JP2819474B2 - フロート式プール可動床およびその設置方法 - Google Patents

フロート式プール可動床およびその設置方法

Info

Publication number
JP2819474B2
JP2819474B2 JP24174689A JP24174689A JP2819474B2 JP 2819474 B2 JP2819474 B2 JP 2819474B2 JP 24174689 A JP24174689 A JP 24174689A JP 24174689 A JP24174689 A JP 24174689A JP 2819474 B2 JP2819474 B2 JP 2819474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable floor
support
floor
pool
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24174689A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03107069A (ja
Inventor
耕司 池田
正則 玉田
隆 望月
Original Assignee
株式会社石井鐵工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社石井鐵工所 filed Critical 株式会社石井鐵工所
Priority to JP24174689A priority Critical patent/JP2819474B2/ja
Publication of JPH03107069A publication Critical patent/JPH03107069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2819474B2 publication Critical patent/JP2819474B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フロートを設けた床体を空気又は水を出し
入れし上下に移動させて、該床体をサポートで支持し
て、大人から子供までの広い層で安全に遊泳を楽しむこ
とが出来るようにプールの水深を変え、更に、遊泳のシ
ーズンオフに床体を浮上させて、該床体上面を運動場等
に利用することができるように形成したプール可動床及
びその設置方法に関するものである。
(従来の技術) 水深を変化できる可動床を設けたプールの従来例に
は、実開昭55-143345号の考案が存在する。この考案
は、水底上方に可動床を配置し、可動床は中空でその内
部に空気または水を注入または排出可能として、その浮
力を調整しうるようにして上下し、この可動床をプール
側壁に付設した保持装置によって所要の高さに仮止めし
うるようにしたものである。
また、従来例として、実公昭56-24767号には、シーズ
ンオフの運動場等の利用に関して、プールの水を完全に
抜いた状態での該プールに設ける蓋の支持構造に係る考
案、つまり、プール蓋用梁支承杆の考案が開示されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来例のうち、前者即ち、中空の床体に空気又は
水を注入して上下させる可動床は、可動床の支持を、プ
ール側壁に付設した回動式の保持装置に可動床を挟持し
て可動床周辺を固定して行うという構造となっていたた
め、大きなプールの可動床は、中央部でのたわみが大き
くなり、該可動床の水平度保持の困難さ、およびプール
側壁外周で水平を保って位置決めをして固定設置する保
持操作が難しく、かつ可動床の中央部での揺動が大きく
なるという問題点が存在した。
また、上記従来例のうち、後者即ち、プール蓋用梁支
承杆を使用してプールのシーズンオフに上部を運動場等
に使用する考案は、プール水を抜いた状態で支承杆を設
置しなければならないため、プール蓋となる床体の自重
及び床体に乗る全荷重を梁支承杆で支えるために、梁支
承杆の強度を大きくしたり取付本数を多くしなければな
らないという問題点が存在した。
この発明は、従来技術が有する上述の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、床体に設け
たフロートを複雑でなく軽微な中空体に形成し、水と空
気の出し入れで浮力を利用して簡便に床体を上下に移動
して、床体が浮上した状態でサポートの調整を行い、床
体をサポートで所定高さ位置に床体中央部まで水平かつ
均一に支持する簡便で経済的なフロート式プール可動床
及びその設置方法を提供することにある。
また、プールを遊泳に使用しない時期には、可動床を
水を張ったプールに浮上させて、荷重を床体の浮力と複
数の柱状サポートで支持して、上部を運動場等に有効利
用することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) この発明のフロート式プール可動床は、水又は空気の
供給によって浮力と重力を調節する中空体を設けた可動
床体と、該可動床体を固定支持する柱状サポートとを設
けたプール可動床において、上記中空体は可動床体のす
くなくとも外周下端縁に設けたリング状のフロートで形
成し、上記柱状サポートは可動床体下部に設けたサポー
ト取付部に、貫通孔を介して可動床体上部から挿入固定
と引抜き離脱を行う挿脱式サポートで形成するものであ
る。
また、水又は空気の供給によって浮力と重力を調節す
る中空体を設けた可動床体と、該可動床体を固定支持す
る柱状サポートとを設けたプール可動床において、上記
柱状サポートは、可動床体の高さに合わせて長さの異な
るサポートが、係合軸を起点にした折り畳み構造であっ
て、可動床体下部に設置した固定回動式サポートで形成
したものであるか、又は、可動床体下部に垂下する如く
固定した同一長さのサポートが、可動床体の水平移動に
よって、プール底部に設けた深さの異なる溝にサポート
の下端部を遊嵌状に収容する支持溝挿入式サポートで形
成したものである。
また、可動床体の所定位置への設置方法は、可動床体
のフロートに空気を入れて該可動床体を上昇させてプー
ル床から離床させ、この状態で所定高さで固定支持でき
るように柱状サポートの調整を行い、次にフロートに水
を入れて該可動床体を下降させてプール床へ着床させ、
可動床体下部に設けた柱状サポートによって所定の高さ
に固定支持するものである。
(作用) 可動床体は、可動床のすくなくとも外周下端縁に設け
たリング状のフロート内部に空気を送り水を排出するこ
とにより重量が減少して浮力を増して上昇し、プール床
から離床する。また可動床体を沈める場合は、上記フロ
ート内部へ水を送り空気を排出することで重量を増し浮
力を減少して下降させ、プール床へ着床させる。
可動床体のすくなくとも外周下端縁にフロートを設け
たので、可動床体を水面上に浮上させた際に、可動床体
の床面は常に水面より上方に位置し、可動床体の床面に
プール水が上がることがなく濡れない状態となるので、
プール水を張ったままの状態で可動床体を支持するため
の柱状サポートは、貫通孔を介して可動床体上部から挿
入固定作業又は引抜き離脱作業が濡れないでできる上
に、水のない乾いた可動床体上部を、運動場等多目的に
使用することができる。
また、柱状サポートを挿脱式サポートで形成したの
で、可動床体を水面まで浮上させて、サポートを可動床
体上部から挿入固定、又は引抜き離脱を行う着脱自在構
造であり、この可動床体は常に水面上まで浮上させた状
態で、該可動床上に人が乗って濡れることなく、可動床
の上から任意の長さの柱状サポートを装着することがで
きる。
固定回動式サポートを可動床体下部に設けた場合は、
可動床体を浮上させた後、折り畳み構造の長さの異なる
サポートを折畳みと起立で変更して、所望の高さ位置に
可動床を支持する。また、サポートを使用しない時には
折り畳んで可動床体を自由に上下動することができる。
支持溝挿入式サポートを可動床体下部に設けた場合
は、可動床体を浮上させた後、可動床体を水平移動させ
て、垂下する如く固定した同一長さのサポートの下端部
を、深さの異なる支持溝に挿入して、所望の高さ位置に
可動床を固定支持することができる。
このように、挿脱式サポート、固定回動式サポート、
又は支持溝挿入式サポートによって、床体中央部まで平
均に安定して支持されるので、可動床体の水平度が保た
れ、可動床体中央部が局所的に極端に凹んだりすること
なく、床として水平に安定した状態を維持して所望する
高さ位置に簡便に保持することができる。
可動床体のサポート調整は、可動床体が離床した状態
で行うので、サポートがプール床に接触することなくサ
ポートの調整が容易に行える。
つまりサポートの調整は、例えば次の3つの方法で簡
便に行える。
第1の方法は、挿脱式柱状サポートによる調整で、そ
の挿脱作業は、可動床体を水面まで浮上させてサポート
が離床した状態で、可動床体上部から貫通口を介してサ
ポートを挿入し固定する方式によって行う。つまり、可
動床体は常に水面上まで浮上させた状態で、該可動床に
人が乗り、上部から所定長の柱状サポートを差し替えて
装着する方式で、簡便に取付、取外し作業ができる。
第2の方法は、固定回動式柱状サポートによる調整
で、ワイヤの張弛等によって一括して一度に簡便にサポ
ートの立設を行う方法である。
第3の方法は、支持溝挿入式柱状サポートによる調整
で、可動床体を水平方向所定位置に平行移動するだけで
よい。
着床した可動床体は、水中で浮力を受けているので軽
く、床体の自重及び床体に乗る全荷重がサポートにかか
ることはなく浮力分差し引かれるので、サポートの強度
を小さくしたり取付本数を少なくすることができる。
可動床体は、該可動床体の下部に設けた柱状サポート
によって所定の高さに水平に中央部まで平均に安定して
支持される。
また次にプールの水深を変更する場合は、前記した一
連の浮上沈降の工程を繰り返して行い、サポート調整を
することで容易に行える。
プールを遊泳に使用しないシーズンオフには、可動床
をプール水面上に浮上させた状態で浮力と柱状サポート
により固定支持し、プールの蓋として使用して、その上
面を運動場や駐車場として有効に利用できる。
(実施例) この発明に係るフロート式プール可動床の一実施例に
ついて、図面を参照して説明する。
第1図は、本発明に係る一の実施例を示すプール可動
床の全体斜視説明図、第2図はプール可動床の所定高さ
に設置された状態を示す側断面説明図、第3図(A)〜
(C)は本発明に係る挿脱式柱状サポートによる可動床
の設置工程図を示す一の実施例である。
1は水を張ったプール、2は可動床体、3は可動床体
の床板、4は可動床体の床補強材、5はフロート、6は
柱状のサポート、7は手すりである。
可動床体2は、プール1に上下に自在に昇降できるよ
うに水平に設ける。また可動床体2は、複数の小孔(図
示省略)を設けて通水できる平板状の床板3を、縦横適
所にチャンネル材等で形成した床補強材4の上に展設し
て一体に形成する。
可動床体2が昇降の際は、床板3に設けた小孔が水が
通り抜けるため、水による抵抗は小さく、又揺動が小さ
く、床板3は円滑に上下動する。
可動床体2の外周下端縁にリング状に円形又は矩形断
面を有するリング状に連通した中空体よりなるフロート
5を設ける。この場合、フロート5は浮力を高めるた
め、外周縁に限ることなく、内部適所に縦横列状や独立
ブロック状に設けてもい。
床補強材4の適所にサポート取付部8を設け、パイプ
材等で形成した複数本の柱状のサポート6を立設する。
プールへ出入りするための手すり7を可動床体2外周
縁のフロート5の上部に立設し、該手すり7のパイプを
利用して空気と水の給排出を図示省略したがコンプレッ
サーとポンプを利用して行う。
可動床体2の上下移動は、フロート5内部に空気又は
水を送入して可動床体の浮力を調整することにより行
う。
また、可動床体2を浮上させて固定し、上面を地表面
と一致させるか、あるいは地表面より下の位置で可動床
体2上面を水面より露出させて、プールを遊泳使用時以
外の時期には、上部を運動場や駐車場等に使用できるよ
うに形成する。
第4図(A)は、挿脱式柱状サポートを取付けた状態
の第1の実施例を示す側断面説明図、第4図(B)は、
第1の実施例のサポートを取付けている途中の状態を示
す部分断面説明図である。
この第1の挿脱式サポートの実施例では、柱状のサポ
ート6は、床板3と床補強材4に貫通孔を介して設けた
支持具9と支持板10に嵌合するように上方向から挿入
し、サポート6の上部の側壁に突出して設けた係合片11
により固定する。
この柱状のサポート6は、第4図(B)に示した下方
向に真直ぐに挿入した後、適当角度、例えば90度回転し
て、第4図(A)に示した状態で突出した係合片11が、
支持板10と支持具9の間のキー溝に入り、嵌合して上下
に動くことなく固定されるように形成する。
可動床体2の高さ調整は、長さの異なる所定長さに設
定された数種の柱状のサポート6・・・を用意し、差し
替えることによって可能となる。
次に挿脱式サポートを使用した場合のフロート式プー
ル可動床の設置方法について、第3図(A)〜(C)及
び第2図に基いて説明する。
まず、第3図(A)に示すように、複数設けた一方の
手すり7のパイプにコンプレッサーを介して空気を送
り、フロート5内部の水を他方の手すり7のパイプから
ポンプを介して排出し、可動床2の浮力を増加し可動床
2を上昇させプール床から離床させる。次いで、第3図
(B)に示すように、可動床2が浮上した状態で、該可
動床2に人が乗ってサポート取付部8に予め用意した所
定長さの柱状のサポート6を順次挿入し、固定する。
サポート6の挿入、固定作業が終了したら、第3図
(C)に示すように、今度は逆に一方の手すり7のパイ
プからフロート5内部の空気を排出し、他方の手すり7
のパイプからポンプを介して水をフロート5内部に供給
し、可動床体2全体の重量を増し、可動床体2を下降さ
せプール床へ着床させる。第2図は、可動床体2を所定
深さに沈めた取付工程最終の設置状態を示す。
可動床体2の高さ調整をするときには、再び上記浮上
沈降の工程手段により行い、上記サポート6に代えて別
の所定長さのサポート6に差替える。
なお、前記フロート式プール可動床の設置方法は、挿
脱式サポートを使用した場合を例にして説明したが、固
定回動式サポートもしくは支持溝挿入式サポートを使用
する場合には、前記例の第3図(B)に示したサポート
を挿入差替える工程のかわりに、サポートをワイヤ牽引
で回動し引き起こすか、もしくはサポートを定位置に垂
直に保持するかしてサポート設定する方法を変更すれば
よい。
第5図は、固定回動式柱状サポートの取付状態の第2
の実施例を示す一部を欠除した側断面説明図である。
この第2の実施例では、柱状のサポート6は、予め可
動床体2に固設されており、床補強材4の下端に係合軸
12を起点にして屈曲し、倒れて折り畳めるように取付
る。
サポート6の中央部よりやや下方にフック13を設け、
該フック13にワイヤ14の一方端を係合し、滑車15A、15B
を介してワイヤ巻取機16にワイヤ14の他方端を接続す
る。
係合軸12には、巻ばねを固着して、サポート6が常時
折り畳まれるように形成し、サポート6a、6b、・・・、
のそれぞれに接合したワイヤ14a、14b、・・・、を、ワ
イヤ巻取機16によって一括して巻き取り、巻き戻し操作
つまり、ワイヤ14の張弛によって、全数のサポート6a、
6b、・・・、が一度に起立、倒れて折り畳みが可能とな
るように形成する。
可動床体2の高さ調整は、所定床面高さに合わせて長
さの異なるサポート6を並列して設置しておき、それを
前記と同様に引き起こし、倒しを行い、使用することに
より可能となる。
第6図は、第3の実施例を示す支持溝挿入式柱状サポ
ートの取付状態の一部を欠除した側断面説明図である。
このサポートの第3の実施例では、サポート6は床補
強材4の下端に同一長さの柱状体を垂下する如く固定し
て設ける。
プール1の底部に、深さの異なる溝例えば、低レベル
支持溝17a、中レベル支持溝17b、高レベル支持溝17c
を、円筒状又は矩形筒状にくり抜いて設け、パイプ材よ
りなるサポート6を遊嵌状に収容し支えるように形成す
る。
またこの場合、可動床体2のフロート5外側部とプー
ル壁との間に、可動床体2を水平方向に移動させる移動
装置18を設ける。該移動装置18は、合成ゴム材等にて中
空筒体を形成し、内部に空気又は水を送り膨らませて横
方向の体積を増して可動床体2とプール側壁を隔接さ
せ、可動床体2自体を水平方向に移動させるように形成
する。また、水圧シリンダーやジャッキの機械的に移動
させる装置であってもよい。
可動床体2の外周端部には、移動装置18の上部を覆う
渡しカバー板19を水平方向の移動に追従してプール床体
の外周縁を起点として回動自在となるように係合して設
け、遊泳者が誤って嵌まりこまないようにする。
可動床体2の高さ調整は、可動床体2を上昇させサポ
ート6がプール底より離れた状態で、移動装置18により
可動床体2を水平方向に移動させ、所定高さの床高さが
得られる支持溝17にサポート6を挿入し収容して行う。
(効果) この発明は、以上説明したように構成されているの
で、次に記載する効果を生ずる。
可動床体のすくなくとも外周下端縁にフロートを設け
たので、可動床体を水面上に浮上させた際に、可動床体
の床面は常に水面より上方に位置し、可動床体の床面に
プール水が上がることがなく濡れない状態となり、乾い
た床面上でサポートの差し替えを濡れないで作業能率良
く行うことができる。また、プール水を張ったままの状
態で可動床体を支持して、水のない乾いた可動床体上部
を運動場等多目的に使用することができる。
また、柱状サポートを挿脱式サポートで形成したの
で、可動床体を水面まで浮上させて、サポートを可動床
体上部から挿入固定、又は引抜き離脱を行う着脱自在構
造であり、可動床体は常に水面上まで浮上させた状態
で、該可動床に人が乗り、可動床の上から任意の長さの
柱状サポートを差し替えによって簡単容易に装着するこ
とができる。
固定回動式サポートを可動床体下部に設けた場合は、
可動床体を浮上させた後、折り畳み構造の長さの異なる
サポートを折畳みと起立で変更して、所望の高さ位置に
可動床を支持することができる。また、サポートを使用
しない時には折り畳んで可動床を自由に上下動すること
ができる。
支持溝挿入式サポートを可動床体下部に設けた場合
は、可動床体を浮上させた後、可動床体を水平移動させ
て、垂下する如く固定した同一長さのサポートの下端部
を、深さの異なる支持溝に挿入して、所望の高さ位置に
可動床を固定支持することができる。
このように、挿脱式サポート、固定回動式サポート、
又は支持溝挿入式サポートによって、床体中央部まで平
均に安定して支持されるので、可動床体の水平度が保た
れ、可動床体中央部が局所的に極端に凹んだりすること
なく、床として水平に安定した状態を維持して所望する
高さ位置に簡便に保持することができる。
この発明のフロート式プール可動床の設置方法、つま
りサポートの調整は、可動床体を浮上させた状態で行う
ので、作業が容易に行える。
すなわち、挿脱式柱状サポートを差替える場合は、着
脱自在に簡単にサポートの取付、取外し作業ができる。
固定回動式柱状サポートは、ワイヤ張弛等によって、
一括して一度に簡便にサポートの立設が行える。
支持溝挿入式柱状サポートは、浮き床体を水平方向所
定位置に平行移動するだけで簡便にプール水深を変更す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る一の実施例を示すプール可動床
の全体斜視説明図、第2図は、第1図に示すプール可動
床体の設置状態を示す側断面説明図、第3図(A)〜
(C)は第1図及び第2図に示した挿脱式柱状サポート
による可動床体の設置方法を示す工程図、第4図(A)
及び(B)は、第1図〜第3図に示した第1の実施例の
挿脱式柱状サポートの取付状態と取付途中を示す一部を
欠除した部分拡大側断面説明図、第5図は、第2の実施
例の固定回動式柱状サポートの取付状態を示す一部を欠
除した側断面説明図、第6図は、第3の実施例の支持溝
挿入式柱状サポートの取付状態を示す一部を欠除した側
断面説明図である。 1……プール、2……可動床体 5……フロート、6……サポート 8……サポート取付部、12……係合軸 17……溝
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 4/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水又は空気の供給によって浮力と重力を調
    節する中空体を設けた可動床体と、該可動床体を固定支
    持する柱状サポートとを設けたプール可動床において、
    上記中空体は可動床体のすくなくとも外周下端縁に設け
    たリング状のフロートで形成し、上記柱状サポートは可
    動床体下部に設けたサポート取付部に、貫通孔を介して
    可動床体上部から挿入固定と引抜き離脱を行う挿脱式サ
    ポートで形成したことを特徴とするフロート式プール可
    動床。
  2. 【請求項2】水又は空気の供給によって浮力と重力を調
    節する中空体を設けた可動床体と、該可動床体を固定支
    持する柱状サポートとを設けたプール可動床において、
    上記柱状サポートは、可動床体の高さに合わせて長さの
    異なるサポートが、係合軸を起点にした折り畳み構造で
    あって、可動床体下部に設置した固定回動式サポートで
    形成したものであるか、又は、可動床体下部に垂下する
    如く固定した同一長さのサポートが、可動床体の水平移
    動によって、プール底部に設けた深さの異なる溝にサポ
    ートの下端部を遊嵌状に収容する支持溝挿入式サポート
    で形成したものであることを特徴とするフロート式プー
    ル可動床。
  3. 【請求項3】水を張ったプールに設けた可動床体のフロ
    ートへ給気して、可動床体を上昇させてプール床から離
    床する工程と、可動床体が離床した状態で、可動床体を
    所定の高さで固定支持できるように可動床体下部に設け
    る複数の柱状サポートを調整する工程と、可動床体のフ
    ロートへ給水して、可動床体を下降させてプール床へ着
    床する可動床体を固定支持する工程とからなることを特
    徴とするフロート式プール可動床の設置方法。
JP24174689A 1989-09-20 1989-09-20 フロート式プール可動床およびその設置方法 Expired - Fee Related JP2819474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24174689A JP2819474B2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 フロート式プール可動床およびその設置方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24174689A JP2819474B2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 フロート式プール可動床およびその設置方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03107069A JPH03107069A (ja) 1991-05-07
JP2819474B2 true JP2819474B2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=17078927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24174689A Expired - Fee Related JP2819474B2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 フロート式プール可動床およびその設置方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2819474B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101284855B1 (ko) * 2011-12-02 2013-07-09 삼성중공업 주식회사 가변수심수영장

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4745116B2 (ja) * 2005-06-10 2011-08-10 延幸 高橋 水槽用昇降床、前記水槽用昇降床の組立用ユニット、及び前記水槽用昇降床の組み立て方法
US8978570B2 (en) * 2012-01-05 2015-03-17 Oceaneering International, Inc. Lifting floor for bodies of water
CN104790695A (zh) * 2014-08-15 2015-07-22 深圳市中建南方装饰工程有限公司 一种游泳池地面检修口
KR102278525B1 (ko) * 2018-04-05 2021-07-15 김대현 수영장 구조체

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101284855B1 (ko) * 2011-12-02 2013-07-09 삼성중공업 주식회사 가변수심수영장

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03107069A (ja) 1991-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4008497A (en) Swimming pool play pen
US3801994A (en) Pool cover and elevating apparatus therefore
JP2819474B2 (ja) フロート式プール可動床およびその設置方法
CN212436546U (zh) 一种绿化景观墙
US3874005A (en) Child{3 s safety playpen for use in water
JPH09172904A (ja) 観賞魚用水槽用浮島
CN209040119U (zh) 人工挖孔桩的护壁模板支撑架
JP2003313813A (ja) 立体交差施工方法、立体交差および橋脚構造
US20090188034A1 (en) Integrated Hot Tub, Spa, or Pool and Frame and Method of Inground Installation
KR101841695B1 (ko) 그물망 권취형 승하강 휀스
JP4852465B2 (ja) ドーム状屋根の吊上げ装置、ドーム状屋根の吊上げ装置群、およびドーム状屋根の構築方法
JPH0645977B2 (ja) リフトアップまたはダウン工法
KR200149145Y1 (ko) 부구를 이용한 인공풀의 구조
JP3569688B2 (ja) 育苗システム及びその構築方法
US4101987A (en) Damage preventive device for swimming pools
JPH0139184Y2 (ja)
CN117445150B (zh) 一种混凝土预制构件的生产装置
JPH07247535A (ja) ロックフィルダム施工用テント装置とロックフィルダムの施工方法
KR20080000728U (ko) 에어바운스 슬라이드
CN217872001U (zh) 一种墙面板施工使用梯笼
JP2002276180A (ja) 可動床プールの可動床支持装置
KR101284855B1 (ko) 가변수심수영장
CN219644637U (zh) 一种花盆稳定连接支架
CN215670634U (zh) 一种办公区楼梯
CN214785777U (zh) 一种安全的建筑施工用升降平台

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees