JP2819058B2 - 耐放射線性高分子組成物 - Google Patents
耐放射線性高分子組成物Info
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- JP2819058B2 JP2819058B2 JP2223849A JP22384990A JP2819058B2 JP 2819058 B2 JP2819058 B2 JP 2819058B2 JP 2223849 A JP2223849 A JP 2223849A JP 22384990 A JP22384990 A JP 22384990A JP 2819058 B2 JP2819058 B2 JP 2819058B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
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- Insulated Conductors (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子力関連施設等において使用されるケー
ブルの被覆材料に適した耐放射線性高分子組成物に関す
る。
ブルの被覆材料に適した耐放射線性高分子組成物に関す
る。
原子力発電所の如き原子力関連施設のケーブルの被覆
材料には、従来から、可撓性及び耐放射線性に優れたも
のが求められ、例えばエチレン・プロピレン或いは架橋
ポリエチレンが使用されている。しかしながら、近年の
原子力関連施設における保全作業において、自動化のた
めのロボットの導入が進み、原子力関連施設の心臓部に
向かって屈曲した経路で進入するロボットが出現してい
る。このようなロボット用ケーブルには非常に高い耐放
射線性と充分な可撓性が求められる。
材料には、従来から、可撓性及び耐放射線性に優れたも
のが求められ、例えばエチレン・プロピレン或いは架橋
ポリエチレンが使用されている。しかしながら、近年の
原子力関連施設における保全作業において、自動化のた
めのロボットの導入が進み、原子力関連施設の心臓部に
向かって屈曲した経路で進入するロボットが出現してい
る。このようなロボット用ケーブルには非常に高い耐放
射線性と充分な可撓性が求められる。
高い耐放射線性だけを満足するためなら、ポリエーテ
ルエーテルケトン或いはポリイミド樹脂をブレンドした
りベースレジンにしたものがあるが、これらの硬い樹脂
をケーブルの被覆材料に用いた場合には、加工性が悪
く、得られるケーブルの可撓性に問題があり、ロボット
用ケーブルには不適当である。
ルエーテルケトン或いはポリイミド樹脂をブレンドした
りベースレジンにしたものがあるが、これらの硬い樹脂
をケーブルの被覆材料に用いた場合には、加工性が悪
く、得られるケーブルの可撓性に問題があり、ロボット
用ケーブルには不適当である。
そこで、放射線により比較的早く劣化するとされるポ
リオレフィン系樹脂に耐放射線性にすぐれた老化防止剤
等を配合した組成物とし、耐放射線性及び可撓性を高め
た耐放射線性高分子組成物が提案されている。
リオレフィン系樹脂に耐放射線性にすぐれた老化防止剤
等を配合した組成物とし、耐放射線性及び可撓性を高め
た耐放射線性高分子組成物が提案されている。
従来の技術で説明した老化防止剤を配合したポリオレ
フィン系樹脂でも、厳しい使用条件であるロボット用ケ
ーブル等では、耐放射線性及び可撓性が不十分であると
いう問題点を有していた。
フィン系樹脂でも、厳しい使用条件であるロボット用ケ
ーブル等では、耐放射線性及び可撓性が不十分であると
いう問題点を有していた。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、耐放射線性及び可撓性並びに
加工性や電気絶縁性等に優れ、ケーブルの被覆材料等に
適した耐放射線性高分子組成物を提供しようとするもの
である。
みてなされたものであり、耐放射線性及び可撓性並びに
加工性や電気絶縁性等に優れ、ケーブルの被覆材料等に
適した耐放射線性高分子組成物を提供しようとするもの
である。
上記目的を達成するために、本発明の耐放射線性高分
子組成物は、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対し
て、4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニル
アミン0.1〜10重重量部、フェニルエーテル型合成油1
〜30重量部、金属酸化物1〜50重量部を配合してなるも
のである。
子組成物は、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対し
て、4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニル
アミン0.1〜10重重量部、フェニルエーテル型合成油1
〜30重量部、金属酸化物1〜50重量部を配合してなるも
のである。
本発明に使用されるポリオレフィン系樹脂としては、
低密度ポリエチレン、エチレン・プロピレンゴム、エチ
レン・プロピレン・ジエン共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合
体、エチレン・酢酸ビニル・グラフト塩化ビニル共重合
体、エチレン・プロピレン・グラフト塩化ビニル共重合
体ブチルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンの1種又
は2種以上の混合物が用いられる。
低密度ポリエチレン、エチレン・プロピレンゴム、エチ
レン・プロピレン・ジエン共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合
体、エチレン・酢酸ビニル・グラフト塩化ビニル共重合
体、エチレン・プロピレン・グラフト塩化ビニル共重合
体ブチルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンの1種又
は2種以上の混合物が用いられる。
次に、本発明に使用される4,4′−ビス(α−ジメチ
ルベンジル)ジフェニルアミンは、下記の構造式で示さ
れるものである。
ルベンジル)ジフェニルアミンは、下記の構造式で示さ
れるものである。
かかる場合のポリオレフィン系樹脂100重量部に対す
る配合量は、0.1〜10重量部で、好ましい配合量は、0.5
〜3重量部である。
る配合量は、0.1〜10重量部で、好ましい配合量は、0.5
〜3重量部である。
また、本発明に使用されるフェニルエーテル型合成油
としては、表1に示される構造式を有するペンタフェニ
ルエーテル、テトラフェニルエーテル、モノアルキルテ
トラフェニルエーテル、ジアルキルテトラフェニルエー
テル、アルキルジフェニルエーテルが用いられる。かか
る場合のポリオレフィン系樹脂100重量部に対する配合
量は、1〜30重量部で、好ましい配合量は、2〜20重量
部である。
としては、表1に示される構造式を有するペンタフェニ
ルエーテル、テトラフェニルエーテル、モノアルキルテ
トラフェニルエーテル、ジアルキルテトラフェニルエー
テル、アルキルジフェニルエーテルが用いられる。かか
る場合のポリオレフィン系樹脂100重量部に対する配合
量は、1〜30重量部で、好ましい配合量は、2〜20重量
部である。
そして、本発明に使用される金属酸化物としては、亜
鉛華(ZnO)、炭酸亜鉛(ZnCO3)、酸化マグネシウム
(MgO)リサージ(PbO)、鉛丹(Pb3O4)、三酸化アン
チモン(Sb2O3)等が用いられる。かかる場合のポリオ
レフィン系樹脂100重量部に対する配合量は、1〜50重
量部で、好ましい配合量は、5〜30重量部である。
鉛華(ZnO)、炭酸亜鉛(ZnCO3)、酸化マグネシウム
(MgO)リサージ(PbO)、鉛丹(Pb3O4)、三酸化アン
チモン(Sb2O3)等が用いられる。かかる場合のポリオ
レフィン系樹脂100重量部に対する配合量は、1〜50重
量部で、好ましい配合量は、5〜30重量部である。
なお、本発明の耐放射線性高分子組成物は、ジクミル
パーオキサイド等の有機過酸化物や電子線照射等により
架橋してもよい。また、4,4′−ビス(α−ジメチルベ
ンジル)ジフェニルアミン以外の老化防止剤、例えば2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合物等を併
用することもできる。さらに、以上の成分の他、耐放射
線性及び可撓性を低下させない範囲で、水酸化マグネシ
ウム、カーボンブラック、赤リン等の難燃剤、充填剤を
配合することができる。
パーオキサイド等の有機過酸化物や電子線照射等により
架橋してもよい。また、4,4′−ビス(α−ジメチルベ
ンジル)ジフェニルアミン以外の老化防止剤、例えば2,
2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合物等を併
用することもできる。さらに、以上の成分の他、耐放射
線性及び可撓性を低下させない範囲で、水酸化マグネシ
ウム、カーボンブラック、赤リン等の難燃剤、充填剤を
配合することができる。
本発明の耐放射線性高分子組成物では、ポリオレフィ
ン系樹脂が本来有する可撓性、加工性、絶縁性を生かし
て、4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニル
アミン、フェニルエーテル型合成油、金属酸化物の3種
を所定量配合することの相乗作用により、耐放射線特性
を著しく向上しようとするものである。
ン系樹脂が本来有する可撓性、加工性、絶縁性を生かし
て、4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニル
アミン、フェニルエーテル型合成油、金属酸化物の3種
を所定量配合することの相乗作用により、耐放射線特性
を著しく向上しようとするものである。
4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニルア
ミンの配合量が0.1重量部を下回ると、フェニルエーテ
ル型合成油との相乗作用による耐放射線性の向上が認め
られない。10重量部を上回る配合量は、耐放射線性の向
上には寄与しなくなるばかりか製品表面にブルームする
ことになるので好ましくない。
ミンの配合量が0.1重量部を下回ると、フェニルエーテ
ル型合成油との相乗作用による耐放射線性の向上が認め
られない。10重量部を上回る配合量は、耐放射線性の向
上には寄与しなくなるばかりか製品表面にブルームする
ことになるので好ましくない。
フェニルエーテル型合成油の配合量が1重量部を下回
ると、4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニ
ルアミンとの相乗作用による耐放射線性の向上が認めら
れない。30重量部を上回る配合量は、耐放射線性の向上
には寄与しなくなるばかりか製品表面にブルームするこ
とになるので好ましくない。当然経済性の面からも好ま
しくない。
ると、4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニ
ルアミンとの相乗作用による耐放射線性の向上が認めら
れない。30重量部を上回る配合量は、耐放射線性の向上
には寄与しなくなるばかりか製品表面にブルームするこ
とになるので好ましくない。当然経済性の面からも好ま
しくない。
金属酸化物の配合量が1重量部を下回ると、4,4′−
ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン及びフ
ェニルエーテル型合成油との相乗作用が期待できない。
逆に50重量部を上回る配合をおこなっても、相乗作用に
よる耐放射線性の向上が認められないばかりか、加工性
や機械特性が低下することになるので好ましくない。
ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン及びフ
ェニルエーテル型合成油との相乗作用が期待できない。
逆に50重量部を上回る配合をおこなっても、相乗作用に
よる耐放射線性の向上が認められないばかりか、加工性
や機械特性が低下することになるので好ましくない。
以下、具体的な本発明例を比較例と対比しつつ説明す
る。
る。
表2に示す本発明例1〜10及び比較例1〜6の配合に
ついて、ミキシングロールにより混練した後、プレス12
0℃,10分間予備成形し、150kg/cm2下,170℃,15分で架橋
したものを試料に供した。なお、可撓性の評価について
は、各例について電線を試作し、試料に供した。なお、
電線は2mm2(7/0.6)の銅導体上に0.8mm厚で押出し、直
ちに蒸気架橋(200℃×1分)をおこなって得た。
ついて、ミキシングロールにより混練した後、プレス12
0℃,10分間予備成形し、150kg/cm2下,170℃,15分で架橋
したものを試料に供した。なお、可撓性の評価について
は、各例について電線を試作し、試料に供した。なお、
電線は2mm2(7/0.6)の銅導体上に0.8mm厚で押出し、直
ちに蒸気架橋(200℃×1分)をおこなって得た。
上記した本発明例1〜10及び比較例1〜6の試料に対
して、Co60γ線を8MGy(メガグレイ)まで照射し、引張
強度(kg/mm2)と伸び(%)と可撓性(屈曲回数)を測
定し、照射前(オリジナル)の試料の引張強度、伸び及
び可撓性と比較した。特に、γ線照射前後での伸び及び
可撓性の低下程度で耐放射線性が評価される。引張強度
と伸びの物理的特性はJIS K 6301に準じて測定し
た。可撓性は、JIS C 3005 29項に準拠して測定し
た第1図に示す屈曲試験装置を用いた。すなわち、移動
用ケーブルの許容曲げ半径であるケーブル1外径の6倍
の半径Rを有するマンドレル2を用い、ケーブル1を
→と曲げることで屈曲回数1回とし、ケーブル表面に
割れが発生するまでの回数を測定した。また、難燃性も
評価するため、照射前の試料について、JIS K 7201
の酸素指数法による酸素指数も併せて測定した。
して、Co60γ線を8MGy(メガグレイ)まで照射し、引張
強度(kg/mm2)と伸び(%)と可撓性(屈曲回数)を測
定し、照射前(オリジナル)の試料の引張強度、伸び及
び可撓性と比較した。特に、γ線照射前後での伸び及び
可撓性の低下程度で耐放射線性が評価される。引張強度
と伸びの物理的特性はJIS K 6301に準じて測定し
た。可撓性は、JIS C 3005 29項に準拠して測定し
た第1図に示す屈曲試験装置を用いた。すなわち、移動
用ケーブルの許容曲げ半径であるケーブル1外径の6倍
の半径Rを有するマンドレル2を用い、ケーブル1を
→と曲げることで屈曲回数1回とし、ケーブル表面に
割れが発生するまでの回数を測定した。また、難燃性も
評価するため、照射前の試料について、JIS K 7201
の酸素指数法による酸素指数も併せて測定した。
表2に示されるように、下限を下回る4,4′−ビス
(α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミンを配合した
もの(比較例1)、下限を下回るフェニルエーテル型合
成油を配合したもの(比較例3)及び下限を下回る金属
酸化物を配合したもの(比較例5)は、何れも可撓性と
耐放射線性の低下が著しく劣っており、実用上支障を生
じる程度となっている。上限を上回るフェニルエーテル
型合成油を配合したもの(比較例4)及び上限を上回る
4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミ
ンを配合したもの(比較例6)は、表面へのしみ出し
(ブルーム)が発生する。上限を上回る金属酸化物を配
合したもの(比較例2)は、オリジナルの引張強度が0.
7kg/mm2以下となって規格外となる(JIS C 3315によ
る)。これらに対し、所定量を配合した本発明例1〜10
は、可撓性や耐放射線性がオリジナルに比較して相当低
下しているものの、実用に耐える程度の数値を維持して
おり、可撓性や耐放射線性に優れる。また、オリジナル
の引張強度も規格の0.7kg/mm2を越えている。なお、本
発明例の配合においては、難燃性も充分確保されてい
る。
(α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミンを配合した
もの(比較例1)、下限を下回るフェニルエーテル型合
成油を配合したもの(比較例3)及び下限を下回る金属
酸化物を配合したもの(比較例5)は、何れも可撓性と
耐放射線性の低下が著しく劣っており、実用上支障を生
じる程度となっている。上限を上回るフェニルエーテル
型合成油を配合したもの(比較例4)及び上限を上回る
4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミ
ンを配合したもの(比較例6)は、表面へのしみ出し
(ブルーム)が発生する。上限を上回る金属酸化物を配
合したもの(比較例2)は、オリジナルの引張強度が0.
7kg/mm2以下となって規格外となる(JIS C 3315によ
る)。これらに対し、所定量を配合した本発明例1〜10
は、可撓性や耐放射線性がオリジナルに比較して相当低
下しているものの、実用に耐える程度の数値を維持して
おり、可撓性や耐放射線性に優れる。また、オリジナル
の引張強度も規格の0.7kg/mm2を越えている。なお、本
発明例の配合においては、難燃性も充分確保されてい
る。
〔発明の効果〕 以上の実施例から明らかなように、ポリオレフィン系
樹脂100重量部に対して、4,4′−ビス(α−ジメチルベ
ンジル)ジフェニルアミン0.1〜10重量部、フェニルエ
ーテル型合成油1〜30重量部、金属酸化物1〜50重量部
を配合してなる耐放射線性高分子組成物は、耐放射線特
性に優れた4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフ
ェニルアミン、フェニルエーテル型合成油、金属酸化物
の3種を所定量配合することの相乗作用により、耐放射
線特性及び可撓性が著しく向上し、原子力関連施設等の
ロボット用ケーブル等の如く厳しい耐放射線特性及び可
撓性が要求されるものに最適である。
樹脂100重量部に対して、4,4′−ビス(α−ジメチルベ
ンジル)ジフェニルアミン0.1〜10重量部、フェニルエ
ーテル型合成油1〜30重量部、金属酸化物1〜50重量部
を配合してなる耐放射線性高分子組成物は、耐放射線特
性に優れた4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフ
ェニルアミン、フェニルエーテル型合成油、金属酸化物
の3種を所定量配合することの相乗作用により、耐放射
線特性及び可撓性が著しく向上し、原子力関連施設等の
ロボット用ケーブル等の如く厳しい耐放射線特性及び可
撓性が要求されるものに最適である。
【図面の簡単な説明】 第1図は可撓性評価のための屈曲試験装置を示す図であ
る。
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01B 7/28 H01B 7/28 B (56)参考文献 特開 昭63−61038(JP,A) 特開 昭57−67640(JP,A) 特開 昭56−116730(JP,A) 特開 平3−199249(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 23/00 - 23/36
Claims (1)
- 【請求項1】ポリオレフィン系樹脂100重量部に対し
て、4,4′−ビス(α−ジメチルベンジル)ジフェニル
アミン0.1〜10重量部、フェニルエーテル型合成油1〜3
0重量部、金属酸化物1〜50重量部を配合してなること
を特徴とする耐放射線性高分子組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2223849A JP2819058B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 耐放射線性高分子組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2223849A JP2819058B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 耐放射線性高分子組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103648A JPH04103648A (ja) | 1992-04-06 |
JP2819058B2 true JP2819058B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=16804682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2223849A Expired - Fee Related JP2819058B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | 耐放射線性高分子組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2819058B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5327634B2 (ja) | 2009-11-02 | 2013-10-30 | 株式会社リコー | 回転測定装置、シート搬送装置、原稿読取装置、及び画像形成装置 |
JP2016050268A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | 早川ゴム株式会社 | 耐放射線性ポリエチレン組成物及び耐放射線性高分子製品 |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP2223849A patent/JP2819058B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04103648A (ja) | 1992-04-06 |
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