JP2809246B2 - 位置検知システム - Google Patents
位置検知システムInfo
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- JP2809246B2 JP2809246B2 JP4007639A JP763992A JP2809246B2 JP 2809246 B2 JP2809246 B2 JP 2809246B2 JP 4007639 A JP4007639 A JP 4007639A JP 763992 A JP763992 A JP 763992A JP 2809246 B2 JP2809246 B2 JP 2809246B2
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- base stations
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、半径が１００ｍ前後の
サービスエリアに限られる無線基地局が複数公衆網に接
続される無線システムにおいて、マンロケーション等の
ための位置検知システムである。
サービスエリアに限られる無線基地局が複数公衆網に接
続される無線システムにおいて、マンロケーション等の
ための位置検知システムである。
【０００２】
【従来の技術】従来、マンロケーションを行なう位置検
知システムでは、複数の無線基地局を設備し、利用者は
発信機を持ち、その発信機からの電波をいくつかの無線
基地局で受けた後は、その電波で送られて来た内容と受
信したときの電界強度に関する情報とをそれぞれの無線
基地局から有線または無線の専用回線を用いて管理セン
タまで送り、この結果から、利用者がどの無線基地局に
近いか等の情報を得るものであった。
知システムでは、複数の無線基地局を設備し、利用者は
発信機を持ち、その発信機からの電波をいくつかの無線
基地局で受けた後は、その電波で送られて来た内容と受
信したときの電界強度に関する情報とをそれぞれの無線
基地局から有線または無線の専用回線を用いて管理セン
タまで送り、この結果から、利用者がどの無線基地局に
近いか等の情報を得るものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
位置検知システムでは、専用回線そのものの構築が煩雑
であり、無線のネットワークを張る場合にも、専用の交
換システムを使って有線回線を設備するため、高額な設
備費用を必要とする事、かつ、システムが複雑化するた
め保守上の課題もあった。
位置検知システムでは、専用回線そのものの構築が煩雑
であり、無線のネットワークを張る場合にも、専用の交
換システムを使って有線回線を設備するため、高額な設
備費用を必要とする事、かつ、システムが複雑化するた
め保守上の課題もあった。
【０００４】また、いくつかの無線基地局で受けた電波
から得られる情報は、その都度それぞれの無線基地局か
ら管理センタへ送られる事になり、専用回線を無駄に使
う難点があった。
から得られる情報は、その都度それぞれの無線基地局か
ら管理センタへ送られる事になり、専用回線を無駄に使
う難点があった。
【０００５】そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点
に鑑み、マンロケーション等を有効に行う位置検知シス
テムを提供することである。
に鑑み、マンロケーション等を有効に行う位置検知シス
テムを提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電波を
発信するページング用の第１及び第２の無線基地局と、
該第１及び第２の無線基地局と通信可能であり、固有の
端末番号を有する端末とを含むページングシステムを利
用した位置検知システムであって、前記第１及び第２の
無線基地局は位置管理用メモリーをそれぞれ有し、前記
端末は、前記第１及び第２の無線基地局から発信される
電波の第１及び第２の電界強度を測定し、前記第１及び
第２の少なくともいずれか一方の無線基地局に、前記第
１及び第２の電界強度と前記固有の端末番号とを通知
し、前記通知を受けた無線基地局は、前記第１及び第２
の電界強度と前記固有の端末番号とを前記位置管理用メ
モリーに格納すると共に、所定の位置情報伝達要求を受
け、前記第１及び第２の電界強度と前記固有の端末番号
とを管理センタに伝達し、当該端末の位置と各無線基地
局の電界強度との関係から、端末利用者の位置情報とす
ることを特徴とする位置検知システムが得られる。
発信するページング用の第１及び第２の無線基地局と、
該第１及び第２の無線基地局と通信可能であり、固有の
端末番号を有する端末とを含むページングシステムを利
用した位置検知システムであって、前記第１及び第２の
無線基地局は位置管理用メモリーをそれぞれ有し、前記
端末は、前記第１及び第２の無線基地局から発信される
電波の第１及び第２の電界強度を測定し、前記第１及び
第２の少なくともいずれか一方の無線基地局に、前記第
１及び第２の電界強度と前記固有の端末番号とを通知
し、前記通知を受けた無線基地局は、前記第１及び第２
の電界強度と前記固有の端末番号とを前記位置管理用メ
モリーに格納すると共に、所定の位置情報伝達要求を受
け、前記第１及び第２の電界強度と前記固有の端末番号
とを管理センタに伝達し、当該端末の位置と各無線基地
局の電界強度との関係から、端末利用者の位置情報とす
ることを特徴とする位置検知システムが得られる。
【０００７】また、本発明によれば、前記位置検知シス
テムにおいて、前記第１及び第２の無線基地局は、一般
公衆網からなる小ゾーンのサービスエリアに接続されて
なり、前記所定の位置情報伝達要求は、前記小ゾーンよ
りも大きな大ゾーンをカバーする無線送信局から発信さ
れることを特徴とする位置検知システムが得られる。
テムにおいて、前記第１及び第２の無線基地局は、一般
公衆網からなる小ゾーンのサービスエリアに接続されて
なり、前記所定の位置情報伝達要求は、前記小ゾーンよ
りも大きな大ゾーンをカバーする無線送信局から発信さ
れることを特徴とする位置検知システムが得られる。
【０００８】即ち、本発明は、一般の公衆網にそれぞれ
小ゾーンのサービスエリアの複数の無線基地局が接続さ
れ、前記複数の無線基地局と無線で交信する事によって
通信を可能とする端末を有する位置検知システムにおい
て、前記無線基地局に位置管理用メモリーを設け、前記
端末のうち第１の端末においては前記複数の無線基地局
からの電波の電界強度を各基地局単位に測定し、前記各
基地局単位に測定した結果を、前記第１の端末に固有な
番号とともに、いずれかの無線基地局に伝達し、その無
線基地局の位置管理用メモリーに記憶させ、一方、大ゾ
ーンをカバーする無線送信局より前記第１の端末につい
て位置情報伝達要求があったときに、これを前記無線基
地局で受信し、前記無線基地局内の位置管理用メモリー
内に、前記第１の端末に固有な番号とその端末が測定し
た各基地局単位の電界強度に関する情報があれば、これ
ら情報を前記一般の公衆網を通じて管理センタに伝達し
ている。
小ゾーンのサービスエリアの複数の無線基地局が接続さ
れ、前記複数の無線基地局と無線で交信する事によって
通信を可能とする端末を有する位置検知システムにおい
て、前記無線基地局に位置管理用メモリーを設け、前記
端末のうち第１の端末においては前記複数の無線基地局
からの電波の電界強度を各基地局単位に測定し、前記各
基地局単位に測定した結果を、前記第１の端末に固有な
番号とともに、いずれかの無線基地局に伝達し、その無
線基地局の位置管理用メモリーに記憶させ、一方、大ゾ
ーンをカバーする無線送信局より前記第１の端末につい
て位置情報伝達要求があったときに、これを前記無線基
地局で受信し、前記無線基地局内の位置管理用メモリー
内に、前記第１の端末に固有な番号とその端末が測定し
た各基地局単位の電界強度に関する情報があれば、これ
ら情報を前記一般の公衆網を通じて管理センタに伝達し
ている。
【０００９】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１０】図１に示すとおり、一般の公衆網３には、
それぞれ、小ゾーンのサービスエリアの無線基地局４〜
８が接続されている。端末１４は、電波の届く限りそれ
ぞれの無線基地局４〜８と交信可能である。例えば、無
線基地局４，５，６からの電波を受けて（ｘ4 ，ｘ5 ，
ｘ6 ），それぞれの電界強度を測定し、このとき無線基
地局５の電界強度が最も強かったとすると、その無線基
地局５に対して、端末１４に固有な番号とともに測定し
た電界情報を送っている（ｘ14）。この電界強度の測定
および付近の無線基地局への電界情報の送信は、例え
ば、一定の時間をおいて行なわれる事になる。
それぞれ、小ゾーンのサービスエリアの無線基地局４〜
８が接続されている。端末１４は、電波の届く限りそれ
ぞれの無線基地局４〜８と交信可能である。例えば、無
線基地局４，５，６からの電波を受けて（ｘ4 ，ｘ5 ，
ｘ6 ），それぞれの電界強度を測定し、このとき無線基
地局５の電界強度が最も強かったとすると、その無線基
地局５に対して、端末１４に固有な番号とともに測定し
た電界情報を送っている（ｘ14）。この電界強度の測定
および付近の無線基地局への電界情報の送信は、例え
ば、一定の時間をおいて行なわれる事になる。
【００１１】それぞれの無線基地局４〜８には、位置管
理用メモリー９〜１３が内蔵されており、この中に、端
末から送られてきた端末個有の番号と測定した電界情報
とを記憶する。
理用メモリー９〜１３が内蔵されており、この中に、端
末から送られてきた端末個有の番号と測定した電界情報
とを記憶する。
【００１２】管理センタ１５からは、端末１４の利用者
の位置を知りたいときには、端末１４に固有な番号をペ
ージング用無線送信局１へ送り（ｙ1 ）、大ゾーン２を
サービスエリアとするページング用無線送信局１から、
端末１４に固有な番号を呼び出す（ｙ2 ）。
の位置を知りたいときには、端末１４に固有な番号をペ
ージング用無線送信局１へ送り（ｙ1 ）、大ゾーン２を
サービスエリアとするページング用無線送信局１から、
端末１４に固有な番号を呼び出す（ｙ2 ）。
【００１３】各無線基地局４〜８では、端末１４に固有
な番号が自局のメモリー内にあるか否か調べて、もしあ
れば、自局の番号とともにその端末が測定した電界情報
を管理センタ１５へ送る（ｙ3 ）。
な番号が自局のメモリー内にあるか否か調べて、もしあ
れば、自局の番号とともにその端末が測定した電界情報
を管理センタ１５へ送る（ｙ3 ）。
【００１４】管理センタ１５では、端末１４がどの無線
基地局からどれ位の電界を受けているのかが判ると、こ
れをもとに端末１４の利用者の位置を知る事になる。
基地局からどれ位の電界を受けているのかが判ると、こ
れをもとに端末１４の利用者の位置を知る事になる。
【００１５】例えば、各無線基地局４〜６からの電波
（ｘ4 〜ｘ6 ）がいずれも同程度であれば、端末１４の
利用者はそれぞれの無線基地局から同じくらいの距離の
所にいるであろうと推定される。
（ｘ4 〜ｘ6 ）がいずれも同程度であれば、端末１４の
利用者はそれぞれの無線基地局から同じくらいの距離の
所にいるであろうと推定される。
【００１６】
【発明の効果】以上説明した本発明の効果として次の主
な点をあげる事ができる。
な点をあげる事ができる。
【００１７】ネットワークとして一般の公衆網がその
まま使えるために、特別に専用回線を設ける必要がな
い。
まま使えるために、特別に専用回線を設ける必要がな
い。
【００１８】管理センタ側が必要とするときに端末の
位置情報を知る事になり、無駄にネットワークが使われ
ない。
位置情報を知る事になり、無駄にネットワークが使われ
ない。
【００１９】常時は、ある一定周期で端末から各無線
基地局内のメモリーに端末の位置情報を知らせているた
め、たまたま管理センタから呼び出したときに、無線基
地局から電波が届かない不感地帯にいたり、電池が切れ
た状態であっても途中までの経過を管理センタへ知らせ
る事が可能である。
基地局内のメモリーに端末の位置情報を知らせているた
め、たまたま管理センタから呼び出したときに、無線基
地局から電波が届かない不感地帯にいたり、電池が切れ
た状態であっても途中までの経過を管理センタへ知らせ
る事が可能である。
【図１】本発明の位置検知システムの具体的実施例。
１ ページング用無線送信局 ２ ページング用無線送信局のサービスエリア ３ 公衆網 ４〜８ 無線基地局 ９〜１３ 位置管理用メモリー １４ 端末 １５ 管理センタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26,102
Claims (2)
- 【請求項１】 電波を発信するページング用の第１及び
第２の無線基地局と、該第１及び第２の無線基地局と通
信可能であり、固有の端末番号を有する端末とを含むペ
ージングシステムを利用した位置検知システムであっ
て、前記第１及び第２の無線基地局は位置管理用メモリーを
それぞれ有し、 前記端末は、前記第１及び第２の無線基地局から発信さ
れる電波の第１及び第２の電界強度を測定し、前記第１
及び第２の少なくともいずれか一方の無線基地局に、前
記第１及び第２の電界強度と前記固有の端末番号とを通
知し、 前記通知を受けた無線基地局は、前記第１及び第２の電
界強度と前記固有の端末番号とを前記位置管理用メモリ
ーに格納すると共に、所定の位置情報伝達要求を受け、
前記第１及び第２の電界強度と前記固有の端末番号とを
管理センタに伝達し、 当該端末の位置と各無線基地局の電界強度との関係か
ら、端末利用者の位置情報とすることを特徴とする位置
検知システム。 - 【請求項２】 請求項１記載の位置検知システムにおい
て、前記第１及び第２の無線基地局は、一般公衆網から
なる小ゾーンのサービスエリアに接続されてなり、前記
所定の位置情報伝達要求は、前記小ゾーンよりも大きな
大ゾーンをカバーする無線送信局から発信されることを
特徴とする位置検知システム。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4007639A JP2809246B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 位置検知システム |
| DE69321268T DE69321268T2 (de) | 1992-01-20 | 1993-01-20 | Personenlokalisationssystem |
| SG1996003616A SG43096A1 (en) | 1992-01-20 | 1993-01-20 | Person location system |
| EP93100799A EP0556575B1 (en) | 1992-01-20 | 1993-01-20 | Person location system |
| US08/364,428 US5513243A (en) | 1992-01-20 | 1994-12-27 | Person location system |
| HK98110671A HK1010002A1 (en) | 1992-01-20 | 1998-09-17 | Person location system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4007639A JP2809246B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 位置検知システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05199168A JPH05199168A (ja) | 1993-08-06 |
| JP2809246B2 true JP2809246B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=11671402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4007639A Expired - Fee Related JP2809246B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 位置検知システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2809246B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1209566B (it) * | 1984-07-06 | 1989-08-30 | Face Standard Ind | Sistema e procedura per identificare la posizione di un utente radiomobile nell'ambito di una vasta superficie geografica. |
| JPH0693650B2 (ja) * | 1988-08-05 | 1994-11-16 | 日本電信電話株式会社 | 移動体位置検出方法 |
| JPH0642751B2 (ja) * | 1988-09-30 | 1994-06-01 | 日本電気株式会社 | 移動無線通信システム |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP4007639A patent/JP2809246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05199168A (ja) | 1993-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980701 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070731 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080731 Year of fee payment: 10 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |