JP2818587B2 - 冷却ファン付きcd−romドライブ - Google Patents

冷却ファン付きcd−romドライブ

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JP2818587B2
JP2818587B2 JP32740996A JP32740996A JP2818587B2 JP 2818587 B2 JP2818587 B2 JP 2818587B2 JP 32740996 A JP32740996 A JP 32740996A JP 32740996 A JP32740996 A JP 32740996A JP 2818587 B2 JP2818587 B2 JP 2818587B2
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cooling fan
rom
rom drive
drive
spindle shaft
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Inventor
公 内山
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新潟日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動用モータ
に連動する冷却ファン付きCD−ROMドライブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置を含むCD−R
OMドライブは、磁気ディスクを回転させて情報を読み
取ったりしており、磁気ディスクは、回転駆動用モータ
およびプリント基板に実装された電子部品等が発する熱
の影響を受けないように、回転駆動用モータの回転軸に
ファンを連動させ、磁気ディスク装置外部と通ずる通風
路を設けて外部から内部へ空気を対流させ、磁気ディス
ク装置内部の冷却が行われていた。
【0003】図3は、実開昭63−58399号公報に
記載された磁気ディスク装置を示す断面図である。磁気
ディスク37の回転用のスピンドルモータのスピンドル
軸32は、平板状のベース33と直行させて取り付けて
ある。スピンドル軸32には、複数の磁気ディスク37
が貫挿されるようになっており、磁気ディスク37は、
ベース33のスピンドルモータの取付面と同一面上に設
置されたアクチュエータ38によって移動されるスイン
グアーム39の先端部に取り付けられた磁気ヘッド40
により情報が磁気的に記録されるか、または読み取られ
る。そして、制御用プリント基板31を、ベース33と
一定の間隔を置いて保持し、その間隙にスピンドル軸3
2と一体に回転する羽根車34を設け、制御用プリント
基板31のところに吸い込み用の風穴35を併設してい
る。スピンドル軸32は、駆動用モータ36によって回
転し、磁気ディスク37を回転させる。
【0004】図4は、実開平1−66696号公報に記
載された磁気ディスク装置を示す断面図である。この装
置は、ファン41を連結したスピンドルモータ42およ
びアクチュエータ43を基台44に取付け、アクチュエ
ータ43によって移動されるスイングアーム44の先端
部に取付けられた磁気ヘッド46は、スピンドルモータ
42のスピンドル軸41に貫装された複数の磁気ディス
ク48から情報を読み取ったりする。基台44のスピン
ドルモータ42およびアクチュエータ43が取付られた
面と反対の面には、ファン41を中心にして複数の冷却
用フィン49が放射状に設けられ、冷却用フィン49と
対向する部分に制御用基板50および空気吸入孔51が
設けられている。このようにしてスピンドルモータ42
によって回転されるファン41により発生される風が、
冷却用フィン49を通じて流れ、熱交換量が増大され、
冷却効率を向上させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の冷却フ
ァンでは、磁気ディスク装置内部しか冷却できないの
で、磁気ディスク装置以外の情報処理機器内の内部空気
を対流させることはできず、従って、磁気ディスク装置
外の電子部品を冷却することができないという問題を有
していた。
【0006】また、従来の冷却ファンでは、ディスクと
回転駆動用モータ,冷却ファンが常時連動してしまうの
で、磁気ディスクの回転を停止させると、冷却ファンも
停止することから、冷却効果が全く得られないという問
題も有していた。
【0007】従って、本発明の目的は、情報処理装置内
部の冷却効率化を図ることのできる冷却用ファン付きC
D−ROMドライブを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の冷却ファン付きCD−ROMドライブは、
CD−ROMディスクと、CD−ROMディスクに対し
て情報を記録したり読み取ったりするCD−ROMヘッ
ドと、CD−ROMヘッドを固定するスイングアーム
と、スイングアームを移動するアクチュエータと、CD
−ROMディスクを固定するスピンドル軸と、スピンド
ル軸を回転する回転駆動用モータと、回転駆動用モータ
を載置するベースと、回転駆動用モータを制御する制御
用プリント基板と、スピンドル軸の一端に設けられた冷
却ファンとを備えたCD−ROMドライブにおいて、ベ
ースに対して平行に一定の間隔を置いたボトムフレーム
を設け、スピンドル軸が、ボトムフレームの外にまで延
長され、冷却ファンが、CD−ROMドライブの外に向
かって風を送り、冷却ファンを囲って冷却ファンによる
風を整流するためのファンフレームをボトムフレームに
対して垂直に設け、CD−ROMドライブ外で内部空気
を対流させ、CD−ROMドライブの外の電子部品を冷
却できる。
【0009】また、スピンドル軸が、CD−ROMディ
スクと連結または切り離す手段を有すると好ましい。
【0010】さらに、連結または切り離す手段によっ
て、回転駆動用モータが冷却ファンのみを回転すること
ができる。
【0011】またさらに、連結または切り離す手段によ
って、回転駆動用モータがCD−ROMディスクのみを
回転することができる。
【0012】また、連結または切り離す手段が、スピン
ドル軸に設けられることができる。
【0013】さらに、連結または切り離す手段が、ベー
スとボトムフレームとの間に設けられることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について、
図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の冷却ファン付きCD−R
OMドライブの実施例を示す斜視図である。CD−RO
Mドライブ1は、底面のボトムフレーム5の下に冷却フ
ァン2を備えている。冷却用ファン2は、CD−ROM
ドライブ1に内蔵されている回転駆動用モータのスピン
ドル軸3の一端に固定され、回転駆動用モータに連動し
て回転する。すなわち、回転駆動用モータ8が駆動して
いる間は常に回転している。構造としては、CD−RO
Mドライブ1のベースと一定の間隔を置いて設けられた
ボトムフレーム5の下に冷却ファン2が設けられ、冷却
ファン2の周囲には風の整流のためのファンフレーム6
が設けられている。このようにして冷却ファン2が回転
し、その結果発生する風は、CD−ROMドライブから
下方向に流れ、情報処理装置の空気を図の矢印の方向4
に流れて情報処理装置内を対流する。
【0016】図2は、本発明の冷却ファン付きCD−R
OMドライブの実施例を示す断面図である。このCD−
ROMドライブ1は、CD−ROMディスク9と、CD
−ROMディスク9に対して情報を記録したり読み取っ
たりするCD−ROMヘッド10と、CD−ROMヘッ
ド10を固定するスイングアーム11と、スイングアー
ム11を移動するアクチュエータ12と、CD−ROM
ディスク9を固定するスピンドル軸3と、スピンドル軸
3を回転して駆動する回転駆動用モータ8と、回転駆動
用モータ8を載置するベース14と、回転駆動用モータ
8を制御する制御用プリント基板7とを備え、さらに、
制御用プリント基板7をベース14に対して平行に一定
の間隔を置いて設けられるボトムフレーム5と、回転駆
動用モータ8のスピンドル軸3をボトムフレーム5の外
にまで延長し、スピンドル軸3の一端に設けられ、CD
−ROMドライブ1の外に向かって風を送る冷却ファン
2と、冷却ファン2を囲うようにボトムフレーム5に対
して垂直に設けられ、冷却ファン2による風を整流する
ためのファンフレーム6とを備える。このようにして、
CD−ROMドライブ1の外で内部空気を対流させ、C
D−ROMドライブ1の外の電子部品を冷却できる。ま
た、スピンドル軸3が、CD−ROMディスク9と連結
または切り離す手段13を有し、連結または切り離す手
段13によって、回転駆動用モータ8のスピンドル軸3
がCD−ROMディスク9と切り離され、冷却ファン2
のみを回転することができ、一方、連結または切り離す
手段13によって、回転駆動用モータ8のスピンドル軸
3が冷却ファン2と切り離され、CD−ROMディスク
9のみを回転することもできる。特に、CD−ROMド
ライブ1の駆動が終了し、冷却ファン2のみを回転させ
ると、冷却ファンによる風の方向はCD−ROMドライ
ブ1の外に向かっているので、CD−ROMドライブ1
の外部の情報処理機器内の内部空気を対流させることが
でき、従って、情報処理装置内部の冷却効率化を図るこ
とができる。この連結または切り離す手段は、スピンド
ル軸3に設けられ、かつ、ベース14とボトムフレーム
5との間に設けられると良い。
【0017】
【発明の効果】本発明の冷却ファン付きCD−ROMド
ライブでは、CD−ROMドライブに冷却ファンがつき
ているので、CD−ROMドライブを搭載する情報処理
機器において、別に冷却ファンを設ける必要がないとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 CD−ROMドライブ 2 冷却ファン 3 スピンドル軸 4 風の方向 5 ボトムフレーム 6 ファンフレーム 7 制御用プリント基板 8 回転駆動用モータ 9 CD−ROMディスク 10 CD−ROMヘッド 11 スイングアーム 12 アクチュエータ 13 連結または切り離す手段 14 ベース

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CD−ROMディスクと、前記CD−RO
    Mディスクに対して情報を記録したり読み取ったりする
    CD−ROMヘッドと、前記CD−ROMヘッドを固定
    するスイングアームと、前記スイングアームを移動する
    アクチュエータと、前記CD−ROMディスクを固定す
    るスピンドル軸と、前記スピンドル軸を回転する回転駆
    動用モータと、前記回転駆動用モータを載置するベース
    と、前記回転駆動用モータを制御する制御用プリント基
    板と、前記スピンドル軸の一端に設けられた冷却ファン
    とを備えたCD−ROMドライブにおいて、 前記ベースに対して平行に一定の間隔を置いたボトムフ
    レームを設け、 前記スピンドル軸が、前記ボトムフレームの外にまで延
    長され、 前記冷却ファンが、前記CD−ROMドライブの外に向
    かって風を送り、 前記冷却ファンを囲って前記冷却ファンによる風を整流
    するためのファンフレームを前記ボトムフレームに対し
    て垂直に設け、 前記CD−ROMドライブ外で内部空気を対流させ、前
    記CD−ROMドライブの外の電子部品を冷却できるこ
    とを特徴とする、冷却ファン付きCD−ROMドライ
    ブ。
  2. 【請求項2】前記スピンドル軸が、前記CD−ROMデ
    ィスクと連結または切り離す手段を有することを特徴と
    する、請求項1に記載の冷却ファン付きCD−ROMド
    ライブ。
  3. 【請求項3】前記連結または切り離す手段によって、前
    記回転駆動用モータが前記冷却ファンのみを回転するこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の冷却ファン付きCD
    −ROMドライブ。
  4. 【請求項4】前記連結または切り離す手段によって、前
    記回転駆動用モータが前記CD−ROMディスクのみを
    回転することを特徴とする、請求項2に記載の冷却ファ
    ン付きCD−ROMドライブ。
  5. 【請求項5】前記連結または切り離す手段が、前記スピ
    ンドル軸に設けられたことを特徴とする、請求項2〜4
    のいずれかに記載の冷却ファン付きCD−ROMドライ
    ブ。
  6. 【請求項6】前記連結または切り離す手段が、前記ベー
    スと前記ボトムフレームとの間に設けられたことを特徴
    とする、請求項2〜5のいずれかに記載の冷却ファン付
    きCD−ROMドライブ。
JP32740996A 1996-12-09 1996-12-09 冷却ファン付きcd−romドライブ Expired - Lifetime JP2818587B2 (ja)

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