JP2818059B2 - 防水剤 - Google Patents

防水剤

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JP2818059B2
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礼一 武部
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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木工事、例えば、人
工池の造成工事等に於いて、掘り下げた対象領域に防水
手段としてベントナイト粉体等の防水基剤を間に充填し
た防水パネルを敷設し、これらの上に適切な厚みに盛土
しかつ整地して人工池を造成する場合等に、隣接する前
記防水パネル間に生じる継目を適切に埋め、防水を完全
にするための防水剤に関する。
【0002】
【従来の技術】前記人工池の造成に関する従来の技術
は、防水の必要な所定の領域、例えば、前記したような
人工池用に掘り下げた領域の上面にハニカムパネル、即
ち、表裏面間がハニカム状に連通しているパネルを補助
材として敷設し、その後、そのハニカムパネルのハニカ
ム状の空間に粉状の防水基剤を充填し、こうして造成さ
れた防水層の上に、土又はコンクリートによる保護層を
覆うという構成のものである。前記防水基剤としてはベ
ントナイト粉体等が用いられている。上記防水基剤は、
これを前記ハニカムパネル中に充填することで、全対象
領域を、その厚みに一致する適切かつ一様な厚みの防水
基剤の層となって覆うことを可能とするものであり、ま
た上記防水基剤は、これに水分が加えられることにより
膨潤して緻密になり、防水性を確保することが要求され
ているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一つには、
防水基剤としてのベントナイト粉体では、これに水分が
加わった場合に緻密な防水層を構成するのに不充分な点
もあり、また現場で防水基剤をハニカムパネルに施す施
工法では厄介でもあるという問題点があり、種々研究の
結果、いまだ公知となってはいないが、ナトリウムベン
トナイトの微粉体を顆粒状に構成し、これらの顆粒状ベ
ントナイトを予め紙製等の分解性の素材で構成した一対
のパネルの間に充填する構成を得たものである。これは
単に所要領域に敷設するのみで、後に防水基剤を配する
ような工程がないので施工が極めて簡略である。更に一
対の上下のパネル間に充填された顆粒状ベントナイトに
水が加えられると、極めて良好に膨潤し、前記ベントナ
イト粉体より遥かに緻密な防水層を確保し得るものであ
る。ただし、この防水工によると、パネル間の継目に防
水が不完全になる可能性があるので、この部分の防水性
を補完する必要が生じる。そのためには、前記微粉体の
ナトリウムベントナイトから生成した顆粒状ベントナイ
トを上記継目に充填することも考えられるが、例えば、
傾斜面等では充填した顆粒状ベントナイトが傾斜下方に
向かって流れ落ちてしまう等の問題点があり、確実な充
填が確保できないので、不適当である。本発明では、種
々の土木工事に於ける部材間の継目の防水性の確保のた
めに用いられる防水剤であって、特に、前記のような人
工池の造成に際して、前記パネル間の継目に注入して防
水能力を完全ならしめる防水剤を開発することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、ナトリウムベントナイトの粉体に、これを膨潤さ
せず、かつ親水性を有する混練剤を添加して流体状に混
練してなる防水剤である。
【0005】上記ナトリウムベントナイトとしてはでき
るだけ純度の高い品質の良いものが好ましい。また上記
ナトリウムベントナイトは、前記したように、微粉砕、
即ち微細な粉体に粉砕したものを用いる。このような粉
体のベントナイトは適当な粉砕手段で粉砕して得るか、
または粒体を得る過程で生じた粉体を篩い分けて得るこ
ともできる。
【0006】前記混練剤としては、前記のように、親水
性を有し、かつナトリウムベントナイトの粉体を混練す
るのに適当な粘度を有し、かつこれを添加してもナトリ
ウムベントナイトが膨潤することのないものである必要
がある。更にはそれが地中に浸透しても環境に害のない
ものである必要がある。具体的には、前記混練剤として
は、アルコール類、特に、二価又は三価等の多価かつ低
級アルコールが適当である。粘度の関係から、粘度の高
いアルコールには一価又は二価の低級アルコール等を混
合して用いることもできる。もっとも余り揮発性の高い
ものは適当ではない。前記混練剤としては、より具体的
には、グリセリン等の三価の低級アルコールや、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール又はテトラエ
チレングリコールあるいはテトラメチレングリコール等
の二価の低級アルコール等が適当である。更にはエーテ
ル類あるいはエステル類でも親水性及び粘度に適当なも
のがあれば採用することができる。例えば、ジエチレン
グリコールのアルキルエーテル又は酢酸エーテルの内の
一部等である。なお以上に於いて適当な粘度と云うの
は、ナトリウムベントナイトの粉体を練るのに適当な粘
度ということで、グリセリンの粘度がちょうど都合が良
い(因にグリセリンの粘度は、20℃で、14.99cP
である。しかしてグリセリンよりずっと粘度が高いもの
で他の条件を満足し得る場合は、前記したように、粘度
の低いアルコール類等を混合することで採用可能となる
こともある。
【0007】前記ナトリウムベントナイトの粉体と混練
剤との混合割合は混練剤の具体的種別によって若干異な
る。両者を混練して得られる混練物がマヨネーズとか練
り歯磨き等の粘度とほぼ同一程度になるように割合を定
めるのが適当である。このような粘度では、これをチュ
ーブ状容器に充填した場合、作業時に絞り出すのに具合
が良いからである。ナトリウムベントナイトの粉体にグ
リセリンを添加した場合は、ナトリウムベントナイト:
グリセリン=45〜50:50〜55(重量比)程度に
定め、他の混練剤の場合もこれに準じて割合を定めるの
が適当である。しかしてこの防水剤は、上記のような割
合で、ナトリウムベントナイトの粉体と混練剤、例え
ば、グリセリンを混合し、それらの混合物を、適当な混
練手段で混練して生成させるものである。概ね、練り歯
磨き又はマヨネーズ程度の粘度に混練する。こうして生
成した粘性流体状の防水剤はチューブ状の容器に充填し
て乾燥しないようにしつつ保管する。このようにチュー
ブ状容器に充填して保管すれば使用の際にも都合が良
い。
【0008】
【作用】しかして以上の防水剤は、人工池等の造成の際
に、その防水層造成用のパネル間の継目の防水のために
有用に使用することができる。上記防水層造成用のパネ
ルは、前記したように、紙製等の分解性の素材で構成さ
れた一対のパネルを重ね合わせ、その間に顆粒状のナト
リウムベントナイトを充填して構成したものである。こ
れらの防水層造成用のパネルを、人工池等の造成のため
に掘り下げた領域の全面に敷設し、各パネル間の継目
に、それらの隙間を埋めるように前記防水剤を配する訳
である。防水剤はマヨネーズ等の粘度に近似的な粘性流
体に構成してあるので、それらの作業は容易である。例
えば、チューブ状容器に収納しておけば、これから絞り
出すようにして容易に充填作業を行なうことができる。
【0009】このようにして全敷設済のパネルの継目に
上記防水剤を充填した後、それらの防水層の上面に土等
を被覆する。そうして必要に応じてその人工池に自然を
模した適当な処置を施す訳である。そうした後に、造成
された人工池に水を流し込むと、その水の一部は表面の
土層に浸透し、引続いて前記パネル内にも浸透し、その
間に充填されている顆粒状ナトリウムベントナイトを膨
潤させ、緻密化させて高密度の防水層を形成させるもの
である。他方前記パネルの継目に充填した防水剤にも上
記水が浸透し、ナトリウムベントナイトの粉体に混合し
ている混練剤と徐々に置き換わり、混練剤はそれより下
方の地下に逃げて浸透し、水がナトリウムベントナイト
に含浸してこれを膨潤させ、パネル間に緻密に充填し防
水を完全にすることとなるものである。混練剤は、これ
を混合混練することで、ナトリウムベントナイトの粉体
を膨潤させることなく使い勝手の良い粘性流体にし、他
方水が加えられると、これと容易に置き換えられて下方
から逃げ、置き換わった水によるナトリウムベントナイ
トの膨潤作用を阻害しないものである。こうして膨潤し
高密度となって継目の防水を確保するものである。なお
本発明の防水剤は、このような人工池の造成の場合に限
らず、種々の場合に部材間の継目に充填して防水用に使
用することができる。
【0010】
【実施例】
実施例 微粉砕したナトリウムベントナイトとグリセリンとを用
意する。前者と後者との割合を45:55(重量比)と
する。前記ナトリウムベントナイトを攪拌機に装入して
混練しつつグリセリンを注ぎ込む。両者が平均に混合す
るように攪拌する。攪拌機中では両者の混練物がほぼマ
ヨネーズ程度の粘度の粘性流体になる。こうして得られ
た粘性流体が防水剤であり、チューブ状の容器に収納し
て乾燥を防止しつつ保管する。
【0011】上記防水剤を、テスト用の人工池の防水層
を構成する防水パネル間の継目に充填した。上記防水パ
ネルは、紙製の一対のパネルを重ね合わせ、その間に顆
粒状のナトリウムベントナイトを充填して構成したもの
で、上記防水パネルを、掘り下げた人工池用の領域の全
面に敷設し、その後、各防水パネル間の継目に前記チュ
ーブ状容器から絞り出しつつ前記防水剤を充填した。
【0012】その後、前記防水パネルによる防水層の上
面に土を被覆する。次いで、造成された上記テスト用の
人工池に水を入れる。そして1日の経過後、上記人工池
を排水し、表面の土層を除去し、前記防水パネル及びそ
の継目の防水剤を点検すると、水の一部は上記土層を介
して前記防水パネル内にも浸透し、その間に充填されて
いる顆粒状ナトリウムベントナイトを膨潤させ緻密化さ
せて高密度の防水層を形成させていることが分かった。
他方、上記防水パネル間の継目に充填した防水剤にも、
同様に、水が浸透し、これらの水がグリセリンと置き換
わってナトリウムベントナイトに浸透し、これを膨潤さ
せ、防水パネル間の継目に緻密に充填されていることが
分かった。グリセリンの多くは下方の地中に浸透してい
た。
【0013】実施例 微粉砕したナトリウムベントナイトとジエチレングリコ
ールとを用意する。前者と後者との割合を50:50
(重量比)とする。前記ナトリウムベントナイトを攪拌
機に装入して混練しつつジエチレングリコールを注ぎ込
む。両者が平均に混合するように攪拌する。攪拌機中で
は両者の混練物がほぼマヨネーズ又は練り歯磨き程度の
粘度の粘性流体になる。こうして得られた粘性流体が防
水剤であり、これをチューブ状の容器に収納して乾燥を
防止しつつ保管する。
【0014】上記防水剤を、テスト用の人工池の防水層
を構成する防水パネル間の継目に充填した。上記防水パ
ネルは、前記実施例のそれと全く同様で、紙製の一対
のパネルを重ね合わせ、その間に顆粒状のナトリウムベ
ントナイトを充填して構成したものである。上記防水パ
ネルを、掘り下げた人工池用の領域の全面に亘って敷設
し、その後、各防水パネル間の継目に前記チューブ状容
器から絞り出しつつ前記防水剤を充填する。
【0015】その後、前記防水パネルによる防水層の上
面に土を被覆する。次いで、造成された上記テスト用の
人工池に水を入れる。そして1日の経過後、上記人工池
を排水し、表面の土層を除去し、前記防水パネル及びそ
の継目の防水剤を点検すると、水の一部は上記土層を介
して前記防水パネル内にも浸透し、その間に充填されて
いる顆粒状ナトリウムベントナイトを膨潤させ緻密化さ
せて高密度の防水層を形成させていることが分かった。
他方、上記防水パネルの継目に充填した防水剤にも、同
様に、水が浸透し、この水がジエチレングリコールと置
き換わってナトリウムベントナイトに浸透し、これを膨
潤させ、防水パネル間の継目に緻密に充填されているこ
とも分かった。ジエチレングリコールの多くは下方の地
中に浸透していた。
【0016】
【発明の効果】本発明の防水剤は、ナトリウムベントナ
イトの粉体を混練剤で溶いた粘性流体なので、チューブ
状容器に収納して、ここから絞り出して継目に充填する
ような用い方ができる。また上記のように粘性流体に構
成したので、顆粒状又は粉体を前記防水パネル間の継目
に装入する場合より確実に継目間に充填することができ
る。また前記防水剤は、ナトリウムベントナイトを膨潤
させない混練剤で溶いたものであるので、前記防水パネ
ルの継目に充填後、混練剤が水と置換して初めてナトリ
ウムベントナイトの膨潤が起こり、確実に緻密に継目に
充填状態となり、防水する。水と置換して地下に浸透し
ても、混練剤はこれ自体安全なものを選択しているの
で、問題の生じる虞もない。この防水剤による継目の防
水は、地震その他によっても容易に失われず、一時的に
ズレ等による隙間が生じてもまた緻密に閉じてしまう利
点がある。またその下方にガス等が発生してもその圧力
が高まればそれらがこの防水剤による防水部を通じて上
方に逃げることも可能である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナトリウムベントナイトの粉体に、これを
    膨潤させず、かつ親水性を有する混練剤を添加して流体
    状に混練してなる防水剤。
  2. 【請求項2】前記混練剤が、多価アルコールである請求
    項1の防水剤。
  3. 【請求項3】前記混練剤がグリセリンである請求項2の
    防水剤。
  4. 【請求項4】グリセリン:ナトリウムベントナイトの粉
    体=55:45(重量比)の割合で混合した防水剤。
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