JP2817472B2 - 生体情報処理装置とそのモニター装置 - Google Patents

生体情報処理装置とそのモニター装置

Info

Publication number
JP2817472B2
JP2817472B2 JP3258972A JP25897291A JP2817472B2 JP 2817472 B2 JP2817472 B2 JP 2817472B2 JP 3258972 A JP3258972 A JP 3258972A JP 25897291 A JP25897291 A JP 25897291A JP 2817472 B2 JP2817472 B2 JP 2817472B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
patient
maximum
maximum point
biological information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3258972A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0595914A (ja
Inventor
雅彦 松中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP3258972A priority Critical patent/JP2817472B2/ja
Publication of JPH0595914A publication Critical patent/JPH0595914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2817472B2 publication Critical patent/JP2817472B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者の体動などの情報
から患者の在床・不在床、入眠時期、呼吸・心拍数を求
める生体情報処理装置、及び病院の入院患者や老人ホー
ムの入居者等に対して看護上の見地から集中的にモニタ
リングするモニター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入院患者などの在床管理は看護婦
による巡回か、テレビカメラによるモニターによって行
っていた。これを自動化するための技術としては、例え
ば特開平2−14928号公報に示されているように就
寝者とディスプレイ装置を対として、就寝者の状態をモ
ニターする方法が考案されている。図12は同装置の構
成を示している。就寝者の体動等を検知する検知部26
と、ディスプレイ部27とを対にしてケーブル28で接
続している。また圧電素子等を用いた在床管理で複数の
患者を集中的にモニターする技術としては、特願平2−
161822号公報に示されているように、患者数に対
応して、検出部及び回路部を一台の表示装置に接続する
というものが考案されている。図13は同装置の構成を
示したものである。図中、回路部29では、患者の粗体
動と心拍・呼吸といった細体動を閾値との比較によって
判定し、通信手段30を介して患者の在床,非在床及び
入眠状態を表示手段31がモニターしている。なお入眠
状態の検知は粗体動の静止時間が15分を越えた時点を
目安としている。
【0003】また心拍数のカウントについては、医師や
看護婦による直接の計測が一般的で自動で行う場合には
患者の身体に電極等を装着する方法がとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法においては、看護婦による巡回という手段では看
護婦にかかる負担が非常に大きく、特に夜間の巡回勤務
は看護婦の絶対数の不足から社会課題として取り上げら
れている。また、万一巡回と巡回の間に患者の容態が急
変するなどの事態が発生した場合にその発見が遅れると
いう課題もあった。
【0005】また、テレビカメラによるモニタリングで
は、患者側が常に監視されているという意識を持ち、患
者に対するストレスの原因となることが予想される。
【0006】一方、検出装置とディスプレイ装置を対で
構成する方法は、大規模の病院などで患者数が増えた場
合にその都度ディスプレイ装置を設置せねばならず、複
数の患者の集中的なモニタリングには不都合が生じる。
【0007】一度に複数の患者をモニターできる構成で
あっても、個々の患者の粗体動・心拍・呼吸を電気信号
に変換した場合のレベルには個人差があり、細体動と粗
体動の区別のための閾値を画一的に全ての患者に適用す
るのは問題である。しかしたとえ同じ個人でも睡眠が深
くなるにつれ細体動のレベルが低下してくるため一晩を
通して一定の閾値で対応するのは難しい。
【0008】また心拍数等のカウントのために電極を患
者に装着するのは患者の自由を大きく損なうものの、圧
電素子のような非接触のセンサからの生体情報には様々
なノイズが含まれており、心拍数等のカウントは電極を
直接装着した場合のように単純に波形の極大点をカウン
トするだけでは正確な値は得られない。
【0009】さらに、各患者のいる場所からディスプレ
イ装置のある場所までそれぞれ独立にケーブルをひいた
場合には、患者数が増えるにしたがって配線を増加しな
ければならない。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、その
第1の目的は、患者に意識させることなく患者の生体情
報を非接触に取り込むことにより患者のストレス軽減を
図ると共に、情報を実時間で解析して急な容体の変化に
対応できるようにすることにある。
【0011】第2の目的は生体情報の信号レベルの個人
間と個人内での変動を考慮し、それぞれの患者の信号レ
ベルに応じた閾値を設定することで、複数の患者をモニ
ターする場合でも正確な判定をできるようにすることで
ある。
【0012】第3の目的は多くのノイズを含んだ圧電素
子等の非接触のセンサより出力される信号から出る正確
な心拍・呼吸数を算出することにある。
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の生体情報処理装置は、寝具またはベッドに配設
され患者の体動・呼吸・心拍等を非接触で検出し電気信
号に変換する生体情報獲得装置と、前記生体情報獲得装
置からの信号をデジタル値に変換するA/D変換回路
と、前記A/D変換回路により変換されたデジタル値よ
り患者の在床・非在床の判断、入眠の判断及び呼吸数・
心拍数の算出を行なう演算回路を有し、前記演算回路
は、前記デジタル値を複数個記憶しておく記憶手段と、
患者の呼吸・心拍等の細体動と寝返り等の粗体動を識別
する閾値を前記デジタル値のレベルに応じて決定する閾
値決定手段と、前記記憶手段に格納されたデジタル値お
よび前記閾値を用いて患者の在床および入眠を判定する
判定手段および患者の単位時間当りの呼吸数・心拍数を
算出する算出手段とを備えたものである。
【0015】また本発明の生体情報処理装置における閾
値決定手段は、前記デジタル値の微分値が正から負に変
化する複数の極大点を第1の極大点集合として求める第
1の極大点検索手段と、前記第1の極大点集合の最大値
が前記閾値を一定以上超えず前記最大値と最小値の差が
予め設定された電圧以下でかつ前記第1の極大点集合の
要素間の間隔の最大値と最小値の差が予め設定された時
間以内であることを判断し判断信号を出力する判断手段
と、前記判断信号からの出力を受けて前記第1の極大点
集合の最大値に一定のオフセット電圧を加えた値を閾値
と決定する更新手段とを備えたものである。
【0016】そしてまた本発明の生体情報処理装置にお
ける算出手段は、前記記憶手段に格納されたデジタル値
の系列より自己相関係数を算出する自己相関係数算出手
段と、前記自己相関係数についてラグを変数とする関数
のとる値よりも大きく且つ微分値が正から負に変化する
複数の極大点を第2の極大点集合とする第2の極大点検
索手段と、前記第2の極大点集合の最大値を持つ要素が
示す第1のラグを患者の心拍または呼吸の基本周期を整
数倍した時間と仮定し前記第1のラグを整数分割した第
2のラグ近傍に前記第2の極大点集合の要素が存在する
か否かを検索し検索に成功すれば検索された要素の示す
前記第2のラグを基本周期とし失敗すれば前記第1のラ
グを基本周期とする基本周期算出手段と、前記基本周期
より単位時間当りの呼吸数・心拍数を計算する計算手段
とを備えたものである。
【0017】
【0018】
【作用】上記構成によって本発明の生体情報処理装置
は、生体情報獲得装置1が患者の体動・呼吸・心拍等を
非接触で検出し電気信号として出力し、次にA/D変換
回路により、信号がデジタル値に変換され、演算回路で
患者の在床・不在床、入眠の検知、心拍・呼吸数等の算
出が行われる。
【0019】また、本発明の生体情報処理装置の演算回
路における閾値決定手段は、格納されたデジタルより第
1の極大点探索手段により第1の極大点集合が求めら
れ、判断手段が第1の極大点集合と閾値より閾値の更新
をするか否かを判断し、更新する場合には更新手段によ
り閾値が更新される。
【0020】そしてまた、本発明の生体情報処理装置の
演算回路における算出手段は、格納されたデジタル値よ
り自己相関係数算出手段により自己相関係数が算出さ
れ、第2の極大点検索手段が第2の極大点集合を求め
る。求められた第2の極大点集合より、基本周期算出手
段が基本周期を求め、計算手段が単位時間あたりの心拍
数又は呼吸数を計算する。
【0021】
【0022】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0023】図1は本発明の第1の実施例を説明するブ
ロック図である。図において、1は生体情報獲得装置で
あって、ポリフッ化ビニリデン等の圧電素子2、フィル
タ回路3、増幅回路4、整流回路5、積分回路6より構
成されている。生体情報獲得装置1は、以下A/D変換
回路7、演算回路8の順に接続されている。図2は演算
回路8のブロック図である。入力となるA/D変換値は
記憶手段9に格納され閾値決定手段10、判定手段1
1、算出手段12に送られるよう構成されている。同時
に閾値決定手段10の出力も、判定手段11及び算出手
段12の入力となるよう構成されている。
【0024】次に第1の実施例の作用について説明す
る。圧電素子2は患者の体動・呼吸・心拍等を非接触で
検出し電気信号として出力し、フィルタ回路3は入力と
なる電気信号に対して必要な生体情報つまり粗体動・呼
吸・心拍等に対応する周波数帯域の信号を抽出する。こ
れにより生体情報とは無関係な周波数成分、例えば交流
の50あるいは60Hzなどを除去する。増幅回路4はフ
ィルタ回路2で抽出された信号を適当なレベルまで増幅
する。整流回路5は交流信号を直流成分のみからなる信
号に整流し、積分回路6が整流された信号を積分する。
次にA/D変換回路7により、信号がデジタル値に変換
される。このときのサンプリング周波数は、例えば心拍
を検出するのであれば20Hz以上であればよい。変換後
のデジタル値は演算回路8に送られてここで患者の在床
・不在床、入眠の検知、心拍・呼吸数等が算出される。
【0025】演算回路8においては記憶手段9が連続し
て送られてくるA/D変換されたデジタル値を順次格納
する。このとき格納するデータの個数はサンプリング周
波数に依存する。心拍の算出を行うのであれば少なくと
も5秒程度分のデータが必要なので、サンプリング周波
数が20Hzのときは100個のデータを保持しなければ
ならない。格納したデータの個数が100に達すると一
番古いデータを消去し、新しく送られてきたデータを記
憶する。
【0026】次に閾値決定手段10が格納されたデジタ
ル値より細体動と粗体動を区別する閾値を決定する。決
定された閾値と格納されたデジタル値を用いて判定手段
11は在床・不在床の判定及び体動静止時間のカウント
による入眠の検知を行い、算出手段12は心拍または呼
吸数の算出を行う。
【0027】在床・不在床の判定は、格納された100
個のデータ中にその値が0であるものを検索することに
よって行う。圧電素子1からの信号は整流され、積分さ
れているので患者が在床しているかぎり細体動を検出し
て値が0になることはない。荷物が寝床に置かれた場合
は、一時的に値が大きくなるがすぐに0レベルに戻る。
これによって、ヒトが入床した場合と、ものが置かれた
場合とが区別される。不在の条件としては一個でも0の
データがあれば不在とする方法のほか、0レベルのデー
タの個数が全体の100個のデータに対して何パーセン
トを占めるかで判断する方法をとってもよい。
【0028】入眠の検知については、在床状態であって
且つ新しく入力されるデジタル値が細体動と粗体動を区
別する閾値を越えない時間、即ち体動静止時間が15分
に達したことによって判定する。なお、この15分とい
う時間は発明者らのグループによる実験でえられたもの
である。
【0029】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図3は本発明の第2の実施例のブロック図である。
図において、第1の極大点検索手段13は第1の極大点
集合を判断手段14に送るよう接続されている。判断手
段14の入力としては現在の閾値(初期値は本第2の実
施例では10v)も与えられる。判断手段14の出力は
更新手段15の入力となるよう接続されている。
【0030】次に第2の実施例の作用について説明す
る。図4は閾値決定手段10における信号処理の流れ図
である。いま記憶手段9に格納されているデータ数をN
とするとき、各データをdata(i)と表すことにす
る(0≦i≦N)。また第1の極大点集合の要素数をP
とするとき、各要素をpeak(j)と表すことにする
(0≦j≦P)。
【0031】制御変数x,yを初期化した後、data
(x)が極大点か否かを調べる。極大点か否かの判断は
data(x)の微分値data’(x)が正から負に
変わる点であるかどうかを調べればよい。もし極大点な
らばpeak(y)にxを代入し次の極大点を捜す。
【0032】P個の極大点が見つかればpeak(j)
のそれぞれに対応する値data(peak(j))の
最大値pmaxを求める。pmaxと現在の閾値の差が
定数V1以上であれば閾値の変更は行わない。V1未満
の時、data(peak(j))の最小値pminを
求める。pmaxとpminの差が定数V2以上であれ
ば閾値の変更は行わない。V2未満の時、次式により各
極大点の平均間隔pintを求める。
【0033】
【数1】
【0034】pintと各間隔との差を定数V3と比較
する。V3以上の差が一つでもあれば閾値の変更は行わ
ない。全ての差がV3未満の時、閾値をpmaxに予想
される変動分の電圧を加えた値に更新する。予想される
変動分とは、粗体動とは無関係におこる心拍による振動
幅の変動である。これを考慮しないと、心拍による振動
幅が少し大きく変動しただけで、粗体動が起こったと判
断されてしまう。以上のようにして更新された閾値は、
また次の更新の対象となる。
【0035】図5−(a)に粗体動を含んだ場合の、d
ata(i)の変動、図5−(b)に心拍による細体動
のみの変動を示す。先の説明でpmaxとは図5−
(a)では値p1を指し、図5−(b)ではp1および
p3を指す。またpminでは図5−(a)ではp3お
よびp5を指し、図5−(b)ではp2,p4,p5を
指す。さらに極大値の間隔とは図5−(a),(b)と
もIPI1〜IPI4を指す。このとき図5−(b)の
場合にのみ閾値の更新が行われる。
【0036】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。図6は本発明の第3の実施例のブロック図である。
図中、自己相関係数算出手段16は算出結果を第2の極
大点検索手段17に出力するよう接続されている。第2
の極大点検索手段17は基本周期算出手段18と、さら
に基本周期算出手段18は計算手段19と接続されてい
る。
【0037】図7は算出手段12における信号処理の流
れ図である。自己相関係数を求める場合にはまず自己相
関関数を求める。自己相関関数はある時点の値とそこか
ら任意の時間(ラグと呼ばれている)τだけ離れた時点
の値との相関を表す関数である。本実施例では20Hzの
サンプリングレートにより離散データを得ているため、
τはp・Δtと表すことが出来る。pはサンプリングデ
ータの個数、Δtはサンプリング周期を表す。ラグの最
大値τmaxはN・Δtを超えない範囲で設定しなけれ
ばならない。M=N−τmaxとしたとき、一般に自己
相関関数C(p)は、
【0038】
【数2】
【0039】で求められる。しかし本実施例では原波形
に対し整流及び積分処理が施されているため、data
(i)には直流成分
【0040】
【外1】
【0041】が含まれているとみることが出来るから、
C(p)は以下のようにして求める方がよい。
【0042】
【数3】
【0043】
【数4】
【0044】自己相関係数R(p)は、以下の式で得ら
れる。 R(p)=C(p)/C(0) 図8で求められた自己相関係数をグラフにしたものであ
る。これに対し本第3の実施例では、まず第2の極大点
集合の要素として点c,d,eが求められる。次にこの
内の最大値eに対応する周期を仮の基本周期とする。こ
れは、真の基本周期の整数倍である可能性があるため、
その整数分の1の周期の近傍に第2の極大点集合の要素
があるかを探索する。本第3の実施例では点cがそれに
あたるので、点cに対応する周期を基本周期Tとする。
【0045】基本周期Tが得られると、単位時間あたり
の心拍数が算出できる。1分あたりの心拍数HRは、 HR=60・サンプリング周波数/T でえられる。もちろんフィルタ回路2の特性を変えれ
ば、呼吸数の算出もまったく同じ方法で可能である。
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】なお、モニター出来る情報としては、これ
までに述べた患者の在床・不在床、入眠・覚醒、心拍・
呼吸数以外にも波形データそのものも通信可能である。
さらに、通信方式を汎用のLANに対応させれば病室の
室温や湿度、明るさなども同時にモニターすることが出
来る。また本実施例では4人の患者をモニターする例を
述べたが、もちろん通信ケーブルの情報転送量に余裕が
ある限り患者を何人も増やすことが出来る。なお、図1
1に、モニター画面の1例を示す。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の生体情報処
理装置とそのモニター装置によれば次の効果が得られ
る。
【0053】1.全ての患者の状態をリアルタイムでモ
ニターしているため、患者の容態急変にも素早く対応で
きる。
【0054】2.患者間あるいは患者内の波形レベルの
変化に対応できるよう粗体動・細体動の判定閾値を常に
更新できるため、最もセンシティビティの高い状態を維
持することができる。
【0055】3.自己相関係数を用いて心拍数・呼吸数
の算出を行なうためかなりのノイズを含んだ波形からで
も正確な心拍呼吸数を求めることができる。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における生体情報処理装
置のブロック図
【図2】同装置の演算回路のブロック図
【図3】本発明の第2の実施例における閾値決定手段の
ブロック図
【図4】同装置の閾値決定手段のフローチャート
【図5】同装置の原波形のグラフ
【図6】本発明の第3の実施例における算出手段のブロ
ック図
【図7】同装置の算出手段のフローチャート
【図8】同装置の自己相関係数のグラフ
【図9】従来のモニター装置の構成図
【図10】従来の集中型モニター装置のブロック図
【符号の説明】
1 生体情報獲得装置 7 A/D変換回路 8 演算回路 13 第1の極大点検索手段 14 判断手段 15 更新手段 16 自己相関係数算出手段 17 第2の極大点検索手段 18 基本周期算出手段 19 計算手段 21 通信ケーブル 22 インタフェース装置 23 コンピュータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】寝具またはベッドに配設され患者の体動・
    呼吸・心拍等を非接触で検出し電気信号に変換する生体
    情報獲得装置と、前記生体情報獲得装置からの信号をデ
    ジタル値に変換するA/D変換回路と、前記A/D変換
    回路により変換されたデジタル値より患者の在床・非在
    床の判断、入眠の判断及び呼吸数・心拍数の算出を行な
    う演算回路を有し、前記演算回路は、前記デジタル値を
    複数個記憶しておく記憶手段と、患者の呼吸・心拍等の
    細体動と寝返り等の粗体動を識別する閾値を前記デジタ
    ル値のレベルに応じて決定する閾値決定手段と、前記記
    憶手段に格納されたデジタル値および前記閾値を用いて
    患者の在床および入眠を判定する判定手段と、患者の単
    位時間当りの呼吸数・心拍数を算出する算出手段とを備
    えた生体情報処理装置。
  2. 【請求項2】閾値決定手段は、デジタル値の微分値が正
    から負に変化する複数の極大点を第1の極大点集合とし
    て求める第1の極大点検索手段と、前記第1の極大点集
    合の最大値が閾値を一定以上超えず前記最大値と最小値
    の差が予め設定された電圧以下でかつ前記第1の極大点
    集合の要素間の間隔の最大値と最小値の差が予め設定さ
    れた時間以内であることを判断し判断信号を出力する判
    断手段と、前記判断信号からの出力を受けて前記第1の
    極大点集合の最大値に一定のオフセット電圧を加えた値
    を閾値と決定する更新手段とを備えた請求項1記載の生
    体情報処理装置。
  3. 【請求項3】算出手段は、記憶手段に格納されたデジタ
    ル値の系列より自己相関係数を算出する自己相関係数算
    出手段と、前記自己相関係数についてラグを変数とする
    関数のとる値よりも大きく且つ微分値が正から負に変化
    する複数の極大点を第2の極大点集合とする第2の極大
    点検索手段と、前記第2の極大点集合の最大値を持つ要
    素が示す第1のラグを患者の心拍または呼吸の基本周期
    を整数倍した時間と仮定し前記第1のラグを整数分割し
    た第2のラグ近傍に前記第2の極大点集合の要素が存在
    するか否かを検索しこの検索に成功すれば検索された要
    素の示す前記第2のラグを基本周期とし失敗すれば前記
    第1のラグを基本周期とする基本周期算出手段と、前記
    基本周期より単位時間当りの呼吸数・心拍数を計算する
    計算手段とを備えた請求項1記載の生体情報処理装置。
JP3258972A 1991-10-07 1991-10-07 生体情報処理装置とそのモニター装置 Expired - Fee Related JP2817472B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3258972A JP2817472B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 生体情報処理装置とそのモニター装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3258972A JP2817472B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 生体情報処理装置とそのモニター装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0595914A JPH0595914A (ja) 1993-04-20
JP2817472B2 true JP2817472B2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=17327577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3258972A Expired - Fee Related JP2817472B2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 生体情報処理装置とそのモニター装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2817472B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111938613A (zh) * 2020-08-07 2020-11-17 南京茂森电子技术有限公司 基于毫米波雷达的健康监测装置及方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07204167A (ja) * 1994-01-24 1995-08-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 在席装置
JP3231282B2 (ja) * 1997-09-17 2001-11-19 松下電器産業株式会社 在床状態検知システム
JP2000300541A (ja) * 1999-04-21 2000-10-31 Alps Electric Co Ltd 生体信号検出装置
JP3343656B2 (ja) 1999-11-16 2002-11-11 山久チヱイン株式会社 三次元搬送ライン用チェーン
JP3877615B2 (ja) * 2002-03-11 2007-02-07 三洋電機株式会社 睡眠深度推定装置
JP4821395B2 (ja) * 2006-03-24 2011-11-24 ダイキン工業株式会社 睡眠判定装置
JP2011015819A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Nobuyuki Maruyama 心拍動モニタリング装置および心臓関連パターン抽出方法
JP6495165B2 (ja) * 2013-05-13 2019-04-03 ヘルスセンシング株式会社 人の健康状態検出装置
JP6192490B2 (ja) * 2013-11-01 2017-09-06 学校法人中部大学 生体血管状態測定装置
US9451893B2 (en) * 2014-08-18 2016-09-27 Cameron Health, Inc. Calculation of self-correlation in an implantable cardiac device
JP6589108B2 (ja) * 2014-12-19 2019-10-16 株式会社スリープシステム研究所 無呼吸及び/又は低呼吸診断装置
JP6932630B2 (ja) * 2017-12-07 2021-09-08 パラマウントベッド株式会社 睡眠状態判定装置及びプログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214928A (ja) * 1988-07-04 1990-01-18 Tochigi Fuji Ind Co Ltd 四輪駆動車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111938613A (zh) * 2020-08-07 2020-11-17 南京茂森电子技术有限公司 基于毫米波雷达的健康监测装置及方法
CN111938613B (zh) * 2020-08-07 2023-10-31 南京茂森电子技术有限公司 基于毫米波雷达的健康监测装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0595914A (ja) 1993-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200260996A1 (en) Method and apparatus for processing a cyclic physiological signal
JP2817472B2 (ja) 生体情報処理装置とそのモニター装置
CN108042108B (zh) 一种基于体震信号的睡眠质量监测方法与系统
JP6053802B2 (ja) 患者を監視し、患者のせん妄を検出する監視システム
JP3477166B2 (ja) 監視装置
JP3263035B2 (ja) 呼吸モニタリングの関心領域設定装置および呼吸モニタリングシステム
JP4185846B2 (ja) 活動状態判断装置、見守り支援システム、及び活動状態判断方法
KR101070389B1 (ko) 환자 상태 모니터링 시스템
JP2017536880A (ja) 人の向き及び/又は位置の自動検出のための装置、システム、及び方法
WO2019013257A1 (ja) 見守り支援システム及びその制御方法、プログラム
WO2017048977A1 (en) Smart carpet systems and methods of using same for monitoring physical and physiological activities
CN106599802A (zh) 一种基于云技术的智能楼道监控系统
EP3766055A1 (en) System and method for processing multiple signals
CN110811547A (zh) 一种多导睡眠监测仪及睡眠监测方法
JPH11276443A (ja) 被介護者観測装置及びその方法
CN113017559A (zh) 一种基于压电薄膜传感器的生命体征提取算法及系统
Chiu et al. A convolutional neural networks approach with infrared array sensor for bed-exit detection
EP3918997A3 (en) Methods, systems, and devices for detecting apnea events and sleep
Jeng et al. Stream data analysis of body sensors for sleep posture monitoring: An automatic labelling approach
EP3234827B1 (en) Monitoring the exposure of a patient to an environmental factor
JP2770694B2 (ja) 生体情報処理装置
Inoue et al. Bed exit action detection based on patient posture with long short-term memory
US20210369138A1 (en) System and method for detecting respiratory information using contact sensor
CN104665930A (zh) 检测健康的穿戴装置及其方法
Sujin et al. Public e-health network system using arduino controller

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070821

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees