JP2809992B2 - Exchange equipment maintenance-free system and exchange system - Google Patents
Exchange equipment maintenance-free system and exchange systemInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子交換機におい
て、多機能ボタン電話端末等を接続する時に伴う端末に
対応したデータ(カスタマ−データ等)の書き替えを自
動的に行う交換機メインテナンスフリー方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子交換システムでは、交換機に
新たに端末を接続する場合、どのポート(端子)にどん
なタイプの端末(DP,PB,多機能ボタン電話機等)
を接続するのかといった端末に関するデータを交換機に
接続されたTTYから打ち込まなければならなかった。
【0003】また、オフィスの配置換え等による端末の
移動時には、新たに端末を接続する時と同様に、交換機
に接続されたTTYから、接続するポートのナンバー
(PN)、端末のタイプはもちろん、多機能ボタン電話
の場合には、各キーに割り当てる機能(短縮ダイヤル、
オートダイヤル等)等も含めた端末に関するデータを打
ち込み直さなければならなかった。これにより、今まで
ある場所で使っていた端末を他の場所で使うために、1
度コードを抜いて、他のコードを接続した場合には、T
TYから端末に対応したデータの書き替えをしないと、
正常に動作しなかった。多機能ボタン電話の場合、偶然
端末のタイプが一致していたとしても各キーに割り当て
た機能が変わってしまい、結局正常に動作しなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
に鑑み、端末の移動時に伴う端末のデータの書換えを自
動的に行うと共に、当該データを移動先で迅速かつ的確
に利用することができる交換装置メンテナンスフリー方
式及び交換システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】まず、第一の本発明は、
少なくとも一の端末がポートを介して着脱可能に接続さ
れると共に、ポートに付されたポート番号に対応させて
端末のデータを記憶したデータ記憶手段を有しデータに
基づき端末を制御する交換装置に関する交換装置メイン
テナンスフリー方式において、端末は、端末を識別する
ための端末識別番号が記憶できる識別番号記憶手段を有
し、交換装置は、端末側に問い合せることにより当該端
末の接続状態を検出する検出手段と、端末が接続された
場合に当該端末に対し端末識別番号の送出要求する送出
要求手段とを有し、送出要求に応じて端末から端末識別
番号が送られてきた場合、端末識別番号に基づき定まる
端末のデータを端末識別番号が送られてきたポートのポ
ート番号に対応させてデータ記憶手段にて記憶させるこ
とを特徴とする交換装置メインテナンスフリー方式であ
る。第二の本発明は、少なくとも一の端末がポートを介
して着脱可能に接続されると共に、ポートに付されたポ
ート番号に対応させて端末のデータを記憶したデータ記
憶手段を有しデータに基づき端末を制御する交換装置に
関する交換装置メインテナンスフリー方式において、端
末は、当該端末を識別するための端末識別番号が記憶で
きる識別番号記憶手段を有し、端末が当該第一のポート
から外された後第二のポートに接続された場合には交換
装置からの端末識別番号の送出要求に対し第二のポート
を介して端末識別番号を交換装置に送信し、交換装置
は、端末が第一のポートから外された後端末側への問い
合せにより当該端末の接続を検出した場合に端末に対し
端末識別番号の送出要求をし、送出要求に応じて当該端
末から端末識別番号が送られてきた場合、第一のポート
番号に対応させて記憶されていた端末識別番号に基づき
定まる端末のデータを第二のポートのポート番号に対応
させてデータ記憶手段にて記憶させることを特徴とする
交換装置メインテナンスフリー方式である。第三の本発
明は、少なくとも一の端末がポートを介して着脱可能に
接続されると共に、ポートに付されたポート番号に対応
させて端末のデータを記憶したデータ記憶手段を有しデ
ータに基づき端末を制御する交換装置からなる交換シス
テムにおいて、端末は、当該端末を識別するための端末
識別番号が記憶できる識別番号記憶手段とを有し、交換
装置は、端末側に問い合せることにより当該端末の接続
状態を検出する検出手段と、端末が接続された場合に当
該端末に対し端末識別番号の送出要求する送出要求手段
とを有し、送出要求に応じて端末から端末識別番号が送
られてきた場合は、端末識別番号に基づき定まる端末の
データを端末識別番号が送られてきたポートのポート番
号に対応させてデータ記憶手段にて記憶させる記憶制御
手段とを具備したことを特徴とする交換システムであ
る。第四の本発明は、少なくとも一の端末がポートを介
して着脱可能に接続されると共に、ポートに付されたポ
ート番号に対応させて端末のデータを記憶したデータ記
憶手段を有しデータに基づき端末を制御する交換装置か
らなる交換システムにおいて、端末は、当該端末を識別
するための端末識別番号が記憶できる識別番号記憶手段
と、第一のポートから外された後第二のポートに接続さ
れた場合に交換装置からの端末識別番号の送出要求に対
し第二のポートを介して端末識別番号を交換装置に送信
する送信手段とを有し、交換装置は、端末が第一のポー
トから外された後端末側への問い合せにより当該端末の
接続を検出した場合に端末に対し端末識別番号の送出要
求をする送出要求手段と、送出要求に応じて当該端末か
ら端末識別番号が送られてきた場合に、第一のポート番
号に対応させて記憶されていた端末識別番号に基づき定
まる端末のデータを第二のポートのポート番号に対応さ
せてデータ記憶手段にて記憶させる記憶制御手段とを具
備したことを特徴とする交換システムである。
【0006】
【作用】まず、第一の本発明は交換機メインテナンスフ
リー方式に関し、端末は、端末を識別するための端末識
別番号が記憶できる識別番号記憶手段を有しており、交
換装置は、端末側に問い合せることにより当該端末の接
続状態を検出手段にて検出する。ここで端末が接続され
た場合には当該端末に対し送出要求手段にて端末識別番
号の送出要求し、かかる送出要求に応じて端末から端末
識別番号が送られてきた場合には、端末識別番号に基づ
き定まる端末のデータを端末識別番号が送られてきたポ
ートのポート番号に対応させてデータ記憶手段にて記憶
させる。第二の本発明は交換機メインテナンスフリー方
式に関し、端末は、当該端末を識別するための端末識別
番号が記憶できる識別番号記憶手段を有しており、端末
が第一のポートから外された後第二のポートに接続され
た場合には交換装置からの端末識別番号の送出要求に対
し第二のポートを介して端末識別番号を交換装置に送信
し、交換装置は、端末が第一のポートから外された後端
末側への問い合せにより当該端末の接続を検出した場合
に端末に対し端末識別番号の送出要求をし、送出要求に
応じて当該端末から端末識別番号が送られてきた場合、
第一のポート番号に対応させて記憶されていた端末識別
番号に基づき定まる端末のデータを第二のポートのポー
ト番号に対応させてデータ記憶手段にて記憶させる。第
三の本発明は交換システムに関し、端末は、当該端末を
識別するための端末識別番号が記憶できる識別番号記憶
手段を有しており、交換装置は、まず端末側に問い合せ
ることにより当該端末の接続状態を検出する。そして、
端末が接続された場合に当該端末に対し端末識別番号の
送出要求をし、送出要求に応じて端末から端末識別番号
が送られてきた場合は、端末識別番号に基づき定まる端
末のデータを端末識別番号が送られてきたポートのポー
ト番号に対応させてデータ記憶手段にて記憶させる。第
四の本発明は交換システムに関し、端末は、当該端末を
識別するための端末識別番号が記憶できる識別番号記憶
手段を有しており、第一のポートから外された後第二の
ポートに接続された場合に交換装置からの端末識別番号
の送出要求に対し第二のポートを介して端末識別番号を
交換装置に送信する。一方、交換装置 は、端末が第一の
ポートから外された後端末側への問い合せにより当該端
末の接続を検出した場合に端末に対し端末識別番号の送
出要求をし、この送出要求に応じて当該端末から端末識
別番号が送られてきた場合に、第一のポート番号に対応
させて記憶されていた端末識別番号に基づき定まる端末
のデータを第二のポートのポート番号に対応させてデー
タ記憶手段にて記憶させる。
【0007】
【0008】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に従って説明
する。
【0009】この実施例に係るシステムを図2に示す。
このシステムは、ディスプレイを備えた電話端末(以
下、電話端末と呼ぶときは、原則としてこのタイプのも
のとする。)(11)と、交換系(13)とから成る。
このシステムでは、一の電話端末(11)においてメッ
セージが入力指示されると他の電話端末(11)に対し
てメッセージが転送表示される。メッセージが転送され
るのは、一の電話端末(11)から他の電話端末(1
1)への直接のメッセージの送出である場合、又は他の
電話端末(11)から一の電話端末(11)への発呼の
場合である。メッセージの転送については、後述するよ
うに識別子を用いる点がこの発明の一つの特徴である。
【0010】次に、系について詳述していく。まず、交
換系(13)は、図2に示されるように、電話端末(1
1)を交換系(13)に導くラインカード(15)を含
んでいる。ラインカード(15)と電話端末(11)間
とは、後述するように2線式双方向バースト伝送(ピン
ポン伝送)で接続されている。なお、図2中では電力供
給線を省略している。同一のラインカード(15)に対
しては、複数(2〜4個)の電話端末(11)が接続さ
れている。ラインカード(15)からは、PCMハイウ
ェイ(17)がタイムスイッチ回路(19)に延びてい
る。
【0011】このタイムスイッチ回路(19)には、ラ
インカード(15)ばかりでなく、トランクカード(2
1)、トーン回路(23)、会議回路(25)もPCM
ハイウェイ(27)、(29)、(31)を介して接続
されている。PCMハイウェイには、音声信号又はデー
タ信号が乗っている。
【0012】タイムスイッチ回路(19)は、PCMハ
イウェイ(17)、(27)、(29)、(31)の信
号についてのタイムスロットの変更等を行うものであ
る。
【0013】トランクカード(21)は局線、専用線等
が接続されるカードである。
【0014】トーン回路(23)は、各種トーンを電話
端末(11)や局線に送出するものである。各種トーン
は、ディジタル信号としてこの回路(23)から供給さ
れる。
【0015】会議回路(25)は、3者以上の通話を行
う場合の演算を行うものである。
【0016】なお、ラインカード(15)、タイムスイ
ッチ回路(19)、トランクカード(21)、トーン回
路(23)、会議回路(25)には、クロック発生器
(26)から基準クロックが供給され、動作が規定され
る。ラインカード(15)、トランクカード(21)、
トーン回路(23)、会議回路(25)には、一対の制
御線が接続されている。制御線の他端は、I/O(3
3)に接続されている。
【0017】I/O(33)に対して共通バス(35)
が設けられており、この共通バス(35)には、CPU
(37)、フロッピーディスク(FD)(39)、メモ
リ(41)、入出力回路(43)がぶら下がっている。
【0018】フロッピーディスク(39)には交換制御
動作のプログラム、各種データが記憶されている。フロ
ッピーディスク(39)の記憶内容は、メモリ(41)
にロードされ、メモリ(41)内の記憶内容に従いCP
U(37)は動作する。フロッピーディスク(39)
は、メモリ(41)のバックアップ用として用いられて
いる。
【0019】入出力回路(43)には、データ端末(4
5)が接続されている。データ端末(45)は、後述す
るようなカスタマデータの入力や保守管理に用いられ
る。カスタマデータは、電話端末の種別、電話番号、各
機能電話ではキーの機能割り当て等の属性情報である。
又、この実施例では、このデータ端末(45)からメッ
セージも入力される。
【0020】次に、電話端末(11)とラインカード
(15)との間の伝送方式について説明する。
【0021】前述のように、この実施例では、二線式双
方向バースト伝送方式を用いる。この方式では、電話端
末(11)と交換系機(ラインカード(15))との間
で信号をピンポンのように送受している。図3に示すよ
うに、所定フォーマットの信号がラインカード(15)
から電話端末(11)へバースト状に送信される。これ
に対して、電話端末(11)からラインカード(15)
へ信号がバースト状に送信される。これを125μse
c内に行う。
【0022】次に、この伝送方式での信号フォーマット
を説明する。図4に示すように、12ビットで1フレー
ムを形成している。先頭の1ビットは、フレーム同期ビ
ット(F)、次の8ビット(V)が音声信号に割り当て
られる。続いて、データに1ビット(D)、制御信号に
1ビット(C)が割り当てられ最後の1ビットがパリテ
ィ(P)用である。
【0023】音声信号だけを見れば125μsec毎に
8ビットが伝送されることになり、64kbpsPCM
実時間伝送を実現している。データ(D)は、電話端末
(11)にデータ端末等が接続され、電話回線を利用し
てデータ伝送も同時に行うときに用いられる。音声伝送
を行わないときは、音声信号用ビット(V)をも利用す
れば良い。
【0024】制御信号ビット(C)は、通常、電話端末
(11)の制御のための信号であり、12ビットで一単
位を成す。すなわち、図4に示すフォーマットの信号を
12回受信し、制御ビットCを12個蓄積することによ
って、図5に示す制御信号を得る(12マルチフレーム
構成)。送信は、これとは逆に、個々のビットに分けて
送信すればよい。パリティ(P)は、パリティチェック
のためのビットである。
【0025】以上のように、電話端末(11)とライン
カード(15)この間の伝送方式は、二線式双方向バー
スト伝送(ピンポン伝送)が採用されるが、個々の信号
は、伝送路上ではダイフェーズ符号化が施されている。
ダイフェーズ符号化は、クロックに同期してレベルが変
化し、しかも、「1」に対しては、その信号レベルが同
一クロック区間で一定であり、「0」に対しては、その
信号レベルが同一クロック区間で変化する符号化であ
る。
【0026】NRZ信号列に対してDP信号列が規定さ
れる具体例を図6(a)、(b)に示す。なお、ここで
のNRZ信号は、データに対してデューティ比が100
%で表現することを意味するだけである。よって、ここ
でNRZ信号列は、電話端末(11)、ラインカード
(15)内のディジタルデータとして考えればよい。な
お、必要なハードウェア構成については後述する。
【0027】次に、電話端末(11)について更に詳述
する。ここでの電話端末(11)の外観は、図7に示す
ようにLCD(51)を備えた点が大きな特徴である。
このLCD(51)の下にソフトキー(53)及至(6
3)が設けられている。1つのソフトキー(65)は、
LCD(51)外に設けられている。このソフトキー
(53)及至(65)の機能は、端末の状態に応じて割
り当てられる。LCD(51)内のソフトキー(53)
及至(63)に対応する部分には、端末の状態により割
り当てられる機能の名称が表示される。
【0028】このソフトキー(53)及至(65)の他
に、ファンクションキー(67)及至(79)が設けら
れている。このファンクションキー(67)及至(7
9)には、各種機能がプログラマブルに割り当てられて
いる。このキー(67)及至(79)の右側に、このキ
ーの(67)及至(79)の状態を示すLED(81)
及至(93)が設けられている。
【0029】更にファンクションキー(67)及至(7
9)の他に、ファンクションキー(95)及至(10
1)が設けられている。ファンクションキー(67)及
至(79)、(95)及至(101)は、固定的な機
能、例えば、オートダイヤル等の機能が固定的に割り当
てられており、端末の状態に応じて割り当てられる性質
のものではない。
【0030】電話端末(11)の筐体上部中央部には、
ダイヤルパッド(102)が設けられている。
【0031】又、筐体上部左側にはスピーカ(103)
が、送受話器(105)が設けられている。この送受話
器(105)は、筐体にコード(107)を介して接続
されている。このような電話端末(11)は、電話回線
(102)を介して交換機(ラインカード(15))と
接続されている。
【0032】次に、電話端末(11)の電子的構成を図
8に従って説明する。ここでは、電話端末(11)にデ
ータ端末(111)を接続し、ドローイングホンタブレ
ット入力装置(113)を備える例について説明する。
【0033】この端末(11)は、ピンポン伝送系(1
15)と音声系(117)と、操作系(119)と、処
理系(121)とから成る。ピンポン伝送系(115)
は、電話回線(109)との間で信号を送受し、更に音
声データを音声系(117)とやり取りしディジタルデ
ータを処理系(121)、データ端末(111)とやり
取りとする。音声系(117)は、ディジタル信号と音
声との変換を行う。操作系(119)は、操作表と処理
系(121)とのマンマシンインターフェースとして考
える事ができる。処理系(121)は、データに一定の
処理を施すと共に、端末(11)全体の動作を制御す
る。
【0034】音声系(117)は、送受話器(105)
とスピーカ(103)を含む。この音声系(117)
は、処理系(121)内のCPU(125)の制御及び
タイミング信号T2 (後述する)の制御の下にコーデ
ック&フィルタ(127)により、ピンポン伝送系(1
15)からのPCM音声データをアナログ音声信号に変
換する。このアナログ音声信号は、緩衝増幅回路(12
9)を介して送受話器(105)又はスピーカ(拡声
器)に送られ、可聴音となる。コーデック(code
c)は、符号器(coder)と復合器(decode
r)の両機能を備えたもので、PCM符号復合器であ
る。このコーデック&フィルタ(127)に対するCP
U(125)の制御は共通パス(123)音声用I/O
(131)を介して行われる。
【0035】送受話器(105)から送られてくるアナ
ログ音声信号は、コーデック&フィルタ(127)を介
してピンポン伝送系(115)の送信フレームレジスタ
(133)に送られる。送信フレームレジスタ(13
3)の出力は、パリティ付加回路(135)に送られ
る。パリティ付加回路(135)の出力は、NRZ/D
P変換回路(137)へ送られ、ハイブリッド(13
9)を介して電話回線(109)へ送出される。
【0036】以上がピンポン伝送系(115)のうち送
信部分である。
【0037】これに対して受信時は、ハイブリッド回路
(139)からの出力がDP/NRZ変換回路(14
1)へ供給される。DP/NRZ変換回路(141)の
出力は、受信フレームレジスタ(143)に送られる。
受信フレームレジスタ(143)は音声信号用(V)、
データ用(D)、制御信号用(C)の各領域を有する。
【0038】ビット数それぞれ8ビット、1ビット、1
ビットである。受信フレームレジスタ(143)のうち
音声信号用(V)領域のデータは、コーデック&フィル
タ(127)の入力となる。同じくデータ用(D)領域
のデータは、I/O(RS232C)(145)を介し
てデータ端末(111)へ送られる。制御信号用(C)
領域のデータは、12ビットシフトレジスタ(SR)
(147)へ送られる。
【0039】送信フレームレジスタ(133)も同様な
構成であって、8ビットの音声信号用(V)領域、1ビ
ットのデータ用(D)領域、1ビットの制御信号用
(C)領域から成る。前述のコーデック&フィルタ(1
27)の出力は送信フレームレジスタ(133)の音声
信号用(V)領域に入力する。データ用(D)領域に
は、I/O(145)を介してデータ端末(111)か
らのデータが入力する。制御信号用(C)領域には、1
2ビットシフトレジスタ(149)からの出力が入力す
る。12ビットシフトレジスタ(147)、(149)
は共通バス(123)と接続されている。
【0040】次に動作を説明する。コーデック&フィル
タ(127)からの8ビットPCM音声信号は、送信フ
レームレジスタ(133)内の音声信号(V)用領域に
一旦記憶される。
【0041】一方、CPU(125)からは、制御デー
タが12ビット単位で送られ、共通バス(123)を介
して、12ビットシフトレジスタ(149)に一旦記憶
される。この12ビットシフトレジスタ(149)から
の1ビットづつのデータが制御信号用(C)領域に記憶
される。12ビットシフトレジスタ(149)からのデ
ータ送出は125μsecに1回の割合である。これは
タイミング信号T1 により制御される。データ端末(1
11)からのデータは、I/O(145)を介してデー
タ用(D)領域に記憶されるI/O(145)からのデ
ータ送出もタイミング信号T1 により制御される。この
ように、10ビットのデータが用意されたなら、パリテ
ィ付加回路(135)においてフレーム同期ビット
(F)及び、パリティビット(P)がそれぞれ1ビット
付加される。このフォーマットは図4に示すフォーマッ
トと同様である。このデータは、デューティ比100%
の形で出力される。これはNRZ(Non−Retur
n−To Zero)信号と同一形式となる。この信号
列はNRZ DP変換回路(137)でダイフェーズ符
号化が施される。その後、ハイブリッド回路(139)
を介して、電話回線(109)へ送出される。
【0042】受信時には、ハイブリッド回路(139)
から、ダイフェーズ符号化が施された信号がDP/NR
Z変換回路(141)においてNRZ信号列に変換され
る。
【0043】この信号は12ビット単位であって、フレ
ーム同期ビット(F)パリティビット(P)が除外さ
れ、先頭から2ビット及至9ビット目のデータが、音声
信号用(V)領域に記憶される。続いて10ビット目が
データ用(D)領域に、11ビット目が制御信号用
(C)領域に記憶される。音声信号用領域のデータはコ
ーデック&フィルタ(127)へ入力され、前述のよう
に可聴音に変換される。
【0044】データ用領域のデータは、I/O(14
5)を介してデータ端末(111)へ送られる。制御信
号用領域のデータは、12ビットシフトレジスタ(14
7)へ送られ、12ビット蓄積されたなら共通バス(1
23)を介し、CPU(125)へ送られる。
【0045】操作系(119)は、LCD(51)を駆
動制御するLCDコントローラ(151)を含む。ダイ
ヤルパッド(102)、ソフトキー(53)及至(6
5)、ファンクションキー(67)及至(79)、(9
5)及至(101)からのキー入力情報は、I/O(1
53)共通バス(123)を介してCPU(125)へ
伝えられる。又、ファンクションキー(67)及至(7
9)の操作状態について情報を得たCPU(125)
は、所定の処理を行うと共に、LED駆動系(155)
に所定のLED(81)及至(93)を表示させるよう
に命令を与える。
【0046】CPU(125)は、ROM(157)に
記憶されたプログラムに従って所定の処理を行う。又、
データ端末(111)は、I/O(145)、I/O
(159)を介してデータのやり取りを行う。ドローイ
ングホンタブレット入力装置(113)からの入力パタ
ーン情報は、I/O(159)を介してCPU(12
5)へ伝えられる。
【0047】次に、NRZ/DP変換回路(137)、
ハイブリット回路(139)、DP/NRZ変換回路
(141)の具体的構成について図9に従って説明す
る。
【0048】これらの回路(137)、(139)、
(141)は、電話回線(109)とハイブリットコイ
ル(161)を介して電気的に接続される。そしてNR
Z/DP変換回路(137)を中心とした送信部(16
3)と、DP/NRZ変換回路(141)を中心とした
受信部(165)とから成る。
【0049】このような構成により電話回線(109)
からの信号が、ディジタルデータとして得られ、ディジ
タルデータがダイフェーズ符号化が施されて電話回線
(109)に送出される。
【0050】次に、電話端末(11)の動作クロックに
ついて説明する。この実施例では、図8に示されるフレ
ーム検出回路(167)とタイミング制御回路(16
9)から動作フロックを得ている。すなわち、フレーム
検出回路(167)において受信した信号からフレーム
同期ビットを検出し、この検出タイミングに同期してク
ロック信号を発生させる。これは、図示しないクロック
発生器(タイミング発生回路(169)間に設けられ
る。)からのクロック信号から上記のフレーム検出に応
じてタイミング信号T1 〜T4 を生成する。
【0051】タイミング信号T1 は8KHz、タイミ
ング信号T2 は64KHz、タイミング信号T3
は、256KHz、タイミング信号T4 は2MHzの
クロック信号である。又、前述したように、送信フレー
ムレジスタ(133)に対しては、コーデック&フィル
タ(127)、I/O(145)及び12ビットシフト
レジスタ(149)からデータを書き込み、パリティ付
加回路(135)へデータの読み出しを行うので、この
書き込みと読み出しについては、位相をずらす必要があ
るのは当然である。受信フレームレジスタ(143)に
ついても同様である。
【0052】次にラインカード(15)について図10
に従って説明する。このラインカード(15)は、ハイ
ブリッド回路(201)と送受信回路(203)と、受
信フレームレジスタ(205)とを備える。ハイブリッ
ド回路(201)と、送受信回路(203)の構成は、
図9に示す具体的構成と同一である。すなわち、電話回
線(109)の信号の符号化を解きNRZ信号に変換
し、逆にNRZ信号をダイフェーズ信号(DP信号)に
変換するものである。ここでNRZ信号は、ディジタル
データと同一に考えてよい。ダイフェーズ符号が解かれ
た信号は、同期信号検出回路(204)において、フレ
ーム同期ビット(F)の検出を行い、この信号に基づい
てNRZ信号を、受信フレームレジスタ(205)にロ
ードする。
【0053】このとき、先頭(フレーム同期ビット
(F)から数える)から2ビット及至9ビット図のデー
タは、音声信号用領域に記憶される。10ビット目のデ
ータは、データ用領域に記憶される。11ビット目のデ
ータは、制御信号用領域に記憶される。次に、音声信号
用領域及びデータ用領域のデータは、レジスタ(20
7)、(209)に転送される。このレジスタ(20
7)、(209)に対して、マルチプレクタ(213)
とカウンタ(215)と、コンパレータ(217)とが
設けられる。レジスタ(207)、(209)は、クロ
ック信号に基づいて格納データをマルチプレクサに送出
する。このクロック信号は、図2に示されるクロック発
生器(26)からのクロック信号線(219)を介して
供給される。このクロック信号は、カウンタ(215)
にも供給され、カウンタ(215)において計数され
る。カウンタ(215)は、PCMのフレーム同期信号
により初期化される。このPCMフレーム同期信号は、
フレーム信号線(221)を介してI/O(33)から
送られる。
【0054】図2では省略されているがPCMハイウェ
イ(17)等として一緒に設けられていると考えればよ
い。よって、カウンタ(215)は、PCMのフレーム
の先頭からクロック信号を計数していき、コンパレータ
(217)において、予め定められた値との一致検出が
行われる。この予め定められた値は、各ラインカード毎
に定められた固有アドレスであって、後述するように各
ラインカード(又は電話端末(11))に割り当てられ
たタイムスロットの番号でもある。
【0055】なお、ラインカード(15)に対して、複
数の電話端末(11)が設定されている場合には、こう
してコンパレータ(217)において固有アドレスと計
数クロック信号数とが一致したなら、この結果をマルチ
プレクサ(213)及び後述するデマルチプレクサ(2
23)に知らせる。マルチプレクサ(213)は、これ
を受けてレジスタ(207)、(209)の内容を多重
化してPCMハイウェイ(17)に送出する。このPC
Mハイウェイ(17)は前述のように、タイムスイッチ
回路(19)に接続されている。
【0056】一方、受信フレームレジスタ(205)の
制御信号用領域に記憶された制御信号は、12ビットシ
フトレジスタ(211)に蓄積される。12ビット分蓄
積されたなら、一つの制御信号として、バス(225)
を介して、CPU(227)に送られる。
【0057】CPU(227)は、メモリ(229)の
記憶内容に従って、一定の処理により解読し、必要があ
れば、その内容をI/O(231)を介してデータハイ
ウェイ(233)に送出する。データハイウェイ(23
3)に送出されたデータは、CPU(37)に送られ、
所定の処理が施される。
【0058】以上が電話端末(11)から交換機側への
伝送であるが、次に交換機側から電話端末(11)への
伝送について説明する。PCMハイウェイ(17)を介
して送られてくるPCM音声データは、時分割多重され
ている。このデータがデマルチプレクサ(223)にお
いて、ラインカード(15)内に取り込まれる。前述の
ように、各ラインカード(15)は、固有アドレスが割
り当てられており、これが各ラインカード(15)に割
り当てられたタイムスロットの番号にもなっている。前
述のようにコンパレータ(217)では、PCMのフレ
ームの開始から計数したクロック値と、固有アドレスと
の一致を見ており、一致した際には、デマルチプレクサ
(223)にもこの結果を知らせる。デマルチプレクサ
(223)では、これを受けて受信PCM信号を音声と
データとに分離し、各々レジスタ(235)、(23
7)とに転送する。レジスタ(235)、(237)
は、クロック信号線(219)からクロック信号の供給
を受けて動作する。
【0059】データハイウェイ(233)を介して送ら
れてくるデータは、交換制御にとって必要なデータであ
って、前述のPCMハイウェイ(17)を介して伝送さ
れるデータとは区別される。データハイウェイ(23)
を介して送られてくるデータは、I/O(231)を介
してCPU(227)に送られ、更に、レジスタ(23
9)に蓄積される。次に、レジスタ(235)、(23
7)、(239)の内容が送信フレームレジスタ(24
1)に転送される。この送信フレームレジスタ(24
1)は、3つの領域に分かれれているのは、受信フレー
ムレジスタ(205)、又は、電話端末(11)での受
信フレームレジスタ(133)等と同一である。
【0060】この送信フレームレジスタ(241)の内
容は、送受信回路(203)に送られる。この回路(2
03)において、データは、ダイフェーズ符号化が施さ
れて、ハイブリッド回路(201)を介して電話回線
(109)に送出される。 次にメッセージ通信につい
て説明する。この実施例では、メッセージを固定部分と
可変部分として分離し、前者を識別子により表現してい
る。更に、この実施例では、メッセージ通信を主に上記
識別子により行う点に一つの特徴がある。識別子とメッ
セージの固定部分(以下固定メッセージと呼ぶ)との対
応は、例えば表1(以下識別子表と呼ぶ)に示されるご
とく設定される。
【0061】
【表1】
表1の固定メッセージ中、下線が施された部分がメッセ
ージの可変部分である。このようにメッセージを固定部
分と可変部分とに分けたのは、日常生活、業務において
必要なメッセージはパターン化されていることに着目し
たものである。
【0062】可変部分は必ず必要という訳ではない。こ
の識別子−固定メッセージの対応は、少くともディスプ
レイ件電話端末(11)の全てに保持記憶されている。
この記憶の仕方には2通りある。
【0063】1つは、ROMに記憶する場合であって、
もう1つは、RAMに記憶する場合である。最初の実施
例では、ROMに上記対応を記憶させた例について説明
する。
【0064】ROMは、読み出し専用メモリであるから
予め上記対応を記憶させ、各端末(11)に備えておく
必要がある。この場合、交換機側では、この対応を予め
持っていることは必ずしも必要ではないが、ここでは端
末(11)でのROMと同一の記憶内容をメモリ(4
1)又は、フロッピーディスク(39)に記憶させてお
く。初期入力については後述する。
【0065】次にメッセージ通信について説明する。こ
の実施例でのメッセージ通信には2通りのモードがあ
る。メッセージ設定要求モードとし、メッセージ送出要
求モードである。メッセージ設定要求モードは、電話端
末(11)操作者自体が不在等で、これ以降電話(1
1)に応答できない時に、予めメッセージを設定してお
き、たの端末(11)からは発呼された時、この発呼者
に上記メッセージを転送するものである。
【0066】メッセージ送出モードは、他の端末(1
1)に対して発呼した際に、被発呼者が応答しない時
に、メッセージをその被発呼者に送出するものである。
【0067】まず、メッセージ設定要求モードについて
説明する。このモードを行うには、まず、電話端末(1
1)のキー(65)を操作する。このキー(65)は、
メッセージ設定/選択キーである。最初このキー(6
5)を押すと電話端末のCPU(125)は、この操作
状態を検出人、メッセージ設定モードとする。このモー
ドにおいて、CPU(125)は、識別子表から識別子
「1」の内容を呼び出しLCD(51)に表示する。こ
こでは、識別子「1」に対応する「ガイシュツ、チョッ
キ」が表示される。これは、今必要なメッセージではな
いので操作者は、メッセージ設定/選択キー(65)を
押す。すると、識別子「2」の内容が表示される。以下
同様な操作を繰り返し、識別子「5」の内容が表示され
たなら、操作者は確認キーを押す。確認キーとしては、
ダイヤルパッド(102)中のを用いてもよいし、ファ
ンクションキー(67)〜(79)、(95)〜(10
1)の中から適当に1つを選んで設定しておいてもよ
い。又、ソフトキー(53)及至(63)の1つに機能
を割り当ててもよい。これで固定メッセージの設定が終
了した。
【0068】次に、可変メッセージ「03:00」を入
力する。これは、ダイヤルパッド(102)を「0」
「3」「0」「0」と押す。CPU(125)は、この
「0」「3」「0」「0」を、LCD(51)上に表示
されているメッセージ中の下線が施された領域に03:
00と表示する。すると、「カイギチュウ03:00マ
デ」と表示される。このとき、CPU(125)は、R
AM(156)に識別子「5」と可変メッセージ「03
00」を「50300」として記憶しておく。同時に、
この「50300」を交換機に対してデータとして送出
する。
【0069】これを更に詳しく説明する。このデータの
送出は、電話端末(11)の制御信号の送出と同様にし
て行う。この実施例では、ピンポン伝送方式を採用して
いるので図4に示されるフォーマット中の制御信号用ビ
ットを用いることになる。又、ここで用いるデータ自体
は、12ビットで一単位とする。まず、CPU(12
5)は、メッセージ設定要求を交換機へ送る。この設定
要求の一例を図14に示す。ここでは12ビットで一単
位であるが、C0 は、フレーム同期用ビット、C1
、C2 は、この12ビットのデータが表わす意味を
示すビット、C3〜C10は送出するデータC11はパ
リティチェック用ビット(この例では偶数)である。
【0070】このような12ビットのデータをCPU
(125)から12ビットシフトレジスタ(149)
(図8に示す)に送出し、前述の手順により交換機に送
出される。続いて、メッセージの識別子番号、可変デー
タ(メッセージ中の時間、月日等)、メッセージ設定終
了が送出される。交換機側では、以上のようなデータを
ラインカード(15)で受信し、CPU(37)まで送
る。
【0071】CPU(37)は、メッセージ設定要求を
受け取り、認識した後、メッセージの識別番号、可変デ
ータを認識し、メモリ(41)のメッセージ登録領域に
記憶する。このメモリ(41)のメッセージ登録領域の
構成について説明する。この実施例ではポート対応で構
成し、カスタマデータをも考慮してメッセージ登録領域
を構成する。
【0072】この具体例を図12に示す。
【0073】ポートは、例えば、図2のラインカード
(15)の端末(11)側の出力端子を指す。ポート番
号という場合、ここでは、前述の固有アドレスに対して
2ビットを付加した番号を用いればよい。カスタマデー
タは、電話端末(11)の種別、状態、電話番号、キー
の機能割り当て等の属性である。端末(11)の種別と
しては通常のダイヤル電話、プッシュホン、ディスプレ
イ付電話、データ端末付電話(例えばコンピュータホ
ン)等である。電話端末(11)の状態とは状態遷移図
で用いられるレベルの概念であって、図13及び表2に
示されるように、交換制御の見地から見た端末(11)
の状態である。この実施例では、状態「7」として「メ
ッセージセット中」という状態を設けた点に特徴があ
る。
【0074】
【表2】
このようなポート対応のカスタマデータに対してセット
中メッセージを記憶する。このセット中メッセージは識
別子から成る固定データ部と可変データ部とから成る。
ここでは識別子「5」、可変データ部「0300」であ
る。
【0075】このように交換機内が設定されたときに、
メッセージを送出した端末(11)以外の端末(11)
から、メッセージ送出端末(11)に対して発呼したと
する。交換機内のCPU(37)は、端末(11)から
の発呼を受け、ポート対応のカスタマデータをサーチす
る。このサーチにより、被発呼端末の状態を調べる。状
態「0」であれば回線接続を行うが、ここでは端末
「5」が状態「7」であって、メッセージ設定中である
ことをCPU(37)は認識する。
【0076】この後、セット中メッセージを呼び出し、
「50300」というデータを発呼端末への制御データ
として送出する。このときの送出手順は、メッセージ設
定時の端末(11)から交換機への送出手順と同一であ
って、交換機内のCPU(37)は、図14に示される
フォーマットでラインカード(15)等を介して発呼端
末へ上記制御データを送る。ラインカード(15)及び
電話端末(11)間は、前述のようにピンポン伝送方式
を用いている。
【0077】メッセージ転送を受けた端末のCPU(1
25)では、制御データを認識した後、識別子を用いて
メモリ(157)から識別子表の内容を呼び出す。ここ
では「5」に対応する「カイギチュウ: マデ」を呼び
出すことになる。ただし、識別子表を記憶させる際に
は、「カイギチュウ: マデ」に対応するキャラクタを
そのまま記憶してもよいし、キャラクタジェネレータを
別に用意し、キャラクタコードを記憶するだけでもよ
い。
【0078】次に、CPU(125)は、呼び出した固
定メッセージと可変データをLCD(57)に表示す
る。このようにして発呼端末には、「カイギチュウ0
3:00マデ」という表示が成され、メッセージの転
送、表示が成されたことになる。このような表示と同時
に被発呼端末の番号、被発呼端末操作者等を表示するよ
うにしてもよい。
【0079】次にメッセージ送出要求モードについて説
明する。これは、被発呼端末が通話中のときでも大至急
連絡を取りたい場合に必要なモードである。例えば秘書
が大至急上司と連絡を取り来客を知らせたいときであ
る。このような場合、発呼端末に対しては交換機のトー
ン回路(23)からビジートーンを送出する。このよう
なビジートーンを受けると、電話端末(11)のCPU
(125)は、キー(53)〜(63)に対してキャン
プオン、自動呼返し、再呼び、メッセージ転送、割り込
みの各機能を割り当てる。同時に、LCD(51)内の
キー(53)〜(63)に対応する部分に、CPO(キ
ャンプオン)、ACB(自動呼返し)、RCL(再呼
び)、LMG(メッセージ転送)、OUR(割込み)を
表示する。
【0080】次に操作者は、キー(59)を押す。この
ソフトキー(59)は、この状態では、メッセージ転送
キーであって、このキー(59)を押すことにより、以
下の処理により作成されたメッセージを被呼先へ転送す
ることになる。
【0081】まず、メッセージの設定がCPU(12
5)に対して表示される。そして前述のメッセージ設定
要求モードと同様に、識別子表が呼び出され、識別子
「1」の内容から表示されていく。そしてキー(65)
とダイヤルパッド(102)の操作により、メッセージ
の固定部分が決まる。ここでは識別子「6」を選択する
ものとする。この例では可変データは不要であって、図
15に示される手順及びフォーマットに従ってメッセー
ジがまず交換機へ送出される。交換機のCPU(37)
では、メッセージ送出要求を認識すると、図15に示さ
れるフォーマットのデータをそのまま被呼端へ、端末
(11)の制御データとして送出する。
【0082】このようにすることにより、被呼端末が通
話中(又どのような状態)であってもメッセージは転送
可能であって、しかも識別子を用いるので転送量も大幅
に削減できる。前述の実施例では、識別子表をROMに
記憶させる例について説明したが、当然RAM(Ran
dom Access Memory)に記憶させるこ
ともできる。しかもこの場合には以下の説明より明らか
となる効果を有する。
【0083】以下に示す説明では、交換機内のフロッピ
ーディスク(39)にデータ端末(45)から識別子−
メッセージの対応を入力すると同時に、各電話端末(1
1)には初期状態において識別子−メッセージの対応が
記憶されていないものとする。ハードウェア的な構成は
前述実施例と同一であるとする。
【0084】まず、フロッピーディクス(39)への識
別子−メッセージの対応関係の入力について説明する。
データ端末(45)は、保守用端末であって、この端末
(45)からメッセージを書き込む時には、オーソライ
ゼーションコードを入力する。例えば、オーソライゼー
ションコードが「0003」の時には、以下の処理が診
断であり、「0002」の時は、カスタマデータのセッ
トそして「0001」の時は、メッセージの書き込みと
いうように決めておく。ここでは、オーソライゼーショ
ンコード「0001」を入力すると、これ以降のデータ
が識別子番号と(固定)メッセージであるとCPU(3
7)は認識する。よって、この内容を、フロッピーディ
スク(39)又はメモリ(41)のRAMで構成された
部分に記憶していく。この記憶内容は、第1表に限定さ
れない。
【0085】このようにして、識別子番号とメッセージ
との対応が決定したなら、この記憶内容を各電話端末
(11)に転送する処理を行う。もっとも、転送という
概念は、交換機内のメッセージについての情報がいつ用
意されるかといったこととは直接関係はない。すなわ
ち、交換機内ではROMに上記内容を蓄積していてもよ
いのは当然である。
【0086】さて、上記記憶内容(識別子番号とメッセ
ージとの対応)の転送は、交換機の電源立上げ時、新規
端末接続時、メッセージの変更、新規事項付加時等に行
うことが好ましい。まず、電源立上げ時の転送について
説明する。交換機の電源が投入されると、図16に示さ
れるように、フロッピーディスク(39)に記憶された
交換プログラム、必要なデータ(前述のメッセージにつ
いてのデータをも含む場合がある。)をロードし、メモ
リ(41)に記憶させる。次に後述するイニシャルプロ
グラムがスタートとし、このプログラムによる処理が完
了後、スーパーバイザーにより、I/O処理、交換処
理、バックグラウンド処理、障害処理等が優先順位に従
って実行される。
【0087】次にイニシャルプログラムについて説明す
る。
【0088】このプログラムは、図17に示されるよう
に、まず、ハードウェア全体のイニシャライズ、特にデ
ータ領域のメモリをクリアするという処理から開始す
る。
【0089】これは、交換プログラム、必要なデータの
ロードだけでは、データ領域の初期状態の内容が保証さ
れないからである。データ領域とは、以下に示すライン
カード等の実装状態についてのデータの記憶領域であっ
て、上記クリアによって、正しいデータの記憶に先立
ち、メモリを初期化している。
【0090】次に、ラインカード(15)、トランクカ
ード(21)等の実装状態をチェックする。このために
CPU(37)から問い合わせ信号を制御信号線(デー
タハイウェイ)を利用してラインカード(15)、トラ
ンクカード(21)に送出する。これに対して、各ライ
ンカード(15)等のCPU(227)は、実装されて
いるという返答をCPU(37)に送り返す。この返答
は例えば、各ラインカード(15)に与えられている固
有の番号等を用いればよい、固有の番号としては、第1
0図に示されるコンパレータ(217)の基準値として
用いている固有アドレスの下位2ビットを省略したもの
を用いればよい。
【0091】ここで、下位2ビットを捨てたのは、この
固有アドレスが、本来電話端末(11)(ポート)に対
して設定されたものであって、この実施例では、1つの
ラインカード(15)に4個の端末(11)が接続する
としたために、固有アドレスの下位2ビット以外のもの
によりラインカード(15)が識別され、下位2ビット
まで含めて電話端末(21)までを識別している。当
然、ラインカード(15)に対して接続される端末(1
1)数が変化すれば固有アドレスの表現も変化するの
で、ここでの固有の番号の表現も変化する。このような
応答をCPU(37)が受けることによって、ラインカ
ード(15)等の実装を確認する。
【0092】これによって、CPU(37)は、カード
の実装についてのマップを得る。次に、電話端末(1
1)の接続状態のチェックについて説明する。
【0093】交換機のCPU(37)は、問い合わせ信
号を制御信号として、各端末(11)に送出する。この
実施例での問い合わせ信号のフォーマットは、図5に従
うのは当然である。これに対し、電話端末(11)のC
PU(125)は、問い合わせ信号を受信すると、例え
ば自己の固有番号を返答として交換機に送出する。(こ
れについては更に後述する。)
CPU(37)はこの応答を受けて端末(11)の実装
状態についてのマップをつくる。問い合わせ信号とこれ
に対する応答の一例を図18に示す。このようにしてカ
ード(15)、端末(11)についての実装状態がチェ
ックされ、CPU(37)は実装マップを完成すること
ができる。
【0094】次にCPU(37)は、電話端末(11)
をイニシャライズする。このイニシャライズにより、電
話端末(11)は、送受信可能になる。続いて、CPU
(37)は、フロッピーディスク(39)から読み出さ
れ、メモリ(41)に記憶されているメッセージについ
てのデータを読み出し、端末(11)へ送る。
【0095】このデータの転送は、端末(11)への制
御データの転送として行う。このときのデータフォーマ
ットを図20に示す。
【0096】交換機内のCPU(37)は、まず、12
ビットから成るメッセージ記憶要求命令を発する。これ
がラインカード(15)内のCPU(227)により受
信されてレジスタ(239)に一旦蓄積される。この
後、ピンポン伝送フォーマット中の制御信号用ビットを
用いて、電話回線(109)を介して端末(11)へ送
られる。端末(11)では受信フレームレジスタ(14
3)、12ビットシフトレジスタ(147)等を介し
て、CPU(125)に送られる。
【0097】このような手順により、上記メッセージ記
憶要求、メッセージの識別子番号、メッセージが次々と
端末(11)に送られる。端末(11)のCPU(12
5)は、識別子とメッセージとをRAM(156)内に
記憶していく。そしてメッセージ記憶終了命令を受けた
なら、この処理を終了させる。
【0098】こうして電話端末(11)のCPU(12
5)は、送られてきたデータをRAM(156)に蓄積
する。これにより、交換機と電話端末(11)とは、全
く同一の識別子とメッセージを保有することになる。こ
れでイニシャルプログラムは終了し、通常交換プログラ
ムがスタートする。
【0099】CPU(37)は、交換処理の空き時間を
利用して、原則的に一定周期で実装マップの更新を行っ
ている。すなわち、新規端末(11)の接続、端末(1
1)の接続位置の変更(接続ポートの変更)等を行って
いる。これは、ポート対応で得れば、カスタマデータの
自動変更ということになる。カスタマデータの変更が、
特に新規端末(11)が交換機の支配する系に接続され
た場合に起因するときは、上記のイニシャルプログラム
と同様にして識別子とメッセージとを当該新規端末(1
1)へ転送する。新規端末(11)では、転送されたデ
ータをRAMに蓄積し、交換機、たの端末(11)と同
一のデータを保有することになる。
【0100】ここで、端末(11)が接続されているか
否かのチェックについて詳しく説明する。交換機は一定
周期で各ポートに対し、端末が接続されているか、接続
されていないかをチェックするための問い合わせを行っ
ている。この問い合わせに対し、端末が応答する事によ
り、交換機はそのポートに端末が接続されている事を認
識する。
【0101】図21に問い合わせ時の交換機の動作をフ
ローチャートで示した。平常時(端末を接続したとき
や、端末を抜いた時以外)は、交換機は各ポートに対
し、順々に問い合わせを行っている。交換機に端末を接
続したときには、交換機から見ると、それまで応答のな
かったポートから突然応答が返ってくる事になる。この
場合、交換機は同一ポートに3回問い合わせを繰り返
し、全てに対し応答があれば、上記ポートの先に端末が
接続されたと認識する。
【0102】逆に、交換機から端末を抜いた(端末を切
断した)時には、交換機から見ると、それまで正常な応
答を返していたポートから突然応答が返らなくなる。こ
の場合、交換機は同一ポートに対し、3回続けて問い合
わせを送出し、全てに対し応答がなければ、上記ポート
に接続されていた端末が抜かれたと認識する。
【0103】交換機に新たに多機能ボタン電話を接続す
る場合について説明する。一例として電話回線(10
9)に多機能ボタンを接続する(図2端末Aの位置)も
のとする。接続直後の問い合わせにより交換機は端末が
接続された事を認識し、識別番号送信要求を送ってく
る。これに対して、多機能ボタン電話機(11)はCP
U(125)の制御のもとに、読み出し専用メモリ(1
26)に固定的に記憶している端末識別コード(機種に
ついて固有)を制御信号とし、共通バス(123)、シ
フトレジスタ(149)、送信フレームレジスタ(13
3)の制御信号領域(C)、パリティ付加回路(13
5)、NRZ/DP変換回路(137)、ハイブリッド
回路(139)、電話回線(101)を介して交換機側
に送出する。
【0104】交換機側では、この端末識別コードをライ
ンカード(65)で受信すると、ラインカード(15)
内のCPU(227)によりデータハイウェイ(23
3)、I/O(33)を介して、処理系のCPU(3
7)まで、上記端末識別コードと、これを受信したポー
トの番号(PN)を伝える。
【0105】CPU(37)は上記ポートに新たに多機
能電話が接続されたと認識し、これらの2情報により端
末に対応したデータ(カスタマ−データ等)をメモリ
(41)に設定する。又、制御信号としてI/O(3
3)、データハイウェイ(233)ラインカード(1
5)、電話回線(109)を介し多機能ボタン電話(端
末Aの位置)に端末識別のための識別番号(端末ごとに
異なる)を送出する。
【0106】多機能ボタン電話側では、上記識別番号
を、ハイブリッド(139)、DP/NRZ変換回路
(141)、受信フレームレジスタ(143)、シフト
レジスタ(147)、共通バス(123)を介して電話
端末CPU(125)が受信すると、CPU(125)
は書き替え可能なメモリー((126)CE2 PROM
で構成すればよい)内に、上記識別番号を蓄積する。こ
のメモリーの内容は、電話端末がパワーダウンしても保
持される。これにより上記端末は、電話線を接続するだ
けで使用可能な状態となる。
【0107】使用中の多機能ボタン電話を他の場所に移
動する場合について説明する。一例として、電話回線
(109A)につながっていた多機能ボタン電話を電話
海線(109B)につなぎ換える(端末Aの場所から端
末Bの場所に移動する)場合を想定する。
【0108】電話回線(109A)、(109B)は、
それぞれ交換機に端子番号(PN)1、2のポートに接
続されているものとする。この電話機を回線(109
A)からはずすと、前述のような問い合わせにより、交
換機は電話機がPN=1ポートからはずされたと認識す
る。この電話機が回線(109B)に接続されると、問
い合わせにより、PN=2のポートに電話機が接続され
たことを交換機は認識する。交換機からは、PN=2の
ポートに対して識別番号送出要求を送る。
【0109】これに対し、電話機内にCPU(125)
は、RAM(126)に記憶されている識別番号を制御
データとして交換機に送る。交換機側では、上記識別番
号をラインカード(15)、データハイウェイ(23
3)、I/O(33)を介して、CPU(37)が受信
する。CPU(37)は識別番号から、PN=2のポー
トに接続された端末が、今までPN=1のポートに接続
されていた多機能ボタン電話機であると認識する。そこ
でメモリ(41)に蓄積している端末に対応したデータ
(カスタマ−データ等)の書き替えを行う。
【0110】PN=1の情報として記憶していた内容
を、PN=2の情報に、そっくりそのまま移し換える。
これにより、電話線を接続する動作だけで変更前と同じ
状態で移動後も使用可能となる。当然ながら各キーの機
能の割り当て方も同一である。
【0111】多機能ボタン電話以外の標準電話機等をこ
の実施例での交換機に接続する場合は、上記のような問
い合わせにより、交換機はあるポートに端末が接続され
た事を知り、識別番号送出要求を送り出すが、応答がな
いので、交換機は上記端末を多機能ボタン電話以外の端
末だと認識する。
【0112】このとき、端末に対応したデータが既にセ
ットされていれば、次のポートの問い合わせを行う。も
し、端末に対応したデータがセットされていなければ、
保守端末(45)に対し、端末(電話機)に対応したデ
ータの打ち込み要求を送出し、入力待ちとなる。
【0113】次にメッセージの新規登録、削除、変更等
を交換機側で行う場合について説明する。これは、交換
機の処理としてはI/O処理で実行される。まず、端末
(45)から「ORG」とキーインする。すると、I/
O処理により、「CODE?」と表示される。これに対
して端末(45)から「0001」を打つ。これは、メ
ッセージ入力用のオーソライゼーションコードである。
続いて、I/O処理により、「MODE?」と表示され
る。これは、メッセージの入力が、新規登録か、変更
か、削除化であるかを指定することをI/O処理が要求
している訳である。
【0114】これに対して、端末(45)から、それぞ
れ、「NEW」、「CHG」、「DEL」をキーインす
ればよい。キーインの後、「NUMBER?」と「ME
SSAGE?」という問い合わせがされるので、これに
従って、識別子、メッセージを入力していけばよい。
【0115】このようにしてI/O処理において、メッ
セージの新規登録、変更、削除等が終了したなら、この
旨がバックグラウンドジョブに伝えられ、変換処理のあ
い間に、メッセージ、識別子(変更部分だけでもよい)
が電話端末(11)へ送られる。
【0116】次にディスプレイを持たない電話機、すな
わち、標準電話機がこの実施例での交換系に接続された
場合のメッセージ転送について説明する。ここでは、メ
ッセージを音声に変換して標準電話機に転送するものと
する。このときの全体構成は、図22に示されるよう
に、交換機(13)側に音声合成回路(301)が設け
られている点が特徴である。
【0117】この音声合成回路(301)は、図23に
示されるように、CPU(303)と、ROM(30
5)と、RAM(307)と、I/O(311)とを備
えている。CPU(303)は、ROM(305)内に
記憶されたプログラムに従って処理を行う。又、ROM
(305)内には、音声合成用の単語辞書、規則合成用
パラメータデータそして前述の識別子とメッセージとの
対応をも記憶している。
【0118】もちろん、この対応は、RAM(307)
に記憶させてもよい、RAMに記憶させる場合には、内
容をセットする方法が前述のとおりいくつか考えられ
る。
【0119】メッセージ転送を交換機が行う場合、前述
のように転送先端末の状態をカスタマデータから得てい
る。この結果転送先が標準電話機であると、交換機(1
3)のCPU(37)は、識別子(更に可変データが付
加される場合もある。)を上記の音声合成回路(30
1)に送る。これは、データハイウェイ(233)を介
して行う。CPU(303)はI/O(311)、共通
バス(309)を介して識別子を受け取ると、音声合成
処理を開始する。
【0120】例えば、今、識別子+可変データとして
「50300」がCPU(303)に送られたとする。
まず、これに対して、「5」に対応したメッセージをR
OM(305)から読み出す。そして「カイギチュウ0
3:00マデ」の形に変換する。これを以下に述べるよ
うに、音声合成を行い、8KHz間隔のPCM音声デー
タに変換する。図24には、音声合成の処理フローを示
す。上記のようなメッセージデータに対して、各単語毎
に単語辞書を参照して読みとアクセントとを与える。こ
の例では、「03:00」に対して「サンジ」という読
みが与えられる。
【0121】次に、文節としてのアクセント及びポーズ
が与えられ、話し言葉への変換が行われる。続いて、音
声パラメータをもとに、規則音声合成が行われ、8KH
z間隔のPCMデータ「カイギチュウ サンジマデ」が
得られる。このデータがPCMハイウェイ(17)を介
して、ラインカード(15)に送られる。
【0122】このPCMデータは、ラインカードにおい
て、アナログ音声信号に変換されて、標準電話機(32
1)へ送られ、メッセージ転送が成される。このとき、
登録されたメッセージである事を示す音や案内文をメッ
セージの前に付加してもよい。又、メッセージ送出を標
準電話機(321)において送受話器を置くまで回復し
ても良い。
【0123】以上、この説明の実施例につき説明した
が、この発明は、この実施例に限定されるものではな
い。例えば、交換機のCPUメモリ等をラインカード、
トランクカード等に分散させて、メッセージを各々のカ
ードのメモリに蓄積しても良く、交換機と電話端末の間
の伝送方式、フォーマットとも本発明に限るものではな
い。電話端末においても、CRT、LED、LCD、そ
の他どのようなディスプレイでもよく、キー配列、キー
操作も本実施例に限るものではない。
【0124】メッセージ選択にしても、例えばダイヤル
パッド等で直接識別子を選択してもよく、本方式に限る
ものではない。電話端末に接続できるデータ端末でタブ
レット等についてもなくてもよいことは明白である。
又、メッセージ例、制御信号コードについても本実施例
に限るものではないことは明白である。又、メッセージ
に対する識別子の設定も実施例には限定されない。
【0125】実施例においては、会社内での使用頻度が
高いメッセージを固定メッセージとして捉え、これらを
識別子により識別したが、どのようなメッセージに対し
て識別子を付与するかは、システムにおいて任意に決定
されるものである。又、識別子としては、実施例のよう
に数字を与えてもよいし、記号を用いてもよい。又、メ
モリのアドレスを識別子に用いてもよい。又、メッセー
ジは、電話端末全てについて共通する必要は必ずしもな
く、電話端末により使用できるメッセージに制限をつけ
てもよい。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、端末はポートに接続さ
れるだけで迅速かつ的確に端末のデー要であるのみなら
ず、端末接続後に端末の使用者に対し不要な操作をさせ
ずとも、当該接続後ほぼ直ちに端末は当該データを利用
した動作をすることができる。 DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention
To connect with multi-function phone terminals, etc.
Automatically rewrite corresponding data (customer data, etc.)
The present invention relates to an exchange-maintenance-free system performed dynamically.
[0002]
2. Description of the Related Art In a conventional electronic exchange system, an exchange
When connecting a new terminal, connect to which port (terminal)
Terminal types (DP, PB, multi-function button telephone, etc.)
Data about the terminal such as whether to connect
I had to type in from the connected TTY.
[0003] In addition, terminal relocation due to office relocation, etc.
When moving, use the same switching equipment as when connecting a new terminal.
Port number to connect from TTY connected to
(PN), multi-function button phone, as well as terminal type
In the case of, the function assigned to each key (speed dial,
Enter data about the terminal, including auto dial
I had to reinsert. By this, until now
To use a terminal used in one place in another place,
If you disconnect the cord and connect another cord,
If you do not rewrite data corresponding to the terminal from TY,
It did not work properly. In case of multi-function button phone, by accident
Assigned to each key even if the terminal type matches
Function changed, and eventually did not work properly.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTIONThe above problems
In consideration of this, it is necessary to automatically rewrite terminal data when the terminal moves.
Dynamically, and quickly and accurately store the data at the destination.
Replacement equipment that can be used for maintenance-free
Providing a formula and exchange systemWith the goal.
[0005]
Means for Solving the Problems First, the present invention provides:
At least one terminal is detachably connected via a port
And correspond to the port number assigned to the port.
Remember device dataData storage meansWith data
Switching equipment for switching equipment controlling terminals based on
In the tenance-free method, the terminalIdentify terminal
Number storage means for storing terminal identification numbers for
AndThe exchange device isBy contacting the terminal side,
Detection means for detecting the connection status of the terminal, and the terminal is connected
Sending a request to the terminal to send a terminal identification number
Request means, according to the transmission requestTerminal identification from terminal
When a number is sent,Determined based on terminal identification number
The terminal data is transferred to the port of the port to which the terminal identification number was sent.
Corresponding to the port numberStore in data storage meansThis
The exchange device is maintenance-free.
You. In the second invention, at least one terminal is connected via a port.
Connected detachably, and the port attached to the port.
Device data is stored in correspondence with the port numberData record
MemoryTo control terminals based on data
In the exchange-free maintenance-free system,end
The terminal identification number for identifying the terminal is stored.
Having identification number storage meansTerminal is the first port
If it is connected to the second port after being disconnected fromExchange
In response to a terminal ID number transmission request from the deviceSecond port
The terminal identification number to the exchange via the
After the terminal is disconnected from the first portQuestion to terminal
If the connection of the terminal is detected by matching
Sends a terminal identification number, and responds to the
From the endWhen the terminal identification number is sent, the first port
Based on the terminal identification number stored corresponding to the number
Corresponding terminal data to the port number of the second port
Let meStore in data storage meansCharacterized by
This is a switching device maintenance-free system. The third book
Ming says that at least one terminal can be detached via a port
Connected and corresponds to the port number assigned to the port
Let me store the terminal dataData storage meansHasDe
DataSwitching system consisting of switching devices that control terminals
In the system, a terminal is a terminal for identifying the terminal.
Identification numberNumber storage means that can storeAnd have a replacement
The equipment isConnection to the terminal by inquiring of the terminal
Detection means for detecting the state, and
Transmission request means for requesting the terminal to transmit a terminal identification number
The terminal identification number is transmitted from the terminal in response to the transmission request.
If you have beenOf the terminal determined based on the terminal identification number
Port number of the port to which the terminal identification number was sent for data
Corresponding to the issueStorage control for storing in data storage means
meansA switching system characterized by comprising:
You. In a fourth aspect, at least one terminal is connected via a port.
Connected detachably, and the port attached to the port.
Device data is stored in correspondence with the port numberData record
MemoryExchange device that has terminals and controls terminals based on data
In a switching system consisting of
Terminal identification numberNumber storage means that can store
When,Connected to the second port after being disconnected from the first port
IfIn response to a terminal identification number transmission request from the exchange
And sends the terminal identification number to the exchange via the second port
Transmission means to perform,In the exchange, the terminal
After being removed fromBy inquiring of the terminal side,
Send terminal identification number to terminal when connection is detected
Requesting means for requesting the terminal, and
When the terminal identification number is sent fromPrimary port number
No. based on the terminal identification number stored corresponding to the
The terminal data corresponding to the port number of the second port
Let meStorage control means for storing data in the data storage means.
EquippedAn exchange system characterized in that:
[0006]
The first aspect of the present invention is the maintenance of the switching equipment.
Lee method,The terminal is a terminal identifier for identifying the terminal.
It has an identification number storage means that can store another number.
The switching device contacts the terminal to contact the terminal.
The connection state is detected by the detection means. Here the device is connected
If the terminal identification number is
Request for transmission of a signal, and the terminal responds to the transmission request from the terminal.
If an identification number is sent, the
Determining the terminal data to the port where the terminal identification number was sent
Stored in the data storage means in correspondence with the port number of the port
Let it.The second invention is an exchange-maintenance-free method.
Regarding the formula,The terminal has a terminal identification for identifying the terminal.
A terminal having identification number storage means capable of storing numbers;
Is disconnected from the first port and then connected to the second port
Response to the terminal identification number transmission request from the exchange.
And sends the terminal identification number to the exchange via the second port
And the switching equipment is located at the rear end where the terminal is disconnected from the first port.
When the connection of the terminal is detected by inquiry to the terminal
Request the terminal to send the terminal identification number to
In response, if the terminal ID number is sent from the terminal,
Terminal identification stored corresponding to the first port number
The terminal data determined based on the number is
The data is stored in the data storage means in association with the data number.No.
The present invention relates to a switching system,The terminal connects the terminal
Identification number storage that can store terminal identification numbers for identification
The exchange has to contact the terminal first.
Thus, the connection state of the terminal is detected. And
When a terminal is connected, the terminal identification number
Make a transmission request, and in response to the transmission request, send a terminal identification number from the terminal.
Is sent, the terminal determined based on the terminal identification number
Port data of the port to which the terminal identification number was sent.
The data is stored in the data storage means in association with the data number.No.
The present invention relates to a switching system,The terminal connects the terminal
Identification number storage that can store terminal identification numbers for identification
Means having a second port after being disconnected from the first port
Terminal identification number from the switch when connected to the port
Terminal identification number via the second port
Send to exchange. Meanwhile, the exchange device The terminal is the first
After being disconnected from the port, the terminal
Send terminal identification number to terminal when terminal connection is detected
Output request, and in response to the transmission request,
Corresponds to the first port number when another number is sent
Terminal determined based on the terminal identification number stored
Data corresponding to the port number of the second port.
Data is stored in the data storage means.
[0007]
[0008]
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG.
I do.
FIG. 2 shows a system according to this embodiment.
This system uses a telephone terminal with a display (hereinafter
Below, when you call it a phone terminal, in principle this type
And ) (11) and an exchange system (13).
In this system, a message is sent to one telephone terminal (11).
When a message is input, another telephone terminal (11)
Message is displayed. The message is forwarded
It is possible for one telephone terminal (11) to communicate with another telephone terminal (1).
1) sending a message directly to or
Call origination from telephone terminal (11) to one telephone terminal (11)
Is the case. The message transfer will be described later.
One feature of the present invention is that an identifier is used.
Next, the system will be described in detail. First, exchange
The conversion system (13) is, as shown in FIG.
Including a line card (15) that leads 1) to the exchange system (13)
It is. Between line card (15) and telephone terminal (11)
Is a two-wire bidirectional burst transmission (pin
Connection). Note that in FIG.
Feeder lines are omitted. For the same line card (15)
Then, a plurality (2-4) of telephone terminals (11) are connected.
Have been. From the line card (15),
Way (17) extends to the time switch circuit (19)
You.
The time switch circuit (19) has
Not only the in-card (15) but also the trunk card (2
1) The tone circuit (23) and the conference circuit (25) are also PCM
Connect via highway (27), (29), (31)
Have been. The PCM highway contains audio signals or data.
Data signal is on.
The time switch circuit (19) is a PCM device.
Iway (17), (27), (29), (31)
Change the time slot for
You.
The trunk card (21) is a central office line, a dedicated line, etc.
Is the card to be connected.
The tone circuit (23) transmits various tones to the telephone.
This is sent to the terminal (11) or the office line. Various tones
Is supplied from this circuit (23) as a digital signal.
It is.
The conference circuit (25) conducts a call between three or more parties.
In this case, the calculation is performed.
The line card (15) and the time switch
Switch circuit (19), trunk card (21), tone times
A clock generator is provided for the road (23) and the conference circuit (25).
The reference clock is supplied from (26), and the operation is specified.
You. Line card (15), trunk card (21),
The tone circuit (23) and the conference circuit (25) have a pair of controls.
The control line is connected. The other end of the control line is connected to I / O (3
3) is connected.
A common bus (35) for the I / O (33)
The common bus (35) includes a CPU.
(37), floppy disk (FD) (39), memo
(41) and the input / output circuit (43) are hanging.
Exchange control for floppy disk (39)
An operation program and various data are stored. Flow
The storage contents of the ppy disk (39) are stored in the memory (41).
To the CP according to the contents stored in the memory (41).
U (37) operates. Floppy disk (39)
Is used as a backup for the memory (41)
I have.
The input / output circuit (43) includes a data terminal (4).
5) is connected. The data terminal (45) will be described later.
Used for inputting customer data and maintaining
You. Customer data includes phone terminal type, phone number,
In the case of a function telephone, it is attribute information such as key function assignment.
In this embodiment, a message is sent from the data terminal (45).
Sage is also entered.
Next, the telephone terminal (11) and the line card
The transmission method between (15) and (15) will be described.
As described above, in this embodiment, the two-wire twin
A directional burst transmission scheme is used. In this method, the telephone end
End (11) and exchange system (line card (15))
Is sending and receiving signals like a ping-pong. As shown in FIG.
As shown in FIG.
Is transmitted in bursts to the telephone terminal (11). this
To the line card (15) from the telephone terminal (11).
Is transmitted in a burst. This is 125 μs
Performed in c.
Next, the signal format in this transmission system
Will be described. As shown in FIG. 4, one frame consists of 12 bits.
Form. The first bit is the frame synchronization video.
(F), next 8 bits (V) are assigned to audio signal
Can be Next, 1 bit (D) for data and control signal
One bit (C) is assigned and the last one bit is parity.
(P).
If we look only at the audio signal, every 125 μsec
8 bits will be transmitted, 64 kbps PCM
Real-time transmission is realized. Data (D) is a telephone terminal
(11) A data terminal, etc. is connected and uses a telephone line.
This is used when data transmission is performed simultaneously. Voice transmission
Is not used, the audio signal bit (V) is also used.
Just do it.
The control signal bit (C) is usually
This is a signal for the control of (11).
Rank. That is, the signal of the format shown in FIG.
By receiving 12 times and accumulating 12 control bits C,
Thus, the control signal shown in FIG.
Constitution). Transmission, on the other hand, is divided into individual bits
Just send it. Parity (P) is parity check
Is a bit for
As described above, the telephone terminal (11) and the line
Card (15) The transmission method during this is a two-wire bidirectional bar.
Strike transmission (ping-pong transmission) is adopted, but individual signals
Are subjected to diphase encoding on the transmission path.
In diphase coding, the level changes in synchronization with the clock.
And for "1", the signal level is the same.
It is constant in one clock section, and for "0",
In encoding where the signal level changes in the same clock section,
You.
The DP signal sequence is defined for the NRZ signal sequence.
FIGS. 6A and 6B show specific examples. Here,
NRZ signal has a duty ratio of 100
It just means expressing in%. So here
And the NRZ signal train is a telephone terminal (11), a line card
It may be considered as digital data in (15). What
The necessary hardware configuration will be described later.
Next, the telephone terminal (11) will be described in more detail.
I do. The appearance of the telephone terminal (11) is shown in FIG.
The major feature is that the LCD (51) is provided.
Under this LCD (51), soft keys (53) to (6
3) is provided. One soft key (65)
It is provided outside the LCD (51). This soft key
The functions of (53) to (65) are assigned according to the status of the terminal.
Assigned. Soft key (53) in LCD (51)
In the part corresponding to (63), depending on the state of the terminal,
The name of the assigned function is displayed.
Other than the soft keys (53) and (65)
Provided with function keys (67) to (79)
Have been. This function key (67) to (7
In 9), various functions are assigned programmably
I have. To the right of these keys (67) to (79),
LED (81) indicating the state of (67) to (79)
A toe (93) is provided.
Further, the function keys (67) to (7)
9) In addition to the function keys (95) to (10)
1) is provided. Function key (67) and
Toshi (79), (95) and (101) are fixed machines
Functions, such as auto dial, are fixedly assigned.
Are assigned according to the status of the terminal
Not a thing.
In the center of the upper part of the housing of the telephone terminal (11),
A dial pad (102) is provided.
A speaker (103) is provided on the upper left side of the housing.
However, a handset (105) is provided. This talk
The container (105) is connected to the housing via the cord (107)
Have been. Such a telephone terminal (11) is a telephone line.
With the exchange (line card (15)) via (102)
It is connected.
Next, the electronic configuration of the telephone terminal (11) is shown in FIG.
8 will be described. Here, the data is downloaded to the telephone terminal (11).
Data terminal (111) and connect the drawing phone
An example in which the input device (113) is provided will be described.
The terminal (11) is connected to a ping-pong transmission system (1).
15), an audio system (117), an operation system (119),
And a science system (121). Ping-pong transmission system (115)
Sends and receives signals to and from the telephone line (109),
Voice data is exchanged with the voice system (117), and digital data is exchanged.
Exchange data with the processing system (121) and the data terminal (111).
To take. The audio system (117) is composed of digital signals and sound.
Performs conversion with voice. The operation system (119) includes an operation table and processing.
Considered as a man-machine interface with the system (121)
Can be obtained. The processing system (121)
Process and control the overall operation of the terminal (11).
You.
The voice system (117) includes a handset (105)
And a speaker (103). This audio system (117)
Controls the CPU (125) in the processing system (121) and
Under the control of the timing signal T2 (described later),
And ping-pong transmission system (1)
15) converts the PCM audio data into an analog audio signal.
Replace. This analog audio signal is supplied to a buffer amplifier circuit (12
9) via handset (105) or speaker (loudspeaker)
Device) and becomes an audible sound. Codec
c) includes a coder and a decoder
r) PCM code decoder.
You. CP for this codec & filter (127)
U (125) control is common path (123) audio I / O
Via (131).
Ana sent from the handset (105)
The log audio signal passes through the codec & filter (127)
Frame register of ping-pong transmission system (115)
(133). Transmission frame register (13
The output of 3) is sent to the parity adding circuit (135).
You. The output of the parity adding circuit (135) is NRZ / D
The signal is sent to the P conversion circuit (137) and the hybrid (13
It is sent to the telephone line (109) via 9).
The above is the transmission of the ping-pong transmission system (115).
This is the shin part.
On the other hand, at the time of reception, the hybrid circuit
The output from (139) is the DP / NRZ conversion circuit (14
1). Of the DP / NRZ conversion circuit (141)
The output is sent to the reception frame register (143).
The reception frame register (143) is for an audio signal (V),
It has areas for data (D) and for control signals (C).
The number of bits is 8 bits, 1 bit, 1 bit,
Is a bit. Of the reception frame register (143)
The data in the (V) area for the audio signal is
(127). (D) area for data
Is transmitted via I / O (RS232C) (145).
To the data terminal (111). For control signal (C)
The area data is stored in a 12-bit shift register (SR)
(147).
The same applies to the transmission frame register (133).
The configuration is such that an 8-bit audio signal (V) area,
(D) area for bit data, 1-bit control signal
(C) region. Codec & Filter (1)
The output of 27) is the sound of the transmission frame register (133).
Input to the signal (V) area. In the data (D) area
Is the data terminal (111) via the I / O (145)
These data are input. 1 (C) area for control signal
The output from the 2-bit shift register (149) is input.
You. 12-bit shift register (147), (149)
Are connected to the common bus (123).
Next, the operation will be described. Codec & Fill
The 8-bit PCM audio signal from the
In the area for audio signal (V) in the frame register (133)
Once stored.
On the other hand, control data is sent from the CPU (125).
Data is sent in units of 12 bits and sent via the common bus (123).
And temporarily store it in the 12-bit shift register (149).
Is done. From this 12-bit shift register (149)
Is stored in the control signal (C) area.
Is done. Data from the 12-bit shift register (149)
Data is sent once every 125 μsec. this is
Timing signal T1Is controlled by Data terminal (1
The data from 11) is transmitted via I / O (145).
From the I / O (145) stored in the data (D) area.
Data transmission is also a timing signal T1Is controlled by this
If 10-bit data is prepared,
Frame synchronization bit in the adder circuit (135)
(F) and one parity bit (P) each
Will be added. This format is the format shown in FIG.
It is the same as g. This data is 100% duty ratio
Is output in the form This is NRZ (Non-Retur
n-To Zero) signal. This signal
The column is a diphase code by the NRZ DP conversion circuit (137).
Encryption. Then, the hybrid circuit (139)
Via the telephone line (109).
At the time of reception, the hybrid circuit (139)
, The signal subjected to diphase encoding is DP / NR
The signal is converted into an NRZ signal sequence in a Z conversion circuit (141).
You.
This signal is in units of 12 bits, and
Frame synchronization bit (F) and parity bit (P) are excluded.
The 2nd to 9th bits of data from the beginning are
It is stored in the signal (V) area. Then the 10th bit
11th bit for control signal in data (D) area
(C) Stored in the area. The data in the audio signal area is
Input to the deck & filter (127), as described above.
Is converted to an audible sound.
The data in the data area is I / O (14
5) to the data terminal (111). Control signal
The data in the signal area is stored in a 12-bit shift register (14
7), and if 12 bits are stored, the common bus (1
23) to the CPU (125).
The operation system (119) drives the LCD (51).
An LCD controller (151) for performing dynamic control is included. Die
Dial pad (102), soft key (53) to (6
5), function keys (67) to (79), (9)
5) The key input information from to (101) is I / O (1
53) To the CPU (125) via the common bus (123)
Reportedly. Also, function keys (67) to (7
CPU (125) that has obtained information about the operation state of 9)
Performs a predetermined process and an LED driving system (155)
To display predetermined LEDs (81) to (93)
To give instructions.
The CPU (125) stores in the ROM (157)
A predetermined process is performed according to the stored program. or,
The data terminal (111) has I / O (145), I / O
Data is exchanged via (159). Drawey
Input pattern from the iPhone input device (113)
The CPU (12) via the I / O (159).
It is conveyed to 5).
Next, an NRZ / DP conversion circuit (137)
Hybrid circuit (139), DP / NRZ conversion circuit
The specific configuration of (141) will be described with reference to FIG.
You.
These circuits (137), (139),
(141) is a telephone line (109) and a hybrid car
(161). And NR
The transmission unit (16) centered on the Z / DP conversion circuit (137)
3) and the DP / NRZ conversion circuit (141)
And a receiving unit (165).
With this configuration, the telephone line (109)
Signal is obtained as digital data.
Telephone data with diphase encoding
(109).
Next, the operation clock of the telephone terminal (11)
explain about. In this embodiment, the frame shown in FIG.
And a timing control circuit (16).
The operation block is obtained from 9). That is, the frame
Frame from the signal received by the detection circuit (167)
Sync bit is detected and synchronized with this detection timing.
Generate a lock signal. This is a clock (not shown)
Generator (provided between the timing generation circuit (169)
You. ) From the clock signal from
The timing signal T1~ TFourGenerate
The timing signal T1 is 8 kHz,
The timing signal T2 is 64 kHz and the timing signal T3
Is 256 KHz, and the timing signal T4 is 2 MHz.
This is a clock signal. Also, as described above, the transmission frame
Code register & fill
(127), I / O (145) and 12-bit shift
Write data from register (149) with parity
Since data is read out to the addition circuit (135),
For writing and reading, it is necessary to shift the phase.
Of course. In the receive frame register (143)
The same applies to the case.
Next, regarding the line card (15), FIG.
It will be described according to. This line card (15)
A bridging circuit (201), a transmitting / receiving circuit (203),
A communication frame register (205). Hybrid
The configuration of the transmission circuit (201) and the transmission / reception circuit (203) is as follows.
This is the same as the specific configuration shown in FIG. That is,
Decoding the signal on line (109) and converting it to NRZ signal
Conversely, the NRZ signal is converted to a diphase signal (DP signal).
It is something to convert. Here, the NRZ signal is digital
It can be considered the same as data. The diphase code is unraveled
The synchronizing signal is output to the synchronization signal detection circuit (204).
Frame synchronization bit (F) is detected, and based on this signal,
The NRZ signal to the receive frame register (205).
To load.
At this time, the head (frame synchronization bit
(Counted from (F)) to 2-bit to 9-bit figure data
The data is stored in the audio signal area. 10th bit data
The data is stored in the data area. 11th bit data
The data is stored in the control signal area. Next, the audio signal
The data in the data area and the data area are stored in the register (20
7), transferred to (209). This register (20
7) and (209), the multiplexer (213)
And the counter (215) and the comparator (217)
Provided. Registers (207) and (209) are
Sends stored data to multiplexer based on clock signal
I do. This clock signal is generated from the clock signal shown in FIG.
Via the clock signal line (219) from the creature (26)
Supplied. This clock signal is supplied to a counter (215)
And is counted by the counter (215).
You. The counter (215) is a PCM frame synchronization signal.
Is initialized by This PCM frame synchronization signal is
From the I / O (33) via the frame signal line (221)
Sent.
Although omitted in FIG. 2, the PCM highway
If you think that it is provided together as a (17) etc.
No. Therefore, the counter (215) is the frame of the PCM.
Counting the clock signal from the beginning of the
In (217), detection of coincidence with a predetermined value is performed.
Done. This predetermined value is set for each line card.
Unique address, as described below.
Assigned to the line card (or telephone terminal (11))
It is also the time slot number.
Note that the line card (15) is
If the number of telephone terminals (11) is set,
The comparator (217) calculates the unique address and
If the number of clock signals matches, multiply this result
Plexer (213) and demultiplexer (2)
23). The multiplexer (213)
Multiplexes the contents of registers (207) and (209)
And sends it to the PCM highway (17). This PC
The M highway (17) is a time switch as described above.
It is connected to a circuit (19).
On the other hand, the reception frame register (205)
The control signal stored in the control signal area is a 12-bit
Stored in the shift register (211). 12-bit storage
If they are accumulated, the bus (225) is used as one control signal.
Is sent to the CPU (227).
The CPU (227) operates in the memory (229).
According to the stored contents, it must be deciphered by
Then, the contents are set to data high via the I / O (231).
To the way (233). Data Highway (23
The data sent to 3) is sent to the CPU (37),
A predetermined process is performed.
The above is the description from the telephone terminal (11) to the exchange side.
Transmission, but then from the exchange side to the telephone terminal (11)
The transmission will be described. Via PCM Highway (17)
PCM audio data is time-division multiplexed
ing. This data is sent to the demultiplexer (223).
And is taken into the line card (15). The aforementioned
Thus, each line card (15) has a unique address.
This is assigned to each line card (15).
It is also the number of the assigned time slot. Previous
As described above, the comparator (217) uses the PCM frame.
The clock value counted from the start of the
And a demultiplexer
This result is also notified to (223). Demultiplexer
At (223), in response to this, the received PCM signal is converted to voice.
Data and registers (235), (23)
7). Register (235), (237)
Is a clock signal supply from a clock signal line (219).
It operates in response to it.
Sent via data highway (233)
The incoming data is the data necessary for exchange control.
Transmitted via the PCM highway (17) described above.
Data. Data Highway (23)
The data sent via the I / O (231)
Is sent to the CPU (227), and further, to the register (23)
9). Next, the registers (235) and (23)
7) and (239) are the contents of the transmission frame register (24
Transferred to 1). This transmission frame register (24
1) is divided into three areas.
Register (205) or telephone terminal (11)
This is the same as the transmission frame register (133) and the like.
In the transmission frame register (241),
The contents are sent to the transmission / reception circuit (203). This circuit (2
03), the data is subjected to diphase encoding.
And the telephone line through the hybrid circuit (201)
(109). Next, about message communication
Will be explained. In this embodiment, the message is
It is separated as a variable part, and the former is represented by an identifier.
You. Further, in this embodiment, the message communication is mainly described above.
There is one feature in that the identification is performed by the identifier. Identifier and message
Pair with fixed part of message (hereinafter referred to as fixed message)
The response is, for example, as shown in Table 1 (hereinafter referred to as the identifier table).
It is set especially.
[0061]
[Table 1]
In the fixed messages in Table 1, the underlined part is the message.
The variable part of the page. The fixed part of the message like this
Divided into minutes and variable parts in daily life and work
Notice that the required messages are patterned
It is a thing.
The variable part is not always necessary. This
Identifier-fixed message correspondence should be at least
It is stored and stored in all of the Ray telephone terminals (11).
There are two ways to store this.
One is the case of storing in ROM.
The other is a case where the data is stored in the RAM. First implementation
In the example, an example in which the above correspondence is stored in the ROM will be described.
I do.
Since the ROM is a read-only memory,
The above correspondence is stored in advance and prepared for each terminal (11).
There is a need. In this case, the exchange side must
It is not necessary to have, but here is the end
The same storage contents as the ROM at the end (11) are stored in the memory (4
1) Or store it on a floppy disk (39)
Good. The initial input will be described later.
Next, message communication will be described. This
There are two modes for message communication in this embodiment.
You. Set message request mode and send message
Request mode. Message setting request mode is
End (11) The operator is absent, etc.
If you cannot respond to 1), set a message in advance.
When a call is made from another terminal (11), the caller
The above message is transferred to the server.
The message transmission mode is set to the other terminal (1
When the called party does not answer when calling for 1)
And sends a message to the called party.
First, the message setting request mode
explain. To perform this mode, first, the telephone terminal (1)
The key (65) of 1) is operated. This key (65)
Message setting / selection key. At first this key (6
When 5) is pressed, the CPU (125) of the telephone terminal performs this operation.
The state is set to the detection person and the message setting mode. This mode
In the ID, the CPU (125)
The content of "1" is called and displayed on the LCD (51). This
Here, “Gaishutsu, Cho” corresponding to the identifier “1”
Is displayed. This is not the message we need now
Operator presses the message setting / selection key (65)
Push. Then, the content of the identifier “2” is displayed. Less than
Repeat the same operation, the content of the identifier "5" is displayed
Then, the operator presses the confirmation key. As a confirmation key,
The dial pad (102) may be used.
Action keys (67)-(79), (95)-(10
You can choose one from 1) and set it
No. Also functions as one of soft keys (53) to (63)
May be assigned. This completes the fixed message setting.
Done.
Next, the variable message "03:00" is input.
Power. This sets the dial pad (102) to "0"
Press "3" "0" "0". The CPU (125)
"0" "3" "0" "0" is displayed on the LCD (51)
03 in the underlined area in the displayed message
00 is displayed. Then, "Kaichuchu 03:00 Ma
Is displayed. At this time, the CPU (125)
In the AM (156), the identifier “5” and the variable message “03”
00 ”is stored as“ 50300 ”. at the same time,
This "50300" is sent to the exchange as data.
I do.
This will be described in more detail. Of this data
The transmission is performed in the same manner as the transmission of the control signal of the telephone terminal (11).
Do it. In this embodiment, a ping-pong transmission method is adopted.
Therefore, the control signal video in the format shown in FIG.
Will be used. Also, the data used here
Is a unit of 12 bits. First, the CPU (12
5) sends a message setting request to the exchange. This setting
FIG. 14 shows an example of the request. Here, 12 bits are simple
C0 is a frame synchronization bit, C1
, C2 indicate the meaning represented by the 12-bit data.
Bits C3 to C10 indicate data C11 to be transmitted, and
This bit is a parity check bit (even in this example).
Such 12-bit data is transferred to the CPU
(125) to 12-bit shift register (149)
(Shown in FIG. 8) and sent to the exchange according to the procedure described above.
Will be issued. Next, the message identifier number, variable data
Data (time in message, date, etc.)
Is sent. On the exchange side, the above data
Received by line card (15) and sent to CPU (37)
You.
The CPU (37) issues a message setting request.
After receiving and recognizing, the message identification number, variable data
Data in the message registration area of the memory (41).
Remember. Of the message registration area of this memory (41)
The configuration will be described. In this embodiment, ports are supported.
Message creation area in consideration of customer data
Is configured.
FIG. 12 shows this specific example.
The port is, for example, the line card shown in FIG.
(15) indicates an output terminal on the terminal (11) side. Port number
In this case, the unique address
A number with two bits may be used. Customer Day
Are the type, status, telephone number, and key of the telephone terminal (11).
Attribute such as function assignment. Type of terminal (11)
Use a regular dial phone, touch phone, display
Phone with data terminal, phone with data terminal (for example, computer
N). What is the state of the telephone terminal (11)? State transition diagram
Is the concept of the level used in FIG.
As shown, terminal (11) from the point of view of exchange control
It is a state of. In this embodiment, the state "7"
The feature is that the message set is being set.
You.
[0074]
[Table 2]
Set for customer data corresponding to such ports
Remember the middle message. The messages in this set
It consists of a fixed data section consisting of a separate element and a variable data section.
Here, the identifier is “5” and the variable data part is “0300”.
You.
When the inside of the exchange is set as described above,
Terminal (11) other than the terminal (11) that sent the message
From the message sending terminal (11)
I do. The CPU (37) in the exchange is connected to the terminal (11)
And search for customer data corresponding to the port.
You. By this search, the state of the called terminal is checked. Condition
If the state is "0", the line connection is performed.
"5" is state "7" and message is being set
The CPU (37) recognizes this.
Thereafter, a message during setting is called, and
Control data to the calling terminal as data "50300"
Is sent out. The sending procedure at this time depends on the message setting.
The same procedure as that for sending from the terminal (11) to the exchange at the scheduled time
Therefore, the CPU (37) in the exchange is shown in FIG.
Calling end via line card (15) etc. in format
Send the above control data to the end. Line card (15) and
Ping-pong transmission method between telephone terminals (11) as described above
Is used.
The CPU (1) of the terminal receiving the message transfer
In 25), after recognizing the control data, using the identifier
The contents of the identifier table are called from the memory (157). here
Now, we call “Kaikyuchu: Made” corresponding to “5”.
Will be issued. However, when storing the identifier table
Changes the character corresponding to "Kaichu: Made"
It may be stored as it is, or the character generator
You can prepare it separately and just store the character code.
No.
Next, the CPU (125) executes the calling
Display a fixed message and variable data on the LCD (57)
You. In this way, the calling terminal is provided with “Kaichuchu 0
3:00 Made "is displayed and the message is
This means that the message has been sent and displayed. Simultaneous with such display
Displays the number of the called terminal, the operator of the called terminal, etc.
You may do it.
Next, the message transmission request mode will be described.
I will tell. This is very urgent even when the called terminal is busy.
This is the mode you need to get in touch. Secretary for example
Wants to get in touch with his boss
You. In such a case, the calling terminal is
A busy tone is transmitted from the communication circuit (23). like this
Receiving a busy tone, the CPU of the telephone terminal (11)
(125) is a key (53) to (63)
Power on, automatic call back, recall, message transfer, interrupt
Assign each function only. At the same time, the LCD (51)
CPO (key) is added to the part corresponding to keys (53) to (63).
Camp-on), ACB (automatic call back), RCL (recall)
And LMG (message transfer) and OUR (interrupt)
indicate.
Next, the operator presses the key (59). this
The soft key (59), in this state,
By pressing this key (59),
Forward the message created by the following process to the called party
Will be.
First, the message is set by the CPU (12
Displayed for 5). And the message settings mentioned above
As in the request mode, the identifier table is called and the identifier
It is displayed from the content of "1". And key (65)
And a message by operating the dial pad (102)
The fixed part of is determined. Here, the identifier “6” is selected.
Shall be. In this example, no variable data is needed.
Message according to the procedure and format shown in
Is first sent to the exchange. Exchange CPU (37)
When the message transmission request is recognized, the message shown in FIG.
The data in the format
It is transmitted as control data of (11).
In this way, the called terminal can communicate.
Messages are forwarded even when busy (and in any state)
Possible, and transfer volume is large because of the use of identifiers
Can be reduced. In the above embodiment, the identifier table is stored in the ROM.
Although the example of storing is explained, naturally the RAM (Ran
dom Access Memory)
Can also be. Moreover, in this case, it is clear from the following description.
Has the effect of
In the following description, the floppy disk inside the exchange will be described.
-An identifier from the data terminal (45) to the disk (39)-
At the same time as entering the correspondence for the message,
1) shows the correspondence between the identifier and the message in the initial state.
It is assumed that it has not been stored. Hardware configuration is
It is assumed that this is the same as the above embodiment.
First, knowledge of the floppy disk (39)
The input of the correspondence between the identifier and the message will be described.
The data terminal (45) is a maintenance terminal,
When writing a message from (45),
Enter the activation code. For example, Authorization
When the action code is “0003”, the following processing is performed.
When "0002" is set, customer data
And when it is "0001", writing a message
I'll decide. Here, the authorization
Enter the code "0001"
Is an identifier number and a (fixed) message.
7) Recognize. Therefore, this content is
Disk (39) or RAM (41)
Remember in the part. This storage is limited to Table 1.
Not.
Thus, the identifier number and the message
Once the correspondence is determined, this stored content is
The process of transferring to (11) is performed. However, it is called transfer
The concept is that information about messages in the switch
It has nothing to do with what is expected. Sand
In the exchange, the above contents may be stored in the ROM.
It is natural.
Now, the stored contents (identifier number and message)
Transfer), when the exchange is powered on, a new
When connecting to a terminal, changing messages, adding new items, etc.
Is preferred. First, transfer at power-on
explain. When the exchange is powered on,
To be stored on the floppy disk (39)
Exchange program, required data (see message above)
Data may be included. ) Load and note
(41). Next, the initial pro
Program starts and processing by this program is complete.
After completion, I / O processing and exchange processing by supervisor
Management, background processing, failure processing, etc.
Is executed.
Next, the initial program will be described.
You.
This program is as shown in FIG.
First, initialize the entire hardware, especially
Start from the process of clearing the data area memory.
You.
This is because of the exchange program and the necessary data
Loading alone does not guarantee the initial contents of the data area.
Because it is not. The data area is the line shown below
This is a storage area for data on the mounting status of the card, etc.
And clear the data before storing the correct data.
That is, the memory is being initialized.
Next, the line card (15) and the trunk card
The mounting state of the card (21) and the like is checked. For this
An inquiry signal is sent from the CPU (37) to the control signal line (data
Line card (15), tiger
To the link card (21). In contrast, each license
CPU (227) such as a card (15) is mounted
Is sent back to the CPU (37). This reply
Is, for example, the fixed number given to each line card (15).
A unique number may be used.
As a reference value of the comparator (217) shown in FIG.
The lower two bits of the unique address used are omitted
May be used.
The reason for discarding the lower 2 bits is that
The unique address originally corresponds to the telephone terminal (11) (port).
In this embodiment, one is set
Four terminals (11) connect to the line card (15)
Other than the lower 2 bits of the unique address
Identifies the line card (15), and the lower 2 bits
Up to the telephone terminal (21). This
However, the terminal (1) connected to the line card (15)
1) If the number changes, the expression of the unique address will change
Thus, the expression of the unique number here also changes. like this
When the CPU (37) receives the response,
Check the implementation of the code (15).
Thus, the CPU (37)
Get a map about the implementation of. Next, the telephone terminal (1
The check of the connection state of 1) will be described.
The CPU (37) of the exchange sends an inquiry signal
Is transmitted to each terminal (11) as a control signal. this
The format of the inquiry signal in the embodiment is in accordance with FIG.
It's natural. On the other hand, C of the telephone terminal (11)
When the PU (125) receives the inquiry signal, for example,
For example, it sends its own unique number as a reply to the exchange. (This
This will be further described later. )
The CPU (37) receives this response and mounts the terminal (11).
Make a map of the state. Inquiry signal and this
FIG. 18 shows an example of a response to this. In this way
Card (15) and terminal (11)
Is checked and the CPU (37) completes the implementation map.
Can be.
Next, the CPU (37) operates the telephone terminal (11).
To initialize. With this initialization,
The talk terminal (11) can transmit and receive. Then, CPU
(37) is read from the floppy disk (39)
The message stored in the memory (41).
All the data are read and sent to the terminal (11).
This data transfer is controlled by the terminal (11).
This is performed as transfer of control data. Data format at this time
The plot is shown in FIG.
The CPU (37) in the exchange first
Issue a message store request instruction consisting of bits. this
Is received by the CPU (227) in the line card (15).
And temporarily stored in the register (239). this
Then, the control signal bits in the ping-pong transmission format are
To the terminal (11) via the telephone line (109).
Can be In the terminal (11), the reception frame register (14
3) via a 12-bit shift register (147) or the like
Then, it is sent to the CPU (125).
According to such a procedure, the message
Memory request, message identifier number, message one after another
It is sent to the terminal (11). CPU (12) of terminal (11)
5) stores the identifier and the message in the RAM (156).
I will remember. And I received a message storage end command
If this is the case, this process is terminated.
Thus, the CPU (12) of the telephone terminal (11)
5) Store the sent data in RAM (156)
I do. As a result, the exchange and the telephone terminal (11) are
Will have the same identifier and message. This
This completes the initial program and replaces the normal
Starts.
The CPU (37) determines the idle time of the replacement process.
Use and update the implementation map at regular intervals in principle
ing. That is, the connection of the new terminal (11) and the connection of the terminal (1)
1) Change the connection position (change the connection port), etc.
I have. This means that if you get the port
It means automatic change. Changes in customer data
Especially when the new terminal (11) is connected to the system controlled by the exchange.
If this is caused by the above initial program
In the same manner as described above, the identifier and the message are stored in the new terminal (1).
Transfer to 1). In the new terminal (11), the transferred data
The data is stored in the RAM, and is shared with the exchange and other terminals (11).
You will have one set of data.
Here, is the terminal (11) connected?
The check as to whether or not there is no will be described in detail. The exchange is constant
Whether or not a terminal is connected to each port periodically
Make an inquiry to check if
ing. The terminal responds to this inquiry.
The switch confirms that a terminal is connected to that port.
Understand.
FIG. 21 shows the operation of the exchange at the time of inquiry.
Shown in a row chart. Normal (when the terminal is connected
The switch does not respond to each port
And make inquiries one after another. Connect terminal to exchange
If it continues, there is no response from the point of view of the exchange.
A response is suddenly returned from the port that was used. this
In this case, the exchange repeats the inquiry to the same port three times.
If there is a response to all, the terminal
Recognize that connection has been established.
Conversely, the terminal was disconnected from the exchange (the terminal was disconnected).
From the point of view of the exchange,
No response is suddenly returned from the port that was responding. This
In the case of, the exchange queries the same port three times in a row.
And if there is no response for all, the above port
Recognizes that the terminal connected to has been disconnected.
Connect a new multi-function key telephone to the exchange
Will be described. As an example, a telephone line (10
9) Also connect a multi-function button (position of terminal A in FIG. 2)
And After the inquiry immediately after connection, the exchange
Recognizes that connection has been made and sends an ID number transmission request
You. On the other hand, the multi-function key telephone (11)
Under the control of U (125), the read-only memory (1
26) terminal identification code fixedly stored in
Control signal), the common bus (123),
Shift register (149), transmission frame register (13
3) Control signal area (C), parity addition circuit (13)
5), NRZ / DP conversion circuit (137), hybrid
Switch side via circuit (139) and telephone line (101)
To send to.
On the exchange side, this terminal identification code is
Line card (15)
Data highway (23)
3), the processing system CPU (3) via the I / O (33).
Until 7), the terminal identification code and the port
The number (PN) of the client.
The CPU (37) is newly added to the port
It recognizes that the active phone has been connected, and
Stores data (customer data, etc.) corresponding to the end
Set to (41). Also, I / O (3
3), data highway (233) line card (1
5) Multi-function button telephone (end) via telephone line (109)
Terminal A), an identification number for terminal identification (for each terminal)
Different).
On the multi-function button telephone side, the identification number
Is a hybrid (139), DP / NRZ conversion circuit
(141), receive frame register (143), shift
Register (147), telephone via common bus (123)
When the terminal CPU (125) receives the data, the CPU (125)
Is a rewritable memory ((126) CETwoPROM
The identification number is stored. This
Memory contents are retained even if the phone is powered down.
Be held. This allows the terminal to connect the telephone line
Can be used.
Move the current multi-function key phone to another location
The operation will be described. As an example, a telephone line
Call the multi-function button phone connected to (109A)
Change to the sea line (109B) (from terminal A to the end
End B).
The telephone lines (109A) and (109B)
Terminal number (PN) 1 for each exchange,Connect to port 2
Shall be continued. Connect this telephone to the line (109
If you remove it from A), you will be contacted
The exchange recognizes that the telephone has been disconnected from the PN = 1 port
You. When this telephone is connected to the line (109B),
The telephone is connected to the PN = 2 port
WasThisAnd the exchange recognizes. From the exchange, PN = 2
Sends an identification number transmission request to the port.
On the other hand, the CPU (125)
Controls the identification number stored in the RAM (126)
Send to the exchange as data. On the exchange side,
Issue the line card (15) and data highway (23
3), CPU (37) receives via I / O (33)
I do. The CPU (37) determines the port of PN = 2 from the identification number.
The terminal connected to the port connects to the port of PN = 1 until now
It recognizes that it is a multi-function button telephone that has been used. There
Corresponding to the terminal stored in the memory (41)
(Customer data, etc.) is rewritten.
Contents stored as information of PN = 1
To the information of PN = 2 as it is.
As a result, only the operation of connecting the telephone line is the same as before the change
It can be used even after moving in the state. Of course each key machine
Noh assignment is the same.
Use a standard telephone other than the multi-function key telephone.
When connecting to the exchange in the embodiment of
The switch connects the terminal to a certain port.
And sends an identification number transmission request.
Therefore, the exchange uses the above terminals for terminals other than the multi-function key telephone.
We recognize that it is the end.
At this time, the data corresponding to the terminal is already
If it is set, the next port is queried. Also
However, if the data corresponding to the terminal is not set,
For the maintenance terminal (45), the data corresponding to the terminal (telephone)
Sends a data input request and waits for input.
Next, new registration, deletion, change of message, etc.
Is performed on the exchange side. This is a replacement
The processing is executed by I / O processing. First, the terminal
Key-in "ORG" from (45). Then I /
“CODE?” Is displayed by the O processing. Against this
And hit "0001" from the terminal (45). This is
This is an authorization code for message input.
Subsequently, “MODE?” Is displayed by the I / O processing.
You. This means that the message input is new registration or change
Or I / O processing requests to specify whether to delete
It is doing.
On the other hand, from the terminal (45),
Key in “NEW”, “CHG” and “DEL”
Just do it. After key-in, "NUMBER?" And "ME
SSAGE? "
Therefore, an identifier and a message may be input.
In this way, in the I / O processing, the message
When new registration, change or deletion of a message is completed,
To the background job, and
In the meantime, a message, an identifier (or just a change)
Is sent to the telephone terminal (11).
Next, a telephone without a display,
That is, a standard telephone is connected to the switching system in this embodiment.
The message transfer in the case will be described. Here,
Message to voice and transfer it to a standard telephone.
I do. The overall configuration at this time is as shown in FIG.
, A voice synthesis circuit (301) is provided on the exchange (13) side.
The feature is that it is.
This speech synthesis circuit (301) is shown in FIG.
As shown, the CPU (303) and the ROM (30)
5), a RAM (307), and an I / O (311).
I have. The CPU (303) is stored in the ROM (305).
Perform processing according to the stored program. Also, ROM
(305) contains a word dictionary for speech synthesis and a rule dictionary for synthesis.
Parameter data and the above-mentioned identifier and message
I also remember the correspondence.
Of course, this correspondence is based on the RAM (307)
May be stored in the RAM.
There are several ways to set the content as described above.
You.
If the message transfer is performed by the exchange,
The status of the transfer destination terminal is obtained from the customer data as shown in
You. As a result, if the transfer destination is a standard telephone, the exchange (1
3) The CPU (37) assigns an identifier (further with variable data).
May be added. ) To the above-mentioned speech synthesis circuit (30).
Send to 1). This is via the data highway (233).
Do it. CPU (303) is I / O (311), common
When an identifier is received via the bus (309), speech synthesis is performed.
Start processing.
For example, now, as an identifier + variable data
It is assumed that “50300” has been sent to the CPU (303).
First, the message corresponding to “5” is sent to R
Read from OM (305). And "Kaichuchu 0
3:00 Made ”. This is described below
In this way, voice synthesis is performed and PCM voice data
To data. FIG. 24 shows the processing flow of speech synthesis.
You. For each word in the above message data
Is given a reading and an accent by referring to a word dictionary. This
In the example, the reading “Sanji” for “03:00”
Only is given.
Next, accents and poses as phrases
Is given, and the conversion into spoken language is performed. Then, the sound
Based on the voice parameters, regular speech synthesis is performed, and 8KH
PCM data of z-interval "Kaigichu Sanjimade"
can get. This data is transmitted via the PCM highway (17).
Then, it is sent to the line card (15).
The PCM data is stored in a line card.
Is converted to an analog audio signal,
1), and message transfer is performed. At this time,
A sound or guidance message indicating that the message is registered
It may be added before the sage. Also, the message transmission
It recovers until the handset is put on the sub telephone (321).
May be.
The embodiments of this description have been described above.
However, the present invention is not limited to this embodiment.
No. For example, a line card is used for a CPU memory or the like of an exchange,
Messages are distributed to trunk cards, etc.
Between the exchange and the telephone terminal.
The transmission system and format are not limited to the present invention.
No. CRTs, LEDs, LCDs,
Any other display may be used,
The operation is not limited to this embodiment.
Even when selecting a message, for example, dialing
Identifier may be selected directly by pad etc., limited to this method
Not something. Tab on data terminal that can connect to phone terminal
Obviously, it may not be necessary for the let or the like.
In addition, this embodiment is also applicable to message examples and control signal codes.
It is obvious that the present invention is not limited to this. Also message
Is not limited to the embodiment.
In the embodiment, the frequency of use in the company is
Treat high messages as fixed messages and
Identified by identifier, but for any message
System to determine whether to assign an identifier
Is what is done. Also, as the identifier, as in the embodiment,
May be given a number or a symbol may be used. Also,
The address of the memory may be used as the identifier. Also a message
It is not always necessary to use the same
Limit the messages that can be used by the phone terminal
You may.
[0126]
【The invention's effect】According to the present invention, a terminal is connected to a port.
If it's just a matter of getting the device data quickly and accurately
And make the terminal user perform unnecessary operations after connecting the terminal.
At least, the terminal uses the data almost immediately after the connection
Can be performed.
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の特徴を示す図
【図2】一実施例に係わるシステムの全体構成図、
【図3】この実施例で用いている二線式双方向バースト
伝送方式(ピンポン伝送方式)を説明するための図、
【図4】ピンポン伝送での信号フォーマット、
【図5】制御信号がマルチフレーム構成であることを示
す図、
【図6】NRZ信号とDP信号別を示す図、
【図7】この実施例で用いるディスプレイ付電話端末の
外観図、
【図8】図7に示すディスプレイ付電話機の電気的構成
図、
【図9】図8中のハイブリッド回路(139)周辺の具
体的回路図、
【図10】図2に示されるシステム中のラインカード
(15)の具体的構成図、
【図11】図7に示されるディスプレイ付電話端末での
表示例(ソフトキーの表示例)を示す図、
【図12】交換機内に記憶されたポート対応のカスタマ
データ、及びセット中メッセージを示す図、
【図13】状態遷移図
【図14】メッセージ設定要求時のデータフォーマット
を示す図、
【図15】メッセージ送出要求時のデータフォーマット
を示す図、
【図16】交換機内のCPU(37)の処理を説明する
ためフローチャートを示す図、
【図17】図16でのイニシャルプログラムの具体的処
理手順を示す図、
【図18】実装マップ作成時の問い合わせ及び応答のフ
ォーマットを示す図、
【図19】図2に示す端末(45)からメッセージを入
力する際の具体的入力手順例を示す図、
【図20】交換機側から端末側へ識別子−メッセージを
初期設定する場合に用いる信号のフォーマットを示す
図、
【図21】交換動作のあい間等に行われる端末の接続状
態をチェックし、カスタマデータを自動的に更新する処
理の流れを示す図、
【図22】端末として標準電話機が混在する場合の全体
構成図、
【図23】図22中の音声合成回路(301)の具体的
構成図、
【図24】図23の音声合成回路において、メッセージ
データからPCM音声データを得るための処理を示す図
である。BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a diagram showing features of the present invention; FIG. 2 is an overall configuration diagram of a system according to one embodiment; FIG. 3 is a two-wire bidirectional burst used in the embodiment; FIG. 4 is a diagram for explaining a transmission system (ping-pong transmission system); FIG. 4 is a signal format in ping-pong transmission; FIG. 5 is a diagram showing that a control signal has a multi-frame configuration; FIG. FIG. 7 is a view showing signals, FIG. 7 is an external view of a telephone terminal with a display used in this embodiment, FIG. 8 is an electric configuration diagram of the telephone with a display shown in FIG. 7, and FIG. 9 is a hybrid circuit in FIG. (139) A specific circuit diagram of the periphery, FIG. 10 is a specific configuration diagram of the line card (15) in the system shown in FIG. 2, and FIG. 11 is a display example of the display-equipped telephone terminal shown in FIG. (Example of soft key display) FIG. 12 is a diagram showing customer data corresponding to a port stored in the exchange and a message during setting. FIG. 13 is a state transition diagram. FIG. 14 is a diagram showing a data format at the time of a message setting request. FIG. 15 is a diagram showing a data format at the time of a message transmission request; FIG. 16 is a diagram showing a flowchart for explaining a process of a CPU (37) in the exchange; FIG. 17 is a concrete process of an initial program in FIG. FIG. 18 is a diagram showing a procedure, FIG. 18 is a diagram showing a format of an inquiry and a response at the time of creating an implementation map, and FIG. 19 is a diagram showing a specific example of an input procedure when a message is input from the terminal (45) shown in FIG. FIG. 20 is a diagram showing a signal format used when an identifier-message is initialized from the exchange side to the terminal side; FIG. FIG. 22 is a diagram showing a flow of processing for checking the connection status of terminals performed during a period of time and automatically updating customer data. FIG. 22 is an overall configuration diagram in the case where standard telephones are mixed as terminals, FIG. FIG. 24 is a diagram showing a specific configuration of a voice synthesis circuit (301) in FIG. 22; FIG. 24 is a diagram showing processing for obtaining PCM voice data from message data in the voice synthesis circuit in FIG. 23;
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−74793(JP,A) 特開 昭58−60346(JP,A) 特開 昭59−140537(JP,A) 特開 昭55−133805(JP,A) 特開 昭57−178523(JP,A) 特開 昭59−183595(JP,A) 特開 昭60−96991(JP,A) 特開 昭60−117893(JP,A) 特開 昭61−127296(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/42 H04M 3/00 H04Q 3/545 H04Q 3/58 G06F 13/14Continuation of the front page (56) References JP-A-59-74793 (JP, A) JP-A-58-60346 (JP, A) JP-A-59-140537 (JP, A) JP-A-55-133805 (JP) JP-A-57-178523 (JP, A) JP-A-59-183595 (JP, A) JP-A-60-96991 (JP, A) JP-A-60-117893 (JP, A) 61-127296 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 6 , DB name) H04M 3/42 H04M 3/00 H04Q 3/545 H04Q 3/58 G06F 13/14
Claims (1)
続されると共に、前記ポートに付されたポート番号に対
応させて前記端末のデータを記憶したデータ記憶手段を
有し前記データに基づき前記端末を制御する交換装置に
関する交換装置メインテナンスフリー方式において、 前記端末は、当該端末を識別するための端末識別番号が記憶できる識
別番号記憶手段を有し、 前記交換装置は、端末側に問い合せることにより当該端末の接続状態を検
出する検出手段と、 前記端末が接続された場合に当該端末に対し前記端末識
別番号の送出要求する送出要求手段とを有し、 前記送出要求に応じて 前記端末から前記端末識別番号が
送られてきた場合、前記端末識別番号に基づき定まる端
末のデータを前記端末識別番号が送られてきたポートの
前記ポート番号に対応させて前記データ記憶手段にて記
憶させることを特徴とする交換装置メインテナンスフリ
ー方式。 2.少なくとも一の端末がポートを介して着脱可能に接
続されると共に、前記ポートに付されたポート番号に対
応させて前記端末のデータを記憶したデータ記憶手段を
有し前記データに基づき前記端末を制御する交換装置に
関する交換装置メインテナンスフリー方式において、前記端末は、 当該端末を識別するための端末識別番号が記憶できる識
別番号記憶手段を有し、 前記端末が当該第一のポートから外された後第二のポー
トに接続された場合には前記交換装置からの前記端末識
別番号の送出要求に対し前記第二のポートを介して端末
識別番号を前記交換装置に送信し、 前記交換装置は、前記端末が前記第一のポートから外さ
れた後端末側への問い合せにより当該端末の接続を検出
した場合に前記端末に対し前記端末識別番号の送出要求
をし、 前記送出要求に応じて当該端末から前記 端末識別番号が
送られてきた場合、前記第一のポート番号に対応させて
記憶されていた前記端末識別番号に基づき定まる端末の
データを前記第二のポートの前記ポート番号に対応させ
て前記データ記憶手段にて記憶させることを特徴とする
交換装置メインテナンスフリー方式。3.少なくとも一の端末がポートを介して着脱可能に接
続されると共に、前記ポートに付されたポート番号に対
応させて前記端末のデータを記憶したデータ記憶手段を
有し前記データに基づき前記端末を制御する交換装置か
らなる交換システムにおいて、 前記端末は、 当該端末を識別するための端末識別番号が記憶できる識
別番号記憶手段とを有し、 前記交換装置は、 端末側に問い合せることにより当該端末の接続状態を検
出する検出手段と、 前記端末が接続された場合に当該端末に対し前記端末識
別番号の送出要求する送出要求手段とを有し、 前記送出要求に応じて前記端末から前記端末識別番号が
送られてきた場合は、前記端末識別番号に基づき定まる
端末のデータを前記端末識別番号が送られてきたポート
の前記ポート番号に対応させて前記データ記憶手段にて
記憶させる記憶制御手段とを具備したことを特徴とする
交換システム。 4.少なくとも一の端末がポートを介して着脱可能に接
続されると共に、前記ポートに付されたポート番号に対
応させて前記端末のデータを記憶したデータ記憶手段を
有し前記データに基づき前記端末を制御する交換装置か
らなる交換システムにおいて、 前記端末は、 当該端末を識別するための端末識別番号が記憶できる識
別番号記憶手段と、 第一のポートから外された後第二のポートに接続された
場合に前記交換装置からの前記端末識別番号の送出要求
に対し前記第二のポートを介して前記端末識別番号を前
記交換装置に送信する送信手段とを有し、 前記交換装置は、 前記端末が前記第一のポートから外された後端末側への
問い合せにより当該端末の接続を検出した場合に前記端
末に対し前記端末識別番号の送出要求をする送出要求手
段と、 前記送出要求に応じて当該端末から前記端末識別番号が
送られてきた場合に、前記第一のポート番号に対応させ
て記憶されていた前記端末識別番号に基づき定まる端末
のデータを前記第二のポートの前記ポート番号に対応さ
せて前記データ記憶手段にて記憶させる記憶制御手段と
を具備したことを特徴とする交換システム。 (57) [Claims] 1. At least one terminal is detachably connected via a port.
Connected to the port number assigned to the port.
And stores the data of the terminalData storage meansTo
The switching device that controls the terminal based on the data
In the exchange-free maintenance-free system, The terminal isAn identifier that can store the terminal identification number for identifying the terminal.
It has another number storage means, The exchange device,Check the connection status of the terminal by querying the terminal side.
Detecting means for emitting, When the terminal is connected, the terminal identification is given to the terminal.
Transmission request means for requesting transmission of another number, According to the sending request The terminal identification number from the terminal
If sent,Terminal determined based on the terminal identification number
Terminal data of the port to which the terminal identification number was sent.
Corresponding to the port numberIn the data storage means
RemindSwitching equipment maintenance free
-Method. 2. At least one terminal is detachably connected via a port.
Connected to the port number assigned to the port.
And stores the data of the terminalData storage meansTo
The switching device that controls the terminal based on the data
In the exchange-free maintenance-free system,The terminal is An identifier that can store the terminal identification number for identifying the terminal.
It has another number storage means, After the terminal is disconnected from the first port, the second port
If connected toThe terminal identity from the exchange
For sending request of another numberTerminal via the second port
Transmitting an identification number to the exchange; The exchange device, wherein the terminalSaidDisconnect from the first port
AfterDetection of the connection of the terminal by inquiry to the terminal
Request to the terminal to send the terminal identification number
And In response to the transmission request, the terminal The terminal identification number is
If sent, make it correspond to the first port number
Of the terminal determined based on the stored terminal identification number
Associates data with the port number of the second port
handStored in the data storage meansCharacterized by
Switching device maintenance-free system.3. At least one terminal is detachably connected via a port.
Connected to the port number assigned to the port.
The data storage means storing the data of the terminal
Exchange device that controls the terminal based on the data
In an exchange system consisting of The terminal is An identifier that can store the terminal identification number for identifying the terminal.
And another number storage means, The exchange device, Check the connection status of the terminal by querying the terminal side.
Detecting means for emitting, When the terminal is connected, the terminal identification is given to the terminal.
Transmission request means for requesting transmission of another number, The terminal identification number is transmitted from the terminal in response to the transmission request.
If sent, determined based on the terminal identification number
The port from which the terminal identification number was sent to the terminal data
In the data storage means corresponding to the port number of
Storage control means for storing data
Exchange system. 4. At least one terminal is detachably connected via a port.
Connected to the port number assigned to the port.
The data storage means storing the data of the terminal
Exchange device that controls the terminal based on the data
In an exchange system consisting of The terminal is An identifier that can store the terminal identification number for identifying the terminal.
Another number storage means, Disconnected from the first port and then connected to the second port
Transmission request of the terminal identification number from the exchange
To the terminal identification number through the second port.
Transmitting means for transmitting to the exchange device, The exchange device, After the terminal is disconnected from the first port,
If the connection of the terminal is detected by inquiry,
Requesting the terminal to send the terminal identification number
Steps and In response to the transmission request, the terminal identification number is
If it is sent, make it correspond to the first port number
Terminal determined based on the terminal identification number stored and stored
Data corresponding to the port number of the second port.
Storage control means for storing in the data storage means
An exchange system comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6216719A JP2809992B2 (en) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | Exchange equipment maintenance-free system and exchange system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6216719A JP2809992B2 (en) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | Exchange equipment maintenance-free system and exchange system |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4231885A Division JPS61201550A (en) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | Telephone terminal message communication system |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07240793A JPH07240793A (en) | 1995-09-12 |
JP2809992B2 true JP2809992B2 (en) | 1998-10-15 |
Family
ID=16692855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6216719A Expired - Fee Related JP2809992B2 (en) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | Exchange equipment maintenance-free system and exchange system |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5860346A (en) * | 1981-10-06 | 1983-04-09 | Fujitsu Ltd | Controlling system for terminal connection status |
JPS5974793A (en) * | 1982-10-22 | 1984-04-27 | Nec Corp | Variable storing system of telephone set |
JPS59140537A (en) * | 1983-01-31 | 1984-08-11 | Mitsubishi Electric Corp | Device connecting system |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP6216719A patent/JP2809992B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07240793A (en) | 1995-09-12 |
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