JP2808014B2 - 焼付硬化性の優れた良加工性冷延鋼板の製造方法 - Google Patents

焼付硬化性の優れた良加工性冷延鋼板の製造方法

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 近年の自動車業界では、車体デザインの多様化によ
り、内・外板等のパネル用鋼板として自由なプレス成形
が可能な鋼板が要求されている。また、とくに外板には
車体軽量化のため板厚の薄手化が進んで、プレス成形後
の形状維持および耐デント性も要求されている。本発明
はこうした要求に応えるため、上記特性が必要とされる
部位に使用して好適な、深絞り性に優れかつ、プレス成
形後の塗装焼付により強度を高める特性、すなわち焼付
硬化性の優れた冷延鋼板の製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 自動車パネル用冷延鋼板は、車体軽量化すなわち省エ
ネルギーの観点から高強度化が進んでいる。こうした動
きの中で、鋼板そのものの強度を上げるばかりでなく、
優れた成形性を兼ね備えたまま、成形時は軟質でありな
がらプレス成形後の塗装焼付により鋼板を高強度化す
る、焼付硬化型の冷延鋼板の開発が進められている。
成形性とともに優れた焼付硬化性を兼ね備えた冷延鋼
板の製造方法としては、これまでに(1)特開昭57−89
437号公報、(2)特開昭57−192225号公報及び(3)
特開昭61−26757号公報記載のものがある。(1)で
は、焼鈍温度が850℃以上と高く、コストアップにつな
がると共にラインスピードの低下による生産性の低下を
招く。また、焼鈍温度が高いため、表面性状及び形状の
劣化、さらに結晶粒の粗大化に起因した肌あれの発生が
懸念される。(2)ではTi,V,Nbの複合添加による炭化
物の析出量増加を招き、硬質化が懸念される。また、実
際にはC量が高いため焼付硬化量が高い反面、AIがせい
ぜい3kgf/mm2と完全には非時効とはいえない。さらにr
値も1.8程度で加工性としても不十分である。(3)で
はS及びNの両方を規制し、焼付硬化性の付与にTiCの
焼鈍中の再固溶を利用したものであるが、いずれもAI≧
2kgf/mm2で時効性が不十分であるとともに、S+N≦0.
005wt%、S≦0.003%としているため製鋼段階でのコス
トアップが問題である。
以上のように、焼付硬化性を付与するための方法はい
くつかあるものの、それにより時効性あるいは成形性に
いくらかの劣化をきたす結果となっており、焼付硬化性
を有する自動車用鋼板を供するには材質としていまだ不
十分であった。
(発明が解決しようとする課題) Ti添加極低炭素鋼ではTiによりC及びNが完全に固定
されてしまうため、本来、焼鈍後の固溶Cはほとんどな
い。そのため深絞り性が優れかつ、完全に非時効なもの
であるがその反面、焼付硬化による鋼板の高強度化は期
待できない。したがって、深絞り性に優れかつ、時効性
にも優れた焼付硬化性を有する冷延鋼板の製造方法を確
立することが、本発明の目的である。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記の実情に鑑み鋭意検討した結果、
Tiを添加した極低炭素鋼を用い、Mn及びSの添加量を調
整することにより、El≧40%、≧1.8、AI≦2kgf/m
m2、BH≧4kgf/mm2の特性を有する焼付硬化性の優れた良
加工性冷延鋼板の製造方法を発明するに至ったものであ
る。
第1図に本発明の確立に至った実験結果を示す。本実
験では、C及びN量を0.002wt%以下とした、Ti量を0.0
4wt%含む鋼にMn及びSを種々の水準添加した鋼を真空
溶解で溶製した。それらの鋼についてAr3点以上の仕上
温度で熱延後600℃で巻取った。続いて酸洗・冷延後、8
50℃で1.5分の焼鈍を行ない、冷却後1%のスキンパス
を施し、引張試験を行なった。すなわち、MnおよびSの
添加量により焼付硬化量が変化することを見出したので
ある。こうした現象が生じる原因については明確ではな
いが、MnとSの添加によりMnS,Ti4C2S2等の析出が関与
し、TiC析出量あるいは固溶限が変化するためと推察さ
れる。つまり、焼鈍後のTiCの再溶解による固溶C量を
変え、低温焼鈍によっても焼付硬化量を自由に変えるこ
とができる。本発明はTi添加極低炭素鋼において、Ti,
C,S,Mnから成る析出物の種類及びその量をコントロール
することにより、深絞り性を確保しながら、Ti添加極低
炭素鋼に焼付硬化性を付与するものである。
(発明の構成) 本発明の要旨とするところは、C:0.005wt%以下、Si:
1.0wt%以下、Mn:0.5〜1.5wt%で(1)式を満たし、P:
0.10wt%以下、S:0.005〜0.015wt%で(1)式を満た
し、Ti:0.02〜0.1wt%、Al:0.01〜0.1wt%、N:0.005wt
%以下、B:0.0001〜0.0030wt%を含み、残部Feおよび不
可避的不純物元素からなる鋼を、連続鋳造にてスラブと
した後、再加熱後あるいは鋳造後直ちにAr3点以上の温
度で仕上圧延を終了し、500℃以上の温度で巻取り、そ
の後通常の方法で冷間圧延を施し、連続焼鈍し、調質圧
延を行うことを特徴とする焼付硬化性の優れた良加工性
冷延鋼板の製造方法。
〔S〕≦0.004・[Mn]+0.007 (1) 以下に、化学成分と熱延、冷延及び焼鈍条件の限定理
由について説明する。
Mn及びSは本発明においてもっとも重要な役割を果た
す元素である。
Mnは、熱延板段階で析出するTiCの析出量あるいは固
溶限を変化させる目的で添加するものである。また、固
溶強化を利用して高強度化するためにも添加されるが、
過度の添加は、鋼の硬質化により第1図にあるようにEl
及び値の劣化が懸念されるため上限を1.5wt%とし
た。また、焼付硬化性を確保するため下限を0.5wt%と
し、Sとともに第1図から導かれる(1)式を満たす斜
線で示した範囲内とする。
Sはその添加量と結合させる元素により形成される硫
化物の析出量及び種類が変わる。本発明ではMnとの組み
合わせにより、焼付硬化量をコントロールすることがで
きる。したがって、本発明では第1図に示したようにMn
との組み合わせにより、(1)式を満たす範囲内とす
る。通常の製鋼工程で下がる範囲を下限とし、一方、過
度の添加は形成される硫化物の量を多くし成形性を阻害
するため、0.005〜0.015wt%とする。
Cも、本発明における焼付硬化性付与に対して重要な
役割を果たす元素である。常温における成形性、すなわ
ち低YP、高El及び高値を確保しかつ、非時効とするに
はその添加量は低い方が良い。そのため、上限を0.005w
t%とし、好ましくは0.003wt%以下がよい。
Siは、鋼を高強度化する場合に、その固溶強化を利用
するために添加するが、その場合でも過度の添加は鋼を
硬質化させ、延性及び深絞り性を劣化させるとともに溶
融亜鉛メッキにおけるメッキ層被膜の密着性及び化成処
理性を劣化させるため、上限を1.0wt%とする。
Pは、Si、Mnに比べ固溶強化能の大きな元素であると
ともに、添加による延性、深絞り性の劣化が少ない元素
であるために、成形性の確保しつつ強度を上昇させるの
に重要な元素である。本発明においても、高強度化を目
的とする場合に添加するが、過度の添加は鋼の硬質化に
つながり、成形性を劣化させるばかりでなく、Pの粒界
への偏析による二次加工性の劣化を招くため、上限を0.
10wt%とする。
Alは、鋼の脱酸のために必要であり、Tiの歩留を向上
させるため、0.01wt%以上必要である。一方、過剰の添
加はコストアップとなるとともに、鋼中に介在物を残す
ことになるため、上限を0.1wt%とする。
TiはC、N及びSを固定し、時効性を確保するために
少なくとも0.02%の添加が必要である。しかし、過剰の
添加は、P添加量の高い場合はTiPの析出により値の
劣化を招くと同時に、固溶Tiが増えることはさらにElも
劣化させるため上限を0.10wt%とする。
Nは、熱延段階までにTiで固定されるため、N単独で
は無害であるが、多量のTiNが形成されると加工性の劣
化を招くため、上限を0.005wt%とし、好ましくは0.003
wt%以下とする。
Bは、二次加工性向上のために添加する。本発明の場
合、極低炭素鋼であるため粒界強度が弱く、また、Pを
添加して鋼の強度を高める場合、Pが粒界に偏析するた
めさらに粒界が脆化し、二次加工性の劣化を招く。この
二次加工性を確保するためにBを添加する。0.0001wt%
未満ではその効果がなく、また過剰の添加は鋼を硬質化
し、加工性が劣化するとともに二次加工性改善効果が飽
和するため、上限を0.0030wt%する。
以上の化学組成を有する鋼は、通常の連続鋳造にてス
ラブとして得られるが、板厚が薄スラブ連鋳法にて製造
されたものでもかまわない。
次に、熱間圧延条件についてであるが、加熱温度は特
に限定するものではないが、コスト及びスラブ段階で形
成されたC及びNを再固溶させないことを考慮し、好ま
しくは1150℃以下の温度で加熱する。その際、下限は、
仕上圧延温度を確保できる温度であれば良い。また、直
送圧延及び薄スラブ連鋳法による場合は、必ずしも加熱
する必要はなく、圧延開始温度を仕上温度が確保される
温度とすれば良い。仕上圧延温度は熱延で形成される集
合組織をランダムとするためにAr3点温度以上であるこ
とが必要である。しかし、操業上好ましい上限として、
1000℃とする。巻取温度は、熱延前及び熱延中に形成さ
れた析出物の凝集粗大化を促進させるために500℃以上
とする。ただし酸洗性を考慮し、上限は800℃とする。
さらに、P添加量が多い場合、TiPが析出すると深絞り
性を劣化させるので、その析出を抑制するため、650℃
以下が好ましい。
冷間圧延は、深絞り性を確保するため、好ましくは圧
下率を60%以下とする。
その後、延性及び深絞り性を確保するため、再結晶や
粒成長を十分に行なわせると同時に、焼付硬化量を確保
するため、TiCを再溶解させる目的で、(再結晶温度+5
0℃)以上860℃未満の温度域で1秒以上保持するヒート
サイクルで連続焼鈍を行う。860℃以上の温度では結晶
粒が粗大化し、肌有れの原因となるため好ましくない。
焼鈍後の冷却速度及び過時効処理については、それらが
材質に及ぼす影響はなく、とくに規定するものではな
い。本発明では、極低炭素鋼であるため過時効処理は必
ずしも必要ではない。
(実施例) 実施例1 C:0.0018wt%、Si:0.005wt%、Mn:0.62wt%、P:0.082
wt%、S:0.0071wt%、Al:0.036wt%、Ti:0.040wt%、B:
0.0010wt%、N:0.0014wt%、残部Fe及び不可避的不純物
からなる鋼を転炉出鋼し、連続鋳造でスラブにした。次
いで、第1表に示すような条件で熱延を行ない、酸洗後
80%の圧下率で冷間圧延を施した後、850℃で1分の連
続焼鈍を行ない、続いて1%の調質圧延を施した。その
後、材質評価としてJIS Z 2201、5号試験片に加工し、
同2241記載の試験方法にしたがって引張試験を行なっ
た。歪時効劣化(AI)については、10%の予歪みを与え
て100℃、60分間の保定を行なったときの処理前後での
降伏点応力の上昇量で、一方、焼付硬化量(BH)につい
ては、2%の予歪みを与えて170℃で2分の保定を行な
ったときの処理前後での降伏点応力の上昇量で表わし
た。
1150℃以下の低温加熱、Ar3点以上の温度で仕上圧延
を終了し、500℃以上の温度で巻取ることにより、No.1,
2,5,6,9及び10のようにEl≧40%、≧2.0、AI≦2kgf/m
m2、BH≧4kgf/mm2の材質が得られる。No.3,7,及び11で
は仕上温度が低いため、混粒により、冷却延・焼鈍後の
El及び値が低い。No.4,8及び12では巻取温度が低いた
め、析出物の凝集粗大化が不十分かつ粒径が小さく、冷
延・焼鈍後のEl及び値が低い。さらにNo.13は加熱温
度が高めのため、スラブ中の析出物の一部が再溶解し、
熱延終了後に微細に分散析出するため粒径が小さく、El
が他の加熱条件のものに比べて低い。一方、No.14は薄
スラブとしたものであり、仕上温度及び巻取温度も本発
明の範囲内であるためEl≧40%、≧2.0、AI≦2kgf/mm
2、BH≧4kgf/mm2の材質が得られる。
実施例2 C:0.026wt%、Si:0.01wt%、Mn:1.04wt%、P:0.009wt
%、S:0.0080wt%、Al:0.036wt%、Ti:0.044wt%、B:0.
0007wt%、N:0.0027wt%、残部Fe及び不可避的不純物か
らなる鋼を転炉出鋼し、連続鋳造によりスラブとした。
次いで本発明の範囲である熱延条件で熱延終了後、酸洗
し80%の圧下率で冷間圧延を施した後、第2表に示すよ
うな種々の温度で保定時間1分の連続焼鈍を行ない、そ
の後1%の調質圧延を行なった。得られた鋼板について
実施例1と同じ方法により、材質評価を行なった。それ
らの結果は同表にあわせて示したように、800℃以上
(エ、オ)の焼鈍温度でEl≧40%、≧1.8、AI≦2kgf/
mm2、BH≧4kgf/mm2で肌荒れの発生しない材質が得られ
た。一方、800℃未満の焼鈍温度ではア、イのように、
再結晶が不十分なため硬質で、El及び値が低く、肌荒
れが生じるとともにTiCの再溶解する最も少なくBHも低
い。また、カのように870℃になると粗大粒が発生し、
肌荒れを生じた。
実施例3 第3表に示した化学成分の鋼を転炉出鋼し、連続鋳造
した後、熱延、冷延及び焼鈍条件は一定として製品を得
た。すなわち、1050℃で加熱し、930℃で仕上圧延を終
了し、600℃で巻取った。酸洗後80%の冷間圧延を施
し、焼鈍は連続焼鈍炉にて、焼鈍温度を850℃とし1分
の保定後、冷却途中350℃で冷却を中止し、その温度で
5分の過時効処理を行なった。その後、1%の調質圧延
をした後、実施例1及び2と同じ方法により材質評価を
行なうとともに、二次加工性及び化成処理性の評価も行
なった。二次加工性については第2図に示すように、試
料を100φに打ち抜き、絞り比2.0で円筒に絞ったカップ
を、−50℃のエタノール中に浸し、テーパーポンチにの
せて荷重を与えて、押し拡げ脆性破壊の有無で判定し、
○:脆性破壊割れなし、×:脆性破壊割れありとした。
また、化成処理性については、通常使われているディッ
プ式のボンデ液を用い、リン酸塩結晶状態と密着性を調
査した。結果については、○:良好、△:問題ない程
度、×:不良で評価した。第4表にまとめて結果を示
す。本発明の範囲にしたがったもの(A〜H鋼)は、El
≧40%、≧1.8、AI≦2kgf/mm2、BH≧4kgf/mm2の材質
が得られる。C及びN含有量の多いI鋼はEl及び値が
低い。J鋼はSi量が高いため化成処理性が悪い。K及び
L鋼はそれぞれMn及びP量が高いため、硬質化しEl及び
値が低い。Mn及びS量が(1)式を満たしていないM
及びN鋼ではBHが低い。P鋼も(1)式を満たしていな
いが、Ti量が低いため固溶C量が多くBHは高いが、AIも
高く時効性が悪い。さらにEl及び値が低い。O鋼はTi
量が高くはずれたため、硬質化してEl及び値が低い。
(発明の効果) 本発明は、自動車の内・外板として使用されるパネル
用鋼板に関し、延性及び深絞り性といった加工性を維持
しながら、成形後の塗装焼付により強度を高めることの
できる焼付硬化性を有する冷延鋼板の製造方法を明らか
にしたものである。
本発明により、プレス成形後の鋼板の高強度化が可能
となり、車体のデザイン多用化への対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はMn添加量の本発明範囲及びMn及びS添加量の本
発明範囲を示す説明図、第2図は本発明で用いた二次加
工性を調査するための試験方法を示す図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C:0.005wt%以下、Si:1.0wt%以下、Mn:0.
    5〜1.5wt%で(1)式を満たし、P:0.10wt%以下、S:0.
    005〜0.015wt%で(1)式を満たし、Ti:0.02〜0.1wt
    %、Al:0.01〜0.1wt%、N:0.005wt%以下、B:0.0001〜
    0.0030wt%を含み、残部Feおよび不可避的不純物元素か
    らなる鋼を、連続鋳造にてスラブとした後、再加熱後あ
    るいは鋳造後直ちにAr3点以上の温度で仕上圧延を終了
    し、500℃以上の温度で巻取り、その後通常の方法で冷
    間圧延を施し、連続焼鈍し、調質圧延を行うことを特徴
    とする焼付硬化性の優れた良加工性冷延鋼板の製造方
    法。 〔S〕≦0.004・[Mn]+0.007 (1)
JP16116289A 1989-06-23 1989-06-23 焼付硬化性の優れた良加工性冷延鋼板の製造方法 Expired - Lifetime JP2808014B2 (ja)

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