JP2804869B2 - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JP2804869B2
JP2804869B2 JP28318392A JP28318392A JP2804869B2 JP 2804869 B2 JP2804869 B2 JP 2804869B2 JP 28318392 A JP28318392 A JP 28318392A JP 28318392 A JP28318392 A JP 28318392A JP 2804869 B2 JP2804869 B2 JP 2804869B2
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孝春 樋口
辰夫 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変電所等のガス絶縁
開閉装置や発電所等の発電主回路開閉装置に用いられる
断路器や接地開閉器のような電路の開閉を行なう開閉装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えばその類似のものが実開昭
58−109130号公報や実公昭63−5387号公
報に示されている接地開閉器の平面図であり、図11は
この正面図である。図において、1は接地された金属容
器からなる各相の外被1であり、この外被1は内部に絶
縁媒体(SF6ガス)が充填されるとともに、通電用の
第1の導体をも兼ねるものである。2は第1相目の外被
1の近傍に設けられ、その出力軸2aが突出して設けら
れている操作装置、3は各相の外被1にその壁部が嵌め
込まれて取り付けられている導電性材料から構成される
機構箱であり、この機構箱3は外被1に電気的に接続さ
れていて、第1の導体の一部をなすものである。
【0003】4は各機構箱3内に回転力を伝える回転
軸、5は操作装置2の出力軸2aの回転力を第1相目の
回転軸4に伝える第1リンク機構であり、この第1リン
ク機構5は、一端が出力軸2aに固定される第1レバー
5aと、一端が回転軸4に固定される第2レバー5b
と、第1および第2レバー5a,5bを同じ角度だけ揺
動させるロッド5cとから構成される。6は第1相目の
回転軸4の回転力を第2、第3相目の回転軸4,4に伝
える第2リンク機構であり、この第2リンク機構6は、
一端が回転軸4に固定されるレバー6aと各レバー6a
を同一量だけ揺動させる連結ロット6b,6cから構成
されている。
【0004】図12は各相における機構箱3と外被1の
内部構造の詳細を示す断面図であり、図において、7は
外被1内に同芯状に配設される通電用の第2の導体とし
ての円筒導体、8はこの円筒導体7に取り付けられた第
2の導体の一部をなす導電性の固定接触子であり、この
固定接触子8は切れ目を有した円筒の内部に複数の接触
突部8aを有した形状となっている。9はその一端部側
が機構箱3内に配設されるとともに、その他端部側が外
被1内に配設され、その軸方向に移動して前記固定接触
子8内に嵌脱し、円筒導体7に接離する導電性の可動接
触子、10は機構箱3内に配設され、その一端部が可動
接触子9に連結されるとともに、他端部が機構箱3内面
に連結される可撓性を有した接続導体である。
【0005】11は機構箱3内に配設されたスコットラ
ッセル機構であり、このスコットラッセル機構11は機
構箱3内に固定された上下溝11aー1を有するガイド
11aと、一端部が可動接触子9に枢支され、他端部が
ピン11bー1を介してガイド11aの上下溝11aー
1に係合するリンク11bと、その一端部がリンク11
bの中間部に枢支され、その他端部が回転軸4に固定さ
れた入力レバー11cとから構成され、回転軸4の回転
によって揺動する入力レバー11cの動きによって、リ
ンク11bのピン11bー1がガイド11aの溝11a
ー1中を移動しつつリンク11bがピン11bー1を中
心に回動して、可動接触子9をその軸方向に移動させる
ものである。12は可動接触子9が貫通する機構箱3の
壁部3aに取り付けられ、可動接触子9を摺動させて支
持するテフロン製のリング状スリーブである。
【0006】つぎにこの接地開閉器の動作を説明する。
操作装置2の回転駆動力は出力軸2aから第1リンク機
構5および第2リンク機構6を介して各相の回転軸4に
伝達され、この回転軸4を所定角度だけ、例えば図12
中矢印方向に回動させる。このことによりスコットラッ
セル機構11が作動し、可動接触子9を矢印で示される
その軸方向へ移動させて、これを固定接触子8から一定
距離離間させる。したがって、この状態で円筒導体7と
外被1との電気的接続は解除され、各相の円筒導体7側
の接地は解除される。また、操作装置2により回転軸4
を上記と逆方向へ所定角度だけ回動させると、可動接触
子9は固定接触子8側へ移動し、その先端部が固定接触
子8の接触突部8a間に挿入され、可動接触子9は円筒
導体7に電気的に接続されて、この円筒導体7は接地さ
れる。
【0007】ここで、可動接触子9が固定接触子8に電
気的に接続される場合、可動接触子9の固定接触子8の
接触突部8a間への挿入により、固定接触子8の先端部
が所定量撓んで、その時の弾性力によって可動接触子9
が固定接触子8により加圧され、両者の安定した電気的
接続が得られるようになっている。そして、通電性能上
固定接触子8には所定の肉厚が要求されるため、上記の
ように外方への一定の撓み量が要求される場合、材料の
強度上固定接触子8には所定の長さYが要求される。ま
た、可動接触子9が機構箱3内に最も引き込まれた場合
のその先端部と固定接触子8の先端部間には、この接地
開閉器の耐電圧仕様に応じた絶縁距離Xが要求される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の接地開閉器は以
上のように構成されているので、外被1の内面と円筒導
体7の外面との間の距離を、少なくとも絶縁距離Xに固
定接触子8の長さYを加えた長さだけとる必要が生じ、
外被1の大型化を招くという課題があった。また、外被
1の内面と円筒導体7の外面との間の距離を絶縁距離X
近傍に抑えるため、固定接触子8を図12の鎖線で示さ
れるように、円筒導体7内に設けると、可動接触子9が
長くなり、その移動距離が大きくなって機構箱3の大型
化を招くという課題があった。さらに、従来の接地開閉
器では接続導体10を機構箱3内に配置する必要があ
り、かつ可動接触子9の移動に伴なうこの接続導体10
の変形を考慮する必要があるため、その分機構箱3が大
型化してしまうという課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、可動接触子が外被内に配設される
導体に接離して電路の開閉を行なう場合に、装置の小型
化を図ることができる開閉装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る開閉装置
は、通電用の第1の導体に接続される可動接触子がその
軸方向に移動して、外被内に配設される通電用の第2の
導体に接離し、第1および第2の導体間の電路を開閉す
る開閉装置において、第1の導体に、可動接触子が常時
挿通し、その内面にリング状凹溝を有する第1の挿通孔
を形成し、かつ第2の導体に、可動接触子が第2の導体
側に最大限移動した場合にその先端部が挿通し、その内
面にリング状凹溝を有する第2の挿通孔を形成するとと
もに、第1および第2の挿通孔の前記凹溝内に、その外
面に複数の弾性突部が形成された導電性の帯状バネ板を
筒状に変形して構成されるバネ接触子を、第1および第
2の挿通孔内を移動する可動接触子を弾性突部に加圧摺
動させる状態で装着しているものである。
【0011】
【作用】この発明においては、第1および第2の挿通孔
のリング状凹溝内には導電性の帯状バネ板を筒状に変形
したバネ接触子が装着され、このバネ接触子の複数の弾
性突部に第1および第2の挿通孔中を移動する可動接触
子を加圧状態で摺動させているため、このバネ接触子を
介して、第1の挿通孔が形成された第1の導体と可動接
触子とが電気的に接続されるとともに、第2の挿通孔が
形成された第2の導体と可動接触子も電気的に接続され
る。この場合、可動接触子は第1挿通孔には常時挿通し
ているため、第1の導体と可動接触子とは常時電気的に
接続されるが、第2挿通孔にはこの可動接触子が第2の
導体側に最大に移動した場合にのみその先端部が挿通す
るため、この場合にのみ第2の導体と可動接触子とは電
気的に接続される。
【0012】したがって、可動接触子の先端部が第2の
導体の第2の挿通孔内に挿入されれば、第1の導体と第
2の導体間の電路は閉じられ、可動接触子が第2の導体
と一定の絶縁距離を有するように離間すれば、第1の導
体と第2の導体間の電路は開かれる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.この実施例1はこの発明の一実施例である接
地開閉器に関するものであり、以下図1乃至図8を参照
しつつ説明する。図1は機構箱と外被の内部構造を示す
断面図、図2は図1のIIーII線に沿った断面図、図
3はバネ接触子の平面図、図4は図3のIVーIVの矢
視図、図5は帯状バネ板が円筒形に変形されてバネ接触
子が形成された状態を示す正面図である。なお、図10
乃至図12で示される従来の接地開閉器と同一または相
当部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0014】図において、20はその内面にリング状凹
溝20aを有し、機構箱3の壁部3aに形成された第1
の挿通孔としての挿通孔、21はその内面に凹溝20a
と同サイズのリング状凹溝21aを有し、円筒導体7の
壁部7aに形成された第2の挿通孔としての挿通孔、2
2は挿通孔20には常時挿通するが、挿通孔21には円
筒導体7側へ最大に移動した場合にのみその先端部が挿
通する可動接触子であり、この可動接触子22はその一
端部がスコットラッセル機構11のリンク11bに枢支
され、挿通孔20を介して機構箱3内と外被1内間をそ
の軸方向に移動可能となっている。
【0015】23は表面側に複数の弾性突部23aが形
成され、裏面側に上下位置に複数の突起部23bが形成
された導電性の帯状バネ板である。なお、これらの弾性
突部23aはバネ板から一端部側を残して打ち抜かれた
切片をバネ板から外方に突き出すように曲げ、その先端
部をさらに「く」の字形に曲げたもので、一端部側を中
心に平板に戻るよう容易に弾性変形するものである。2
4は帯状バネ板23をその弾性突部23aを内側にして
所定径の円筒状に弾性変形させて構成されるバネ接触子
であり、このバネ接触子24はその一対のものが挿通孔
20,21の凹溝20a,21a内に加圧装着されると
ともに、その弾性突部23aが挿通孔20,21内を移
動する可動接触子22と加圧状態で接触し、この可動接
触子22を摺動させるものである。
【0016】つぎにこの接地開閉器の動作を説明する。
機構箱3の壁部3aに形成された挿通孔20の凹溝20
a内にバネ接触子24が平面に戻るように加圧装着され
ているため、その複数の突起部23bは機構箱3の壁部
3aに加圧された状態となり、機構箱3とバネ接触子2
4とは電気的に充分に接続されるとともに、バネ接触子
24の複数の弾性突部23aは常時挿通孔20内を移動
する可動接触子22を加圧しつつ摺動させるため、バネ
接触子24と可動接触子22とは常時電気的に充分に接
続された状態となる。したがって、可動接触子22と機
構箱3とは電気的に充分に接続される。また、円筒導体
7の壁部7aに形成された挿通孔21の凹溝21a内に
も、バネ接触子24が加圧装着されているため、その複
数の突起部23bと円筒導体7とは加圧接触し、円筒導
体7とバネ接触子24とは電気的に充分に接続された状
態となっている。
【0017】上記の状態で、操作装置2の回転駆動力が
出力回転軸2aから第1リンク機構5および第2リンク
機構6を介して各相の回転軸4に伝達され、この回転軸
4を所定角度だけ図1中の矢印方向に回動させると、可
動接触子22はスコットラッセル機構11を介して、挿
通孔20のバネ接触子24と摺動しつつ図1中左方へ移
動し、その先端部が円筒導体7の挿通孔21から絶縁距
離Xだけ移動する。したがって、この状態で円筒導体7
と機構箱3を介した外被1との電気的接続は解除され、
各相の円筒導体7側の接地は解除される。また、操作装
置2により回転軸4を上記と逆方向へ所定角度だけ回動
させると、可動接触子22は円筒導体7側へ移動し、そ
の先端部がバネ接触子24の弾性突部23aを押し開い
て挿通孔21内に挿入される。そして、可動接触子22
はバネ接触子24の複数の弾性突部23aに加圧されつ
つこれに摺動し、可動接触子22とバネ接触子24とが
電気的に充分に接続され、各相の円筒導体7は外被1と
接続されて接地される。
【0018】以上のように第1の導体である機構箱3
に、可動接触子22が常時挿通し、その内面に凹溝20
aを有する挿通孔20を形成し、この挿通孔20の凹溝
20a内に複数の弾性突部23aが形成された帯状バネ
板23を筒状に変形した小型のバネ接触子24を装着し
て、このバネ接触子24を介して可動接触子22と機構
箱3とを電気的に接続するようにしているため、従来の
ように可動接触子22に可撓性を有した接続導体10を
接続する必要がなくなり、機構箱3内の構造が単純化さ
れ、その小型化を図ることができる。
【0019】また、第2の導体である円筒導体7の壁部
7aの所定位置に、可動接触子22が挿通し、その内面
に溝21aを有する挿通孔21を形成し、この挿通孔2
1の凹溝21a内に同様な小型のバネ接触子24を装着
して、このバネ接触子24を介して可動接触子22と円
筒導体7とを電気的に接続するようにしているため、可
動接触子22が円筒導体7にこの円筒導体7がある位置
で接離することができ、従来のように一定長さYを有す
る固定接触子8が不要となり、円筒導体7と外被1との
間の距離を絶縁距離Xに近ずけることができて、外被1
の小型化を図ることができる。また、この場合、可動接
触子22を長くする必要もないため、機構箱3が大型化
することもない。
【0020】なお、図6は機構箱3の壁部3aの挿通孔
20内面にバネ接触子24に並んでスリーブ12を取り
付けた場合を示しており、この場合可動接触子22の重
量をこのスリーブ12にも負担させることができるた
め、凹溝20a内のバネ接触子24の負担が軽減され、
可動接触子22の摺動によるバネ接触子24の摩耗の軽
減を図ることができるとともに、可動接触子22の動き
も滑らかとなる。
【0021】また、図7は他の帯状バネ板の平面図、図
8は図7のVIIIーVIII線に沿った断面図であ
り、図において、25はバネ板をほぼ図7で示されるよ
うな形に打ち抜いた後、その中央部を斜状に曲げて複数
の弾性突部25aを形成した帯状バネ板を示している。
この場合もこの帯状バネ板25を円筒状に変形させてバ
ネ接触子を形成し、これを機構箱3の挿通孔20の凹溝
20aや円筒導体7の挿通孔21の凹溝21a内に装着
すれば弾性突部25aが機構箱3の壁部3aや円筒導体
7の壁部7aおよび可動接触子22に加圧接触して、帯
状バネ板23の場合と同様の効果を得ることができる。
【0022】実施例2.図9はこの発明の他の実施例で
ある断路器の断面図である。図において、31は通電用
の第1の導体としての第1中空導体、32は第1中空導
体31と直交して配設される通電用の第2の導体として
の第2中空導体、33は第2中空導体32と同方向を向
くよう第1中空導体31に取り付けられた第1の導体の
一部をなす第3中空導体、34は第3中空導体33の第
2中空導体32寄りの端部に形成され、その内面にリン
グ状凹溝34aを有する第1の挿通孔としての挿通孔、
35は第2中空導体32の第3中空導体33寄りの端部
に形成され、その内面にリング状凹溝35aを有する第
2の挿通孔としての挿通孔である。なお、2つの挿通孔
34,35は凹溝34a,35aを含めてそのサイズは
同一となっている。36は挿通孔34内に常時挿通し、
第2中空導体32側に向かってその軸方向に最大限移動
した場合にその先端部が挿通孔35に挿通する導電性の
可動接触子である。
【0023】37は挿通孔34,35の凹溝34a,3
5a内に装着される図5で示されるものと同様なバネ接
触子であり、複数の弾性突部を有する導電性の帯状バネ
板を所定径の円筒状に弾性変形させて構成されるもの
で、その弾性突部が挿通孔34,35内を移動する可動
接触子36と加圧状態で接触し、この可動接触子36を
摺動させるものである。38はその一端部が可動接触子
36の端部に連結される絶縁操作ロッド、39はガイド
39a、リンク39b、レバー39cから構成されるス
コットラッセル機構であり、リンク39bの一端が絶縁
操作ロッド38の端部に枢支され、可動接触子36をそ
の軸方向へ移動させる機能を有している。40は第1、
第2、第3中空導体31,32,33等を収納し、内部
に絶縁媒体(SF6ガス)が充填されている接地された
金属容器からなる外被、41は外被40と一体となった
機構箱、42はスコットラッセル機構39のレバー39
cの一端に取り付けられた回転軸である。
【0024】つぎにこの断路器の動作を説明する。回転
軸42を矢印方向へ所定角度だけ回動させると、スコッ
トラッセル機構39および絶縁操作ロッド38を介し
て、可動接触子36はその軸方向下方に挿通孔34のバ
ネ接触子37と摺動しつつ移動し、その先端部が第2中
空導体32の挿通孔35から絶縁距離X1だけ離間す
る。したがって、この状態で第2中空導体32と第3中
空導体33を介した第1中空導体31との電気的接続は
解除され、第1中空導体31と第2中空導体32間の電
路は開かれる。また、回転軸42を上記と逆方向に所定
角度だけ回動させると、可動接触子36は第2中空導体
32側へ移動し、その先端部がバネ接触子34の弾性突
部を押し開いて挿通孔35内に挿入される。したがっ
て、この状態で第1中空導体31と第2中空導体32と
は電気的に接続され、第1中空導体31と第2中空導体
32間の電路は閉じられる。なお、上記は単相の場合に
付いて説明したが、第1リンク機構5や第2リンク機構
6を設け、3相の電気回路を開閉するようにしてもよ
い。
【0025】以上のようにこの実施例2においても実施
例1と同様に、第3中空導体33の挿通孔34にバネ接
触子37を取り付けているため、接続導体10が不要と
なり第3中空導体33等の小型化を図ることができると
ともに、第2中空導体32の挿通孔35にバネ接触子3
7を取り付けているため、従来のように一定長さをYを
有する固定接触子8が不要となり、第2中空導体32と
第3中空導体33間の距離を絶縁距離X1に近ずけるこ
とができ、外被40の小型化を図ることができる。
【0026】なお、上記実施例1および実施例2ではS
6ガスを用いたガス絶縁の開閉装置(接地開閉器や断
路器)について説明したが、空気絶縁の同様な開閉装置
であっても同様の効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにこの発明
によれば、通電用の第1の導体に接続される可動接触子
がその軸方向に移動して、外被内に配設される通電用の
第2の導体に接離し、第1および第2の導体間の電路を
開閉する開閉装置において、第1の導体に、可動接触子
が常時挿通し、その内面にリング状凹溝を有する第1の
挿通孔を形成し、かつ第2の導体に、可動接触子が第2
の導体側に最大限移動した場合にその先端部が挿通し、
その内面にリング状凹溝を有する第2の挿通孔を形成す
るとともに、第1および第2の挿通孔の前記凹溝内に、
その外面に複数の弾性突部が形成された導電性の帯状バ
ネ板を筒状に変形して構成されるバネ接触子を、第1お
よび第2の挿通孔内を移動する可動接触子を弾性突部に
加圧摺動させる状態で装着しているので、従来のような
固定接触子や接続導体が不要となり、装置の小型化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る接地開閉器の機構箱
および外被の内部構造を示す断面図である。
【図2】図1のIIーII線に沿った断面図である。
【図3】帯状バネ板の正面図である。
【図4】図3のIVーIVの矢視図である。
【図5】帯状バネ板を円筒状に変形させたバネ接触子の
正面図である。
【図6】機構箱の挿通孔にスリーブを取り付けた場合の
機構箱および外被の内部構造を示す断面図である。
【図7】別の帯状バネ板の正面図である。
【図8】図7のVIIIーVIII線に沿った断面図で
ある。
【図9】この発明の実施例2に係る断路器の断面図であ
る。
【図10】従来の接地開閉器の平面図である。
【図11】従来の接地開閉器の正面図である。
【図12】従来の接地開閉器の機構箱および外被の内部
構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外被(第1の導体) 3 機構箱(第1の導体) 7 円筒導体(第2の導体) 20 挿通孔(第1の挿通孔) 20a 凹溝 21 挿通孔(第2の挿通孔) 21a 凹溝 22 可動接触子 23 帯状バネ板 23a 弾性突部 24 バネ接触子 31 第1中空導体(第1の導体) 32 第2中空導体(第2の導体) 33 第3中空導体(第1の導体) 34 挿通孔(第1の挿通孔) 34a 凹溝 35 挿通孔(第2の挿通孔) 35a 凹溝 36 可動接触子 37 バネ接触子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 31/32 H01H 1/38 H01H 31/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電用の第1の導体に接続される可動接
    触子がその軸方向に移動して、外被内に配設される通電
    用の第2の導体に接離し、第1および第2の導体間の電
    路を開閉する開閉装置において、前記第1の導体に、前
    記可動接触子が常時挿通し、その内面にリング状凹溝を
    有する第1の挿通孔を形成し、かつ前記第2の導体に、
    前記可動接触子が第2の導体側に最大限移動した場合に
    その先端部が挿通し、その内面にリング状凹溝を有する
    第2の挿通孔を形成するとともに、前記第1および第2
    の挿通孔の前記凹溝内に、その外面に複数の弾性突部が
    形成された導電性の帯状バネ板を筒状に変形して構成さ
    れるバネ接触子を、前記第1および第2の挿通孔内を移
    動する前記可動接触子を前記弾性突部に加圧摺動させる
    状態で装着していることを特徴とする開閉装置。
JP28318392A 1992-10-21 1992-10-21 開閉装置 Expired - Fee Related JP2804869B2 (ja)

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