JP2814489B2 - 光学式ディスク容器 - Google Patents

光学式ディスク容器

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JP2814489B2 JP8579388A JP8579388A JP2814489B2 JP 2814489 B2 JP2814489 B2 JP 2814489B2 JP 8579388 A JP8579388 A JP 8579388A JP 8579388 A JP8579388 A JP 8579388A JP 2814489 B2 JP2814489 B2 JP 2814489B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオディスクあるいはコンパクトディス
ク、特に8cmシングル版コンパクトディスク等の光学式
ディスクを収納するディスク容器に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の光学式ディスク容器は、ディスクの外
周縁を保持するディスク外周保持部とディスクの内周縁
を保持するディスク内周保持部とを、プラスチック射出
成形法により一体的に成形したものとなっている。
なおディスク内周保持部は、ディスクの保持および解
除機能を有する如く、ディスクの内周縁が載置される載
置面と、ディスクを収納したときにディスク中心部に設
けられた中空円に嵌合する突出部とを備えている。そし
て突出部の外周面にはディスクを収納したときに、ディ
スクの内周縁に係合するリング状のつばが設けられてい
る。さらに突出部の上端面には中心部に向けて、多数の
切欠きが設けてある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のディスク収納容器は上述したようにプラスチッ
クを射出成形したものであるので、部材が硬質で重量が
重い。特にディスク内周保持部の突出部は多数の切欠き
等を設けた複雑な形状をしており、製作が困難でディス
ク容器を安価に製作し難い上、容器を小型化したときに
ディスクの保持および取外し機能を持たせることが困難
であった。
そこで本発明の目的は、ディスクの保持および取外し
を容易に行ない得るのは勿論、ディスク内周保持部が不
要で小型,安価,軽量に製作可能な光学式ディスク容器
を提供することにある。
また別の目的は、上記容器を容易かつ安定に製造し得
る製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決し目的を達成するために次のような手
段を講じた。すなわち、ディスクの外周縁を保持する係
合段差部を有する円環状のディスク外周保持部と、この
ディスク外周保持部を二分する線上位置に対向して設け
た一対の切欠き部とを、熱可塑性プラスチック材料を用
いて、真空成形法または圧空成形法で一体成形するよう
にした。また、前記一対の切欠き部を設けた線上の少な
くとも一部に、折り曲げに対して弾力性をもたせるため
に凹凸を形成した。さらに、前記凹凸は円環状のディス
ク外周保持部の内側をその外側より底上げし、一対の切
欠き部を設けた線上の少なくとも一部に溝を形成した。
〔作用〕
上記手段を講じたことにより次のような作用を呈す
る。熱可塑性プラスチック材料を用いて、真空成形法ま
たは圧空成形法でディスク容器を一体成形したので、比
較的厚さが薄く均一で、かつ形成部材が比較的軟質であ
り、ディスク外周保持部のみで充分安定かつ的確な保持
を行い得る上、切欠き部を利用してディスク取出しも容
易に行なえる。また、一対の切欠き部を設けた線上の少
なくとも一部に、凹凸を形成したので折り曲げに対して
弾力性をもたせることができ、容器の形成材料の種類や
厚さの選択許容範囲が広がる。さらに、凹凸は円環状の
ディスク外周保持部の内側をその外側より底上げし、一
対の切欠き部を設けた線上の少なくとも一部に溝を形成
することにより、折り曲げに対して弾力性をもたせら
れ、溝の長さを調整すれば弾力性の程度を調整できる。
その結果、ディスク内周保持部を設けなくてもディスク
の保持および取り外しを行なうことができ、従来のディ
スク容器に比して小型、軽量、安価にて製作可能であ
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例としてのディスク容器を上
から見た状態を示す平面図である。ディスク容器1は、
真空成形法または圧空成形法により熱可塑性プラスチッ
クシート,塩化ビニルスチロール,一般グレードスチロ
ール(延伸スチロール,ハイインパクトスチロール),
ポリプロピレン等の材質を用いて一体成形したものであ
る。ディスク容器1はこの容器1のベースをなす脚体2
と、この脚体2上に設けられ、ディスク(本図では不図
示)を保持するディスク保持体3とからなっている。デ
ィスク保持体3は、ディスクの外周縁を保持するための
係合段差部を有する円環状のディスク外周保持部4と、
この円環状のディスク外周保持部4を二分する線分Y−
Y上において対向する如く設けられた一対の切欠き部5
a,5bと、上記線分状であって、かつ保持されるディスク
の記録面に所定距離を隔てて対向する底面6上の二箇所
に一直線上に形成した一対の溝7a,7bとからなってい
る。なお4aはディスクの外周縁に係合するディスク外周
保持部4の係合部であり、4bはディスクの外周縁の信号
が記録されていない部分が載置される段差部である。
第2図(a)〜(d)および第3図(e)〜(g)は
第1図に示すディスク容器1の各部断面を示す図であ
る。
第2図(a)は第1図に示すA−A線矢視断面図であ
る。10はディスクであり、このディスク10の外周縁の周
面は係合部4aに係合し、下面は段差部4b上に載置され、
ディスク外周保持部4に安定に保持された状態となって
いる。
第2図(b)は第1図に示すB−B線矢視断面図であ
る。図示の如くディスク10の記録面と所定距離を隔てて
対向する底面6にはV字状をなす溝7a(7b)が設けられ
ている。この溝7a(7b)は上記したように二箇所の切欠
き部5aおよび5bの対向線上に位置しており、切欠き部5
a,5bと共にディスク容器1に折り曲げ可能な弾力性を与
えている。
第2図(c)は第1図に示すC−C線矢視断面図であ
る。図示の如くディスク保持体3に形成した切欠き部5a
(5b)および溝7a(7b)は、ディスク容器1の脚体2の
厚みと同じ深さまで切込まれている。
第2図(d)は第1図に示すD−D線矢視断面図であ
る。切欠き部5a(5b)の大きさは、大きすぎるとディス
ク容器1の強度を低下させることになるので、ディスク
10を取出す場合に指が通る程度のものが好ましい。
第3図(e)は第1図に示すE−E線矢視断面図であ
る。同図からも明らかなように、ディスク10の外周縁は
ディスク外周保持部4に形成された段差部4bに載置さ
れ、しかも係合部4aに係合した状態となっている。
第3図(f)は第1図に示すF−F線矢視断面図であ
る。同図からも明らかなように、ディスク外周保持部4
に設けた切欠き部5a(5b)はディスク容器1の脚体2と
同じレベルまで切込まれている。
第3図(g)は第1図に示すG−G線矢視断面図であ
る。同図からも明らかなように、溝7a(7b)は切欠き部
5a(5b)部分に一端が連なり、他端が適当な長さ分だけ
底面6の中心方向へ食い込んだ形で形成されている。
このように本実施例では、熱可塑性プラスチック材料
を用い、真空成形法により一体成形したものであって、
部材が本質的に軟質で弾力性に富んでいる上、ディスク
外周保持部4に切欠き部5a,5bを設けると共に、底面6
に溝7a,7bを設けているので、溝7a,7bに沿った線を中心
としたディスク容器1の折り曲げに対して十分な弾力性
を有している。
したがって本ディスク容器1に対してディスク10を収
納または取出す場合は、切欠き部5a,5bおよび溝7a,7bに
沿ってディスク容器1を折り曲げ、ディスク10の外周縁
とディスク外周保持部4との係脱操作を行なえば、ディ
スク10の収容,取出しを容易に行なえる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。
〔発明の効果〕
熱可塑性プラスチック材料を用いて、真空成形法また
は圧空成形法でディスク容器を一体成形したので、比較
的厚さが薄く均一で、かつ形成部材が比較的軟質であ
り、ディスク外周保持部のみで充分安定かつ的確な保持
を行い得る上、切欠き部を利用してディスク取出しも容
易に行なえる。また、一対の切欠き部を設けた線上の少
なくとも一部に、凹凸を形成したので折り曲げに対して
弾力性をもたせることができ、容器の形成材料の種類や
厚さの選択許容範囲が広がる。さらに、凹凸は円環状の
ディスク外周保持部の内側をその外側より底上げし、一
対の切欠き部を設けた線上の少なくとも一部に溝を形成
することにより、折り曲げに対して弾力性をもたせら
れ、溝の長さを調整すれば弾力性の程度を調整できる。
その結果、ディスク内周保持部を設けなくてもディスク
の保持および取り外しを行なうことができ、従来のディ
スク容器に比して小型、軽量、安価にて製作可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図(a)〜(d)および第3図(e)
〜(g)は本発明の一実施例を示す図で、第1図はディ
スク容器の平面図、第2図(a)は第1図に示すA−A
線矢視断面図、第2図(b)は第1図に示すB−B線矢
視断面図、第2図(c)は第1図に示すC−C線矢視断
面図、第2図(d)は第1図に示すD−D線矢視断面
図、第3図(e)は第1図に示すE−E線矢視断面図、
第3図(f)は第1図に示すF−F線矢視断面図、第3
図(g)は第1図に示すG−G線矢視断面図である。 1……ディスク容器、2……脚体、3……ディスク保持
体、4……ディスク外周保持部、4a……係合部、4b……
段差部、5a,5b……切欠き部、6……底面、7a,7b……
溝、10……ディスク。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状の光学式ディスクを収納するプラス
    チック容器であって、 光学式ディスクの記録面にこれから距離を隔てて対向す
    る底面と、この底面に連続して設けられ、上記光学式デ
    ィスクの外周縁の周面を係合して保持するディスク外周
    保持部とを備え、かつ、このディスク外周保持部のみで
    上記光学式ディスクを保持すると共に、 容器を構成するプラスチックが、上記ディスク外周保持
    部を二分する線状位置から折り曲げ可能な弾力性を有す
    ることを特徴とする光学式ディスク容器。
  2. 【請求項2】円盤状の光学式ディスクを収納するプラス
    チック容器であって、 光学式ディスクの記録面にこれから距離を隔てて対向す
    る底面と、この底面に連続して設けられ、上記光学式デ
    ィスクの外周縁の周面を係合して保持するディスク外周
    保持部とを備え、かつ、このディスク外周保持部のみで
    上記光学式ディスクを保持すると共に、 上記ディスク外周保持部に、これを二分する線状位置
    に、指を入れることができる切り欠けを有することを特
    徴とする光学式ディスク容器。
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