JP2819118B2 - 真空ドラム缶 - Google Patents
真空ドラム缶Info
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- JP2819118B2 JP2819118B2 JP18412396A JP18412396A JP2819118B2 JP 2819118 B2 JP2819118 B2 JP 2819118B2 JP 18412396 A JP18412396 A JP 18412396A JP 18412396 A JP18412396 A JP 18412396A JP 2819118 B2 JP2819118 B2 JP 2819118B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用済みドラム缶を利
用し、非常時の水や食品を保存するための真空ドラム缶
の改良に関する発明である。
用し、非常時の水や食品を保存するための真空ドラム缶
の改良に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、空缶、ドラム缶等は中身を取り出
し使用した後は、当該空缶やドラム缶等はゴミとして捨
てている。
し使用した後は、当該空缶やドラム缶等はゴミとして捨
てている。
【0003】しかしながら、使用済みの空缶やドラム缶
等をゴミとして捨ててしまうことは資源の無駄遣いとな
り、非経済的であるとともにゴミの量を増大させるとの
欠点がある。
等をゴミとして捨ててしまうことは資源の無駄遣いとな
り、非経済的であるとともにゴミの量を増大させるとの
欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用済みの
ドラム缶を有効に利用することにより、有限とされる資
源を有効に利用することができる真空ドラム缶を提供す
ることを目的とするものである。
ドラム缶を有効に利用することにより、有限とされる資
源を有効に利用することができる真空ドラム缶を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドラム缶内に
収納容器を入れ、前記ドラム缶の外壁と前記収納容器間
により形成される間隙に仕切りを設けるとともに、前記
仕切り上に注入口が形成されているプレ−トで蓋をし、
前記間隙にプレ−トの注入口より補強材を流し込み、前
記ドラム缶にパッキンを介在させてバネを有するボルト
とナットによりL型パイプが取り付けられている回動蓋
を回動可能に取り付けたことを特徴とする真空ドラム缶
の構成とした。
収納容器を入れ、前記ドラム缶の外壁と前記収納容器間
により形成される間隙に仕切りを設けるとともに、前記
仕切り上に注入口が形成されているプレ−トで蓋をし、
前記間隙にプレ−トの注入口より補強材を流し込み、前
記ドラム缶にパッキンを介在させてバネを有するボルト
とナットによりL型パイプが取り付けられている回動蓋
を回動可能に取り付けたことを特徴とする真空ドラム缶
の構成とした。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明である真空ドラム缶の正面図、図2は
本発明である真空ドラム缶の平面図である。本真空ドラ
ム缶1は、使用済みのドラム缶を利用したものである。
る。図1は本発明である真空ドラム缶の正面図、図2は
本発明である真空ドラム缶の平面図である。本真空ドラ
ム缶1は、使用済みのドラム缶を利用したものである。
【0007】即ち、図1に示すように、使用済みドラム
缶に回動蓋2aをバネ5aが取り付けられているボルト
5aにより回動可能に回動蓋2aを取り付ける。回動蓋
2aには、真空ドラム缶内を真空にするためのコック4
を有するL型パイプ3が取り付けられている。
缶に回動蓋2aをバネ5aが取り付けられているボルト
5aにより回動可能に回動蓋2aを取り付ける。回動蓋
2aには、真空ドラム缶内を真空にするためのコック4
を有するL型パイプ3が取り付けられている。
【0008】本発明である真空ドラム缶1に収納し保存
する食料品等は、飲料水、米、味噌、醤油、食糧油、カ
ンパン)砂糖、炭酸飲料、ジュ−ス、 カレ−、生もの
等である。
する食料品等は、飲料水、米、味噌、醤油、食糧油、カ
ンパン)砂糖、炭酸飲料、ジュ−ス、 カレ−、生もの
等である。
【0009】図3は、本発明である真空ドラム缶の縦断
面図、図4は本発明である真空ドラム缶の横断面図であ
る。
面図、図4は本発明である真空ドラム缶の横断面図であ
る。
【0010】図3に示すように、使用済みドラム缶と一
体となっている上蓋を切除し、上蓋を取り除いた使用済
みのドラム缶2内に収納容器9を入れ、外壁2bと収納
容器9間に仕切り7を設け、仕切り7上にプレ−ト10
で蓋をする。そして、外壁2b、収納容器9及び仕切り
7により形成されている間隙にプレ−ト10に形成され
ている注入口13から補強材11を流し込む。
体となっている上蓋を切除し、上蓋を取り除いた使用済
みのドラム缶2内に収納容器9を入れ、外壁2bと収納
容器9間に仕切り7を設け、仕切り7上にプレ−ト10
で蓋をする。そして、外壁2b、収納容器9及び仕切り
7により形成されている間隙にプレ−ト10に形成され
ている注入口13から補強材11を流し込む。
【0011】仕切り7、7、7、7、7、7、7、7上
を覆うプレ−ト10に、ボルトト5を挿通可能な孔を開
けて挿通し、ボルト5をナット6に螺合させて蓋2aを
回動可能に取り付ける。補強材11としては、強化プラ
スチックを使用してもよいし、その他の素材を補強材と
して用いてもよい。
を覆うプレ−ト10に、ボルトト5を挿通可能な孔を開
けて挿通し、ボルト5をナット6に螺合させて蓋2aを
回動可能に取り付ける。補強材11としては、強化プラ
スチックを使用してもよいし、その他の素材を補強材と
して用いてもよい。
【0012】図4に示すように、仕切り7は、収納容器
9と外壁2b間に設け、収納部10を真空状態にした際
に収納容器9が内方に突き出ることのないように、収納
容器9を補強するためである。仕切り7は、放射状に設
けられている。
9と外壁2b間に設け、収納部10を真空状態にした際
に収納容器9が内方に突き出ることのないように、収納
容器9を補強するためである。仕切り7は、放射状に設
けられている。
【0013】注入口13から流し込まれた補強材11が
固まり安定し、補強用の仕切り7を取り付けた後に、コ
ック4を有するL型パイプ3が取り付けられている回動
蓋2aをバネ5aを有する締付けボルト5をナット6に
螺合させながら取り付ける。
固まり安定し、補強用の仕切り7を取り付けた後に、コ
ック4を有するL型パイプ3が取り付けられている回動
蓋2aをバネ5aを有する締付けボルト5をナット6に
螺合させながら取り付ける。
【0014】図4は、本発明である真空ドラム缶の横断
面図である。図に示すように、収納容器9の外周面に放
射状に仕切り7、7、7・・・・が設けられている。
面図である。図に示すように、収納容器9の外周面に放
射状に仕切り7、7、7・・・・が設けられている。
【0015】図5は、回動蓋を回動させた平面図であ
る。取り付けられた回動蓋2aは、締付けボルト5を中
心に、左右方向に回動するように取り付けられている。
プレ−ト10には補強材11を注入するための注入口1
3、13、13、13、13が見える。
る。取り付けられた回動蓋2aは、締付けボルト5を中
心に、左右方向に回動するように取り付けられている。
プレ−ト10には補強材11を注入するための注入口1
3、13、13、13、13が見える。
【0016】以下に、本発明である真空ドラム缶1に、
飲料水12や食品等を貯蔵する方法を説明する。
飲料水12や食品等を貯蔵する方法を説明する。
【0017】先ず、図5に示すように、回動蓋2aを回
動させて、収納部9aに貯蔵するための飲料水や食品等
を入れ、回動蓋2aを回動させて閉める。
動させて、収納部9aに貯蔵するための飲料水や食品等
を入れ、回動蓋2aを回動させて閉める。
【0018】回動蓋2aを閉じ、締付けボルト5を強く
締付けた後、L型パイプ3に真空ポンプに接続されてい
るホ−スを接続させて、真空ポンプを駆動させて収納部
9aの空気を除々に抜き取り、収納部9aを真空にす
る。
締付けた後、L型パイプ3に真空ポンプに接続されてい
るホ−スを接続させて、真空ポンプを駆動させて収納部
9aの空気を除々に抜き取り、収納部9aを真空にす
る。
【0019】収納部9aの空気を完全に抜き取った後
に、コック4を閉じて、外界の空気が侵入しないように
する。このようにして、収納部9aに飲料水や食品等を
保存することができる。
に、コック4を閉じて、外界の空気が侵入しないように
する。このようにして、収納部9aに飲料水や食品等を
保存することができる。
【0020】図6は、本発明である真空ドラム缶の他の
実施例の縦断面図である。本例の真空ドラム缶1では、
収納容器9を凹凸を形成した収納容器9の構造としたも
のである。このように、収納容器9を凹凸のある容器と
することにより補強材11に肉厚部と薄い肉厚部ができ
ることにより強度を増すことができるのである。
実施例の縦断面図である。本例の真空ドラム缶1では、
収納容器9を凹凸を形成した収納容器9の構造としたも
のである。このように、収納容器9を凹凸のある容器と
することにより補強材11に肉厚部と薄い肉厚部ができ
ることにより強度を増すことができるのである。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような構成で
あるから以下の効果が得られる。第1に、廃ドラム缶を
廃棄処分することなく、有効に利用するので資源を有効
利用に大きく貢献する。第2に、ドラム缶は腐蝕、破損
しにくい材料でできているので、真空状態で各種の非常
食を大量に長期間保存することができる。
あるから以下の効果が得られる。第1に、廃ドラム缶を
廃棄処分することなく、有効に利用するので資源を有効
利用に大きく貢献する。第2に、ドラム缶は腐蝕、破損
しにくい材料でできているので、真空状態で各種の非常
食を大量に長期間保存することができる。
【図1】本発明である真空ドラム缶の正面図である。
【図2】本発明である真空ドラム缶の平面図である。
【図3】本発明である真空ドラム缶の縦断面図である。
【図4】本発明である真空ドラム缶の横断面図である。
【図5】本発明である真空ドラム缶の回動蓋を回動させ
た平面図である。
た平面図である。
【図6】本発明である真空ドラム缶の他の実施例の縦断
面図である。
面図である。
1 真空ドラム缶 2 ドラム缶 2a 回動蓋 2b 外壁 3 L型パイプ 4 コック 5 締付けボルト 5a バネ 6 ナット 7 仕切板 8 パッキン 9 収納容器 9a 収納部 10 プレ−ト 11 補強材 12 飲料水 13 注入口
Claims (2)
- 【請求項1】 ドラム缶内に収納容器を入れ、前記ドラ
ム缶の外壁と前記収納容器間により形成される間隙に仕
切りを設けるとともに、前記仕切り上に注入口が形成さ
れているプレ−トで蓋をし、前記間隙にプレ−トの注入
口より補強材を流し込み、前記ドラム缶にパッキンを介
在させてバネを有するボルトとナットによりL型パイプ
が取り付けられている回動蓋を回動可能に取り付けたこ
とを特徴とする真空ドラム缶。 - 【請求項2】 収納容器を湾曲させた構造としたことを
特徴とする請求項1記載の真空ドラム缶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18412396A JP2819118B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 真空ドラム缶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18412396A JP2819118B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 真空ドラム缶 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1016955A JPH1016955A (ja) | 1998-01-20 |
JP2819118B2 true JP2819118B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=16147786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18412396A Expired - Fee Related JP2819118B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 真空ドラム缶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2819118B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009209663A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Masateru Matoba | 真空水槽タンク |
CN105253447B (zh) * | 2015-10-21 | 2017-05-03 | 王双枝 | 安全储水桶的使用方法 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP18412396A patent/JP2819118B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1016955A (ja) | 1998-01-20 |
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Legal Events
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R250 | Receipt of annual fees |
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