JP2819958B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2819958B2
JP2819958B2 JP4239486A JP23948692A JP2819958B2 JP 2819958 B2 JP2819958 B2 JP 2819958B2 JP 4239486 A JP4239486 A JP 4239486A JP 23948692 A JP23948692 A JP 23948692A JP 2819958 B2 JP2819958 B2 JP 2819958B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特に1つのMOSトランジスタと1つの情報蓄積用のト
レンチ・スタックド型キャパシタとからなるメモリセル
を有するDRAMに関する。
【0002】
【従来の技術】1つのMOSトランジスタと1つの情報
蓄積用のキャパシタとからなるメモリセルを有するDR
AMは、当初、プレーナ型キャパシタを有していた。ト
レンチ型キャパシタを有するDRAMは、このプレーナ
型キャパシタを有するDRAMのメモリセルの占有面積
を縮小するという目的から出現した。
【0003】トレンチ型キャパシタを有するメモリセル
の一般的な構造は、以下のようになっている。nチャネ
ル型のMOSトランジスタとトレンチ型キャパシタと
が、p型シリコン基板の表面に設けられている。このM
OSトランジスタは、ワード線を兼るゲート電極と、ゲ
ート酸化膜と、第1のn+ 型拡散層からなるソース領域
およびドレイン領域とから構成される。ドレイン領域
は、ビットコンタクト孔を介して、ビット線に接続され
る。このトレンチ型キャパシタは、p型シリコン基板の
表面に設けられたトレンチに形成される。このトレンチ
型キャパシタは、このトレンチにより露出されたp型シ
リコン基板の表面に形成された第2のn+ 型拡散層(ス
トレージノード電極となる)と、このトレンチの表面に
形成された誘電体膜と、この誘電体膜を覆って設けられ
たセルプレート電極とから構成される。このトレンチの
上端において、ソース領域と第2のn+ 型拡散層とは直
接に接続している。メモリセル間の素子分離は、シリコ
ン基板の表面に設けられたp+型チャネルストッパー領
域(ここでチャネルストッパー領域をp+ 型と表現する
のは、この領域のp型の不純物濃度がp型シリコン基板
の不純物濃度より高いためである。)とフィールド酸化
膜とにより行なわれる。
【0004】この構造では、上記p+ 型チャネルストッ
パー領域とトレンチ型キャパシタを構成する上記第2の
+ 型拡散層とは直接に接触して接合を形成する。この
接合により、接合リークによる蓄積情報の保持特性が劣
化するという問題がある。
【0005】この接合リークを阻止する方法としては、
- 型拡散層によりストレージノード電極を形成する方
法,もしくはp型シリコン基板そのものをストレージノ
ード電極として使用するという方法がある。例えば、5
Vの電源電圧によりメモリセルが駆動される(以後、5
V系と称する)とき、セルプレート電極は2.5Vに印
加されており、情報の書込みを行なうメモリセルのビッ
ト線は5Vに印加される。例えば、このメモリセルのM
OSトランジスタの閾値電圧が1.0Vであるとする
と、この情報の書込みによりストレージノード電極は約
4Vに印加される。このため、これらの方法では、隣接
するトレンチ型キャパシタの間隔が0.8μm以上ない
と、ストレージノード電極からの空乏層の発生により、
隣接するトレンチ型キャパシタの間にパンチスルーが発
生して蓄積された情報の保持が困難になるるという別の
問題が生じる。すなわち、5V系によるトレンチ型キャ
パシタを有するDRAMでは、素子分離領域の間隔が微
細化に対する阻止要因となる。さらに別の問題点とし
て、α線によるソフトエラーが発生しやすくなるという
問題点がある。また、パンチスルーの発生を阻止するよ
うに素子分離領域の間隔が充分広くなっているとして
も、情報蓄積されたストレージノード電極からの空乏層
の発生はこのキャパシタの実効的な容量値を低減するこ
とになる。
【0006】例えば特公昭59−191373号公報に
よると、トレンチ型キャパシタを有するDRAMにおけ
る上記パンチスルー現象の発生という問題点を解決する
ものとして、トレンチ・スタックド型キャパシタを有す
るDRAMが開示されている。上記公報記載のトレンチ
・スタックド型キャパシタを有するメモリセルの構造
は、以下のようになっている。nチャネル型のMOSト
ランジスタとトレンチ・スタックド型キャパシタとが、
p型シリコン基板の表面に設けられている。このMOS
トランジスタの構成は、上記トレンチ型キャパシタを有
するDRAMのMOSトランジスタと概ね同じである。
このトレンチ・スタックド型キャパシタは、その表面が
絶縁膜に覆われてp型シリコン基板に設けられた(U字
型の)トレンチに、埋設された姿態を有して形成され
る。このトレンチ・スタックド型キャパシタは、上記絶
縁膜を覆って設けられたストレージノード電極と、この
ストレージノード電極の表面を覆って設けられた誘電体
膜と、この誘電第膜の表面を覆って設けられたセルプレ
ート電極とから構成される。このストレージノード電極
は、ソース領域のtop faceに達するノードコンタクト孔
を介して、ソース領域に接続される。上記公報による
と、このような構造の採用により、ストレージノード電
極からの空乏層によるキャパシタ間のパンチスルーの発
生は生じず、素子分離領域の間隔に対する制約はなくな
り、微細化に適しているとしている。
【0007】さらに特開昭60−126861号公報に
よると、(V字型の)トレンチにより露出されたp型シ
リコン基板の表面にp+ 型拡散層を設けることにより、
キャパシタ間のパンチスルーの発生の抑止を確たるもの
にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の議論は5V系の
DRAMにおけるキャパシタ間のパンチスルーの抑止に
関して成立する。しかしながら以上の議論は、メモリセ
ルのMOSトランジスタに関しては言及していない。素
子分離領域を構成するp+ 型チャネルストッパー領域と
このMOSトランジスタのソース,ドレイン領域との接
合リークを低減するために、このソース,ドレイン領域
をn- 型拡散層で形成する方法も提案されているが、こ
の場合には隣接するMOSトランジスタ間にパンチスル
ーが発生しやすくなる。
【0009】DRAMの微細化に伴ない使用する電源電
圧が低くなり、例えば0.6μm設計ルールではメモリ
セルを駆動する電源電圧は3.3Vとなっている。この
場合には、セルプレート電極には1.65Vが印加され
ており、情報の書込みを行なうメモリセルのビット線に
は5Vが印加される。例えば、このメモリセルのMOS
トランジスタの閾値電圧が1.0Vであるとすると、こ
の情報の書込みによりストレージノード電極には約2.
3Vが印加される。このため、この設計ルールでトレン
チ型キャパシタを有するDRAMを形成すると、隣接す
るトレンチ型キャパシタの間隔が0.4μm程度(例え
ば、素子分離領域の最小幅が0.6μm)あれば、スト
レージノード電極からの空乏層の発生による隣接するト
レンチ型キャパシタの間にパンチスルーが抑制できる。
ただし、情報蓄積されたストレージノード電極からの空
乏層の発生によるこのキャパシタの実効的な容量値を低
減を阻止することはできない。
【0010】トレンチ・スタックド型キャパシタを有す
るDRAMでは、ストレージノード電極とソース領域と
を接続するためのノードコンタクト孔が必要である。D
RAMの微細化に伴ない、上記構造のトレンチ・スタッ
クド型キャパシタを有するDRAMでは、このノードコ
ンタクト孔の存在がメモリセルの占有面積の縮小の大き
く阻害することなる。
【0011】本発明の目的は、トレンチ・スタックド型
キャパシタを有し、メモリセルを構成する素子とチャネ
ルストッパー領域との間のp−n接合リークが起りにく
く、かつ、蓄積情報の保持特性が優れた微細化に適した
DRAMを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、p型シリコン基板の表面に設けられた1つのMOS
トランジスタ,およびp型シリコン基板の表面に設けら
れたU字型のトレンチに埋設された姿態を有して形成さ
れた1つのトレンチ・スタックド型キャパシタから各々
が構成されたメモリセルを複数個有することと、一対の
上記メモリセルを構成する2つのMOSトランジスタと
2つのトレンチ・スタックド型キャパシタとがp型シリ
コン基板の表面に設けられたp+ 型チャネルストッパー
領域,およびこのp+ 型チャネルストッパー領域上に自
己整合的に設けられたフィールド酸化膜からなる素子分
離領域に囲まれた素子領域に形成されることと、上記M
OSトランジスタがワード線を兼るゲート電極とゲート
酸化膜と第1のn- 型拡散層からなるソース領域と第1
のn- 型拡散層およびビットコンタント孔に自己整合的
に形成された第1のn+ 型拡散層からなるドレイン領域
とからなり、このドレイン領域がビットコンタクト孔を
介してビット線に接続され、上記MOSトランジスタの
表面が第1の絶縁膜に覆われることと、上記U字型のト
レンチが上記第1の絶縁膜および上記ソース領域を貫通
して設けられ、このトレンチの側面において露出された
p型シリコン基板の表面に第2のn- 型拡散層を有し、
このトレンチの側面を覆う第2の絶縁膜を有し、このト
レンチの底面において露出されたp型シリコン基板の表
面に第2のn+ 型拡散層を有することと、上記トレンチ
・スタックド型キャパシタが、上記トレンチの底面をノ
ードコンタクト孔として上記第2のn+ 型拡散層に接続
され,このトレンチの表面を覆って設けられたストレー
ジノード電極と、このストレージノード電極を覆って設
けられた誘電体膜と、この誘電体膜を覆って設けられた
セルプレート電極とからなることとを特徴とする。
【0013】好ましくは、上記ストレージノード電極は
+ 型の多結晶シリコン膜からなる。さらに好ましく
は、上記MOSトランジスタのソース領域側のゲート電
極の側面には上記第1の絶縁膜からなるスペーサを有
し、上記トレンチがこのスペーサおよび上記フィールド
酸化膜に対して自己整合的に形成されている。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】DRAMの複数のメモリセルの略平面図で
ある図1と、図1におけるAA線での略断面図である図
2とを併せて参照すると、本発明の第1の実施例は、1
つのメモリセルが1つのMOSトランジスタと1つのト
レンチ・スタックド型キャパシタとからなり、複数のメ
モリセルがオープン・ビット・ライン方式により配置さ
れたDRAMであり、ワード線5a,5b,5c等とビ
ット線18,18m等との交差部分にそれぞれ素子領域
が設けられている。
【0016】このDRAMには0.6μm設計ルールが
採用され、最小加工寸法は0.4μmであり、マスク目
合わせ精度は0.05μmである。1つのメモリセルの
ビット線,およびワード線と平行な方向の長さは、それ
ぞれ2.35μm,1.3μmである。このため、メモ
リセルの占有面積(セルサイズ)は、3.055μm2
となる。
【0017】p型シリコン基板1の表面に形成されたp
+ 型チャネルストッパー領域2とこのp+ 型チャネルス
トッパー領域2に自己整合的にこの上に形成されたフィ
ールド酸化膜3とから素子分離領域が形成され、この素
子分離領域に囲まれた素子領域にそれぞれ一対のメモリ
セルの2つのMOSトランジスタと2つのトレンチ・ス
タックド型キャパシタとが形成される。これらのMOS
トランジスタおよびトレンチ・スタックド型キャパシタ
は、PSG膜もしくはBPSG膜等のリフロー性のよい
膜からなる層間絶縁膜16により覆われている。この素
子分離領域の最小幅は0.6μmであり、この素子領域
の最小幅は0.7μmである。
【0018】ワード線5a,5b,5cはそれぞれ膜厚
0.2μm,幅0.6μmのn+ 型多結晶シリコン膜か
ら形成され、これらワード線5a,5b,5c上にはそ
れぞれ膜厚0.2μmのシリコン酸化膜6が設けられて
いる。ワード線5aとワード線5bとの間隔は1.1μ
mである。なお、ワード線は高融点金属膜,あるいは高
融点金属シリサイド膜で形成してもよい。層間絶縁膜1
6上に設けられたビット線18,18mは例えばアムミ
ニウム膜から形成され、ビット線18,18mの幅はそ
れぞれ0.5μmであり、ビット線18とビット線18
mとの間隔は0.8μmである。ビット線18,18m
を含めて層間絶縁膜16上には表面保護膜19が設けら
れている。
【0019】それぞれのMOSトランジスタは、それぞ
れワード線5a,5b,5cからなるゲート電極と、膜
厚10〜15nmのゲート酸化膜4と、第1のn- 型拡
散層7aからなるソース領域と、第1のn- 型拡散層7
bおよび第1のn+ 型拡散層13bからなるドレイン領
域とから形成されている。これら第1のn- 型拡散層7
a,7bの接合の深さは、それぞれ約0.2μmであ
る。上記のシリコン酸化膜6を含めてそれぞれのMOS
トランジスタは、第1の絶縁膜であるところの膜厚20
0nmのシリコン酸化膜8aにより覆われている。層間
絶縁膜16,およびシリコン酸化膜8aを貫通してそれ
ぞれのMOSトランジスタのドレイン領域に達するビッ
トコンタクト孔17,17abm等が設けられ、これら
のビットコンタクト孔17,17abmを介してビット
線18,18mがそれぞれのドレイン領域に接続され
る。これらのビットコンタクト孔17,17abmの大
きさはそれぞれ0.4μm□であるが、層間絶縁膜16
を貫通する部分ではこれより広めになっている。ドレイ
ン領域を構成する上記第1のn+ 型拡散層13bはそれ
ぞれビットコンタクト孔17,17abmに自己整合的
に形成されている。第1のn- 型拡散層7a,7bは上
記p+ 型チャネルストッパー領域2と直接に接触する
が、第1のn+ 型拡散層13bはp+ 型チャネルストッ
パー領域2と直接に接触しない。
【0020】シリコン酸化膜8aおよびそれぞれのソー
ス領域の第1のn- 型拡散層7aを貫通して、p型シリ
コン基板1の表面には深さ約3μm,広さ0.6μm□
のU字型のトレンチ10がそれぞれ設けられている。こ
れらトレンチ10とワード線との間隔は0.25μmで
あり、フィールド酸化膜3との間隔は0.05μm(こ
の値はマスク目合わせ精度と等しい)である。これらト
レンチ10の側面により露出されたp型シリコン基板1
の表面にはそれぞれ第2のn- 型拡散層7cが形成さ
れ、これらトレンチ10の側面は第2の絶縁膜である膜
厚20〜50nmのシリコン酸化膜8baにより覆われ
ている。これら第2のn- 型拡散層7cの接合の深さ
は、高々0.1μmである。これらシリコン酸化膜8b
aはこれらトレンチ10のスペーサとして機能し、これ
らシリコン酸化膜8baに自己整合的にそれぞれのトレ
ンチ10の底面にノードコンタクト孔11,11bm,
11cm等が形成される。さらにこれらノードコンタク
ト孔11,11bm,11cmに自己整合的に、それぞ
れのトレンチ10の底面により露出されたp型シリコン
基板1の表面には、それぞれ第2のn+ 型拡散層13a
が形成されている。これら第2のn+ 型拡散層13a
は、第2のn- 型拡散層7cを介して、それぞれ第1の
- 型拡散層7aに電気的に接続される。
【0021】上記トレンチ・スタックド型キャパシタは
それぞれトレンチ10に埋設された姿態を有して形成さ
れる。これらトレンチ・スタックド型キャパシタは、膜
厚100nmのn+ 型多結晶シリコン膜からなるストレ
ージノード電極12,12am,12bm,12cm等
と、それぞれシリコン酸化膜に換算して1.5〜2.0
nmの膜厚を有する誘電体膜14と、膜厚200nmの
+ 型多結晶シリコン膜からなるセルプレート電極15
とから構成される。ストレージノード電極12等は、シ
リコン酸化膜8baを介してトレンチ10の側面を覆
い、トレンチ10の底面において(ノードコンタクト孔
11等を介して)第2のn+ 型拡散層13aに接続さ
れ、シリコン酸化膜8aを介してフィールド酸化膜2お
よびワード線上に延在する。これらストレージノード電
極12の間隔は、最小加工寸法である0.4μmであ
る。
【0022】上述したよに、それぞれのMOSトランジ
スタのソース領域とトレンチ・スタックド型キャパシタ
のストレージノード電極12等とを接続するノードコン
タクト孔11等がそれぞれトレンチ10の底面に設けら
れているため、トレンチ・スタックド型キャパシタを有
する上記第1の実施例のメモリセルの占有面積は従来の
トレンチ・スタックド型キャパシタを有するDRAMの
メモリセルの占有面積より少なくともこのノードコンタ
クト孔11の面積(0.6μm□)の分だけ小さくな
る。また、第2のn+ 拡散層13a(および第1のn+
拡散層13b)がp+ 型チャネルストッパー領域2と直
接に接触しないため、接合リークによる蓄積情報の保持
特性の劣化は低減される。また、メモリセルの駆動電源
電圧が3.3Vである場合、素子分離領域の最小幅が上
記のような値(0.6μm)であるならば、第2のn-
型拡散層7cの間隔は少なくとも0.5μmあるので、
それぞれのトレンチ10に形成された第2のn- 型拡散
層7cの間のパンチスルーの発生は抑止される。さら
に、キャパシタの情報が蓄積されたときには第2のn-
型拡散層7cからの空乏層の伸びが生ずるが、第2の絶
縁膜であるシリコン酸化膜8baが存在することと、キ
ャパシタを構成するストレージノード電極12等がn+
型多結晶シリコン膜で形成されているためにこれらのス
トレージノード電極12からの空乏層の伸びが小さいこ
ととから、このときのこのキャパシタの容量値の実効的
な低下は起らない。すなわち、この第2のn- 型拡散層
7cからの空乏層の伸びはこのキャパシタの容量値に直
接に影響をおよぼさない。
【0023】この第1の実施例のDRAMの製造工程を
説明するための図2と同様の略断面図である図3,図4
を併せて参照すると、このDRAMのメモリセルは以下
のように製造される。(なお、CMOSトランジスタで
構成される周辺回路もメモリセルの形成にあわせて形成
されるが、この周辺回路にかかわる製造方法については
言及しない。)まず、不純物濃度が1×1016〜1×1
17cm-3のp型シリコン基板1の表面にp+ 型チャネ
ルストッパー領域2およびLOCOS型のフィールド酸
化膜3からなる素子分離領域を形成し、この素子分離領
域に囲まれた素子領域に膜厚10〜15nmのゲート酸
化膜4を形成する。全面に膜厚0.2μmのn+ 型多結
晶シリコン膜と膜厚0.2μmのシリコン酸化膜6を形
成し、公知のフォトリソグラフィ技術によりこれらのシ
リコン酸化膜6とn+ 型多結晶シリコン膜とを順次エッ
チングして、ワード線5a,5b,5c等を形成する。
このとき、ワード線5a,5b,5c上には上記シリコ
ン酸化膜6が残っている。次に、これらシリコン酸化膜
6とワード線5a,5b,5c等とをマスクにした5×
1013cm-2の燐のイオン注入を行ない、第1のn-
拡散層7a,7bを形成する。これら第1のn- 型拡散
層7a,7bの接合の深さは、最終的にそれぞれ約0.
2μmとなる。次に、全面に第1の絶縁膜である膜厚2
00nmのシリコン酸化膜8aを堆積する。続いて、ト
レンチが形成される領域に開口部を有するフォトレジス
ト膜9aを形成し、このフォトレジスト膜9aをマスク
にして上記シリコン酸化膜8aをエッチング除去する
〔図3(a)〕。
【0024】次に、フォトレジスト膜9aを除去した
後、シリコン酸化膜8aをマスクにした公知のRIE法
によりp型シリコン基板1をエンチングし、深さ3μ
m,広さ0.6μm□のトレンチ10を形成する。続い
て、5×1014cm-2の砒素の回転傾斜イオン注入を行
ない、これらトレンチ10の表面に第2のn- 型拡散層
7cを形成する。これら第2のn- 型拡散層7cの最終
的な接合の深さは、高々0.1μmである〔図1,図3
(b)〕。
【0025】次に、全面に第2の絶縁膜である膜厚20
〜50nmのシリコン酸化膜8bを形成する〔図3
(c)〕。次に、異方性ドライエッチングによりシリコ
ン酸化膜8bのエッチバックを行ない、トレンチ10の
側面にスペーサとなるシリコン酸化膜8baを残留形成
する。このエッチングにより、それぞれのトレンチ10
の底面にはそれぞれノードコンタクト孔11,11b
m,11cm等が形成される。なおこのとき、第1のn
- 型拡散層7b(ドレイン領域)直上のシリコン酸化膜
8aの側面にもシリコン酸化膜8bbが残留形成される
〔図1,図4(a)〕。
【0026】次に、全面に膜厚100nmのn+ 型多結
晶シリコン膜を形成し、このn+ 型多結晶シリコン膜を
公知のフォトリソグラフィ技術でパターニングし、スト
レージノード電極12,12am,12bm,12cm
等を形成する。このとき、シリコン酸化膜8bbは除去
される。次に、熱処理によりストレージノード電極1
2,12am,12bm,12cm等からn型不純物の
拡散を行ない、それぞれのトレンチ10の底面に第2の
+ 型拡散層13aを形成する〔図1,図4(b)〕。
なお、タングステン膜,あるいはタングステンシリサイ
ド膜によりストレージノード電極を形成した後、5×1
15cm-2程度の砒素のイオン注入,熱処理により第2
のn+ 拡散層を形成してもよい。
【0027】次に、少なくともストレージノード電極1
2,12am,12bm,12cm等の表面にシリコン
酸化膜に換算して1.5〜2.0nmの膜厚を有する誘
電体膜し、膜厚200nmのn+ 型多結晶シリコン膜を
形成する。公知のフォトリソグラフィ技術によりこのn
+ 型多結晶シリコン膜と誘電体膜とをパターニングし、
誘電体膜14とセルプレート電極15とを形成する〔図
4(c)〕。この誘電体膜は、例えばシリコン酸化膜と
シリコン窒化膜とシリコン酸化膜との積層膜である。あ
るいは、タンタルオキサイド膜でもよい。また、セルプ
レート電極はn+ 型多結晶シリコン膜に限定されるもの
ではなく、高融点金属膜,あるいは高融点金属合金膜等
を使用してもよい。
【0028】次に、全面に例えばBPSG膜を堆積し、
リフロー処理を行なって層間絶縁膜16を形成する。次
に、公知のフォトリソグラフィ技術により層間絶縁膜1
6,およびシリコン酸化膜8aを順次エッチングして第
1のn- 型拡散層7bに達するビットコンタクト孔1
7,17abm等を形成する。シリコン酸化膜8aにお
けるビットコンタクト孔17,17abm等の広さは
0.4μm□であるが、層間絶縁膜16におけるビット
コンタクト孔17,17abm等の広さは0.4μm□
より広くなっている。これは、このエッチングにおける
シリコン酸化膜8aと層間絶縁膜とのエッチング・レー
トが異なることを利用している。次に、層間絶縁膜16
をマスクにした5×1015〜1×1016cm-2の燐のイ
オン注入を行ない、さらに熱処理を行ない、それぞれの
ビットコンタクト孔17,17abmに自己整合的な第
1のn+ 型拡散層13bを形成する。続いて、公知の方
法により例えばアルミニウムからなるビット線18,1
8m等を形成する。最後に、全面に例えばシリコン酸化
膜,PSG膜,シリコン窒化膜,あるいばポリイミド膜
等からなる表面保護膜19を形成する〔図1,図2〕。
【0029】DRAMの複数のメモリセルの略平面図で
ある図5と、図5におけるBB線での略断面図である図
6とを併せて参照すると、本発明の第2の実施例は、1
つのメモリセルが1つのMOSトランジスタと1つのト
レンチ・スタックド型キャパシタとからなり、複数のメ
モリセルがオープン・ビット・ライン方式により配置さ
れたDRAMであり、ワード線105a,105b,1
05c等とビット線118,118m等との交差部分に
それぞれ素子領域が設けられている。
【0030】上記第1の実施例と同様にこのDRAMも
0.6μm設計ルールが採用され、最小加工寸法は0.
4μmであり、マスク目合わせ精度は0.05μmであ
る。1つのメモリセルのビット線,およびワード線と平
行な方向の長さは、それぞれ2.3μm,1.2μmで
ある。このため、メモリセルの占有面積(セルサイズ)
は、2.76μm2 となり、上記第1の実施例のメモリ
セルの占有面積(3.055μm2 )より小さくなる。
【0031】p+ 型チャネルストッパー領域2とフィー
ルド酸化膜3とから素子分離領域の最小幅は0.6μm
であり、また素子領域の最小幅は0.6μmである。ワ
ード線105a,105b,105cはそれぞれ膜厚
0.2μm,幅0.6μmのn+ 型多結晶シリコン膜か
ら形成され、ワード線105aとワード線105bとの
間隔は1.1μmである。ビットコンタクト孔117,
117mを介して第1のn+ 型拡散層13bに接続され
るビット線118,118mの幅はそれぞれ0.5μm
であり、ビット線118とビット線118mとの間隔は
0.7μmである。ワード線105a,105b,10
5cにおける第1のn- 型拡散層7a(ソース領域)側
の側面には、第1の絶縁膜である膜厚0.25μmのシ
リコン酸化膜8aaからなるスペーサが設けられてい
る。それぞれのトレンチ10は、このシリコン酸化膜8
aaとフィールド酸化膜3のに対して自己整合的に形成
されている。このため、上述のように本実施例ではメモ
リセルの占有面積が小さくなる。
【0032】ノードコンタクト孔111,111bm,
111cmを介して第2のn+ 型拡散層13aに接続さ
れるストレージノード電極112,112bm,112
cmは上記第1の実施例と同様に膜厚100nmのn+
型多結晶シリコン膜から形成され、ストレージノード電
極の間隔は0.4μmである。
【0033】上記第2の実施例は、上述したようにメモ
ルセルの占有面積の縮小に関しては、上記第1の実施例
よりも有効である。本実施例においてもメモリセルの駆
動電源電圧が3.3Vである場合、第2のn- 型拡散層
7cの間隔は少なくとも0.4μmあるので、上記第1
の実施例に比較して多少効果は低減されるが、それぞれ
のトレンチ10に形成された第2のn- 型拡散層7cの
間のパンチスルーの発生は抑制される。その他の効果に
関しては、上記第2の実施例は上記第1の実施例の有し
た効果を有している。
【0034】この第2の実施例のDRAMの製造工程を
示す図6と同様の略断面図である図7を併せて参照する
と、このDRAMのメモリセルは以下のように製造され
る。
【0035】まず上記第1の実施例と同様の方法によ
り、p型シリコン基板1の表面にp+型チャネルストッ
パー領域2とフィールド酸化膜3とゲート酸化膜4とを
形成し、ワード線105a,105b,105cと膜厚
0.2μmのシリコン酸化膜6と第1のn- 型拡散層7
a,7bとを形成する。次に、全面に第1の絶縁膜であ
る膜厚250nmのシリコン酸化膜8aを形成する。続
いて、第1のn- 型拡散層7b上が完全に覆われるパタ
ーンを有するフォトレジスト膜9bを形成する。次に、
このフォトレジスト膜9bをマスクにしてシリコン酸化
膜8aのエッチバックを行ない、ワード線105a,1
05b,105cにおける第1のn- 型拡散層7a(ソ
ース領域)側の側面にシリコン酸化膜8aaからなるス
ペーサを残留形成する〔図7(a)〕。このとき、シリ
コン酸化膜6,フィールド酸化膜3も一部エッチングさ
れる。
【0036】次に、上記フォトレジスト膜9bを除去し
た後、フィールド酸化膜3,シリコン酸化膜8aa(お
よびシリコン酸化膜8a,6)をマスクにしてそれぞれ
の第1のn- 型拡散層7aを貫通するトレンチ10を形
成する。次に、上記第1の実施例と同様の方法により、
それぞれのトレンチ10の表面に第2のn- 型拡散層7
cを形成する。続いて、全面に第2の絶縁膜である膜厚
20〜50nmのシリコン酸化膜を形成し、異方性ドラ
イエッチングによりこのシリコン酸化膜のエッチバック
を行ない、トレンチ10の側面にスペーサとなるシリコ
ン酸化膜8baを残留形成する。このエッチングによ
り、それぞれのトレンチ10の底面にはそれぞれノード
コンタクト孔111,111bm,111cm等が形成
される。なおこのとき、シリコン酸化膜8aの側面にも
シリコン酸化膜8bb,8bcが残留形成される〔図
5,図7(b)〕。
【0037】次に、上記第1の実施例と同様の方法によ
り、膜厚100nmのn+ 型多結晶シリコン膜からなる
ストレージノード電極112,112am,112b
m,112cm等を形成し、第2のn+ 型拡散層13a
を形成し、シリコン酸化膜に換算して1.5〜2.0n
mの膜厚を有する誘電体膜14を形成し、膜厚200n
mのn+ 型多結晶シリコン膜からなるセルプレート電極
15とを形成する〔図5,図7(c)〕。
【0038】その後、上記第1の実施例と同様の方法に
より、層間絶縁膜16を形成し、ビットコンタクト孔1
17,117abm等を形成し、それぞれのビットコン
タクト孔117,117abmに自己整合的な第1のn
+ 型拡散層13bを形成し、例えばアルミニウムからな
るビット線118,118m等を形成し、例えばシリコ
ン酸化膜,PSG膜,シリコン窒化膜,あるいばポリイ
ミド膜等からなる表面保護膜19を形成する〔図5,図
6〕。
【0039】上記第1,および第2の実施例は本発明を
複数のメモリセルがオープン・ビット・ライン方式によ
り配置されたDRAMに適用した例であるが、本発明を
複数のメモリセルがフォルディッド・ビット・ライン方
式により配置されたDRAMに適用することは可能であ
る。フォルディッド・ビット・ライン方式でのメモリセ
ルの占有面積を小さくする方法の1つが同一出願人によ
る特開平4−65872号公報に開示されている。上記
公報では、2組の一対のビット線が交互に配置され、ジ
グザグした形状のワード線は概略ビット線に直交して配
置されている。素子領域およびストレージノード電極は
ビット線に対して一定の角度を持て配置することによ
り、メモリセルの占有面積を小さくしている。キャパシ
タはスタックド型キャパシタである。
【0040】DRAMの複数のメモリセルの略平面図で
ある図8と、図8におけるCC線での略断面図である図
9とを併せて参照すると、上記公報記載のDRAMに上
記第2の実施例を適用した場合(キャパシタをトレンチ
・スタックド型キャパシタに置き換えた場合)、以下の
ようになる。
【0041】このDRAMも0.6μm設計ルールが採
用され、最小加工寸法は0.4μmであり、マスク目合
わせ精度は0.05μmである。それぞれ構成要素の材
料,および膜厚は上記第2の実施例と同じてあるが、そ
れぞれ構成要素の幅,間隔,および形状等で上記第2の
実施例と異なるものを以下に示す。
【0042】p型シリコン基板1の表面に形成されたp
+ 型チャネルストッパー領域2とフィールド酸化膜3と
から素子分離領域の最小幅は0.7μmであり、素子領
域の最小幅は0.6μmである。ジグザグした形状を有
するワード線205a,205b,205c,205
d,205eのゲート部分での幅はそれぞれ0.6μm
であり、最小幅はそれぞれ0.4μmである。
【0043】図8に示したように、ビット線218m,
およびビット線218nは、それぞれ一対の線からな
り、交互に配置されている。一対のビット線218mが
右側に配置されたセンスアンプ(図示せず)により折り
返されているならば、一対のビット線218nは左側に
配置されたセンスアンプ(図示せず)により折り返され
ている。それぞれ一対のビット線218m,218nの
幅はそれぞれ0.6μmであり、ビット線218mとビ
ット線218nとの間隔は0.4μmである。ビット線
218m,218nの幅が上記第2の実施例のビット線
の幅より広いのは、それぞれビット線に対して角度を持
って配置された0.4μm□のビットコンタクト孔21
7abn,217bcm,217cdn,217dem
等をこれらのビット線で覆うためである。また、ビット
線218mとビット線218nとの間隔は、素子分離領
域の最小幅と関連するが、この場合にはビット線218
mとビット線218nとの間隔が最小加工寸法により制
限される。
【0044】上記第2の実施例と同様に、それぞれのト
レンチ10の底面に形成されたノードコンタクト孔21
1am,211an,211bm,211bn,211
cm,211cn,211dm,211dn,211e
nを介して、ストレージノード電極212am,212
an,212bm,212bn,212cm,212c
n,212dm,212dn,212enはそれぞれ第
2のn+ 型拡散層13aに接続される。これらストレー
ジノード電極の最小間隔は0.4μmである。
【0045】上記公報記載のDRAMのキャパシタに通
常の構造のトレンチ・スタックド型キャパシタを適用し
た場合に比べて、上記適用例は上記第2の実施例の有し
た効果を有する。
【0046】
【発明の効果】本発明のDRAMのメモリセルにおいて
は、p+ 型チャネルストッパー領域と直接に接触してい
るn型拡散層は第1,および第2のn- 型拡散層である
ため、接合リークが低くなる。また、従来のn- 型拡散
層をストレージノード電極としたトレンチ型キャパシタ
と異なり、本発明のDRAMのメモリセルのトレンチ・
スタックド型キャパシタのストレージノード電極は例え
ばn+ 型の多結晶シリコン膜で構成することが可能であ
るため、情報蓄積されたときのストレージノード電極か
らの空乏層によるキャパシタの実効的な容量値の低減は
起らない。なおことのき、第2のn- 型拡散層では空乏
層の発生が大きいが、この空乏層は第2の絶縁膜の存在
によりキャパシタに直接には影響しない。さらに、本発
明では、メモリセルを構成するMOSトランジスタ間で
のパンチスルーが抑制できるならば、キャパシタ間のパ
ンチスルーも抑制される。さらにまた、本発明では、ノ
ードコンタクト孔がトレンチの底面に設けられているこ
とから、従来のトレンチ・スタックド型キャパシタを有
するDRAMのメモリセルよりメモリセルの占有面積が
縮小される。すなわち、本発明は半導体記憶装置の微細
化に対して有効であり、特に、メモリセルの駆動電源電
圧が低いサブミクロン設計ルールによるDRAMにおい
て有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための略平面
図である。
【図2】上記第1の実施例を説明するための図1におけ
るAA線での略断面図である。
【図3】上記第1の実施例の製造工程を説明するための
図2と同様の略断面図である。
【図4】上記第1の実施例の製造工程を説明するための
図2と同様の略断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を説明するための略平面
図である。
【図6】上記第2の実施例を説明するための図5におけ
るBB線での略断面図である。
【図7】上記第2の実施例の製造工程を説明するための
図6と同様の略断面図である。
【図8】本発明の第3の実施例を説明するための略平面
図である。
【図9】上記第3の実施例を説明するための図8におけ
るCC線での略断面図である。
【符号の説明】
1 p型シリコン基板 2 p+ 型チャネルストッパー領域 3 フィールド酸化膜 4 ゲート酸化膜 5a,5b,5c,105a,105b,105c,2
05b,205c,205d,205e ワード線 6,8a,8aa,8b,8ba,8bb,8bc
シリコン酸化膜 7a,7b,7c n- 型拡散層 9a,9b フォトレジスト膜 10 トレンチ 11,11bm,11cm,111,111bm,11
1cm,211am,211bm,211bn,211
cm,211cn,211dm,211dn,211e
n ノードコンタクト孔 12,12bm,12cm,112,112bm,11
2cm,212am,212bm,212bn,212
cm,212cn,212dm,212dn,212e
n ストレージノード電極 13a,13b n+ 型拡散層 14 誘電体膜 15 セルプレート電極 16 層間絶縁膜 17,17abm,117,117abm,217ab
n,217bcm,217cdn,217dem ビ
ットコンタクト孔 18,18m,118,118m,218m,218n
ビット線 19 表面保護膜
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/108 H01L 21/8242

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p型シリコン基板の表面に設けられた1
    つのMOSトランジスタ,および前記p型シリコン基板
    の表面に設けられたU字型のトレンチに埋設された姿態
    を有して形成された1つのトレンチ・スタックド型キャ
    パシタから各々が形成されるメモリセルを複数個有する
    ことと、 一対の前記メモリセルを構成する2つの前記MOSトラ
    ンジスタと2つのトレンチ・スタックド型キャパシタと
    が、前記p型シリコン基板の表面に設けられたp+ 型チ
    ャネルストッパー領域,および前記p+ 型チャネルスト
    ッパー領域上に自己整合的に設けられたフィールド酸化
    膜からなる素子分離領域に囲まれた素子領域に形成され
    ることと、 前記MOSトランジスタがワード線を兼るゲート電極,
    ゲート酸化膜,第1のn- 型拡散層からなるソース領
    域,および前記第1のn- 型拡散層並びにビットコンタ
    クト孔に自己整合的に形成された第1のn+ 型拡散層か
    らなるドレイン領域とからなり、前記ドレイン領域が前
    記ビットコンタント孔を介してビット線に接続され、前
    記MOSトランジスタの表面が第1の絶縁膜に覆われる
    ことと、 前記U字型のトレンチが前記第1の絶縁膜および前記ソ
    ース領域を貫通して設けられ、前記トレンチの側面にお
    いて露出された前記p型シリコン基板の表面に第2のn
    - 型拡散層を有し、前記トレンチの側面を覆う第2の絶
    縁膜を有し、前記トレンチの底面において露出された前
    記p型シリコン基板の表面に第2のn+型拡散層を有す
    ることと、 前記トレンチ・スタックド型キャパシタが、前記トレン
    チの底面をノードコンタクト孔として前記第2のn+
    拡散層に接続され,前記トレンチの表面を覆って設けら
    れたストレージノード電極と、前記ストレージノード電
    極を覆って設けられた誘電体膜と、前記誘電体膜を覆っ
    て設けられたセルプレート電極とからなることとを特徴
    とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記ストレージノード電極がn+ 型の多
    結晶シリコン膜からなることを特徴とする請求項1記載
    の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記MOSトランジスタの前記ソース領
    域側のゲート電極の側面には前記第1の絶縁膜からなる
    スペーサを有し、前記トレンチが前記スペーサおよび前
    記フィールド酸化膜に対して自己整合的に設けられてい
    ることを併せて特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
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