JP2814183B2 - 画像処理装置における撮像装置選定方法 - Google Patents

画像処理装置における撮像装置選定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置における
撮像装置選定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】壁パネル等の板状体製造ラインでは、板
状体に定めた測定点の寸法を測定し、規格寸法に対する
合否判定を行なっている。
【0003】尚、特開平2-77607 号公報には、画像処理
技術を用いた形状寸法測定方法が提案されている。この
従来技術は、撮像装置により被測定物の測定点を撮像
し、その画像信号の2値化処理により、被測定物の寸法
を測定可能とするものである。
【0004】そこで、壁パネル等の板状体の寸法を上述
の画像処理技術を用いて測定することが考えられる。こ
のとき、板状体の全体寸法は、1個の撮像装置の撮像視
野範囲をはるかに超えるものであり、従って、撮像装置
としては、(a) 該撮像装置を可動として用いるもの、或
いは(b) 多数の撮像装置を固定配置してなる撮像装置群
の形態にて用いるものとなる。板状体の連続処理ライン
で、その測定速度の迅速を図るためには、上記(b) の多
数の撮像装置を用いることが好適となる。
【0005】そして、多数の撮像装置を上述の如くに用
いる画像処理装置にあっては、各種品種の被測定物のそ
れぞれを順次測定領域内の測定位置に位置付け、各被測
定物の測定点を含む撮像領域を撮像して画像処理するに
際し、測定領域に対応して設置されている多数の撮像装
置の中から当該被測定物の当該撮像領域に対応する撮像
装置を選定して使用するものとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、多数の撮像装
置の中から今回測定対象となる被測定物の測定点に対応
する撮像装置を選定するに際しては、当該撮像装置を手
動にて選定することが考えられる。
【0007】然しながら、被測定物としての板状体が多
品種、多測定点をもつに至る場合には、撮像装置の手動
選定時間が多大となり、選定ミスによって不適撮像装置
を誤選定する虞れがある。
【0008】本発明は、多数の撮像装置を用いる画像処
理装置において、撮像装置の選定を自動化し、選定工程
を削減するとともに選定ミスをなくして画像処理の迅
速、正確を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、各種品種の被測定物のそれぞれを順次測定領域内の
測定位置に位置付け、各被測定物の測定点を含む撮像領
域を撮像して画像処理するに際し、測定領域に対応して
設置されている多数の撮像装置の中から当該被測定物の
当該撮像領域に対応する撮像装置を選定して使用する画
像処理装置における撮像装置選定方法において、各撮像
装置の測定領域内での撮像視野範囲を予め定めるととも
に、測定領域内の測定位置に位置付けられる被測定物の
撮像領域を当該被測定物の品種情報に基づいて求め、上
記被測定物の上記撮像領域をその撮像視野範囲内に含む
撮像装置を当該被測定物の当該撮像領域に対応する撮像
装置として選定するようにしたものである。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記被測定物が模様付板状体
であり、板状体の品種情報に基づき、当該板状体の耳寸
法、全高、全長、対角長等測定のための撮像領域を求め
るようにしたものである。
【0011】
【作用】 各撮像装置の測定領域内での撮像視野範囲を予め定め
るとともに、測定領域内に位置付けられた被測定物の撮
像領域を当該被測定物の品種情報に基づいて求め、被測
定物の上記撮像領域をその撮像視野範囲内に含む撮像装
置を当該被測定物の当該撮像領域に対応する撮像装置と
して自動選定できる。従って、手動選定に比して、選定
工程を削減するとともに選定ミスをなくして画像処理の
迅速、正確を図ることができる。
【0012】被測定物が模様付板状体であるとき、板
状体の品種情報に基づき、当該板状体の耳寸法、全高、
全長、対角長等測定のための撮像領域を求め、これに対
応すべき撮像装置を上記のように自動選定できる。
【0013】
【実施例】図1は寸法測定システムを示す模式図、図2
は板状体製造ラインを示す模式図、図3は寸法測定シス
テムの制御系統を示す模式図、図4は板状体の寸法測定
部位を示す模式図、図5は撮像装置を示す模式図、図6
は画像処理手順を示す模式図、図7は影形成状態を示す
模式図、図8は欠損部測定状態を示す模式図、図9は撮
像領域決定手順を示す流れ図、図10は撮像装置決定手
順を示す流れ図である。
【0014】寸法測定システム10は、板状体1に定め
た複数(16ヶ所)の測定部位の寸法を、画像処理によっ
て測定するものである。
【0015】板状体1は、図2に示す如くの壁パネル製
造ラインにおいて、成形ラインに、乾燥機3、トリミン
グ装置4を経て製造された壁パネルである。そして、板
状体1は、検査ライン5に設けた寸法測定システム10
により寸法を測定され、仕分けライン6に搬出される。
【0016】ここで、板状体1は、図4に示す如く、中
央に凸部1Aを備え、周辺を耳部1Bとし、左右の全高
1 、H2 、上下の全長B1 、B2 、対角長C1 、C
2 、耳寸法a1 〜a6 、b1 〜b4 の全16ヶ所の測定部
位を定められている。
【0017】尚、寸法測定システム10は、全 500品種
の板状体1を寸法測定可能としている。板状体1は上述
全16ヶ所の測定部位の規格寸法を、品種毎に異にしてい
る。
【0018】然るに、寸法測定システム10は、図1、
図3に示す如く、板状体搬送装置11、板状体位置決め
装置12、撮像装置13、画像処理装置14、制御装置
16を有して構成されている。
【0019】板状体搬送装置11は、モータ17によっ
て駆動されるベルトコンベヤ装置であり、板状体1を順
次測定領域の内外に搬入、搬出する。
【0020】板状体位置決め装置12は、W方向位置決
め装置12AとL方向位置決め装置12Bとからなり、
両位置決め装置12A、12Bを板状体搬送装置11の
搬送面の上下に昇降可能としている。W方向位置決め装
置12Aは、プッシャ18によってW方向(短手方向)
に直線動されるウレタンローラ製押圧部19により板状
体1をW方向に押動して、該板状体1をウレタンローラ
製ストッパ20に押当て、板状体1をW方向にて位置決
めする。L方向位置決め装置12Bは、プッシャ21に
よってL方向(長手方向)に対向移動せしめられる左右
一対のウレタンローラ製挟持部22により板状体1を挟
み、板状体1をL方向にて位置決めする。即ち、板状体
位置決め装置12は、板状体搬送装置11により測定領
域に搬入された板状体1を測定位置に位置付ける。
【0021】尚、図1(B)において、W0 はW方向基
準位置(ストッパ面)、L0 はL方向基準位置(センタ
−ライン)、Oは測定領域の原点を示す。
【0022】撮像装置13は、架台23に設置され、板
状体位置決め装置12により位置決めされた板状体1の
各測定部位の画像を取り込む。架台23には、測定領域
に対応する全21個の撮像装置13が設置されている。ま
た、撮像装置13としてはCCDカメラが用いられてい
る。尚、撮像装置13は、図5に示す如く、防塵ケース
24、電源25、照明31を備える。
【0023】画像処理装置14は、板状体1の測定点を
含む撮像領域を撮像して画像処理し、各測定点の寸法を
算出する。このとき、画像処理装置14は、測定領域に
対応して設置されている全21個の撮像装置13から当該
板状体1の当該撮像領域に対応する撮像装置13を選定
して使用する。
【0024】制御装置16は、ホストコンピュータであ
り、板状体搬送装置11により搬入される板状体1の寸
法測定情報(品種、規格寸法等)を画像処理装置14に
伝達する。
【0025】尚、画像処理装置14は、制御装置16か
ら伝達された板状体1の寸法測定情報に基づき、算出し
た各測定部位の寸法の合否判定を行なう。
【0026】寸法測定システム10による板状体1の寸
法測定作業は、以下の如くなされる。
【0027】(1) トリミング装置4により所定の寸法に
切断された板状体1が板状体搬送装置11により搬入さ
れる。尚、トリミング装置4は、制御装置16から切断
情報を伝達されるトリミング制御装置4Aにより制御さ
れる。
【0028】(2) 寸法測定位置に搬入された板状体1
は、板状体位置決め装置12のW方向位置決め装置12
A、L方向位置決め装置12Bにより位置決めされる。
【0029】(3) 撮像装置13により板状体1の各測定
部位の画像を取り込む。全撮像装置13のうち、いずれ
の撮像装置13を用いるかは、制御装置16が伝達する
品種情報に基づいて画像処理装置14により後述の如く
に自動的に選択される。
【0030】(4) 画像処理装置14により画像処理し、
各測定部位の寸法を算出する。
【0031】(5) 制御装置16から伝達された板状体1
の寸法測定情報に基づき、算出した各測定部位の寸法を
それらの規格寸法と比較し、合否判定を行なう。
【0032】以下、画像処理装置14による画像処理手
順について説明する。尚、画像処理例として、板状体1
の耳寸法を求める場合について説明する。
【0033】(1) 生画像取り込み(図6(A)、
(B)、図7参照) 板状体1の凸部1Aとの段差状境界部に定めた耳部1B
の寸法aを算出する。板状体1の段差状境界部を構成す
る凸部1Aの斜め上方より照明(高周波蛍光灯)31を
当て、この照明31が作る影32を含む撮像領域(測定
点である耳部1Bを含む撮像領域)の生画像を撮像装置
13に取り込む。
【0034】尚、影32は、照明31の設置状態を調整
することにより、線状とすることができる。
【0035】また、影32が面状である場合には、該影
32の幅寸法aw を予め求めておく。そして、画像処理
装置14が後述する画像処理により耳部1Bの画像数か
ら求めた寸法a0 に、aw を補正値として加算する。
【0036】(2) 2値化レベルの探索(図6(C)参
照) 撮像装置13によって撮像された生画像の上記段差状境
界部に生ずる影32の濃度差からしきい値を定める。具
体的には、下記、による。
【0037】濃淡ヒストグラムの作成 上記(1) で撮像装置13に取り込んだ生画像を一定幅
(Y)で切出し、各512分割した四角形(単位:画素)
の濃度ヒストグラムを作る(濃度レベル:256 段階)
(図6(C)参照)。
【0038】しきい値の決定 上記のヒストグラムより、画像2値化(白か黒に区別
する)のためのレベルを山谷法により決定する(2値化
レベル=しきい値)。
【0039】この(2) においては、被測定物の全数につ
いて濃度分布を調べるので、照明の照度が変わっても柔
軟に対応できる。
【0040】(3) 最適2値化(図6(D)参照) 上記(1) で撮像装置13に取り込んだ生画像を、上記
(2) で求めたしきい値で2値化処理する。
【0041】上記の2値化処理によって区画された
測定部位(耳部1B)を含む測定対象画像(白)33を
求め、当該測定対象画像33の画素数に予め定めてある
1画素当たりの面積を掛けて当該測定対象画像33の面
積(A1 )を算出するとともに、当該測定対象画像33
の輪郭線形状から当該測定対象画像33の面積(A2
を算出し、A1 とA2 とが略一致するまで上述のしきい
値を変化させて最適しきい値を求める。
【0042】ここで、上記は、具体的には、下記(a)
又は(b) の如くに行なう。 (a) 測定対象画像33の主軸(短軸と長軸)の傾きθを
慣性モーメント定理により求める場合
【0043】測定対象画像33について、重心を通りX
軸に平行な直線に関する慣性モーメントMxx、重心を通
りY軸に平行な直線に関する慣性モーメントMyy、重心
を通りX軸とY軸に平行な直線に関する慣性モーメント
Mxyを求め、重心を原点とする座標系のX軸と当該測定
対象画像33と等価な慣性楕円の長軸との交差角度(傾
き)θを求める。
【0044】
【数1】
【0045】測定対象画像33に、上記傾き方向を主軸
方向とするXY座標を設定し、その短軸の長さXと長軸
の長さYとから、A2 =XYを求める。そして、 0.9 ×A2 ≦A1 ≦1.1 ×A2 …(5) となるまで上記のしきい値を5ずつ(256 段階中)変
更する(最大変更回数20回)。
【0046】(b) 測定対象画像33の主軸に傾きがない
場合 測定対象画像33の最大長さXと、生画像の切り出し幅
Yとから、A2 =XYを求める。そして、
【0047】A1 ≒A2 …(6) となるまで上記のしきい値を5ずつ(256 段階中)変
更する(最大変更回数20回)。
【0048】尚、この(3) において、最適2値化レベル
を求めるためのしきい値の変更時間は、20回変更して 2
秒程度である。
【0049】(4) 耳寸法の算出(図6(E)参照) 上記(3) で求めた最適しきい値で、前述の生画像を2
値化処理する。
【0050】2値化処理によって算出された測定部位
(耳部1B)を1辺とする矩形部34の画素数を測定す
る。
【0051】矩形部34の画素数に、予め定めてある
1画素当たりの面積を掛けて当該矩形部34の面積
(A)を算出し、当該面積(A)を、当該矩形部34の
切出し幅Yで割ることにより、当該測定部位の寸法a0
を算出する(図8参照)。
【0052】これにより、測定部位(耳部1B)を矩形
部34にて捕らえるため、図8に示す如くの欠損部35
等の存在による異常寸法の出現を防止できる。
【0053】尚、前述の生画像の影32が幅寸法aw
持つ場合には、前述の如く、上記a0 にaw を補正値と
して加算したものを、当該測定部位(耳部1B)の寸法
(X=a)とする。
【0054】以下、画像処理装置14において画像処理
すべき撮像領域に対応する撮像装置13の選定方法につ
いて説明する(図9、図10)。尚、撮像領域例とし
て、板状体1の耳部1Bを含むものについて説明する。
【0055】(1) 撮像装置13の撮像視野範囲の決定 各撮像装置13の測定領域内での撮像視野範囲を予め定
める。表1の如くである。
【0056】
【表1】
【0057】(2) 撮像領域の決定(図9) 板状体位置決め装置12により測定領域内の測定位置に
位置付けられる板状体1の撮像領域を、板状体1の品種
情報に基づいて求める。a側の耳寸法測定のための撮像
領域決定手順について説明すれば、下記〜の如くで
ある。
【0058】画像処理対象として指定された板状体1
の品種情報(マスターベータ)を読み込む。図4に示し
たL寸法、W寸法、各耳寸法(a、b)、及びそれらの
各寸法許容値である。
【0059】耳寸法の最大値を算出する。 aMmax =aM+aM許容値 bMmax =bM+bM許容値 尚、Mは耳寸法、aMmax はa側の耳寸法最大値、bM
max はb側の耳寸法最大値である。
【0060】撮像領域決定のための必要条件値R、S
を算出する。 R=bMmax +α S=aMmax +β 尚、R、αはb側の耳部を撮像領域内から外すための値
である。S、βは凸部1Aを撮像領域内に少し含ませる
ための値である。
【0061】板状体1のエッジがどこにあり得るかを
算出する。 Lmax =L+L許容値 Wmax =W+W許容値 尚、Lmax はL方向の最大値、Wmax はW方向の最大値
である。
【0062】撮像領域の始点A(x,y)の絶対座標
を、測定領域の原点Oから求める。 A(x,y)=(Lmax −R,Wmax +γ)
【0063】尚γは板状体1のエッジを見やすくするた
めの背景部分である。
【0064】撮像領域の終点B(x,y)の絶対座標
を、測定領域の原点Oから求める。 B(x,y)=(Lmax −(R+Y),Wmax −S)
【0065】上記A点とB点とが共存する撮像装置を
選定する。具体的には、下記(3) による。
【0066】(3) 撮像装置13の決定(図10) 板状体1の上記撮像領域の始点A、終点Bをその撮像視
野範囲内に含む撮像装置13を、当該板状体1の当該撮
像領域に対応する撮像装置13として選定する。具体的
には、下記〜の如くである。
【0067】撮像装置13のNO.をNO.1から選択
し、当該撮像装置13の撮像視野範囲を表1の如くのデ
ータから読み込む。この読み込んだ撮像視野範囲にA点
が存在するか判定する。
【0068】上記により、A点がその撮像視野範囲
に存在する撮像装置13が見つかるまで、上記を繰り
返し、A点に対応する撮像装置13を決定する。
【0069】上記によりA点に対応するものとなっ
た撮像装置13の撮像視野範囲にB点が存在するか判定
し、判定結果がYesであれば、当該撮像装置13を今回
の撮像領域に対応する撮像装置13として決定する。N
o であれば、2台の撮像装置13を選定使用するものと
なる。
【0070】以下本実施例の作用について説明する。 各撮像装置13の測定領域内での撮像視野範囲を予め
定めるとともに、測定領域内に位置付けられた板状体1
の撮像領域を当該板状体1の品種情報に基づいて求め、
板状体1の上記撮像領域をその撮像視野範囲内に含む撮
像装置13を当該板状体1の当該撮像領域に対応する撮
像装置13として自動選定できる。従って、手動選定に
比して、選定工程を削減するとともに選定ミスをなくし
て画像処理の迅速、正確を図ることができる。
【0071】板状体1が模様付板状体であるとき、板
状体1の品種情報に基づき、当該板状体1の耳寸法、全
高、全長、対角長等測定のための撮像領域を求め、これ
に対応すべき撮像装置13を上記のように自動選定で
きる。
【0072】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明は、
板状体1の耳寸法測定ための撮像領域に対応する撮像装
置13を選定使用する場合に限らず、板状体1の全高、
全長、対角長等測定のための撮像領域に対応する撮像装
置13を選定使用する等に広く適用できる。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多数の撮
像装置を用いる画像処理装置において、撮像装置の選定
を自動化し、選定工程を削減するとともに選定ミスをな
くして画像処理の迅速、正確を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は寸法測定システムを示す模式図である。
【図2】図2は板状体製造ラインを示す模式図である。
【図3】図3は寸法測定システムの制御系統を示す模式
図である。
【図4】図4は板状体の寸法測定部位を示す模式図であ
る。
【図5】図5は撮像装置を示す模式図である。
【図6】図6は画像処理手順を示す模式図である。
【図7】図7は影形成状態を示す模式図である。
【図8】図8は欠損部測定状態を示す模式図である。
【図9】図9は撮像領域決定手順を示す流れ図である。
【図10】図10は撮像装置決定手順を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 板状体(被測定物) 10 寸法測定システム 11 板状体搬送装置 12 板状体位置決め装置 13 撮像装置 14 画像処理装置 16 制御装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−46736(JP,A) 特開 平4−309802(JP,A) 特開 平3−137547(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01N 21/84 - 21/91

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種品種の被測定物のそれぞれを順次測
    定領域内の測定位置に位置付け、各被測定物の測定点を
    含む撮像領域を撮像して画像処理するに際し、測定領域
    に対応して設置されている多数の撮像装置の中から当該
    被測定物の当該撮像領域に対応する撮像装置を選定して
    使用する画像処理装置における撮像装置選定方法におい
    て、 各撮像装置の測定領域内での撮像視野範囲を予め定める
    とともに、 測定領域内の測定位置に位置付けられる被測定物の撮像
    領域を当該被測定物の品種情報に基づいて求め、 上記被測定物の上記撮像領域をその撮像視野範囲内に含
    む撮像装置を当該被測定物の当該撮像領域に対応する撮
    像装置として選定することを特徴とする画像処理装置に
    おける撮像装置選定方法。
  2. 【請求項2】 前記被測定物が模様付板状体であり、板
    状体の品種情報に基づき、当該板状体の耳寸法、全高、
    全長、対角長等測定のための撮像領域を求める請求項1
    記載の画像処理装置における撮像装置選定方法。
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