JP2809527B2 - 健康促進寝具用の梅の種子の製造方法、およびそれを用いた健康促進用枕 - Google Patents
健康促進寝具用の梅の種子の製造方法、およびそれを用いた健康促進用枕Info
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- JP2809527B2 JP2809527B2 JP12269091A JP12269091A JP2809527B2 JP 2809527 B2 JP2809527 B2 JP 2809527B2 JP 12269091 A JP12269091 A JP 12269091A JP 12269091 A JP12269091 A JP 12269091A JP 2809527 B2 JP2809527 B2 JP 2809527B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、梅の種子を用いた
健康促進寝具に関するものである。
健康促進寝具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】古来より梅の持つ様々な効果が利用され
ている。従来は特に、食用とされることがほとんどであ
った。例えば、梅干しとして利用される場合と、梅ジュ
ース、梅エキス、梅酒等のように飲用される場合とがあ
る。梅干しの場合は、梅肉と種子と一緒に利用される
が、梅ジュース、梅エキス、梅酒等の場合は、梅の種子
はその加工工程で取り除かれている。よって、梅の種子
が多量に余分な廃棄物となっていた。
ている。従来は特に、食用とされることがほとんどであ
った。例えば、梅干しとして利用される場合と、梅ジュ
ース、梅エキス、梅酒等のように飲用される場合とがあ
る。梅干しの場合は、梅肉と種子と一緒に利用される
が、梅ジュース、梅エキス、梅酒等の場合は、梅の種子
はその加工工程で取り除かれている。よって、梅の種子
が多量に余分な廃棄物となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】梅ジュース、梅エキ
ス、梅酒等の場合には、梅の種子はその加工工程で取り
除かれて多量の廃棄物となり、処分に手間と費用を要し
ていた。そこで、本発明は、従来は廃棄されていた梅の
種子には、まだ様々な効用があるので、これを利用する
ことにより、梅の有効利用を図ることを目的としてなさ
れたものである。
ス、梅酒等の場合には、梅の種子はその加工工程で取り
除かれて多量の廃棄物となり、処分に手間と費用を要し
ていた。そこで、本発明は、従来は廃棄されていた梅の
種子には、まだ様々な効用があるので、これを利用する
ことにより、梅の有効利用を図ることを目的としてなさ
れたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる健康促進
寝具用の梅の種子の製造方法においては、先ず梅の実か
ら果肉を取り除いて種子を取り出して洗浄し、次に乾燥
させ、更にこの種子を研磨して角を取り除くようにし
た。霊芝の抽出エキスを含浸させても良い。そして、本
発明の健康促進枕は、上記製造方法によって製造した少
なくとも数個の梅の種子を、通気性の袋に入れて構成す
るという手段を講じた。
寝具用の梅の種子の製造方法においては、先ず梅の実か
ら果肉を取り除いて種子を取り出して洗浄し、次に乾燥
させ、更にこの種子を研磨して角を取り除くようにし
た。霊芝の抽出エキスを含浸させても良い。そして、本
発明の健康促進枕は、上記製造方法によって製造した少
なくとも数個の梅の種子を、通気性の袋に入れて構成す
るという手段を講じた。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明にかかる製造方法により得
られた健康促進寝具用の梅の種子には、アミグダリン、
クエン酸が含まれる。また、この梅の種子に、霊芝の抽
出エキスを含浸させれば、アミグダリン、クエン酸に加
え、蛋白多糖体（グルカン）とが含まれるようになる。
そして、本発明の梅入り健康促進枕によれば、アミグダ
リン、クエン酸、蛋白多糖体（グルカン）が微量ずつ拡
散放出されるので、安眠作用がある。また、前記種子の
内部には空洞があるので、放熱作用が優れている。ま
た、前記種子は、指先の大きさに近い大きさであるの
で、頭部への指圧作用が得られる。
られた健康促進寝具用の梅の種子には、アミグダリン、
クエン酸が含まれる。また、この梅の種子に、霊芝の抽
出エキスを含浸させれば、アミグダリン、クエン酸に加
え、蛋白多糖体（グルカン）とが含まれるようになる。
そして、本発明の梅入り健康促進枕によれば、アミグダ
リン、クエン酸、蛋白多糖体（グルカン）が微量ずつ拡
散放出されるので、安眠作用がある。また、前記種子の
内部には空洞があるので、放熱作用が優れている。ま
た、前記種子は、指先の大きさに近い大きさであるの
で、頭部への指圧作用が得られる。
【０００６】
【実施例】以下に、本発明の梅入り枕を実施例に基づい
て詳説する。図１は、本発明の梅入り健康器具の断面図
である。先ず、ジュース、梅エキス、梅酒等の製造工程
で取り出された梅の種子（核）を、水洗して塩分を除い
た後、乾燥させる。乾燥方法は、天日乾燥でも熱風乾燥
でも良い。次に、乾燥させた種子を、鳥梅霊芝の抽出エ
キスに浸漬させた後、乾燥させる。次に、乾燥させた種
子を、研磨して突起物を削りとって丸みを帯びさせる。
このようにして、丸みを帯びさせた多数の種子１と、ス
ポンジ２とを、１対１の割合で混ぜて、通気性の袋３に
入れる。このようにして、本発明の梅入り枕４を製造す
る。前記種子１には、仁といわれる核１２が入っている
ので、杏仁と同様にアミグダリンが含まれている。この
杏仁は漢方薬として使用されており、梅の仁にも同様の
作用があるといわれている。そして、この種子１は、絶
えず呼吸しているので、この枕１からは、微量のアミグ
ダリンが拡散放出される。
て詳説する。図１は、本発明の梅入り健康器具の断面図
である。先ず、ジュース、梅エキス、梅酒等の製造工程
で取り出された梅の種子（核）を、水洗して塩分を除い
た後、乾燥させる。乾燥方法は、天日乾燥でも熱風乾燥
でも良い。次に、乾燥させた種子を、鳥梅霊芝の抽出エ
キスに浸漬させた後、乾燥させる。次に、乾燥させた種
子を、研磨して突起物を削りとって丸みを帯びさせる。
このようにして、丸みを帯びさせた多数の種子１と、ス
ポンジ２とを、１対１の割合で混ぜて、通気性の袋３に
入れる。このようにして、本発明の梅入り枕４を製造す
る。前記種子１には、仁といわれる核１２が入っている
ので、杏仁と同様にアミグダリンが含まれている。この
杏仁は漢方薬として使用されており、梅の仁にも同様の
作用があるといわれている。そして、この種子１は、絶
えず呼吸しているので、この枕１からは、微量のアミグ
ダリンが拡散放出される。
【０００７】また、前記種子１には、クエン酸も含まれ
ている。古来より酢を飲むと安眠できるといわれている
ように、このクエン酸にも安眠作用がある。このような
作用のあるクエン酸も前記枕１から拡散放出される。
ている。古来より酢を飲むと安眠できるといわれている
ように、このクエン酸にも安眠作用がある。このような
作用のあるクエン酸も前記枕１から拡散放出される。
【０００８】加えて、霊芝エキスに浸漬させて、そのエ
キスを含浸させれば、種子に含浸された蛋白多糖体（グ
ルカン）も、相乗効果で拡散放出されることにより、さ
らなる安眠作用と健康維持の作用が得られる。
キスを含浸させれば、種子に含浸された蛋白多糖体（グ
ルカン）も、相乗効果で拡散放出されることにより、さ
らなる安眠作用と健康維持の作用が得られる。
【０００９】また、梅の種子１は固くて内部が空洞にな
っているので、放熱作用が優れている。よって、枕とし
て使用すると、頭部の熱を放出して頭を冷やす効果が得
られるので、更に優れた安眠効果が得られる。この放熱
の作用というものは、枕には最も要求されることであ
り、本発明の種子は、枕の素材としても最適なものとな
っているのである。また、前記種子１は、指先の大きさ
に近い大きさであるので、頭部への指圧効果も得られ、
スッキリとした目覚めをすることが可能となる。
っているので、放熱作用が優れている。よって、枕とし
て使用すると、頭部の熱を放出して頭を冷やす効果が得
られるので、更に優れた安眠効果が得られる。この放熱
の作用というものは、枕には最も要求されることであ
り、本発明の種子は、枕の素材としても最適なものとな
っているのである。また、前記種子１は、指先の大きさ
に近い大きさであるので、頭部への指圧効果も得られ、
スッキリとした目覚めをすることが可能となる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の健康促進
寝具用の梅の種子の製造方法によれば、アミグダリン、
クエン酸、および蛋白多糖体（グルカン）を拡散放出す
ることのできる種子を製造することができ、健康促進枕
に供することができる。そして、本発明の健康促進枕に
よれば、上記効果を奏する種子を通気性の袋に入れたの
で、使用中においては、微量のアミグダリン、クエン
酸、および蛋白多糖体（グルカン）を拡散放出するの
で、安眠効果が得られ、それによって健康促進の効果が
得られるのである。
寝具用の梅の種子の製造方法によれば、アミグダリン、
クエン酸、および蛋白多糖体（グルカン）を拡散放出す
ることのできる種子を製造することができ、健康促進枕
に供することができる。そして、本発明の健康促進枕に
よれば、上記効果を奏する種子を通気性の袋に入れたの
で、使用中においては、微量のアミグダリン、クエン
酸、および蛋白多糖体（グルカン）を拡散放出するの
で、安眠効果が得られ、それによって健康促進の効果が
得られるのである。
【図１】本発明の健康器具の一部の断面図である。
１ 梅の種子 ２ スポンジ ３ 通気性の袋 ４ 梅入り枕
Claims (4)
- 【請求項１】 梅の実から果肉を取り除いて種子を取り
出し、この種子を洗浄し、乾燥させ、乾燥させた種子を
研磨して角を取り除く工程によって製造することを特徴
とする健康促進寝具用の梅の種子の製造方法。 - 【請求項２】 梅の実から果肉を取り除いて種子を取り
出し、この種子を洗浄し、霊芝の抽出エキスを含浸させ
て、乾燥させ、乾燥させた種子を研磨して角を取り除く
工程によって製造することを特徴とする健康促進寝具用
の梅の種子の製造方法。 - 【請求項３】 健康促進寝具が、枕である請求項１また
は２記載の製造方法。 - 【請求項４】 請求項１または２記載の製造方法によっ
て製造した少なくとも数個の梅の種子を、通気性の袋に
入れて構成したことを特徴とする健康促進枕。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12269091A JP2809527B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 健康促進寝具用の梅の種子の製造方法、およびそれを用いた健康促進用枕 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12269091A JP2809527B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 健康促進寝具用の梅の種子の製造方法、およびそれを用いた健康促進用枕 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04325119A JPH04325119A (ja) | 1992-11-13 |
| JP2809527B2 true JP2809527B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=14842211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12269091A Expired - Lifetime JP2809527B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 健康促進寝具用の梅の種子の製造方法、およびそれを用いた健康促進用枕 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2809527B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100830952B1 (ko) * | 2007-05-14 | 2008-05-20 | 김성언 | 핵과의 씨앗을 이용한 베갯속 제조방법 및 이 제조방법에의해 제조된 베갯속을 이용한 베개 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4346145B2 (ja) * | 1998-03-05 | 2009-10-21 | 株式会社マペペユニット | 枕 |
| KR100974100B1 (ko) * | 2008-01-15 | 2010-08-05 | 김옥례 | 말굽버섯을 이용한 기능성 베개 속 |
| CN105686527A (zh) * | 2015-12-16 | 2016-06-22 | 王再璋 | 一种中茶药枕的配制方法 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP12269091A patent/JP2809527B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100830952B1 (ko) * | 2007-05-14 | 2008-05-20 | 김성언 | 핵과의 씨앗을 이용한 베갯속 제조방법 및 이 제조방법에의해 제조된 베갯속을 이용한 베개 |
| US20120036640A1 (en) * | 2007-05-14 | 2012-02-16 | Sung Eon Kim | Method of manufactring the stuffing of pillow using seeds of drupes and pillow filled with the stuffing manufactured thereby |
| US8276226B2 (en) * | 2007-05-14 | 2012-10-02 | Sung-Eon Kim | Method of manufacturing the stuffing of pillow using seeds of drupes and pillow filled with the stuffing manufactured thereby |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04325119A (ja) | 1992-11-13 |
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