JP2810225B2 - TiCN化合物蒸着膜におけるC及びNの組成比制御方法 - Google Patents
TiCN化合物蒸着膜におけるC及びNの組成比制御方法Info
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- ticn
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、意匠性に富んだTiCN化合物蒸着膜における
C及びNの組成比を制御する方法に関する。
C及びNの組成比を制御する方法に関する。
[従来の技術] 装飾用素材として、鋼板にTiCN化合物を蒸着した表面
処理鋼板が使用されるようになってきている。この表面
処理鋼板においては、TiCN化合物蒸着膜におけるC及び
Nの組成比如何に応じて色調が大幅に変化する。そこ
で、一定した色調をもつ表面処理鋼板を得るためには、
C及びNの組成比を目標値に設定することが必要にな
る。
処理鋼板が使用されるようになってきている。この表面
処理鋼板においては、TiCN化合物蒸着膜におけるC及び
Nの組成比如何に応じて色調が大幅に変化する。そこ
で、一定した色調をもつ表面処理鋼板を得るためには、
C及びNの組成比を目標値に設定することが必要にな
る。
一般に合金めっき鋼板等の製造ラインで、オンライン
方式によってめっき層の組成を定量的に測定する手段と
して蛍光X線分析法が採用されている。
方式によってめっき層の組成を定量的に測定する手段と
して蛍光X線分析法が採用されている。
たとえば、特開昭61−277041号公報では、めっき層側
から励起放射線を照射し、下地鋼板からの蛍光X線を測
定することにより、めっき層の付着量が求められる。ま
た、めっき層からの蛍光X線を測定し、その測定値と算
出しためっき層の付着量に基づき、めっき層の組成を定
量的に測定している。
から励起放射線を照射し、下地鋼板からの蛍光X線を測
定することにより、めっき層の付着量が求められる。ま
た、めっき層からの蛍光X線を測定し、その測定値と算
出しためっき層の付着量に基づき、めっき層の組成を定
量的に測定している。
また、特開昭62−3650号公報では、相互に異なる二種
類の角度で励起X線をめっき層に照射し、二種類の取出
し角度で蛍光X線強度を測定し、組成及び付着量を定量
的に測定している。
類の角度で励起X線をめっき層に照射し、二種類の取出
し角度で蛍光X線強度を測定し、組成及び付着量を定量
的に測定している。
[発明が解決しようとする課題] ところで、蛍光X線分析においては、軽元素であるB
からOまでの元素は、オージェ電子及び蛍光X線の発生
比率を示す蛍光収率が低いため、分析感度が劣る。この
分析感度の低下を補うため、大容量のX線管,吸収の小
さい検出窓材等の開発が行われている。
からOまでの元素は、オージェ電子及び蛍光X線の発生
比率を示す蛍光収率が低いため、分析感度が劣る。この
分析感度の低下を補うため、大容量のX線管,吸収の小
さい検出窓材等の開発が行われている。
しかしながら、TiCN化合物のようにC及びNが同時に
存在する系では、Ckα線とNkα線の分離は不可能であっ
た。その結果、CとNとの組成比を定量的に検出するこ
とができず、操業条件の経験的な積重ねから目標とする
組成比、ひいては色調を得ようとしているのが現状であ
る。
存在する系では、Ckα線とNkα線の分離は不可能であっ
た。その結果、CとNとの組成比を定量的に検出するこ
とができず、操業条件の経験的な積重ねから目標とする
組成比、ひいては色調を得ようとしているのが現状であ
る。
しかし、色調は、第5図に示すように組成比の変化に
応じて大きく変わる。たとえば、組成比x[=C/(C+
N)]が0のTiN蒸着膜では明るい金色となるが、組成
比xが大きくなるに従って赤,赤紫,無彩色に色調が変
化し、組成比xが1のTiC蒸着膜では灰色になる。な
お、第5図の横軸a*上で原点から+方向は赤,−方向
は緑を、縦軸b*上で原点から+方向は黄,−方向は青
に対応する。また、明度L*も、第6図に示すように組
成比xに伴って変化する。
応じて大きく変わる。たとえば、組成比x[=C/(C+
N)]が0のTiN蒸着膜では明るい金色となるが、組成
比xが大きくなるに従って赤,赤紫,無彩色に色調が変
化し、組成比xが1のTiC蒸着膜では灰色になる。な
お、第5図の横軸a*上で原点から+方向は赤,−方向
は緑を、縦軸b*上で原点から+方向は黄,−方向は青
に対応する。また、明度L*も、第6図に示すように組
成比xに伴って変化する。
この微妙に変化する色調を、予め設定した操業条件に
より目標色調に収めることは極めて困難である。そのた
め、オンラインで組成比を検出し、検出結果に応じて操
業条件を調整することが、目標とする色調のTiCN化合物
蒸着膜を得る上で是非とも要求されるところである。
より目標色調に収めることは極めて困難である。そのた
め、オンラインで組成比を検出し、検出結果に応じて操
業条件を調整することが、目標とする色調のTiCN化合物
蒸着膜を得る上で是非とも要求されるところである。
本発明は、この要求に応えるべく案出されたものであ
り、X線回折法によってTiCN化合物蒸着膜の格子定数を
測定し、この格子定数からCとNとの組成比を求めるこ
とにより、組成比の正確な把握をオンラインで行うこと
ができ、所定の色調をもったTiCN化合物蒸着膜を得るこ
とを目的とする。
り、X線回折法によってTiCN化合物蒸着膜の格子定数を
測定し、この格子定数からCとNとの組成比を求めるこ
とにより、組成比の正確な把握をオンラインで行うこと
ができ、所定の色調をもったTiCN化合物蒸着膜を得るこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の組成比制御方法は、その目的を達成するた
め、TiCN化合物蒸着膜の格子定数をX線回折法により測
定し、該格子定数から化合物TiCNのCとNの組成比を求
め、該組成比を蒸着反応系にフィードバックすることを
特徴とする。
め、TiCN化合物蒸着膜の格子定数をX線回折法により測
定し、該格子定数から化合物TiCNのCとNの組成比を求
め、該組成比を蒸着反応系にフィードバックすることを
特徴とする。
たとえば、求められた組成比に基づき、蒸着反応系に
導入される炭素源ガス及び窒素源ガスの流量を制御する
とき、目標組成に対応した比率で炭素及び窒素の析出が
行われる。
導入される炭素源ガス及び窒素源ガスの流量を制御する
とき、目標組成に対応した比率で炭素及び窒素の析出が
行われる。
[作 用] 格子定数は、C含有量の増加に従って大きくなり、組
成比x[=C/(C+N)]との間で第1図に示すような
比例関係を持っている。しかも、格子定数は、X線回折
法により高精度で検出することができる。この強い相関
関係は、格子定数から組成比xを高精度で測定できるこ
とを示している。この測定結果に基づき蒸着反応系を制
御するとき、目標色調に高精度で合致した色調のTiCN化
合物蒸着膜を得ることができる。また、組成比の測定を
オンラインで行うことができるため、生産性よく安定し
た色調のTiCN化合物蒸着膜が形成された鋼板が製造され
る。
成比x[=C/(C+N)]との間で第1図に示すような
比例関係を持っている。しかも、格子定数は、X線回折
法により高精度で検出することができる。この強い相関
関係は、格子定数から組成比xを高精度で測定できるこ
とを示している。この測定結果に基づき蒸着反応系を制
御するとき、目標色調に高精度で合致した色調のTiCN化
合物蒸着膜を得ることができる。また、組成比の測定を
オンラインで行うことができるため、生産性よく安定し
た色調のTiCN化合物蒸着膜が形成された鋼板が製造され
る。
[実施例] 本実施例においては、第2図に概略を示した真空蒸着
装置を使用して、鋼板にTiCNを真空蒸着した。
装置を使用して、鋼板にTiCNを真空蒸着した。
蒸着される鋼板1として、ステンレス鋼板SUS304を使
用した。ペイオフリール2から蒸着室3に向けて、ライ
ンスピード1m/分で鋼板1を送り出した。蒸着室3の入
側及び出側にはそれぞれシールロール4,5が設けられて
おり、2×10-5トールまで排気した蒸着室3の内部を大
気から遮断した。また、入側シールロール4と蒸着室3
との間に設けられた加熱室6で、蒸着室3に搬入される
鋼板1を400℃の温度に加熱した。
用した。ペイオフリール2から蒸着室3に向けて、ライ
ンスピード1m/分で鋼板1を送り出した。蒸着室3の入
側及び出側にはそれぞれシールロール4,5が設けられて
おり、2×10-5トールまで排気した蒸着室3の内部を大
気から遮断した。また、入側シールロール4と蒸着室3
との間に設けられた加熱室6で、蒸着室3に搬入される
鋼板1を400℃の温度に加熱した。
蒸着室3の内部には、Ti源を装入したルツボ7を配置
した。また、N2及びC2H2を反応ガスとして使用し、それ
ぞれの流量コントローラ8及び9を経て、ノズル10から
蒸着室3に導入した。このとき、N2+C2H2混合ガスの導
入量は、蒸着室3における混合ガスの分圧が1.2×10-3
トールになるように設定した。
した。また、N2及びC2H2を反応ガスとして使用し、それ
ぞれの流量コントローラ8及び9を経て、ノズル10から
蒸着室3に導入した。このとき、N2+C2H2混合ガスの導
入量は、蒸着室3における混合ガスの分圧が1.2×10-3
トールになるように設定した。
ルツボ7から蒸発したTi蒸気は、反応ガスの分解生成
物であるN及びCと反応し、TiCNとして鋼板1の表面に
析出した。
物であるN及びCと反応し、TiCNとして鋼板1の表面に
析出した。
TiCNが蒸着された鋼板1を蒸着室3から送り出した
後、表面に形成されたTiCN蒸着膜の格子定数をX線回折
装置11により測定した。測定された格子定数は、導入さ
れた反応ガスN2とC2H2との流量比に応じて変化した。ま
た、格子定数の変化に伴い、蒸着膜の色調も変化した。
これは、前述したようにN2:C2H2の流量比に応じて蒸着
膜に取り込まれるN及びCの比率が異なることに起因す
るものである。
後、表面に形成されたTiCN蒸着膜の格子定数をX線回折
装置11により測定した。測定された格子定数は、導入さ
れた反応ガスN2とC2H2との流量比に応じて変化した。ま
た、格子定数の変化に伴い、蒸着膜の色調も変化した。
これは、前述したようにN2:C2H2の流量比に応じて蒸着
膜に取り込まれるN及びCの比率が異なることに起因す
るものである。
鋼板1表面に形成されたTiCN蒸着膜のN及びCの組成
比をESCAによって求め、この組成比を格子定数の測定結
果と対応させたところ、第1図に示す関係にあった。第
1図から明らかなように、格子定数を測定しながら連続
蒸着を行い、測定された格子定数が目標値からはずれた
ときに組成比に対応する混合ガスの流量比を調整するこ
とにより、一定した組成比をもつTiCN蒸着膜が得られる
ことが判る。
比をESCAによって求め、この組成比を格子定数の測定結
果と対応させたところ、第1図に示す関係にあった。第
1図から明らかなように、格子定数を測定しながら連続
蒸着を行い、測定された格子定数が目標値からはずれた
ときに組成比に対応する混合ガスの流量比を調整するこ
とにより、一定した組成比をもつTiCN蒸着膜が得られる
ことが判る。
また、TiCN蒸着膜の色調をCIE Lab表色系(C光源)
で表示し、格子定数と対応させたところ、第3図に示す
関係にあった。第3図からしても、格子定数を調節する
ことにより目標とする色調をもつTiCN蒸着膜が得られる
ことが判る。
で表示し、格子定数と対応させたところ、第3図に示す
関係にあった。第3図からしても、格子定数を調節する
ことにより目標とする色調をもつTiCN蒸着膜が得られる
ことが判る。
そこで、目標とするTiCN蒸着膜のN及びCの組成比及
び色調を得るため、格子定数の測定結果をN2ガス流量コ
ントローラ8及びH2ガス流量コントローラ9にフィード
バックし、蒸着室3に送り込まれるN2:C2H2の流量比を
制御した。具体的には、鋼板1の長手方向に対し10m間
隔で格子定数を測定し、第1図の関係からCとNとの組
成比が一定となるようにN2:C2H2の流量比を制御した。
び色調を得るため、格子定数の測定結果をN2ガス流量コ
ントローラ8及びH2ガス流量コントローラ9にフィード
バックし、蒸着室3に送り込まれるN2:C2H2の流量比を
制御した。具体的には、鋼板1の長手方向に対し10m間
隔で格子定数を測定し、第1図の関係からCとNとの組
成比が一定となるようにN2:C2H2の流量比を制御した。
その結果、第4図に示すように、蒸着開始点からの距
離如何に拘らず、鋼板1の表面に形成されたTiCN蒸着膜
は、一定した組成比をもっていた。そのため、巻取りロ
ール12に巻き取られた鋼板1は、安定した色調のTiCN蒸
着膜が形成された表面性状の良好なものであった。
離如何に拘らず、鋼板1の表面に形成されたTiCN蒸着膜
は、一定した組成比をもっていた。そのため、巻取りロ
ール12に巻き取られた鋼板1は、安定した色調のTiCN蒸
着膜が形成された表面性状の良好なものであった。
これに対して、混合ガス流量比を制御せず一定に維持
しTiCNの蒸着を行った比較例にあっては、蒸着開始点か
らの距離が大きくなるに従って組成比[C/(C+N)]
が低下した。これに伴い、形成されたTiCN蒸着膜の色調
も徐々に黄色味が強くなる変化を呈した。
しTiCNの蒸着を行った比較例にあっては、蒸着開始点か
らの距離が大きくなるに従って組成比[C/(C+N)]
が低下した。これに伴い、形成されたTiCN蒸着膜の色調
も徐々に黄色味が強くなる変化を呈した。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明においては、形成され
たTiCN蒸着膜の格子定数をX線回折法で検出し、この検
出結果から蒸着膜に含まれるCとNとの組成比を求め、
蒸着反応条件を制御している。この格子定数からCとN
との組成比を求める方法は、蛍光X線を使用する方法に
比較して、極めて高い精度で組成比を定量的に把握する
ことができる。そのため、得られた組成比に基づいて反
応条件を制御するとき、一定した組成比及び色調をもつ
TiCN蒸着膜が形成され、商品価値の高い表面処理鋼板が
製造される。しかも、この方法は、オンラインで組成比
を検出することができることから、生産性を向上させる
上でも有効な方法である。
たTiCN蒸着膜の格子定数をX線回折法で検出し、この検
出結果から蒸着膜に含まれるCとNとの組成比を求め、
蒸着反応条件を制御している。この格子定数からCとN
との組成比を求める方法は、蛍光X線を使用する方法に
比較して、極めて高い精度で組成比を定量的に把握する
ことができる。そのため、得られた組成比に基づいて反
応条件を制御するとき、一定した組成比及び色調をもつ
TiCN蒸着膜が形成され、商品価値の高い表面処理鋼板が
製造される。しかも、この方法は、オンラインで組成比
を検出することができることから、生産性を向上させる
上でも有効な方法である。
第1図はTiCN蒸着膜の格子定数とCとNとの組成比の関
係を表したグラフ、第2図は本発明実施例で使用した真
空蒸着装置の概略を示し、第3図はTiCN蒸着膜の格子定
数と色調との関係を表したグラフ、第4図は本発明の効
果を比較例と対比して具体的に表したグラフである。他
方、第5図はTiCN蒸着膜の組成比と色相及び色彩との関
係を表したグラフ、第6図は同じく組成比と明度との関
係を表したグラフである。
係を表したグラフ、第2図は本発明実施例で使用した真
空蒸着装置の概略を示し、第3図はTiCN蒸着膜の格子定
数と色調との関係を表したグラフ、第4図は本発明の効
果を比較例と対比して具体的に表したグラフである。他
方、第5図はTiCN蒸着膜の組成比と色相及び色彩との関
係を表したグラフ、第6図は同じく組成比と明度との関
係を表したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C23C 14/54,14/06
Claims (2)
- 【請求項1】TiCN化合物蒸着膜の格子定数をX線回折法
によって測定し、該格子定数から化合物TiCNのCとNの
組成比を求め、該組成比を蒸着反応系にフィードバック
することを特徴とするTiCN化合物蒸着膜におけるC及び
Nの組成比制御方法。 - 【請求項2】請求項1記載の組成比に基づき、蒸着反応
系に導入される炭素源ガス及び窒素源ガスの流量を制御
することを特徴とするC及びNの組成比制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32212590A JP2810225B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | TiCN化合物蒸着膜におけるC及びNの組成比制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32212590A JP2810225B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | TiCN化合物蒸着膜におけるC及びNの組成比制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04191359A JPH04191359A (ja) | 1992-07-09 |
JP2810225B2 true JP2810225B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=18140208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32212590A Expired - Lifetime JP2810225B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | TiCN化合物蒸着膜におけるC及びNの組成比制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2810225B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP32212590A patent/JP2810225B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04191359A (ja) | 1992-07-09 |
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