (2)上記により、流体の混合及び切換を急峻に行うこ
とを可能とすることができ、同時に、流体の流量制御性
を向上することができる。 (3)バルブの接続されたラインの配管内部における圧
力変動を極力減らすことにより、流体状態の制御を向上
させることができ、半導体製造装置の気相結晶成長装置
において製造される素子の組成界面制御性すなわち特性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るバルブ装置の第1実施形態を示
し、開放状態(a)及び閉塞状態(b)を示す断面図で
ある。
【図2】 本発明に係るバルブ装置の第2実施形態を示
し、開放状態(a)及び閉塞状態(b)を示す断面図で
ある。
【図3】 本発明に係るバルブ構造の近傍における圧力
−時間グラフ、およびガス混合比−時間グラフである。
【図4】 バルブ構造の使用してガス混合、切り替えを
行う配管システムを示す結線図である。
【図5】 従来のバルブを示す断面図である。
【図6】 従来のバルブ構造の近傍における圧力−時間
グラフ、およびガス混合比−時間グラフである。
【符号の説明】
a…メインライン b…ベントライン g…反応系ライン h…排気系ライン e…メイン配管 f…ベント配管 c,d…原料ガスライン j…原料ガス配管 5,6…圧力計 7,8…自動圧力制御器 A,B,C…流路 D…変動容積量 10…バルブ 11…ベース 11a…流体入口 11b…流体出口 12…弁室 13…弁座 14…バルブヘッド 15…バルブ駆動シャフト 16…ベローズ 17…アクチュエータ 20…バルブ機構(バルブ) 21…弁箱(ベース) 21a…流体入口 21b…流体出口 22…弁室 23…弁座 24…弁体(バルブヘッド) 25…弁棒(バルブ駆動シャフト) 26…ベローズ 27…アクチュエータ 28…容積補償手段 28A…容積補償ヘッド 28B…ベローズ 28C…駆動棒 28D…アクチュエータ 30…バルブ機構(バルブ) 31…弁箱(ベース) 31a…流体入口 31b…流体出口 32…弁室 33…弁座 34…弁体(バルブヘッド) 35…弁棒(バルブ駆動シャフト) 36…ベローズ 37…アクチュエータ 38…容積補償手段 38A…容積補償ヘッド 38B…ベローズ 38C…駆動棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 1/00 F16K 51/00 C23C 16/44 H01L 21/205

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱(21,31)内部の弁室(22,
    32)に配される弁座(23,33)と、該弁座を開閉
    する弁体(24,34)と、該弁体に接続され弁座の開
    閉を行うアクチュエータ(27,37)とを有し、弁体
    の移動により生じる弁室の内部の容積変化を相殺する容
    積補償手段(28,38)が弁室内部に配されることを
    特徴とするバルブ装置。
  2. 【請求項2】 容積補償手段(28,38)には、弁室
    (22,32)の内部に配される容積補償ヘッド(28
    A,38A)と、該容積補償ヘッドに接続される駆動棒
    (28C,38C)と、該駆動棒を駆動するアクチュエ
    ータ(28D,37)とが配されることを特徴とする請
    求項1記載のバルブ装置。
  3. 【請求項3】 弁体(24,34)がベローズ(26,
    36)により弁箱(21,31)に接続され、容積補償
    ヘッド(28A,38A)がベローズ(28B,38
    B)により弁箱に接続されることを特徴とする請求項1
    または2記載のバルブ装置。
  4. 【請求項4】 弁体(24,34)と容積補償ヘッド
    (28A,38A)との往復移動によってバルブ装置
    (20,30)が開閉され、弁体の往復移動と容積補償
    ヘッドの往復移動とが、弁室(22,32)内部の容積
    を所定の状態に保持するように同期して移動制御される
    ことを特徴とする請求項1、2、または3記載のバルブ
    装置。
  5. 【請求項5】 弁体(24,34)の往復移動と容積補
    償ヘッド(28A,38A)の往復移動とが、弁室(2
    2,32)内部の容積を一定の状態に保持するように同
    期して制御されることを特徴とする請求項4記載のバル
    ブ装置。
  6. 【請求項6】 弁棒(25)の移動軸線と駆動棒(28
    C)の移動軸線とが、直交状態に配されることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、または5記載のバルブ装
    置。
  7. 【請求項7】 弁棒(35)の移動軸線と駆動棒(38
    C)の移動軸線とが、平行状態に配されることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、または5記載のバルブ装
    置。
  8. 【請求項8】 弁棒(35)と駆動棒(38C)とが同
    一のアクチュエータ(37)により駆動されることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、または7記載のバ
    ルブ装置。
  9. 【請求項9】 容積補償ヘッド(38A)と弁体(3
    4)との移動軸線が同軸状態とされ、容積補償ヘッドが
    弁体の周囲に配されることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、7、または8記載のバルブ装置。
  10. 【請求項10】 流体出口(21b,31b)が複数分
    割状態として弁箱(21,31)に配されることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、または
    9記載のバルブ装置。
  11. 【請求項11】 弁体(24,34)を弁室(22,3
    2)に対して出没させることにより弁座(23,33)
    の開閉を行うとともに、弁室内の容積補償手段(28,
    38)を弁体による弁室の容積の増減と逆方向に出没さ
    せて弁室の容積を相殺することを特徴とするバルブ装置
    の制御方法。
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