JP2811005B2 - 不完全燃焼ガスおよびso▲下2▼、so▲下3▼および/またはh▲下2▼sを含む気体流出物の循環床における焼却および脱硫の方法および装置 - Google Patents

不完全燃焼ガスおよびso▲下2▼、so▲下3▼および/またはh▲下2▼sを含む気体流出物の循環床における焼却および脱硫の方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多量の硫黄化合物、例えば無水亜硫酸、無
水硫酸、硫化水素および/またはメルカプタンを含む、
気体流出物の焼却および脱硫の方法および循環床におけ
る装置に関する。
より詳しくはこの発明は、炭化水素仕込原料の接触ク
ラッキング操作の間にコークスが沈積した触媒の再生の
際に生成される気体流出物の脱硫に適用される。
[従来技術およびその問題点] 例えば触媒の再生煤煙が、特に酸化炭素、とりわけ環
境に対して危険な一酸化炭素、不完全燃焼炭化水素およ
び様々な形態の硫黄(SO2、SO3、H2S)を含むことはよ
く知られており、汚染の危険を制限するために、多くの
出版物が発行されている。
このようにして、米国特許U.S.4,240,899において、
クラッキング触媒上に沈積したコークスの燃焼の際に放
出される無水亜硫酸を固定する、再生可能な吸収物質
の、接触クラッキング装置への導入が記載されている。
これらの吸収物質は、流動床として触媒と共に、再生器
および反応器(ライザー)内を流通し、硫化水素を放出
しつつ反応器内で分解される。仕込原料と共に導入され
た硫黄のほぼ全量は、分別塔の方へ、ついでクラウス型
装置の方へ送られる。この脱硫方法は多量の過剰投資を
要しないので、費用の点から有利ではあるが、しかしな
がら不都合も示す。一般に吸収物質は、高い比表面積を
有する。これはほとんど選択的でないクラッキング反応
を誘発しうる。さらに、要求される吸収剤の量は多量で
なければならないので、この事実によって、触媒の希釈
を生じ、これは転換率の低下を引起こす。さらに、再生
しうる物質は、硫黄の固定が硫黄が放出される温度より
低い温度でなされる時に、最適な機能を有する。実際に
硫酸塩の破壊には、それの形成される温度より高い温度
が必要であると容易に考えられる。ところでクラッキン
グ装置においては、硫酸塩が再生器で、すなわち高温で
形成される上に、それはクラッキング反応器またはスト
リッピング装置において、より低温で分解されなければ
ならないので、逆の状況に置かれる。結局、上昇器(ラ
イザー)の操作条件は、求められかつ高付加価値化され
うる炭化水素の生成を最大限にするように調節されるの
であって、脱硫成績によるものではないので、これらの
条件下に達成される脱硫率は、期待しうるようにもので
はない。
硫黄にリッチの流出物を脱硫するもう1つの方法は、
煤煙が熱交換器を通過した後に、湿式方法によって煤煙
処理を実施することから成る。この煤煙洗浄には、大き
な投資となる大がかりな設備が必要である。
従って解決しなければならない技術上の問題は、気体
不完全燃焼物(一酸化炭素、水素、軽質炭化水素)の形
成を生じる少なくとも1つの一部再生工程から成る、ク
ラッキング触媒(FCC)のあらゆる再生装置からの気体
流出物の焼却および脱硫に関する。
欧州特許EP−A−0.137.599によって、流動床で、管
状反応塔において、細かい粒度の吸収剤の存在下に、熱
い流出物の酸性ガス(SO2、SO3、H2S)を除去すること
が知られている。流出物は、塔の入口での速度より急激
に減少した速度で、反応塔の下部において、旋回運動に
よって吸収剤と共に流通する。従ってこの特許は、酸性
ガスの除去にしか関しない。
その他に欧州特許EP−A−0.254.402および米国特許U
S−A−4,448,674は、従来技術を示す。
[問題点の解決手段] 本発明による方法の目的の1つは、前記不都合を解消
し、かつ提起された問題を解決することである。
実際に、異なった、脱硫反応に独特な閉鎖容器におい
て、特に吸収剤の存在下に、循環床として乾式方法で操
作が行なわれる方法が発見された。これによって、簡単
かつ非常に有利なコストで、硫黄化合物を含む気体流出
物の優れた脱硫結果を得ることができる。
より正確には、本発明は一酸化炭素および不完全燃焼
ガス(水素、炭化水素)含量、および酸化硫黄、例えば
多量のSO2、SO3、H2S、COSおよびメルカプタンを含む気
体流出物の硫黄含量を減じうる焼却および脱硫方法に関
する。この方法は、下記工程から成る: (a)粒度5〜5000マイクロメーター、比表面積0.1〜5
00m2/gの吸収剤粒子を、管状反応帯域の第一端部へ導入
する工程; (b)反応器内の気体流出物の表面流速が5〜40m/秒に
なるように、前記反応帯域の前記端部へ、温度約600℃
〜1000℃で、前記気体流出物を導入する工程、 (c)前記気体流出物の硫黄含量を減じ、かつ硫黄リッ
チにされた固体粒子と、硫黄プアにされた気体流出物と
の混合物が得られるような反応条件において、酸素含有
ガスの存在下に、反応帯域の流通流動床において、前記
気体流出物と前記固体粒子とを接触させる工程、 (d)反応帯域の反対側の端部にある分離帯域におい
て、硫黄リッチにされた前記固体粒子を、硫黄プアにさ
れた前記気体流出物から少なくとも一部分離する工程、 (e)減少した硫黄、炭化水素および一酸化炭素含量を
有する前記気体流出物を回収する工程、 (f)硫黄リッチにされた前記固体粒子の少なくとも一
部を、反応帯域の前記第一端部の方へ再循環する工程。
吸収剤粒子は、一般に少なくとも1つの炭酸金属また
は酸化金属を含み、この金属はアルカリ金属、アルカリ
土金属およびそれらの混合物から選ばれてもよい。これ
らは有利には、一般に20〜100重量%、有利には50〜95
重量%の炭酸カルシウムを含む。これに形成されたカル
シウムの良好な安定性および低い供給コストを考慮する
と特に有利である。実際に例えば石灰石およびドロマイ
ト(CaとMgとの混合炭酸塩)において、炭酸カルシウム
が見出だされる。
不活性の炭酸カルシウムは分解されて活性な酸化カル
シウムCaOを生じる。これは今度は酸素の存在下に無水
亜硫酸と反応して、硫酸カルシウムを生じる。
この反応は一般に約650℃〜1000℃、好ましくは750〜
900℃で実施される。これによって十分に急速に脱炭酸
塩を実施すると同時に、硫酸塩化反応に必要な大きな粒
度を開発することが可能になる。
吸収剤粒子は、有利には粒度5〜5000マイクロメータ
ーおよび比表面積0.1〜500m2/gである。この粒度によっ
て、これらの粒子は、脱硫反応器において5〜40m/秒、
好ましくは7〜20m/秒の表面流速で動かされる、硫黄含
有気体流出物を介して、反応帯域内で均質に流動化され
うる。
本発明の別の特徴によれば、吸収剤によって含浸され
た担体材料を用いてもよい。この担体材料は、例えばク
ラッキング装置内で触媒の取替えによって放出された平
衡触媒であってもよい。これによって、50〜400m2/gの
大きな多孔度が得られ、かつ吸収剤によってSO2の固定
を容易にする白金の存在が利用できる。懸濁液または溶
液の形態の吸収剤による担体の含浸は、脱硫装置への粒
子の導入前に、溶液または懸濁液を担体材料粒子へ噴霧
化する適切な注入器を用いて実施されてもよい。
本発明による方法の別の特徴によれば、硫黄(硫酸
塩)リッチにされた吸収剤粒子の少なくとも一部を、反
応帯域内で直接、あるいは分離帯域と反応帯域との間の
少なくとも1つの中間帯域において抜出してもよく、通
常は反応帯域の供給位置に、新品の吸収剤、例えば炭酸
カルシウム粒子の実質的モル当量を再導入する。抜出し
はまた、例えば反応器内において装置の別の点で実施さ
れてもよい。
気体流出物は、硫黄含有炭化水素仕込原料のクラッキ
ング用の触媒粒子の、酸素含有ガスの存在下における一
部再生から生じてもよい。
これらの粒子にはコークスおよび硫黄化合物が仕込ま
れており、再生帯域において、再生条件下に再生され
る。触媒粒子は少なくとも一部再生されると、重質炭化
水素仕込原料のクラッキング帯域の方へ再循環される。
例えばCO、H2、CH4、C2H6、SO2、H2S、SO3のような化
合物を含む再生気体流出物は、少なくとも一部除塵され
ると、大気中に廃棄されることはできず、多量の補助燃
料の存在下に一般に大きな炉で焼却される代わりに、本
発明の方法を実施する装置に送られる。それらの温度
は、一般に約500〜1000℃、好ましくは600〜750℃であ
り、それらの速度は通常5〜40m/秒、好ましくは7〜20
m/秒である。その他の状況では、再生流出物は、触媒の
完全再生のために過剰に導入されたのであれば、酸素を
含んでいてもよい。
一般に焼却および脱硫塔に導入された酸素量は、装置
を出た汚染除去された流出物中の酸素含量が、1〜10容
量%であるようなものである。好ましくはこの含量は2
〜4容量%である。これらの条件下に、一酸化炭素およ
び不完全燃焼気体炭化水素は、完全に酸化される。
本発明の特徴によれば、唯一の再生器からの気体流出
物を処理する時、塔内に、出口における含量が上に明記
したものになるように、多量の酸素含有ガスを注入す
る。
本発明の別の特徴によれば、種々の再生器に由来する
いくつかの流出物を処理する時、完全再生において操作
される再生器の流出物は、気体不完全燃焼物の焼却に必
要な酸素の少なくとも一部をもたらすことができる。そ
の際その残りの部分は、焼却される流出物の塔内への導
入と実質的に同じ場所で、空気または酸素含有ガスの注
入によってもたらされる。
前記のように、本方法は、多数階再生において操作さ
れるクラッキング装置にも向いている。これらの条件
下、様々な階からの流出物は、管路において還元相と酸
化相との間のあらゆる燃焼現象を避けるために、異なる
管路からもたらされ、かつ脱硫反応器の底部に注入され
る。もしも必要であれば、気体不完全燃焼物の酸化およ
び脱硫反応が同時に展開されるように、補足の空気また
は酸素を供給してもよい。
本発明の別の特徴によれば、脱硫反応器に、完全に硫
酸塩化されていない吸収剤粒子を再循環してもよい。こ
れらは、それらの小さいサイズのために、脱硫サイクル
からあまりに早く離れてしまい、かつこのために、管状
反応帯域の端部に配置されたサイクロンまたは気体・固
体分離装置によって容易に捕捉されないものである。こ
れらの細かい物質は、スリーブフィルター(filtres a
manches)、静電フィルターまたは回収ボイラの後に配
置されるあらゆるその他の手段によって捕捉されうる
が、有利には反応器に再循環される。
脱硫がクラッキング装置とは別の閉鎖容器においてな
されるので、最良の脱硫収率が得られるように操作パラ
メータを最高に調節することができる。本発明による方
法によって、循環床であるために、吸収剤粒子と脱硫お
よび焼却されるガスとの間の非常に良好な接触が可能に
なる。同様に、脱硫に必要な時間の間、恒温で操作を行
なうことも可能になる。これにより、高い脱硫収率の獲
得が促進される。実際に、前記条件下において、少なく
とも70%、例えば70〜99%、有利には80〜95%の脱硫収
率が見られた。さらにガスの高い表面流速によって、比
較的小さいサイズの装置において、非常に多量のガス容
量を処理することができる。
さらに、本発明の方法は、吸収剤の循環床によって、
環境および健康の基準を満足させる含量より低い含量に
なるまで、あらゆる不完全燃焼物の燃焼および再生流出
物の脱硫を同時に確実に行なう。この方法は、より低温
で実施され、有利には、一般に大きなサイズ、従って高
価な焼却炉であって、補助燃料によりもたらされる追加
のエネルギー供給によって高温で作動する焼却炉におけ
る流出物の焼却方法に代わるものである。
本発明により、流出物の燃焼およびそれらの脱硫は、
一般に0.5〜4秒、好ましくは1〜2秒の、比較的長
い、反応帯域内の滞留時間によって容易に行なわれる。
この滞留時間によって、かなり低い温度、例えば650〜1
000℃、好ましくは750〜900℃のレベルで酸化を実施す
ることができる。
本発明の方法の好ましい実施態様によって、クラッキ
ング触媒の存在下に、クラッキング帯域内において、ク
ラッキング条件で、硫黄含有炭化水素仕込原料のクラッ
キングを実施する。触媒は、クラッキング流出物から分
離された後、第一再生帯域に送られる。ここで触媒は、
第一再生条件下に、酸素含有ガスの存在下に一部再生さ
れる。第一再生流出物は、例えば10容量%までの一酸化
炭素(CO)、および1%までの水素と炭化水素との混合
物、並びに大部分SO2およびH2Sの形態の1000p.p.m.まで
の硫黄化合物を含む。これらは、除塵後、一般に600〜7
50℃の温度で回収され、脱硫反応帯域に供給される。つ
いで一部再生された触媒は第二再生帯域に送られ、ここ
で第二再生条件下に、特に過剰酸素の存在下に再生され
る。第二再生流出物の分離後、触媒をクラッキング帯域
の方へ再循環する。一方大部分無水亜硫酸の形態の硫黄
を含む第二再生流出物は、一般に700〜1000℃の温度で
回収され、別に脱硫反応帯域に供給される。
2つの流出物の1つを、反応帯域の第一端部の底部
へ、もつ1つの流出物を前記帯域の側面部分に、好まし
くは吸収剤粒子の側面注入点の上に導入してもよい。
2つの流出物のうちの1つの側面導入は、実質的に放
射状または実質的に接線方向であってもよい。これらの
段階導入方法は、反応帯域における粒子の流通流量を減
少させ、従って吸収剤と脱硫される流出物との平均接触
時間を増すという利点がある。同様に本発明が、処理さ
れる様々な流量で操作されなければならない時に、これ
らの方法によって、なんらかの運転の柔軟性も得ること
ができる。
炭酸金属を含む吸収剤粒子と気体流出物との接触は、
通常、金属モル流量の、前記流出物中に含まれる硫黄モ
ル流量に対する比0.5〜3、好ましくは1.1〜2に従って
実施される。
方法の特別な実施態様によって、反応帯域内で吸収剤
粒子の直接再循環を実施することができるが、不完全燃
焼物の燃焼によって放出されたエネルギーが大きすぎ、
かつ反応終了時に粒子温度の大きすぎる上昇を同伴する
ことが明らかであれば、別の実施態様によって、これら
の粒子の反応帯域に再循環する前に、流動床冷却帯域に
おいて、分離帯域の出口で、それらを少なくとも一部冷
却してもよい。同様に必要であることが明らかであれ
ば、脱硫反応器内に直接位置する膜壁による冷却装置を
備えてもよいが、この装置は、粒子の再循環回路上に配
置された熱交換器を用いるよりも柔軟ではない。これは
後者のものは完全に除くことができるからである。反応
器内に配置された膜熱交換器の場合、常に比較的一定の
強さの熱交換が得られる。
同様に本発明は、特にこの方法を実施するための装置
に関する。この装置は下記のものを備える: (a)第一端部(14a)および第一端部の反対側の第二
端部(14b)を備えた細長い形状の管状の脱硫反応器(1
4)、 (b)前記反応器の第一端部に連結された吸収剤粒子供
給手段(16)、 (c)少なくとも1つの触媒粒子再生器および前記反応
器の前記第一端部に連結され、かつ反応器における固体
粒子と流出物との接触および流動床での流通に適した気
体流出物の少なくとも1つの供給手段(30)、および反
応器の前記第一端部に連結された少なくとも1つの酸素
含有ガス供給手段(15)、 (d)前記反応器(14)の第二端部(14b)に連結され
た入口(17a)および硫黄リッチにされた粒子の出口(1
7b)を備えた、硫黄プアにされた気体流出物からの硫黄
リッチにされた吸収剤粒子の分離手段(17)、 (e)前記分離手段(17)に連結された脱硫流出物排出
手段(18)、 (f)分離手段の出口(17b)および反応器(14)の第
一端部(14a)に連結された硫黄リッチ粒子再循環手段
(第1図の(20)および第2図の(33))、および (g)前記再循環手段(33)、前記分離手段(17)およ
び/または前記反応器(14)に連結された固体粒子抜出
し手段(36)(37)。
本発明は、純粋に例証的にかつ図式的に、本方法を実
施する装置を下記に示す図面を見れば、よりよく理解さ
れる: ・第1図は、これらの流出物を脱硫装置に供給する2
つの再生帯域を備え、吸収剤粒子の冷却後に再循環を行
なう流動床接触クラッキング装置を示す。
・第2図は、脱硫吸収剤粒子の直接循環を示す。
第1図によれば、この装置は、管路(2)によって蒸
気、管路(3)によって熱いクラッキング触媒、管路
(4)によって硫黄含有炭化水素仕込原料を底部に供給
するライザー(1)を備える。
クラッキング後、触媒と流出炭化水素蒸気との混合物
を、ストリッピング装置(5)に送る。これには管路
(6)から蒸気が供給される。粒子が除去された炭化水
素蒸気は、管路(50)を経てストリッピング装置を離
れ、分別塔(図面には示されていない)へ送られる。
ストリッピング装置(5)からの管路(7)は、コー
クスを含む使用済み触媒および硫黄化合物を、第一再生
器(8)の底部へ送る。ここでは、管路(9)を経て送
られた空気の存在下、触媒上に沈積した成分の一部燃料
が、それ自体知られた第一再生条件下に行なわれる。一
部再生された触媒は、ついで導管(10)(リフト)を介
して、第二再生器(12)に入る。この導管(10)には、
管路(11)から蒸気が供給され、一方第一再生流出物
は、少なくとも1つの内部または外部サイクロン(41)
において除塵された後回収されて、温度約700℃におい
て、導管(30)を経て下記の本発明による装置の方へ送
られる。特に水素、硫黄水素、不完全燃焼炭化水素およ
び一酸化炭素に富むこれらの第一再生流出物は、一般に
第二再生器内の圧力より高い圧力にある。これらはエネ
ルギー回収タービン(13)において減圧されてもよい。
これの入口は導管(30a)によってサイクロン(41)に
連結され、その出口は導管(30)に連結され、これには
流量調節弁(43)が配置されている。
第二再生器(12)には、一部再生された触媒粒子が入
り、導管(40)によって第二再生器(12)の底部へもた
らされる酸素供給によって、それ自体知られた第二再生
条件下に、これらの触媒粒子のほとんど完全な再生が可
能にされる。ついで触媒粒子は管路(3)によって、ラ
イザーの供給の方へ再循環される。
第二再生流出物は、再生器(12)の内部または外部サ
イクロン(42)によって除塵される。これらは特に無水
亜硫酸、無水炭酸に富み、かつ一般に過剰の酸素をも含
む。これらは約800℃の温度にある。それらは導管(3
1)によって、第二再生器(12)のサイクロン(42)の
出口から、脱硫反応器(14)の、一般に循環床の最初の
半分、好ましくは最初の1/3へ送られる。逆に、第一再
生器の流出物は、反応器の端部の底部に供給され、ここ
は好ましくは、反応器の底部に存在する濃密相の上に導
入される第二再生器の流出物と実質的に同じ圧力にあ
る。流出物の流量調節弁(43)(44)は、各々導管(3
0)および(31)にある。脱硫反応器(14)は、好まし
くは円形断面を有する細長い管状である。例えばベンチ
ュリ管のような注入手段(図面に示されていない)によ
って、第一再生流出物の実質的に軸に添った注入が可能
になり、例えばノズルのような注入手段によって、反応
器の下端部(14a)への第二再生流出物の実質的に放射
状の注入が可能になる。固体粒子(CaCO3)の少なくと
も一部が、管路(16)によって反応器のこの端部のレベ
ル、好ましくは流出物の2つの導入レベルの間に送られ
る。第二再生器の過剰の空気が、脱硫反応器内で、第一
再生器から来る流出物の完全な燃焼、並びに吸収剤の硫
酸塩化を確実に行なうには不十分であるならば、空気の
補給は導管(15)によって実施されてもよい。これはこ
の反応器内に、好ましくは流出物の2つの入口レベルの
間で通じている。
下記再循環手段から来る吸収剤粒子は同様に、導管
(20)(23)の端部に配置された通常の導入手段によっ
て、反応器(14)に供給される。
これらの条件下、気体流出物流と接触する吸収剤粒子
全体は、反応器の高さのほぼ全長にわたって燃焼および
脱硫が展開されうる時間の間、流動床として反応器(1
4)内を下から上へ流通する。
脱硫された流出物は、入口(17a)が反応器(14)の
上端部(14b)に連結された少なくとも1つのサイクロ
ン(17)において粒子から分離され、管路(18)によっ
て、図面には示されていない回収ボイラにおいて回収さ
れる。
粒子は、出口(17b)を経てサイクロン(17)を離
れ、流動床冷却閉鎖容器(19)に重力で落ちる。この閉
鎖容器(19)は、これの高さの一部にある隔壁(19c)
によって分けられた少なくとも2つの流動区画(19a)
および(19b)を有する。
第一区画(19a)には熱い吸収剤が入る。この吸収剤
は、導管(20)によって脱硫反応器の低い端部のレベル
に直接再注入されてもよい。
熱い粒子の流量調節弁(21a)によって、反応器内の
これらの粒子の量を制限することができる。これには区
画(19b)へのこれらの熱い粒子のオーバーフローが伴
なう。この区画は、その床に浸された、通常の型の熱交
換器層(22)によって冷却される。冷却された粒子はつ
いで区画(19b)から、反応器(14)の端部へ、流量調
節弁(21b)によって調節された導管(23)を経て送ら
れる。このようにして、これらの弁(21a)および(21
b)の作用によって、流出物の熱レベルおよび燃焼およ
び脱硫反応のいずれにも適する温度で、吸収剤粒子を反
応器内に導入することができる。
第2図に示された本発明の別の実施態様によれば、サ
イクロン(17)の出口(17b)を出た粒子を、導管(3
3)によって反応器の下端部(14a)へ送ることによって
直接再循環してもよい。その時貯蔵閉鎖容器(80)と連
結された機械的な流量調節弁(32)によって、粒子流量
を調節することができる。
サイクロンにおいて捕集された粒子の直接再循環も、
流動化サイホンを通して実施できる。これはサイクロン
(17)と、反応器の底部(14)との圧力の均衡を確実に
行なう。
通常の型の触媒すなわち固体粒子の抜出し手段として
の出口(36)を、好ましくは反応器の下端部(14a)に
導入して、硫黄が仕込まれた粒子の少なくとも一部を排
出してもよい。しかしながらこれらを別の場所、例えば
区画室(19b)の出口(37)(第1図)に導入してもよ
い。
同様に管路(16)によって、反応器の下端部(14a)
のレベルに新品の粒子を導入してもよいが、同様にサイ
クルの他のあらゆる点に導入してもよい。
[実 施 例] 本発明は、例えば本方法を例証する下記実施例によっ
て理解することができる: 硫黄0.7%を含む、当初沸点357℃の常圧残渣を、流動
床で、525℃で、稀土類(ランタン、セリウム、ネオジ
ム、プラセオジム)でイオン交換されたゼオライトYを
ベースとする触媒の存在下に、接触クラッキング条件に
おいてクラッキングする。
使用済み触媒は、流出物から分離された後、コークス
1.2%を含む。硫黄はこのコークスの4.1%である。これ
は第一再生器において、695℃で、酸素の存在下に一部
再生される。
第一再生流出物は、サイクロンで粒子の分離後、下記
のとおりである: N2 =4086kモル・時 CO =245kモル/時 CH4=5kモル/時 CO2=666kモル/時 H2O=756kモル/時 SO2+H2S=13.4kモル/時 ついで一部再生された触媒を、第二再生器に導入す
る。ここで触媒は、塔の底部に注入され、かつ予め200
℃に予備加熱された空気の存在下、第二燃焼に付され
る。第二再生流出物は、除塵された後、下記のとおりで
ある: N2 =2019kモル/時 空気=1735kモル・時 CO =0.1kモル/時 CO2 =423kモル/時 H2O =175kモル/時 SO2+SO3=5.7kモル/時 平均粒度130マイクロメーター、比表面積1m2/gの98.7
%のCaCO3を含む石灰石が流動床として流通する脱硫反
応器における燃焼および脱硫反応は、下記条件下で実施
される: 流出物の温度: ・第一再生:691℃ ・第二再生:772℃ ・反応器内の表面流速:12m/秒 Ca/Sモル流量比=1.6 反応温度:855℃ 反応器内の接触時間:1.8秒 脱硫流出物の硫黄含量:43p.p.m. 脱硫収率:94% 処理された煤煙中の酸素含量:2% 熱交換器で抽出された熱の量:2.0MW
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明を
実施するフローシート、第2図は脱硫吸収剤粒子の直接
循環を示すフローシートである。 (14)……脱硫反応器、(14a)……上端部(第一端
部)、(14b)……下端部(第二端部)、(15)……導
管(酸素含有ガス供給手段)、(16)……管路(吸収剤
粒子供給手段)、(17)……サイクロン(吸収剤粒子分
離手段)、(17a)……入口、(17b)……出口、(18)
……管路(脱硫流出物排出手段)、(30)(31)……導
管(気体流出物供給手段)、(20)(33)……導管(硫
黄リッチ粒子再循環手段)、(36)(37)……出口(固
体粒子抜出し手段)、(19)(80)……冷却閉鎖容器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シジモン・フランコウィアク フランス国リュエイユ・マルメゾン (92500)・リュ・ドゥ・レスト 5番 地 (56)参考文献 特開 昭59−197724(JP,A)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記工程から成る、コークスを含むクラッ
    キング触媒粒子の再生の結果生じた、多量のCO、炭化水
    素、SO2、SO3および/またはH2Sを含む、気体流出物の
    焼却および脱硫方法: (a)粒度5〜5000マイクロメーター、比表面積0.1〜5
    00m2/gの吸収剤粒子を、管状反応帯域の第一端部へ導入
    する工程; (b)反応器内の気体流出物の表面流速が5〜40m/秒に
    なるように、前記反応帯域の前記端部へ、温度600℃〜1
    000℃で、前記気体流出物を導入する工程、 から成る方法において、 (c)前記気体流出物の硫黄含量を減じ、かつ硫黄リッ
    チにされた固体粒子と、硫黄プアにされた気体流出物と
    の混合物が得られるような反応条件において、酸素含有
    ガスの存在下に、反応帯域の循環流動床において、前記
    気体流出物と前記固体粒子とを接触させ、 (d)反応帯域の反対側の端部にある分離帯域におい
    て、硫黄リッチにされた前記固体粒子を、硫黄プアにさ
    れた前記気体流出物から少なくとも一部分離し、 (e)減少した硫黄、一酸化炭素および炭化水素含量を
    有する前記気体流出物を回収し、 (f)硫黄リッチにされた前記固体粒子の少なくとも一
    部を、反応帯域の前記第一端部の方へ再循環すること、 を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】硫黄リッチにされた吸収剤の一部を抜き出
    し、かつ新品の吸収剤の形態の、抜き出された吸収剤の
    実質的にモル当量を再導入する、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】前記クラッキング触媒粒子を、第一再生帯
    域において再生し、温度600〜750℃において、第一再生
    気体流出物を放出し、ついで第二再生帯域で、温度700
    〜1000℃において、第二再生気体流出物を放出し、前記
    第一および第二再生気体流出物を、別々にかつ実質的に
    同じ圧力で、反応帯域の前記第一端部へ導入する、請求
    項1または2の方法。
  4. 【請求項4】工程(c)の条件が、前記流出物の硫黄重
    量含量を、少なくとも70%、好ましくは80〜99%減じる
    ようなものである、請求項1〜3のうちの1つによる方
    法。
  5. 【請求項5】固体粒子が、アルカリ金属、アルカリ土金
    属およびそれらの混合物から成る群から選ばれる、少な
    くとも1つの炭酸金属または少なくとも1つの酸化金属
    から成る、請求項1〜4のうちの1つによる方法。
  6. 【請求項6】前記気体流出物と、前記炭酸金属または酸
    化金属とを、前記流出物に含まれる硫黄モル流量に対す
    る金属のモル流量比0.5〜3において、温度750〜1000℃
    で、接触時間0.5〜4秒接触させる、請求項1〜5のう
    ちの1つによる方法。
  7. 【請求項7】固体粒子が炭酸カルシウムを含む、請求項
    1〜6のうちの1つによる方法。
  8. 【請求項8】硫黄リッチにされた固体粒子の分離工程
    (d)後、および再循環工程前に、流動床冷却帯域にお
    いて、前記粒子を少なくとも一部冷却する、請求項1〜
    7のうちの1つによる方法。
  9. 【請求項9】酸素含有ガスを、汚染が除去された流出物
    が酸素1〜10容量%、好ましくは2〜4%含むような量
    で導入する、請求項1〜8のうちの1つによる方法。
  10. 【請求項10】酸素含有ガスが、第二再生の前記再生流
    出物によって少なくとも一部もたらされる、請求項3〜
    9のうちの1つによる方法。
  11. 【請求項11】反応帯域の前記第一端部へ、酸素含有ガ
    スを少なくとも一部導入する、請求項1〜10のうちの1
    つによる方法。
  12. 【請求項12】2つの流出物の1つを、反応帯域の第一
    端部の底部に、もう1つの流出物を前記反応帯域の側面
    部に導入する、請求項3の方法。
  13. 【請求項13】(a)第一端部(14a)および第一端部
    の反対側の第二端部(14b)を備えた細長い形状の管状
    の脱硫反応器(14)、 (b)前記反応器の第一端部に連結された吸収剤粒子供
    給手段(16)、 (c)少なくとも1つの触媒粒子再生器および前記反応
    器の前記第一端部に連結され、かつ反応器における固体
    粒子と流出物との接触および流動床での流通に適した気
    体流出物の少なくとも1つの供給手段(30)、および反
    応器の前記第一端部に連結された少なくとも1つの酸素
    含有ガス供給手段(15)、 (d)前記反応器(14)の第二端部(14b)に連結され
    た入口(17a)および硫黄リッチにされた粒子の出口(1
    7b)を備えた、硫黄プアにされた気体流出物からの硫黄
    リッチにされた吸収剤粒子の分離手段(17)、 (e)前記分離手段(17)に連結された脱硫流出物排出
    手段(18)、 (f)分離手段の出口(17b)および反応器(14)の第
    一端部(14a)に連結された硫黄リッチ粒子再循環手段
    (第1図の(20)および第2図の(33))、および (g)前記再循環手段(33)、前記分離手段(17)およ
    び/または前記反応器(14)に連結された固体粒子抜出
    し手段(36)(37)、 を備えることを特徴とする、請求項1〜12のうちの1つ
    の方法を実施するための装置。
  14. 【請求項14】反応器の前記第一端部に連結された、少
    なくとも2つの別々の気体流出物供給手段(30)(31)
    を備え、第一手段(30)が接触クラッキング装置の触媒
    粒子の第一再生器に連結され、第二手段(31)が前記接
    触クラッキング装置の触媒粒子の第二再生器に連結され
    ていることを特徴とする、請求項13の装置。
  15. 【請求項15】2つの供給手段(30)(31)のうち、前
    記管状反応器の底部に連結された1つの手段、および同
    反応器の前記第一端部の側面部に連結されたもう1つの
    手段を備えることを特徴とする、請求項14の装置。
  16. 【請求項16】前記再循環手段(20)(33)が、分離手
    段(17)の出口(17b)と、反応器(14)の前記第一端
    部(14a)との間に位置する、固体粒子の少なくとも一
    部の冷却閉鎖容器(第1図の(19)および第2図の(8
    0))を備えることを特徴とする、請求項13〜15のうち
    の1つの装置。
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