JP2817114B2 - ブレーキ倍力装置の取り付け構造 - Google Patents
ブレーキ倍力装置の取り付け構造Info
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- JP2817114B2 JP2817114B2 JP2031968A JP3196890A JP2817114B2 JP 2817114 B2 JP2817114 B2 JP 2817114B2 JP 2031968 A JP2031968 A JP 2031968A JP 3196890 A JP3196890 A JP 3196890A JP 2817114 B2 JP2817114 B2 JP 2817114B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/24—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
- B60T13/46—Vacuum systems
- B60T13/52—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
- B60T13/567—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by constructional features of the casing or by its strengthening or mounting arrangements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はブレーキ倍力装置の取り付け構造に係り、特
に自動車用ブレーキ倍力装置を車両に取り付けるのに好
適な構造としたブレーキ倍力装置の取り付け構造に関す
る。
に自動車用ブレーキ倍力装置を車両に取り付けるのに好
適な構造としたブレーキ倍力装置の取り付け構造に関す
る。
ブレーキ倍力装置はブレーキペダルの踏下力を吸気負
圧を利用して倍力変換し、これをマスタシリンダに伝達
する。このようなブレーキ倍力装置はシェルの一方の壁
面部を車体に固定して取り付けるとともに、他方の壁面
側にマスタシリンダブロックを取り付けるようにしてい
る。この従来の取り付け構造は、車体側に面するリアシ
ェルと、マスタシリンダ側に面するフロントシェルにス
タッドボルトを突出形成し、これを車体やマスタシリン
ダに挿通してナット締めを行って固定するようにしてい
る。
圧を利用して倍力変換し、これをマスタシリンダに伝達
する。このようなブレーキ倍力装置はシェルの一方の壁
面部を車体に固定して取り付けるとともに、他方の壁面
側にマスタシリンダブロックを取り付けるようにしてい
る。この従来の取り付け構造は、車体側に面するリアシ
ェルと、マスタシリンダ側に面するフロントシェルにス
タッドボルトを突出形成し、これを車体やマスタシリン
ダに挿通してナット締めを行って固定するようにしてい
る。
ところが、上記従来のブレーキ倍力装置のシェルは軽
量化のために、薄鋼板をプレス成形して作られている
が、これにマスタシリンダ一体型アンチロックブレーキ
システム等の重量物を組み込むと、振動の発生に伴う耐
久性に問題があった。すなわち、通常、ブレーキ倍力装
置は、リアシェル側を車体に固定し、フロントシェル側
をマスタシリンダに連結固定するようにしている。この
ような取り付け構造において、車両の振動が重量物側に
働くと、これが車体との固定部であるリアシェルとスタ
ッドボルトの結合部に重点的に作用する。このため特に
リアシェル側における耐振強度を増して充分な補強を施
すことが必要になっている。このような点から特開昭63
−71472号公報には、リアシェル側において内径部分に
補強部材を介在して車体に共締めする構造のものが提案
されている。しかし、この開示されたブレーキ倍力装置
の取り付け構造でも、振動作用を抑制することができる
ものではなく、またスタッドボルトの緩みによるガタツ
キの発生も低減することはできない構造であった。
量化のために、薄鋼板をプレス成形して作られている
が、これにマスタシリンダ一体型アンチロックブレーキ
システム等の重量物を組み込むと、振動の発生に伴う耐
久性に問題があった。すなわち、通常、ブレーキ倍力装
置は、リアシェル側を車体に固定し、フロントシェル側
をマスタシリンダに連結固定するようにしている。この
ような取り付け構造において、車両の振動が重量物側に
働くと、これが車体との固定部であるリアシェルとスタ
ッドボルトの結合部に重点的に作用する。このため特に
リアシェル側における耐振強度を増して充分な補強を施
すことが必要になっている。このような点から特開昭63
−71472号公報には、リアシェル側において内径部分に
補強部材を介在して車体に共締めする構造のものが提案
されている。しかし、この開示されたブレーキ倍力装置
の取り付け構造でも、振動作用を抑制することができる
ものではなく、またスタッドボルトの緩みによるガタツ
キの発生も低減することはできない構造であった。
本発明は、上記従来の問題点に着目し、ブレーキ倍力
装置の構造変更することなくそのままの構造で耐振制を
向上させることができ、設計上のフレキシビリティのあ
るブレーキ倍力装置の取り付け構造を提供することを目
的とする。
装置の構造変更することなくそのままの構造で耐振制を
向上させることができ、設計上のフレキシビリティのあ
るブレーキ倍力装置の取り付け構造を提供することを目
的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るブレーキ倍
力装置の取り付け構造は、シェル壁から突出するスタッ
ドボルトによって固定対象部材にシェルと共締めされる
補強板を有するブレーキ倍力装置を取り付ける構造にお
いて、前記補強板は非取り付け時には前記シェルの外周
縁側と当接し、且つ前記スタッドボルトによる共締め部
には、シェルとの間に間隔を有して、その取り付け時に
はブレーキ倍力装置を前記固定対象部材と離反する方向
にばね付勢するものである。
力装置の取り付け構造は、シェル壁から突出するスタッ
ドボルトによって固定対象部材にシェルと共締めされる
補強板を有するブレーキ倍力装置を取り付ける構造にお
いて、前記補強板は非取り付け時には前記シェルの外周
縁側と当接し、且つ前記スタッドボルトによる共締め部
には、シェルとの間に間隔を有して、その取り付け時に
はブレーキ倍力装置を前記固定対象部材と離反する方向
にばね付勢するものである。
上記構成によれば、従来の量産タイプのブレーキ倍力
装置を組み付ける際に、リアシェル側のスタッドボルト
を補強板のボルト通し孔に通した状態で車体に取り付け
る。これはスタッドボルトにてシェルと補強板とを車体
側取り付けプレートにナットによって共締めするように
固定する。この締め付けにより、補強板が挟着される
が、この補強板には撓みが形成されており、外周縁のシ
ェル当接部がシェルを車体側取り付けプレートから離反
する方向に付勢するばね作用をなす。これはスタッドボ
ルトとナットの緩み止め機能を果たし、同時にブレーキ
倍力装置に作用する振動をばね作用によって吸収するこ
とになる。したがって、ブレーキ倍力装置にマスタシリ
ンダ一体型のアンチロックブレーキシステムを付帯して
取り付けても、振動耐久性を充分に確保することができ
るのである。
装置を組み付ける際に、リアシェル側のスタッドボルト
を補強板のボルト通し孔に通した状態で車体に取り付け
る。これはスタッドボルトにてシェルと補強板とを車体
側取り付けプレートにナットによって共締めするように
固定する。この締め付けにより、補強板が挟着される
が、この補強板には撓みが形成されており、外周縁のシ
ェル当接部がシェルを車体側取り付けプレートから離反
する方向に付勢するばね作用をなす。これはスタッドボ
ルトとナットの緩み止め機能を果たし、同時にブレーキ
倍力装置に作用する振動をばね作用によって吸収するこ
とになる。したがって、ブレーキ倍力装置にマスタシリ
ンダ一体型のアンチロックブレーキシステムを付帯して
取り付けても、振動耐久性を充分に確保することができ
るのである。
以下に、本発明に係るブレーキ倍力装置の取り付け構
造の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
造の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第１図は実施例に係るブレーキ倍力装置の取り付け構
造を示す断面図である。この図に示すように、ブレーキ
倍力装置10はフロントシェル12Aとリアシェル12Bとから
構成される容器体としてのシェル12の内部をダイアフラ
ム14によって定圧室16と変圧室18に区画している。ダイ
アフラム14の中心部にはリアシェル12Bの中心を貫通す
るようにバルブボディ20が装着され、これにはブレーキ
ペダルに連動する操作ロッド22が軸方向移動可能に取り
付けられとともに、反対側にはマスタシリンダ側に連結
されるプッシュロッド24が取り付けられている。前記定
圧室16と変圧室18にはエンジン吸気負圧が導入可能とさ
れ、通常、両室は前記バルブボディ20を通じて連通状態
にあるが、前記操作ロッド22がブレーキペダルに連動し
て押されると、これがバルブボディ20内の通路を切り換
え、前記変圧室18に大気を導入して両室間に差圧を発生
させ、プッシュロッド24への押圧力を増大させるように
なっている。
造を示す断面図である。この図に示すように、ブレーキ
倍力装置10はフロントシェル12Aとリアシェル12Bとから
構成される容器体としてのシェル12の内部をダイアフラ
ム14によって定圧室16と変圧室18に区画している。ダイ
アフラム14の中心部にはリアシェル12Bの中心を貫通す
るようにバルブボディ20が装着され、これにはブレーキ
ペダルに連動する操作ロッド22が軸方向移動可能に取り
付けられとともに、反対側にはマスタシリンダ側に連結
されるプッシュロッド24が取り付けられている。前記定
圧室16と変圧室18にはエンジン吸気負圧が導入可能とさ
れ、通常、両室は前記バルブボディ20を通じて連通状態
にあるが、前記操作ロッド22がブレーキペダルに連動し
て押されると、これがバルブボディ20内の通路を切り換
え、前記変圧室18に大気を導入して両室間に差圧を発生
させ、プッシュロッド24への押圧力を増大させるように
なっている。
このようなブレーキ倍力装置10において、フロントシ
ェル12Aとリアシェル12Bには前記プッシュロッド24、操
作ロッド22の貫通部を中心とする円周線上にスタッドボ
ルト26A、26Bが等間隔をおいてそれぞれ４箇所設けられ
ている。フロント側スタッドボルト26Aは補強のために
フロントシェル12Aの内壁面とボルト頭部との間に介在
したフロント補強板28を挟着してフロント側スタッドボ
ルト26Aの外部にそのボルト軸を突出させている。一
方、リア側スタッドボルト26Bはそのボルト頭部を変圧
室18に位置してリアシェル12Bに溶着し、ボルト軸部を
操作ロッド22と平行に外部に突出するようにしている。
このようなスタッドボルト26（26A,26B）を持つブレー
キ倍力装置10は、当該スタッドボルト26Bを介して固定
的に取り付けられるが、特にリア側スタッドボルト26B
は車体側の取り付けプレート（図示せず）に挿通されて
締め付け固定される。
ェル12Aとリアシェル12Bには前記プッシュロッド24、操
作ロッド22の貫通部を中心とする円周線上にスタッドボ
ルト26A、26Bが等間隔をおいてそれぞれ４箇所設けられ
ている。フロント側スタッドボルト26Aは補強のために
フロントシェル12Aの内壁面とボルト頭部との間に介在
したフロント補強板28を挟着してフロント側スタッドボ
ルト26Aの外部にそのボルト軸を突出させている。一
方、リア側スタッドボルト26Bはそのボルト頭部を変圧
室18に位置してリアシェル12Bに溶着し、ボルト軸部を
操作ロッド22と平行に外部に突出するようにしている。
このようなスタッドボルト26（26A,26B）を持つブレー
キ倍力装置10は、当該スタッドボルト26Bを介して固定
的に取り付けられるが、特にリア側スタッドボルト26B
は車体側の取り付けプレート（図示せず）に挿通されて
締め付け固定される。
ここで、当該実施例では、ブレーキ倍力装置10を車体
に取り付けるに際して、リアシェル12Bと一体となった
リア側スタッドボルト26Bを車体側取り付けプレートに
挿通して取り付け面35で締め付けるが、この取り付け面
35はリア補強板30を挟着して共締めするようになってい
る。リア補強板30は、リアシェル12Bのバルブボディ20
を内蔵するボス部33を貫通させる中央孔32が設けられる
とともに、リアシェル12Bの取り付け面35に接合される
共締め部としての平板部34と、その周囲に延長形成され
フロントシェル12Aとリアシェル12Bの接合部分であるシ
ェル12の外周縁に向かって傾斜した傾斜面36を有する皿
型形状の板材から構成されている。このリア補強板30に
は前記平板部34にリア側スタッドボルト26Bの通し孔38
が穿設され、スタッドボルト12Bとこれに螺着されるナ
ットによってリアシェル12Bとともに図示しない車体側
取り付けプレートに共締めされる。このようなリア補強
板30の外周縁は前記したようにシェル12の外縁に向けて
傾斜され、フロントシェル12Aにおけるリアシェル12Bの
受け口となっている開口筒部40に当接されるものとなっ
ている。このためリア補強板30の外周縁には前記平板部
34と平行なフランジ部42が形成され、これをシェル当接
部としている。
に取り付けるに際して、リアシェル12Bと一体となった
リア側スタッドボルト26Bを車体側取り付けプレートに
挿通して取り付け面35で締め付けるが、この取り付け面
35はリア補強板30を挟着して共締めするようになってい
る。リア補強板30は、リアシェル12Bのバルブボディ20
を内蔵するボス部33を貫通させる中央孔32が設けられる
とともに、リアシェル12Bの取り付け面35に接合される
共締め部としての平板部34と、その周囲に延長形成され
フロントシェル12Aとリアシェル12Bの接合部分であるシ
ェル12の外周縁に向かって傾斜した傾斜面36を有する皿
型形状の板材から構成されている。このリア補強板30に
は前記平板部34にリア側スタッドボルト26Bの通し孔38
が穿設され、スタッドボルト12Bとこれに螺着されるナ
ットによってリアシェル12Bとともに図示しない車体側
取り付けプレートに共締めされる。このようなリア補強
板30の外周縁は前記したようにシェル12の外縁に向けて
傾斜され、フロントシェル12Aにおけるリアシェル12Bの
受け口となっている開口筒部40に当接されるものとなっ
ている。このためリア補強板30の外周縁には前記平板部
34と平行なフランジ部42が形成され、これをシェル当接
部としている。
ここで、上記リア補強板30はブレーキ倍力装置10の車
体側取り付けプレートへの取り付けに際して車体側取り
付けプレート側から離反する方向に付勢力が与えられる
ように、撓みδが形成されている。すなわち、リア補強
板30を自由形状にした場合と、これを共締めした場合の
前記平板部34とフランジ部42との高さに差が生じるよう
にリア補強板30の皿型形状を設定し、車体側取り付けプ
レートに共締めされたときにδだけ撓んで組み付けられ
ることにより、フランジ部42がブレーキ倍力装置10のシ
ェル12の外周部を車体側取り付けプレートから離反する
方向にばね付勢するようになっているのである。
体側取り付けプレートへの取り付けに際して車体側取り
付けプレート側から離反する方向に付勢力が与えられる
ように、撓みδが形成されている。すなわち、リア補強
板30を自由形状にした場合と、これを共締めした場合の
前記平板部34とフランジ部42との高さに差が生じるよう
にリア補強板30の皿型形状を設定し、車体側取り付けプ
レートに共締めされたときにδだけ撓んで組み付けられ
ることにより、フランジ部42がブレーキ倍力装置10のシ
ェル12の外周部を車体側取り付けプレートから離反する
方向にばね付勢するようになっているのである。
このような構成に係るブレーキ倍力装置の取り付け構
造によれば、リア補強板30を最初にリアシェル12Bに装
着する。これはリア側スタッドボルト26Bがリア補強板3
0のボルト通し孔38に挿通しておけばよい。かかる状態
でリア側スタッドボルト26Bを車体側取り付けプレート
のボルト孔に通しナットを背面から螺着して締め付ける
と、リア補強板30が車体側取り付けプレートとリアシェ
ル12Bとの間に挟着されて共締めされる。この締め付け
が行われると、リア補強板30にはリアシェル12Bの取り
付け35面とフロントシェル12Aの開口筒部40との高さの
差以上の高さ寸法を与えて撓みδを持たせているので、
リア補強板30の外周縁のフランジ部42は撓みδに応じた
ばね力Ｐが発生し、これがシェル12を車体側取り付けプ
レートから離反する方向に押し付けることになる。この
結果、リア補強板30はリア側スタッドボルト26Bとナッ
トのバックラッシュを吸収するように作用し、またその
ばね機能によりフロントシェル12A側のマスタシリンダ
からの振動も吸収する。したがって、ブレーキ倍力装置
10の耐振性を増大し、しかも、これはブレーキ倍力装置
10自身の構造の改変をしなくてもよい。それ故、従来型
のブレーキ倍力装置10に対しても高い耐久性を持たせて
車両に取り付けることが可能である。
造によれば、リア補強板30を最初にリアシェル12Bに装
着する。これはリア側スタッドボルト26Bがリア補強板3
0のボルト通し孔38に挿通しておけばよい。かかる状態
でリア側スタッドボルト26Bを車体側取り付けプレート
のボルト孔に通しナットを背面から螺着して締め付ける
と、リア補強板30が車体側取り付けプレートとリアシェ
ル12Bとの間に挟着されて共締めされる。この締め付け
が行われると、リア補強板30にはリアシェル12Bの取り
付け35面とフロントシェル12Aの開口筒部40との高さの
差以上の高さ寸法を与えて撓みδを持たせているので、
リア補強板30の外周縁のフランジ部42は撓みδに応じた
ばね力Ｐが発生し、これがシェル12を車体側取り付けプ
レートから離反する方向に押し付けることになる。この
結果、リア補強板30はリア側スタッドボルト26Bとナッ
トのバックラッシュを吸収するように作用し、またその
ばね機能によりフロントシェル12A側のマスタシリンダ
からの振動も吸収する。したがって、ブレーキ倍力装置
10の耐振性を増大し、しかも、これはブレーキ倍力装置
10自身の構造の改変をしなくてもよい。それ故、従来型
のブレーキ倍力装置10に対しても高い耐久性を持たせて
車両に取り付けることが可能である。
なお、上記実施例ではばね付勢する補強板をリア側に
設定したが、これは必要に応じてフロント側にも設定す
ることができる。
設定したが、これは必要に応じてフロント側にも設定す
ることができる。
以上説明したように、本発明に係るブレーキ倍力装置
の取り付け構造によれば、補強板はブレーキ倍力装置と
共締めで車両に取り付けられ、しかも取り付けに際して
ばね力を発生してスタッドボルトによる締め付け力を高
めるように与圧するので、ガタツキがなく、耐久性を増
大させることができ、しかもブレーキ倍力装置の構造の
変更せずに補強効果を得ることができるという優れた効
果が得られる。
の取り付け構造によれば、補強板はブレーキ倍力装置と
共締めで車両に取り付けられ、しかも取り付けに際して
ばね力を発生してスタッドボルトによる締め付け力を高
めるように与圧するので、ガタツキがなく、耐久性を増
大させることができ、しかもブレーキ倍力装置の構造の
変更せずに補強効果を得ることができるという優れた効
果が得られる。
第１図は実施例に係るブレーキ倍力装置の取り付け構造
を示すブレーキ倍力装置断面図、第２図はシェル外縁部
の断面図、第３図は第２図の部分平面図である。 10……ブレーキ倍力装置、12……シェル、12B……リア
シェル、26B……リア側スタッドボルト、30……リア補
強板。
を示すブレーキ倍力装置断面図、第２図はシェル外縁部
の断面図、第３図は第２図の部分平面図である。 10……ブレーキ倍力装置、12……シェル、12B……リア
シェル、26B……リア側スタッドボルト、30……リア補
強板。
Claims (1)
- 【請求項１】シェル壁から突出するスタッドボルトによ
って固定対象部材にシェルと共締めされる補強板を有す
るブレーキ倍力装置を取り付ける構造において、前記補
強板は非取り付け時には前記シェルの外周縁側と当接
し、且つ前記スタッドボルトによる共締め部には、シェ
ルとの間に間隔を有して、その取り付け時にはブレーキ
倍力装置を前記固定対象部材と離反する方向にばね付勢
することを特徴とするブレーキ倍力装置の取り付け構
造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2031968A JP2817114B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | ブレーキ倍力装置の取り付け構造 |
| DE4103583A DE4103583A1 (de) | 1990-02-13 | 1991-02-06 | Bremskraftverstaerker-befestigungsvorrichtung |
| US07/654,024 US5072607A (en) | 1990-02-13 | 1991-02-12 | Brake booster-mounting instruction |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2031968A JP2817114B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | ブレーキ倍力装置の取り付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03235754A JPH03235754A (ja) | 1991-10-21 |
| JP2817114B2 true JP2817114B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=12345754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2031968A Expired - Lifetime JP2817114B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | ブレーキ倍力装置の取り付け構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5072607A (ja) |
| JP (1) | JP2817114B2 (ja) |
| DE (1) | DE4103583A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8443714B2 (en) * | 2009-12-08 | 2013-05-21 | Haldex Brake Corporation | Vibration/shock resistant stud housing |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2574700A (en) * | 1944-04-29 | 1951-11-13 | Ind Man Corp | Diaphragm power chamber |
| JPS56143158U (ja) * | 1980-03-28 | 1981-10-28 | ||
| JPS60169059U (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-09 | トキコ株式会社 | 気圧倍力装置 |
| US4658660A (en) * | 1986-02-06 | 1987-04-21 | General Motors Corporation | Booster mounting arrangement |
| FR2603542B1 (fr) * | 1986-09-10 | 1988-11-10 | Bendix France | Ensemble d'un servomoteur de freinage monte sur une paroi fixe d'un vehicule et procede d'assemblage d'un tel ensemble |
| US4779515A (en) * | 1987-05-15 | 1988-10-25 | General Motors Corporation | Vacuum brake booster with bayonet mount having snap-retained mounting arm |
| FR2639594B1 (fr) * | 1988-11-30 | 1991-01-04 | Bendix France | Dispositif de montage d'un servomoteur sur un tablier de vehicule |
-
1990
- 1990-02-13 JP JP2031968A patent/JP2817114B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-02-06 DE DE4103583A patent/DE4103583A1/de not_active Ceased
- 1991-02-12 US US07/654,024 patent/US5072607A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03235754A (ja) | 1991-10-21 |
| DE4103583A1 (de) | 1991-08-14 |
| US5072607A (en) | 1991-12-17 |
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